大学教員の日記

2004年05月31日(月)  5月も終わり

 朝、blog版にkyositu.comニュースの掲載の報告を兼ねたお知らせを掲載。5月は16回の更新。2日に一回のペース。その後、NHK教師の広場に書き込み。書き込み自体はすぐに終わるがそのためには「番組を見る」「指導案を考える」「他の人の書き込みを見る」といった活動が必要。真剣にするとけっこうヘビー。

 さて今日で5月も終わり。ポートボール大会があったのも5月。運動会に取り組んだのも5月なのだが、ずいぶんと前のことにように感じる。それぐらい日々のスピードが速く感じられる。「実践の蓄積」という点ではまだまだ不足。さらにノート本も進まず。6月に挽回だ。
 市教育委員会の事業として「ホープ21」が開かれる。講師の先生が市内各学校で講演をされるというもの。その中で小学生の家庭での学習時間について気になるデータがあった。水沢市はやや少ないという事実。「これぐらいやればいいだろう」と思っていたが、家庭学習についても実践の視野に入れていかねば。

 いつもより早い帰宅。夜の時間に余裕ができる。長女も初めての中間テストを終えてホッとした様子。



2004年05月30日(日)  サイクリング&少し仕事

 朝、朝の会帰りの会本の2つ目の原稿の残りを仕上げ発送。長女を車で水沢高校へ。吹奏楽の講習会。中学生になってから長女の生活は、やはり部活中心。寝る時刻も親と同じになった。

 午前中は路上自転車練習を兼ね二女とサイクリング。乙女川の歩道をずっと行ったり、水沢駅(写真・全国の音100選の一つ)の風鈴の音をじっくりと聞いたり、公園で遊んだりと自動車ではできないコースで楽しむ。
 午後から朝の会帰りの会本の残りの2本の原稿に取り組み、何とか発送。

 今週・来週のテレビ岩手「どこか行こうヨ」の大縄跳び取材に関連して昨日録画していたビデオを視聴&「研究」。これは新記録更新が期待できる。
 MLで話題になっていた「ジロジロ見ないで」に感銘を受ける。教室に置いておき、子どもたちに読ませようと思う。その前に道徳で授業をしてみたい。



2004年05月29日(土)  通信陸上大会

 通信陸上地区大会。7時前に自宅を出発。森山総合運動公園へ。今年度は6年生ということで、子どもたちへの期待も高まる。ただし天気はあいにくの雨。雨に濡れながらの力走になった。

 結果は期待以上のすばらしいものとなった。男子リレー1位、女子リレー3位。共に県大会出場。特に女子は昨年度の力からすると驚く伸びだ。その他にもハードルのダブル1位、100m・走り幅跳びの入賞(県大会出場)、さらに子どもたちが自己ベストというように、申し分のない結果となった。子どもたちのがんばりもさることながら、今まで中心になって指導してくださった先生方に感謝。

 夜は反省会。いい記録が出たあとのお酒は格別。日本酒もグイグイだった。大会で元同僚の二人から、「出版おめでとうございます。買いましたよ」という嬉しい連絡を受ける。有難いことだ。



2004年05月28日(金)  5万アクセス

 HPのアクセスが5万を越えていた。4万の時から4ヶ月半で達成。インターバルは確実に短くなっている。blog版はそれほど多くはないので、この日記の読者が増えているということだ。
 今日からは朝の会・帰りの会本の原稿に集中。まず朝に一本。すぐに発送。日曜日までには4本を仕上げる。

 来週のテレビ岩手の番組の取材のために、各学級から大縄跳びの選手を5人選ぶことになっている。最初は「技術の高い人」で皆納得していたが、団体競技なのでその技術自体に見極めが難しく、難航。希望者ももちろん多いので最終的には抽選とした。「人選」の機会が多いが、「その子が輝く場」としてとらえていこう。
 情報委員会ではパソコンを使ったカレンダー作り。一緒に担当する先生がスキルがあり、本当に助かる。

