メロ


2009年05月22日(金) 阿呆記

おドンペリピンク飲んで高い寿司食べてさらにもういっぽんづつピンクと白飲んで、きれいに全部吐いた。ここ数年でいちばん高額なゲロだと思った。

おみやげちらし持ってタクシーで夜中に帰って床で寝てたら、頭の下にクッションが差し込んであって、まくらもとにお水がおそなえしてあった。

酔いつぶれ地蔵という言葉が脳裏に浮かんだ。


2009年05月21日(木) きげんよし

本日は恵比寿の友人宅へ集合。子犬を飼い始めたというので見に行ってきた。ショコラ色のミニチュアダックスの男の子。ギャーというくらい可愛かった。

子供・動物といった小さきもの全般にたいして、基本おっかなびっくりで有名なわたくしですが、じょじょに慣れてきて、なでたり話しかけたりしてたら「メロが小動物に慣れ始めてる・・・これがドッグセラピーか・・・」といわれた。たしかにワンコをなでてるときってとっても無心になれるのだね。なるほどねーと思った。

遊びつかれて昼寝する子犬を肴にワインとシャンパンを飲んで午後をだらだら過ごした。暇な大人ってなんて楽しいんだろうと思った。

今の友人たちがほんとに大好きだなあと思った。品があってやさしくて、陽気でのんべえで、気取ってなくて。彼女たちに出会えて、あの学校行ってよかったなって、30過ぎても思えるっていうのは幸せなことだ。

夜は仕事がらみの会食。泣く姿がかわいいので泣かせたくなるといわれた。私生活で言われたらほんじゃあ泣かせてもらおうかニヤリとなるのだけど、仕事で泣くって・・・未払いとか・・・納期前日の仕様変更とか・・・?それはすごくいや・・・。


2009年05月19日(火) 物欲あれこれ

またしてもカキモトアームズへ。カットとトリートメントとストレートパーマ。今月の美容院代、7万円て。ホステスかという。

自転車を買い替えようとおもっていろいろ見てるんだけど、時期的に今年のモデルが出揃って売れ切って、来年のモデルの発表目前、というタイミングなだけにほしいモデルの店頭在庫がなかなかみつからない。コルナゴかビアンキのクロスバイクがほしいんだけど。今日、美容院にいったついでに六本木の専門店で客注かけてはきたものの、果たしてほんとに手に入るのかなあ。

お料理ブームで、毎日キッチンにたつのが楽しい。今日は、カオマンガイというタイの鶏料理と、にんにくの芽と豆もやしの中華スープを。ジャスミンライスを炊く香りで幸せな気持ちになった。
いまほしいのはIH対応のタジン鍋。ルクルーゼかストーブにしかIH対応のものがないんだけど、どちらもかさばる上に高い。うーむ。

金が出て行く一方だぜ!不況おそろしいぜ!


2009年05月10日(日) たのしいしゅうまつ

友人からの電話で午前起床。ピクニックするけど来る?というので、近くなら行くと言ったところ、場所を六本木にしてくれたので行くことに。

近所に住む別の友人とちょっと会って、遠方で仕事の彼を東京駅まで送ってからミッドタウンへ。すごい二日酔いだったので、あえて車で移動して酒を飲まない作戦。週末は議事堂周辺から六本木までずっとがらがらで運転してて気持ちがよかった。

ミッドタウンの芝生にねっころがって与太話。女ばっかり、気軽なかっこうで。夕方までだらだら過ごして、みんなは近くの誰かの店に飲みに、わたしは地下のスーパーで晩ご飯の買い物をして帰った。

結局晩ご飯を作るのはやめて、目黒のホルモン焼き屋へ。おなかいっぱいで帰宅。溜まってた本を読みながらソファでうとうとする。

ひさしぶりの完璧な週末だった。夏の匂いがほんのりしていて、会う人たちがみんな機嫌が良くて。わたしは夏が近くなってくると必ず「食えるぶんだけあればいいや」となって、勤労意欲がガタ落ちするので今日も例に漏れず「こんなストレスの多い仕事はやめて、もっとのんびりやろうかなあ」と思ったりした。


2009年05月06日(水) 連休最終日

これからまつ毛サロン。麻布十番なのでチャリで行こーっとと思ってたら雨なのでタクシーで行くしかなくなってしまい、時間が半端にあいたので日記を書くのだ。

夫さんがおもしろいことを言い出した。
人生の記念に、スタジオとエンジニアを押さえて嫁の歌をCDにすると。
すごい音痴なので、ムリだよー恥ずかしいよーといったところ、声さえ出てればどうにでもエディットできる。とのこと。夫のまわりのスタッフの皆さんの技術は超一流なのでそこには疑いないし、結婚も8年目だというのにそんなふうに親バカの嫁バージョンみたいなことをしてくれるのはとても嬉しいんだけど・・・・

なんかアメックスのCMみたいだ。
と思ったことは内緒でございます。

でも実現したらおもしろいな。そしたら自分でジャケと盤面をデザインしたいなー。クリエイター夫婦ってこういうことができるから楽しいね。
来世も何かを作る仕事につきたいなあとつくづく思う。


2009年05月05日(火) 日常

あのころは異常だったとしみじみ振り返ることのできる日が来るのだろうか。

---

7年ぶりに髪の毛染めた。染めてんだか染めてないんだかわかんないくらいの色がよくて、超微妙な色のハイライトを細かくいれてもらった。ひさしぶりに六本木のカキモトアームズで。丁寧で腕が良い。近いし今後はカキモトにしようと決めた。

ここんとこずっと青山のSHIMAだったんだけど、担当が切った後にほめことばを強要するのがちょっとしんどかった。「ね、超かわいいでしょ?」って。といわれても、髪型はともかくそこにあるのは自分の顔なのでなあ・・・。

---

Oisixで食材を頼んでみたら野菜も卵もミルクもお肉もほんとにおいしくて、自炊の頻度が爆発的に向上。スーパーに行かなくて済むのもうれしい。うまいうまいと野菜ばっかり食べてたら3キロ減。やったね。Oisix、ちょっと高いけどその分の価値はあるとおもった。

---

と、生活はたんたんと流れていくがベースラインが異常。

清志郎死去にともない10代のころをやたら思い出す数日だけど、当時思い描いた30代と今がだいぶちがう。

10代のころ、思い描いてた十数年後の自分ていったら・・・

・地方の農家の次男で、(なぜ農家
・都内のメーカーに勤務する(なぜメーカー
・ちょっと年上の人と結婚して(ちょっとどころじゃなかった
・子供がふたりくらいいて(いないいない
・狭いながらもたのしい我が家(これはまあ当たりか

という、とてもティピカルな主婦像を思い描いていた。10代のいまは荒んでいるけど最終的には多数派に落ち着くぞ、という変な自信とでもいうべきか。

あにはからんや若い頃よりも今のほうがよっぽどいかれている。
狂気は無言のうちにあるなと最近は思う。


2009年05月03日(日) Rest in peace.

悲しい。

10代なかばのある時期、毎日RCを聴いてた。いまでも「ラプソディー」や「雨上がりの夜空に」を聴くと、そのころイヤホンを耳にさしてふてくされて歩いた夕暮れの路地が目に浮かぶ。

忌野清志郎には大人の諧謔を教わった。かっこいい悪ふざけを教わった。

親の世代の言ってることがまったく理解できずにねじけていた時期に、こんな大人もいるんだと胸をなでおろした。

ありがとう。さようなら。


メロ |MAIL