原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2002年04月30日(火) 日本人の戦争のしかた。 小説書き 親知らず

★1・日本人の戦争のしかた。
★2・小説書くタイミング!
★3・親知らず

★1・日本人の戦争のしかた。

(『鉄腕アトム』の残りの3時間を見ながら。)
ていうか、なぜか決して「アメリカ」が出てこない世界。
(1回も出なかったかどうかは知らないけど……
なぜか『鉄腕アトム』のお話には「アメリカ」が出てくることがない……
なぜ?? ――わかるような気もするけど。)

で、ふとしたアトムのセリフから気が付いたこと:

☆日本人の戦争のしかた。
とにかく「説得する」こと。それだけ。
(↑プルートは「戦う」と言ってるのに、アトムはそうは言わず
「説得します」と、さらっと言う、という場面を見て、
いきなり確信してしまったのだ)

ていうか、テロがあったら報復していい、という認識、
やっぱりそれを「常識」にしてしまったらいけない、という気がする。
(お願いだからもうやめて>イスラエル;
昨日地元のお街でそちらの国から来た人=露店を出していた=とお話したら
若い人たちは「死にたくない」といって懲役くらってでも兵役拒否する人が多い、
って言ってましたよ(-_-;
あなたたちのほうが「大人になる」=もう報復せずに許す、
ということができる力を持っている、と思うのに……)

昨年の「911」で、テロによって大切な人たちを殺された人の気持ちは
以前よりよくわかるようになってしまって、
確かに「殺された!許せない!殺してやる!!」
としか思えない感情っていうものがあるのは身にしみた。

けれど、けっきょくは「憎悪の連鎖」はそういう感情のそのままの表出では
決してなくなることはないのだ、ということも強く思う。

だから、すごく間抜けに見られようと、卑怯者と詰られても、
日本人は決して「実力行使」をしてはいけない。

ただひたすら、「やめてください」と言うだけ。
武力に対して決して武力で応じることはしない。

でも、そういう国家に対して、
そのことにつけこんで「占領」「支配」しようとするテロリズムが
本当にあるのだろうか。

私にはどうしても、「北風と太陽」のように思えてならない。

もちろん、奇麗事で済ませたくはない。
たぶん人は、とても不完全で弱いものだから、
自分を律することができずに他の誰かを傷つけてしまったり、
言うべきことを言えずに憎しみを深めてしまって
誰かに物理的な危害を加えてしまうこともあるのだろう。
それは、残念だけど日本国内で決して「個人対個人」の犯罪が
なくなりはしない、という、ただそれだけのことを見れば明らかだ。

ただ、日本国内で、「正義」とされる「暴力」は存在しない。

いつか、国際社会でも、規模は違っても同じようなことが
「常識」とされる時代が来るだろう。
それは、歴史の必然であり、宿命でさえあるかもしれない。
そうしてそれは、私の強い願いでもある。

暴力に、正義は存在しない。

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★2・小説書くタイミング!

「過去作品集」の第2巻を作りかけている。
実は、これを仕上げるにはけっこう高いハードルがあって、
高校生くらいの頃に書きかけていた小説を、なんとかしてリライトしたい、と
思っているのだ。

雨の日。
ちょっと時間がある(中途半端なんだけど……のりちゃん、ごめん!バイト交代してもらって。
なんか、とにかく「自宅待機」みたいなことになっちゃいました(^^;)
製本作業とか、身を入れてやった。
とりあえず食べ過ぎてない。

そんな条件がそろうと、しっかり小説書きたくなっちゃうんですよー……。
(今までがそういう条件、そろってなかったのかも;どっちかというとノンフィクション中心になりかけてたし)

書くのかな?

(ノンフクションっていうか自分史っていうか、そういうのも書きたいけど……)

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★3・親知らず

今日、歯医者さんにいって「親知らず」を1本抜いた。

SRSって、親知らずを抜く歯科治療ととても似ているような気がする。

「人間にとって最も自然」という言葉は、
それだけでもう、なんだか大きな自己矛盾のような気がする。
実は人間にとって「自然」なんてないのではないか。

「直立二足歩行」しているだけで、哺乳類としてはもはや「不自然」で、
腰痛になるのがそんなにいやだったら、「前足」を鍛えて「四足歩行」するのがいちばん、とか。
ところが、もう二足歩行のほうに慣れてしまっているので、
今さら「不自然」な四足歩行なんかできるか! みたいな。

骨格に関わりそうな疾患は、実は軒並みこの「直立二足歩行」が原因だとか。
人間やめてればいちばん楽? とか。

私には、牽強付会な屁理屈かもしれないんだけど、
「SRSなんて許せない」という人がいたら
その人の身勝手な論理を暴いてやりたい、と思ってしまう。

人間に「自然」はないのだ。
もちろん、ホメオスタシスの維持とか、とても巧妙な仕組みが、
自覚的にどうのこうの頭を使わなくても
人間の身体には備わっていて、恰も「自然」が命を支えてくれているように思うけれど、
それにしたって生化学的にとても「無理」しているのではないか。

ああ、今日の理屈は本当に「屁にもならない」ような気が。

SRSとは、めがねをかけるようなもの、とか。
少なくとも、私はそのおかげで少しだけまともに世の中が見れるようになった、と思うもん。
それは「自然」? 「不自然」?
問うだけ無駄なのでは。

……あー、歯が痛い。親知らず、抜いちゃった跡が。
そうだった、もともとはこの歯のことから始まったんだっけ。
そう。親知らず。
もともとは、人間の食べる機能を強化するための歯だったのに、
いつの間にか「虫歯の原因」でしかないものになってしまっている。

「生殖機能」も、もしかしたらいらないのでは?
そうそう、クローンとか、じょうずにできるようになれば、
自分の身体で生殖するのも、もはや必要なくなってしまう時代が来るのかも。

ただし、それは人類が「たそがれ」を迎えた頃のことだと思うけど。

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2002年04月29日(月) 鉄腕アトムからの宿題 カウンター「6270」!!

★1・鉄腕アトムからの宿題
★2・カウント「6270」!!

★1・鉄腕アトムからの宿題

今日(といっても、今もう[1:48 02/04/30])ずううううううううううっっっっっっと
去る「4月7日」にBSで放送された『鉄腕アトム』のスペシャル番組を
みかりんに借りたので、見ている。
もう、頭どっぷり「アトム尽くし」状態。
(あとは、ときどき寝ちゃう…… まあ、いいけど)

あのー。(^^;
その。(-_-;
なんか、なんていうか。……σ(^^;?

私、なんだか「鉄腕アトム」から出された宿題を、
自分の姿まで含めて人生まるごと過ごすことで
答えているみたいなのだ。

(ま、手塚治虫が「B型」だと思い込んでいた……実は「A型」だったらしいとか?……
ので、すごく親近感があった、とか、萩尾望都の後ろに手塚大先生がいる、とか……
そういうこともあったとは思うのだけれど……)

ていうか、「アトム」ってめちゃくちゃ先駆的。
日本のオリジナルで、世界に対して唯一「未来」を示しているものがあるとすれば、
それこそが「アトム」であり、それに続く「ジャパニメーション」なのだ。
(あとは、悪いけれど「オリジナル」が他の国のものであるように思えて
仕方ない……)←なんかこのところ、私はこういうきめつけが多い。ちょっとやばい(-_-;

アトムはセクシーだ。
私が知っているアニメキャラのなかで、いちばんセクシーだ。
たぶん、物心もつかないうちにアトムに憧れてしまったので、
「対象」として捉えることができず、
「理想の・憧れの・自己イメージ」になってしまっているのだろう。

アトムはロボットなので、年取らないし性別も(実質的に)ない。
! いやーん、今見ているお話だと、
(『史上最大のロボット』前編)
ウランちゃんが「アトムのコスチューム」なんか着ている♪
なんか、けっこう「えっち」な気が。
(男の子の「女の子って手がかかるんだよ〜」by里中満智子
私には「FtM願望」に見えてしまった。まあ、そのまんまなんだけど(^^;)

あと、私、……恥ずかしいけど……「いじめられてるアトム」を見ていると、
なんだか、むずむずしてしまう。えっちな感覚で。
身体のかたちが変わってしまっても、この「むずむず感」は変わらない。
(まあ、もともと私の性衝動って「男」じゃなかっただろうから、
関係ないんだろうけど)
これはいったい、何?
「マゾ」?
……ううーん。
興味本位に「会津里花ってそういうやつ」とか噂にしてもらっても別にかまわないけど、
本人としてはなんだか、もっと奥が深くて、その分深刻なものであるような
気がする。

なんちゅーか、終わり頃の「アトム」はまるでなんだか
すごく「大人向け」のような気もするし。

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★2・カウント「6270」!!

なんか、このところ、この『原案帳』のカウントの進み方が
すっごく速い。
おかげさまで、あれよあれよという間に「6000」を超えてしまった。
(やたらと名刺をばらまいているからかしら?
Thanks to 『ハンコOff & 印刷Off』 in 静岡♪)

ま、でも、慢心してしまいそうなので、気をつけなくちゃ。
↑私は「名誉欲」がとても強い。
私が死んでしまっても、私の名前だけは人類が滅ぶまで語り継がれてほしいし、
私が行った何かが、いつまでも人の役に立ってほしい、と
かなり「本気で」望んでいる。

まあ、その……
一人の人が成し遂げたことが、ある時代には「良いもの」と捉えられることもあるし、
別の時代には「なんてことを!」と思われるようにもなる、
それは私にもわかっている……
行為をなす人は、ただ単に自分が生きている時代の中で
「良かれと思って」
やるしかない。
それを超越して、まるで「神さま」みたいな判断をしようとしても、
それは所詮、無理なこと。

私は、私という人が、「今」「ここに」生きている、ということを信じたい。
……
信じたいんだってば。もうっ。(←をいをい(-_-;)

希薄な「自信」を、少しでも良い方向に育てることができれば。
(自分がやっていることの大きさに気付かないで
自分のことを「弱い、たいしたことはない」と決め付けていると、
時にはそのことが却って「はた迷惑」であることも、ある。
私が私の大きさくらいの自信を持っていい、持たなくちゃだめ、ということ、
気付きたい……
「身体の大きさを間違って捉えている」ということで、
けっこう困ったり恥ずかしい思いをしたりしてるのに……
あちこちぶつけるし、動きがヘンになるし、
抱っこしてほしくて体当たりしたら相手がつぶれちゃったりするし……
笑えないでしょう……)

はっ。
日付が変わって「4月30日」って、もしかしたら平日?
はうっΣ( ̄仝 ̄ノ;)ノ
もう[2:44 02/04/30]。
寝なくちゃ。

……そういえば、
来客があるから、と思ってリビングで寝るのはやめて母の部屋に戻ったら、
鬱まで戻ってきてしまった。
なんか、食べられない……とか言いながら、間食だけはしてるし……
うう、また太る……「摂食障害」? ま、あんまり気にしないようにしないと。

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2002年04月28日(日) My Favorite Body ちゃりんこ 「なんじゃもんじゃ」 他

★1・My Favorite Body
★2・ちゃりんこ
★3・「なんじゃもんじゃ」
★4・昨日やったこと



★1・My Favorite Body

つい今しがた、お湯を浴びて、出てきて大きな姿見に自分の姿を映してみたら、
気が付いてしまった。

私の下腹の、ぺこんとへこんでいるところ。
ああ、ここに子宮があったんだ。

他にも、私の体にはあれこれ、
自分の性自認を補強するようなことがらがある。

・せまい肩幅
(萩尾望都の漫画を高1くらいのときに読んで
「これ以上肩幅が大きくなりませんように」と祈ったら、
だいたいそんなふうになった)

・薄めの体毛
(でも陰部はちょっとはみ出しぎみだった……
ひげが30代になってから濃くなって
「これじゃ予定と違う!!」と思ったのが
GIDを自覚し、行動するようになる遠い原因になってる。
今じゃほとんど解決済み♪)

・低くない声
(どうすることもできないほどの野太い声じゃない。
でも、ビートルズを無理に地声のままで歌おうとしたのが祟って
裏声で歌うことができなくなってしまった。
最近は、僅かながらホルモンバランスの影響でもあるのか、
『ワダツミの木』がいちおう歌えるようになってきた。
↑そんなに何度も言いたいほど嬉しいのか?>自分)

もしかしたら、ふつうに多く見られるような人々のように
傷つけられていない自我を持っていれば、
上記のように自分の身体のどの部分が自分のどういうプライドを支えているとか、
いちいちこんな人目につくところに書かなくても
思っているものなのかもしれない。

私はきっと、回復の途上にいるから、
こんなところにわざわざ書いて、
「ね? みんな、わかって!!」
と騒いでいるのだろう。

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★2・ちゃりんこ

これからまた出かけるけど、
お昼過ぎからずっとちゃりんこ(自転車)で走り回っていた。
気持ちいい

『月刊フラワーズ』(PFと別コミだかが合体した月刊誌;
確かに『PF』の頃の「隔月刊」の時は
正直なところ「物足りない」感じがしてた……)

すっっっっっっっっごく久しぶりに、なっちと一緒にお昼食べた。
楽しかった。

あれれ……??
もう一つ、何か書くことあったはずなんだけど、
ちゃりんこのペダルから車輪を通って流れ出ていってしまったらしい。

ま、いいや。
細かいことよりも、私が健康、健全であることのほうがだいじ。
(って、思いません?)

ではでは、今からメンタルクリニックへGO!
(今度は「料金一律100円」のバスを使う。
そおゆうのがあるのよ、うちの地元には!
ていうか、もしも私とおんなじ地元の人で知らなかったら、
「地獄行きのバス」(@水木しげる;引用byうちのFくん(^^;)みたいなバスを
中心街で見かけたことありません?
えっ?「地獄行き」じゃわかんない? 
……ええっと、じゃ、「あまりにも『いかにも』のクラシックなかたちのバス」
ならわかります?
あれが、料金一律100円(でもたぶん一周したら降ろされちゃうでしょう)の
「市の観光課御用達バス」なんですよ♪
あれはじょうずに利用すると便利だよ〜〜)

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★3・「なんじゃもんじゃ」

深夜の静岡、城北公園。
私にとって、幻想的な場所。

――幼い頃、当時ここにあった大学のOBだった兄が
同じ頃そこに「聴講生」としてもぐりこんでいた姉と一緒に
私を連れて訪れたことがあった。
(実は学祭だったのかもしれない。
でも当時の私は幼すぎて、そこまでは気が付かなかった)

実は、その頃と、生えている樹木の一部が同じものだったりする。
「あ、この木、会ったことがある」
幼い頃、樹木は私の友だち、というよりもちょっと「保護者」のような存在だった。

樹木。
地球上で、人間が生存するのにごくごく基本的な条件を作り出すことに
常に協力する存在。
私にとって、リスペクトの対象。――

その城北公園に、どういうわけか今日、深夜のこんな時間に来ている。
バイト先の同僚で興味のあることがらのけっこういろんな部分が共通してる
(だからおしゃべりしていて楽しい♪)みかんちゃんが
「城北公園で『なんじゃもんじゃ』見てくださいよ!」
と、強力におススメだったのだ。

で、先週くらいからみかんちゃんはそのことで騒いでいて、
周囲の友人数名(含・里花)に行って見てごらん、と頻りに奨めたのだけど、
不誠実な友人たちはけっきょく行くことができなかった。

私は残念だと思っていたし、みかんちゃんのちょっと尋常ではないおススメに
実はとても興味を惹かれていたので、
その友人数名で「まったりお茶しましょう@CASA」をやっているところに
私も加わったとき、
城北公園がすぐ近くだし、深夜でもいいからぜひ行ってみたい、と
主張したのだった。

で。
……思い返すと、やや得体の知れない3人組―けっきょくそれだけの人数が残った―が
深夜の城北公園を徘徊するのは、それだけで巡回勤務中のある種の公務員から
「職務質問」とかいうのを受ける可能性があったかも……

