大学教員の日記

2004年04月30日(金)  NHK教育番組

 朝、学級づくり本の残りの一本を気合を入れて執筆、送付。無事3本とも通過。次の原稿の時には早々と出すようにしよう。
 今日から運動会の全体練習も本格化。6年生として聞き方はいいが、元気がもう一歩。これからどう仕掛けるか考えていこう。組体操は順調。短い期間でよく努力をしている。これは拍手。
 運動会練習と並行して児童総会。長い会だが、成長ノートを見ると確かな学びをした子たちも多い。紹介をすると総会の意義を考えるだろう。
 放課後の応援団練習、その後のポートボール練習、学年の打ち合わせをして連日の遅い帰宅。

 さて、今日はNHK教育番組を見ようと思っていた日。「にんげん日本史」は子どもたちと一緒に3時間目に視聴。大仏の話だったが、実に興味深く見ていた。帰ってから録画していた「3つのとびら」(理科)、「学校デジタル羅針盤」を視聴。理科も社会も実に工夫されている番組であることがわかる。あとは腕次第だ。「羅針盤」の教師の教材研究例は参考になる。どう番組を使うかという面を多くの教師が知れば、「番組を見せるのは手抜き」と考える教師は減るし、逆に「活用していこう」という教師は増えるはずと感じた。



2004年04月29日(木)  学級づくり本原稿

 休日。いろいろな面で有難い。体も休養を必要としている。
 今日は学級づくり本の原稿を書く日。日高火防祭もあるが、今年は何も関わっていない。しかも二人の子どもたちはそれぞれ「友達と見にいく」ということで、今年は見にいかず。このような子どもたちの成長は自然なのであるが、少し寂しいものだ。
 さて、自分の時間ができたのにも関わらず、気分も乗らず、体調もすぐれず午前中はごろごろ。午後からようやく取り組み始める。途中学校に行き、運動会等の事務仕事を行う。他にも数名学校に来ていた。(お祭りの日に学校とは・・・。もっとも自分もだけど。)
 夜には3本の原稿のうち2本を送る。あと一本は明日中に送る予定。



2004年04月28日(水)  一気に運動会モードへ

 朝、ネットで「学級びらき」本の文献研究。切り口を考えなければ平凡な原稿になるなあ。
 今日から一気に運動会モードになった感じ。運動会の子どもたちの係を決定。昼休みの紅白リレーの練習も開始。組体操もレベルの高い技が入ってきた。応援団はオリジナル応援歌を録音。エールの練習もOK。校庭の走路テープの張替えも職員総出で(このような時には人の多さが有難い)。終了後に、あさっての運動会全体練習の準備。運動会は15日とまだまだのように感じるが、5月のGWが終わったら一週間後は運動会予行である。ホッとして職員室のイスに座ったのが7時近くだった。少し仕事は残っているが、休日前日なので・・・と思い帰宅。体がくたくたで早めに就寝しよう。
 気づけばもう今年度の初めの1ヶ月が終わろうとしている。行事対応の一ヶ月だった。それにより子どもたちが伸びたのも事実。しかし、自分の中では「実践した」というよりも「対応した」という感じが強い。GWを巻き返しのスタートとしたい。
 



2004年04月27日(火)  ようやく軌道に

 前日は飲み会だったので朝風呂。たまにはいいものだ。学級通信作成。運動会までは学校の休み時間に学級通信を作る余裕がないので、しっかりと家で作成することにする。今日が12号(学年通信は3号)。
 さてようやく授業が軌道にのってきた感じ。国語・算数の反応ともよし。社会では縄文人の平均年齢で討論。今までの学級では圧倒的に「現代人より短い」という答えだったが、今日はなんと半々に分かれた。歴史について、あるいは社会事象についてあれこれ読んでいて、いくらかの知識がある・・そのような状態ではないようだ。
 放課後運動会応援団の応援歌作り。宿題にしていたので、話合いでわりと短時間で決まる。その後、子ども会のポートボール練習。

