いろんなきもち。



イタリアの空(わからんて)(2002.1.14)
 
2002年02月25日(月) ++はだかのつきあい++

先日、R宅へ遊びに行った時に、
お風呂好きのR両親にこういう約束をとりつけられていた。


「近所の露天風呂へ一緒に行こう。」


「近所に露天風呂なんかあるのか?」と思ったら、健康ランドのことであった(笑)


早速、お風呂セット(バスタオル、フェイスタオル、着替え、化粧道具、髪留め等)を準備し、
R宅へ今度は迷わずに到着した。

R父は待ちくたびれたのか、家の外をうろうろしていて、
私を見つけた途端に車を止める場所を指示し、家の中へ家族を呼びにいった。

車を止めてお風呂セットを持ち出し、ふと振り返るとそこには


意気揚々と車に乗り込み、
出発準備万端の3人が。




「す、すんませ〜ん。遅れてすんませ〜〜ん。」
小さくなって車に乗り込んだ。


いつもそこの健康ランドでお風呂に入り、カラオケをして帰るのを楽しみとしているR両親は
私とRに靴箱を指示し、素早く温泉の券(600円)を買い、受付をすませた後、
R母はみんなに家から持参したタオルを配った。
私の分だけちゃんとバスタオルなども用意してくれていた。

さっそくR母と脱衣所へ向かう。
会社にあるような縦長の大きなロッカーが並んでいて、すごく綺麗な脱衣所であった。
服を脱いだ後もR母は
「こっちよ!」と常に案内し、
「ここでかけ湯するの」
とかけ湯をしてみせてくれた。


しかし、そんなことは書いてあるので


「説明せずともわかります。」


と言いたかったが、好意でしてくれている事なので、
「はぁ」とか「なるほど〜」とか相づちをうっておいた。


さっそく体を洗い、まずは普通のお風呂に入ってみた。
昨日倒れたこともあるのですぐに出て、次はジェット風呂。
手すりを持っておかないと立っていられないほど強力であった。
必死の形相で手すりを握っていると、目の前のお風呂に入っているR母になぜか微笑まれた。

その後、露天風呂に入り、R母といろいろ温泉トーク。

こんなに早くR母と
裸のつきあいをすることになろうとは。

この露天風呂はR両親が
「海が近いから塩辛いんよ」
と言っていたとおり、めちゃくちゃ塩辛かった。

肩こりもひどいのでついでに打たせ湯もやってみた。
寝っ転がるタイプのジェット風呂も入ってみた。
いい加減倒れそうなので、R母に声をかけてからと探したが
サウナに入っていて、その中に入っていく自信がなかったので諦めてお風呂を出た。

素早く着替えて、髪を乾かしていると
やっと出てきたR母に


「はっやいなぁ、出るの。」


と笑われた。
だってもう1時間くらい経ってますし(;;


脱衣所から出ると、向かいの男風呂の方からちょうどR父が出てきた。
さすが40年近く連れ添った夫婦。

それにひきかえRはとっとと出てロビーでくつろいでいた。
さすがつきあい半年すぎの私達。


健康ランド内にあるレストラン(?)で食事することに。
私は唐揚定食とやらを注文し、待っていたら
なぜかビール(ジョッキ)4杯分が机の上に並べられた。


こ、これは強制っすか。


「飲めるだけ飲んで残せばええが^^」

と言われたものの、ここの支払いはR両親もちなので残すわけにもいかず、
定食のごはんと唐揚げを無理矢理Rに押しつけなんとか全て飲んで食べ終わった。

すると、私の苦労を知ってか知らずか、

「ほら! 飲めんとか言って飲めるんじゃが〜〜」

と喜ぶR母。


R宅に帰った直後も紅茶とケーキや、お茶とみかんや、
晩ご飯にカレーライスだのいろいろ出され、食べ続けて一日が終わったのであった。






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2002年02月24日(日) ++倒れてしまいました( ̄ー ̄;++

妹の会社が、つきあいで買っていた温泉券&食事券。
誰も行くことなく使用期限が近づいていたので、
半額にしてもらってうちの家族&Tっくんの5人で行くことに。

Tっくんの運転で出発し、意気揚々と高速に乗り、
広島方面と神戸方面の分岐点にさしかかったところで

「あれ? 福山ってあれ???」

と混乱するTっくん。



「ズバリ広島方面でしょう。」(マルオスエオ風に)



「あっそうか。アホなんがバレてしもーた(笑)」
「ははははは(笑)」
「わははははははは(笑)」
「ははははははははははは(笑)」
「わははははははははははははは(笑)」 ←エンドレス



その後、

「神戸も楽しいけどな。今日は福山行っとこう。」

と冷静につっこむ妹であった。


そんなこんなで鞆の浦の温泉宿(ホテル?)に到着。
食事の時間までまだ余裕があるので、先にお風呂に入ることに。

そこのお風呂は3階に位置し、海に面しているらしい。
期待して入ってみると、お風呂自体は小さかったが、
一面海で、すごくいい景色♪
露天風呂もベランダのような状態のところにあり、
嬉しくて長湯してしまった。

それが間違いでございました。

露天風呂からあがった時に軽くめまいしてたんだけど、
よくあることなので気にせずに脱衣所に向かった。

ロッカーの鍵を開け、中のタオルを出そうとしたんだけど、
さっきのめまいが激しくなってきた。
ちょっとじっとしてれば落ち着くかと思い、倒れてはいかんので
ロッカーの扉を持って体を支えようとしたのに、手に力が入らなくて
スルッと手がはずれてしまう。

「あれ〜〜〜。やばいなぁぁぁ。」

と思った後、目の前が真っ白になって次に気付いた時には床の上でした。


気がついて最初に思ったことは

「パンツをはかねば!」

であった。

非常事態でも羞恥心を忘れなかった自分に、ちょっぴりほっとした。
大丈夫、まだいける!(なにが?)