行ってみました、城北公園。
日付が変わる頃。

(私たちの世代にとって、あの地点にそんな時間に行くのは、相当な勇気が必要だ。
だって、かつてここにあった大学が移転してしまった後、
事なかれ主義の地方自治体ともう一つ上級の自治体の間で
この場所をどう領有してどう利用するか、何年もの間(二十年以上?)
うだうだともめてしまい、その間手をつけることができずに放置された敷地は
ほとんど「ゲゲゲの鬼太郎の別荘」みたいな状態になっていたのだ(-_-;

その事実や雰囲気を覚えている者は、なかなかあの地域内には足を踏み入れないかも……
今はすっかりお上品な「公園」に様変わりして、
さすがに鬼太郎くんも退去しちゃったのかなー、っていう感じだけど)

それは花木だった。

みかんちゃんは、
「ピークは先週の月曜くらいだったから、今は下のほうから茶色く変色しているけど
だから夜観たほうがきれいなのかも」
と言っていた。

もとあった大学で言ったら「正門」のあったあたりから、公園の敷地に入る。
「ほら、あれですよ」
とみかんちゃんが言うほうを見ると……

ちょうど「雪をかぶった木」のように見える情景が。

「なんじゃもんじゃ」という奇妙な名前を持つ花木は、
へたすると桜に匹敵するのではないか、と思わされるほど立派な
真っ白な花を無数につけた木だったのだ。

はじめは、たまたま正門近くのヒマラヤ杉の間から
1本見えるだけだった。

もっと奥に入っていくと、2本、3本、……
「花時計」が築かれているあたりまで来ると、
気が付けば私たちのまわりはほとんど「なんじゃもんじゃ」で取り囲まれていた。

「うわあー、すごい」
私と、もう一人この蛮行につきあってくれた「やまも」くんは
ため息混じりの叫び声をあげてしまった。

ところどころに置かれた水銀灯の光に、ぼわあっと浮かぶ白。
ちょっと蛍光でも入っているかのように、闇の中に浮かびかける色は、
昼間に太陽光の下で見たら眩しいほどだろうな、と感じる。

でも、人工的な蛍光色とかじゃない。
闇に浮かぶ様子は、雪の白とどこか共通するものがあるかのようだった。

もう暖かくなったというのに、
まるで過ぎてしまった「冬」を懐かしんで「擬態」でもしているように、
枝葉の上に乗っかるようにして夥しい花がついている。

しかも、ほとんど雪が降ることもなく、
まして葉のついた木にそんなふうに雪が積もっている情景なんて、
そうそう見られるもんじゃない、……
と思い返してみると、
実はけっこうシュールな風景?

私たちは、実はシュルレアリスムの絵の中に紛れ込んだのか。

---------------------------------

「なんじゃもんじゃ」という通称名(←「章香」といっしょだわ♪/今はまだ)を持つのは、
その美しく、幻想的とも言える姿に
あの水戸光圀公が興味を抱いた、という史実からきたものだそうだが、
そのことすらそんなに大げさとも思えない。
水戸のご老公に美的センスがあれば、間違いなくこの木に興味を抱いただろう。

私たちは、なんだかちょっと散歩にきた犬たちのように、
ころころと走ったり歩いたりしながら、
この美しくてシュールな「真夜中の雪景色」を、
楽しんだのだった。

特別出演:みかんちゃん、やまもくん

(終)……って、あんた。(^^;

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★4・昨日やったこと

(前日のことを振り返って1日遅れで書くのって、
なんだかちょっとムダっぽく感じる……けど、まあいいや)

・お湯を浴びた
(そのまた前の日がなんとなく「鬱」っぽく終わってしまったので
気分を変えるため、という面が強かった。
自分からそういう「気分転換」ができて、よかった)

・ちゃりんこで「お街」へ出かけた
(「お街」というのは中心街のことを
周辺部に住んでる人たちが呼ぶ「通称」)
……詳細はもう、昨日の記事に書いた

・なっちと一緒にお昼を食べた
(七間町のパスタ屋さん『一丁目』。
混んでたけど、待ってでもそこで食べてよかった!
なっちとおしゃべりできたのも楽しかったし)

・駅前のNストレスクリニックという心療内科へ
(ここも連休前、というか連休に入ったから、というか
両方の理由で「今が受診のチャンス」と思う人が多いからだろう、
すっごく混んでいた。
それで、私はいったんちゃりんこを家に戻して、
バス→昨日の記事参照;で行き来しようと思ったのだった。
ところが、午後5時すぎに行ってみたら
なんとそのバス「本日は終了しました」だって!
うーん、「安かろう、○かろう」の部分はどうしても……か)

・午前中に連絡があって、助っ人でコンビニのバイトへ

・CASAでまったり+「なんじゃもんじゃ」観察→昨日の記事参照(^^;

はあ。なんか、すっごーく、私って活動的。
ため息が出るけど、もともと私はこういう人なので、
やっと「回復してきた」のかな、という気が。

ただ、薬を飲むペースが少し乱れがちなので、
今日はちょっとペースを良くしたい。
……できたらね。
(できなくても自分を無闇と否定しない)

・あ、そうそう。一つ忘れていたこと。
一昨年お世話になって昨年の秋にちょっとだけ復活した
NHショーパブのママから電話があった。
「どうなの、様子は?」
私のことを話した。
ママもお店のこととか、あれこれ話してくれた。
私、ママとは少なくともずっとお友だちでいたい。
(「日曜日の午後」にママから電話がかかるのは、
「おいしいケーキとお茶で午後をまったり過ごさない?」という
お誘いの意味合いを含んでいることも多い。
あん、残念!
次の機会はぜひご一緒させてもらいたい。
ママのこと、私は尊敬してる。
いろいろと問題はあるかもしれないけど、一途に頑張ろうとするママは、
やっぱりえらいと思う)

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2002年04月27日(土) 純真の光と影

★1・純真の光と影



★1・純真の光と影

カナダ?で、小学生が60年代〜70年代(前半くらい?)のロック・ポップスを
合唱したり(少しばかり)楽器をやったりしているのを
何か音楽教育向けの基金のために発売することになったそうです。
で、今、ピーター・バラカンがそれを紹介しているんだけど、
……す、すごい。
ビートルズ、ウィングズ、ビーチボーイズ、イーグルス……
ベイシティーローラーズ、だって(^^;

今、イーグルスの「Desperado」を小学生の女の子が一人で歌ってるのを
聞きました。
伴奏はピアノだけ。
……なんでだろう。すごい、感動してしまった。
よかった、録音できて。
(ちょっとばかり、20年前の自分の音楽活動を思い出してしまった。
ちょっと似たところがある……どう考えても「商品」にはならない、
素人レベルの技術……
そういえば、学生時代の音楽活動、
なんであんなに「ヘタ」だったんだろう……??
ていうか、なんであんなにヘタな人たちと一緒にやっていたんだろう?
ひどい言い方だと思うけど、私ならもっとじょうずな人たちと
一緒にやったほうがよかっただろうに。
……でも。でも。
私、やっぱりあの人たちと一緒に音楽やってて、
結果的には良かったんだと思う。
そういうやり方で、私は自分を「かくまっていた」んだと思う)

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2002年04月26日(金) 『春のお約束』=『らせん劇場観劇・感激ツアー』に集約!

★1・『春のお約束』が……
★2・昨日の記事
★3・私がなりたかったもの。
★4・昨日やったこと。

★1・『春のお約束』が……

この間、いろいろ予定しておりましたけれど、

(1)5/3はいろいろあっていったん中止、
(2)5/5は『らせん劇場観劇・感激!ツアー』のみ

となってしまいました。(;_;)
ちょっと残念……

でも、その分、『らせん』のほうに集中しませう!
詳細はこちら→特設ページ・らせん劇場観劇・感激ツアー

とりあえず、いちばんだいじなのは↓

  ★5月5日(祝・日)午後5時55分までに静岡駅南口改札へ!
   (会津里花が旗持って……みっともないからやめろ、それだけは……お待ちしてます!)
  そこから、タクシーに分乗して新しいらせん劇場へGO!!
   (4人そろうと実はいちばん安くて早いし、歩くにはギリギリめんどくさい距離;
    まあ、私の家よりは静岡駅に近いけど……)
  終了後に打ち上げがあります!(いちおう内々だけど、劇団や団員に特に興味のある方、ヒマな方、
    あとどんな場合でも飲みたい方、残って参加OK!)
    ……あ、最後のは劇団さんにちゃんと言ってないや……(でもたぶんだいじょうぶだと思う)

ええっと、念のため、会場の「寿町倉庫」=らせん劇場の新アトリエ(こけら落とし)は、
(私まだ行ったことないけど)1万人入るスタジアムじゃないので(^^;
「生きたい!」じゃなかった「行きたい!!」という方は私、会津里花までメールをください(ここをクリック♪)

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★2・昨日の記事

昨日の記事をプリントアウトして読んだ。
(http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=51752&pg=20020425)
……なんでこんなにクリアーに世界が見えたんだろ?
今の私には無理だわ。

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★3・私がなりたかったもの。

私が小さい頃になりたかったもの。
「ウェストサイズサイド物語」のマリア。
「ピーターパン」のティンカーベル。(かなりまじだった)
メリー・ポピンズ。(「Supercalifragilisticexpialidocious」覚えたもん)

ウルトラマンやウルトラセブンも好きだったけど、
実はフジタ隊員やマリ・アンヌ隊員になって、
時々ちらっと役に立つ以外は、ハヤタ隊員(カコイイ!!)やダン隊員(カコイイ!!)に助けてもらいたかった。
ケムール人に身体を乗っ取られて巨大化し、町をのし歩くところは、
すごく恥ずかしかった。

……でも、「大人の男の人」が必ずしも私をたすけてくれるわけではない、ということも
なぜか知っていた。知ってしまって、いた。と、思う。

5人組のヒーロー(+ヒロイン)が出てくる番組は、好きになれなかった。
だって、必ず「誰になりたい?」という話になるからだ。
「ピンクがいい」って言ったら、「バレちゃう」じゃないの!
……私が女の子だって……

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★4・昨日やったこと。

・朝、起きた。(フキゲンだった(-_-;)
・午前中、へたくそなアイロンかけをした。(早く覚えなくちゃ)
(ハンカチを数枚、練習してきた;ここ一週間くらい。
それから自分のブラウスを先週1枚、昨日1枚やってみた。
……まだ何か大切なことが間違ってるみたい……(;_;))
・午後、コンビニでバイト。(みかんちゃんと一緒♪)
・夕方、いったん家に戻ったら「セシール」の荷物が届いていると
 「不在配達通知」が。
 業者は「日通のペリカン便」、住所はこの後折り返す場所の近く。
 なのでペリカン便の集配所までとりに行くことに。
・その後、某塾へ。バイト決定♪
・夜、塾の時間が終わってから『伽藍博物堂』へ。
 ちょっといただけだけど。
 なんか、次の舞台(7月6日〜の「UNIT LIVE(ユニットライブ)Vol.5」)も
 面白いことになりそう。
 私もいろいろなことに手を出してしまっているけど、
 あえて「もう絞らない! 択一しない!!」と心に決めているので、
 (もちろん、その分キツいだろうけど)
 関われる範囲で関わって、できれば舞台にも乗りたい。
……
なんか、一日のうち、いっぺんにいろんなことやったのねー、私。
どうりで、昨夜は電話1件しただけで、あとはすぐに寝ちゃったわけだ。

最近、リビングで♪ 「りょうべいくん」といっしょ♪
デパス、1錠。
ぐっすり眠れる。

だから、翌日、今朝は8時に起きて、もう記事4件めだもんね。
(おっとっと、「限界設定」を忘れないように。「記事は6件、『8000字』をはみ出したらやめる」……
(^^; ま、今日は1件あたりが短いから、「断片集」とかにしてもいいような内容だし、
区切りが多いとタグも多いから、8000字を超えても記事本文はまだ6000字くらいにしかならないのよね)
(*あと、「コツ」:破ってしまっても、気にしない。
そういう時もあらぁね。
「一度破ったら生きてる価値はない!!」とか(-_-; いきなり思わないこと。
できるだけルーズに。だらしなくしても私は生きていられる、ということをしっかり信じて。)

私は、自分に「余命宣告」をしている。
こういう体になっちゃったので、寿命が人より短いのだ。
それはたぶん、事実。
(とか言いながら、図々しく生き延びる可能性もあるけれど、
それは神さまの決められることだから)
一般的傾向とか、平均とか。

短くなってしまっている私の人生(←それは決して「恨み」とか「後悔」とか、
そういうマイナスの気持ちを含んではいない。
むしろ「はっきりしてよかった」と思ってるくらい♪)を、
私は精一杯楽しく使い切りたい。
誰かに何か残すなんて、思い上がった余計なお世話なんて考えずに。
(子どもたちに残すべきなのは、できるだけ少ない人口で暮らしていける環境だけ)

あらら。
なんか、理屈っぽくなっちゃった。

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2002年04月25日(木) (寝起きの愚痴だよ〜(^^;)

★1・朝、起きた
★2・つまり

★1・朝、起きた

★朝、ニュースとともに目覚めるのは辛い。
ニュースは盛んに言い立てる。
「世の中はどんどん悪い方向へ向かっています。
あなたが悪くなるのも、時間の問題です……」と。

ち、違う、違う。

人口が増加するのにあわせて「悪いニュースの絶対量」が増えただけだし、
(=一人当たりの人;たとえばあなた;が悪いニュースの関係者になる確率は以前と同じ)
通信網の発達に伴って悪いことをいち早く発見、通報できるようになっただけだ。
(=もしかしたら「誰も知らずに葬り去られるような事件」の件数は、
以前より少なくなっているのかもしれない)

「世の中が全体的に悪い方向へ向かっている」かどうかが、
それで決まるわけではない。
むしろ、現象からわかるのは、ごく瑣末な技術とか統計の問題でしかない。

「少子化対策」っていうけど、
「少子化を前提とした社会のあり方」を考える人が目立たないのがおかしい。
人口爆発だって、今世紀中には「頭打ち」になると言われているけれど、
それ自体はいいことじゃないか。
たとえ、「頭打ち」になる原因が、世界じゅうの人々の均しき貧困だったとしても。

私には、「人口爆発」を憂える人と、「少子化」を憂える人が
同一人物であったりすることが
ちょっとちぐはぐに見えて、理解できない。
人口爆発している地域から養子をとって
愛情をこめて育てればいいじゃないか。
特に、子どもをもうけることのできないカップルとかには、
(つまりその中にはセクシャル・マイノリティと呼ばれる人たちのカップルも含まれる)
ぜひお勧めしたい。

愛情が豊かであれば、たとえ遺伝子が自分たちと1万年くらい離れていても、
愛のある子が育つに違いない。


数量的な雰囲気に気圧(けお)されて、物事を「悪い」方向に捉えるのは
ちょっと待ってもらいたい。

一見「悪い」とレッテルを貼られているようなことがらの中に、
むしろ希望を持つべきことがらが多く含まれていることに
注目すべきだと思う。

あと。
「世の中は悪い方向に向かっている」という感情は、
寝起きの悪い時には確かにその雰囲気にはぴったりだ。

でも、それは、たとえば私が
「寝起きが悪いと一日中不機嫌」
なのと、ほとんど同じようなことがらなのではないか。

(だから、今[7:54 02/04/25]だけど、ちょっと不機嫌な目覚めなのよ、私が)

私は、「悪いニュース」が増えるのと比例して、
「良いニュース」も増えている、と信じたい。
っていうか、信じてる。

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★2・つまり

日本の人口は7000万人くらいが適切だと思う。
(現在の約6割程度)

みんな、日本特有の心地よい森の中で暮らそうよ。
幹線道路を減らそうよ(←あっ、これはもう、現今の政府の見解にもあったんだっけ)

「少子化」が怖いのは、数少ない子どもたちが、
「余った」お年よりの面倒を見切れない、っていうことでしょ?
だったら、子どもたちには、エネルギー面も含めて
効率よく無駄のない社会システムを作り出す力を持てるような
教育を施そうよ。

それは決して「遊休地になっている不動産を必ず金に換える」とかいう
40年くらい前に確立した、どちらかというと貧弱な思考方法ではない。
遊休地があれば、誰がそこをきれいな庭園にすることができるかを考え、
実行できるような子どもたちを育てればいいのだ。
そういう、自然にとっての付加価値を、きちんと見つめられる子どもたちを
育てようよ。

今いる大人たちは、自分が「余った高齢者」にされるのがいやなんでしょ?
(そりゃもちろん、私もいやだけど)
でも、今の子どもたちが大人になる頃には、
ううん、それじゃ楽観的すぎる、
子どもたち自身が「高齢者」になる頃には、
バランスがとれて
「余った高齢者」なんていなくなるよ、きっと。

いいじゃん、私たちの世代が犠牲になれば。
今の大人たちが犠牲になり、実験台になって早死にすれば、
子どもたちの世代には、少しは良くなっているだろうと思う。

(ここからホンネ)
せめて、家の前の道路が朝の渋滞しなければいいんだけど。
っていうか、今さらこんなこと言っても仕方がないんだけど、
この道路、やっぱり作るべきじゃなかったと思う。
(道路さえ作れば「イナカ」に住んでる人たちも幸せになれる、
という考え方を革めなければ愚かな過ちはなくならないだろう。
日常生活はオンラインでがまん。
オフで人と会うことが「贅沢」とされる時代が、
もうじきやってくる♪)

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2002年04月24日(水) Comic YOU他 プライド

★1・「Comic YOU」・「YOUNG YOU」
★2・プライド
★3・QUITE GREEK FOR ME!