 夜、水沢中学校1年PTA役員懇親会。これは保護者の立場として。にぎやかな会。学級PTA委員長なので学級の懇親会の段取りをする。



2004年05月27日(木)  めいっぱい

 朝、昨日の続きの今日の校内研の資料を作成。社会部会の研究の骨子を決める。段階的な学習技能の育成、社会的なものの見方・考え方を育てるという点がメイン。

 今日は、めいっぱい仕事(今日も?)。社会では大仏。同学年の先生が参観。クリップ教材の活用・学習技能指導・歴史的なものの見方・持ちネタ等を見せる。3・4時間目はプール清掃。最初の1時間は更衣室・トイレ等、プールの周囲の掃除。暑い天気の下、子どもたちは本当にがんばった。(写真のように、バケツにミミズをたくさん集める遊び心もいいなあ。女子はキャーキャー言っていたけど。)全員力いっぱいの仕事を行う。4時間にプールの中に入って少し気分転換して掃除。終了した時には自分もクタクタ。
 午後の国語では齋藤茂吉の短歌「みちのくの・・・」で討論。いい話し合いができたが、こちらの指導の手立てをもっと工夫しないともう一歩先の討論の深まりまで至らない。自分の課題。

 校内研。部会でクリップ教材とホームページのIT活用について少し触れる。7時からはPTA常任委員会。8時半帰宅。



2004年05月26日(水) 長縄続き

 朝、校内研究のための学力検査分析。夜にも明日の部会研究会に向けての資料作り。
 今日も薫風の候。そんな中、国際チャレンジデー。市のイベントに学校ももちろん参加。朝の15分なわとび、そして6校時の50人50回跳び、さらにメインイベントのロープジャンプ大会。6年最強チームは8人が連続で107回。回す腕が筋肉痛。学級は子どもたちに任せた。記録は低かったものの、自主的にがんばったこと、応援団が一生懸命だったことを評価したい。
 さらに追加で、大縄跳びイベントのテレビ取材が入ってきた。岩手県内のローカル番組だが、ちゃんとした一つのコーナー。1学期はテレビづいている。
 5時間目は体育、放課後は陸上練習で今日の午後はめいっぱい運動をする。残念ながらIT活用実践は今日はなし。
 ひまわり社ホームページに原稿が掲載



2004年05月25日(火)  薫風の季節

 朝、教材研究&朝・帰りの会本の原稿構想。事務仕事もあり、時間がなくぎりぎりまで仕事。(仕事に行く前に、ぎりぎりまで事前に仕事をするのも変だが・・・)

 さて風薫る5月にふさわしい天気。学習にも運動にも気持ちがよい。もっとも6校時のクラブ(サッカー)と放課後の陸上練習が連続する時には、あとになって疲れが出てくる。体力の衰えはごまかせないなあ。
 今日のIT活用は社会科のクリップ教材と図工のポスターの参考作品の提示。クリップ教材はようやく教室で見せることができ嬉しい。昨日と今日の活用についてはblogにアップ。社会科では基礎問題のワークシートで覚えることはしっかりと覚えさせることに。知識は当然必要だ。
 
 児童集会でのこと。児童委員会の委員長があいさつと今後の取り組みを話す。ノートを見ながら話す子が多かったが、我が学級の委員長たちはノートを持参せず、在校生の方を見ながら話していた。「もしかして忘れたのか?」と思ったが、3人とも「ノートを持っていくまでのことではありません」という反応。これには感心。



2004年05月24日(月)  どんどん進めるIT活用

 朝、校内研の社会部会の主題、仮説等の検討。昨年度ベースは作っているので大幅な修正はない。ただ、今年度は焦点化が必要だ。「社会的なものの見方を深めるために必要な発問」「資料活用の段階的指導」「地域教材の開発」等にスポットをあてていくことになる。自分の今まで力を注いできた分野であり、役立つ研究になるだろう。

 「カリスマ教師」の本に影響を受け、「動」と「静」を区別するように話をする。子どもたちにとっては明快だったようで、集中度と表現度がいつもよりアップした感じ。「宣言を書く」ということも「成長ノート」に取り入れることにした。成長ノートはこんなところでも役立つ。
 今日のIT活用は国語で。問い合わせの手紙の例文を映し出し、それを検討。機器のセットと合わせて教科書の文章がスクリーンに映し出されるまでわずか3分。授業の合間が5分の現場にとっては、これは実にありがたいこと。検討をした後は、それが実際に書く手紙の手本となる。ずっと映し出していた。書いた後には子どもたちのノートの発表用スクリーンとなる。まさにフル活用。
 5時間目はキーボー島。久々だったので夢中。放課後、子どもたちも時間の余裕はないのだが、すき間時間にさせてあげたいと思う。
 クリップ教材も即教室で活用できる準備も整い、IT活用がどんどんと進む。むろん活用の目的を忘れずにしなければいけないが。使えばいいというものではない。