10分ほど休んだらすぐに回復♪
ちょうどいい時間にお風呂から出たので、「北海フェア」をやっている大広間へ向かった。

この「北海フェア」はチケット制という珍しい形をとっていた。
例えば、
ビール 5点
かに鍋 10点
などという感じでメニューに点数が書いてあり、
その点数分の券を切り取って、食べたいものを出しているところで
引き替えてもらうというバイキング形式。

とりあえず、父 権三(仮名)とTっくんはビールを注文。
権三(仮名)はTっくんやRがいると、それこそ

「いいカモがやってきた。」

とばかりに飲ませ、自分も飲みまくる。

普段、私は晩酌につきあわないし、母も1杯で酔ってしまうので、
つきあってくれる人がいると嬉しいのだろう。


あっという間に酔っぱらいオヤジに変身した権三(仮名)はご機嫌で

「おい、これ食べ終わったらまた風呂入るぞ!

 倒れるなよ、今度は〜〜(笑)

と余計な一言を口にした。


貧乏性な私達は、券が残りそうなので
欲しくもないデザートや飲み物を注文して使いきった。
もうおなかいっぱい。


さっき倒れたこともあり、みんながお風呂に入っている間
休憩所で休憩(そのまんまだな)。

Tっくんも飲まされて酔っぱらっていたので、
私が運転して帰ることになった。


帰る間中、ご機嫌でしゃべり続ける権三(仮名)に



「たのむからどっか行け。」



と言いそうになった私であった。






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2002年02月19日(火) ++生命の神秘++

たまたま公休を取っていたらしく、家に米を取りに妹がやってきた。

うちでは父 権三(仮名)の仕事の関係で、たまたまお客さんに農家が多いらしく
米が安く買えるのでまとめ買いしているのだ。
2Kのアパートで置く場所もない妹は、無くなったらその都度家に取りに来る。


到着した妹にえさ(カレー)を与え、手なずけた(?)後、


「10kgも精米機にかけるの大変じゃろう?」


というこの一言で
まんまと妹に運転させて銀行まわりをすることを了承させた。


運転するの面倒だったのよね。


らっきー♪



すると、仕事していた母が顔を出し、

「ちょっと荷物持って行ってくれんかなぁ?」

と巨大な荷物を強引に手渡されている妹。



実家に帰るとパシリにされがちな妹であった。


っていうか、私も母も

人使いがうまい。


それは自分が働くのが面倒だから(ダメ)。



さっそく銀行まわりをし、荷物をおろし、無人精米機で精米。
終わって家に帰ろうとしていると、

「あっ! Eちゃんのお見舞い行くんだった!!!」

などと言う。
Eちゃんというのは、Tっくんの友人の奥さんで、
2日前にうちの近所の産婦人科で出産したばかりなのだそうだ。
出産つーことは急がないと、1週間ほどしか病院にいないだろう。

私も彼女とは、妹の引っ越しの折りに身重の体で手伝いにきてくれて
面識があるので、一緒にお見舞いに行くことにした。
評判の病院の中がどんなのかも見たかったし(笑)

お見舞いにアレンジフラワーを買い、病院内に入るとなかなか綺麗であった。
ナースステーションで何号室かを聞き、病室に向かう時に
Eちゃんの赤ちゃんを発見!


「わっはっは〜〜(笑) だんなにそっくり!」
「額が異常に広いとこもそっくり〜〜!」
「やなとこがそっくりだね!」

などと大きなお世話な事を言いながら、スヤスヤ眠る赤ちゃんをしばし
孫を見守るおじいちゃん(なぜ男なのか)のように、あったか〜い目で見守ってしまった。


病室に入ると、この病院が人気があるという理由がわかったような気がした。
個室になってて、フローリングで、ベッドは低く、
ソファーやクローゼットなんかも置いてあり、テレビは液晶。

「おしゃれな私の部屋」って感じ(わかりづらいか)。

病室っぽくないんだわ、まったく。


「私が子供を産む機会があるならば、ここにしよう。
 実家も近いし。」

なんてことを勝手に決めた。


大役を済ませたばかりのEちゃんは、出産の際にいろんなところが切れたため、
普通より縫合箇所が多くて時間がかかったそうで、起きあがれずにいた。


「ああ〜〜ほんとに死ぬかと思った。」
「もう子供は産まない。」
「陣痛の痛みで麻酔なしで切られても
 わからなかった。」



などと、出産経験の無い私達に充分すぎるほどの恐怖を植え付けてくれた。

会社の同僚の女の子も一人目を産んだ時、同じこと言ってたな、そういえば。
でも彼女はすでに3人の子持ち。


なんだかんだと小一時間ばかり話をした後、帰ることに。


Eちゃんが言った、

「お母さんは大事にせんといけんよ。」

という言葉は、子供を産んだばかりの人の言葉だけに、
すごく説得力があって胸に残りましたわ。






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2002年02月16日(土) ++ああもうおなかいっぱいです++

今日のお出かけに際し、きらーんとひらめいた。

「ちょうどいいわ、みかんをもらってもらおう!」

昨日もらった10kgもあるみかんから、
もらった人がちょっぴり迷惑な気分になりそうなようなギリギリの量を
2つの袋に詰め込んで、かなりご近所なよしえちゃん宅へお迎えに行く。

イタリア土産(やはりチョコ)とみかんを渡して、「だて」へご〜♪
「だて」でMちゃんと待ち合わせしていたので、合流してデミカツ丼を食す。

デミカツ丼を食べた後、もう一人のえじきであるMちゃんに
みかんを押しつけました。


「こんなとこに持ってくるな。」


と言われたけど気にしない。
きっと照れ隠しに違いないわ(←?)


