昨日からの台風15号・浜松直撃は、それはそれはエラいもんでした

この近所の被害状況は、
庭の大木が倒れた家や、簡易車庫が吹っ飛んだり、小屋のトタン屋根がはがれて飛んだり
電柱に付いてる看板なんかは軒並みひん曲がり、瓦が飛んだところも結構あったらしい
木の枝が飛んできて車のガラスが割れたり、車の屋根が押しつぶされたりなんてのもありました
ほんとに怖かった(T▽T)


みんな口をそろえて言ってます　「こんなのは初めてだに」

お義母さんも、「あー雨戸なんて閉めなくてだいじょぶだに」って言ってたんだけど、
上陸が近くなると、風の音がゴーーーから、バーーン！バーーン！と叩きつけるようになっていて、
絶対なんか飛んでくると思って　慌てて締めました
まぁでもうちの被害は、雨どいが折れて吹っ飛んだり、表札が飛んでったり位で良かったです
停電には参ったけど



停電は台風がほぼ通りすぎてから起こりました
日中だったので、TVとエアコンが消えるくらいで、最初はあまり気にしなかったんだけど
1時間経っても　2時間経っても復旧せず、
ようやく「・・・これは冷蔵庫とかお風呂とかやばいかも」なんて気がついてきた
明るいうちになにかと準備しなきゃ
お義母さんはのんきにカイトくんとお散歩してます


車から懐中電灯を集め、クーラーボックスに冷凍食品と保冷剤を詰め込み、
余った保冷剤は冷蔵庫に押し込み、
ちょろちょろしか出ない水道の水をためてヤカンで湯沸し
帰ってきたお義母さんに、「今のうちカイトくんお風呂に入れちゃいましょう！」


「そんなー大げさだに、すぐ復旧するら」なんて言ってますが、すでに日も落ちて、あと30分もすれば真っ暗です
もう猶予はない
大急ぎでタライ風呂の準備です
不思議そうな顔したカイトさんをタライでごしごし



「ロウソクあるにー」と出してきたものは、長さ１ｍ以上はある、ぶっとい巨大ロウソク1本！
どこの大仏様に供えるんじゃい、というシロモノです
「昔、ロウソク職人の友達がいて・・」なんて、昭和54年の新聞にくるんでありました
1ドル247円とか書いてあります　第2次オイルショックの頃かしら
巨大ロウソクは粉ミルクの空き缶に立て、台所の常夜灯として大活躍
今までいかに停電がなかったかが良く分かる


車から探しだした、夜釣り用のLEDライトはお義母さんの頭にかぶせ、（すんごいのあるのね、と驚かれたが）
暗闇の中、冷凍の離乳食を湯せんで溶かし、私たちは冷凍うどんを作って食べました
家の外からは、車のヘッドライトを上向きにして窓に向かって当てれば、寝かしつけるのに丁度よい程度の明るさ
こんなのは隣近所の家が離れてるから出来る技だね
結局電気が復旧したのは、明け方の3時近くなってからのことでした


ホントは同じ市内の親戚の家に泊めてもらおうかとも思ったけど
まぁ自分たちだけでもどーにかなるものね
なんかちょびっとサバイバルに自信が付きました
夜中に一斉にTVやらエアコンやらがばあああっとついたのには焦ったけど
ワタシ以外は眠りこけてくれていたので



この家古いからねー　　　建て替えなんか出来るといいよねえ
なーんて　部外者のようなヨメが言うようなことでもないけどさ
固定資産税なんか年間数千円だし、こうなったら未来永劫手放すこともなさそうなので　　と
そんなことも考えちゃったりした台風一過でした

今日で息子カイトさんは10ヶ月になりました！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆
元気にすくすく育って感謝感謝

5秒くらいなら、両手離して立っていられるようになったんだよ！
あの大難産からたった10ヶ月で、、早いもんだねぇ
近所のおばさんに、「かいくん、まめったくなったやあ」と言われました
どうやら元気いっぱい動き回る、という意味らしいです


毎日いっぱい遊んで、いっぱいだっこして、
いっぱい食べて、いっぱいうんこ
かわいいかわいい
元気に丈夫に大きくなーれ

はぁぁぁぁああ、、なんと時間のない
目が離せません(￣д￣;)

そうだな、例えるなら一日中天ぷら揚げてる気分
眠ってくれると、ふえーーーー と力が抜けます


日に日に行動が素早くなってきて、
ドアがちょっとでも開いていれば、逃げ出そうとまっしぐら
段差があれば少しでも高いところによじ登る
一分と同じ遊びが出来ないから、めまぐるしくいろんなことを取っ替え引っ換え
油断も隙もあったもんじゃありません