★1・「Comic YOU」・「YOUNG YOU」

YOUNG YOU
・「ハチクロ」(←『ハチミツとクローバー』羽海野チカ)、読んでて毎回「最終回?」と思わせられる。
そういえば、表紙には「オール・読切り」と書いてあるので、律儀にそのとおりにしている、ということか?
……ていうことは、他の作品があまり「読切り」になってないってこと?
・『SWEET デリバリー』(鴨居まさね←私はこの人の名前を勝手に
 「まさかもいーね」のアナグラムかな、と思って楽しんだ(^^;)
テレビドラマになる、とか。で、本編のほうは完結してしまった……のかな?
漫画って「最終回」のエンディングマークが分かりにくいのよねー。

で、YOUNG YOUは、なんとなく私の「今の感覚」に合ってる。
槙村さとるさんは相変わらず「ダブル連載」がしがしやってるし。

Comic YOU
自分の結婚生活を思い出すのよ、これが。
・『かんかん橋をわたって』(草野誼)とか(私のほうが嫁の立場(-_-;)。
・『子どもなんか大キライ!―姉妹編―』(井上きみどり)、なぜか共感しまくり。
 たぶん、作者の井上さんがB型なんだろう。
・『真夜中の庭』(津雲むつみ)……今さら「ゲイ」を隠す、なんて、古すぎる。
 でも、登場人物たちのいちばん上の世代の人たち(60〜70代)は、
 まだそういう価値観でがちがちの人、多いだろーなー。
 80年代にセクシャリティーの価値観を確立した現在40代の私とか、*
 上の「オヤ世代」のがちがち価値観に「??」と思いながらも影響受ける一方で、
 アメリカでは「同性愛」は病気ですらない、というニュースなんかも聞いて
 それでも(当時は私は自分がホモかバイだと思ってたので)
 はっきりさせられない自分をもどかしく思いながらも、
 少し世の中が明るくなっていくんだ、と感じていた。

 *現在30代の人たちも、ほぼ同じ80年代にセクシャリティーを育まれていると思うので
 私はなんとなくその世代の人たちと話が合いそうな気がする。
 なんで10歳も離れているのに同じ時代に価値観が固まってくるかと言えば、
 私の属する世代が「最も性について貧困だった」からのような気もする。
 手塚治虫とか永井豪、(あと萩尾望都も? ま、他にもいっぱいいると思うけど)
 といった漫画家たちが「黙ってしまった大人たち」では子どもたちに性教育ができないことを
 敏感に悟ってありとあらゆるフォロウをしてくれたと思うけれど、
 残念ながらそれらは全て「サブカルチャー」状態にされていて、
 本当はいちばん信頼して教えてもらえるはずの「お父さん、お母さん」たちからは
 ほとんど黙殺された挙句、「誰にも言えない多様性」を抱えることになってしまったのだ、
 と思う。
 元凶は「ブルーボーイ事件」で、セックスとかにはもうとっくに枯れきっているような
 ジジイ、ババアたちが観念的に「欧米(っていうより主にアメリカ)」に合わせる=「近代化」
 (その「=」はナニ?)という、超短絡思考で、国力のいちばん基となる「人口」に関わる
 「セックス・ジェンダー・セクシャリティ」について自分の頭でまともに考えられなかったことが
 こんな事件を槍玉に挙げるとか、メソジストかバプテストか聖書原理主義か、と言いたくなるほど
 クリスチャンでもないのにがちがちの価値観で固められてしまったとか、
 (念のため、真の信仰は決してゲイもトランスも否定はしないと思う。
 お願いだから「トランスセクシャルは罪だ! まずそれを認めろ!!」とか言うのはやめてほしい……
 って、今ではそれもごく一部の、ちょっとアブナいくらいの教会でしか言われてないことだろうけど)
 当時の子どもたちにとっては迷惑この上ない結果を招いたのだと思う。


ううーん、やばい。っていうか、めんどくさい。
8号、9号を続けて読んだから、作品ごとに言いたいことがどんどん増えていく。
・『ごくせん』(森本梢子)、テレビ化。
 YOUNG YOUでもテレビ化が話題になってるけど、
 もしかしたら何かステータスになってるのか?
 最近入ってきた新参者には、そんなこともわからない。

あ、そうだそうだ。YOUの9号のほうを読んでいて、一つ気になった、っていうか気がついたこと。

・男のプライドが「薄氷を踏み歩く」みたいに脆弱なこと、
 2作か3作品の中ではっきりと描かれていた。
 (『イ・ケ・ズ』(ぬまじりよしみ)とか)
 女からは見えるのに。
 たぶん、当人の男には「プライドが弱いからこんなことを感じる」などとは
 とうてい思えないに違いない。

でもまあ、素敵な男も描ける場面はたくさんあって。
・『硬い石』(もりたじゅん)←この人の描く男性像って、なんだか素敵。
 (古さに共感してるのかも;そりゃしょーがないでしょ。
 私の基準は、下手すると1970年代後半ぐらいに培われたままなのかもしれないし)

・『Love Letter』(辻村弘子)は「関係性そのもの」を美しく描いている。
 なんか、私、そういうのには弱いみたい。
 運命の出逢いっていうか。ついつい、もらい泣き、っていうか。


ええーっと……
まだ言いたいこともあるみたいなんだけど、もう[9:13 02/04/24]だし、
今日は「テストを受ける」ので、ぜんぜん勉強してないけど
それで臨んでどのくらい解けるか、やるだけやってみようと思う。
(もう忘れちゃってるから、かつてのように「センター試験満点」とかはもうムリだろうし;
「センター程度で何をいきがってるの?」といわれそう?
でも、深読みせずに素直に答えて満点、ってあんがい難しいんだよー(^^;
「気が付いてはいけないこと」まで識別するのは、
「出題者が気付いてないことを推測する」、という高度な能力……超能力?……を
前提として要求されることなんだからねー!!)

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★2・プライド

何度も言うけど、また言うぞ。

男と女を比べたら、平均して女のほうが男よりもプライドが高い場合が多いと思う。
女は、自分が持っているのと同じ程度のプライドなら男だって持っているだろうと思い込んで
男の心をずたずたにしてしまう。

私もほんの数年前まで(つまり自分が「男」の側にいようとしていた頃は)勘違いしていたけれど、
「女は(肉体だけじゃなく)心も男よりか弱く、気遣ってあげなければいけない」と
思い込んでいる男は、
具体的にどんなことを気遣って、どんなことは放っておいていいのか、
聞き出すことができずにどんどん無口になり、言語表現を自分で抑圧してしまった挙句に
暴力に走る。

このところ、私はかつてよりもずっと強くなっているのを感じる。
それでも、Fくんなんかからすれば私は「繊細で傷つきやすい」と思われる程度らしい。
まあ、これは男だから女だから、というよりも「(たぶん境界型)人格障害」によるものだと思う。
(そのタイプの人格障害は女の子に出やすい、と言われていて、
私はたぶんそういうタイプの女なんだろうな、と思うけど)

……ていうか、「境界型人格障害(よく言う『ボーダー』)」は、自分の人格を無視したまま
他人に扱われた体験の積み重ねでかかる病なのではないだろうか。

れれれ、「プライド」の話がいつの間にか「ボーダー」の話にすり替わってしまった。
今日の私はいったいどういう「プライド」を気にかけて、
どういう不安からまたしても「ボーダー」などと言い出したのか?
……
そっか、テスト受けるから、そのことで心がゆらゆらしてるんだ。
まあ、なんだか成績がどうでも、それで落ちちゃっても、
久々に英語のテストを解ける、それだけで楽しみ。
(↑ごめん、こんなこと言うと「ぞっ」としてしまう人、けっこういるのでは?
職業柄慣れてしまうと、長文問題の内容を読み込んだりするの、
けっこう楽しくなっちゃうんだよー(^^;
ま、「慣れてる」といってもブランクが大きいので、どの程度楽しめるかは
自分でもわからないし、白紙に近い答案になってしまって
またぐちゃぐちゃに落ち込んで、ここ(原案帳)にぐちぐちぐちぐち、
書くんだろぉなぁ……
ま、いいや)

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>★3・QUITE GREEK FOR ME!>

From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Wednesday, April 24, 2002 3:00 PM
Subject: 原案帳:QUITE GREEK FOR ME!



@静岡・スタバ。
麻布のスタバが、やさしくフラバ。
(ちょっと「フラバ」の定義、拡大しすぎ)

玉砕。
そりゃねえ、約2年もブランクあったし、
「予習」も全然やらなかったし。
なんだっけ、複合関係詞節だっけ、
しかも、間違っている文が一つとは限らない?
生徒の質問に答えるかたちで?
そんなの、ないよー。

ま、何も準備してなけりゃ、
そんなもんだよ。
これで受かったら、真面目に勉強している人に、悪いし。

あ。

関係ないけど、ちょっと面白いもの、発見。
「非常口」の案内表示、緑と白で、
人が出口に向かって走っているやつ。
振り上げた手に、スタバのカップ、持っている。
(チラシか何かを切り抜いて貼りつけたんでしょう、きっと)

そっかー、ここで火災か何か起きたら、
カップを手放さずに外へ出なくちゃいけないんだ。(笑)

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2002年04月23日(火) まだ悔しがってる ……空まわり。新作UP! 「残神イラスト集」

★1・そんなに回復してない
★2・空回り。
★3・鬱々。
★4・自傷行為としての自罰的文章
★5・新作UP!
★6・「残神イラスト集」

★1・そんなに回復してない

昨夜のことを思うと、自分が情けなく、悔しい。

私のいけないところは、ちょっと油断すると、
簡単に1日が「30時間」とか「35、6時間」とかになってしまうということ。
だとすれば、私にとって人生は
現実に経過している時間の3分の2くらいしか過ごしていないことになり、
例えば今、本当は40歳だとしても
26、7歳分しか過ぎてないことになる。

でも。
そうやって、たとえどんなに人に迷惑でも、
ゆったり生きることができるのは、
絶対に幸せだと思うし、
それを他の誰にも邪魔されたくない、と思う。

なんでみんな、生き急ぐの?
なんでみんな、死に急ぐの?

ちょっとだけわかること。
人の死に出会い、そのあまりの儚さを目の当たりにしてしまうと、
人は「私は死にたくない! だから、あれやこれややって
生き延びなければ!!」
と、強迫観念に駆られてしまうのではないか。

なんてばからしい。

私は、死の恐怖に駆られてやるような「健康法」なんて、
相手にしたくない。
……
って、言ってる私がいちばん、それに囚われているのだ。

だから何よ?(←荒井注の女性版(^^;)

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★2・空回り。

某掲示板に書こうと思ったけどやめた文:

---------------------------------

弟Fくんに「ポケットマネーくらい自分で稼げるようにしてほしい」と言われて、
バイト探しています。
「(求人情報誌)」に「(会社名)」が載ってたけど、
まだ間に合うのかしら……?

今回は、なんだか「いきなり飛び込む」じゃなくて
何件か面接とかして、
慎重に選んでいます。

けっこうショックなんだけど、
私どうやら「1日に4時間」くらいしか働けないみたい、今の体調だと。
ジャズダンスは、そんなに筋肉痛もひどくないのに……?
どこがどう弱くなっているのか、
それさえもよく把握できなくなっちゃった。
(ていうことは、以前=男だった頃は自分の体調の管理、できてた?
確かに、どんなに野放図な食生活しても
太ることはなかったし……
今は、ごく真っ正直に「食べれば、太る」。
こんなに分かりやすくなってしまったことが、むしろ「なぞ」なのです。
私って、自分でももっとよくわからない存在だったのに?
……そっか。
「男だった」からわかりにくくて、
「女」だからわかりやすくなったのか。
考えすぎるクセ、やめればいいんだ……って、
簡単にできりゃあ苦労はしねえよ>こ、こらこら、オトコが戻ってる(-_-;
きしょ。)

(しつこく注:私は決して他人が「男である」ことをきしょいとか思いません。
自分が男だった、という過去が気色悪いだけです。
でも、それだと、男だった私と交流のあった、ここの管理人さんに申し訳ない……
ああ、ループループ。
タオル投げて、誰か<って、プロレスかよ?! <そりゃ「ロープ」だし
「タオル」はボクシングでしょ?)

---------------------------------

ああ、空回り。あほらし。

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★3・鬱々。

ツアー縮小……
「5/4東京」が、今、風前のともしび。
まあ、元々私が勝手に言ってただけのことなので、
お会いする人がいなければそれまでのことになっちゃうんだけど。
私のほうから「5/4にお会いしましょう」と言った人も、
迷ってるみたいだし……
(でもいいチャンスなのに)

とりあえず、5/3「北関東クローズドオフ」は成立。
あと、5/5「らせん劇場観劇・感激の旅」は、まだメールとかまわしてないけど
もしも私の日記を読まれている方で、「じゃあ行こうかな」と思ってくれた人は、
当日で結構ですから私にひと声かけていただければ。

↑理由(と書いて「わけ」と読む……演歌調(^^;)
Fくんが「財政危機」を訴えるようになったから。
っていうか、いつまでもあると思うな金と親、ですよ。
いつまでもだらだらと浪費しているわけにはいかない。
うち、決して「土地持ち」とか「金持ち」じゃないもん。
そりゃ、もしかしたら山の一つでも持っていれば、
それ売っ払って私が一生ぷらぷらしながら暮らせるお金を作る、
なんていうこともできるんだろうけど、
なんだかそれだと私、完全に腐ってしまうような気がする。
ある日気が付けば、寝床の中で完全に溶けた私の体と、
それを見守る霊だけになった私……
なんて、そんなの、いやだぁーーー。
(それもいいかも? ……やめなさいって)

ちょっと宣言(^^;
↑のようなこともあるし、
ツアーするなら自分のお金でしなくては、
という気が強くしてきたので、
ゴールデンウィークのツアーの後、
しばらくは「ツアー」には出かけないようにしよう、と思います。
(交通費と宿泊費をなんとかしてくれる人がいたら、話は別!)