3人でロフトへ行ってみた。
なんだかんだと冷やかしつつ、途中でMちゃんが用事があると言ってお別れ。

で、ふと思い出す。
今日はよしえ23歳おめでとうプレゼントを買うのだった。
あぁ、すっかり忘れてた。

何度か雑貨屋など見て探していたんだけど、
事情が事情なので将来使えるものがいいかと思い、
本人に選んでもらうコトにしたのだった。

私的には新婚家庭で「嫁が勝手に選んだんだよ〜(ぽっ」などと夫がよく言い訳するような
可愛らしい物をと思っていたのに、なぜかよしえちゃんは

「これがいい! きっと気に入るわ!!!」

と言い、


温泉マーク入りお風呂セット


を欲しがった。いいのかそれで。


プレゼントなので包んでもらおうとしたら
「え? これ包むんですか?」
とか言われ、なんとかお願いして待っている間も私の心の中で


「よしえちゃんは一体どこへ行きたいのだ。」


と問うてみたりした。
しかし答えは出なかった。


その後はダイレックスやダイソーをぶらぶらし、よしえちゃんを家に送った。


家に帰ってすぐ、先ほど別れたMちゃんと連絡を取り、迎えに来てもらうことに。
S先輩を乗せてやってきたMちゃんの車に乗り込み、

「今日はどこ行くのー?」

と聞いたらこれから考えるという。


静かに考えているMちゃんとは対照的に、


「無問題(もうまんたい)!!!」


と叫び続けているS先輩(意味不明)。
そんなS先輩にも意見を聞いてみた。

「う〜〜ん、30ぐらいの女が漫画喫茶もイケてないよなぁ・・・
 無問題を見に行こう! ダメ?
 じゃあカラオケ〜〜〜! つか、ドライブ? わーい!」


らちがあきません。

なんとなくぶらぶら車で走った後、


「びっくらドンキーに行きたーい!わーい!」


と突然叫ぶS先輩の意見を尊重し、夕食はハンバーグにしました。
ちなみに正しくはびっくりドンキーです。

ハンバーグを食べている間も自らを「下ネタ女王」と言うS先輩は下ネタ連発です。
食べてるのに。

笑いすぎてお腹が痛くなりながらも、次はどこに行くか相談。

ここでもやはり、


「カラオケ行きたい!わーい!」


と言うS先輩の意見を尊重し、カラオケボックスへ。
2時間のほとんどをS先輩が歌い、人が歌っている歌までマイク持ってないのに
マイクの声より大きい声で歌い、机を叩き、踊り、そりゃあもう


おなかいっぱい。


帰りにS先輩、満足げにこう言った。

「ああ〜楽しかった。いっつも若い子とばっかり遊ぶからさぁ。

30ぐらいの人と遊べて楽しかったわ〜!」



・・・・・・・・30ぐらいの人って言うな。






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2002年02月15日(金) ++もてなされ放題、みかんも食べ放題++

昨日作った絞りクッキーと京都の漬け物を持って、R宅へ向かった。
向かったんだけども。
自分で運転して行くのは3回目だったんだけども。



なぜか道に迷う。



予定の時間より大幅に遅れて到着。
渡すだけ渡してすぐに帰るつもりだったんだけど、
R母に

「ちょっとお茶だけでもして行かれー。」

と言われたのでお邪魔することに。


Rのご両親は定年退職をしていて、年金をもらいながら
のんびり余生を暮らしている、非常にうらやましい状態。
そして子供が男兄弟だったため、女の子が来るのがうれしいらしい。
そんなヒマヒマなところにおもちゃ(私)がのこのこ道に迷いながらやってきたので
ご両親は揃って


「カモがネギしょってやってきた。」


と思ったのであろう。
「カモ」は私で「ネギ」は漬け物とクッキーか。



さっそくコタツでケーキ食べたり、みかん食べたり、お茶のんだり、
「おまえはこの家の子かっ?」
と自分でつっこみたくなるくらい団らんしてしまった。


R父自慢のカラオケセットを披露され、
R父が描いた水墨画を自慢され、

「どっちが先生の描いた水墨画でしょう?」

などと答えにくい質問をされたりした。


そろそろ帰ろうかと思っていたら、

「Rの写真を見せてあげよう!」

とか言いだし、
両親揃ってにこにこしながらも「早く見ろ」と言わんばかりの圧力を感じたので
なんとなく見せてもらったが、
小さい頃からあんな顔だったのだなとか、
髪は今よりやっぱり多いですなとか、
ロクでもない感想しか浮かばなくて、微妙な笑顔でごまかしておいた。


その後も、もういい加減帰ろうかと思ったら、

「お兄ちゃんの結婚式のビデオを見せてあげよう!」

とか言いだし、みんなで見ることに。


お兄さんはできちゃった婚で、就職直後に式をあげたらしく、
ご両親が全てお金を出してあげたらしい。

感動の「両親に花束を渡すシーン」にさしかかったところ、R母が


「これ、渡してもらってるけど
 私がお金出した花束。」



と感動の涙もぴたっと止まるような鋭いつっこみをした(笑)


