原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2002年05月31日(金) 改名申請に対する調査(つづき)

★1・改名申請 進捗状況



★1・改名申請 進捗状況

昨日、調査官から電話があった。
調査官曰
「お子さんの戸籍にも、変更後の名前が載ってしまうことになるが、
お子さんまたはその親権者や後見人の意向はどうか、
もしも明確でなければ話し合って意向を知らせてほしい」
とのこと。

うわぁ、言われてみれば、そのとおりじゃん。
私、「気持ちだけはあるけれど実行が全く伴わないタイプ」なんだわ(;_;)
今の状態でも、子どものためにできることはできる限りしてあげたいと
思っているのに、思っている先から考えが足りない。

でも、いくら「私、ダメな人間なのよね〜」などとほざいていても、
事態が勝手に好転してくれるはずはない。

なので、仕方ないから元パに電話して、確認してほしい旨、伝えた。
「少し時間をちょうだい」
という返答に、私は少しばかり不安を感じた。
「時効」なんてあるかどうかわからないけれど、
申請が無効になってしまうような期限があるのかないのか、
はっきり聞いていなかったし(だから元パに期限を言えなかった)
彼女の方では、私にさんざん待ちぼうけを食らわされた、と思っている経験があるので、
もしかしたらそれに対する「復讐」として回答を引き延ばされたりしないのか。
疑心暗鬼、魏晋南北朝、篠山ギ信……って、
アセってるからってほとんど無意味なダジャレを言ってどうする、自分!?

ま、彼女も(私と同じ)「善意の人」であることは確かだから、
できることならその場で即答してほしかった、みたいな
私の側のわがままはちょっと抑えて、
彼女の納得できる回答をもらえるまで、
しっかり待っていよう。ぃょぅ。(←@2ch)

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2002年05月30日(木) 困ったな…… 人口問題 「小6」

★1・困ったな……
★2・人口問題
★3・「小6」
★4・機能不全。



★1・困ったな……

ここ数日、
あちこちの掲示板に
いやな感じの書き込みしてしまってる。>私が。

自滅したいのなら、自分のところで自滅すればいいのに。
他人を巻き込むなんて、サイテー。

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★2・人口問題

たまには人に嫌がられそうなこと、自分のところにも書こうかな。

日本の人口は7000万人くらいがベスト

↑いつのまにか、私はそう思っていました。
「7000万人」にはっきりした根拠はありません。
強いて言えば「朝鮮半島全体の人口と似たような数」?
それも正確に知っているわけじゃないのだけど。

私には、なぜか誰もが統計的な数字について「右肩上がり」じゃなければいけない、
みたいに思っているっていうのが
理解できないのです。
それも「良いことは右肩上がり、悪いことは一挙にゼロ!」みたいな。

確かに、若年人口が減って高齢化が更に進んだら、
若者一人あたりが支えなければならない高齢者の人数は
倍増してしまうだろう。
きっと、多くの母親から
「子どもたちがかわいそう!!」
と言われるだろうけど、
そういうことを言う感情の正体は、実は
「自分が面倒見てもらえる可能性が下がるのがイヤ!!」
ということだろう。
(悪いけど、母性愛というものも所詮はそんなもの、ということを
過去にかなりはっきりと体験させられたことがあるので……)

これからの時代は、
いかに少なく稼いで少なく費やすか、を極めていくべきだろう。

ところが。

私自身を振り返ってみよう。
自分こそ、年とるにつれてやたらと医者にかかるようになったし、
けっきょくメンタルと歯医者さんで月に2万円もかけてたじゃない。
それがおまえ自身の正体♪>会津里花!!

匿名掲示板でわざと人に嫌がられて、
相手から傷つけられようとする、
みたいになっていて、かなりまずいです……

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★3・「小6」

私は「小6女子」に何かトラウマでもあるのか?
「お受験組」とか?

ああ、そうだ!!!!

ちょっと、思い出した。
具体的に誰、とかいうことはほとんど忘れてるけど、
確か私が小学校6年生だった頃、
それこそ「お受験組」で一緒に行動することがあって、
その時は私とあと二人くらいしか「男子」がいなくて
残りはみんな女子だったんだ!

半分くらい「私もお受験組=女子組?にいる♪」と
喜んでいたのだった。
もちろん、それをあからさまにクラスの女子たちに
示していたわけじゃないけど。

ああ、それから。
私、女の子のトイレに「侵入」しようとしたことがあったんだ。
それも「仲間に入れて」みたいなつもりで。
でも、結果的には「のぞき/痴漢行為」ということで、
こっ酷くつるし上げられたんだっけ。

それが私にとっての「小6」。

塾教師になってからは、
どこの校舎でも「小6」がいちばん苦手だった。
トラウマって、そんなに根深いものだったのか。

友だち、少なかった。
小5と小6の間の一時期、
私は結膜炎とか「尿に蛋白が出る」とかで、
つごう1ヶ月くらい学校を休んでいた……と思う。
(その頃のできごととか自分の気持ちとか、
なぜかほとんど覚えていない……
ただ、とにかく昼間の光が目にまぶしくて、
まともに歩くことすらできなかった、
それだけは覚えている……)
体調、最悪だった。
健康診断を受けたら
「虚弱体質」とされてしまった。

今の私を見ても、誰もそうは思わないかも。
いや、思うかな?

こんなに弱っちくて、
なんでもすぐにお休みしたり遅刻したりしてばっかりの私。

ああ、もうダメ。

悲しい。
だからといって「小6の子たちと付き合えない」なんて!!

……

でもだめ。

薬を飲まなくては。
でも、その都度「きちんと食べる」せいか、
太ってしまっていけない。
これ以上太りたくない……
(おなかだけは「年齢相応」)

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★4・機能不全。

ふう。

けっきょく、自分で何気なく踏んでしまった地雷(=たぶん「小6」)に勝てず、
バイトは休んでしまった。

何かを求めてオンラインをさすらった。

そしたら、1年に1度くらいお会いする機会のある
女装家・三橋順子さんhttp://www4.wisnet.ne.jp/~junko/のHPにたどり着いた。

そのコンテンツにある『日本女装昔話』を読んでいたら、
なんとなく父のことを思い出してしまった。

もしかしたら「富貴クラブ」に名を連ねていたかもしれない?
ぜんぜん根拠はないけど、そんな気がする。

私は自分のこと「女装」だとは思ってないけど、
過去の歴史的背景とかのことも知らないと。

……でも、疲れた。
今日、もうかれこれ14時間くらい、ネット繋ぎっぱなしだし。
これじゃ「わかほりさん」やってた頃と同じことじゃん。

「限界設定」しないと……

機能不全だあ。

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2002年05月29日(水) めそめそ。 めそじすと。 にこにこ。 にこらうす。

私は
とても女とは思えないほど
ぐじぐじ、めそめそ、うだうだして
気の弱いやつ
です。

はっきり言って、自分はとても男らしいのでは?
と思うほどです。

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めそじすと、というのはアメリカのプロテスタント系の教会だった、はず。

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今日、Fくんのお誕生日でした。
プレゼントあげたーーーー!!

でね、今日は夕方、バイトの帰りがけ、
そのプレゼントを買いに紳士服の専門店に行きました。

バイトのまんま……じゃなくて、うわっぱりは脱いで、
Tシャツ(Saipan島のおみやげ)とストレッチパンツ(短い!!)でお店に入っていきました。

店員(おばはん)に「奥さま」と言われた。
嬉しい!……と言いたいところだけど、
たぶん実は「状況から考えて、奥さまと呼ぶしかない」
と判断したのでしょう。
だって、
1)男ものに慣れてない感じ;サイズもよくわかってない
2)「あの人の好み、よくわかんないから……」とか私が呟くのを聞いてた
3)とりあえず「女じゃなければしないような格好」してる;ダサいけど
4)胸、ブラするほどあるみたい;なんか最近、かなり目立ってきた(太ってもきたけど)
パスするもしないも、もう関係なし!
「無理やりパス」とでも呼ぼうかしら。

ちょっと本題から外れたけど(っていうか上のも「本題」といえば本題になる?)

買ったのは、
・室内着(夏向け)
・ネクタイ
・ハンカチ
と、めちゃくちゃオーソドックスだけど、
Fくんて本当に格好に気を使わないので
少しでもカッコよくなってくれれば、と思ったのでした。

喜んでくれたよ。
すっごく嬉しい。
しかも
「これ、オレの好きな色だ」
とまで言ってくれた!!
(緑系♪ わーいわーい♪)

あーもう、有頂天!!

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テーブルの上には、ノリタンタンにもらった、
ラベンダーとかミントとかローズマリーとか……
一まとめにして、小さな花束みたいになってるの。
かわいいっ

心やすらぎます。

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なんだ、私、そんなにめそめそしてないじゃん。

薬のおかげもあるんだけど。
(ミラドール+アーテン/毎食後、パキシル10/遊直後、
プレマリン/毎食後+ときどき就寝前、たまにデパス/就寝前;
けっこう多い……(-_-;)

-----------------------

冒頭の言葉「私はとても女とは思えないほど……」は
「自分はGIDかも?」と悩んでいる
男の人に向けてのものだと思ってください。

勘違いしてる人がなぜか多い……って、自分も勘違いしてたくせに>里花……ですけど、
確かに女は男に比べてよく泣くし、よく笑う人が多いです。
でも、それって決して「めそめそ、くよくよ」とかじゃなくて
ただ単に感情表現がはっきり表せるだけのこと。

「よく泣く」のを見て
「女はすぐめそめそする→めそめそしやすい=弱い」なんて
思っている人は、大きな間違いですよ。
まあ、女にとってはそう思ってくれるほうが
男が守ってくれる分、ラクなんだけど。
(だからこんなところでそれをバラすな!!>里花)

女は男よりも、ずっとたくましく、からっとしていてものごとにくよくよと拘りません。
むしろ男のほうが「メンツ」とか「体面」とか言って、
実は細かいどうでもいいようなことにくよくよ、めそめそと
拘ってしまうのです。
(政治を見ていても……あ、そういうのはつまんないから
あんまり書かないことにしたんだっけ)

「男の私」は確かにそういうところもありました。
だから「おまえの心は男だ」と言われても返す言葉は「バカヤロー」程度です。
(そりゃヒドい)
でも、それを引きずってると、私はもう生きてはいけないんですよ。

私は、もっと強い心で生きていきたい。

おかげさまで、ってホルモンバランスの変化のおかげかな?
最近は女らしく、竹を割ったような決断力がついてきました。
あとちょっとだと思います。←例えば「くよくよ」でバイトに遅れたり、とかは
直したいです。
(そりゃヒドい!)

時間にルーズな女は、言っちゃ悪いけど「お月様」に対してもルーズかも?
そりゃまずい、でしょ、やっぱ。
私は「周期性」ないけど、
ほのかにそういうのを感じたりします。
(毎月下旬になると「鬱」がやって来る、とか)

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塾の経営者の先生(女性)が『アドラー心理学』という本を貸してくれたけど、
実はその著者が言ってることって
IFF(家族機能研究所)http://www.iff.co.jp/index.html
で実践してることとほぼおんなじだったりして。

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『トゥームレイダー』を借りてきて、Fくんと一緒に見ました。
なんか「カンボディアの奥地」の描写が、同じアジア人としては
「アイター」って感じだったけど、
ストーリーを気にしなければ、なかなか見ていてきれいだったり
かっこよかったりするのでした。

ただ、一つだけ気付いたこと:
英米では、アクションの主人公が「女」だと
必ず「指示する男」の存在があるのでした。
(『チャーリーズエンジェルズ』も同じだった)
……やーねー、宗教の縛りって。
女だって男と同じように神さまと直接契約する「主体」になってもいいんじゃない?
自分から切り拓く道を見出すような、そんな思考をしてもいいんじゃない?

と、女性アクションものに対する猜疑心が芽生えてしまったりするのでした。
(こういうぐちぐちしたところは、悪い意味で「男っぽい」ね、私)

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そういえば。
『ハリー・ポッター』の第3巻、思い返してみるとハリーは「PTSD」も克服するのね。
びっくり! でも、ハリポタはもともとそういう視点に彩られている部分が強いみたい。
分厚くなった第4巻にも、大いに期待!!

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セント・ニコラウスが転訛して「サンタクロース」になったのでした。



おしまい。

2002年05月28日(火) 書けない(……と、とりあえず書いてみる。)

書けない。
そりゃ、週末は忙しいですよ。
でも、日曜日とかは書く時間、皆無じゃなかったでしょう。
……って、自分を詰問してもしかたない。

月曜日、無理しすぎかも。

薬効かなくなってきたか。
そりゃ困る……

祈っています>改名許可
(その後も大変、っていうことになってるけど
私にとってはそれほどでもなさそう……
どうせルーズに変更してくだけだろうし)

人のところにはカキコしてないわけじゃないし。
(ほとんどないけど)

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そういえば。
「ハリポタ」第3巻、読んだ。
日本語版。
だいじょうぶ。
面白いから。
(第2巻以降がつまらなくなっちゃうんじゃないか、と心配してた)

こんなにいっぱい、伏線張ってるんだ。すごい……

私も、伏線のどこを展開していくか、決めなくちゃ。

2002年05月25日(土) 南沙織

『哀愁のメロディ』
「♪秋の風が吹いて 舟をたたむ頃……」
ああ、懐かしい。「ゆうせん」でたまたまかかった。

私、もしかしたら「70年代歌謡曲」を歌いたかったのかも。

ああ、そうか。
途中で声変わりして、
「もう絶対に歌えない」と思ったのね。
我ながら浅はか、というか根性なし、というか。
でも、当時は
「男の子にならなくちゃ!〜なりたい!」と思っていたので
仕方ないよね。

それにしても……
↑のように思っていても、
それでもなお
「自分は本当は女の子」
と思っていた、その根拠は何?

とか思ってみたりする。

2002年05月24日(金) 自分のHPから逃げてどうする?

……と、自分に言いたい。

よそではたメーワクなこと書くくらいなら、
自分のところでバカやってりゃいーじゃん。

調子がよいはずなのに、
やっぱりだんだんおかしくなっていく気が……。

ほんと、困ったものだわ。

今日は夜更かししていい日。
ていうか、明日お店だから、それに合わせる必要アリ。

んー、そうね……
ゆっくりできそうだから、この際アイロンがけでもやろうかな?
あと、お掃除とか。(そりゃ近所メーワク)

本を読もうか、とも思うけど……
たぶん、寝ちゃうよね。

朝までもつのかなあ。

最近早朝覚醒が多いし。

不安定?