 授業本、保護者でも購入してくださる方がいらっしゃった。HPをご覧になってとのこと。手の内を明かすことにもなるが、教師の思いを伝えることになるということで喜んでお渡しする。感謝。



2004年05月23日(日)  目標を書く

 昨日に続き「カリスマ教師」を読む。すぐに簡単な紹介をblogに。詳しい感想やまとまったものを書こうとすると時間がかかり、結局アップが遅れてしまう。そこで、本の紹介は読後にそのままの勢いで書くようにしよう。中途半端でもいいから。

 午前中、平藤氏と会う。本を職場で広めてくれることに感謝。原稿についての話を少し。その後、読書。「休日に自宅で仕事をすることになるのは、時間がありすぎるせい」という言葉にギクッ。自分の時間の使い方を反省するが、現実はせざるを得ない。教材研究(久々にゆっくりとできた)・学級事務を行う。社会科用に角塚古墳、アテルイのオリジナル教材開発。「地域のよさ」の教材だ。子ども向けの資料を探す時にはやはりグーグルのイメージ検索が役立つ。
 光村の国語デジタル教科書体験版がさっそく送られてきた(一昨日の申し込みなのに!)。6年の教材は「やまなし」の一部のみだが、単に教科書をプロジェクタに拡大させる機能だけではない。来年度の発行が待たれる。

 1学期は残り2ヶ月。「カリスマ教師」に刺激され、具体的な実践上の目標を立てる。「より具体的に立てることが大切」と立ててみて確かに感じた。いろいろなプロジェクトの陰になりがちだが、ノート本について地道な研究が必要だ。今日からノート本メモを取り始める。



2004年05月22日(土)  中学校の運動会もいいものだ

 朝、昨日の続きのプレゼン本の修正。日にちを置いて読んでみるとやはり修正の部分が出てくる。午後に発送。
 さて、今日は中学校の娘の運動会。考えてみれば中学校の運動会をじっくりと見るのは、教員になってから初めてだ。娘の話や通信から、学校をあげて一生懸命に取り組んでいる様子が伝わっていた。いざ見てみたら、そのダイナミックさに感心した。
 工夫された応援合戦(男女ともに協力している点がいい)、協力と工夫がないとできない種目(マンモスリレー、大縄跳び)、そして自主運営。この春に卒業した子どもたちを見て、逞しくなったなあと実感。一年後は担任している子どもたちも洗礼を受けるのだ。これは楽しみ。

 家内は勤務校の運動会なので、長女のリクエストで焼肉。夜、以前から読みたいと思っていた原田隆史著「カリスマ体育教師の常勝教育」にはまってしまう。小学メールマガジンに「資料から古代史の戦争を考える」が掲載。blog版に転載。



2004年05月21日(金)  校正デー&子どもから学ぶ

 朝、昨日送ったひまわり社HP原稿を修正・再発送。原稿を指摘していただくことは有難い。より具体的な原稿になる。これを皮切りに今日は偶然だが、校正デー。「視聴覚教育」原稿が送られてきて確認。一部校正。夜はプレゼン本の校正。これはすぐには終わらず、明日続きをする。
 光村の国語デジタル教科書の体験版を申し込む。

 さて、今日は子どもたちのよさがよく見えた日だった。昨日考えることがあり、今日は「とにかくよさを見つけよう」と思って臨んだ。子どもたちの活動をじっくりと見る。発言を一生懸命に聞く。ノートをしっかりと見る・・・当たり前のことなのだが、大きな行事続きで日常の中で疎かになっていた面があったのは否めない。そうすると不思議なもので、子どもたちも適切な行動・期待する活動を行うようになる。まさに「鏡の原理」だ。
 特に少人数算数の全員発言、体育での大縄(跳び方だけではなく心も一つになる)、社会での一人の子どもからの発言からの討論と印象的な授業が続いた。子どもたちから学んだ日。



2004年05月20日(木)  「2005年の教室」に近づく

 朝、ひまわり社の原稿に取り組む。一項目を残す。この分は夜に行い,発送。原稿は余裕を持って・・・という目標が今回はできず。またしても、締切当日(しかも夜)という有様。