幼少時代の写真を編集したビデオも式で流していて、
(私は結婚式で絶対にやりたくないと思っていることの一つ)
写真と共に、二人のなれそめのナレーションが入り、
最後に明朝体で画面いっぱいに


愛、永遠に・・・


などと出てきた日には笑いをこらえるのに必死でした。


そんな感じでご両親にもてなされ(ありがたいですなぁ)、
気付いたら日が暮れはじめていた。

「せっかくだから晩ご飯に焼肉でも食べに行こう!」

R父がステキな提案をしてくれたんだけど、
ちょうどうちの家族で焼肉を食べに行く約束をしていたので
丁重にお断りして、家に帰ることに。
車に乗り込もうとしていたら、

「これ! みかんあげるわ〜〜」

と、10kgもみかんを下さいました。
ダレが食べるのか。


家に帰ると父 権三(仮名)がいなかった。

母曰く
「なんか、ディナーショー行ってくるとか言って出かけたわ。」



権三(仮名)@お調子者め・・・。



R両親と焼肉食べてくればよかった・・・。


仕方なく、ペンネアラビアータを作って食べた。
(もちろん、トマトソースから作った)
なんだか母は「おいしー♪」と言って感動していた。

それでも焼肉が食べられなかった怒りがおさまらないので、
怒りをこめてパン生地をたたき続けたのであった。






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2002年02月14日(木) ++毎回後悔するのに、毎回忘れてます++

すっかりバレンタインのプレゼントを渡し終わったと思いきや、
忘れてましたこの人を。




父 権三(仮名)54歳。




毎年のように、

「今年は(娘達が)チョコくれるじゃろうかのぉ」

と甘い物は嫌いなくせに母にぼやく権三(仮名)なので、
とりあえず私も妹も、自分の好みのチョコを買い、
プレゼントしといて後で全て自分たちで食い尽くすという
とてもムダな事を繰り返しておりました。


まあ、プレゼントは気持ちですし。


そんなわけでマドレーヌ型も全て無くなったので、
以前よく作っていて、みんなに好評だった絞りクッキーを作ることに。
これなら材料もカンタンだ。
(もうすっかり”バレンタイン=チョコ”という図式が消えてマス)


生地は昨日の教訓を生かし、「バターはレンジしてやわらかく」してから作業に取りかかった。
おかげでスムーズに生地作り完成♪



さっそく絞り袋に入れて絞り出しはじめ・・・


絞り出し・・・


しぼ・・・


少しも出ねぇ・・・。



そうか。
思い出した。



このクッキーは大変生地が固く、作るたびに血管切れそうになりながら絞ったあげく、

「もう2度と作らまい。」

とつくづく気軽に作ろうと思った自分に腹を立ててしまうオソロシイ代物。


しかし、とても評判がいいので(友人なんか誕生日祝いに希望したくらい)
調子にのって作りはじめ、絞る段階でまた後悔するということを
すでに数回繰り返し、私の学習能力のなさや記憶力の無さを
その都度あらわにしてきたのであった。


しかも、明日、
R両親に京都から届いた漬け物を届けるついでに、クッキーも持って行こうと思い立ち、
たくさん生地を作ってしまっていた。



どうするよ。



どうするもなにも。



諦めて力の限り絞って形を作っていたら、袋が破けて中身が露出。



「ひえ〜〜〜」



セロテープを貼ってみたらなんとかなったので、絞り出し続行。
何個か作ってるうちに、生地がやわらかくなってきた。
そしてふと気付いた。




「そうか、バターが手の温度であたたまって
やわらかくなったのだ」と。





クッキーは焦げずに無事焼けた。


権三(仮名)にも無事プレゼントした。
もらったことで嬉しそうにちょびっとだけ食べていた。


しかし、

なぜ当然のようにもりもりと食ってるんだ母よ。


やはり親子。






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2002年02月13日(水) ++メロンパンの上の皮は焦げやすかった++

先日、パンの中でも特に手間のかかるクロワッサンで
パン作りデビューを飾った私。


あまりの大変さに、

「体力のぉ限界っ」

と千代の富士引退宣言を一人でやって、パン作りから引退しそうになったほどだ。



しかし、1回だけでいいのか。
もっと簡単なパンがあるんじゃないのか。
このままでは一生パン屋に頭があがらないではないか。(←?)