ま、いいや、それでも。
深く考えないモード = 太る。

書いてること、バラバラ。

目の前に「原案帳#1〜#6」が、でん!と居座ってる。
『箱を持つ男』を完成させるため。
でも、なかなか取り組めない。

『Survival専用』の日記も作った。
でも、まだ何にも書いてない。

お芝居、どうなることやら。

塾のバイト、完全にFモード。
あたりまえじゃん。女だもん。

ラヴェンダー、いい匂い。
花がたくさんつき始めた。
つぼみで取っちゃったのがあって、
それはたぶんもったいないことになってるんだろうけど、
次は「咲き始め」をもらおう。
毎日勝手口を開けて外を眺めたりラヴェンダーを見てやったりする
余裕。
とてもいいこと。

-----------------------

あ。
そうか。
今日は、(たぶんこの人も「共依存」?と思われる)ある人と、
午前中から対話しなければならなくなっていたのだった。

まあ、「世話焼きおばさん」の大半は、
自分の「見捨てられ不安」を紛らしたくて
バランティアに走るんでしょう。

そんなこと言ったら悪い……よね。
もしも「共依存」(っていう言葉の意味、よく知らないくせに)でも、
それで「お互いがちゃんと生きていられる」のなら、
それでいーじゃん。
ただ、それでちょっとイライラするのが、いやだな、と。

やっぱ「改名申請」でやきもきしてるのか、
心象がよかったから調子にのってるのか、
どっちかだよね。
後者か。恥ずかしい。

2002年05月23日(木) 早朝覚醒……

★1・早朝覚醒……



★1・早朝覚醒……

今[7:27 02/05/23]。
やっぱり風邪ひいてて、ちょっと辛いのが直らない。
しかも、こんな時間に起きだしてしまうし。
本当は健全な生活パターンだとは思うけど、
私にとってはまだまだ「深夜に目覚める」の世界。
(「お店復活!」のために、今日の午後あたりから少し
ペースを変えてかなければならない。
リスクの高い生き方だとは思うけれど、仕方ない……)

それでも、ノリタンタンにもらったハーブオイルで、
かなり癒されてはいると思うけど。
ラヴェンダーも花をつけてきたし。
(もしかしたらつぼみの状態で摘んでしまうと開花しない?
あ、ノリタンタンに聞いてみよっと)

静岡みかんさんのHPに出ている
『ある春の命の物語』、本当に注目すべき物語だと思う。
私たちの身近なところで営まれている、命。
生きるものへの暖かな眼差しに、学ばされることは多い。

(まだぽぉ〜っとしている……)

あ、そだ。
ばりゅちゃんのTA(←ホントによく壊れるのよね……)直さなくちゃ。
これからそれやろうかしら。

私って本当、「午前中」って自分の本名のイニシャルがそれと同じくせに、
その時間帯は半可臭い(はんかくさい)、じゃなくて半覚醒(はんかくせい)っぽいのよねー……
でもまあ、ぼおっとしながらだったら、TAをいじるのにも却ってちょうどいいかも。

ううーーん、それにしても、ちんたらした内容だ……

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2002年05月22日(水) うーーーん……

「改名申請の聞き取り調査」からまる1日以上たったけど、
思った以上に疲れが残っているみたいで、
バイトは遅れてしまう、
夕方になって寝込んでしまってごはんはFくんに作ってもらう、
自分のHPは見る気になれない、
更に
「ばりゅちゃん」の壊れたTAを直す気にもなれない、
(言い訳→だからメールのお返事ができないです。ごめんなさいm(;_;)m)
*いやホント、私ここ1週間くらいばりゅちゃんに触ってないです……*

風邪引いちゃったみたいで、やたら咳が出るし。

しかも、やっぱり「結果」が気になるし。
けっこう時間がかかりそう……

まさか「ダメ」じゃないよね?

でも、こないだ考えたように「ダメ」でも自己否定しない、
それは大丈夫だよね?
それでも生きていくよね?
(人騒がせなこと、書くな>自分)

良い結果が出ても、その後あれこれ「訂正」しなくてはならないのが大変そう。
まあ、ぼちぼちやってけばいいのだろうけど。
(まず、大した残高もない預金通帳を変更するんだろうな……
それから、あれこれの登録名を変更していくことになる;
あっ、そうだ、「生協」の会員名は、すごく簡単に変えることができました。
今はもう「章香」になってます)

実はあんがい、週に4日程度しかやってないけど
アルバイトがきついのかも。
今の私にとっては。
(って、今ごろからそんなこと言ってどうすんの!?)

自分で決めたこととは言え、「かけもち」は辛いよぉ。
[0:35 02/05/23]

---------------------------------

Fくん、やっぱり私がいなくなっても結婚とかする気はないらしい。
どうするつもりなんだろう、彼の老後は。
……って、
私もどうするつもりかわかんないじゃない?
今みたいな「Hand to mouth」な生き方してたら。
人の心配より、まず自分がどうにかしないと。

も少し元気が戻ってきたら、
自分のやるべきことをやってお金をもらえるために
できることを再開しよう。

---------------------------------

私は私を見捨てない。

2002年05月21日(火) 改名申請に対する調査 Hikki

★1・改名申請に対する調査
★2・HikkiのHP
★3・小ネタ
★4・行ってきました



★1・改名申請に対する調査

今、[7:23 02/05/21]。

なんだか、大学入試にでも出かけるような気分。
(それで早くから目を覚ましてしまっていたりする;
まあ、このところ、それでなくても夜は早く眠れちゃうし、
ケータイも深夜には切っちゃうし)

今日の午後、改名申請に対する調査を受けに出かけます。

私が用意したもの:

家族の氏名、住所、電話番号を記したメモ
診断書3通(!!)
 ・メンタル
 ・内科
 ・外科
 ……ぜんぶのところから出してもらった。
 ・あと、ついでに過去2年半(いちばん最近で2月だけど)の、血液検査の結果報告。
 私はホルモン補充療法を始める時には、
 もう既にテストステロンの値が男性の基準値を下回っていたので
 お医者さんが心配する「母性保護法違反」にはならない。
 原因は不明だけど、たぶん「心因性」だったのでは、と自分では思う。
申請当初は「コピーのものだけ出してくれればいい;返却できないから」と言われたので出さなかった「使用実績」。
 ・年賀状、
 ・ネットの請求書(←公共料金ぽいものではこれだけが「章香」になってる;って、これ「公共料金」じゃないけど)、
 ・あと、嬉しいのは、私の姉からのはがき、宛名がちゃんと「章香」にしてくれてる。
 これは強いかも。

今、私が気をつけなくちゃいけないことは、
仮に今度の申請が「不許可」に終わってしまったとしても、
私の存在そのものが根こそぎ否定されるわけではない、ということ。

昨日の記事(といっても書いたのはついさっきなんだけど(^^;)にも書いたように、
私はとても不安定な自我を持っていて、
実はそれほどたいしたことないようなことがらで
自分の言葉とかそんなものをちょっと否定的に扱われるだけで
自分の存在そのものが抹消されてしまうのではないか、と感じてしまっているのだ。

そういえば、私は時々不思議だな、と思うことがある。
それは、ほら私HPやってるでしょ?
私に向かって否定的なことを言ってくる人とか、
ネット上ならヘンな人もいっぱいいるから
時々そういうことがあってもおかしくないはずなのに
……じゃなくて、私が親しくさせてもらっている人から
「批判」されたりすることだってあると思うのに、
そういうことがほとんどない、ということ。
まあ、私が「1を言われると10を返す」ところがある、というのもあるだろうけれど
実はたぶん、私は
「私を批判しないでぇぇぇっ!!!!」
という強烈なオーラを発しているのだろう。

それだけ、私はきっと「打たれ弱い」のだろう。

でも、こんなことを突き放して分析的に言えるくらい、
今の私は安定している……と、思う。ていうか思いたい。

また、様子がわかったら、書きます。

#リアルタイムの日記だと
#まとまりは悪いけれど「速報性」と「臨場感」はけっこうあるのでは。

……で、今[7:45 02/05/21]。

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★2・HikkiのHP

Hikki's Website
を見て、ヒッキが病気のこと書いてるのを読んだ。

「ゆっくり休んで、回復したらいっぱい音楽できるようになればいいね」
と思います。

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★3・小ネタ

っていうか、これ、たぶん「断片集」レベルのネタなんだけど、
あんまり面白いから、忘れないうちに書いちゃう。

うちの弟Fくんが、おしゃべりしてたら突然、
「え? おい、『じゃっきーさん』よぉ!」
と言ったのだった。

そっか、私のことなんて呼べばいいか、
Fくん実はけっこう悩んでたらしいけど
(呼ばれる私もなかなか居心地よくない気がしてたけど)
そう呼べばいいじゃん! とか思って
「それ、ゼッタイ原案帳に書くよ!」
と言ったら、
「うん、そのつもりで言った」だって!! (爆)

ハゲシクワラタ。

ホント、弟から「じゃっきーさん」と呼ばれるとは思わなかった。
あー、面白かった。

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★4・行ってきました

差出人: "章香(あやか)"
日付: 2002/05/21 火 午後 08:52:05 GMT+09:00
宛先: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名: 原案帳:


改名申請の「調査(聞き取り)」に行ってきた。
3時間半もかかった。
(ふつう、そんなにかかるものなの? ちょっと不安)
「生育歴(つまり『生い立ち』)」とか、洗いざらい話してしまった。
多少不利なことも、隠し立てしたら却って話の流れがヘンになってしまうようなことは、
隠さずに話した。
なんだか、頭がごちゃごちゃしてしまって、うまくまとめて書けないけれど、
とりあえず調査官の人に
「私、女に見えますか、それとも男に見えますか?」
と聞いて、
「女」
と答えさせてしまったので、
その言葉が単なる「リップサービス」でないことを祈りたい。

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2002年05月20日(月) 境界例(←しつこい)

[実は翌日に書いてます。05:58 02/05/21]

先々週ある人から心外なこと言われた、というそのことについて。
「あなたは自分のことをボーダーだとか言ってるし」
どうやら、その人は私のそういうところを軽蔑しているようだ。
そういう意味にとれる言い方だったと思う。

……ただ、ねえ。
説明がついちゃうんですよ。
私のこういう「無防備」なところとか。
自己評価が低くて、いつでも誰かに見捨てられはしないかと怯えているところとか。
(だからこそ、その人が私に対して「決別」した、とか言ったことが
こんなに後まで尾を引いているのでした)

私はよく「人の心は一人分」という言葉を使う。
そういうとき、私は自分のことを「冷たいヤツ」と捉えてしまったりする。
でも、それは私にとって、自転車のハンドルを離して、腰と膝だけでコントロールしようとするのと
どこか似た、不安の感覚を呼び起こす。
(だからさー、簡単に「両手離し運転」って言えばいいじゃん(^^;)
(自転車ネタを話題にすると、なんとなく「ああ、私、静岡人だなあ」と思ったりする)
実はそういうとき、私は必死で「自立」しようとしているのだった。
母親(注:現実ではなく架空の)が支えてくれる手をふりほどき、
自分の足だけでよちよちと歩き始めるのと似た感覚。

そのとき、リアルの母は?
あー、そうだそうだ。わかった。
私の母は、離れていく私を、不安げな目で見ていた。
……ような気がする。

でもなんか、私の父親もどこか「境界例」っぽいところがあったような。
一人でしか仕事できなかった、あれわかりにくい?
つまり一人で開業したのはいいけれど、
母親に仕事手伝わせたりするだけで、
たまに職員募集とかしていたらしいけれど
けっきょく一人も定着しないで辞めてしまい、
一人ぼっちで3、4人分の仕事をこなしていた……
というと「わぁ、すごい♪ お父さんってカッコイイ」とか言いたくなるけど、
実はめちゃくちゃ杜撰な仕事になっていたのでした。


……と、「私はボーダーだ」みたいなことを性懲りもなく書き連ねているけど、
例の心外なメールに対しては「今はそんなこと言わないもん」と取り繕ってみたけど
自分についてそういう視点で語ることによって自己分析し、
認知によって回復を目指す、
そういうやり方もあるんだ、と気が付いたから、
例のメールの主のことはもう気にかけるのはやめて、
また「やたらと自己判断して言いふらす=みっともない」と思うのもやめて、
私自身について「これ、ボーダーっぽい」と思うことは
これからもやっぱり「性懲りもなく」書きつづけようと思います。

以上。
(よその掲示板とか見ながらちんたら書いて、今[06:52 02/05/21]。)

2002年05月19日(日) 過密スケジュール(-_-;(つづき)

朝、お店から帰ってきた。
やっぱ生活パターンが変わってくると、ダメねー。
私は睡眠がたくさん必要。
(↑もしかしたら美肌のコツかも……)

午前中、寝た。

午後、ちんたらちんたら起きだして、
「納税相談」に行った。(5時間際(^^;)

メンタルに行ってお薬もらった。
(受診するだけの時間は残っていなかった)

なぜか5時〜コンビニが入っちゃってたのでそちらへ急ぐ。
でも30分遅刻した。

xxxxxxxx

遅刻は大目に見る「常識」、作ろうよ〜〜。
(決して↑の遅刻を誰かに怒られた、とかいうことじゃないです。
「待たされてやることがなくなって、いらいらしちゃった」というようなことが起きないように
店長もバイトも、みんなちょっとずつゆったりできる体制をとっているんですよ)
もちろん、「一刻を争う」ことがらってあると思うし、
その「一刻」を逃してしまって、たとえば人の命に関わるような結果になってしまったとしても、
それから後悔すればいいじゃん。
私は、そういう人間の「愚かさ」を受け入れて生きたいです。

よく、日本人は鉄道のダイヤが世界一正確なのを自慢します。
確かにそれは「良いこと」に属すると思います。

でも、その一方で、仕事をずるずる続けて
けじめをつけて仕事を切り上げようとせず
効率が悪いのを「根性」とかで乗り切ろうとするのは
過去の自分も含めて
日本人にけっこういるけれど、
それは愚かなこと、と思います。

そろそろ韓国に追いつかれ追い越されしそうになっているわが国の
「アタマ悪くても根性で乗り切る」体質、変えないと。

日本人って頭を使わずに実態のない「精神論」に走って、
それで何人もの人をつぶしても「結果さえ出せればオーライ」みたいにしてるところがあって
すごく「野蛮」なイメージ。

(私の理想:日本はあと50年くらいで人口が7000万……はムリでも
1億人を切るくらいに減少して、
みんなが「余裕のあるゆったりした貧しさを喜ぶ」ような価値観をもって
穏やかに暮らしていけるようになればいいな、と思っています。
地球上に与えられた豊かな自然にちょっと道を譲って
自らは適度な貧しさを与えられた分として享受する、……

なんて、今の私自身が程遠い生き方、もっと言えば
正反対の生き方しちゃってるから―実は元パに見透かされてた―
それをまず、どうにかしないと;うう、そりゃ鬱だ)

xxxxxxxx


話は変わって、というより↑これが「脱線」じゃん。

実は、形成外科からも「診断書」がもらえた。
これで、診断書が3通入手できたことになる。
ちゃんと「ガイドライン」を踏襲してるんですよ!
明日、メンタルのほうの先生のところにいって、
初診(確か1999年)の頃のことを書いてもらおうと思っています。

つまり、私はかれこれ3年くらい、
トランスに取り組んでいる、ということになるのでした。
(自覚したのは98年;あの年、「里花」が地下の座敷牢から助け出されたのでした……)

そうそう、森博嗣(もり・ひろし)の『魔剣天翔』を読み終えた。(←いつの間にやら;読書は私の深呼吸♪)
散漫に読んじゃったので、ちょっとわからないことをわからないままにしてしまったみたい。
ただ、主要登場人物たちと、今回限りのメインの登場人物の人間関係が
「相似」
になっているのが、途中から気が付いて面白かった。

ああ、そうか、読み終わったのは「西行き」のせいね。
生き返り……じゃなくて「行き帰り」の列車の中でずうっと読んでたから。

読書といえば、
『ハリーポッター』の「3巻」
は面白いらしい。
実を言うと、2巻はちょっとだけコケたところがあったように感じてるのだ。
たぶん「マグルのおじさんおばさん家族」との関係性、
もっと言えば「AC的」な部分が
描き足りなかったように感じてしまっていたのだろう。

今度の「ピロウブック(寝がけに読む本)」はハリーポッターの3巻。
決ぃーめたっと!

うぎゃ、もう午前2時。
寝よっと。

おやすみなさぁーい。

2002年05月18日(土) 過密スケジュール(-_-;

午前中:できるだけ寝た。
午後:起きてお芝居観に行った。楽しかった。
夕方:歯医者さんへ。
夜:なあんとなんとなんと!!!!
『かぐや姫』土曜日のみパートのおばちゃん、復活!
(「もう二度と行きたくない」とか言ってたんじゃなかったっけ?>自分)
だってー、Fくんだって
「週に1日くらいだったらいいだろう」って言ってくれたもん。
収入もそれなりになるし。

久しぶりでとっても楽しかった。
同僚も、いい子ばっかりだった。
先輩のある子が復帰してて、お会いすることができて
とっても嬉しかった。
その子も目配り気配りができる子だった。
尊敬できる。

なので、みなさーん!
今の『かぐや姫』、そろそろまた面白くなりそうですよーーー!!