 さて、今日は楽しみの日。IT活用日常化プロでプロジェクタと書画カメラが入るのだ。1時に3人の方が来校。さっそく教室でセッティング。活用方法についてお聞きしているうちに、「これは凄い」と実感。特にYC−400の書画カメラに驚く。一番魅力は教科書や子どもたちのノートが拡大して提示できるだけではなく、そのままパソコンに簡単に保存できるという点だ。これで今までできなかったことが手軽にできるようになる。他にも自動補正やいろいろな機能が満載。もちろんプロジェクタも鮮やか。
 1学期間はこのプロジェクタとカメラが6−1に入る。「2005年の教室」に近づいた。さっそく5時間目に試用。子どもたちの家庭学習のノートで見本となるようなものを提示。
 放課後も陸上練習までのちょっとした時間であれこれ試す。これはあくまでもプロジェクトがあるがゆえの貸し出しだ。自分の中でいくつの使い方が提示できるか。2ヶ月間、がんばろう。



2004年05月19日(水) どんどん進む

 朝、学校放送番組の先生の広場に書き込み。後の書き込みになればなるほど、今までの書き込みを吟味して読まなければいけないことがわかった。いずれNHKプロジェクトで「積極的な書き込みをする」ということなので、今度は早めに書き込もう。事前の番組視聴が重要だ。加えて、ひまわり社原稿の構想。

 さて授業もどんどん進む。1時間目は今年度初のあき時間。週1時間あるだけでもずいぶん違う。事務仕事が進む。理科実験、算数の通分・約分、1分間スピーチの下書きと授業も快調。子どもたちへの声がけ・雑談もようやくいつものペース。行事があるとどうしても休み時間も打ち合わせ・練習があり、なかなかできなかった。これからは、学力・学級集団を高め実践を蓄積していこう。

 ふだんよりは早い帰宅。blog更新、学級通信作成、先生の広場書き込み、ひまわり社原稿書きとあれこれ。



2004年05月18日(火)  休み明けて・・・

 朝、学級びらき本のイラスト・資料を作成。気づけば朝の会・帰りの会の原稿も迫ってきているなあ。NHK学校放送関係で先生の広場に書き込みをしようと思ったが、後回し。これはNHKプロとしての活動。
 さて運動会を終えて一段落。落ち着いて学習を進める。修学旅行と運動会で進度は遅れ気味。社会ではようやく銅鐸の絵のネタをする。3校時は学年集会で運動会の振り返り。ついた力を確認。最後には教師で組体操パフォーマンス。子どもたちには大受けだった。
 他にも重要な連絡がいくつかある。IT活用日常化プロ関連でカシオから。プレゼンプロの取材連絡があり6月2日に。また堀田先生のホームページでIT授業実践ナビがリニューアルしたことを知る。「りんごとみかん」の実践も動画と共に掲載されている。一挙にたくさんの事例が紹介されており、これをもとに学ぶことができそうだ。すぐにblog版にも掲載。(何とか今日も一本)



2004年05月17日(月)  代休

 昨日の本に刺激を受け、代休の朝でもいつも通り。blogに2本アップ。5日ぶりで少し間があいてしまった。しかも時間がかかり過ぎる。
 代休は二女と一緒。代休だからこその用事もある。金融機関に修学旅行関係の振込み、私用。午後からは娘を眼科へ。昨日に続き、ずっと雨。運動会が土曜日でラッキーだった。
 あいている時間で小学MMの原稿。古代史の戦争について。気づけば37回目。kyositu.comニュースの英語版の4号から12号までの原稿も送る。これはホームページの編集するだけ。これも合計二十数回分。共に自分のホームページの存在を広めるのに役立った。
 夕方から録画していた学校放送番組視聴。IT活用日常化プロの校内説明書文書作成、学級づくり本のイラストやカード原稿と立て続け。



2004年05月16日(日)  充電日

 体の疲れ、飲み疲れで午前中は思うように動けず。しかしながら、IT活用日常化プロジェクト関連のメール、webに釘付け。これについては、blog版にのちほど掲載をするが、昨日が第一回のプロジェクト会議(東京・カシオ本社)であった。運動会と重なり、自分自身は本当に泣く泣く不参加。
 プロジェクト会議は単なる話し合いの場ではない。いくつもの意味づけがある。「仕事の仕方を学ぶ場」「新たに自分が学ぶ場」「ネットワークを広げる場」・・・いつもそうだった。今回は特に短期集中のプロジェクトで会議はわずか2回。つまり次回が成果確認の場となる。会議不参加のデメリットは大きいが、それでも個人的に資料を送っていただいたり、皆さんの仕事日記から会議の様子を推測したりと全体像がわかってきた。これから2ヶ月あまり。実践の勝負が続く。