というわけで夕食を終えた後、
母が作ろうとしていたメロンパンに挑戦することにした。


メロンパンは二層になっているので、本体を母、上の皮部分を私が担当。

「ふむふむ。まずはバターをクリーム状に練るのね。」


む。

むむむ。

むむむむむ。



直前まで冷蔵庫できんきんに冷やされていたバターが
簡単にクリーム状になるはずもなく。


ぐっ

ぐぐぐっ

ぐぐぐぐぐぐーーーっ


力業で木べらを使ってつぶすこと30分。
やっとのことでクリーム状(固め)になった。


「ぜいはぁぜいはぁ。次は砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜるのね。」


ぐっ

ぐぐぐっ


混ざらねぇ・・・。


あきらめて少し湯煎をしてみたらなんとか混ざった。


「はぁぁぁ。次はとき卵を少しずつ加えて混ぜるのね。」


まぜまぜまぜまぜ


おいおい、分離してるよ・・・。


そこで母がすかさず

「寒いから分離するんじゃ。湯煎してみー?」

と言うので湯煎をしてみたらまたなんとか混ざった。


「もぉぉぉ。次は小麦粉を入れて練らないように混ぜるのね。」


ぐっ

ぐぐぐっ


粉が多いんじゃーー(><)ノ



なんとか強引に混ぜて皮はできあがった。
皮だけでこんなに苦労するとは、メロンパン侮りがたし。


生地を休ませている間、疲労感と引退したい気持ちでいっぱいになって
呆然と椅子に座っている時に思った。



「さっきのバターはレンジでやわらかくすれば
 よかったのではないか」と。




なんとか形作って、オーブンで焼く設定を母に任せて
私は次のマドレーヌ作成(妹の彼であるTっくんのバレンタイン用)の準備をしていた。


「ちょっとー」
「ん?」
「これどうすればええん?」

見に行くとオーブンは予熱ランプがついているのにパンが焼き上がっていた。

「なんで予熱中にパンが入ってるわけ???」
「発酵した後、入れたままにしといたん。」
「これ・・・予熱で焼けてしまってるわ・・・。」


上から見た目はきれいにできあがっていたが、
裏の巻き込んだ皮の部分だけ真っ黒に焦げていた。

「もう2度と作らまぁな。」
「これからはメロンパンをありがたがって
 食べるようにしよう。」

私達親子は再び、脱力感溢れる会話をした。


気をとりなおしてマドレーヌ作成。
今回はチョコチップなしです。
そこが本命と義理の違いなのだ(微妙なちがいだな、おい)。

焼き上がった直後、妹から電話があり、

「今日は二人で福山にライブ見に行ってたん。今帰るとこー。」

と言うので帰りに寄りなさいと言って電話を切った。


まもなく家に来た二人は飢えていたらしく、
ハイエナのようにわらわらとマドレーヌに近寄り、
みるみるうちに食べてしまった。


ちゅか、

なぜ当然のようにもりもりと食ってるんだ妹よ。



罰として失敗したメロンパンを持って帰ってもらいました。






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2002年02月11日(月) ++吹雪の遊園地++

いつも残業で夜遅く、週1日しか休みのないRに気遣って(?)
「昼からでぇと」を心がけていた私の気持ちを知ってか知らずか、


「ポートピアランドへ行きたい。」


などと
自分がず〜っと運転し、入園料も2人分払うハメになり、
早起きもしなければならなくなるそんな提案を
自らしてしまう彼はたぶん根っからボランティア精神溢れる人なのであろう。

もちろん、私は遊園地大好きなので賛成。


とりあえずバレンタインのプレゼントに昨日焼いた
「ホットカーペットでいい具合に溶かしたチョコチップ入りマドレーヌ」と
「今更もらっても困るぞもう春はそこまで来てますしテブクロ」をあげたら、
ボランティア精神溢れる彼は大層喜んでいた。


神戸へ向けて走りはじめた途端に雪というより吹雪になってきた。
ああ、君は雨男ならぬ雪男でしたか。

「こりはきっとジェットコースターとか止まっちゃってるんじゃなかろうか。」
「え? そうなん?」
「雨降ったら止まるけど・・・雪はわかりゃん。」
「とりあえず行くだけ行こう!」

前向きな彼は吹雪で前が見えづらい中、どんどん運転して行くのであった。

「うまいうまい〜〜」

すかさずマドレーヌ食ってるし。

「これは売れるね!」
「ほんと〜〜?職もないし、これを商売にしようかね!」
「それいいかもね!」
「儲かるかね!」
「儲からないかもね!」
「・・・・・・・。」


途中、あまりの寒さに寄ったSAでうどんを食べ、温かいお茶など買って出発!


ポートピアランドに到着した時には雪もやんで、乗り物も動いていたので駐車場に入った。
たまたまバレンタイン時期ということもあり、カップルで入れば
一人3800円のパスポートが3000円になるというキャンペーンをやっていた。

入ってすぐ「ミュンヘンアウトバーン」「BMR-X」「ジャイアントスプラッシュ」
ハードな乗り物を立て続けに乗る(笑)
なにしろ、雪が降ったりやんだりを繰り返していたので、
やんだ瞬間を狙って天候に左右されそうな乗り物に乗っていたのだ。

ちょっと休憩ということで観覧車に乗ると、
「ここは雪国だったか?」
と錯覚するほどの吹雪になり、地面に雪が積もりはじめた。

そんな遊園地で遊ぶにはかなり不向きな天気の中、
結構人がいたのはなぜだろう。
しかも10代〜20代前半カップルばかりで
私達が非常に浮いていたのも特筆しておく。

その後も片っ端から乗りまくり、ほとんど制覇した。
パスポートの元を取ろうと躍起になる貧乏性な二人なので
ゆとりもなく乗り続けた結果、

4時間ほどで全て乗り終わりました。


家に帰ると、パン作りにはまった母がオニオンロールを焼いていた。
これがまた激うま〜〜!

「今度はメロンパンを焼こう!」

と闘志を燃やす母であった。






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2002年02月10日(日) ++クロワッサンは二度と焼かない++

7、8年ほど前にうちにやってきたオーブンレンジ。

オーブンとレンジ両方の機能を併せ持つ、
我が家にとって今までにない画期的な家電を前に
「ケーキを焼こうか」「パンも焼けるよ!」などと盛り上がるだけ
盛り上がって実行することなくすぐに、



説明書紛失。



使い方がわからない私達はオーブン機能などはじめから無かったことにして、
レンジとして今まで活用してきた。


そして先日、イタリアから帰って数週間経つのに、やっとスーツケースを片づけた。
物置に「えっさえっさ」と運び込んでいた時、

どさっ

オーブンレンジの説明書が天から降ってきたのである。
(正しくは微妙な力加減でつめこんだ荷物がバランスを取り合っておさまっていたのに、
 私がスーツケースをしまおうとしたためバランスを失い、雪崩のように崩れてきた)