*ただし、7月6日から始まる『伽藍博物堂』の「ユニットライブ」の直前(っていうか2週間ぐらい前から)は
お休みさせてもらいます。
だって、お芝居に集中したいもん。
(えっと、メモ見てみたら、たぶん「6/22」にはお店行くと思うけど
29日から7月13日までは出ないつもり;
「甘い」と言われても、それは価値観の違いで変えることはできません。
どーしてもダメ、と言われたら、また辞めるしかないの)

年取ってガンコになったかしら。
     ↑やだ、ヘンなこと(っていうか人)を思い出しちゃった。

2002年05月17日(金) 西行き

西のほうへ行った。
雨がなかなかやまなかった。
安心して帰ってきた。
疲れたので、ネタ。じゃなくて、寝た。

差出人: "章香(あやか)"
日付: 2002/05/17 金 午後 12:17:08 GMT+09:00
宛先: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名: 原案帳:ハニー黒ゴマサンデー


大阪駅の「GARE」脇にある
「CRUISE」

ハニー黒ゴマサンデー
は、おいしい!

って、それだけなんだけど、どうしても書きたくて。

けっこう、商談のおじさんとかが多い。
でもなぜか、その人たちは悪い印象じゃない。
(私がよくクソミソにけなす「ヲヤヂ」に
該当してしまうはずなんだけど…)

もしかしたら、私って、大阪にあってる!?

2002年05月16日(木) 「半陰陽者専用」施設の可否 なんか「ニュースの日」

★1・「半陰陽者専用」施設の可否
★2・Ally My Love
★3・↑借りてきた(^^;



★1・「半陰陽者専用」施設の可否

ぜーーーんぶ書いてしまってからあらためて見てみると、
問題提起した人と私が問題にしてることって
ちょっとずれてしまっているのでした……
でも、面白いから、自分の意見を転載。
元のHPはこちら→ 半陰陽について(Takaharu) http://members.tripod.co.jp/call20941/index.htm  
掲示板の表示が、なぜかすごく重たいので、掲示板に直接行くなら→ http://bbs1.otd.co.jp/20941/bbs_plain

---------------------------------

「半陰陽について」(Takaharu) http://members.tripod.co.jp/call20941/index.htm

「トイレその他において『半陰陽者専用』の施設を置くべき;その他の場面でも半陰陽者に対して『特別な配慮』をするべき」

……と、私はTakaharuさんのご提案をそういう意味にとったのですけれど、
もしもそれでいいということだったら、
私はTakaharuさんのご提案には残念ですけれど「反対」です。

というのは、
「半陰陽者は男でも女でもない。だから男のところにも女のところにも入れない」
極端かもしれませんけれど、そういう方向に流されてしまう危険性があると思うからです。

少なくとも現代の日本社会では「性別」といえば「男と女」というふうに考えるのが一般的で、
残念なことに「半陰陽」といっても
「(エロティックな意味で)両性具有」
とかしか考えられない人が、まだまだ多いと思います。

また、当事者が自分の性についてどう思っているのか、という点でも、
「(半陰陽だけど)私は女性だ」とか「男性だ」とか、
なんとかして二元的な「男か女か」ということにあわせようとする人が多いのが
現実ではないでしょうか。
「男でも女でもない/ある」ということを誇りを持って受け止められる人は幸いかもしれませんけれど、
そういうことがわかっていない人に向かって
「私の男でも女でもない/ある、という誇りを理解してほしい」
といちいち説いてまわるのは、それこそ「合理的ではない」と思います。
(あ、念のため、「それでもあえて私は説いてまわる」という人の努力を否定する気はありません。
私はそのような人の努力を尊敬します)

更に、「半陰陽」とひとことで括ってしまいますけれど、
実際にはほとんど「一人につき一つの性」と言えるほど、
半陰陽やクラインフェルター(KS)、アンドロゲン不感症候群(AIS)の人たちには
多様なヴァリエーションがあるのです。

バカみたいな想像ですけれど、もしも「半陰陽専用トイレ」に
「男にしか見えない」半陰陽の当事者と「女にしか見えない」当事者が
はちあわせしてしまったら、お互いに引いてしまうんじゃないですか?

なので、私は「半陰陽者専用」には反対です。

更に、「男子用」「女子用」の区別にも、私は反対です。
西洋の「隔離主義」的な考え方に影響されて「男女別」にすることが
「より文化的、先進国的(?)」と見る雰囲気がありますし、
「男女混合では性犯罪の温床になってしまうじゃないか」と懸念することで
なおさら「男女別」が説得力をもってしまう、ということがあると思いますが、
たとえば江戸時代以前の日本では男女別の便所、なんてあったのでしょうか?
そうして、そういう環境で、果たして現在よりも「性犯罪」は多かったのでしょうか?

私はそうは思いません。
もちろん、「男女別」を「常識」として教え込まれてきた私たちの時代の人々には、
「いやだ」「違和感がある」「気持ち悪い」など、否定的な感覚で捉えられてしまう時期が
しばらく続くかもしれません。
でも、初めから「男女混合」で、その中で守るべきマナーが確立していれば、
おそらく誰もが「そういうもの」として受け入れるでしょう。

残った問題は、↑のように言うものの、いったいどこの誰が
「男女混合のトイレで守るべきマナー」を確立するのか、という、
ある種「ネズミの相談」みたいなことがらなのかも、と思います。

でも、男女別であってもそのマナーが「なんとなく」形成されてきたように、
とりあえず「男女混合」にしてしまえば、
マナーも後から必ずついてくる、と思います。
排泄そのものに男女の差異はありません。
いずれにせよ生きていく上で「必須」なのだから、
その中でマナーが必要だったら確立しないわけにはいかないと思うし、
マナーなんていらない、と思う人のほうが少ないと思うし。

だから、私は「半陰陽者専用」の施設を作るよりも、
徐々に「男女混合」の施設を増やしていって、
いちいち「男か女か」ということを気にしなくても
いろんな施設が利用できるようになれば、と思います。

(ただ……もしかしたら同じように考えてもいいことなのかもしれないけれど、
「公衆浴場」とかまで「男女混合」にしてもいい、というのは
ちょっと受け入れられません。
たぶん、それが私の「常識」の限界なのだろうと思います。
常識は時と場所が異なれば、どんどん変わっていくものだと思いますから、
いずれ私もより柔軟で現実的な考え方ができるようになるだろう、と
期待しています)

すっかり長文になってしまいました。
失礼いたしました。

---------------------------------

……ということで。

関連記事:Would you welcome unisex office toilets?
http://newsvote.bbc.co.uk/hi/english/talking_point/newsid_726000/726715.stm

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★2・Ally My Love

私はほとんど、というかぜんぜん見たことないんだけど、
なんだか面白そう。
↓、トランスジェンダーの登場人物が出てくるお話ばかり集めて。
(しっかり情報を整理している人がいるんですよ〜;さんきゅ♪)

---------------------------------

第1シリーズ第10話「無慈悲な天使」
season 1 episode 9 "Boy to the World"

第4シリーズ第2話「脱・恋愛下手宣言」 耳よりクリック (2001/10/26放送)
season 4 episode 2 "Girls' Night Out"

第4シリーズ第3話「天国と地獄」 耳よりクリック (2001/11/02放送)
season 4 episode 3 "Two's a Crowd"

第4シリーズ第4話「恋は舞い降りた」 耳よりクリック (2001/11/09放送)
season 4 episode 4 "Without a Net"

Television - Transgender & Intersex Representations (GLAAD, Gay and Lesbian Alliance Against Defamation 2000/11/07)
Ally McBeal Defames Transgender People (GLAAD 2000/11/22)

---------------------------------

借りて見ようかな。

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3・↑借りてきた(^^;

……というわけで、「Ally My Love」を借りてきました。
今はこれからバイトに行かなくちゃならないので
帰ってきてからちょっとだけ見ることにしよう。

明日は西のほうに用事があるし……

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2002年05月15日(水) 性別について考える4つの視点 オンとオフ 公演予定

★1・性別について考える4つの視点
★2・ラベンダー(←ホンモノ!!)
★3・オンとオフ
★4・「こころの性」更に分析
★5・公演予定



★1・性別について考える4つの視点

だんだん細かくなりつつあるけれど、これが私なりの「最新版」です。(^^;
とあるところ……じゃなくて
半陰陽について ( http://bbs1.otd.co.jp/20941/bbs_plain )
というHPの掲示板へ書き込んだものです。

---------------------------------

実は「Pesfis」(http://home3.highway.ne.jp/~pesfis/)という
インターセックスの当事者のためのサイトがあって、
そこでは「10個の性と1つの生」という説明文があるのですけれど、
私も同じようなことを考えてるので、いちおう紹介させていただきます。

1.からだの性
 (この中に、更に
  (1)遺伝子の性
  (2)内性器の性
  (3)外性器の性
  (4)第二次性徴の性
 と細かい分類があると思います)
2.こころの性
 (自分がどういう性であると自認するか)
3.らしさの性
 (更に
  (1)戸籍の性(←医師の判定する性;Pesfisではこれも独立させています)
  (2)見かけの性(男に見えるか女に見えるかそれともどちらにも見える/見えないか)
  (3)役割の性(他人との人間関係でどちらとして扱われているか)
 と細分化できます)
4.好きになる性
 (どういう性を好きになるか;
  ふつうはただ単に
  「男だから女が好き」「女だから男が好き」というように
  捉えられがちですけど、前の3つから自動的に決まるものではありません。
  「自分は男で男が好き」=ゲイ;差別しないでね、
  「自分は女で女が好き」=レズビアン;同上、というのも
  「異性が好き」=いわゆる「ヘテロ」よりは少ないけれど、
  自然のことなんだそうです)

これらのことがらは、多くの人が同じパターンをとりますけれど
(例:1.=「女」、2.=「女」、3.=「女」、4.=「男(が好き)」というように)
少数とはいえ、それぞれが食い違う人もいるのです。
たぶん、本当は、それぞれがばらばらに決まるのも
その人固有の「性」として受け入れられるべきなのかもしれない、と
私は思います。

あくまで私見ですけれど。


---------------------------------


私は
1-(1)調べてないので不明
1-(2)たぶん男性型
1-(3)もとは男性型(今は女性に似た形)
1-(4)もとは男性的(今は思春期ぐらいから「女性的」にやり直し)
2.女(長いこと男のフリしてきたけれど)
3-(1)「長男」(←現行法では変えられません)
3-(2)苦しいけどどちらかといえばいちおう「女(?)」というぐらい
3-(3)女
4.「自分は女で男が好き」=ヘテロ……だけだと思ったら、
  純女(「じゅんめ」と読む;生物学的にも社会的にも女の人のこと)も
  私にとっては「異性」に見えてしまうのでした(-_-;
  (じゃ私自身は「女でもない」?? そ、それは違ーう!! でもよくわからない(;_;))
  なので、私にとっては「異性=恋愛対象になりうる」ので
  男も女も好きになる可能性あり…… うう、困った、
  ていうかめんどい(だって混乱しちゃいそうなんだもん)……
  はっきり言って、私が女性を好きになるとしたら、それはいちおう「レズビアン」です……σ(-^-;?

---------------------------------

……また自滅型の書き込みしてる(-_-; 何やってるんだろ、私……?

でも、今は男性も女性も、性愛としてお付き合いしたくはありません。
私は友だちがいればそれでいいんです。
ぎゅっと抱きしめてくれる人がいれば嬉しいけれど、
それでセクシャルな気持ち(=性欲、っていうことですよね(*^^*;)がわいてくるんだったら
それは自分でも相手でも、ちょっとつらいです……

と、とにかく、もったいないの!
「性愛」に収斂(しゅうれん)してしまう人間関係は。

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★2・ラベンダー(←ホンモノ!!)

今日、ノリタンタンが、私にラベンダーの鉢植えをくれた。
今、一つだけ開いていた花が一輪挿しに生けてあって、
鉢植えは軒下に置いてある。

……
なんて表せばいいんだろう。
ああもう、私、ふだんはあんなにおしゃべりなのに、
こういうときに限って、なんて言えばいいのかわからない。

でも、でも。

すっごく嬉しい。
嬉しい!

実は、私も「K」からの帰りに、ちょこっと寄ってみたのだった。

家に帰ると、今日は週休のFくんがいて、
一緒に育て方とか調べてくれた。
(Fくん、観葉植物を育てるのが趣味……といっても、
今はまだ「パキラ」と「金のなる木」ぐらいしか育ててないけど……
あ、忘れてた、叔母さんからもらったシクラメンも育ててる)

ノリタンタン、私の弟も一緒に喜んでくれたんだよ!

本当に、本当に、ありがとう!

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★3・オンとオフ

↑に書いたノリタンタンもそうだけど、
『ある春の命の物語』(←後で作者の了解をとったらURL入れますね♪)という
燕の巣の観察日記を書いてる「静岡みかん」さんとのお付き合いも楽しい。
何しろ、絵がじょうず!!
動物の絵が好き、と言っていたけれど、
ああいう絵は本当に動物のことが大好きで、その気持ちまでわかる、
ということがないと、書けないんじゃないかなあ。
目が生きてるもん!

ディズニーの回し者?
それとも、手塚治虫の霊が憑依している?
とまで思わされるほどの、動画の技術もある。
(ヤギさんの動きがまた、カワイイのよー♪)

まあ、あんまりホメすぎても、
私は動画とかの「業界」にまで入ったことがあるわけじゃないので
それでも彼女が「プロ(=それで生活費を稼ぎ出してる)」というわけじゃない、
ということまでは理解しきれないんだけど。

で。

オンラインとオフラインのバランスよくお付き合いできるのが、嬉しい。

私、ここ3年くらいはずっと、オンラインのお友だちのほうが多かったから。
っていうことは、つまり私はヒッキーしてた、ということなんだけど。

それが、少しずつだけれどオフラインでも会ったりすることができるようになり、
今はオフラインが先、というお友だちもできた。

なんか、嬉しい。

本当に、嬉しい。

心から、嬉しい!

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★4・「こころの性」更に分析

1・性別について考える4つの視点」で分類した中で
「2.こころの性」
について、もしかしたらもう少し細かく分類できるかもしれないので、
ちょっと考えてみる。

2.こころの性
  (1)からだの性についての認識(=「1.からだの性」のことをどう思っているか)
  (2)らしさの性についての認識(=「3.らしさの性」のことをどう思っているか;
   だけじゃなくて、「どう扱われたいか」「どういう見かけになりたいか」ということもある)
  (3)自己自身についての認識(つまり、(1)(2)のような条件はともかくとしても
   「けっきょく自分は××という性」という自己認識、アイデンティティそのもの)
  (4)気持ちの性(自分の心の動きがどういう性の雰囲気を帯びているか、とか……
   これはもう少し考えを練ったほうがいいみたい;だって、今のところ言い方が「ヘン」なんだもん(-_-;)
  (5)感じる性(自分がどうであれば「快」であるか、という認識;
   含・感情も性的な快感も)


……ううーん、どうかなあ……??

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★5・公演予定

(もう少し、「特設ページ」でも設けて大々的に宣伝とかしたいけど、
やっぱり今はまだ自信がないし、……
だいいち、今はちゃんと練習に出られないでいるじゃん!!)