 ひまわり社から「コピー資料 高学年の扉 子どもとつくる学級活動」(及川宣史著)が送られてくる。学級活動の指導用プリント集である。このような資料があれば子どもたちは自主的に動く。しかも4月に冊子としてまとめて配布していたという。やはり世の中にはすごい教師がいるものだ。



2004年04月26日(月)  授業参観&エトセトラ

 朝、学級懇談会の資料およびプレゼン準備。短い時間なので簡単に・・・と考えていたが、逆に短い時間だからこそ効果的に生かそうと考え新たに作成。学級びらき関連の資料検索。なかなかないものだ。

 さて、今日は授業参観。最初は15秒スピーチ。修学旅行について。授業は社会を行うものの、何らかの形で先週の修学旅行で思ったこと、感じたことを保護者の皆様に伝えたいと思った。プレゼンにまとめるには時間不足ということでスピーチに。「印象に残ったものは?」と問うと、「後悔したこと」のスピーチを挙げる子がいた。圧倒的に「楽しかったこと」の内容で発表する子が多かったので、その視点に納得。
 残り30分で社会科の授業。資料集の縄文時代の絵から、その生活ぶりを読み取らせる。読み取りの着眼点はいいが、思考を深める発問に難あり。ただ歴史に興味を持っていることは実感をした。

 その後、学級懇談会、PTA総会、学年PTA会議、そしてPTA歓迎会と続く。学年PTAでは、学年レク、文化祭食堂、卒業を祝う会等の行事について話し合いがトントンと進む。歓迎会でも親御さんと意気投合。



2004年04月25日(日)  寒い日

 朝起きたら、うっすらと雪が積もっていた。数日早かったら子どもたちの修学旅行とあたっていたんだなあ。一日中気温が上がらず寒い日。
 堀田先生から新プロジェクトの有難いメール。IT活用というのは今年度の自分のテーマと重なっている。さらに著名な参加メンバーの皆様からも学ぶことのできるプロジェクトになりそうだ。

 今日も体力が不十分。2回ほどごろ寝。仕事もだらだらと・・・。
 昨日依頼された授業づくりネットワーク会員版での著書紹介原稿。今までのものを修正して執筆、発送。「授業を楽しむコツ70」でネットを検索するといろいろな書店に置かれていることがわかった。著者としてはやはり売れ行きや評判も気になるところだ。

 日中はだらだらとできる時間に仕事。夕方からダッシュ。子ども会集金、修学旅行の事後事務の仕事とあれこれ。この連休にしようと思っていた学級開き本は軽く文献を読んだだけ。コラムには失敗例を書いた方がいいのではないかとふと思う。他の原稿はすばらしい実践例や成功例ばかりだろう。その中での「失敗からの学び」は読ませる内容になる気がする。



2004年04月24日(土)  休日も学校

 今日の午前はポートボールの練習試合。今日は4チームで総当り。3ゲームをして1勝2敗。大会まであと8日。作戦を徹底させる練習あるのみだ。練習試合といっても、皆本校の子どもたち。合同体育のポートボールをやっている感じもした。どの子どもたちも真剣なところがいい。練習後、学校を覗いてみると何人も先生方が休日出勤。金管練習も。
 帰宅し、一休みしてから再度学校へ。こちらは昨日の掲示物の続き。10人ほどの先生方が出勤していた。1時間ほどで帰宅。あとはパソコンいじりをしながら過ごすが、トラブルがあり7時〜8時過ぎにいただいたメールが見られない状態に。このことをきっかけにホームページのこれからについて考える。
 授業本で今日は奥田先生@和歌山のメールマガジンに紹介される。有難いご感想に感謝。またamazonでは詳しい本の情報が掲載されるようになった。在庫切れもなくなり、購入できることに。