母に「説明書が見つかったよー!」と報告し、
一緒にぱらぱらめくってみたところ、とてもおいしそうなクロワッサンのレシピが載っていた。

あまりにおいしそうなので、よく作り方も読まずに作ってみることにした。
思えばこれが間違いであった。

うちの母は私が幼少時代によく、共働きにも関わらず
朝、手作りのパンを焼いてくれていたので、パン作りには自信があったため
あまり気にせず気軽に作業にとりかかった。


〜クロワッサンができるまで〜

材料を混ぜて、こねこね。こねながらもバターを加える。
 ↓
親の仇とばかりにたたきつけ、第一次発酵50分。
 ↓
折り込み用のバター作成。冷蔵庫で1時間冷やす。
 ↓
発酵が終わった生地をバットに広げ冷蔵庫で1時間休ませる。
 ↓
生地を長方形にのばし、バターをのせ3つ折りに。
 ↓
生地をのばし、S字に折る(3回繰り返す)
 ↓
生地をのばし、三角形に切る。
 ↓
めん棒で軽くのばし、底辺に切り込みを入れる。
 ↓
くるくる巻いてクロワッサンの形をつくる。
 ↓
第二次発酵30分
 ↓
ドリールを塗り、12〜14分焼く。



結果:5時間半かかりました(涙



やっと焼きに入ったときには、親子で安堵と疲労の入り交じった
なんとも微妙な表情を浮かべ、

「もう2度と作らまぁな。」
「これからはクロワッサンをありがたがって
 食べるようにしよう。」
「あんた、日が暮れてるよ。」
「ああ、ほんとだ。晩ご飯の時間だね、母さん。」
「ほんとだね。」

と脱力感あふれる会話をした。


焼きたてのクロワッサンはとんでもなく美味しかった。
が、2度と作りません。


その後、夕食を作って食べた後、明日渡すためのマドレーヌ作成。
ロフトで購入し、ホットカーペットでどろどろに溶けてしまったチョコチップも
強引に混ぜてみたら全て底に沈んだ状態でできあがってしまった。


失敗?


・・・・・・まぁええか。






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2002年02月08日(金) ++やっぱりおいしいわ♪++

母の仕事の関係で、児島の某会社へ行くことに。
どうして私がついていかなければならないのかと疑問に思ったら、

「会社の場所わからんから、助手席でしっかり見て!」

とのこと。


自分で見ればいいだろうと思ったが、


「よそ見したら事故するし」


と即答されたので黙ってお供することにした。
「するし」ってなんだ、「するし」って。


無事にその会社に到着し、用事が終わったので帰ろうとしていたら、

「せっかく児島に来たんだし、プリンを買おう!」

と言い出した。


このセリフだけ聞くと、
「なんだ?児島はプリンの名産地なのか?
 そもそも名産地ってなにさ?むきー!」
と思ってしまうが、
昨年ボイス展に行った時に買った激うまなプリンのことなのだ。

その店は以前、ちびっこに案内してもらって
ケーキを買った(ケーキがおいしいと有名だった)ことがあるんだけど、
家に帰ったらお客さんが来ていて、泣く泣くそれを提供したため
食べられなかったという全く本当に何年も経った今でも悔しくてたまらない思い出がある。
また買いに行けばいいじゃないかと思うだろうが、
あれから二度とたどり着けることは無かった。
どこをどう行ったのか、狐に化かされていたのか、
実はちびっこが狐だったとか、とにかく記憶がありません。


そんな記憶の彼方にいってしまったその店を簡単に


「たぶんこっち。」


と何の根拠もないくせにどんどん走ってたどり着いてしまった母(しかもお店には初めて来た)に
動揺を隠せない私であった。


数年前行った時とは随分変わって、きれいな店になってました。
やっぱ儲かってんのかね。

本来の目的はプリンだけだったのに、見ているうちにケーキも欲しくなってしまった。
気持ちは母も同じだったらしく、

「モンブランとティラミスと・・・(その他いろいろ)、プリン10個とチョコ3袋ください」



母よ、

うちには3人しかいないということを
忘れてませんか。



ダレがプリンを10個も食べるんだ、ダレが。
しかも何故ケーキを6個も買うよ?
そしてチョコを買う必要が?



「5071円になります。」

「あら、5000円で足りないわ。」




おいおい、どうなるんだぁうちの食費は!!!



帰り際、はっと我にかえったのか、

「買いすぎた(ぼそっ」

と言うので、

「そうだー買いすぎだーどうするんだーこんなに買って」

と抗議すると、

「だってプリン5個は●●(妹)にあげて、ケーキは仕事場の人に3時に出してあげて、
 チョコはおじいちゃんおばあちゃんにあげようと思ったらこんなことに。」


よく考えたらうちの母はみんなに配ってあげたい人なので、
ついつい大量買いしてしまうのだ。


さっそく家に帰ってすぐ、妹の会社へプリンを届けに行き、
3時に仕事場の人にケーキを出してあげた。

ヒマになったので洗車開始。
なんというか前回洗車したのがいつだったか、
というより何月だったかさえ忘れてしまってもう数年洗ってないような気がしてきたので
重い腰をあげてやっとすることにした。

あまりにワックスをかけてないせいか、ワックスを塗った通りに型が残るので
かなり苦戦していると、一天にわかにかき曇ってきた。


「・・・・・・・・。」



この展開、ベタすぎませんか(涙






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2002年02月04日(月) ++リベンジ!フランス料理++

今日のお昼は「どろ焼き」とやらを食べに行くことになった。
以前、食べに行ってとっても美味しかったので。

私はどろ焼き(豚)、Rはそばめしモダンとかいうわけのわからないものを注文。
待っている間、なんでもノートみたいなものが置いてあったので、
開いて見てみた。


「待ち時間が長すぎます」
「●●店の方がおいしかった」
「店員の配慮が足りない」などなど...