伽藍博物堂 http://www02.so-net.ne.jp/~garan-s/の次回公演のお知らせです。
(他にも「お知らせ http://www02.so-net.ne.jp/~garan-s/oshirase.htm」のページに
いろいろ情報が載ってますので、
皆さまよろしければおいでくださいませ♪)

以下「伽藍博物堂」HPより引用転載---------------------------------

UNIT LIVE vol.5(予定)

日時予定:7月6日(土)15:00〜&20:00〜。7日(日)14:00〜&18:00〜。9日(火)20:00〜。13日(土)18:00〜。
の計6回やろうかと思ってますが、どうでしょう。(中略)
会場:伽藍博物堂演劇実験室
チケット:前売り800円、当日1000円。
内容:久し振りに「おおいしあきよ」がペンをとった。噂では昨年夏上演した「海月的生活」を書き直した「海月的生活 TRACK−2」。さらにもう一作「もんもんでか(仮題)」を書く予定だと言う。また、佐藤の構成作品「扇風機のある風景」を上演予定。
出演は現在、岡村佳美、松下力、横山美保、早田恵美を中心におおいしあきよ、信永量也、他。ゲストに劇団飛桜の団長を予定。


---------------------------------


↑のお知らせだと私(里花)の名前はないけど、
私もあんまり練習に出られないながら、舞台にのせてもらうことにしたのです。

やっぱり……
「舞台」って病み付きになるよね(^^;……(-_-;……(-^-;

時間はどうやってやりくりする気??!!

でも、図々しく、塾のほうにも
「公演直前はちょっと早めに上がらせてもらったりお休みいただいたりするかも」
とはっきり言っちゃった。

私は、自分を舞台にのせてあげたいのです。
大変でも。

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2002年05月14日(火) Hikki、おだいじに! 山ほど言い訳

★1・Hikki、おだいじに!
★2・山ほど言い訳



★1・Hikki、おだいじに!

今、[11:42 02/05/14]。
なんか、起き抜けにいきなり
宇多田ヒカルの公式サイト( http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/index_f.htm )なんかを検索してしまい、
―以前はお気に入りに入れてたんだけど、
再インストールするときにお気に入りがすっかりなくなってしまったことがあって
それ以来Hikkiのページには行く機会がなかた―
「Message from Hikki」を読んで、あんまり詳しくは書いてないし、
彼女の文体にはまだそれほど慣れてないので(っていうか私がハマって文体が彼女と同じになっちゃったら
ちょっとイタイでしょ?(-_-; 距離おいてるつもり(^^;)
行間から感情の奥の方まで読み取ることもできなかったけれど、
それでも気持ちの面でも体調の面でも不安定になってたんだなあ、っていうのは
すごくわかるような気がしてしまったので、
「Message to Hikki」に↓のメッセージを送ってしまった。


---------------------------------

Hikki、新聞であなたの病気のことを知って、すごく久しぶりにあなたのHPにお邪魔しました。
欠かさずにCDは買ってるけど、ふだんはサイトにまで来る気はしない、っていう程度のファン……(ごめんね)。
今は体の調子はどう? 気持ちは安定してる?
(またあなたの日記読ませてもらいますね)

実は、私は「トランスセクシャル」=性転換者です。
もとは男性でした。認めたくないけど、あんまり。
正直言って、あなたの病気の報道を目にして最初、混乱したことが頭の中を駆け巡りました。
「え? 卵巣摘出? なんだかある意味、『私のような存在と似た状態になった』、ともいえるのでは?」
……ごめんなさい。こんなこと書いたら、怒られてしまうかも。
ただ、本当に、ニュースを読んで、ぱっとそんな感想が頭に浮かんでしまったのです。
それも、かなり強烈に。

もしかしたら、「性転換者と同じ」などといわれたら、Hikkiにとっては今は特に気持ちも不安定になってるかもしれないので、嫌ないやーな気持ちになってしまうかもしれませんね。

でも、うまくいえないんだけれど、
私は、卵巣ではなくて精巣だったけど、両方とも摘出しました。
(追記;いちおうお断り:
私はホルモン投与を始めた頃にはもうテストステロン=男性ホルモンの値が
男性の下限未満になっていました。原因は不明です。(精神的な状態のせいだったかも?)
だから、「そんなこと明らかにしてもいいのか」と思われる人もいるかもしれないけれど
私のケースは「母性保護法」には抵触しません。「生殖能力」はもうなかったのだから)

私の場合は「男性であることをこれ以上続けることはできない」という決意からだったので、Hikkiの場合とはその点でも大違いだし、
「望んでする」ことと「望まなかったこと」という点でも大違いです。
でも、私もその手術の後、やっぱり精神的に不安定になってしまったりもしたし(自分で望んだことであるのに!)、
体調もなんだかわからない不調の出方をしたりして、
けっこう「自分とつきあう」のが大変になってしまったりしました。

もしかしたら、私はHikkiの苦しみを、半分、いや4分の1くらいはわかるかもしれない。
と、思いました。

言葉がじょうずに選べないまま、長い文章になってしまいました。
すみません。
(本当は、報道の後すぐにでもHikkiに何か書こうか、とも思ったけれど、何て言えばいいのかわからなかった。
でも、あれから何日もたってるのに、やっぱりじょうずに表せません)

言葉はともかく……
あなたの苦しみをシェアしたい気持ちで、
癒しのハグを送りますね。

HUG!

せめてこれだけでも、伝わってほしい。
きっと大丈夫だから。
ムリしないで、あなたのペースでがんばってね。
さしでがましいこととか書いてしまってすみませんでした。
ただのファンですけれど。
お大事に。


---------------------------------


もしかしたら、Hikkiの熱烈なファンにしてみれば
「おまえなんかと一緒にするな。気持ち悪い」
と思われるかも。

でも、でもね。
言い訳だけど、私の中のある部分は、
根拠なんか全くないけれど、
Hikkiと同い年、それかもうちょっと年下(!? うーん、それもイタイかも(-_-;)
そういうキャラなんだと思うの。

(それにしても、それほどまで年齢を気にする私って、
「男性的思考」にどっぷり漬かってる? 女性の言葉や文章で
こんなにしつこく「世代」を気にしてじたばたしてる言葉、見たことないぞ!
……まあ、そういうヤツだということを理解していただければ)

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★2・山ほど言い訳(……という名の断片集)
 * * *

私のこの言葉に「カチン」と来た人
*「私は寿命が短い」
思い込みとかで言ってるわけじゃありません。
現実に、'60年代に性転換したり女性ホルモン投与したりしていた人たち、
つまりその当時は20代の若くて美しいさかりだった頃の人たちのうち
現在、つまりその人たちは60歳台になっているわけだけれど、
生きている人はそうたくさんいないのです。
私たちは、これからはそういうことにも目を向けなければならないと思います。

たとえば容姿とかの面では、年を取ればとるほど、「性差」は少なくなってきます。
つまり、男女どっちにしても「しわくちゃ」です(-_-;
それを回避して、60歳になっても「若くてぴちぴち」を保とうとするのは、
(実はやればできる人もいるだろうけれど)
私にはあまり現実的なこととは思えないのです。
何よりも「老い」という現実から目をそむけようとする生き方だと思うし、
実際にそうなったときに、ああでもない、こうでもない、と悩むのはもう嫌なんです。

たぶん、'60年代と比べて、現在の医療ははるかに「長生き」できる体勢を整えつつあると思います。
でも、生物学的に与えられた形をある意味「ゆがめて」望みのかたちを手に入れた以上、
そうしなかった人たちと比べたら絶対に、ある程度は「寿命が縮まっている」のは
当然だ、と思うのです。

それなのに
「そんなことを言うなんて、何考えているのかわからない」
などと言うのは、感情だけに囚われた人だと思います。

*「私は頭がいい」
比較の問題として私より頭のいい人はいくらでもいるでしょう。
私のように「馬鹿な選択」をしないで生きている人たち。
ちょっと羨ましい気もしますけれど、
そういう比較の問題じゃなく、私は自分のことを
「(ちょっと無駄なほど)頭のいい人」と捉えなくてはならないと思います。
なぜならば、その認識をもたずに
「私は馬鹿だ。誰にでも(←って誰のこと?)わかるようなことが私一人わからずにいる」
と思い込んでしまうことで、ぜんぜん根拠もなく自己評価を下げ、
知らなくていいようなことまで根掘り葉掘り詮索して、
かえってものごとが私にとって「その程度」理解できればいい、という限界を超えて
私の頭の中に入ってきてしまって、
それで混乱してしまう、ということがあるのです。

それなのに、私のその発言を読んで
「何を考えているかわからない」
などという人は、それこそ自他の区別がつかない人だと思います。
仕方ないじゃん、上に書いたように詮索したがると、
かなり深いところまで突っ込んじゃう、もっと言えば「凝り性」なんだから(-_-;

*「私は男だった頃にはもてた」
これについても
「そんなことを言う里花がわからなくなった」
と言われましたけれど、なんで?
「そんな人騒がせなこと、たとえ個人の日記であろうと
人の目に触れるようなところに書くものじゃない」
とか言う人がたくさん(日本人の4割くらい?)いるのかもしれないけれど、
私にとってはこの認識を持つことはとても大切なことだし、
一人で勝手に思っていても、むしろなおさら危険なだけだと思うから、
恥を忍んで公言しているんだけど?
この言葉を批判されるのは、他の二つよりもいっそう頭に来ます。
人の気も知らないで、よくそうやって勝手に
「理解できない(+たぶん『不快だ』と思っているんでしょう)」
なんて言えるなあ、と思う。

私は、本当に自分が「男」を演じていた頃には全く気付かなかったんです。
自分が「もてる」とか。
でも、今になって思い返すと、
あれは「もてる」ということだったんじゃないか、と思えることが
あれこれあるんです。
「もてる」といっても、たとえば軟派くんみたいに
「たくさんの女性と見境なく性的なつきあいをする」とかいうのは
私には無縁でした。
だって、気持ち悪いじゃん、そういうの。
私はふつうに「友だちになりたい」と思っただけ。
でも、相手の女の子から見れば、私の見かけは男性だし、
とりあえず「見た目がカッコイイ男」なので、
それなりに恋愛対象、または少なくともそれが理由で好意的に扱われていた、
ということがかなりあったんだ、ということに気が付いたのです。
はっきり言って、私は愕然としたし、
これからは二度とそんなことがあってはいけない、と思います。
私を今でも「カッコイイ男」だと思っている人、悪いけれど「さよなら」です。
いつまでも気付こうとしなかった、私自身の「自己評価の低さ」とあわせて。

私には、過去に心から愛した女性が3人います。
それは、性別についての大きな勘違いもありましたけれど、
事実は事実なんです。
そのことを「なかったこと」にしたくなんかないし、
「愛した」という気持ちについても「勘違い」が含まれていたにせよ
「本当はなかったこと」にしたくもないです。
ただ、これから先は、悪いけれど二度とそういう勘違いな過ちを繰り返したくないのです。
そのことについては、過去に愛した人たちの思い出だけに生きたいと、
強く、強く思うのです。

そうね、いいお友達はたくさんいてほしい。
ううん、たくさんじゃなくてもいいけど、
「親友」と呼べる人が、これから先、20年なのか30年なのかわからないけれど
(あと1日かもしれないけれど)
―つまり私の一生、死ぬまで、という意味で―
いたらとても嬉しいと思う。

適切な距離をお互いに保てて、それでもお互いに相手の生き方を信頼できるような、
そんな親友。
(実はもう、何人かいるような気がする……
男女、それぞれに♪)

メールのお返事が遅滞しています
これは、本当の「言い訳」です。
実は、昨夜から今日にかけてODNでアクセスができないんです。
で、Webメールというのでブラウザからはメールが来ているのが見れるんですけれど、
お返事を出すところまでこぎつけていません。
他にもお返事したい人はたくさんいるんだけど、
本当にごめんなさい!!
復旧したらすぐにお返事差し上げますから。

あと、「リンクのページ」も、なかなか1日仕事になってしまうので、
なんだか塾の先生を始めたばかりで気持ちに余裕がないのか、
それとも「原案帳」に言い訳書くので手一杯になっているのか、
手がつけられずにいます。

(でも、不思議と「今ならできる」というタイミングが来るはずだ、という気がします。
それならそれでおっけーかな、と……
うう、でも実はアセってます(^^;)

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2002年05月13日(月) へとへとりんこ……でもすっきり♪ お詫び

★1・へとへとりんこ……でもすっきり♪
★2・お詫び



★1・へとへとりんこ……でもすっきり♪

↑実はこの記事、「断片集」です。m(__)m

今日もバイトは「1時〜10時」だった。
といっても、1時〜5時=コンビニ、6時〜10時=塾(2校舎かけもち(^^;)。
なので、ぴったり「8時間労働」、しかも「1時間休憩つき」。
まあ、職場そのものが変わってしまうくらいでないと
「わかほりさん」の私はすぐにけじめをつけて休むことをしなくなるので、
このくらいがちょうどいいのかも。
体力が回復しつつあるのを感じる。

そういえば、今日、バイト先の同僚、ノリタンタンからハーブ系のものを
あれこれもらったのだった。
ぜんぶ、ノリタンタンのお手製ブレンド!!
私の大好きな「ラベンダー」も入ってる!!
なんか、その香を嗅いだだけで、元気が回復してきたような気がする。
さんきゅー、ノリタンタン!

(あと、お医者さんで「パキシル」もらった、ということもあるかも;
で、今飲んでるのは:
アーテン1T/毎食後、
ミラドール1T/毎食後←これがプロラクチン分泌を促す、
デパス1T/就寝前←でも最近ぜんぜん飲んでない……これはちょっと問題アリ、 +昨日から処方されたパキシル1T/夕食後のみ。
パキシルは「SSRI」だそうで、「躁転」がちょっと怖いけど、
そんなフンイキになったらわかるでしょう、今度は(-_-; っていうか、気付きたい(-_-;;;)

女性はからだや心に直接役に立つ何かを持っている。
……ていうか、んー、そう言い切っちゃうとなんだか違うような気もするけれど、
みかりんやノリタンタンといろんなことを交換していると、
とても充実感がある。
私も、何か二人の役に立てること、あるのだろうか……(あってほしい)

あ、あと、ご報告……ここを読んでいる、あなたにだけね(^_-)-☆
(っていうか、読んでも誰も得しないような気がするけど……(-_-;)

家庭裁判所から「調査期日の通知」なるものが届いた。
「1.『章香』の名称が使用されていることを示すもの(自分が書いたものではなく、
  他の人から送られてきた手紙、葉書など)。
2.これまでの治療経過を示すもの(診察カードなど)。
3.あなたのご家族(父母、きょうだいなど)の住所、氏名、電話番号をメモしてきてください。」
とある。
なあるほど、最初に書類を提出したときは「コピーしか受け取れません、返却できないので」ということだったけれど、
やっぱり「他人から『章香』として認知されている」ということを示すものが必要なんだ。
あと、「治療経過」は基本的に「診断書」のようなものになりそうだ。
電話で担当の調査官に直接問い合わせてお話した結果、
「精神療法」「内科的療法」「外科的療法」につき、それぞれそろえることにした。
家族については問題なし(まあ、無理やりに近いところもなくはないけど)。


「自分史」を書かないか、というお誘いがあって、
採用されれば謝礼(=収入!!♪♪)が出る、ということだったのだけれど、
書ききれなかった。
時間が足りなかったし、書こうと思っていた土日に例の「混乱」をしてしまったせいで、
ほとんどそのことについてしっかり考える時間がとれなかった。
うう……ちょっと悔しい。
でも、納得できない中途半端なものを出してしまうよりもいい、と思う。
「6000字」は多いようで少ない……
(実は一応書き始めたんだけど、あのペースで書いていたら現在に至るまでに
軽く1万字くらいにはなりそうだったし……その割に、何が言いたいかまとめきれなかったし……
まっ、過ぎたことだし。
でも、「自分史」についてはどちらにしてもまとめておかないと。
ていうか、まとめておきたいなっと)

弟に「今月の諸掛」を伝えた。っていうか、伝えようと思う。
ううっ、弟よ許せ……(ごめんなさ〜〜〜い!!)