2004年04月23日(金)  次は授業参観

 朝学年通信と学級通信作成。今日はふだん通りのペースで授業。昨日の件で学級指導。「雨降って地固まる」になりそうだ。
 運動会の応援団の指導もスタート。学年の調整で今回は自分が担当。せっかくなので、迫力あるものにする作戦。
 終わってから月曜日の授業参観の掲示物をあわてて作成。(日常的にやっておればいいものの・・・)終わらず、明日のポートボール練習後に行うことにする。
 夜、修学旅行の反省会。これで一区切り。にぎやかな会になった。
 授業本で紀伊国屋書店で平積みしてなっていたという情報あり。ありがたいことだ。紀伊国屋書店、八重洲ブックセンターのHPでも購入できるようである。



2004年04月22日(木)  さすがに・・・

 昨日はHPの日記を書き上げるのもやっとの状態。熟睡はしたものの疲れは残る。でも、総合MMのPR版を編集。夜発行。次に修学旅行の学級通信作り。
 学校に来ても少しボーッとした感じ。それは子どもたちも同様で、さすがにいつものような元気はない。今日はゆったりと授業をする。修学旅行の事後指導で作った川柳が「なるほど」と思わせるものが多かった。体育は組体操。新しい技をどんどんマスターしていく子どもたちを見ていると頼もしさを感じる。
 子ども会集会のあと職員会議。中座して指導対応。授業参観や運動会の役割分担について学年で打ち合わせ。気持ちは張りはあるが、体は正直。家では早々と休む。



2004年04月21日(水)  修学旅行2日目

 早起きし、前日入れなかったお風呂に入る。温泉ではないが、露天風呂があり、海が見える。海から登る朝日を見て短い時間だったが心の洗濯。
 今日は松島での学習。五大堂、瑞巌寺は一斉学習。オルゴール館、伊達政宗歴史館、マリンピアは自主学習と子どもたちもフルに学習。昨日に比べれば移動に心配がなく、忘れ物以外はトラブルもなし。

 午後はベニーランドで思いっきり羽をのばす。途中でジェットコースターからメガネを下に落とした子が二人いたが、奇跡的にどちらも割れていなかった。帰りのバスの中は熟睡。起きた後、レク係が最後の一踏ん張りで盛り上げる。学校着5:50。簡単なご苦労さん会の後、7時過ぎに帰宅。さすがに、疲れて家では休養。明日はいつも通り学校だ。6年生になってこの修学旅行のために突っ走ってきた。どのような力がついたか、改めて考えよう。そして、運動会が3週間後にあるが、日々の授業をまず進めていこう。



2004年04月20日(火)  修学旅行一日目

 朝、阿部さん@福島のHPに授業本のことがPRされていた。「いつも机の横において何かあるたびに、参照してみるという使い方がよい」というのはまさにその通り。こうやって広めてくださることに感謝。
 さて今日は修学旅行一日目。6時20分学校着。7時に子どもたちは集合。心配された天気も雨が上がった。今日は仙台の自主学習がメイン。仙台市科学館、子ども宇宙館、地底の森ミュージアム、仙台市博物館等を子どもたちは自分たちで選んで見学学習。交通機関も自力で移動するということで果たして大丈夫か・・・と思ったが、皆決められた時間
内に塩釜港についた。
 塩釜〜松島の遊覧船に乗り、ホテル松島大観荘泊。立派な宿泊先。おいしい料理に満腹、広いお風呂で満足と子どもたちにとっては楽しい楽しい一日だったに違いない。ただ、今までの貸切とは違い一般客もいるので、気遣いはしなければいけない。その点での指導も必要。
 自主学習で疲れたのか、9:30頃にはどの部屋も静かになっていた。いつまでも友達と話し込み、12時頃の先生の見回りでバレて廊下に正座させられた自分の修学旅行とは大違い(笑)。
 その後、引率団で打ち合わせ。11:30にも見回り。