……

って、できない「宣言」なんて、するなよ>自分

ていうか、二十代の若い女の子たちが
しっかり「自立」して生きていこうとしてるのに、
私はなんだかまるっきり「ただれた主婦」みたいになってるの、
すごく恥ずかしいし、
せめて二十代の子たちみたいに
自分の分くらい自分で稼げるようになりたい、と思うもん。

身体は4回転めの「丑年」でも、
心はまだまだ「16歳」……2回転めか。半分未満じゃん。

お願いだから「こっけい」とか「薄気味悪い」と思わないでくださいね。
ていうか、思うのは自由だけど、私には聞こえないように、
感づかれないようにしてくださいね。

「生き直す」って、けっこうしんどいんですよ。

気分はまたしても「年なし、性別なし」。
ついでに「居場所なし」。
そんなことないよぉ!

だから私は、実年齢からくる無意味な「プライド」と
「生き直し」の年齢とのギャップに苦しみながら、
二十代の「おねえさまがた」を、尊敬して生きていくのです。
(できるだけ、それとは悟られないように……
だって、バレたらみっともないし、きしょいじゃん)

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★4・自傷行為としての自罰的文章

なんか、ロコツになってきたな。
私が「自罰的」「自虐的」な文章を書くのは、
実はそれ自体が「自傷行為」と同じなんだ、とわかってきた。
たちが悪いのは、それを認めることすらも、「自罰的」「自虐的」=「自傷」として
やってしまうということだ。

それにしても、……↑のいくつかの記事を見てみると。

「きしょい」
ばっかり言ってる。

今の私にとって、「きしょい>自分」は最も言われたくなくて、
最も私を傷つける言葉で、
そうして……最も甘い「自傷の痛み」を与えてくれるのだ。
まるで、その痛みを感じて、初めて「生きている」と感じられる、
というほど。

ついさっき、友人から電話がかかった。
私のことを手放しで受け入れてくれる、貴重な「二十代の女の子」の一人。
私はその子からかかってきたのが嬉しかったのに、
それでも長く話しているのが苦痛になってしまった。
「ごめん、ちょっと調子悪くて長く話せないの」
といいつつ、そんなふうに会話を打ち切らなくちゃならないのが
悲しくて仕方なかった。

その後、また暫くまどろんでしまった。

そしたら、また夢を見た。
私がやっぱり大切な友人だと思っている、
今はちょっと行くのが不便な地域にある実家へ帰ってしまっていた女の子が
どういうわけか、私の住んでるアパート(注:あくまでその「夢」の中でのお話)の
隣のお部屋に引っ越してきてしまった、というお話だった。
アパートはなんだかとても不思議な構造をしていて、
自分の部屋の中に階段が二つもあって、
実は1階の自分が生活している部屋の上のほうのロフトになっているところまで
私が借りていることになっていたらしい。
私は、誰かにそのことを指摘されて、ロフトを上がっていった。

どうやら、以前、私がその部屋を借りる前、
ロフトのこともちゃんとわかって住んでいた人がいたらしく、
ロフトはその人(たち?)の残していったもので溢れ返っていた。

シャンデリアとか、さまざまな電燈器具が所狭しと並んで、ぜんぶに明かりがともっている階。
階段を上がったところに、いかにも「通せん坊」でもするように、
テディベアが2匹置いてある階。
ファッション雑誌が何か月分も積み重なっている階。

そう。
私以前の住人も、みんな女の子だったのだ。

あ、思い出した。
その建物の風景は、私が以前勤めていたNHショーパブ(なぜか「ゲイバー」と呼びたくない)の
風景だったのだ。

じゃ、「以前の住人」たちも、私と同じ(か、厳密には違うのか?)性別を持った人たちなの?

違う。
その人たちはみんな、純女(じゅんめ=遺伝子XXの女性)さんたちだ。
私がどんなに憧れてももう遅い、
二十代を女性として生きた人たち。

これ、言っても仕方ないんだけど。
できることなら、死んでもいいから20年前にモロッコでもなんでも行って
性転換しちゃえばよかった。
それができないように
お金(=手術の資金)を稼いでためる、ということをできるだけせず、
余計な貯金は決してしないようにした、
そのあおりで
今も浪費しかできなくなっちゃったし。


ばかみたい。

でも、夢の中で私の前の住人のことに気付いた私は、
ほんのりと安心し、ちょっと幸せな気持ちになっていた。
なぜ「安心」できたのかは、ぜんぜんわからない。

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★5・新作UP!

文芸部長・会津里花?!』(←トップ)を「文芸編」と「現実編」に分けました。
(現実編="Jackie's Cure House"は、元の「ミラーサイト?(←自分でもよくわかってなかった(-_-;)」)
んで、そういう「作業」だけじゃなくて新作もUPしたいな、と思ったので
(っていうかバレちゃってる人にはもう読まれてると思うけど(^^;)
冬の浜』という作品をUPしました。
実を言うと、本人が酔いしれていたほど出来の良い作品ではなくて、
たとえば二人称や三人称が不統一だったり、エピソードが中途半端だったり、と
作品としての良し悪しがどうの、という前に「不完全」な作品でした。
なので、できる限り「推敲っていうか手直し」をしてからUPしたんだけど、
やっぱり今いち。
表現しようとした世界は、
後に萩尾望都が『天使の擬態』という作品に描いた海辺のシーンを
髣髴とさせるような情景で、決して悪くはないと思うんだけど……
(っていうか、モー様、なぜ私と並んで走るかのような、
同じところを見ているかのような、
そんな作品ばかり書くのですか? と、問いたくなります(^^;
小1時間ほど問い詰めたい……って、半分は「根拠に欠ける自慢」だけど。
もしかしたら、単に私が萩尾望都から影響を受けすぎてるだけかもしれない……)

他に、『箱を持つ男』という作品が、私の過去の「原案帳」には残っています。
けれど、これ、完結しているバージョンはつまらないし、
面白くなりそうなのは未完成だったりします。
(完成させられないから余計にそう思うのかも)

これは「過去作品集(製本版)」のみにUPするかも。
だって、発表したこと、ないんだもん。
過去にどこかで掲載しちゃったことのある作品はオンラインでもいいけど、
それがないものは、たとえ100円かそこらでも、売価をつけて売る価値があると思うのです。

私、できることなら、作品を売って生活する、
「プロ」の「作家」に、なりたいのです……(;_;)悲願。

そのためには、私の限りある「ネタ」を、
ぜんぶオンラインに「無料」でぶちまけてしまうのは、
さすがにもったいない……なんて言うと、
せっかくオンラインで私の文章を楽しみにしてくれている人がいるとしたら
怒るかもしれません。

でも、私の日記をある程度推敲して似た内容の部分だけつなぎ合わせるだけでも、
あんがい面白い「ネタ話」ぐらいにはなるのでは?
本人には、そこまで「面白い」という自覚はないけど、
割と「ふつうそこまではやらないだろ?!」と思われるようなことをやってるし、
書いてると思う。

私自身が、商品。
品名:「会津里花」。
製造年月日:リアルタイム。
消費期限:私の死後50年。
あ、最後のは間違ってる。
私の著作権を正当に相続した人が著作権から発生する財産権を主張できる期限、でした。

……っていうか。
やーね、年取ると。
自分の死後のことになんか、理屈こねたりして。

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★6・「残神イラスト集」

こんなの見つけた。
イラスト集『残酷な神が支配する』

うう、ほしい……
でも、見るのが怖いような……

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2002年04月22日(月) 深見じゅん『ぽっかぽか』 ……や、やばい。

★1・『ぽっかぽか』(深見じゅん)
★2・@カラオケ
★3・やばい

★1・『ぽっかぽか』(深見じゅん)

(後から書式追加(^^;)

「Comic YOU」を2週遅れで8号、読み始めた。
深見じゅん『ぽっかぽか』読んで、なんだかめちゃくちゃ懐かしくなってしまった。

あれに近い生活ができたことも、なかったわけじゃない……
「性同一性障害」を自覚する以前。
「だいじょうぶ、これなら男になれる」……似非(えせ)FtM(←と呼ぶのも間違いだけど)の私。

でも、元パと一人息子、3人の暮らしは幸せだった。
私は子どもに「エミールのぼうけん」とか「ぐりとぐら」なんかを読んでやった。
催促されるようになって、それが嬉しかった。

それは……
予備校を辞めてしまってからだった。
失業者になって初めて父親ができるなんて。

残念なことに、元パは「仕事か父親か、どっちか片方しかできない夫」ではダメだ、と考えたようだった。

私が失職して半月後、元パは子どもを連れて実家へ帰った。
がらんどうみたいな状態になった我が家(アパート)を見て、
私はとても悲しかったけれど、元パが(自覚はなくても)私のトランスを
「背中を押す」ようにしてくれた、と感じた。
(当時はすごい怒りと恨みをこめてそう思っていたけれど、
今はなぜか穏やかに思い出すことができる)

私にとって、1999年の9〜12月の半ばまでの僅かな期間は、
「夫」として、「父」として、最も幸せな時だった。
それがどんなに儚く、一瞬のうちに無残に踏み潰されてしまうものだったとしても……

注:……っていうか、あれれ?
↑の記事では、時間と起きたことがらの関係がめちゃくちゃになっています。
GIDを自覚してからのことでした、3人でまた暮らすようになったのは。
元パとはもう、正常な会話もできないような状態になりつつあったんだけど……

つじつまが合わないけれど、このままにしておきます。
「創作」だと思っていただければいいのかな?


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★2・@カラオケ

今日は少し変わったことをしている。
……というのは、今文字打ちしているここ、「シダックス」……
カラオケ屋さんなのだ。

もちろん、「AirH"」を使っている。
あ、念のため、「使っていいですか」とか、特に許可は得ていないので、
もしかしたらバレると叱られるのかも。

歌いにきた、というよりも、休憩しにきたみたい。
……
でも、なんでカラオケ?
うちで休めばいいじゃん。

ううーん。
このところ、
なんだかちょっとヘン。
母の部屋で寝起きしていると、「咳やくしゃみが止まらない」とか
何か(たぶん衣類の防虫剤)身体に悪いものがありそうで、
けっこう怖い。
(そのせいで母は発癌してしまったんじゃないか、とか……(;_;))
で、けっきょくリビングのソファベッド(けっこうふかふか)で
寝るようになってしまった。

私は「寝る」ということについて、ほとんど管理ができない。
眠ってはいけない場面で寝てしまうのもそうだけど、
ふと気付いたのは、
私って「快適に寝る/眠る」ということをちゃんと考えて実行したこと、
ないんじゃないだろうか、ということだ。

私は、長いこと自分を大切にしないで生きていた。
(元パは「あなたは自分のことしか考えてない。冷たい」と言ったけど、
それは大きな間違いだ。
自分のことを考えてないから、いざというときに切羽詰って
自分だけが助かるしかないような行動に出てしまったりするのだ。
情けないし、悔しいけど、言われた言葉が私を深く傷つけてしまっていたのだ……)
(↑「元パはもうネタにしない」と決めたのではなかったか?>自分
疲れてるから八つ当たりしているんでしょう、きっと……)

昨日、バイトを増やそうと思って某古本屋さんの面接を受けたけど、落ちた。
で、
「ウワアアアアアアアン、落ちちゃったよぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜!!!!」
と泣き喚こうと思っていたんだけど、不思議と
「縁がなかっただけのこと(だから私が存在しちゃいけないとか
そういうことじゃない)」
という気がして、あんまり気にならなくなってしまった。

今日、某塾の講師の面接を受けた。
細かいことを書くのはやめよう。
ただ、この日記というか私のHPの使命として、
これだけはいちおう書いておきたい。

私ははっきり「性同一性障害で、戸籍(やたぶん遺伝子も)は男性だけど、
女性として生きています」ということをカムアウトした、ということ。

昨日は言わなかった。
だから落ちたような気がする。

「カムアウトしたら生きてはいけない」というのは、
6〜7年前は確かにそうだったのかもしれないけれど、
今は既に時代が、社会が、変わってきているのではないか。

「三年B組・金八先生」でFtMの生徒がメインとして取り上げられた
競艇の選手(FtM)が正式にカムアウトして女子選手から男子選手に登録変更した
大阪の「わだ形成クリニック」がSRS(性別適合手術)を行っていることが報道によって明らかにされた

これだけそろってしまえば、社会的にそのことを「隠して生きる」というのは、
むしろGID以外に何か後ろめたい過去とか癒されない心の傷とかを抱えているのではないか、
という気さえする。

だから、私は「戸籍の性別変更」について、
「過去の性別の痕跡が残るかたちでの性別変更を認める」(=立法が必要?)ことを
提案したい。
(詳しいことをあまり知らないので……法律卒のくせに……えらそうにはいえないけど)

↑……ところで。
なんだか知らないけれど、報道は全体的に「MtF」よりも「FtM」に「やさしい」気がするのはなぜ?
……やだな、そういうの。
そういうふうに気にする自分も、なんか、いや。

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★3・やばい

や、やばい。

なんてこと。

昼間ちょっと疲れることがあって、
その後↑のようにカラオケに一人で入って
(この時間、このタイミングでこういうことをしたのは、
生まれて初めて。自分でも理由がよくわからない)
家に帰ってFくんと一緒に食事を食べて、
……ちょっとFくんに甘えているうちに
眠ってしまった。

うう、風邪引いちゃう。
(こういうところ、Fくんは優しくない。
でも、彼は自分のそういうところにも
優しくしてやれないので、
まして自分以外の者のそういうことに
気付いてやれるはずもないのでした)

その後、今[5:49 02/04/23]なんだけど、
時間の感覚が麻痺した状態で、
何通かのメールを書いた。
もしかしたら、その内容にも一部「やばい」のがあるかも。

うう。残念。
でも、一つ、諦めなければならないことが
あるのがわかった。

やってみるまで、自分の限界がわからないこと、っていうのも
あるものなのよね。

でも、ちょっと悔しい。やっぱり。
せっかく先方は「ぜひ来てほしい」と言ってるのに。

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2002年04月21日(日) Diet Fくん曰 FtMの「わんぱく小僧」たち

★1・断片集

私なりの「ダイエット」
無駄な動きをたくさんする。
例:今、「寝室」と「書斎」が別々、みたいな生活になってきている。
「寝室」は1階、「書斎」は2階。
それで、生活するのに「これは1階、それは2階」というような使い分けをしなければならず……
「2階に用事があるから階段を上ってみたら、忘れてたものがあるのに気付いて1階へ戻る。
けれど1階で実はこれもしなくては、ということがあって、それをしてるうちに
さっきの『2階の用事』を忘れて、そのまま2階に上る。
そしたらその用事を思い出してしまい、忘れてたものを取りにもう一度1階へ下りる。
そしたらそこでまた忘れていたことに気付いて……」
これを、その都度「階段の上り下りは駆け足で!」という標語でやるので、
腹筋と背筋が、ついちゃって、ついちゃって。
お米のご飯はできるだけ1日1食にとどめる。
だってさー、ご飯ってすごくおなかにもたれない?
味もカロリーも、最高の部類に入ると思う、「日本のご飯」は。
あと、
夢中になれるものがあったら食べるのは忘れる。
きちんと時間に合わせて「1日3食」というのは、現代人の生活に合ってないと思う。
江戸時代は「1日2食」が一般的だったらしいけど、
それで江戸の町人がみんな餓死寸前みたいな体形をしていたかといえば、
ぜんぜんそんなことなかった。
いいのよ、朝っていうか目覚めてちょっとして食べれば。
あとは、その次におなかがすいた時に、それまでの行動(外で飛び回っていたか、
家でひっきーしてたか、とか)に合わせて、それなりのものを食べればいいの。