苦情のオンパレード。


見なかったことにして、待っていたがノートに書いてあったとおり、
待ち時間が非常に長かった。
でもどろ焼きは美味☆
仲良くわけわけして食べました。


食べ終わった後はイオンへ移動。
表彰してもらいたいくらい行ってます、イオン倉敷。

さっそく映画のチケットを購入♪
映画まで2時間ほどあったので、コンタクト用品(激安)などを買ったり、
こないだ見つけた黒ひげ危機一髪(ピングーばーじょん)を見つめて

「欲しいけど金がナイ」

と言って同情されてみたりして過ごした。
ちなみに480円(もうイイって)。


映画の時間となったので映画館へ入って待っていると、
前方になんだか落ち着きのない動きをするぺ●そっくりな人を見かけた。

「すっげぇ似てる〜〜。めちゃ似てる〜〜。激しく似てる〜〜。」

と思いつつも席が離れていたため確かめることができなかった。
残念。


というわけで今日見る映画は「オーシャンズ11」
いろんな分野の専門家を集め、カジノの地下金庫から大金を盗み出すという話なんだけど、
とにかく単純に面白かった!!!
全然時間を感じずに見終わっちゃったから、すっかりはまって見てしまったんだわ〜。
Rは「あまりに失敗が無さ過ぎていまいち」って言ってたけど、
私はこういう映画好きだなぁ。
しかも、嫌いだったジョージ・クルーニーがめちゃくちゃかっこいい(笑)


見終わった後、夕食に何食べるか車の中で相談。

「こないだ行けなかったフランス料理食べに行こう!」
「あの〜〜。財布の中身が1500円なんですガ。」
「おごってあげるわ! 誕生日祝い^^」


やったぁぁぁぁぁ!!!


しかし、以前私が行ったフランス料理店はコースで8000円くらいしたので、
「高かったらやめようね。」
とおどおどしながらお店に向かった。

お店の前にメニューがあり、3500円のコースがあったので入ることに。
店内は私達平民が入ってはいけないなんだか高貴な雰囲気。

メインの料理はRが牛フィレステーキ、私が魚料理を注文すると、
ウエイトレスが

「ワインはいかがですか?」

と言うのでワインリストを持ってきてもらった。



たけぇ( ̄□ ̄;)!!


シャンパンなら安いかと思って見てみると、ドンペリ22000円とかそんなのしか無かった(汗


「こ、これは見なかったことに・・・。」


そっとワインリストを置いてみたが、見逃してくれるはずもなく
オーダーを聞きに来られてしまった。


「やっぱりワインはナシで。」
「ドリンクは何も無しですか? グラスワインもありますが。」
「あっそれおねがいします(ほっ」

無事にワインを注文できたものの、非常に落ち着かない。

やっぱり私達はファミレスで充分です。すみませんでした。
ちょっと贅沢しようと思ったのが間違いでした。
もう来ません。許して。

思いっきり後ろ向きな気持ちになった時に料理が出始めた。
前菜の牡蠣フライ風、スープ、スズキのポアレ、デザート、そしてワインにいたるまで
どれもすごく美味しい!!!
ここのお店は美味しいと評判なのは聞いていたけど、ほんとに美味しい〜〜♪
盛りつけもすごくステキだし^^
満足満足☆

今度はホワイトデーにおごってもらおうと思います(オイ






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2002年02月03日(日) ++喜寿祝い++

今日は祖父の喜寿祝い。
病気もなく元気にこの日を迎えることができてなによりです^^
とりあえず私の花嫁姿を見るまでは死なないでほしいわ。
それっていつ?


11時30分に迎えのバスが来るというので、10時に起きて準備していた。
10時30分にパジャマで寝ぼけながら化粧をしていると、
母が大声で叫んだ。


「バスもう来てるって!」



え゛?



慌てて準備し、バスが迎えに来ている場所まで移動。
(うちの近所はドライバーにとってデンジャラス地帯なので入ってきてもらえない)
すると、すでに妹は乗り込んでいたので隣に座った。

バスの中には得体の知れないお年寄り達(注:親戚です)がたくさんいて、
誰だかさっぱりわからないのに、

「まあ〜〜、見ないうちに大きくなったのねぇ」

と、よく久し振りに会った親戚に必ず言われるセリフを聞かされた。


でも、みそぢの女に大きくなったとか言うのはどうかと思う。


目的地に向かう間、
「Rにチョコを与えないために、マドレーヌを作るんだけども
 バレンタインらしくちょっとだけチョコチップを入れようと思ったんだが、
 ホットカーペットでいい感じに溶かしてしまった」
なんてことを妹に話していたら、

「チョコ好きなのになんでチョコあげんのよ!(笑)」
とつっこまれた。


さぁ、なぜだろう。
なんだか悔しいのよね。
あげるくらいなら私が食べる。


目的地に到着し、部屋に通されたので
いとこ夫婦(注:軟弱ケンシロウ&N子さん)の前に座った。
知らない人の前に行くとまた

「まあ〜〜、見ないうちに大きくなったのねぇ」

とか言われそうなので。


伯父さんの乾杯の音頭で食事開始♪
なんだか普段お目にかからない珍しい料理(和食)の数々。
お頭付きの鯛の刺身&伊勢エビの刺身(これはいただけない)。
茶碗蒸しもフカヒレのあんがかかってて、めちゃめちゃおいしい!
旅館風の小さい鍋もあって、中身はかに鍋!!!