 午後になってようやく元気も出てきた。本屋さんで購入した本を乱読。印象に残ったキーワード。「週末起業」・・・今自分がしていることと目的は違うが似ている。学ぶところが大きい。「コメント力」「段取り力」「まねる盗む力」・・・今担任している子たちにつけたい力だ。
 ということでいい充電日。



2004年05月15日(土)  本当にいい運動会だった

 運動会の日。いい天気。6時前に学校着。のろしが上がるの見たいためだ。子どもたちが登校するまで職員でライン引き、万国旗付け等の作業。
 予定通り9時から開会式。6年生の子どもたちがあいさつ、体操、選手宣誓と様々な役になっているが、今まで一番立派だった。もうこれで運動会の成功を確信した。
 運動会の中での子どもたちのよさがたくさん。
・大接戦の徒競走での必死なラストスパート
・迫力ある応援団長のエール(担当者として感動)
・騎馬戦での気迫あふれる表情
・紅白リレーのドラマ
 組体操は具合の悪い子の分を子どもたちと一緒にしたために、見ることは
できなかったが抜群の成功率だったらしい。係活動でもよく動いていたし、最後の後片付けは子どもたちの「協力」という気持ちが伝わってきた。
 教室に戻った子どもたちの表情は本当に満足顔。子どもが作った垂れ幕を引いて拍手でさよなら。本当に感動することがたくさんのいい運動会だった。子どもたちのすばらしさだ。
 同時にチームとしての先生方のすばらしさを今回の運動会準備で感じた。特に学年の先生方を誇りに思う。

 夜、運動会反省会。幹事。一つのことを成し遂げたあとのお酒はおいしい。二次会、三次会と痛飲。



2004年05月14日(金)  台湾文化を学ぶ

 昨日送る予定だったIT活用レポートを朝MLに流す。昨日は予行ということで体が疲れきってダウン。

 朝刊を開くと地元ニュースの夕方のテレビ欄に「小学校で海外授業!台湾の文化を学ぶ」、他局では「先生役は台湾の青年商会の会長・小学校で授業」の見出しが・・・。
 「これは本校での6年生対象の今日の授業のことだ」とびっくり。青年会議所の方から依頼されて「20分ほど、マスコミも呼びます」と簡単に数日前に言われていた。市ケーブルテレビだと思っていたが、全県でのニュースだったんだ。しかも2局も。学校に行ったらさらにもう1局取材をするということだった。

 授業は10時過ぎから。台湾の永和市の青年商会(日本でいえば青年会議所)と水沢青年会議所が後藤新平の縁で交流があり、今回の特別授業の運びとなった。5人の方と通訳がゲスト。水沢青年会議所とマスコミを加えると20名近くの来校で、視聴覚室に入った子どもたちは驚いていた。
 授業といっても台湾の説明が主で子どもたちにとってはやや難しい内容(地理的なこと、政治的なこと、産業的なこと等)。おもしろかったのは通訳付の話を聞くことができたことであろう。早いスピーチ、通訳で違和感がなかった。説明のみであれば子どもたちにとって学びは少なかったかもしれないが、こちらから事前に質問タイムを設けていたので、その点ではいい学びだった。子どもたちにはお菓子のプレゼント。
 夕方のニュースのために急いで帰宅。3局のニュースのそれぞれを見ることができた。1〜2分程度だったが、編集が上手で「真剣・楽しい」の表情ばかりだった。

 この特別授業の他は、運動会前日ということで最終チェック。明日はゆったりとした気持ちで任せよう。
 夜、6月号雑誌斜め読み。



2004年05月13日(木)  運動会予行

 朝メールチェックをするとkyositu.comニュースにアメリカ研修記連載が掲載。今回はポートランドマラソンについて。大人になって参加した唯一のマラソン大会(今は体力的に到底無理)。その後、IT活用プロのミニレポートを作成。

 さて、今日は運動会予行。曇りの空の下、今まで練習の成果を発揮する日。子どもたちの種目の出番自体は組体操のみだが、応援、係の仕事、開会式・閉会式等、6年生の動きは運動会の雰囲気を左右する。子どもたちは朝からやる気いっぱい。職員打ち合わせ後に教室で必要事項を連絡しようと思っていたが、すでに校庭に移動をしていた。
 今までの練習以上の力を子どもたちは出していたし、組体操でのがんばりぶりも光った。もちろん反省点はいくつもあるが、一生懸命に活動している子どもたちに「大きく成長している」と実感をした。昼に子どもたちが誘い合って騎馬戦の作戦会議をしていたことがその証拠。あさっての本番は大丈夫だと確信している。
 帰ってから、朝のミニレポートの続き。「授業づくりネットワーク」誌6月号が届く。「あすの授業」に「発見!テレビコマーシャルの秘密」が掲載される。