実は、Fくんがすごくきっちり夕飯を食べるのが、私にはちょっと過剰に思えて仕方なかった。
(最近、ちょっと慣れちゃったけど(^^;)
予備校時代とか、夕方の6時とか8時半とか、そんな時間帯に食事なんか絶対しなかったし、
それを食べようと食べまいと、日付が変わるあたりでちょこっとおなかがすくものはすくのだ。

あ、なんだ、私も「時間帯に合わせて食欲」っていうのは、Fくんとおんなじなのか。
でも、最近では「HP作成」の時とか、
「あ、もうこんな時間か。しまった食べるの忘れてた」っていうの、よくあったもん。
ま、だいたいそういう時は自動的におなかがすいてくるので、
思い出した時に食べる。
それが午後4時だろうと午前2時だろうと。
それなのに、夕方の7時とか8時半とかに、はっきり言ってFくんに「つきあって」
もう1食してしまうと、明らかに太ってくるのが自分でもわかってしまうのだった(;_;)

↑皆さんは真似しないでね。根拠があって言ってるわけじゃないし、
私と同じことするとそのせいで寿命が縮まる、とかそういうのもあると思うから。
私もねー、あと10年くらいは生きていたいと思うけど、……
ついつい、文字打ちしてて「イキテイタイ」が「生きて痛い」と変換されちゃうと
「……だよねー。」と肯(うなず)いてしまうのでした。


Fくん曰
私「私って子どもっぽいと思う?」
F「ああ。思いっきり子どもっぽいよな」
なんだか、そのことを素直に認め合えたのが、私はとても嬉しかった。
Fくんに肩とか背中とか借りて、「ぴとっ」とくっついていると、
すごい気持ちよくて幸せな気分になれるんだもん。

でもさー。
無理もないと思うのね。
4年前、私の心のなかにある地下の座敷牢みたいなところにうずくまっていた「里花」は、
自分のことを「12歳」だと思っていたのだから。

その「里花」も、もう高校生。
そろそろバイトとかしても、いいでしょ?
(↑バイト増やそうとしてるのは、まじ)

↑で気付いたこと
私は今まで、あまりFtMの人と会ったことがなかった。
けれど、こないだ「ナマ虎井まさ衛さん」を直(じか)に見て、
がぜん興味が湧いてしまったのだった。

で、新宿2丁目に行ってみると。
よく見れば、いっぱいいるじゃん、「オナベ」くんたちが。
「おいおい、中学生がこんな時間にこんなところをうろうろしてていいの?」
とか思って見ていた「男の子」たちは、実は(本当にそういう中学生もいるんだろうけど;
でもね、2丁目じたいは地方の目から見て感じられるみたいに「危険な場所」ではない……
……むしろ「世界一のセクシャリティ多様地域」の名誉にかけて「安全な場所」だとは思うけど、
中学生であんまり遅い時間にうろうろしてると、ヘンなおじさんとかにつかまっちゃうかもよ?!)

「思春期のやり直し」をしているFtMの子たちだったのだ。

ただ。
(もしかしたら、MtFが嬉々として「思春期のやり直し」をしてるのを純女(じゅんめ)さんが見て
「私ら、その頃生理が始まって、そんなにきゃぴきゃぴしてる余裕なんかなかったわよ」と
感じるのと同じかもしれないけど)

元気いっぱい「わんぱく小僧」しているFtMの子たちを見てると、
「男の子の大半は、あんな感じの年頃にあんなにストレートに楽しく過ごしたり
してなかったような気がする……」
と、ついつい感じてしまうのだった。
(男子校卒業生・談……って、自分のことだけどさ(^^;)


なんかまだ、書きたいことがいっぱいあったはずなんだけど、
すっかり忘れてしまった。

まあ、いいや。
大切なことだったら、必ず思い出す時が来るだろうから。

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2002年04月20日(土) 愛しのFくん♪

★1・Fくんネタ
★2・Fくんからの補足
★3・断片集

★1・Fくんネタ

(わーい♪ ピーター・バラカンが7時台から聞ける♪ わーい♪わーい♪)

昨夜は「眠い、眠い」とか言いながら、
けっきょく朝の4時頃まであれこれやってしまった。

で、今[8:03 02/04/20]なので、
4時間くらいしか眠ってないことになるけど、
なぜか「うぐぐ、寝不足だよー」とかいうことにならない。

心療内科でもらった眠剤、「けっこう長く効くはずだ」とか
言われてたはずなんだけど、なんのその。
「眠剤の起き抜けはふらふらしちゃって」って、
よくよく思い出してみたら、それ、私が熟睡して起きた時の
割と普通の状態じゃん。
つまり、私は熟睡したんだ。
ヨカッタ、ヨカッタ。

で。
さてさて。
本日のお題、「Fくん」。
(次の狙い目は彼だ!←って、どういうイミで??) まあまあ
私は彼とは、小さい頃から仲がよかった……と思う。
一緒に暮らすようになってからは、
少なくともそういう面を重視しながら過ごしていると思う。

で、そういう小さい頃からのつきあいだと、
独特の「ボディー・ランゲージ」が発達することって、
よくあると思わない?
そういうのって、他人に説明しても
「だから何?」としか言いようのないものが多いし、
私たち姉弟の場合もはっきり言ってそんなもんなんだけど、
いちおうしつこくない程度に、
できるだけ分かりやすく(=他人の目で……←たいていこの部分が不足ぎみ)
説明してみよう。


私とFくんが一時期ものすごく凝って遊んだ遊びに
「Bグマごっこ」というのがある。

たぶん、私が小学校に入る前くらい、Fくんは年子だけど学年は2年違うので
学齢に入るかどうか、というくらい。

二人は、ぬいぐるみを買い与えられた。
何せ小さい頃のことなので、もののサイズの感覚が今とは違っていて、
けっこう大きく感じていたけど、
たぶん本当は20〜30センチくらいの大きさだったんだろう。
顔のところだけセルロイドでちょっと女の子っぽいんだけど、
鼻は茶色く塗ってあり、「クマなんだよ〜!」と主張していた。
とにかく、かわいかった。

背中にチャックがついてて、中にキャンディーだかなんだか、
お菓子が入ってる。
本当はお菓子がお目当てでもいいくらいなんだけど、
私(とFくんもたぶん)は、違った。
ぬいぐるみのほうがお目当てだったのだ。

「Bグマ」というネーミングは、
たぶん母がタックに「B Bear」とか書いてあるのをてきとうに
「Bグマちゃん、っていう意味なのよ〜」と二人に吹き込んだのを
私たちは「こういう動物(?!)は『Bグマ』っていう種類なんだ」と
識別するようになったのだろう。

だから私は、今でも「Bグマ」は私やFくんの操作で命を与えられる
生き物の一種だと思っている。
(いやその、それが「事実」じゃないのはもちろんわかってるんだけど(^^;)

定番の「色」があった。

私は、背中や手足が茶色で、おなかのところが黄色い、
どちらかというとオーソドックスな色合い。
Fくんには、背中や手足が青で、おなかが白、という
ちょっと変わった(少し安っぽい?)色。
(こんなちょっとしたことでも、うちの父は「長男/次男」で
差別……or区別していたのだった(-_-;)


私とFくんは、お菓子が抜けて純粋な(?!)ぬいぐるみになった「Bグマ」に
セリフや行動を与えて、それに自分の感情や主張を託して
「コミュニケーション」していたのだった。
もちろん、体当たりしたり、
(たぶんFくんが少しイヤだったんだろう)フォークダンスを踊らせたり、
今で言えば「いじめ」のようなことを
くまちゃんたちに対してしたりとか、
……子どもってザンコクなのよねえ……

これって、立派な「ボディランゲージ」なのでは?

あんまり長ったらしくて、そろそろ疲れてしまったけど
(起き抜けは30分以上長い文章は書けないわ(^^;)

このほかにも、私が独自の「怖い顔」をすると、
Bグマは吹っ飛んでしまう、とか、
それにメゲずにむしろ吸い寄せられてしまう「Dイヌ」の誕生とか、
そういう中で私は「表情七段活用」を開発した、とか、

何せ三十数年(っていうかもう四十年弱!)の歴史があるからねえ……

それらは今でも、Fくんと私の間で、立派に通用する「言語」になっている。

あ、しまった、「まとめ」に入っちゃう前に、もう一つ、
人が聞いて面白いかどうかわからないけど、
独特のボディランゲージがある。
これは、文字通り身体を使って対話するもの。

お互いに対話がエスカレートしてくると、
どちらかが相手の両方のほっぺたをつまむ。
すると、つままれた方は、「自動的に舌べらを出してしまう」という
反応をする。
しゃべっていてるセリフの途中でも、必ず
「ほっぺたつままれたら舌べら出す」というのが
「自動的に」起きる、というのがミソ。
(ていうか、なんか本当に「反射神経」みたいになっちゃってて、
誰にほっぺたつままれてもそうなっちゃうのです、私(-_-;)


で。
それで、ね。(笑いをこらえる私) うくくっ……(^^;

昨夜、ダンスのレッスンから帰ってきて、
私が興奮冷めやらずにあれこれおしゃべりしているうちに、
なんか「Kiss」のジーン・シモンズみたいに舌べら出してふざけた顔をしたの。
(Fくんにだけはそういう「恥ずかしい顔」を
カムアウト(?!)しているのだった(^^;)


……常に表情豊かな人は、顔の皺が寄るのが遅い、つまり
「いつまでも若いお肌」でいられるのでは? と思う。
上にも書いたけど、私は「顔面七段活用」というのを持っていて、
たぶん一ヶ月に一度くらい、誰も見ていないところで……
昔はFくんに見られていたんだけど……うう、恥ずかし……
やっていた


そしたら、Fくん、やにわに立ち上がって、私の「ほっぺたつまむ」をやったのよ!!
おいおい、こっちが舌べらをもう出してる最中にそれはないだろ、と
私はうろたえた。

そうして、次の瞬間、Fくんは
「笑い中枢の回路に突然スイッチが入ってしまい、
もう自力では止められないループに入ってしまった」

かのように、大笑いし始めたのだった。

それを見て、私は気がついた。

今、ほっぺたつままれた時、
もう「舌べらが出ている状態」になっていたので、
ふつうそのパターンはなかったので
なんとかして次のアクションで反応しなくちゃ、と思ううちに
半分無意識に
「出してる舌べらを左右に細かく……はっきり言うと『レロレロ』と動かす」
という動作をしてしまっていたのだった!!

Fくん(腹を抱えて大爆笑!!)曰
「だってさー、……上目遣いにこっち見ててさー、……
ほっぺた、つまんだら、……横向きに……(爆)(←もうしゃべれない)」


それを聞いて、私も事態を悟った。

もう、笑うしかなかった。

笑った、笑った。
おなか痛くなるほど。
身体の中で、笑うといちばん分泌量が増えて
健康な状態を維持できるホルモンが
じわあっ、とあふれ出るのがわかった。
たぶん、それのことを
「幸福感」
と呼ぶのだろう。

あー、面白かった。
(って、読んでる人、面白かった?)

でした
書き始めは8時前後だったけど、推敲なんかも含めて、書き終わりは[9:55 02/04/20]。
それなりに「力作」なのね、これ?

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★2・Fくんからの補足

実は今、Fくんが私の隣にいます(^^;
で、↑の記事を読んで聞かせてあげたの。

そしたら、Fくん曰 「Bグマには『持つところ』がついてたよな」

そ、そうだった。
なぜか「持つところ」という名前しか与えられなかった、
でもたぶん「お菓子入れ」として使うのには
重要な部分だったはずの「持つところ」。

うわぁ〜〜〜〜、懐かしいっ!!

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★3・断片集

  

★「わかほりさん」の特徴
・家事をしないダンナ。
 相変わらず私のこういう言い方って自己チューもいいとこなんだけど、
 かつて自分自身がそうだったし、今でも時々
 「ゴメン、日記書いてるからごはん自分で作って!」とFくんに言ってしまう。
 そーです、私、今でも「わかほりさん」から抜けられないの。
・職場で(だけじゃなくてなんでもいいんだけど)やたら勝ち負けを気にする人。
 これ、悲しいことに、MtFにもよく見られることだと思う。
 (やっぱり私も、そうと言えばそういうところがないわけじゃない(-_-;)
 「パスしてるほうがリードされるよりもイイ」とか
 「プレオペよりポストオペのほうがエライ」(←σ(^^;?)とか。
 「イイ」とか「エライ」とかで言うのなら、「自分らしい」のがいちばんイイに決まってるし、
 それは他人となんか比べようがないもの。
 あと、「パス/リード」は、アメリカでヘイトクライムの危険がとても大きいところで
 身を守るためのものでしょ。
 私なんか、けっこう
 「あ、こいつ、ホントは男(←『ホントは』じゃないっ!!(-_-;)」
 と思われることが多いみたいだけど、そのことで身の危険を感じたこと、ないもん。
 「競争」にできそうなネタがあると何でも飛びついてしまうのは、
 男だろうと女だろうと「わかほりさん」の仲間入り、だと思う。

……
もうちょっといくつかあったはずなんだけど、洗い物してるうちに忘れた。
でもまあ、いいや。
どうせ「与太話」だし。

★ヒマだから、世界情勢についてでも話そうか?
ていうか、「ヒマ」というより、感覚「マヒ」。
イスラエルvsパレスティナ。
やるだけやりあったら?
なんか、そうやって「好戦的」な人たちがお互いに滅ぼしあって
そういうタイプの遺伝子とか、淘汰されちゃえばいい、と思ってしまった。
そしたら、戦争をしたがらない人だけが生き残るから。

(「違う! おまえはバカな見落としをしてるぞ!
積極的に好戦的である奴は生き残る。
好戦的じゃない奴が滅びるのだ!!
わははははは……」って
テストステロン中毒の患者とか、言いそう。げろ(ToT;)


こんなこと書くとユダヤ人はホロコーストを想起してめちゃくちゃ怒ると思うけど、
いくら自分たちがされたからって、同じようなことを「再演」するなよな、って感じ。
わかってそうなものなのに……
(個人的には私だって「トラウマの再演」ばっかりやってる。
それこそ、自分でも「わかってそうなものなのに」と思うこと、夥しい(-_-;)

で、私は呆れてしまって、……もうちょっと言うと、憎しみに支配された人たちに
いくら冷静な説得しても無駄だと思うので……
だったらいっそ、滅ぼしあえば? と思ってしまうのだった。

とても残酷な感想だと思うけど、どうしてもやめられないのなら、もう私は知らない。
正直、もうほとんど興味ない。
(だから、私のこの感想も「最新情報」とかじゃないよ。
昨日か一昨日のニュースでちらっと見ただけ)

「911」で世界中が懲りた、と思ったのに、まるで「恥の上塗り」みたいに
同じようなことをする人たちが出てくるなんて……

私の出る幕じゃ、ないよね。もう。

知ーらないっと。

★お金がほしいので、バイトする。
明日、バイト面接に挑戦!
古本屋さん。
コミックとか置いてあるところだったら、
私みたいなキャラはぴったりじゃん!
(でも、ストーカーされやすいかも……
うっ、ちょっと怖くなってきた(-_-;)

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2002年04月19日(金) 優しいFくん ホルスト

★1・優しいFくん
★2・ホルストの組曲
★4・断片集(ね、眠い……)

★1・優しいFくん

(この記事は昨夜の「あらら、突然『鬱』
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=51752&pg=20020418#200204182
」のつづきです)
彼は「人を傷つけるようなことを言ったことがある」という。
だから結婚もしたくないし、1人っきりで暮らしたいのだ、ということらしい。
今[8:22 02/04/19]だけど、ついさっきの彼とのやりとりを、ばいおくん起動して
借り物の「ホームページビルダー」を起動させているうちに
正確にはなんてやりとりしたのか忘れてしまった。

でも、私が強く感じたこと。

Fくんは、とても優しい。
その優しさゆえに、
彼は傷つき
自己表現がものすごく乏しく
なってしまったのだ。

その姿は、とても痛ましい。
JUSTの男性講座につながらせてあげたい……
(あ、誰かここ読んで爆笑してるでしょ?)
でも、そういうことになると、しっかり殻にこもって
「そんなの出るの、ムリ」と
仕事を優先させてしまう……っていうか、
彼もまた「わかほりさん」なのであった。

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用語解説のこーなー?!(^^;
「わかほりさん」=「ワーカホリック」のこと。
本名で「和歌堀」とか「若堀」とか「わかほり」って読める名字は聞いたことがないので
こういう言葉を作ってもいいと思うけれど、
もしも本名の「わかほりさん」が嫌な気持ちでいらっしゃるようでしたら
使うのやめるのでメールくださいm(__)m→元の記事へ

★2・ホルストの組曲

ホルストの組曲「」(←曲名聞きそびれた、っていうかたいてい聞いてない)が、NHK-FMでかかっている。
(番組の編成が大幅に変わったので
番組タイトルわからない……とにかく「金曜の朝8時からの番組」)

(追記:
NHKのHP(NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/ )で調べたら
「組曲 第1番 変ホ長調 作品28 第1」
という曲名だった)

すっごく懐かしい。
中学か高校の時、この曲を吹奏楽部でやったのだ。
うちらはものすごくヘタクソで、私は自分の耳で聞いても
ちょっとイライラするほどだったけど、
……あ、スケルツォになった……
耳年増な割には自分も思い通りに音が出ないので
「やっきりしちゃってた」。
(↑「やっきりする」は静岡弁で「あーもう、やんなっちゃう、っていう気分になる」という意味)

でも、大好きだった吹奏楽部。
金魚鉢じゃないよ。―そりゃ「水槽ガクブ」ってなんじゃい?!