2004年04月19日(月)  明日が修学旅行なのに・・・

 朝、修学旅行の細案を修正。学校では結団式、そして最後のシュミレーション。いよいよ明日が出発だ。今までの学習の成果が発揮される時だ。
 早めに休んで明日に備えようと思っていたが、そうはいかなかった。そもそも学校から帰るのが遅れ(家庭訪問も行った)、明日締め切りのひまわり社ホームページ原稿が10時過ぎになってしまった。今回は書こうとしていたテーマの一部(デジカメスピーチ)が他の方とだぶっており、その差し替えで時間がかかったのである。やはり仕事は早い方がいいのだ。
 そしてこれで終わりではない。今日気づいた事務仕事。12時ジャストに終了。明朝はもちろん早起き。気合、気合!
 千葉真さんのホームページ(日記)に授業本のことが書かれていた。有田先生からは葉書が届く。超多忙の有田先生のこの返信の早さは本当に驚く。感謝あるのみ。



2004年04月18日(日)  今日も授業本あれこれ

 今日も授業本のことであれこれ。朝、amazonに著書紹介の文章を登録。掲載までは時間がかかるが、本の内容を理解していただくには必須。平藤氏に会い、お願いを一つ。水沢市立図書館に献本。今までたくさんの本を借りたお礼である。松田書店では少し目立つように置かれていた。bk1にも著者コメントを書く。kyositu.comニュースにも新刊書として紹介。アメリカ研修記も掲載。ひまわり社松本さんから「ホームページに注文が次々に来ています」とのメール。皆様のおかげと感謝。いずれ自分にできる行動はしていこう。
 京都・糸井先生のホームページの日記に授業本のことが書かれていた。糸井先生はアートを取り入れた新しい教育活動を展開中。まさに「突っ走っている」状態。その糸井先生からエネルギーをいただいた感じ。

 さて、今日は桜が満開ということで家族で水沢公園へ。最初に車で行ったが駐車場がなく、一度引き返して家族皆で自転車で行く。にぎやかなお花見だった。途中で初任で担任した子と母親にバッタリ。当時の思い出をあれこれ。「先生の学級通信、今もとっています」に感無量。
 夕方から学校の仕事を少し、ひまわり社HP原稿の構想。夏休みまでの研修できるもののチェック、GWの旅行プランも立てる。



2004年04月17日(土)  今日も授業づくり本

 今日の朝はいつもよりゆっくり。ふだんは暗いうちに目が覚める。4時半ごろだ。長女が生まれてからの習慣でもう10年以上続いている。
 午前中は読んでいなかった5月号の雑誌を斜め読み。午後からポートボールの練習。今日は練習試合で2回とも快勝。あとは子どもたちとあちこち。今週は家内が3日間修学旅行だったが、自分も帰りが遅く子どもたちは「ごめん、ごめん」というパターンだった。反省。

 さて今日も授業本について。反応がいくつかあり。また、小学MMに「教材開発物語・著書紹介」が掲載。これに対する編集長の蔵満さんのコメントが有難かった。授業本の魅力を語ってくださったもの。感謝。今までの感想はホームページにアップしている。
 また、kyositu.com英語号でもPRをしていただけることになった。いずれネットではどんどん広がるものだと実感している。

 家本先生から新刊「遊び指導の達人」(たんぽぽ社)が送られてくる。具体的な遊びについても書いているが、遊び指導のコツが違った視点で書かれている。「やはり家本先生の本」と改めて感じる。



2004年04月16日(金)  ひまわり社HPでのサイトができた!

 今日も修学旅行デー。朝、教師用指導資料をようやく作った。9人の先生方が行くので2日間の動き・お願いすることを考えた。5時すぎに打ち合わせ。授業でも最終チェックで子どもたちから質問続出。買い物先など新たに調べなければいけないことも出てくる。(やはり仙台のお土産は「萩の月」
「笹かま」なんだなあ)
 さらに一年生を迎える会(一年生らしさが随所に)、桜満開での卒業アルバム集合写真(欠席0でホッ)、新委員会スタート(「子どもたちががんばっていた」という有難いコメント)と今日も一気だった。この一週間は休み時間・放課後も打ち合わせや指導が多く、子どもたちと雑談できないのが残念。
 7時頃まで学年で修学旅行の確認。ここ数日はずっと。いよいよ来週だ。 その後、二女の行っている児童センターの総会に出席。今年度の保護者会副会長となる。今年はあれこれと役が多いが、これは簡単な仕事のようだ。