2004年05月12日(水)  子どもたちに拍手

 朝、昨日と同じようにミニレポートを少し検討。しかし前日に残した学級通信作成や事務仕事があり、そちらを優先。

 明日の運動会予行を控え、今日が騎馬戦・組体操の第一段階の仕上げ日。組体操は校庭で通してやってみる。「多少の痛みは我慢」と言うものの、本当によくがんばっているなあと感心。「とんぼ」でなかなか持ち上げられないチームを、持ち上げられた隣のチームがそのままの状態で助ける様子(これも大変だろうに・・・)を見て、心の中で大きな拍手。まさに「協力」を実行している。子どもたちの思いも通じ、今日の完成度は高かった。明日の予行が楽しみ。
 その他にも、休み時間の係打ち合わせ、イス運び、掲示物作りと子どもたちに役割をきちんと伝えたうえで任せる。自分は応援団指導。終わって教室に行ってみると、掲示物が仕上がっていた。運動会練習を通して、多くのことを学んでいると感じた。

 運動会練習以外の時間も今日は子どもたちががんばる。国語では質問を上手にしようという単元なので、他己紹介ゲームを行う。このごろ進度も遅れから、どんどん進める学習ばかりだったので久々の学習ゲームに子どもたちは、笑顔、笑顔。隣の子を紹介するのだが、なかなか知らない面もあり、聞いていて楽しかった。これについては概略を簡単にblogにアップ。このような学習ゲームには付加価値がたくさんあると実感。



2004年05月11日(火)  気合が入る

 朝、IT活用プロミニレポートのために文献を読む。「しっかりとしたIT活用」の実践を学ぶ。しかしこのプロジェクトでは「ITの日常的な活用」がポイントである。その点の文献はそれほど多くはない。
 土曜日のNHKの会議での「『すごい実践』も大事だが、『やってみたい』と思うような実践が広めるには大切」というお話が印象的だった。これに通じている。

 今日は昨日から降り続いた雨も上がり、運動会練習をみっしりと3時間。特に組体操は2時間とり、校庭で一通り行うことができた。できた割合も高かった。もっと気合が全面に出てくればなおよし。
 社会では昨年「社会科教育」に書いた「古代の戦争」の原稿の内容をもとに授業をする。自分のプランを検証する形である。小学MMの原稿にもする予定なので、これも気合が入った。子どもたちの戦争に対する知識や見方がわかった。

 夜PTA役員の皆様と一緒に学年レクの話し合い。6時半から2時間。いろいろなことが同時進行。運動会では反省会の運営もある。まずは運動会まで一踏ん張り。



2004年05月10日(月)  市教研

 昨日の仕事の続きをダッシュで朝行う。朝食後も行い、何とかぎりぎりセーフ。朝提出。
 今日は市教育研究会のため午前授業。雨ということで運動会の全体練習もなし。組体操1時間だけ。運動会練習は少しお休みモード。

 授業後、ふだんなかなか行けない銀行に用足しに行くが、混雑で我が家での昼食時間はわずか。あわてて東中へ。市教研部会は今年も社会。昨年度の事務局の名司会でてきぱきと物事が決まっていく。会議での司会の見本だ。
昨年度ようやく導入できた研究授業を、今年も本校で引き受けることとなった。せっかくの機会なので自分が行うつもり。これは11月。校内研では7月に研究授業を行う。今年も2本の社会の研究授業を行えるわけだ。もちろん、プロジェクト関係の授業も公開する予定だ。

 早く部会が終わったので本屋。東京の本屋で「この本いいなあ」と思っても買わなかった。でもそれらの本は、なかった。多少荷物になっても買うべきだったと後悔。教育文化センターにも立ち寄り、授業本を献本。ミニポスター掲示も依頼。
 夕方、録画していた「わくわく授業」2本を見る。やはり子どもたちの「楽しい」「面白い」という表情が自然に出てくる授業はいいなあ。