とか言ってるうちに、もう[8:49 02/04/19]。
今日したいことを、やれるだけやろう。
(「今日しなければならないこと」とは言わない。
私はいつしか自分に誓ってしまったようだ。
「したいことしかしないで生きる」
なぜにそんなに自信満々?? 自分で稼いでもいないくせに、私。)

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★4・断片集(ね、眠い……)

ラジオを聞いていたら、「ノラ・ジョーンズ」というイギリス(?)のアーティストが
良いのだそうだ。

今日やったこと。すっごくたくさん。

アルバイト雑誌を見て、……仕事に応募した。
だって、Fくんにもしものことがあったら……
そうじゃなくても、やっぱり自分の食い扶持くらい稼ぎたい。
まあ「食い扶持」になんか程遠いけど。
「自分がやりたいこと」だけでやっていけるようになるには。

でも、好きな仕事しか選ばない
(「好き」が割と多くてヨカッタ)

履歴書、2年くらい前に「自作」で作ってあったので(with Word97)、
少し手直しして出力。↓
履歴書(1) 履歴書(2)
履歴書(詳細は大半がぼかしてあるけど(^^;)
履歴書用の写真も、撮った。
赤い上着はちょっとまずかったかな?

久しぶりに脱毛やった。
2本だけ、どうにも気になるのがあったので。
もう、だいじょうぶ。

ダンスの教室で体験レッスンを受けた。
気持ちいい!!
(きっと明日は筋肉痛)

Martha Graham(マーサ・グレアム/慣習的には「グラハム」と読むのだそうだ)の
「血の歴史」という言葉を思い出す。
といっても、決して「血で血を洗う」とか、そういう生臭いお話じゃない。
踊っていると、自分が決して知らないはずの何千年、何万年前の
「記憶」が蘇ってきて、
それに突き動かされるようにして踊りは完成していく、という考え方、
というより「感じ方」だそうだ。
(数年前、高校2年の教科書にそういうことが書いてあった)

私はそれを見て、えらく感激してしまったのだった。

マーサ・グラハム(Martha Graham)についての詳細は:

モダンダンスの歴史
http://www.new-york-art.com/dance-hist.htm
 とか

アート・ドキュメンタリー映画祭
http://www.coara.or.jp/DailyNews_pict/1999/9911/art/
 とか

Dancer's Call to Action
http://www.marthagrahamdancers.org/Call%20To%20Action/Call%20To%20Action.htm


とかのHPにある程度詳しく載っているので、ご参照ください。
(けっこういろいろあって大変なのねえ……)


夕ご飯は、弟が作ってくれていた……
私、けっきょく「タダ飯食らい」なのーーー??

こうなりゃ、意地でも「自分のやりたいこと」、金になるようにしてやる!!

ね、眠い。

他にもまだ書きたいことは山ほどあるけど、皆さん、おやすみなさい……
(今日は、っていつもだいたいそうだけど、
お酒の力は必要なし)

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2002年04月18日(木) 気が付けば「春のお約束♪」の話

★1・ぼけぼけ〜→ふと気が付いたら「春のお約束♪」の話に(必見!ここからとべます)
★2・あらら、突然「鬱」

★1・ぼけぼけ〜

眠剤で眠ると、起き抜けがすごいぼけぼけ。
これで機嫌が悪くならなければ、ぜんぜん平気なんだけど……

誰か、女声の出し方、教えて。
昨日『ワダツミの木』歌ってみたら、ある程度まではできそうだったのに、
けっきょく裏声と地声の切り替えがうまくできなくて、
ヒサンでした。(←カタカナ部分は「飛散」とでも「秘さん」とでも読んでちょーらい)

あ。私、今日の朝ご飯、何にしようと思ってたんだっけ。

じき、早めに起きれたら、市内の「声・のど」関係で全国的に有名(?らしい)
大病院の耳鼻咽喉科に行ってみよっと。

そうそう(って話題を変えると「断片集」なみの話のバラバラさになってしまう……)
……って、書いてちょっと仰向けになってのびをしたら、
何が「そうそう」なのかわかんなくなってしまった。

ま、いいか。
こんな、猫みたいに気まぐれな日があっても。

今日はお天気よさそう。
(昨夜っていうか今朝の3時頃に洗濯したのはどこのどいつじゃ?>自分〜〜)

あ、「そうそう」思い出した。
「兄ちゃんねる」はじめてみた。
今の私には、ああいうのを見ていいときと悪いときがあるみたい。
頭の中、ごちゃごちゃになってしまう。
もしも私が噂になってたら、情報キボンヌ。

あ、もう一つ、思い出した。

『春のお約束Part3』は、次のような構成で開催します。
(って自分のことだけなんだけど)

・5月3日……北関東オフ。
 ただし、これは「KS中心」とさせていただきます。
 (つまり「KS」という言葉の意味がわからない人はご遠慮ください)
・5月4日……東京オフ。
 [1]メンタル系オフ(某Mくんもこのあたりで企画しているらしい)
 (「私は精神的には落ち着いている」と思っている人は、ちょっとご遠慮ください)
 [2]GID系オフ(某Aさんを中心にして集まるようです。なのでTSTGTV系の人は
 こちらへどうぞ)
 [1]が午後〜夕方、[2]が夜、で、いかがでしょうか?
・5月5日……静岡で観劇ツアー。
 ハーブティーのお店(めちゃくちゃ和むところなのよ♪)で午後のお茶を過ごしてから
 (某「K」関係者限定)、夕方みんなで合流して、
 実は「駅から18分」というのはちょっとムリらしいので
 タクシーに分乗して効率よく観に行きましょうね♪
 その後、打ち上げでとことん語り合う。

こんな感じでいかがでしょうか?>おおる
(「オフ会」っていうと、オンラインではもうとっくに知り合ってる人たちが集まる、という感じですけど
私は「Visibility」、つまり「お互いにオフの姿を相手に紹介しあう」ことが大切だと思っているし、
そのことには「掲示板で語ったことがあるかないか」というのはあんまり関係ないような
気がするんです)

とりあえず、参加したい人、メールくださいな(^o^)丿→会津里花jackie-matthews@syd.odn.ne.jp

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★2・あらら、突然「鬱」

……他愛のないことだった。
「あなた、将来のことどう考えているの?」
と私が言い出したことから、Fくんと話したのだけど、……

私「あなたは一人がいいの、それとも私か奥さんか、
 どちらかがいたほうがいいの?」
F「一人がいいなあ」

……
それだけで、じゅうぶんだ。
しかも、彼は「結婚する気もない……俺には無理だ」などというのだ。

一人ぼっちで老い、一人ぼっちで死んでいく……
そんな、そんな。

でも、考え直そう。
彼は私のことをとても心配してくれていて、
私が「もう一度塾講師をやりたいと思ってるけど
いったんは予備校生をやって、それからにしたい」
などと言い出したのに、配慮してくれたつもりなんだろう。

でも、一度ネガティヴ・スパイラル(ぐるぐる考えながら、 どんどん落ち込んでいく)になってしまうと。

辛い。 動くの、いやになっちゃった。

Fくんを救いたい。
彼は「絶望」という崖の縁を、まさに「一人ぼっちで歩いている」のだ。

それはあまりにも、悲しすぎることだ。

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2002年04月17日(水) 「お話しましょ♪」が…… 『春のお約束Part3』

★1・「お話しましょ♪」が……(;_;)
★2・「春のお約束Part3」
★3・200204144「父性不足」をUP



★1・「お話しましょ♪」が……(;_;)
  (+言い訳(^^;)

業務連絡です(;_;)
掲示板「お話しましょ♪」が、開きません。
そういえば、私、そういうサービスの停止とかメンテとか、
あんまりこまめにチェックしてないので、
そういうことかもしれませんけど、
もしかしたら「有料」なのに料金を払ってないので
ストップさせられてしまったのかもしれません。

ともあれ、どういうことかわかったら、取り急ぎここ(日記)に書きます。

ご心配おかけして、本当に申し訳ありません。
m(__)m

-----------------------

あ、あと、あんまり関係ないけど、
昨夜、「12月」の日付のメールにお返事しました。

私自身がそうなのですから
「人がいやがることはしない、人の期待に沿う」ほうが
いいのかもしれないけれど、
私は相変わらず「1対1でやり取りするメール」というものが苦手です。
それは、ちょっと深刻な話をしてしまえば、
とてもゆがんだ人間関係の中に取り込まれて、
そこから逃げ出そうとしても、
その関係が「密室状態」になってしまっているせいで
どうしても脱出することができない、という関係の中に
いたことが多かったからです。

でも、でも、メールでなければ連絡できないことって
世の中にはたくさんある、ということもわかっています。

なので、どうか「会津里花にメール出しても返事は来ない。すっぽかされる」とは
思わないでくださいねm(__)m

私は毎日メールボックスを開きます。
すると、まだお返事していないメールが、ほとんど画面いっぱいに出てきます。
私は、その人たちのことを思い浮かべます。
ほとんど全部の人について、一人一人のことを。
で、その時点で返事しやすい人から、ちょっとずつお返事するのです。
↑「しやすい」なんて言うと、
「しにくいから私のところには返事よこさないのか!!」と
怒ってしまう人もいるでしょうね。
……実はそうです。
でも、だからといって「返事したくない」のではないのです。
できるだけ「良いお返事」がしたいのです。

なので、どうかどうか、前に私にメールを出して
「すっぽかされてる」と感じている人がいらっしゃったら、
2週間とか1ヶ月とか3ヶ月とか半年とか、そういうスケールでお待ちください。

私たちはついつい時計とカレンダーで時間のことを
推測する(だって人間には「時間」は見えないでしょ?)のですけれど、
秒針に合わせて生きるのはもしかしたらとても損なことなのかもしれない……
これも言い訳だけど、
時々そんな気もするのです。
どうか、気長にお待ちください。m(__)m

会津里花
jackie-matthews@syd.odn.ne.jp

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★2・「春のお約束Part3」

(なんか「お知らせ」のページ、せっかく別に設けてても私自身さえ見ないので
「お知らせ」に類することもここに書いちゃいます)

★★★『春のお約束 Part3』、「ひっそりと」開催します(^^;★★★

参加資格
☆過去に、うちの掲示板『お話しましょ♪』(今見れなくなっちゃってるけど)に
カキコしたことのある人
(もしも「まだカキコしたことなかった!! ロムだったけどぜひ参加したい!!」という人は、
お話しましょ♪#2
(URL: http://cute.iruka.ne.jp/cgi-bin/a3/iruka.cgi?Jackie )」のほうにカキコよろしくぅ〜……
できればいっぱい書いてね(^^;)
☆原則「T's」*であること
☆「Part1」「Part2」に参加したことのある人
☆今年は北関東にて開催予定なので、そこまで足を運べる人

以上のうちの「どれか」に当てはまればおっけー、ということで(^^;

*「T's」=性同一性障害など、自己の性別について疑問や迷いを強く感じていて、
 そのことがある意味「生き難さ」となっている人(別にクラくなくてもいいんですよ(^^;)

日程
2002年5月3日(金・祝)午後の早い時間帯〜夕方くらいまで

場所
北関東のどこか(未定なんです(;_;))
ただ、東京あたりからも楽にアクセスできるところを、と考えています。
具体的な場所は、やっぱりカラオケかなあ……
(どなたか案があったら会津里花jackie-matthews@syd.odn.ne.jpまでm(__)m)

内容: (←ここまで書けるように私も成長したもんだねえ……)
1年間オンラインでお付き合いしてきたけれど、
オフでも近況を語り合いたいじゃないですか!
T'sを取り巻く社会の状況も大きく変わってきたし……
1000通のメールは1回のハグ*に勝てない! と思うのでありんす。

*ハグ=ぎゅっと抱きしめること。
 えっちじゃなくて、人間どうしのコミュニケーションにとって
 とても大切なことだと思うのです。

費用
新宿のNHショーパブツアーとかじゃないし、
遠方からわざわざやって来る人もいると思うので、
カラオケ屋さんを何時間か借りた程度、にしたいです。

で、私のほうからお誘いしたいと思う人には、近日中(って今週中くらい)に
メールでご案内差し上げます。
(参加したいのにメール来ないぞーー!! という人は、もしかしたら大切な人なのに
私が「忘れている」可能性もあります(-_-; なので、今週中くらいに確認のメール、ください)
あと、これ以降の進捗状況については、参加希望者とこちらからの招待希望者に
メールを差し上げて、(MLとか難しいことはよくわかんないのでBccで同時送信します)
その中で決定していくことにします。

……っつーことは、これが「クローズド」なのかしら?
(そそ、「他の参加者の顔ぶれを知ってから決めたい」という人向けに、
メールではいちおう掲示板にカキコした時のHNを挙げていきますね)

ともあれ、お互いの姿を認め合い、近況を語り合い、みんなでハグを交わしましょう♪

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2002年04月16日(火) 土〜日の記事 月曜日はメンタルの日

★1・土〜日の記事
★2・月曜日はメンタルの日
★3・記事修正
★4・One Of Them

★1・土〜日の記事

おはようございます……
(今、[6:04 02/04/16])
昨夜かなり早く眠くなってしまい、日付が変わる頃には眠っていたような気がするけど、
そのせいか午前4時頃に目覚めてしまったのでした。
で、
先週の土曜日の記事→「200204133・フェアウェル」と
日曜日の記事→「200204143・父の命日」を
UPしました。

さて、これから寝なおそう。

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★2・月曜日はメンタルの日

さて、これから寝なおそう。
……
と書いたものの、もう一つだけ軽く書いてからにしましょう。
だって、これも過去のこと、月曜日のお話だから。

このところ、ようやく「月曜日にメンタルに通う」というのが定着してきたようです。
(でも、再来週と連休中は月曜日がお休みなので、
別日程にしなければ。うう、めんどい……)

医者の先生に薬について主に尋ね、
カウンセラーさんに自分の身に起こったことを話して
ちょっとアドバイスをもらう。

まあ、プロだから当たり前と言われてしまうかもしれないけれど、
このアドバイスがけっこう効くのです。
もしかしたら、少しずつだけど歪んだ思考法を修正していくことが
できるかもしれません。