 さて、ひまわり社ホームページに本の紹介サイトができていた。これでホームページからの直接購入が可能となった。堀田先生のホームページ皆川先生のホームページに有難いコメントが掲載されていた。感謝。感想もポツポツ届いている。全て自分の実践へのエネルギーとなる。



2004年04月15日(木)  学校生協チラシにも・・・

 朝、連載小学MMの原稿を書く。今回は授業本のことで、PRが半分以上。「ネットですぐに注文」というのができないのが残念だが、今後は署名でもPRしていこう。その後、修学旅行の教師用資料作成。自主学習時の人員配置について。担任だけではなく、全員にフル活動をしていただいて成功する自主学習である。
 学校に行くと同僚が学校生協のチラシにも授業本のことが掲載されていたことを教えてくれた。学校生協には入っているものの、ほとんど購入しないので、チラシは断っていた。見てみると確かに4月号に掲載されていた。事前注文があったものはこのルートなんだと理解。チラシにはエンカウンター、TOSS、家本先生、有田先生らの本がずらり。その中に入れていただいたことに恐縮。
 今日は青空の下での桜。また一人一人を記念写真。明日の「一年生を迎える会」の入場練習、運動会の組体操練習のスタート、そしてもちろん修学旅行の授業。夕方からのポートボール練習のあと、打ち合わせ。毎日打ち合わせをしているが、最後の詰めである。今日まで学級通信は連続で6号まで出したが、明日は小休止。夜、教師用資料を集中して取り組む。



2004年04月14日(水)  授業本を同僚に

 朝、修学旅行の教師用の細案を検討。じっくりと考えれば考えるほど、「この点は子どもたちはつまずきそう・・・」というのが自主学習の中で見えてくる。さっそく今日の自主学習スケジュールプランを立てさせたら、地図や資料の見方がわからず四苦八苦。指導すべき点がどんどん出てきそうだ。

 授業本の注文が少しずつメールで入ってくる。今日は学校で同学年の先生方や希望する同僚(次々に来た)に渡す。「本にサインを」という要望もあり、恥ずかしながら書いてみた(^^;)。
 Amazonで検索したらさっそく出ていたものの、「在庫切れ」という表示。最初はこの表示なのか?ひまわり社のホームページもそうだが、いずれネットで買えるにはまだ時間がかかりそう。

 今日から家内は修学旅行@東京。あさってまで3人の生活。子どもたちが小さい時には家内の修学旅行中はたいへんだったが、今は別。ただ、ちょうど長女の中学校がお弁当の期間で、これが一番の難題・・・。
 校庭の桜が一気に咲き始める。今日は一人一人を桜の木の下で写真に撮る。いい顔でいいポーズだった。まもなくお花見だ。



2004年04月13日(火)  今日も修学旅行準備&組織作り

 朝、修学旅行関係の資料作り、学級通信と学年通信も同時に作成。早めに学校に行き、ひたすら印刷。始業前に予定の分を何とか終える。授業でも2時間は修学旅行の指導。10時から5時間あまりの自主学習は次々とすべきことが見えてくる。140人を仙台のまちで行動させるのだから、綿密な準備が必要なのは当然のことである。
 同時に新しい学級づくりも進行。今日は係決め。当番的な活動はもちろんだが、「学級の歴史係」「デジカメ写真係」「パソコン日記係」といった新しいものも出てきた。これからの楽しみ。
 5時間目、始まりで子どもたちに学習を指示してから、すぐに自宅へ。長女の家庭訪問。終わってからすぐに学校に戻るとまだ5時間目は終わっておらず、学習のまとめをする。このようなときは、自宅と学校が近くで本当によかったと思う。勤務後、地区子ども会ポートボール練習に顔を出す。一生懸命やっている子どもたちに感心。

 5月号雑誌が届く。修学旅行関係の仕事があるがついつい数冊目を通してしまう。その中で目に飛び込んできた言葉。
「子どもたちは、『先生は一生懸命わたしの発言を聞いてくれる。』ということで、発言意欲を高めてくる。」
 有田先生の言葉だった。思わずハッとする。今の自分のまさに必要なことだ。