2004年05月09日(日)  あれこれ

 5時にホテル発。渋谷は朝まで遊んだ若者がたくさん。朝一番の新幹線で戻る。車中でblogコラムをアップ。視聴覚教育原稿再検討。
 9時過ぎには自宅に戻る。しかし体は本調子ではない。だらだらと家の仕事。お昼寝。午後になってから、コラムに書いた通り挨拶状への返信。視聴覚教育の原稿も再度修正し、発送。
学級事務仕事もどんどん進もうと思ったが、見通しが甘く手間取ってしまう。「学校の仕事はその日のうちに(帰宅後でもその日のうちに)。朝には学校外の仕事を」と内なる宣言をしていたが明日は無理。

 母の日ということで我が家でもささやかながらお母さん孝行。



2004年05月08日(土)  NHK高学年プロジェクト

 朝一番の新幹線で東京へ。NHK高学年番組プロジェクト会議のため。車中でネットカレンダーにスケジュール打ち込み。新宿の紀伊国屋書店へ。
 会議の前にテーマ授業のことでディレクターさんと打ち合わせ。内容も時期も変更することに。ランチはタイ料理。
 午後から会議。年間のタスクが示された。しっかりとデジタルコンテンツを学ばないといけないと実感。ペア研究をするのがプロジェクトの今回の特色だが、山下先生@石川とご一緒させていただくことになった。情報教育の実践で著名な方ということで楽しい一年間になりそうだ。岩手出身の宮沢賢治が大好きということで縁がある。「やまなし」を通しての交流学習もという話も出てくる。
 自分の研究だけではなく、他の方のプランについて必ずコメントをすることもこのプロジェクトでは必要だ。批評力を鍛えることになりそうだ。
 夜は懇親会。終了後クレストンホテル泊。



2004年05月07日(金)  囲む会

 朝「視聴覚教育」誌の原稿。りんごとみかんの交流学習について。メールマガジンの原稿をもとに新たに追加加筆を・・・と思ったが、実践直後に書いた原稿の方がはるかに勢いがあり、編集するような形に。
 今日は強風の日。運動会の騎馬戦の練習は大変だった。コンタクトに砂風。途中からめがねに切り替える。目が今だに痛い状態。運動会関係の練習は3時間。運動会前のピークという感じ。騎馬戦もめどはついた。

 さて今日は有志の皆様が「正寿先生を囲む会」(出版を祝う会)を開いてくださった。昨年度・今年度の同学年の先生方が中心。「囲まれる」というようなことは初めてで気恥ずかしかったが、温かいお話に(本を出してよかったなあ)と思う。企画も、皆さんから本についての質問、個人的な質問コーナーがあって、面白かった。「今一番大切にしていることは何ですか」と言われても即答できないなあ。いずれ中心となって主催してくださった皆様、参加してくださった皆様に感謝。
 明日の朝一番の新幹線に乗るため、久々の泥鰌鍋の二次会途中で失礼をする。



2004年05月06日(木) 連休明けて

 朝、テーマ授業についてあれこれ考える。「自分の強みを生かす」ということに尽きる。
 さて5連休明けの学校、すぐにまた運動会モード。今日は100mのタイム計時、組体操、騎馬戦編成。休み時間には応援団の振り付け。子どもたちも休み時間には委員会、クラブの集まり等が重なっている状態。忙しいが乗り切ってもらうしかない。
 放課後校内研。全体研のあと部会研を行う。社会科部会では昨年度基本的なラインを引いたので、今年はそれを焦点化する年。自分が個人的に研究したいこととほぼリンクしている。これは稀なこと。その分成果も出さなければと思っている。
 夜、学級通信作成。「学校の仕事は学校で」が原則だが、運動会前の今は6時頃まで事務的な仕事の時間は持てない。朝に原稿を書く時間を確保できるようにする努めていこう。blogも更新。さらに月刊「視聴覚教育」を斜め読み。今までこのような教育雑誌があることを知らなかった。貴重な情報も多い。



2004年05月05日(水)  お出かけ2日目

 ゆっくりとした朝。岩風呂にも入り、いい気持ち。
 今日は仙台へショッピング。このごろは長女もこだわりがあり、あれこれ見て歩く。早めに4時頃帰る。
 3月から4月にかけて時間不足で新たな気持ちがしなかったが、今回の5連休で心も体もリフレッシュ。すべきこともいくらかできたいい連休だった。明日から改めて気持ちを入れて仕事をしよう。

 今日のblogの更新は情報教育。予定していたカテゴリーでアップしていないのは「マイ・オピニオン」のみ。これはストックがないので、書いた時点でのこととなる。
 夜、ずっと気になっているテーマ授業と雑誌「視聴覚教育」の構想。