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★2・お詫び

(「文芸部雑記帳http://6114.teacup.com/jackiematthews/bbs」にも書きましたけど)

書いちゃったものはもう今さら削除しても、
読まれちゃったのが読まれなかったことになるわけではありません。
なので記事を削除はしないけど……(ていうか、全くの嘘やでたらめではないと思う、やっぱり)
ただ、それが「不快な感情」に結びつくことは滅多にない、ということを
わかっていただければ、と思うのです。

私自身、(あの文脈でおわかりかと思いますが)すっかりてんぱってしまって、
ああいう俗説みたいなことでも頼らないと
辛くてたまらなかったのです。
でも、本当は、誤解を招くばかりのことは書くべきではなかったかもしれません。

私は、A型の感性、好きです。
O型の人懐こさ、好きです。
もちろん、B型のセンスも、好きです。
AB型の視野も、好きです。

本当は、いちばん嫌なのは、自分の偏見なんですよぉ〜〜〜……

本当に、皆さま、お騒がせしてしまって、ていうか
嫌な思いをさせてしまって、すみませんでした。m(__)m

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2002年05月12日(日) メールの主 「血液型」のこと、ごめんなさい

私に手ひどい言葉を送ってきた人は、
そもそも私と「決別」したいのでした。
そうだったんだ、ぜんぜん気がつかなかった。
「1年近く前」だって。
そんな言い方してなかったじゃない。

でも、だとしたら、いずれにせよ、アクセスしてしまった私が悪い。

でもねえ……
「決別」なんて、しても意味ないと思うんだけど……
世の中で、それぞれに生きているわけだし。
それも、そんなに離れていないところで。

体調は悪くない。
(ご心配おかけしましたけれど、もうだいじょうぶです;
「縮まった」のもまた元に戻ってきたし)
昨日は空回りしてしまったけれど、
書き終わってみたら6000字近く書いていたので、
今日もそのくらいは書ける……だろう……と、思いたい。

昨日の記事で、
特に「A型」の人がメゲるような言い方をしてしまったり
「O型」の人が嫌がる言い方をしてしまったりした部分がありましたけれど、
あれは私自身が混乱して、思いっきり「へたれてた」からだと思います。
現実には、A型の人は細やかな気遣いをしてくれるし、
O型の人がみんな侵入的なわけではありません。
私自身、それぞれのお友だちはたくさんいます。
強いて言えば、私のほうが時々そういう良い人間関係を壊しかねないような
ひどいことを言ってしまうのが悲しいくらいです。

なので、私は弱くて暴走するところがあったけれど、
それに懲りずにお付き合いしていただける方、
どうか許してください。
本当に、ごめんなさい。

2002年05月11日(土) ミッフィー 混乱

★1・ミッフィー
★2・混乱
★3・辛い……
★4・若者とニュース
★5・(混乱の理由が少しわかった)
★6・You've Got a Friend



★1・ミッフィー

今、起き抜け。

ディック・ブルーナが授業をやってるところを、たまたま見た。
ブルーナの、一見とても単純なお話は、
実は「必ずハッピーエンド」という
とても難しい要素を持っているのだった。
もちろん、現実の読者の中心になっている幼児にも
わかりやすい結末でなくてはならない。
「未来への教室」http://www.nhk.or.jp/future/
で、やっていた。
第二次世界大戦を乗り越えてきたブルーナの決意があった。

「ブルーナ・カラー」といわれる、独自のニュアンスを持った、
けれど単純な6色だけにまとめあげられた色使い。
たぶん、ミッフィーが描かれていなくても、
なんとなく「ブルーナの絵だ」とわかってしまうのだろう、
その色合いを見ただけで。

「色」に拘るなあ、と思ったら、
実はブルーナは「アンリ・マチス」に影響を受けていたのだった。
おお、「野獣派(フォービズム)」の巨匠。
なーるほど、確かに、わかるような気がする。
(でもその背後に「キュビズム」とかあって、そこを通路として
ピカソが歩んできた青の時代、ピンクの時代とか、
更に「印象派」なんかともつながりがある。
わお、奥深っ!!)

ちなみに「キュビズム」と「フォービズム」はなんとなく似ている、
と思っていたけど、「〜ビズム」が同じだからそう思っていたのだった。
(本当は発音もぜんぜん違う:
キュビズム=cubism、フォービズム(「フォーヴィズム」と表記すべき?)=fauvism、だったかな?)
……でも、「色面分割」と「大胆な色使い」、
やっぱり方向性がどことなく似ている、と感じてしまうんだけど。

……と、見ていて思いました。とさ。

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★2・混乱

ちょっとびっくりした。
私は「病気のせいにしている」のだそうだ。
そんなつもりはないんだけれど……。
「人から信頼されるようになってほしい」と言われた。
確かに私は時間に遅れたり、「今日は行けません」と言って予定を反故にしてしまうことがある。
それは人の信頼を失うことだろう。
けれど、そのことを自分に強いてしまったら。

……ああ、↑の論理構造が「病気のせいにしている」っていうことになるのね。

私は病気がどうのこうのじゃなくて、生き方として
「労働という嗜癖」に囚われないことにしただけだ。
もちろん、何かしらの「病気」が契機になっているのは確かだし、
私はそれに「ボーダー」とかいう名前をつけようとしたりもした。

でも、私にとって、「人のせい」にすることは、
なんでもかんでも「自分のせい」にして潰れていくよりも
生きていく上ではずっと「まし」なことだ。
そのことで利害が一致しない人もいるかもしれないけれど、
私はそういう人たちとは離れて生きたい、としか思わない。

(相手が死んでほしいなんて、そんなこと考える権利は私にはないと思うし、
そもそも思わない;なのにそう書くのは、そう言われた体験があって、
それを恐れているからだ)

けれど、今大切なのはそんなことじゃない。

私は、私を蝕んだ人たちを、はっきりと「拒む」ことができて、
ようやく私にとって全く見えなくなっていた「世界」を
澄んだ目で見ることができるようになったのだ。

もしも私の書いていることがおどろおどろしい、歪んだものに見える人がいるとすれば、
それはその人の問題だ。
私に問題があるわけじゃないと思う。

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★3・辛い……

今、私に対して抑圧的な人間関係を強いて、
私に強い抑鬱感を与えた人たちのことを書こうと思ったけれど、
起きたことを正確に書こうと思っても、かなり大量の文章になってしまうし、
今の私にはやっぱり辛すぎる。

ただ、このことだけは言っておきたい。
↑の記事で触れた手紙をよこした人は、
たぶん私に対する加害者に「同情」しているのだろうと思う。

おそらく、加害者(たち……子どもにはいろんな意味で罪はないので、
成人している人だけを単数で指そう)は、
私のことをどれほど信頼し、そうしてそれをどれほど手ひどく裏切られたか、
というようなことを言ったに違いない。

だが、それよりもずっと前の段階で、私が加害者から強要されていた人間関係は
異常なものだった。

なぜ、実の家族を放っておいても、加害者とだけは毎週会わなくてはならない?
それが仕事だから?
「仕事だけの関係じゃない」ってあなたは言ったよね?
「基本に立ち返りましょう」と私が言ったら、
「そんな冷たいことを言わないで」と、私の主張を抑えつけたよね?

私があなたたちと会う時間を「毎週欠かさずに作る」ということ、どういうことだと思っていました?
まるで「単身赴任の父親が週に1度は帰省する」みたいだった。

実の家族にはそれをしてやれなかったというのに!!

私は、本当に不快だった。
けれども、離れられなかった。
人の命と引き換えにされるみたいなことを言われた。

「病気のせい」なんかじゃない。
明らかに加害者のいる、私は「被害者」なのだ。

しかも、なぜそんなことになったかといえば、
加害者が私に対して「恋愛感情」を持ったから、なのだ。
きっと今ごろ、「そんなことはない」とかなんとか、
前に私に対してあれこれと誘ったり、それらしいことを言ったりして
私を恐怖に陥らせた、その事実なんかすっかり忘れてしまっているに違いない。

私が「密室で二人きりになる(またはそれと似た状況の)コミュニケーション」を恐れるのは、
私が自分の受けた人格に対する侵入を含む異常な人間関係を、
誰にも打ち明けることができなかった、そのせいだ。

はっきり言って、許せない。
他人に私のことを悪し様に言い、他人までそういう人間関係に巻き込むのは、
なおさら許せない。

「人に信頼されるようになってほしい」と言われた。

でも、加害者との関係のようなことを「信頼」と呼ぶのだったら、
私はそんな「信頼」、断固として拒否する。

辛いし、悔しい。

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★4・若者とニュース

スマップの香取慎吾くんが中心になって
(でも他にはなぜか女性ばっかり!?)
ニュース番組をやっている。
なんか、いいなあ。
菊川怜、なんだか賢い。
なんか、本も出てるんだ。

……もしかしたら、もうとっくの昔にニュースになって、
今はある程度定着してるかもしれない。
でもまあ、いいことじゃん。

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★5・(混乱の理由が少しわかった)

私がこんなに取り乱してしまった理由が少しわかった。
私は「指図されるのが嫌」なのだ。
なんか、ガキっぽいけど。
それに、「自分に対して否定的なことを言われるのが嫌」でもあった。

ちょっと「血液型」を絡ませてしまって心苦しいけど……

「A型」の人は、なぜか私に対して否定的なことを指図がましく言ってくることが多い。
たとえば「病気のせいにするな」というのは否定的な命令文で、まさにそのままだと思う。
「信頼されるようになってください」←つまり今の私は「信頼できない人間」と、
ちょっと考えればすぐに全人格を否定するような意味になってしまうことを
平気で相手に直接言ってしまう。
私には、そういうことを言うA型は、A型がよくB型に対して(やや悪意を持って)言う
「無神経」
という言葉をそっくりそのまま返してしまいたいような種類の態度、と見える。
実際、多くのA型は、なぜそんなことが平気でできるの、と言いたくなるほど
無神経に人の心にずかずか踏み込んでくることが多い。
『めぞん一刻』の「四谷さん」が、よく「B型的」といわれていたけれど、
あの態度はむしろA型に多い。

逆に、なぜB型どうしだとそういう言い方が少ないのか。
それは、たぶん、そういう目にさんざん遭わされて傷つけられた経験があるので
多少なりとも好意を持っている、または特に悪意を持っていない相手に対して
そういう言い方をしないように心がけているからだと思う。

……ううーん。
そうやって、まるで「A型はみんなそう」ととれるような書き方をするのはよくないかも。
たまたま私にメールをよこした人が「A型」だ、というだけだし、
その人にとって私がどのくらい混乱してしまうか、たぶん思いもよらなかっただろう、と
文面から読み取れてしまうので、
「ああそうか、A型的な書き方だから、そういう一般論で薄めれば、私の不快感も少しは消えるだろう」と
自分の平静を保つために「逃げ」を打っているのかもしれない。

ユーラシア大陸の西のほうに多く、日本でもたまたま最も多い血液型、A型。
一方、南アジアからウイグル、モンゴルと中国大陸を囲むように分布しているB型。
海岸線や島嶼地域など、「大移動」を必要とする地域には特に多く、
でもまんべんなく世界中に分布しているO型。
A型とB型の分布、特にB型の分布に偏りがあるせいでそれに連れて分布の偏る
AB型。
地域性と血液型。

でも、血液型は決して「性格」そのものを左右するわけではない。
むしろ「体質」のある部分に影響を与えるようだ。
そこから間接的に、性格にも何らかの影響を与えるだろう。
それはちょうど、「太っている人はやさしい」「やせている人はやさしくない」というようなことが
言えないのと同じことで、
「〜型はどういう性格」とまでは言えない、ということだ。
ただ、太った人は電車で席をとるのに人よりも大きな場所をとってしまうかもしれない。
やせた人はもしかしたら貧血になりやすいかもしれない。
血液型と「性格(or 人格? 気質?)」との関連は、そういうことだと思う。

もしも血液型の因子が大脳の働き方とかに直接影響を与えていることが明らかになれば、
「血液型は人のものの見方・考え方・感じ方を左右する」と言ってもいいかもしれない。
(O型の人が概して人に対する気遣いが多く、下手すると過剰になってしまう……ということがあるのは
もしかしたらそういう面があるのかも、と思わされる)

私を5年にわたってがんじがらめに支配した人が、O型だった。
なので、ときどき、O型の人の関係性の濃さがちょっと怖い、と感じてしまうことがある。
でも、一見似たような感じに見えても、私に対する加害者と同じように何か心に隙間があって
それを埋め合わせるのに私を支配する、ということとは限らない。
私はそんなに臆病になる必要はない、と考える。

元パも、O型だった。
彼女は、私に尽くしているつもりだった。
けれど、私が頼りないせいで、だんだん支配的になっていった。
だから、O型の支配を引き出してしまう私の「依存性」のほうに問題があるのかもしれない。

萩尾望都の作品に『青い鳥』というのがあった。
まあ、改めて思い返すと、典型的な「やおい」だったような気がするけれど、
自分が恋してしまった相手から「逃げる」、というモチベーションはなんとなくわかる。
それでも運命のいたずらで、何度も出会いなおしてしまう……

私は「病気のせい」にはしていない。
たまたま年齢的なことと、昨年手術を受けてから1ヶ月寝込んでいる間に
すっかり体力が衰えてしまったと感じること、
そのようなことがあるだけだ。
30歳と40歳じゃ、身体について起きることも違うのだから、
それを頭ごなしに「それじゃいけない」と言われても、正直余計なお世話だ。

もしかしたら、私の文体が若々しい(というか「幼稚」?)ので、
私が実年齢よりも10歳若く見られてしまっているのかもしれない。
半分は喜ばしいけれど、あと半分はちょっと迷惑。

まあ、30歳よりも40歳のほうがえらい、とかそういうことが言いたいのではないので
私がちょっとそういうニュアンスで年齢を意識してしまうことが
むしろイタい、と感じるけれど。

願わくば、私を混乱させるようなメールを送ってきた人が
A型固有の言い方で私を傷つけてしまったのだ、ということに気付いて、
今度のことはやっちゃったのだから仕方ないけれど、
他の人にはそういうことをしないようになってもらえれば、と思う。
まあ、こう思うことも余計なお世話だろうけれど。

ちなみに、メールに返信したけれど、
それに対する返答はまだない。
私はそれで少しいらだってしまうけれど、
逆に私がそういう返信をもらったら、
なかなか返答できないだろうから、
できるだけ冷静になって、待つことにしようと思う。

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★6・You've Got a Friend

ゆうせんのチャンネルを替えたら、たまたま「You've Got a Friend」をやっている。

ほっ。

やっぱり、音楽が私をいちばん幸せにしてくれる。

音楽は人を傷つけることがない。
私は、人を嫌いになることはあっても、音楽を嫌いになったことがない。
……
これと同じような言葉で、私は傷つけられたことがあったけど:
「人は裏切るけれど、ペットは決して私を裏切らない」
私にはそれは、この世界を認識する心が歪んでいるからそう思う、としか
見えなかった。
私が上のように書くのも、同じように「歪んだ認知」と思われてしまうのだろうか。
……きっと、そうなんだろうな。

でも、それは仕方ないことだ。

私は人間が好きだ。
でも、怖いとも思っている。
そのくらいがちょうどいい「距離」なんだろうか。

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2002年05月10日(金) 体調悪くて鬱でーす。

体調が悪いんです。
ちょっと言えない部分で。
(2日目の気分、とでも言っておきましょうか……(-_-;)
で、鬱に入ってます。

短くなっちゃった。
外したまま寝ちゃったから。
(外したままで24時間以上過ごすと、さすがに縮まってしまうらしい)

うえええん。

そんなはずじゃあ、なかったのに。
明日、心療内科にいってこよっと。

……うう。
痛い。いたいよぉ。
鬱だ……

2002年05月09日(木) 「程度の問題」としての「性別二元論」

★1・「程度の問題」としての「性別二元論」
★2・続・「程度の問題」としての「性別二元論」

★1・「程度の問題」としての「性別二元論」

……なんて、↑大げさなタイトルつけちゃったけれど、
そんなにしっかりした理論的なことを書こうと思っているわけではない。
っていうか、実もフタもないことを言おうとしているのかも。