2004年04月12日(月)  いつもの日々が・・・

 朝、保護者説明会でスライドショーにする資料を作成。
 今日から通常授業。朝から子どもたちが帰るまで一気だった。特に、修学旅行合同授業、身体測定、内科検診、修学旅行保護者説明会と立て続け。休み時間も子どもたちとの打ち合わせ、説明会会場準備とヒーヒー。まあ、こ通常のパターンがいよいよ開始という感じ。
 NHKからデジタル教材プロジェクトの正式な依頼が来る。新しいプロジェクトだけに楽しみ。昨年度の「おこめ」は米作り環境の難しさ、ネット環境と時間的な厳しさがあり、不十分な実践になってしまったことは否めない。今度は違う環境でできる実践。心して取り掛かろう。
 夜、修学旅行関係の仕事。明朝もだ。



2004年04月11日(日)  地区の仕事&「授業のコツ70」PR

 朝6時から地区一斉の側溝掃除。我が家の分は特に長いので、ご近所さんに手伝っていただく。HP更新のあと、9:30から子ども会ポートボール大会の抽選会。大会は3週間後。これから週に3・4回の練習。午後に学校に出向き、明日の修学旅行説明会の準備。夕方に授業本を置いてくれる松田書店にご挨拶。夜も学校の仕事。

 改めて「授業のアイデア 授業を楽しむコツ70 3・4年」(ひまわり社)のPR。どのような内容かわかるサイトを今日アップしました。ぜひご覧ください。
 正式発売まではまだ時間がありますが、購入ご希望の方には出版社(ひまわり社)に、私が発送手続きをします。気軽にメール(郵便番号・住所・氏名・TELを明記)をください。



2004年04月10日(土)  ついに発刊!

 朝起きてパソコンいじり。午後から子ども会ポートボールの練習。今日は2時間。子どもたちと一緒に走るが、体は正直。直後は足がクタクタ。

 さて、「授業のアイデア 授業を楽しむコツ70 3・4年」(ひまわり社)の見本の本が送られてきた。とうとう完成である。
 「教師であれば、いつか一冊の本を出してみたい」という夢をずっと抱いてきた。その夢が叶った。今まで共著は年に数冊は執筆をしてきて、送られてくる度に喜びはあった。今回、改めて単著を出して、その喜び・感動は格別のものと思っている。
 この本作りについては、家本先生、ひまわり社松本社長、イラストの斉木さんに本当にお世話になった。かつて、単著を別に発行する機会に恵まれたことがあった。しかし、自分の力不足で発行することができなかった。しかし、今回はお三人のバックアップで本当に満足できる本になった。感謝するのみである。
 ひまわり社のHPへの掲載はまだである。自分のHPでのアナウンスもこれから(明日行おう)。目次等の詳細は明日までお待ちを。



2004年04月09日(金)  授業開き・社会

 朝、修学旅行保護者説明会の資料作り。このごろ朝はずっと修学旅行関係だ。
 さて、本格的な授業開始。算数、社会はさっそく授業開き。社会では、「人類の誕生はどのあたり?」を行う。これは、ひまわり社HPの原稿に書いたものである。概略は次の通り。

 最初に地球の誕生から人類の誕生までのことについて知っていることを聞く。「恐竜がいた」「縄文には狩りをしていた」といったことを子どもたちは話す。ここで、子どもたちを廊下に出す。そして、廊下に巻尺を46m分置く。「地球の歴史は46億年です。1億年がこのテープ1mとすると、人類誕生はどのあたりでしょか」と聞く。子どもたちを実際に「ここ」という場所に立たせ、シールで目印をつける。移動させながら理由を聞く。「正解はここです」と言い、テープの端の4〜5cm(400万〜500万年前)に教師は立つ。人類の歴史があまりに短いことに子どもたちは驚く。