2004年05月04日(火)  原稿&お出かけ

 朝から昨日の続きの急ぎの原稿。書くネタはあるのだが、なかなか書くことができない。原稿を書くことにおける助走(準備)することの大切さの意味を、改めて確認をした。
 blogに3月の冊子原稿を掲載。このような過去のミニ原稿も気軽にアップにできる。アクセス数が早朝なのに多いなあ・・・とよく見てみると、ページ数のカウントということが分かる。でも元HPのアクセス数も通常より増えているので相乗効果はあるようだ。

 さて今日はお出かけの日。しかしながらあいにくの天気。気仙沼の大島に行く予定を変更。気仙沼リアスシャークミュージアム、氷の水族館を見学。魚市場はとてもにぎわっていた。サメの水揚高日本一ということでフカヒレ商品がたくさんだった。オンリーワンの観光を目指していると感じた。

 宿泊先は歌津町(一時「ウタちゃん」がいた)のニュー泊崎荘。こじんまりとした旅館だが、「日本一の笑顔でお出迎えします」の言葉通り。(「お出迎え」を「授業」に変えて、モットーとしたいものだ・・・)



2004年05月03日(月)  気分転換&原稿

 朝からblogいじり。デザイン変更、画像取り入れ、アクセス解析、リンク等おおよそのことが分かる。いずれ更新のペースを早めるために移行したのであるから、コンテンツを増やしていこう。
 さて、今日はやや曇り空。午前中は二女と自転車練習を兼ねて駅前まで。3年生から路上運転が許可されるので、練習が必要。途中知人と偶然に会ったり(久々)、高野長英旧宅に入ったり、公園で十分に遊んだりと気分転換。高野長英は今年生誕200年ということで地元ではイベント目白押し。
 午後からは急遽入った原稿に取り組む予定が、気の緩みで寝てしまう。夕方かからあわてて取り組むものの翌日に持ち越し。



2004年05月02日(日)  ポートボール大会

 昨日に続き好天。5連休といっても、我が家はそれぞれが都合あり。長女は部活(中学校の先生方は本当にご苦労様だ)、家内は研修、そして私は市の子ども会ポートボール大会。
 8時過ぎに壮行会、出発。9:30開会式。いきなり第1試合。34−4で快勝。おもしろいようにシュートが入った。2回戦も26−2で圧勝。このゲームでは「ベンチ入りだけで試合出場は難しい」と思っていた4年生も全員出ることができた。3回戦は残念ながら6−16で敗退。残念ながらベスト8にはならず。相手は練習試合で完敗したチーム。でも「もしかしたら・・・」と期待を抱かせるほど子どもたちはがんばった。2回勝った後の善戦しての敗退で子どもたちも満足感あふれる表情で終えることができた。
 6年生の子どもたちの半分以上が出場しているこの大会。中には敗れて大泣きしているチームもあった。それぐらいどのチームも真剣に練習をしてきた。我が勝手町子ども会も同様。一生懸命な練習ぶりに、こちらも励まされる思いであった。そして、親も一生懸命に練習に付き添った。子ども達の和も親の和も深まる。この大会の意義は実に大きいと感じた。

 帰ってから昨日に続きblog試行。まだアップしていなかったメルマガ原稿や自分のホームページから抜粋して一気にアップ。新着情報はblog版に移行することに。画像やリンク等まだの未着手の部分が多いが、走り出した方がいいとの判断である。元のHP、日記、blogとしばらくは混在することになるが、ご容赦を。



2004年05月01日(土)  5連休初日はのんびりと

 5連休初日でも習慣で早起き。今日は特に4時頃に目が覚めてしまい、それからは眠れず。やむを得ず起きる。朝、以前からしなければいけないと思っていたデータ整理。古いパソコンの調子も業者さんに見ていただく。どうも限界のようだ。
 午後からはポートボール練習。ずいぶんと上達した。明日がいよいよ大会だ。終了後少し学校で仕事。
 市立図書館に行き、文献探し。地域の本ならやはり図書館だ。さっそく文献読み。改めて地域の歴史を知る。
 あれこれしているが、ふだんの休日のように仕事に追われることはなくのんびりと過ごす。家内が研修なので、子どもたちとも久々にゆっくりと過ごした。
 夜、blogの試行。新しい情報はblog版ホームページをメインにして更新するのがやはり便利。連休後にスタートする予定。


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