そんでまたこっちは、同じ家事でもやたら手間がかかるんだよね

洗濯物干すんでも、いちいち外に出て、庭に行って竿立てなきゃならないし
落ち葉は一日二回は掃かないとすごいことになるし
朝は雨戸をあけて、夕方は閉めに行って
草はひたすらボーボー生えるし
毎日のように回覧板がくるし
野菜はどんどんもらうから、毎日煮物作らなきゃならないし
朝と夕方はそれぞれ小一時間散歩に行くし


ま、やってることは非常にスローライフなわけだけど
めまぐるしく動き回るこがいるだけで、こんなのがエラく大変になる！(◎_◎;)

食材はいくらでもあるので、相変わらず離乳食は全部手作り
昨日は野菜山盛りスープ作ったよー
地元の豚のひき肉で肉団子もたっぷり
こんなに食べて平気かな？という位食べる
一日三食＋おやつ＋母乳やミルク

半年お兄ちゃんの「はとこ」と、すでに大きさ変わらないです
9ヶ月です、というとみんなびっくりする（笑）
デカくなりそうだ



昼間はまだまだ暑いねえ
秋の空も毎日キレイでうっとり眺めちゃいます
田舎暮らし幸せだなあ

最近、健康サンダルが痛くて仕方ない
以前は何時間歩いてもへっちゃらだったのに

不健康になったってことだろうか？
それとも・・・・




そ、そんなことより
アセアセ

今日はトーキョーの自宅周辺を、ガイガーカウンターで計測してもらいました
ちなみにワタシは放射能を気にすることにしています
乳児がいるんだから当然だね


結果は、バルコニーは排水溝含め0.08マイクロシーベルト、
部屋の中は0.05前後と、想像より低い数値が出ました
ちょっと高いのはやはり玄関。靴や傘が持ち込むね、0.16が出ました
これはこまめに拭き掃除だな



部屋は3.11以降、全く窓を開けなかったし、換気口も閉めっぱにしたのが良かったんだろう
洗濯も外に干すようになったのは、8月にバルコニーを高圧洗浄して以降だけだし
家の中をとりあえず守れたのは良かった



あとは食物による内部被曝を注意するだけだ
これは長い戦いになるね
今は100万以上するけど、おいおい値段が下がったら、食料品測れる機械買いたいよ
頑張れ浜松ホトニクス

カイくんには1ベクレルだって食べさせたくないって
それは母親として当然の心理だと思うけど
自給自足じゃないんだから、防衛手段を持つしかないもんね
関東で生きていく以上、避けて通れない道だ！

どうでも良くなったら負け
何歳だろうと、被曝した食品食べていい人なんていないんだ
親に授かった命を大切にしないとね



さて
うなぎの国は0.1マイクロシーベルトなのですが
トーキョーの方がやっぱり低かった（汗）
そ、想定内です はぁはぁ

息子9ヶ月、つかまり立ちやいたずらし放題で追い回していましたが、
お義母さんが突然、「ねぇこのこ熱がない！？」と

「いつもこんなもんですよ！」といいつつ試しに計ると、38.5度
思いもよらない出来事に、かーちゃん動揺
慌てて「じゃ寝よう！」って寝るわけないし
アイスノン付けてみたら、初めての冷たさに「ひぃぃぃっ」と泣き出す
小児科予約しようとしたら休診日
こまった


夕方になり、ますます熱があがる
♯8000の子ども緊急医療相談に電話すると、「ただいま時間外です」
するとお義母さん、「聖隷(せいれい)行くに！」

聖隷とはこの辺で一番大きな総合病院
24時間の救急病院だ！
カイトさんは力ない笑顔で、ばあちゃんのひざ枕してる
普段ならあり得ないしおらしさ


病院に着くと、すぐに診察券を発行してくれ、救急窓口に。
待ち時間もほとんどなく、とてもスムーズ
おそらく突発性発疹だろう、とのことで、解熱剤だけ処方してくれました
なんかこれで一安心


いやー、これトーキョーじゃなくてよかったなあ
一人じゃもっとパニックだっただろうし
病院は混んでるだろうし


帰ってから寝かしつける間に、お義母さんはささっと晩ご飯作ってくれました
もうホントありがたい
母子共に、また経験値を10稼いだ発熱事件でした