 実際にやってみたら、その通り。子どもたちは人類の歴史の短さに驚いていた。午後の職員会議後、勝手町子ども会のポートボールの練習へ。今年も監督を依頼されており、前向きな子どもたちと楽しく練習。
 夜、職場の歓迎会。家内とまたまた重なっており、子どもたちは留守番。一次会途中で一回帰宅。家内が帰宅後、二次会へ。



2004年04月08日(木)  入学式&授業本

 朝、修学旅行の事前学習の計画立案。修学旅行までは毎日のように、詰めの作業をしなければいけない感じ。ひまわり社松本さんから、授業本の予約冊数のメール。自分にとっては驚きの数だった。本を発行前に予約で購入ということを自分はほとんどしない。書名の効果もきっとあるのだと思う。まもなく、ひまわり社のホームページにもアナウンスがされる予定。
 さて、今日は入学式。6年生らしい態度、作業ぶりだった。歓迎のあいさつの子のやさしい話し方にも拍手。またもや時間不足で十分にコミュニケーションはとれなかったが、昨日の宿題の作文には一人一人の決意が十分に書かれていた。発行していなかった学級通信を2枚作成。今年の通信名はシンプルに「6年1組物語」とする。通信が、一年間の学級物語になるようにという願いからだ。
 午後、パソコンのインターネット設定。同僚に教えてもらいながら1時間30分で終える。勉強しなくちゃいけないなあ。



2004年04月07日(水)  始業式&娘の入学式

 今日は始業式。持ち上がりの担任、6年1組である。また、娘の中学校の入学式の日でもある。家内が中学校勤務のため、始業式後、中学校に出向く。始業式後で学級でいくらか話ができると思っていたが、延びたのでほんの一言で終わり。改めて明日、学級開きということにする。
 さて、中学校の入学式。名簿を見たら最後だった。母親だけではなく父親の姿も目立つ。3月まで小学生だった子どもたちも、制服を着るだけでずいぶん大人びて見えるものだ。となりの小学校の校長先生(かつて一緒の学校で勤務)の祝辞が印象的であった。選抜大会優勝校の監督さんの記事からのもの。エピソードが具体的であればあるほど、印象に残るものだ。
 PTA学級役員がすぐに決まらなかったので立候補。「我が子のPTA役員を一度は・・・」と思っていたものの、同じ学校なのでできなかった。今回はいい機会ということで、違った立場から学校を見てみよう。
 午後から学校に戻り一仕事。自分が不在の間、明日の準備をしてくれた同学年の先生方に感謝。子どもたちが校庭で遊んでいたので、雑談したり一緒に野球をしたりする。
 夜、親戚宅に娘の制服姿を見せにいく。



2004年04月06日(火)  出会い前日

 朝、ノート本のプロットを再構成。ブックレットの目的を考えて、「すぐに使えそう」「自分もできそう」という視点で考えていく。50項目でOKだが、53個考えてメール。
 さて、今日は始業式前日。くつ箱そうじ、学年通信作り、学年掲示板への飾りつけ、教室掃除、メッセージ書き、明日の確認等、一通りの準備をする。今回のメッセージは謎解き風ではなく、ストーレート型。
 我が家の子どもたちも明日から新しい環境へ。長女は中学校へ、二女も一人で帰ってくることになる。初のクラス替えにわくわくしているようだ。



2004年04月05日(月)  前進

 朝、夕べの続きのしおり作り。出勤前ぎりぎりまで粘り、どうにか朝の時点で34ページ分を終える。学年で合同で確認をして修正。
 新学期に向けて仕事を進める日。事務仕事をどんどん進める。明日一日はゆっくりと構想ができそう。
 夜、学年で一献。新しいメンバーだが、楽しいお酒だった。これからの一年間も楽しそう。