もちろん、それで自分が「何もかもいっさいすっきり変わってしまう」なんてことは
ないと思うけど。

……あ、そうか。
昨日は眠いから眠剤使わないで寝ちゃったけど、
使っていたらもっとぐっすり眠れたんだろうな。
それに、今夜(のうちです、まだ)はけっこう暑かったような気がするし。

Fくんが起きてくるのは、あと40分ほどなので、
も少し起きてて彼が会社に出かけるのを見送ろうかな。
それから寝なおしても、たぶん2時間くらいは眠れるし。

というわけで、今[6:19 02/04/16]。
いったん、これにて。

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★3・記事修正

ああ、めんど。
200204132・続報」の引用許諾を新潮社に求めたら、
「全文転載はダメ」と言われちゃった。
なので、私の考え方を織り交ぜるかたちで
やや皮肉っぽく部分引用とした。
といっても、余計な部分を削った程度だけど。

私は憎む。
「性は生殖のためにだけ、お行儀よく行うもので、
それ以外の目的、とりわけ快楽のためにのみ行うのはふしだらなことだ」
という考え方を。

そんなくだらないストイシズムを振り回すやつほど、
戦争を起こす。
そういうタイプの偽善を、私は憎むし、決して許しはしない。

なぜこんなに激しい言い方になってしまうのかというと……
この「悪しき」考え方が、元パを蝕んでいたと思うから。
こんな考え方に染まっていなければ、
私は元パと結婚しなかっただろう。

かわいそうな元パ。
彼女は、私が思っていたよりもずっと頼りなく、弱い。
今ならそれがわかる。
彼女もまた「被害者」なのだ。

私は、彼女を守れなかったことをとても悔やむし、
彼女を心から愛する者として、
彼女をゆがめてしまった思想を憎む。

……といっても、それだけなんだけど。

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★4・One Of Them



★4・One Of Them

元パには、悪いけれど「One Of Them」になってもらおうと思う。
私の生涯で、いちばん愛した人「たち」のうちの一人。
彼女は、「六人め」。
といっても、一度に二人以上愛したことがあるわけではない。

小学校で一人。
(男の子)
(あの頃、女の子三人くらいに「好き」と言ったりしたけど、あれは
「自分がなりたい」か、お人形みたいに「手に入れたい」か、
そのどっちかだった。)

中学〜高校で一人。
もちろん、男の子。
あくまでも精神的なつながりで、
決して肉体的な関係にはならなかった。
だから、ずっと好きでいられた。

大学で、一人。
でも、今思い浮かぶのは、元パじゃなく、やっぱり男の子。
(あれ?なぜ?
私は元パと、大学生の頃からつきあっていたはずなのに?
そうか……
記憶を今の自分に都合いいように作り変えているんだろう、きっと)
その子は、最近「出家」して、お寺のお坊さんになったのだそうだ。

女の子を本気で「愛した」のは、東京に出てからだった。
そこで二人。
本気だった、と思う。
でも、同性だということがはっきりわかっていたら、
きっと恋人として付き合うよりももっと良い友人になれただろうし、
今でもお付き合いしていただろう。
(うちの一人は、私がその子と「同性」であることがわかっていたらしく、
そのおかげか実は最近になって連絡をとりあうようになった!
今度は本当にお友達になれる。
本当に、心から嬉しいことだ♪)

そうして、元パ。
私が本当に彼女のことを愛するようになったのは、
もしかしたら結婚してからかもしれない。
でも、別に、「子どもができたから責任をとった」というようなことではないと思う。
愛する人を愛するのに、「子どものため」とかいって
言い訳じみた言葉を加えるのは、なんだか彼女に対しても子どもに対しても
申し訳ないような気がする。
子どもを愛する気持ちとパートナーとして愛し合った人への気持ちは、
全く別のものだ。

「ライオンハート」だったっけ? 「(子どもは)2番目に好き」というのが、
「男役のパートナー」の、最も正しい姿勢だと思う。
だって、母親と同じように
「何をさしおいても、ことによったら自分よりも好き」なんていうことになったら
バランスがとれなくなって家族の機能がおかしくなっちゃうだろうから。

で。

私にはいつも、「いちばん愛する人」がいる。
人生の一時期、たぶん最も長い期間、精一杯愛した人。
元パートナーであるNさんに、
私は「生涯でいちばん愛した人」という
名誉ある称号を奉げたいと思う。

ありがとう、Nさん。

(誰かが「強がっているみたい」と感想を言ってくれたことがあります。
私別に、それでもいい。
だって、そのとおりだと思うもん。
もしかしたら人間って「何か拘るもの、強がりのためのもの」……
「アディクトするもの」があってはじめて
充実した気持ちで生きていけるものなのかもしれない、と思う。

宇多田ヒカルだって「Addicted to you」って歌ってるじゃないの。
じょうずに訳せば「君に夢中」だけど、へたすると
「君に中毒して/こだわって/凝っている」っていう意味にも
なってしまうのよね。)

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2002年04月15日(月) 『17歳のカルテ』

★1・『17歳のカルテ』

★1・『17歳のカルテ』

(原題"Girls Interrupted")
==(4月14日の終わり頃に書きました)==
『17歳のカルテ』を見ている。
主人公のスザンナが「解離」(っていうの?)してる姿、
とりあえず身に覚えが。

でも、あんなところに入院なんて、ぜったいしたくない。
おかしくなってる子ばっかり集めたって、
お互いにおかしいのをうつしあうだけなんじゃないの?

……と、言ってしまう私も、ボーダーくさい。

==(ここからは4月15日)==
↑ここまでを書いて、引き続き見ていたら……
眠ってしまっていた。

なので、起きてからまた覚えてないところを見ている。

「いろんな患者を診てきたけれど、あなたはまともよ。
ただ、……自分を壊したがっているだけ」
(字幕だけだけど……残念なことに、リスニング能力は低いのです、私)

退院したデイジーは、リサの暴言が元で自殺してしまった。
スザンナが目撃。

「理解できない病気が治ると思う?」
「あなた、理解できてるわよ。今、はっきりと口にしたじゃない。
……それを書き留めなさい」
スザンナは看護婦の(名前忘れてしまった……アフリカンアメリカンの人)とHUGする。
その姿が、一昨日のことと重なる。

「良いフラッシュバック」というものがある、ということに初めて気がついた。

スザンナは書く。
……リサがいなければ。

I plan to write.

良い言葉だと思う。

でも、その後、破綻が?
「望みどおりの悪役よ」
……
泣き崩れるリサ。

こんなにショッキングなドラマが、なぜ病院の中で起きる?
「60年代だから」?

あんまり書くと、ネタばれしてしまうし、
見ながら書くのだと、見当はずれなところを突いてしまうのかも。

ハグのできる文化であってほしい。

もしかしたら、日本人にいちばん欠けているのは、
「ハグ」
なのかもしれない。

少なくとも……って、これ書くとまた嫌われちゃうかもしれないけど……
日本人の男は、ハグしたりしない。←って、つまり「とても多くの日本人の男は」ということだけど。

日本人の男達がハグしあえるようになったら、
私は日本という国や日本の社会、日本人の男、そういうものを
信用する……それとも信頼する、かな?……できるようになると思う。

もう一度、見たい映画です。
(たぶん見る……19日まで借りてるし)

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2002年04月14日(日) もばいる♪ 父の命日

★1・友人宅にて
★2・楽に生きること
★3・父の命日
★4・父性不足



★1・友人宅にて

東京で泊めてもらえるお宅ができた。
ご厚意に感謝感謝〜〜〜〜♪

(今、そのお宅からAirH"で接続してます@ばいおくん)

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★2・楽に生きること

@東海道線/with 「Air H"」

上の記事の続き。
泊めてもらったお宅は、とても古い一軒家を、4人の女の子(純女!)でシェアするかたちで
借りているのだった。
(私はそんなことが現実にできるなんて思ってもいなかった……
ていうか、できるかもしれないけれど、とりあえず私には関係ないや、と思ってた)

ところがところが。
実際に午前3時頃に帰りついてみたら、
確かに他のお部屋には何人かが寝ていて。

家そのものが、なんか「千と千尋の神隠し」に出てくる「油屋」みたいな古さを持っていて、
(戦後すぐくらいに建てられたのかしら? それとも、戦前、戦中?)
それは建て替える前の私の実家の雰囲気でもあるので、
なんだかすごくなじんでしまったし、落ち着くことができた。

私は寂しがりだから、一人で寝るのはもうイヤ。
だからって、いっしょに寝る=セックス、とかいうのもイヤ。
(まあ、女同士でできることなんて「まったりする」程度だから
侵入的になってしまうこともあんまりないんだろうけどさ)

私は私にそういうことへの気付きをくれた友人に、心から感謝したい。

社会復帰したくなってきた。
仕事、したい。


そういうことの全てを、共同生活している4人は「楽にシェアしている」
ようにおもえて、仕方ないのだった。

ああん、もう、どうしよう。
書き尽くせない。

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★3・父の命日

今日は、父の命日です。
私は、だいぶ遅い時間になってしまったし、Fくんとは別々だけど
東京から戻って早々に、お墓参りをすることにしました。

夕方の墓地は、さすがにちょっと恐い雰囲気。
なんとか日の入り前には、と思っていたけれど、すぐ山すそのところにある墓地は、
西向きなので夕日は遅くまで照っていてよさそうなものなのに、
茜色の夕焼けが妙に早めに紫色の夜に塗り変わっていくのでした。

父が存命中からよく使っていた花屋さんに寄って、
赤いカーネーションと薄紫の花(最初スイートピーと勘違いしちゃったけど、
実はぜんぜん別の花だった……名前忘れた(^^;)を買って、
(この花屋さんのことは、いずれ書きたい)
割ととんでもない時間なのにお寺へいそいそと出かけていきました。

お寺の前庭で、水子の供養塔と本殿に深々とお辞儀。
お辞儀をするのとほとんど同時に、
「そういえば、水子にもお参りしなくちゃいけなかったんだ」と
思い出しました。
(このことも、いつか機会があれば……ていうか、もう書いちゃったことあるかな、これは)

さあ、いよいよ墓地へ。
薄暮の墓地は、やっぱり怖いですよ〜。
しかも、まるでお化け屋敷で効果音でも流すかのように、
フクロウの鳴き声が……こ、怖い。

でも、父と母(の分骨)が眠っている場所なので、それを思うと
かえって怖くなくなってしまうのでした。

昨年「新築」のお墓。
これは、Fくんのステータス。
私はもともと「長男」として「家」を支えていくことを期待されたけれど、
早々と家を出てしまったし、挙句に結婚して名字まで失ってしまったので、
(う、しまった、ここ、恨み節入ってる……)
「家の後継ぎ」という古風な習慣は、弟のFくんに手渡されてしまったのでした。
(だから、ホントにホントのこと言うと、
私は戸籍上の続柄も「長男」から「長女」に変えて、
Fくんこそ「長男」になってほしい、と思っているのでした。
でも、そうすると、
……家の「長女」と、〜〜(元パの名字)家の「長女」が結婚してしまったことがある、
ということになり、現状では「同性婚」を認めていないと解釈される日本の法律には
そぐわなくなってしまうのでした。
でも、元パと結婚していた、という事実にも
これからはあまり拘らないようにしたい、と思います)

そのFくんは、(きっと彼もちょっとばかり寂しい思いをしながら)
先にお墓参りをすませていたから、
私はお花も半分くらいにして、
でもお線香はまとめて買っちゃったので、まるごと一束捧げることにして、
お墓に向かいました。

お墓の手前にある東屋で、バケツにお水と柄杓を入れ、
お墓へ。

新築のお墓は、けれども前のお墓の時から立木として植わっていた南天の木が
昔からの我が家のお墓なんだよ、ということを指し示しています。
(確か、昨年が我が家のお墓の建立100年にあたるのでした)
私はお墓にお水をあげ、花を生けて、お線香にめいっぱい点火して、
それから深くお辞儀をしました。
(私はいちおう仏教徒ではないので、「仏様に手を合わせる」というのは
ちょっと抵抗があるのです)
そうして、心の中で父と母にお祈りしました。
(父と母は、私のイメージの中では今ごろきっと天国で、
神さまの足元で何の穢れもない笑顔で仲良くしているのです)

「お父さん、お母さん。
今日はお父さんの命日でしたね。
私は少しずつだけど、自分らしく生きる道を歩き始めましたよ。
一昨日の金曜日には改名申請したし、
昨日はしっかり『男の自分』にさよならできました。
二人とも、私が本当は女だっていうこと、知っていましたもんね。
そちらに行ったら、ゆっくりお話しようね」

「逢魔ヶ時」に墓参りをするなんて、と
お寺さんには怒られてしまうかもしれないけれど、
父と母に報告をするのはぜひ必要なことだと思っていました。

幸い、お参りが終わって車に戻っても、
誰かがついてきてしまった様子はありませんでした。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。

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★4・父性不足

(東海道線車内にて……午後遅い時間)

---------------------------------

私は、おじいちゃんに弱い。
なんか「誰でもおじいちゃんならおっけー♪」みたいな

==湘南の美しい海が目の前に広がっているので、ちょっと中断==

……と書いたまま、後が続かないうちに到着してしまいました。
ま、そんなときもあらーね。
っていうことで。
(^^)/~~~


---------------------------------

……と、ばいおくんで書いたのでした。
今日(この記事を転記したのは17日が終わる頃だけど)が
生きていれば今年92歳になるであろう父の命日だからだったのでした。
(だから、本当は「父の命日」の記事より前に転記しておくべきだったんでしょう)

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2002年04月13日(土) わな 続報 フェアウェル

★★業務連絡:なんだか「お話しましょ♪」掲示板が動けなくなっちゃってるみたいです。
([12:57 02/04/13]現在) なので、私のところで何か書きたい人、
文芸部雑記長
http://6114.teacup.com/jackiematthews/bbs

または
お話しましょ♪#2
http://cute.iruka.ne.jp/cgi-bin/a3/iruka.cgi?Jackie

(ケータイからもこのURLへどうぞ)
のほうに、カキコプリ〜ズ!★★

★1・わな
★2・続報
★3・フェアウェル



★1・わな

私、ばかだ。

前にもやってしまったことがあるけど。

昨日、Nさんに手紙を出した。
その中に
「もしあなたが私のこういう手紙をストーカーみたいだと感じておびえるのなら、
そう言ってください。
私はそういうつもりは全くないので。」
と書いてしまった。
今日、電話をかけてちゃんと見たかどうか確認したら、
「見ました。もう二度と電話も手紙もやめて」
と言われた。

次にどちらかをやったら、警察に通報されるだろう。
「ストーカーです」と言って。
で、確かにそれ以外のなんでもないと思う。

あーあ、カウンセラーさんに相談することがらがまた一つ増えた……

---------------------------------


と思ったら、なんだかがまんできなくて病院に電話してしまった。
カウンセラーさんはやさしく応対してくれた。

「少し時間をおきましょう」

そうだった、「絶対」とか「それ以外のなんでもない」とか、
「白黒」で決着をつけてしまおうとするのはやばいんだった。
ものごとには、そのものごとのペースがあるのだろう。
たとえば元パが私の気持ちを理解するにもペースがあるのだろうし、
彼女自身が気持ちを切り替えたり私の言葉を理解したりするのにかかる
時間だってあるだろう。

今はしばらく、このカウンセラーさんに頼ろう。

ばかみたいだけど、カウンセラーさんはやや身長が高いほうで、
なんとなく「私と似ている」ような気がするのだった。
もしも異性だったら「好みのタイプ」とでもいうのかしら?
……うう、私は性愛についてけっこう混乱しているみたい……
私はレズ? ていうか、本当にそういう関係を持ったことがあったから
結婚できたんだし、もしも元々はそうじゃなくても、
それのことを「ヘテロ」と思い込んでそのように思考や行動を規定してきて、
そのように認知することが身についてしまっているのかもしれない。
つまり、私は後天的なレズビアン(?!)、ということになる……のかな? 本当に?