よく言われること:

「世界中のどこでも、また過去の歴史のどんな時代でも、
『性別』というものは『男と女』の2種類を基盤とした『二元的』なものとして扱われている。
それは、時代や地域を超え、普遍的なことであると推察される」
(簡単に言えば「世の中、男と女だけでできている」)


私はこのことに関して、どうも素直にうなづけない気がしてしまう。
というのは、私はもうかれこれ25年以上もの間、
性の数が二つよりも多い世界
を思い描いてきたからだ。
それは、半ばは科学的に根拠のあること、
あとの半ばは私の頭の中でそれらを勝手に組み合わせた空想、
または科学的なことがらを私なりに勝手に敷衍した推測、
……というような要素で成り立っている。

そのおかげか、私は現実のこの世界に「男」「女」以外の性があることを、
受け入れることができた。
それは「インターセックス(半陰陽)」を代表とする、「男」「女」以外の
多様な性分化だ。

あまり羅列的に扱いたくはない。
なぜなら、多様な性分化には、もしかしたら「典型」として扱うのは無理なのではないか、
と言いたくなるほど多様な差異があって、
なんとなくカテゴライズしたくない気にさせられてしまうから。

でも、あえて羅列的に並べると、医学上カテゴライズされているだけで、
次に挙げるくらいは種類がある。
(覚えている言葉だけで表そうとしたけれど、だんだんごっちゃになってきたので
Pesfis(Peer Support for Intersexuals/2本半陰陽者協会)」というところのコンテンツを引用させてもらいます;
(この色の部分が引用)
でも正直言ってわかりにくかったり書式が不統一だったりするので、
他のサイトも利用します……って、さっきから探してるうちに、気が逸れてしまった(-_-;
しかも、「ずばりこれが正確な説明!」というサイトは、けっきょくなかったりして。
探し方が悪いんでしょうけどね、どーせ)

・真性半陰陽:
 「性染色体の構成は46XX、46XYであってもまた46XX/46XYであっても発生します。
 性腺の構成は、片側卵巣、片側精巣に分化にしていて卵管と精管が発生分化しています。
 また内部生殖器は子宮も前立腺も発生分化し、
 よって外部生殖器の形態は、顕著に男女の判定ができません。


・混合性腺形成不全症:
 「性染色体の構成は、46XY/45XOモザイク核型です。
 性腺は、片側卵精巣と片側線条性腺に発生分化しています。
 内部生殖器には小型子宮が発生分化しています。
 外部生殖器の形態は、陰核が肥大しています。
 女児としと養育されますが、思春期には女性化の発現は表れません。


・アンドロゲン不感症症候群(AIS):
 (完全型)
 「性染色体の構成は、46xy核型です。
 性腺は、両側精巣に分化しますが、内部生殖にはアンドロゲンレセプターに対する反応が無いため
 前立腺が発生分化しません。
 また外部生殖器の形態は陰嚢にも、陰茎にも分化していません。
 そのため未分化時期の外部生殖器の形態で誕生します。
 医師も女性と判定し、戸籍も女性として登録されます。


 (部分型)
 「性染色体の構成は46XY核型です。
 しかしアンドロゲンレセプター反応が部分的にしか反応しません。
 精巣は小型に分化し、停留精巣の場合もあります。
 また内、外部生殖器の形態は個人差があり、尿道下裂を起こしている場合もあります。
 思春期には、女性化が発現が表れます。


・先天性副腎皮質過形成症(CAH):
 「副腎は身体のミレラルバランスを保ったり、
 タンパク質の分解や血糖値の調整をするステロイドホルモンを分泌しています。
 また微量ながら性ホルモンを分泌しています。
 先天性副腎皮質過形成症は、先天的に副腎が肥大しており、
 ステロイド、アンドロゲンを過剰に分泌していて、
 女児の胎児の場合、アンドロゲンが過剰に分泌しているので、
 外部生殖器の男性化が発現して表れて誕生し男児として誤認されました。
 そのため1989年に新生児マス・スクリニークングシステムの指定疾患と指定されました。
 日本での先天性副腎皮質過形成症の発症率は、15000/1であることが解りました。


 (重篤型)
 「脱水、哺乳力の低下、嘔吐、等の様々な症状を発症する塩喪失型や高血圧型は、緊急を要します。

 (単純男性型、無症状型)
 (*ここはPesfisからの引用ではないけれど*
 出生時に顕著な症状が現れず、外見だけで性別判定されて「男子」とされてしまうケースのこと)

 *なお、「Pesfis」では次のようなカテゴリも上の二つと分けて記述している:
 (顕著に陰核が陰茎化し(尿道も含む)陰唇が陰嚢化している CAH)
 *(これも引用ではありません)ただ単に文章だけ読んで「医学的分類」として考えると、
 一見「単純男性型、無症状型」と大きく違わないような気がするけれど、
 「生き方」の面から捉えると、↑前者は「女児として育ててください」とある一方で
 後者は「男児として……」となっていて、
 「程度の問題」でそんなに大きく違ってしまうんだ、とびっくりさせられてしまいます。*

・KS(クラインフェルター症候群):
 「X性染色体の数的変異で、47XXY、48XXXY等の構成で、
 精巣は両側小形精巣に分化していています。
 またクラインフェルター症侯群は、不妊症治療で発見されるのがほとんどです。


 *(引用でなく里花の感想)↑の説明のいちばん下の行は、なんだかちょっと……という気が。
 少なくとも私は、KSの中の少なくない人たちが「不妊」以外の性自認の問題とか余病の問題とかで
 悩んでいる姿を見てきたのです*

・XX男性:
 「1991年に遺伝子SRYが発見され、性腺はSRYによって精巣に分化する事が解った。
 XX男性の場合、遺伝子SRYがX性染色体の塩基配列に転座し、
 性腺を精巣に分化し、男性化が発現します。
 性を性染色体のみで、二分化するのは不可能であるにもかかわらず、
 国際スポーツ大会で、女性選手のみに性染色体の検査が行われています。
 個人の『遺伝子情報保護』に於いて非常に問題である。


 *(これも感想です)Pesfisの記述だと、
 上のように「スポーツにおけるセックスチェック」が問題にされてるけれど、
 (最近話題になった)競艇選手のFtMの人のことと、どこか重なるような気が*

……はぁ。やっと引用だけ終わった。(もう1時間半くらいたっている(-_-;)
たぶん、これで「全て」ではないだろう。

で。
こんなに多くの「性」があるのに、なんで多くの人たちは、性を「男と女の二つ(だけ)」と捉えるのだろうか。
時代も地域も超えてたいていそうであるのは、いったいどうしてなのだろうか。

なんか、難しい言葉がぼろぼろ出てきてしまって、
書いている私もうざったくなってきたので、簡単に済ませちゃおっと。

「男と女だけ」なのではなく、「いちばん多いのが(XXの)女と(XYの)男」なのだ。
それ以外の性の人が少ししかいないということから、
多くの場合、無視されてしまっている、それだけのことなのだ。

ただ、話がなんとなく「きな臭い」感じに思えるのは、
なぜか「生殖」のことと重ねて論じられて、
「男と女だけ」とすることが「正しい」ことであるかのようにされることだ。
なぜそれが「正しい」のか。事実じゃないのに。

「性別は男と女(その二つだけ)」という理解のしかたは、
「日本人は黄色人種だ」というのと同じくらい大ざっぱで、
時には大きな見当外れだったりしてしまうこともある。
(最近サッカー選手で日本の国籍に帰化した人がいるけれど、
その人たちはどう見ても「黄色人種」ではないし、
よくよく見渡せば、たとえば戦国時代以来とか、けっこういろんな時代に
他の人種と混ざったんだろうなあ、と思えるような人は多い)

「性別男女二元論」は、「そういう人が大多数だ」という、程度の問題でしかないのだ。

男女どっちにも見える人、逆にどっちにも見えない人が、
自分の姿どおりに生きることを否定してはいけない。

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★2・続・「程度の問題」としての「性別二元論」

……どうも、すっきりしないので、また書いた。
今度は他人のサイトへの書き込みとして。
相手がそのことをどのくらい知っているか、によってどこまで書いたらいいのかわかりやすくなる。
というわけで、以下、その文章を(最初の前置きだけ削除して)転載。

---------------------------------

『程度の問題』としての『性別二元論』

私には「クライフェルター症候群」の友人が何人かいます。
(*クラインフェルター症候群:略して「KS」と呼ばれることが最近増えてきました。
性染色体が「XXY」「XXXY」など「X」が重複し、なおかつ「Y」もある人のこと)
たぶん、そうとわかってお付き合いする、という点ではかなり多いほうだと思います。
このタイプの人たちの中で
「自分のことを男だとも女だとも思っていない(または、いなかった)」という人を見ていて
なぜかそのことを納得してしまうのです。

KSの人たちは、ひと昔前に言われていたような「典型的」な容貌の人と、そうでない人がいます。
・典型的な人:高身長で華奢、男性的な第二次性徴があまりはっきり出ない
・典型的でない人:とてもさまざま。
 ごくふつうの男性に見える人もいるし、ぱっと見がとても女性的に見える人もいる

……と見てくると、「典型的な人」というのが本当に「典型」かどうかも「?」な気がしてきます。

KSの身体的特徴として、Y染色体(っていうかSRY)のおかげで、というかそのせいで、
内外性器はいちおう「男性型」になる、ということがあります。
このため、医学上はKS=「男性の性分化異常」ということになっています。

ただ、それにも関わらず「性自認」が必ずしも「男性」であるとは限りません。
っていうか、「XY」の男性だったらたぶん1万人のうち9999人くらいは「性自認=男性」だろうと思うのに、
「XXY」のKSでは「男性」という性自認を持つ人がもっともっと少ないみたいなのです。
(比率まではわからないけれど、私が実際に知っている限りでは「半々」くらいみたい!?)

もしかしたら「XY=男性」「XX=女性」という性自認の他に「XX(+X+X…)Y=KS」という別の性自認があって、
ただそれに対して二元論的に構成されているこの社会の認識が適切なカテゴリを持たないために
「どっちかわからない」とか
「かたちは男だけれど性自認はむしろ女に近い」とか、逆に
「男でなければいけない!」と(やや強迫観念に近く)思い込んでいる、とか
さまざまな「ぶれ」として現れてしまうのでは、という気もしてくるぐらいです。

「男性」「女性」は多くの蓄積がある「文化」にまでなっているけれど
KSの場合、少数でしかもばらばらに存在している、
その上「秘匿」している人、気付かないでいる人もとても多いので
「KSという性」が一つの「文化」として成立するほどの情報量がないのでは。
そんな気がします。

こうした私の「性自認に対する成立条件」の経験は、もしかしたら「AIS(精巣女性化症候群)」の人にも何かあてはまるかもしれない……

といっても、AISにはAIS固有の「性分化」における特徴というのがあって、例えば
・AISには「完全型」と「部分型」があって、たぶん「完全型」の人は「自分は女だ」としか思っていない人が圧倒的に多いのでは?
(だって見た目にも「ふつうの女性」にしか見えないだろうし、性器の形状も表面的には全くわからないから)
・一方「部分型」の人は身体的にいくらか男性化するので、性自認も揺らぎやすいのでは?
というようなこともあり、
現実にどのような性自認を構成するか、ということについてはKSと同じにしてしまうことはできないと思いますけど。

やっぱりこまごましたことを書いているうちに本当の趣旨がはっきりしなくなってきてしまったけれど、
タイトルに戻って言うと、
「性別二元論=『男と女』が基盤」
というのは、もしかしたら「量的にどのくらいの人口構成を占めているか」というような「程度の問題」なのではないか、ということです。

だから、たとえばほんの100年ほど前にはその存在さえ知られていなかったKSやAISの人たちが
(しかも、KSやAISの本人が一人生まれると、その人自身は不妊になってしまうので、
「KSの一族」とか「代々AIS」とかいうことがほとんど起きない。
あ、AISが生まれやすい家系、というのはあるらしいです。
いわゆる「女系家族」と呼ばれるような……
ただし、AISの子以外にXXの女の子が生まれないと、その家系は絶えてしまいます)
自分の身近な周囲に自分と同じような人が一人もいない、という状況を超えて
たとえばインターネットでやりとりする、といったかかわり方の中から
自分たちの「性自認=文化」を「量的に」築き上げていくことだって
これからはできるのじゃないか、と思うのです。

私が知る限り、KSの人たちは、その姿がいわゆる「典型的」かどうかということを超えて
独特の共通したメンタリティを持っている部分があるように見えます。
それは「男性的」とか「女性的」とかいうステレオタイプのどちらにも当てはまりません。
ただ、私にはそれがとても「魅力的」であるように思えてならないのでした。
「異性として」なのか「同性として」なのかも、今の私にはよくわからないけれど。
(ちなみに、私自身はたぶん、残念ながらKSじゃないと思います。
子どもできたし、身体的特徴とか、いろんな面で……)

さまざまな性分化多様群(性分化「異常」とも呼びたくない)の人たちの文化が花開いていくことを
祈っています。

---------------------------------

同じことを書き直しているだけなんだけど、
こっちのほうがまだわかりやすいかも。

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2002年05月08日(水) 『プリシラ』を見ながら

……今ちょうど、奥さんのいるミッチに実は子どももいた、ということが
バレてるところ。

……私は私で、なんだかおっぱいが張ってしまって……
うわっ、ためしに押してみたら、お乳?これ。
少しだけど、滲み出してくる……
(なんてことがあると、ついつい
「自分で産んで、お乳あげたかった」とか
思っちゃうのよね……ったく。)

なあーるほど、あれが私も経験した「ショー」の原形か。

女装ゲイもいれば、妻子持ちもいるし、
「元々だったの」という人もいたりして。

父親が子どもにカムアウトする部分、
身につまされる……

こういう時にはぺろっと言っちゃうほうがいいのよね。
私も、子どものためには離婚なんかしなければよかったのかも。

大自然の美しい風景と、drag queenの姿。

パートナーを見つけて居残る者。
(でも私は男の名前で呼ばれても、そんなにイヤじゃない)

うーん、やっぱりショータイムは楽しい。
アテフリも面白い。(←まだやったことないけど)

……で。
ビデオ(貸し出し期限が切れてるぞっ!! ごめんなさい>TSUTAYA)見終わって
たまたまテレビに切り替えたら、
NHK教育でチンパンジーの心理学をやってる。

まあーねえー、人間とチンパンジーなんて、
ホントに民族の差ぐらいしかないから。

冷房病。
ううー、イヤだあー。

ところで。
私、自分が冷房病だということ、割と最近になってからようやく知った。
そういえば思い当たることがたーーーーーーーくさん、ある。
出張先のタイで、夏期講習で、それからずうーーっと昔、
まだ私が十代だった頃……

私はとてもしょっちゅう、冷房のきいた部屋の中で
ひどい頭痛に苦しんでいたのだった。
「でも暑いのもイヤだから……」と思って
頭痛がするのを「なかったことにしていた」のだった。
それとも何か他に、理由でもあったのかしら……??

冷房がかかっていてもだいじょうぶだったのは、
音楽やってるときだけだった。
だって、身体動かしてるもん。
きっと、踊っているときも大丈夫なんでしょうね。

そのせいか、私は夏が嫌いだ。
暑かったり日焼けしたりするのもイヤだもん。
一度日焼けすると、半年くらいそのままだし……。

2002年05月07日(火) 原案帳メール

★1・原案帳メール



★1・原案帳メール

From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Friday, May 03, 2002 11:35 AM
Subject: 原案帳:



お弁当の殻に
「花がたみ」と書いてあった。

思わず、その後ろに
「ツル!」
とつけたくなってしまったのは、私だけ?