2004年04月04日(日)  あれこれ構想

 朝、テーマ授業の関連番組を立て続けに見る。授業内容そのものが斬新なものと日常的な内容だが手法がユニークなもののどちらかがなければいけないと感じる。自分の場合は後者がメインになりそう。しばし、ネットで情報収集。題材の候補を二つ決める。
 午前中に平藤氏に会い、近況報告。その後休息。家内が今日は研修なので子どもたちと一緒にあちこち。
 午後からはノート本の文献収集&構想。書きたいことは多くあるが、そのうち「ヒット」というのものを50に選ばなければいけない。他にプレゼン本データ送付。
 夕方からしおりを作成。一部資料がなく、あたふた。見つかってホッとしたものの、仕事は遅れてしまった(泣)。



2004年04月03日(土)  充電

 起きると花粉症で目がショボショボ。何とかならないものか。
 朝パソコンデータ整理。その後子ども会の廃品回収へ。新6年生が張り切ってどんどんダンボールや新聞を運んでいた。頼もしさを感じた。5月のポートボール大会のことについても確認をする。
 一休みした後、二女を皮膚科につれていく。大混雑で診察まで2時間以上待つ。診察は5分。休日に行くとなると仕方がない。
 さらに水沢埋蔵文化センターへ。教材開発探しだが、どうもピッタリはこなかった。
 今日はゆっくりと読書もできた。読みたいと思っていた「授業の復権」(新潮新書)でいろいろと考える。著名な授業実践家の話は既知のことが多かったが、終章の「教育論争の忘れ物」がおもしろかった。組合の意義を考え直したし、特別授業を行う教員システムができないかな・・・と思ったりした。
 連日でシンポジウムの依頼。今日は愛知県の団体から。自分のメインテーマと関係があるだけに、お世話になりたいと思う。2月のメディアリテラシー教材説明会の講演記録が届く。報告書に掲載OKの返信。小学MMに「えりもに緑を呼べ」の原稿が掲載。



2004年04月02日(金)  自分の仕事

 学校のトップが変わったということで、自分が今年度関わっているプロジェクト等についての説明文書を朝作成。今日、説明をして了解を得る。
 16年度の2日目は校内研。今年度も社会科部会部長で社会科を研究できることになった。校内研で社会科を対象する学校は県内では本当にわずかであろう。その中で中心になって研究をできるのだから、これほど有難いことはない。部会では組織作り、授業日程を決めた他、したいこと・すべきことをKJ法で話し合う。「地域教材の系統化」「入門期の社会」「まとめの表現方法」「基礎基本と評価」といったいくつものキーワードが出てくる。前向きな部会員ばかりでこれからが楽しみ。
 昼は分会歓迎会。今日で一年間の分会長の任務を終える。
 午後は教材選択・事務仕事・入学式でのメッセージ指導で今日もあっという間。体が疲れていて早め(といっても6時すぎだが)に帰宅。
 帰ってから録画しておいたNHK教育「羅針盤」を見る。放送教育東北大会のことで県立大鈴木教授からメール。ご一緒に仕事ができることを嬉しく思う。
 



2004年04月01日(木)  平成16年度初日

 今日が平成16年度初日。新任者の皆さんともご対面。新しいチームでの一年間の始まりである。職員会議、事務仕事、資料整備であっという間。
 夜、昨年度の5年チームでご苦労さん会。楽しい一年間を送れたことに感謝。たつもの料理とお酒もおいしかった。
 さて新年度のスタートは教師にとっての元旦である。今年度の目指したい方向性をいくつか。(特別の仕事に限定)

1 2冊目の単著のノート本をしっかりと書く。
2 ホームページの「地域のよさ・日本のよさ」を追究する。これは特別に4・5月に特に重点的に取り組む。
3 IT活用の授業。実践例を蓄積する。プレゼンプロだけではなく、日常的に皆行えるように、通信を通して発信していく。
4 NHKプロジェクトでの価値ある授業実践を行う。
5 いくつかの共著への取り組みをしっかりと行う。
6 ひまわり社HPの学級づくりの原稿を実際の学級づくりと連動して書く。
7 ライフワークの教材開発を充実させて原稿を連載メールマガジンに執筆。一年間でこの教材開発をまとめたい。

 もちろん、これらが子どもたちに還元されなければ意味がない。その点を心して取り組むつもりである。


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