会話もロクにせず黙々と食べる私に母が話しかけてきた。

「それ何?」
「ん? タケノコ。」
「なんや、タケノコか。(母はタケノコ嫌い)」

この会話を聞いた伯母さん、なぜか大爆笑。

「普通は親が子供に『文句言わずに食べなさい』って叱るのに、
 あんたが食べ物に文句言ってどうするんよ(笑)」


食事が終わった後、ここにはお風呂もあるので
みんなが入って出てくるのを待って、妹と一緒に入った。

「足がのばせる〜〜〜〜!!!」

2Kのアパートに住む妹の部屋のお風呂は正方形で足がのばせないのだ(笑)
のんびり入った後、食事した部屋から移動して、
カフェみたいなところでコーヒーをいただいた♪

喜寿を祝うというより、もてなされていい気分で帰りました(笑)
ちゅか祝いのことなど忘れておった。


家に帰ってから、晩ご飯をみんなで食べるためにTっくんを呼びつけた。
妹は巻きずしを作ろうとしていたんだけど、寒いので却下して
キムチ鍋をすることに。
だいたい巻きずしを作ったところで恵方が今年はどっちなのかもわからんかったし。



だいたいその前に

私、巻きずし食べれませんから。(涙)






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2002年02月01日(金) ++派遣会社でベル鳴らす++

ととろ(N)さんから紹介された某派遣会社に
やっと行ってきました派遣登録しに。
っていうか3000円商品券ゲットのために。
そしてととろさんとの友情のために(?)


3時の約束だったので10分前には到着。
入り口から覗いてみるとダレもいない。
どうしようかと思いつつ、入り口付近にある受付のようなところに
ベルが置いてあり、「御用の方はベルを鳴らしてください」と書いてあったので押してみた。


ち〜〜ん。



ダレもいないのがわかっているのに鳴らしたって仕方ないだろうと思ったが、
帰るわけにもいかないので、また鳴らしてみた。



ち〜〜んち〜〜んち〜〜んち〜〜ん
ち〜〜んち〜〜んち〜〜んち〜〜ん(連打)




しーん。



ちょっぴりさみしくなって涙しそうになった時に、
ここの社員らしきお兄さんが戻ってきて応対してくれた。

さっそく担当のお姉さんが
「10分ほどビデオを見てくださいね」
と言い、


「派遣とは。」


といった内容のビデオを流しはじめた。
つまりは会社のシステムを説明したビデオ。


見終わった後、席を移動していろいろな書類を書くようにと指示された。

「たくさんあるので、全て記入できましたら、このベルを鳴らしてくださいね。」

と言って去っていくお姉さん。


希望の職種はもちろん、経験のあるソフトやら、持っている資格やら
いろいろと書くようになっており、
「ロータスは使ってたけど忘れたから経験ありと書くべきではないか」とか
「フォートランでプログラミングした経験はあるがすっかり忘れたので書くべきではないか」とか
「初級シスアドも取ったけどすっかり忘れたので書くべきではないか」などと
書いてるうちに私は何もかも忘れていってるのだなと切なくなってきた。

私はいろいろ興味を持って勉強をするくせに、飽きたらすぐ忘れるという特技を持っているので
全くもって役に立たたない。
自分で自分に怒り心頭である。

職務経歴書も書いて行ってたので、それもあわせて書き込んでいたら30分もかかってしまった。
ぐったりしながらベルを鳴らす。


ち〜〜ん。


すぐにお姉さんはやってきて、いろいろと細かいところまで話をした後、
タイピングテストをすることに。

「長文がず〜〜っと出てきますので5分間、打って打って打ちまくってください」
「終わったらどうすればいいんですか?」
「このベルを鳴らしてください」


っていうか・・・

またベルかいっ!



おとなしく打ち始めたが、会社にいた頃よりずっとスピードが落ちていて愕然とした。


ち〜〜ん。


シュンとしながらベルを鳴らすと、お姉さんがやってきて
「すごいじゃないですかぁぁぁ!!!」
となんだか興奮気味。

結果は1分120文字だったそうだ。
「ここの支部で一番速いですよ!」
と言われたが、そんなに速いか???
だいたい、会社にいた時は1分180文字打てていたのに、
すごくスピード落ちてるじゃん;;

その後は、テンキーのスピードも調べるということで、
「数字がず〜〜っと出てきますので5分間、打って打って打ちまくってください」
「終わったらどうすればいいんですか?」
「このベルを鳴らしてください」


やっぱりそうですか。


一心不乱に数字を打ち、ついでにベルも打っておいた。


ち〜〜ん。


やってきたお姉さん、
「テンキーも速いじゃないですか〜〜!」

なんだか褒め殺されそうです。

褒めて伸ばす教育か?
そんなコンセプトか?


その後、さっそく紹介をしてくれたんだが、
日曜が休めないことと、来週からすぐ仕事という急な話だったのでお断りした。
すごく話しやすいお姉さんだったので、いろいろ雑談もしていると
同い年だということが発覚!!!
「正社員だとやっぱり年齢で落とされたりとかします?」
などと逆に就職活動について質問をされた(笑)

帰りにロフトでチョコチップやマドレーヌ型など購入♪
今年のバレンタインは「手作りで安く!」をコンセプトとしていきたい。
(ただ単に金がナイ)






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++ほーむぺーじ(開店休業中)++

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