---------------------------------


From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Saturday, May 04, 2002 9:29 PM
Subject: 原案帳:百万本のバラ



電車の中で、
「50本のバラの花束が1万円」
という広告を見た。
……
そっか。
200万円あれば、あの有名な
「100万本のバラ
ができるんだ。

なんか、SRSの話と似ている。



---------------------------------


From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Saturday, May 04, 2002 10:04 PM
Subject: 原案帳:さつき。



また電車の中。
ふだんほとんどやらないことだけど、
MDウォークマンを聴いている。

電車の扉が開く。

さつきの風が
ふわあっと吹きこんでくる。

音楽は「あぶぅ」こと阿部浩之くん。

さわやかな風と
さわやかな音楽。

すっごく気持ちイイ!



---------------------------------


From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Sunday, May 05, 2002 11:14 AM
Subject: 原案帳:礼拝



御国をきたらせたまえ

神の国は私たちの関係性の中に、
少しずつ、だが整然と、着実に
築かれていく。

神への依存か。
自立した人格として
神の支配にあずかる、ということか。

主の祈りが私の前に、
生きたものとして
立ち現れてきた。



---------------------------------


From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Monday, May 06, 2002 3:25 PM
Subject: 原案帳:



元ちとせが
「Little Wing」歌っている!

宇多田ヒカルが卵巣摘出!

二つめは、なんか芸能ネタそのものだけど、
自分とかなり近しい話題だっりすると、
それなりに「う〜ん」と思わされてしまう。



---------------------------------


↑宇多田ヒカルが卵巣摘出、ということで大騒ぎをするのは
ちょっと不謹慎……
ましてや、こんなこと言うともっと不謹慎なんだけど
ついつい
「私とちょっと似た状況」
と思ってしまう。

きっと、こういうことは
「思っても決して言ってはいけないこと」
に属するのだろうけど……

宇多田光さんがどうかいっときも早く回復されますように。
余計なお世話だとは思うけど。
アーティストとして気に入っているし、
個人としてもリスペクトできるような気がするし。

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2002年05月06日(月) (バイト8時間)

==ちゃんとやったので、疲れきってしまって書けませんでした(5/8記す)==

2002年05月05日(日) 最終日……楽しみきった!!

「最終日……楽しみきった!!」というより、もしかしたら
「底をついた」
という感じかもしれない。

取り急ぎ、メモメモ。

朝、泊めてくれたご夫婦・ckbnnprnさん(←なんちー略し方!?)のお宅から東京駅へ。
 素敵な二人。
 なんだかとっても羨ましい感じもする。
 (そりゃ、私から見えない、大変なこともいっぱいあるだろうけど……)
 幸せ少し、おすそわけ。

東京駅でFくんと合流、その場でckbnnprnさんとFくんを引き合わせる。
 そうしてお二人に別れを告げ、今度はFくんにばいおくんを連れてってもらって、
 都内(もっと言うと山の手線内)にある教会へ。
 母の所属していた教会。

昨年、母が亡くなった後の納骨と、この「5月最初の礼拝(=共同墓地の墓前礼拝がある)」に
参加させてもらっていた。
そのときもそうだったのだけれど、
私はその教会では最初から「女性」として遇されている。
私はこれこそ神さまが正しく示されようとしていることだと思う。
もしも誰かがこの記事を読んで、(たまたまそれがどこなのかを知って)その教会に密告し、
それが元で私に対する扱い方が問題になるとしても、
私はそのことにしっかり向き合って、解決していきたい。

あるところで誤解されてしまって、私自身もとても傷ついたのだけれど、
確かに誤解されやすい言い方しかできないので仕方ないこと。

神さまは、ある時代の人間にはその時代にわかることしか教えてはくれない。
2000年前に核兵器の作り方は教えてくださらなかった。
当たり前だ。
そんなことをしてしまっても混乱しないでいられるほど、
人間は賢くないのだ。

神さまから見ればサルとの違いなんてほとんど「誤差範囲」でしかないような、
私たち人間の知性を正確に読み取られ、
神さまの壮大なご計画の中では一瞬のあぶくほどでしかない
私たち人類の過ごす期間をこと細かに区別され、
「これこれのことはいつごろ発見されるか」
というようなことを、まさに髪の毛一本程度のことまで全て定められたこと。

そういう中で、
「この世には男と女しかいない(しかも時代によっては女性は男性に従うべし、
というようなことまで聖書の記述者たちに書かせて)」
と思い込ませるようなことを示されているのは、
「二つより多いと混乱してわけがわからなくなる」
程度の人間の知性を神さまが慮ってのことなのだ。

「男と女だけ、しかも男と女の組合せしかありえない(破ることは死に値する罪)」
とまでがんじがらめにされたのは、
二項対立的にしかものごとを考えられない人間の知的脆弱さに対して
とても優しい気持ちでそれを回避させてくれるためだったのだ。

ひとり子イエス様を遣わされてから2000年、
人類はようやく「男と女だけ」という単純な発想でなくても
「性」ということがらを捉えられるようになってきた。
だから、「いちばん多い=全て」という、これもまた幼稚としか言いようのない決め付けを離れて
「両極端の間の多様な個性」にも目を向ける余裕を、
神さまは私たち人類にお与えくださったのだ。

実は、私が「女性」としてその教会に受け入れられるに至る経過には、
偶然の「間違い」のようなことも含まれている。
現実の教会は、まだまだ私も含む「異邦人」を素直に受け入れられるほど
賢くなってはいないようだ。

でも、そのように受け入れてしまったことを、
教会自らが受け入れなくてはならない。

そうして、それは、正しいことなのだ。

(はっ、「メモ」のつもりがすっかり長くなっている)

東京都下にある霊園の共同墓地へ、
 本当は午後2時から「墓前礼拝」の予定だったのだけれど、
 それでは間に合わなくなってしまうから、ということで
 一足お先に「お墓参り」させてもらいに行った。
 もちろん、Fくんと一緒。

 ちょっと暑いくらいのお天気。
 神さまが「もうそろそろ、健康的に日焼けしたらどう?」とすすめてくれてるみたい。
 墓碑の横には大きな欅(けやき)の木。
 大きな弧を描いて墓碑の上に張り出す枝と墓碑の間に、空が見える。

 私はその空に「天国への扉(?それとも窓?)」を見るような気がする。
 窓辺には私とFくんのお父さんとお母さんがいる。
 二人は穏やかに、幸せそうに笑っている。

 なんだか、私もこのお墓に入りたい、と思うようになってしまった。
 もちろん、生きられるだけ生きてから、ね。

 墓参が終わってから、霊園の中で私とFくんと二人、
 霊園の前にあるコンビニで買ったおにぎりをぱくついて
 ちょっと少なめなお昼を食べた。
 「こんなふうに過ごすのは久しぶりだな」とFくん。
 私はそれに「何年くらい前から?」と
 ニュアンスとしては彼自身のこと、として聞いてしまって、
 言葉では聞くことができなかったけれど、
 私にはFくんが「アヌキ」(←ちょっとイヤな響きだけど、
 Fくんが私をどうしても呼ばなければならない時の言い方;
 「アニキ」と「アネキ」の間だそうで(-_-; ……ま、負けた)である私と
 こうして公園で気持ちの良い風を浴びながらおにぎりを食べることを
 「(たぶん、ものすごく)久しぶりのこと」として
 楽しんでいたのだ。
 それは、私も同じ気持ちだった。
 至福のひとときだった。死ぬまで忘れたくない思い出。
 できれば、私が死んでからも誰かに語りついでもらいたいほどの、幸せな思い出。

ハプニング!
 痛い足と重たい荷物(だって、墓地にもベースとばいおくん、持っていくしかなかったし)を抱えたまま
 ようやく東京駅に到着、新幹線に乗り込んだら、
 帰ってから地元で一緒に演劇を見る人たちのうちの一人であるみねみねくんが
 同じ列車に乗っていたのだった(^^;

 彼からメールが来て「今乗りました」だって!!
 私は彼のタイトルの「Re:」のあとに「え!?」と付け加えて返信した。
 静岡駅で合流。

演劇を見ました。=らせん劇場『例えばシンデレラとか?』
 総勢8人、そのうち4名がGID当事者!

 お芝居は、「シンデレラ」のお話を軸に、いろんなお話をmixさせたような内容だった。
 ある意味、かなりエンタテインメントだったと思う。
 すっごく楽しかった!!

 それにしても、いろんなお付き合いの人が来てくれて、
 ある意味「Mix」な状況が楽しめた。
 ていうか、ホントに、楽しかった!!

 打ち上げにも参加させてもらった。
 8人ぜんぶじゃなかったけれど、半分の4人が残った。
 (差し入れ忘れちゃったくせに最後まで居残った、っていうか居座った、っていうか(-_-;)

そうして、私の家までみんなで来て、
 1時間半も語り合っただろうか。
 そんなことをこの家でできるなんて、思っていなかった私は、
 ちょっとどきどきしながら、ほとんどおもてなしなんてこともできなかったけれど
 みんなとお話したのだった。

明日はコンビニでバイトだというのに。それも「8時間」。

でも、一生の間に、これだけ密度の濃い、内容も豊かに「多様性のある」ものになった、
それを喜びたい、と思った。
今でもまだ、思っている。

2002年05月04日(土) On the Road

★1・On the Road

★1・On the Road

・泊めてもらった友人夫妻と一緒に、バンドをやる。
 実は私、このためだけに、わざわざベース(Fender-5くん!@重量4kg)を
 抱えてうろうろしているのだった。

 長さが1m以上あるので、「赤ちゃんを抱っこしている」とかいう感じには
 ぜんぜん似てない。
 ううっ、しんどい…… でも、フェンくんもびっくりしているだろう、
 生まれて初めていつものハードケースじゃなく、
 かなり薄っぺらなソフトケースに入れられて
 ときどき「ゴンッ」とかぶつけられて持ち歩かれるのは。

 と思ったら、友人夫妻がとても優しい人たちで、
 フェンくんも、それからこれ=ばいおくん(←って、
 そんなのまで持ち歩いているのか!?>自分)も、
 持ってくれたのだった。 ううっ、感謝感激。

・出てくる直前に19曲ほどテープに録音して、
 「やりたい曲を決めておいてください」とお願いしていたけれど、
 なんとなく、私がベース弾きながら歌える曲をやるようになってしまった。
 曲は、「あぶぅ」こと阿部浩之さんの『動いている人生さ!』。
 かつて、彼が作り出す音楽を、私もほんの少しだけ手伝わせてもらったことがあった。
 その思い出がいっぱいにつまった曲。

 こんなところでその歌が蘇るなんて!!
 練習する時間があまりとれなくて、ほんの20〜30分くらいで時間切れになってしまったけど、
 「録音しよう」と言って演奏したテイク(でも録音ボタンの押し間違いで
 録れなかった←よくある話(^^;)は、そこそこの出来になってくれた。
 (っていうか、ごくごくラフな感じに、ではあるけれど)
 お互い、もう何年も「バンドであわせて演奏」をしていなかったのに、
 まあそこそこ演奏できた(←少なくとも途中で止まらなかった、っていう程度ではあれ)のは、
 すごく嬉しいことだった。飛び跳ねちゃいたいほど!

・午後、東京駅に出て、すらさん、それから遊ちゃんと会った。
 私の好きな「午後のお茶会」の雰囲気の中、
 まったりとおしゃべりして過ごした。

 すらさんは優しげな感じの人だった。
 会えてよかった!

 遊ちゃんたちも、元気そうで何より。
 私は遊ちゃんを尊敬している。
 実のある創作活動をしている、という点で。
 私は遊ちゃんを良い意味で「ライバル視」していて、
 あの子があんなに素敵な作品を作るんだったら私も!
 とか思っているのだった。(^^; お互い、がんばろっ!! ♪

・夕方、品川でとある人とお会いした。
 初対面だった。
 お互いのことをオンラインでもほとんど知らない状態で会ったので、
 どういうお話をしたらいいのかもわからなかったけれど、
 私の視野を広げるにはとても良い機会になったと思う。

 ただ。
 付合わせてしまったYさん、ごめんなさい!
 一緒に「デパH」私も行きたかったんだけど、
 翌日の朝まで完徹するのは、さすがにちょっとしんどすぎたんです(-_-;
 しかも、翌日(=これ書いてるのがその5/5なんだけど)には
 またいろいろハードなスケジュールが待っているのだったし。
 (でも、この人とはオンラインでかれこれ4年くらい前からお名前を知っていて、
 会えたことは本当に感慨深かったのです。
 これからも、どうかよろしくお願いいたしますm(__)m)

・この夜はそんなに遅くならずに帰る……つもりだったんだけど、
 「総武線」と「東西線」のカンケーをきっちり理解していなかった私は
 ちょっとばかり長めの帰路を楽しんでしまったのだった。
 (ていうか、正直チョット心配だった;「方向音痴」はこうじゃなくっちゃ!! うう)

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2002年05月03日(金) memo……と思ったけどこれだけにしときます

・例によって新幹線に乗り遅れそうになりながら地元を出発。
・北関東にて友人たちと再会。はじめて会った人に強くインスパイアされる。
・オブザーバの友人Mくんの反応。
・その前日からの情報で「いずみちゃんないと(http://www.izumichan.com/)」があると聞いていたので、急遽そちらへ行く。
・「いずみちゃんないと」にはじめてまともに参加することができた。嬉しい。
・そこで何人もの友人と会い、また名前だけ知っていたとかオンラインでだけやりとりした人とかともオフラインでお会いすることができた。これもまた、嬉しい!!
・当初の予定よりだいぶ遅れてしまったので宿泊先の友人が新宿まで迎えにきてくれる。恐縮。

2002年05月02日(木) Fくん 余談

★1・Fくんへ
★2・脂肪肝
★3・余談(=断片集)



★1・Fくんへ

ちょっとまじめなメール。
(でも内容はばらばら)
お返事できることがらがあれば、
返信してね。

私やあなたの世代は成人病(=生活習慣病)のことを
本気で心配しなくてはならない世代だと思う。
それとも、私に看病してほしい?

お父さんの窓は、お願いだから開けないで。
あなたにしてみれば間接的に外の風が入るから
換気もかねてちょうどいいのでしょうけれど、
紙が多い私のアイテムは、
夜の湿気にどんどんいたんでしまいます。
私がこの部屋にいるのが悪いんだったら、
はっきりそう言って。

本当に、あなたの真意がわかりません。
あなたは私に、この家にいてほしいのですか?
それとも、出てほしいの?
「そんなのおれがどうこう言うことじゃない」じゃなくて、
あなたがこの家の主人なんですから、
はっきりと道すじを示してください。

私は、どうしてもやりたいことがあります。
実は、ほんの執筆を頼まれています。
でも、バイトしてたら、書けない。
(前はしてなくてもかけなかったけど、
今は状況が違う)
私は、自分の心と体に気をつけながら
やりたいことを何とかして実現したいんです。

お母さんは身勝手な生き方をしたと思いますか?
私は、あれでまともだと思います。

あなた自身が前に言ったように
(その言葉は、私にはものすごくショックだったけど)
「人はどうせ、他人の気持ちなんかわからない」
それは確かにそのとおりだと思います。

だったら、めいめいが他人の状態なんか気にしないで
自分のやりたいことだけやればいいでしょう。
あなたも、体の調子がかなり悪そうだし
(単なる「悪いもの食べた」じゃないよ、あなたの症状は)
「今」は仕事に逃げてれば体調のことはいいかげんに
ごまかせるだろうけれど、
起き上がれなくなったときにどうするつもりなの?

そのことがはっきりできないようだったら、
そういう部分については
あなたは私の考えに従ったほうがいいかもしれない、と
思います。
でも、それじゃおかしいでしょ?

しっかりしたあなたの考えを、どうか聞かせてください。

きびしい時もある姉 より

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★2・脂肪肝

Fくん、「脂肪肝」なのだ、と私に打ち明けてくれた。
っていうか、それ自体は知っていた。
前にも聞いたことがあった。

けれど、あまり親身になってはあげていなかった。

このところ、時々帰宅したときに顔色が「土色」みたくなっているのが気になって
また問い詰めてしまったら、「脂肪肝」のことが出てきた。
「ストレスも良くないし、オレは自分なりに気をつけてはいるんだ」
って言うけど……

でも、これ以上あれこれ言ってしまったら、「侵入」になりそうなのでやめた。

その代わり、検索で「脂肪肝」を調べてみた。
そしたら、出てきた、出てきた。

脂肪肝
油断しないで脂肪肝

私自身も「他人事ではない」ところがあるので、
プリントアウトしてみた。

でもまあ、彼にとって私(兄→姉(-_-;)がいちばんの「ストレス源」なのは
確かでしょう。

あんまり問い詰めてしまうのは、かわいそうかも。
彼にとって、私は、性別が変わろうと姿が変わろうと、
「アニキ」には違いないのだ。

それは、どう見ても「おじさん」と呼ぶべきほどの年齢差のある人を
「お兄ちゃん」と呼んでいる私にも理解できることだ。
腹違いの兄は今、たぶん64歳ぐらい。
よその家庭の多くでは、 そのくらいの年齢の人が「お父さん」であることに気付いて
けっこうショックだったのを思い出す。

もしかしたら私は「女の父親」だけでなく「女のアニキ」も目指すことになるのかも。
……

でもさ。
なんかカッコよくない? 「女のアニキ」って。
ただこれ、間違えられやすいんだよね。
「彼女がいて、その彼女の兄」という意味にとられてしまう。
私が言いたいのは「女であって、しかもアニキ」。

私は「原家族」を捨てる気はないので、家族の人々に対して
それなりのサービスはしてあげないと。

最近、Fくんは言うようになった。
「アニキ、声はもともと高いほうだったから、男か女かはっきりしなかったもんな」

「言わせてる」わけじゃない、と信じたい。 ……信じさせてよ(^^;

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★3・余談(=断片集)


今日、バイトで相方になった子(高2女子)との会話の中で、その子が言ったこと。
「私は章香さんが男だった、って写真で見せてくれたのを見ただけだから
実感ない……」
で、私は突っ込んだ。
「じゃあ、ふつうに女に見える?」
「うん、そうしか見えない」

素直に、じゃないけど嬉しい。
素直じゃない部分は、やっぱり「最後にパスする相手は自分」なのかも。


うわ。
今、[2:46 02/05/03]なんだけど、部屋のあちこちで「ラップ現象」が起き始めた。
こっ、怖いよぉ。

でも、すぐ隣でFくんが寝てるから、だいじょうぶかも。
それに……
ぜんぜん根拠ないけど、
きれいになった体の私に対して、脅かす霊なんているとは思えない。
よく「死んでも死にきれない、どろどろした情念が……」とか言うけど、
あんまりぴんと来ないし、
私にそういうものを突きつけても、
やり過ごしてしまったり気付かなかったりするのでは。

よくも悪くも「楽になった」というのが、これは「素直な」感想。


明日からツアーなんだから、もう寝るがよろし。
なんか、今回は持ち物が多くて大変そう。
(5弦ベースとばいおくん)

そうだ、「5弦ベース」にも名前をつけよう。
フェンダー・ジャズベの5弦(ってけっこう変わり者;たぶん私の住んでる県には
1本きりしかないだろう)、しかも「アクティブ・パッシブ切替仕様」。
25万円のものを18万にまけて買った(確かin90年代初め頃)けど、
楽器の値段くらいは稼いでくれた。
……あ、もう1本の「ヤマハ・エレアコベース(これも変わってるよね(^^;)」が
10万円くらいしたので……
どうかなあ、そこまで稼ぐことができたかどうか。

音楽を順調に続けていたら、私は「死ぬまで男のまま」で生きていたかもしれない。
自分が女だ、ということはお墓へ持っていって……
あ、違った、私、「散骨」してもらおうと思ってるんだった。

えっと、話が逸れた。
フェンダーの5弦……ええっと、……そうそう、ボディが「アッシュ」なのも
けっこう珍しいのだった。
実は5弦ベースってかなり重たいのだ。
で、ふつうは(特にフェンダーだと)ボディには「アルダー」を使うんだけど、
私は「重たい音」が欲しかったのと、カラーの美しさ、ナチュラルさに惹かれて
アッシュにしてしまったのだった。
重量、約4kg。
ところが、フェンダーのケースが約5kgなんて、そんなのアリ?
ということに気付き、一昨日街の楽器屋さんで2980円のソフトケースを買ったのでした。
確かに軽い。

名前も軽いノリでつけちゃえ。
「フェンダー・ファイブ」。
「フィンガー5」のパロにもなってるし。
確かジャクソン5で言えば「マイケル」にあたる子が、
私の元の名前と同じ読み方だし。
あっ、そうそう、ときどき頭の中でそう呼んでたこと、あったっけ。
よし、決まり! 「フェンダー5(ファイブ)」、よろしく!!
(本当に軽いノリ…… 楽器も軽くて重たい音出せればねえ……)


元ちとせが「♪赤く錆びた月の夜に……」と歌えば、
私の若い友人が「空色の月」というタイトルのHPを立ち上げたりして。
これは主に「緯度の違い」による!?
奄美とアメリカ。どっちも「あ」で始まる。
私の名前(本名)も「あ」で始まる。


そうだ。
改名、できるのかなあ……
不安を思い出したくないから
他のことに没頭してごまかしているのかも。

まっ、私は弱い人間なので、
そういう安っぽいことをやってもしかたない、とは思うのだけど。

いえいえ、やっていること自体は、決して「安っぽい」なんてものじゃない。
私の動機がチープなだけ。
願わくば、動機も高められますように。

ちょっとだけ「本」を印刷したら、寝よう。
うへえ、こんな遅い時間。やばやば。

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2002年05月01日(水) ひまわりの庭 「役に立つアディクション」

★1・ひまわりの庭
★2・今日やったこと
★3・「役に立つアディクション」



★1・ひまわりの庭

・ギター×2
(一人はふだんはベース、ギターの子がVo)
・アコーディオン(+cho、この子だけFでふだんはもっと大きいキーボード;
 あとの子はM)
・パーカス(ふだんはドラム)
『Sunflower's Garden(サンフラワーズガーデン)』

なんか、20年以上前の私を思い出してしまう。

それにしても、いい時代になったものだ。
(だってさー、20年前だったら「ダサイ」とか言われてたような歌詞だって
冷戦の縛り→偏見がなくなっちゃえば、素直な気持ちをすっきり言い表す
良い歌詞だ、って認められるでしょう……
……以下愚痴省略←うざいもん(;_;)……)

コーラスがキレイ♪
「毎日路上ライブやってきました」だって! すごーい♪
ビートルズだって、ハンブルクでは毎日8時間もライブで「働いていた」んだから!
やれいやれい、もっとやれー!……って、なんか無責任っぽいけど、
こういうことはあんまりうだうだ考えないで、とにかく「やる」のがいちばん。

……って……

私がこんなにすっきりと言えるのは、
はっきり言って今の自分に責任をとる相手がいないから……なのよね……

ええい、無理やり落ち込むのは、もうやめ!

二十年ちょっと前に進学したとき、あれほど音楽だけにのめりこもうとしたのは
私が自分を助けるためだった。
音楽があれば、私は幸せな気持ちでいられる。
それがたとえ、本当はあれこれ考えなくちゃいけないのであっても
考えすぎない、ということで初めて身動きしやすくなる「余裕」って、
ぜったいあると思うのだ。

せっかく、ちょっとずつ「自分らしく」なってきたのだから。
楽しいことを、ちゃんと楽しもうよ。

Sunflower's Garden = "Brand-new"(メジャーデビューシングル)

すっごく、気に入った。

私が自分から「男だった頃」とか言っちゃって、
それをきっかけにしてカムアウトするまで、
ヴォーカルのHiroyukiくんは本気で私のことを
「ちょっと変わったおねえさん(=でもふつうに女性)」
と思ってくれていたのだ。
(それは、彼の顔が見るみるうちに真っ赤になっていったからわかる(^^;
ごめんね、Hiroyukiくん、びっくりさせてしまってm(__)m)

今、彼の声が、ずっと聞こえている。もちろん、CDを買ったから。

"Brand-new"は、私にとってまた一つ自信をつける、
新しい「きっかけ」になってくれたと思う。
歌詞でもこう歌っている:
(以下引用)
♪Say hello today, and don't look back yesterday
(以上引用)
ちょうど「金八先生」の鶴本直のHNが「イェスタデイ」から
最終回で「トゥモロー」になるのと似てるし。

嬉しい♪

で。
もしかしたら
「そこまでパスしてるのなら、いちいちカムアウトしなければいいじゃないか」
と思う人が多いかもしれない。

でも。
私は、理屈になってないかもしれないけれど、
「ウソ」で人と付き合うのはいやなのだ。

まあ、もちろん、純女(じゅんめ=XXの「ふつうの」女性)さんが
(ヒドいと思われるだろうけど、いつも引き合いに出させてもらいます。
だって、本当によく似たことだと思うから)
「私は子宮癌になって摘出しました」とか
いちいち言わないのと同じように、
「戸籍上は男です」とか、いちいち言う必要はないのだろう、本当は。

たぶん、私は路上ライブの場所を「2度」通りかかったから、
「2度目に同じ人に出会って会話したら、そのときにカムアウトする」という
癖がついているんだろう。

これからは「3度以上継続的に会う人にはカムアウトする」って
原則を書き換えておこう。

だって、本当に必要ないんだもん。

あ、あと、
「私の戸籍や住民票を見る人には先にカムアウトしておく」
これも忘れないようにしないと。
相手は間違いなく「騙した」といって怒るに違いないから。

(どうも、そのせいで予備校の講師の試験に落ちたらしい)
はあ。(-o-;

ま、そういうこともあるよね。

あー、気持ちいい。
音楽で、体だけじゃなく心まですっきりしたの、久しぶりかも。

さんくす to "sfg"(=SunFlower's Gardenのこと)。

私が二十歳前後だった頃の音楽を、しっかり思い出させてくれる。
しかも、あの頃の私たちよりずっと上手だし。
(音楽って、いくら良い内容のものでも
「ヘタ」だとぜんぜん聞き手に伝わらないのよね(-_-;)

……

きりがないから、このくらい。
(ずっと同じ曲をリピートで聴いているからかな?)
(^.^)

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★2・今日やったこと

続・ちゃりんこ
おなかの脂肪だけはなんとかしないと、と思って
今日もちゃりんこ、お街(=市の中心街)まで。
でも、体重も変わらないし、たぶんおなかも変わらない。
うええん。こういうところ、「おまえの実年齢は……」と突きつけられてるみたい(;_;)

切符を買った
……はっ。
そういえば、私、「らせん劇場」のチケット、買ってない(-_-;
もしかしたら、HPのチラシをカラーで印刷して持っていくと
「前売り扱い」になるかも……? そんな話は聞いたことありません。
う〜〜ん……また聞いてみよっと。

昨日抜いた親知らずの跡を洗浄してもらった
なんか、昨年の手術の後と似てる。
……って、当然か。

音楽系のこと
CDやゆうせんからMDやカセットに音源を録音。
今日1日で16曲。
あちこちから捜してきて録音するの、けっこう大変。
……あれ?
やってるうちに、自分自身の演奏を録音したのを
MDに落としてしまっていた。

よくよく見たら、私、「Anthology」でも作れるんじゃないか、と思われそうなほど
自分の演奏を録音して残してあるのだった。
まるで
「それが私の生きている証拠」みたいに。

生きている間は、やりたいことをやる。
それが誓い。

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★3・「役に立つアディクション」

=「仕事」。

なんでこんなこと言い出したのかというと、
私の目の前、っていうかパソコンたたいてるときに必ず視野に入る場所に、
「そのとき心に決めたこと」(by 朔さん、さんくす♪)の6か条が大きくプリントアウトして
貼ってあるのだ。

1. 悲劇のヒロインの真似はもうしない。
2. 辛くて苦しい時はちゃんと表現する。
3. 限界設定を自分で決める。
4. 順次、害のないアディクションにシフトしていく。
5. 選択肢は必ず三個は考える。
6. ゲロの始末は一人にはさせない。

(よくよく考えてみると、朔さんけっこう怖いことも言ってるような気が?)
私が思い立って「仕事にしたい」と思ってることって、
「(どちらかといえば)害の少ないアディクション」
としか言いようのないものばかり。
何こだわってんの、アンタ?>自分 ……って感じ。

でも、それでなくても何らかの「仕事」って、けっきょくは仕事の対象に
「アディクト」してる、っていうことなんじゃない?
なんか、そう思えてしかたない。

睡眠時間を3時間未満に削ってでもやらなければならない仕事は、
睡眠の欠如でけっきょくは体か心を壊すので、やめたほうがいい。
面白くて面白くて、時間がたつのも忘れてしまう、っていうのは
(「虫プロ」の歴々たるアニメーターさんがそんなことを言っていた;
それはそれですごく感動したんだけど)
実はもう「中毒」の症状なのでは???

「火事場のクソ力」って、本当に火災の現場に居合わせた時以外は
使っちゃいけないのではないか。
今の日本は、もう戦場じゃない。戦場にしてはいけない。比喩的な意味でも。

保証するけど、お金がなくても今の日本じゃ死んじゃったりしないよ。
新宿の西口で、貨幣経済から全く外れたままで生きてる人、いるじゃん。
「お金がなけりゃ死んじゃう」って思うのは、強迫観念だと思う。

なんかさあ。
マルクスの真似して言いたくなっちゃうんだけど、
「人間は労働というアディクションをする動物だ」
って、言えてない?

害のないアディクションだったら、美しいからいいかも。

お父さん方へ。
家庭をぐちゃぐちゃにしなければできない仕事は、
みんなどんどん辞めちゃいなさい。
害の多いアディクションとして仕事をやる人が一人もいなくなれば、
みんなが「その程度」で満足して生きられるようになるから、
お互いラクでいいですよ。

へらへら。
みんなそろって「貧しさを楽しむ」世の中にしましょう。
へらへら。
今こんなこと言っても「惨めな生き方はしたくない」って蔑まれるのがオチかも。
(経験アリ……うっ、フラバがぁっ……)
でも、それで多くの人たちの「強迫観念」が取り除ければ、
強迫観念からくる「害のある行動」(っていうか、はっきり言うと「加害」)と、
それによってさまざまな傷を心に負わせられる
「被害者」を減らすことができると思う。
っていうか、減らしたい。

へらへら。
ねえ、みんな、そんなに仕事するの、やめようよ。

へらへ……ぐすん(;_;)

私、今、Fくんの体調がいまいち良くないのが
気になってしかたないの。
体を壊したのは、仕事のせい?
それとも、家族のせい?
Fくん、あなたは「つなぎとめる人」をやってくれていたから。

もしかしたら、私がこの家を出て、彼が一人っきりになって
初めて彼は「自分らしく生きられる」のかもしれない。

でも、……
怖い。
だって、本当の意味で「一人っきり」で暮らしたことなんて、ないんだもん。
(母が入院していたって「いつか帰ってくる」と思うことができるんだもん)

もう誰も帰ってこない家。
寂しすぎる……
私だったら、耐えられない……っていうか、もう耐えたくない。

1999年の年末、元パと子どもが去ってしまった後の「我が家」。

ああもう、止まらなくなってきちゃった。

皆さん、どう思います?
私は弟を「手放す」べきなのでしょうか。

麻布のおっちゃんに聞いてみようかな……

(つづく……?? 不明です)

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