あ、そうだ。
わからないことにごちゃごちゃ理屈をつけるのはやめとこう。
私にとってはっきりしているのは、
元パのことを過去に真剣に愛し、今もその気持ち自体は変わらない、ということ。
ただ、それだけだった。
ヘテロとかレズとか、名前をつけるのさえも、今はまだ、早いと思う。たぶん。

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★2・続報

週刊新潮(15)4月18日号より
(抜粋/新潮社の許諾を得ています)

---------------------------------

「ヤミ性転換手術」で患者を死なせた形成外科医の意外な評判

(小見出し略)

 …… 埼玉医大や岡山大学で行われる手術をピンとすれば、今回のように民間の診療所で簡単に施術されるケースはキリというか……ヤミ診療で行われているのと変りがないようだ。
(引用者注:わかりやすい言い方だけど、ちょっと引っかかる言い方……)
 ……(引用者注:医事評論家の生天目(なばため)昭一という人が訳知り顔で解説している)…… 
 「かつての優生保護法、今は母性保護法と呼ばれる法律に照らせば、いずれも違法行為になってしまうのですが……」
 …… 
 「ほとんどザル法化している母性保護法では、今でもパイプカットはおろか、卵巣や膣、睾丸、陰茎などの器官に手を加えて自然な生殖を阻害する医療行為を禁じています。で、性同一性障害などで悩む人達を救うために考え出されたのが、倫理委員会の設置だった。ここでの手続きを踏めば、違法性を問わないでおこうという判断基準を作ったのです」
(引用者注:これは私の考え方が歪んでいる、というか
「法学士」という資格を疑われてしまうような考え方だけれど、
「自然な生殖を阻害する医療行為を禁じている」というのはどういうことか。
もともと「優生保護法」というのは、「優生」の反対の「劣性遺伝」を淘汰するために考え出されたものだった。
その最初の法理念を、「そのほうが歪んでいるから」ということで
「生殖全般を保護する」という理念に方向転換して、今の「母性保護法」がある。
けれども……さあ……それは「本人に意思に反する」という言葉が本来はいちばん先頭にくっついていなければ
いけなかったんじゃないの?
そのたった一言がないせいで、あたかも「生殖を伴わない性行為は道徳的に劣る」という倫理観の権化のようなかたちに、
この「母性保護法」は扱われているように思えてならない。
だいいち、「母性」というのなら、なんで男性の生殖機能にまで口を出す?
法律の名称と内容すら、まともに一致させられないのが、
この国の「性」に対する倫理観……うう、気持ち悪い)

 (記事はこの後、「医事法」に照らして当該の「わだ形成クリニック」がいかに杜撰か、並べ立てていく)
 「男性器や女性器を作る手術は高度な技術と専門の施設が必要だし、最低2、3人の医師と麻酔医、看護婦がつくものです。だから今回のように、医師がたった1人で手術をしたと聞いた時はあきれて物も言えませんでした」(同)
 その揚句に患者を死なせてしまったのである。警察が業務上過失致死容疑で医師を取り調べたのは当然だろう。

 ……
 この医師は大阪市北区にある「わだ形成クリニック」の和田耕治院長である。群馬大学医学部卒。86年から美容形成を手がけるベテランだ。
 (……元同僚医師の証言として「ミスが多かった」とか言わせてる)
 しかし性転換手術を希望する患者達には評判が良かった。
(ここからは、かなり事実のとおりのことが書かれていく)
 「説明が丁寧だったし、述語のケアもこまめにやっていた。ついには、”もっと安い料金で手術をしてあげたい”と、みずから開業してしまったほどの患者思いだったのです」
 現在のクリニックを開業したのは6年前だが、ここでも患者達の評判は上々だった。地元のゲイバーで働くニューハーフ嬢もこう言う。
 「男から女になる時は、まず睾丸を摘出して男性ホルモンの働きを止めるのですが、その手術台が12万円と低料金なのは和田先生がいるクリニックくらいだったわね」
 彼女たちの術後のケアもかねてゲイバーなどにも頻繁に通い、惜しみなく金を遣っていく和田院長の渾名(あだな)が”ニューハーフ界の赤ひげ”だったと、地元記者の日土地は打ち明ける。
 「そんな院長を慕って東京から通院していたのが、今回亡くなった35歳の男性患者でした。彼は1年程前に睾丸を摘出してもらい、この2月25日に陰茎部分を除去して女性器を作る手術を受けました」
 5時間半も要した大手術なのに麻酔医はおろか、医者と名のつく者は和田院長のみという無謀な性転換手術だったのである。案の定、術後に患者の容体が急変、阪大病院に搬送したが死んでしまう。
 「検死解剖によって、麻酔の管理ミスで起きる肺浮腫の症状が発見されています」(同)
 待望の女性の体を手に入れたばかりなのに、この男性はその喜びを味わう暇すらなかったのが哀れである。が、先のニューハーフ嬢
はこう訴える。
 「それよりも心配なのは和田院長の方ですよ。今回の件で先生が逮捕されたら、私たちのような患者は頼るところがなくなってしまうのです」


---------------------------------

最後の言葉、私も心配になってしまう。
正直な話、和田院長も加われるジェンダークリニックの構築が可能となるような
ガイドラインのいっそうの改訂を望む。
だって、和田院長だって、
ご自身にできる限りの範囲で「ガイドライン」に則って
診療されている、と思うから。

少なくとも「ブルーボーイ事件の再演」になってしまったら、
それは「歴史の後退」だと思う。

断じて同じ結末に陥らせてはならない。
くだらないジジイたちの自己満足(倫理観? 「産めよ殖やせよ、地に満ちよ、戦争しても滅びないように」)の道具にされてはならない。

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★3・フェアウェル

今日、私は「男を卒業しました」。

ていうか、「自主退学」かも。
すごくすっきりしました。

もしかしたら、これからはこの日記にあれこれと恨みつらみを書いていくのが
減ってしまうかも。

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2002年04月12日(金) 改名申請しました

★1・改名申請しました(やっと(^^;)
★2・その後、Fくんと話した



★1・改名申請しました(やっと(^^;)

今、[17:15 02/04/12]です。

つい今さっき、改名申請のため、地元の家庭裁判所に行ってきました。

かなりあれこれ用意していったんだけど、

「コピーでないものは受け取れません。返却できないので」

とのことで(あらら、そういえばこれ、誰かから聞いたことがあった)
かなり夥しい量の「資料」は提出しませんでした。

結局、提出したもの

-----以下正本-----
・申立書
 (600円の印紙と80円切手15枚を添付)
・戸籍謄本(←実は今では「謄本」という言い方はしないのだそうで、
 「戸籍内容全部証明書」というのが、電子化してからの正式名称だそうです)
・性同一性障害の診断書
-----以上正本-----
-----以下自作資料-----
 ↓コピーというよりうちのばりゅちゃんからプリントアウトしたもの
・心情陳述書(自問自答のようなかたちで)
・その補足(詳細下記のほう)
-----以上自作資料-----
-----以下コピー-----
・コンビニの名札と給与振込先の通帳
・ハガキ(コピーだったのは県で主催した「翻訳文学のシンポジウム」のお知らせ兼整理券;
 会場で提出してしまうことになり、慌ててその場でコピーさせてもらった)
・日本語教師養成講座の採点表
 *実はこれ、「通称名」でも資格がとれてしまうので、証拠能力は低い;
  たぶん家裁でも気がつくと思う(-_-; ・「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」


次のようなことを書いた文書を、「心情陳述書」とは別に「補足」として書いた。

---------------------------------

補足:

 申立て人が現在受けている、「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第2版)」(以下「ガイドライン」と略します)に則った
医療機関一覧を以下掲げます。

精神療法(第一段階):             ******クリニック        (地元)
内科的(ホルモン補充)療法(第二段階):  *****クリニック(往診専門)   (東京都)
                 および      **産婦人科医院         (地元)
(一行削除m(__)m)

(ここに、まだ改訂されていないけれど「EON/W」にあった用語集から
必要最小限の用語解説をコピペ)

 上記の用語およびガイドラインに沿って言えば、
申立人は「トランスジェンダー」の内「性転換症」の「MtF」である、ということになります。

---------------------------------

受付の係員さん曰く
「今、人事異動したばかりだし、4月だからあと2週間でゴールデンウィークに入ってしまうから……」
要するに、「急ぐ気持ちはわかるけれど(少しは待ってください)」
ということでした。

私の場合「結婚歴がある」ということがそれなりにネックになってしまうかもしれないけれど
(まだなお、世間の偏見は強いみたいですねー……)
それについても「心情陳述書」で触れているので、それでもだめだというのなら、
私は法学士の学士号、捨ててもいい。
(ま、お情けでもらったような学士号だから、あんまりえらそうに見得を切っちゃいけないだろうけど……)

以上、ほぼ10分くらいで終わってしまいました。


帰りの車の中で、つけたラジオが「G線上のアリア」を流していました。
といっても、ジャズ系のアレンジになってます。
MJQだか誰かピアニスト(プレヴィンじゃないほうのジャズピアノでバロック弾いちゃう人(^^;)で
そういうアレンジのを聞いたことがあるので、
「ああ、おなじみの音……」と思って、
それはそれでゆったりした気持ちになれるからよかったな、と思ったけど、
なんとなんと、途中からコーラスが入ってくるじゃないの!!
これは初めて聞いたものです。
元がゆっくりした曲だから、
全体にロングトーンのハミングで和声を聞かせていくだけなんだけど、
私はその音に、
とても安心感を与えられてしまったのでした。

偶然からの贈り物。
ありがとう。

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★2・その後、Fくんと話した

実は今日、なんだかわざとそうしてでもいるかのように
いろんなことがらが重なって、とても忙しかったのだ。

一人で昼間いると、外回りの営業の人がよく来る。
(たいていは私にとってあまり用がある内容じゃないんだけど……)
その中にたまたま、「太陽光発電」の業者さんがいたのだ。
器材を購入するのに、それなりにお金がかかるけど、
私たちが住んでいる家はとても日当たりが良いので
(冬でも晴れていればほとんど暖房が要らないほど!!)
もしかしたら「元が取れる」かもしれない、と感じられた。
で、その話をしたら、世帯主であるFくんはやけに乗り気になって、
営業の人を彼がいる時に呼んで、
あっという間に話を決めてしまったのだった。
実は私たちの家は、最近できたばかりでたぶん幹線道路になるであろう道路に面していて、
広告用の看板とかつけるにはもってこいの立地だ。
だから、業者さんにとっても、うちはある種「宣伝」になるのだった。

で、今日、その業者さんの関連の業者さんがいろんなことを調べにきたのだった。

ところが、その前には私は別の用事をやっていて……
ていうか、こんなに早く来るとは思わなかった戸籍謄本(正確には「戸籍内容全部証明書」)が届いたので、
改名申請書に添付する文書(前の記事参照)を急いで仕上げていたのだった。

私は、それらのことをいちいちFくんに電話で報告した。
後から考えると、なんだか迷惑なことしてた、と思うけど……
(確か、全部で7回か8回は電話してた、Fくんの職場に……)

そうこうする間に、食材屋さんが来て、
私はそれを受け取って冷蔵庫に入れてから、
家庭裁判所へ出かけたのだった。

帰宅してからも、まだあたふたしてて、
……ふと気がつくと、

鍵がないのだ。

これ、確か昨年もやったぞ?!……
とか思いながら、探しているが、見つからない。
Fくんに「この後また出かけます」とかメール送ってしまったのに、
これじゃ玄関も戸締まりできないし、車も運転できない。
何度も何度も難度も納戸も、1階と2階をくるくるいったりきたりしながら、
探す……けど、ない。

途方に暮れているうちに、Fくんは帰ってきてしまった。
「なんだ、いるじゃん」っていう感じ。
で、私、半泣きになりながら、
「鍵がないのよー……」

Fくん、本当に、優しい。
私が探すのを手伝ってくれた。
私が自分で探しても、盲点になっているところがわからなければ、
絶対に見つかるはず、ないのだ。

で。
Fくんが手伝ってくれたら、
あっという間に鍵は見つかってしまったのだった。

Fくん、ちょっと最近仕事が大変で(某「み」で始まる会社のせい、というのもあるらしい)
彼が帰ってきたのは8時すぎ。
それなのに、私の鍵を探すのも手伝ってくれたし、
私が「薬がないよぉ(;_;)」といって夕ご飯(今日はころころ酢豚)を作ろうとしないので
自分で作り始めそうになって、
やっと私が「あ、じゃ、私やるから」と言えるように促してもくれたし。

食後、明日はお休みなのでゆったりまったりすごしているFくんと、
いろいろ話すことができた。
私「あなた、私がこの家から出ればいいと思ってるでしょう?」
F「なんで?」
私「実は黙ってるけど、あなた、いい人いるんじゃないのー?」
F(爆)
私「ほらそれ、図星笑いだー!」
F「違う違う、そんなのありえないから大笑いしちまってるんだよー」
私「でも、出てってほしいとは思ってるんでしょう? あなた、一人暮らししたことないから、
一度くらい一人暮らししたほうがいいかもね」
F「自立してほしいとは思ってるんだよ」
私「そりゃ私もわかってるわよー、いつまでももつわけないもんね?
 だから私、しっかり改名できたら、就職するつもりだよ!
 あ、ていうか、とにかく何かお金がもらえるような仕事するつもり、ってこと(^^;」
……
以下、私「やっぱり出ていってほしいと思ってるでしょー」F「(爆)」……とかいいながら
じゃれて(FくんにとってはDVみたいなもの?という気も。うう(-_-;;)
それから私はお出かけして、今、ここにいる……某ファミレス。

いろんなことを話せるようになって、
とても嬉しい。
今は彼にすっかりおぶさっているようなかたちになってしまっているけど、
あの小さな子どもだった頃と同じように、
これからもお互いに屈託なく笑いあえる関係でいたい。

私には、Fくん、彼が存在することが、
とても幸せなことだと思う。

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2002年04月11日(木) 医師に協力してもらうための当事者の心得 改名申請の心情陳述書

★1・医師はじょうずに利用しよう
★2・改名申請の心情陳述書
★3・断片集



★1・医師はじょうずに利用しよう

以下、TSFJへの書き込みです。
「ガイドライン」改訂のおかげで、私は自分が受けている医療のこととか、
やたらと隠す必要がなくなりました。それ自体は、ヨカッタヨカッタ。
でも、なんか、書いてるうちにとてつもなく長くなってしまいました。やば。

---------------------------------

Re:医師はじょうずに利用しよう
投稿者---会津里花(2002/04/11 02:04:13)

(略)

(略)

……
でも、他のレスにも書いたけど、医者もただの人間で
(極端な話、牧師さん神父さん神主さんお坊さんその他
宗教の専門家でもないので)
人一人分の信頼しかおけないのだ、と私は思います。

患者にしてみれば「藁にもすがる思い」なので、
ついつい「全幅の信頼」をおきたくなってしまうけれど、
他の人と普通に持っている距離感のある信頼
(ここまでは他の人と同じように信頼していいけど
これ以上「信頼」っていうより「頼る」のはまずい、というような
「限界設定」)は
ちゃんとしておかないとね。

実は私も、地元の某産婦人科で言われたことがありました。
その医師は、たまたま某S医大のH先生と懇意にしていたので
S県は遠いからホルモン補充とかやってくれと
頼まれただけだそうで、
決して「地元でジェンダークリニックを!」とか
野心に燃えたわけではないのだそうです。

なので、今では血液検査を受けるときに
「肝臓障害の恐れがある」とか「貧血気味」とかカルテ書いてもらって
検査項目ができるだけ広く保険適用になるように
便宜を図ってもらう以外、「信頼」はしていません。
でもそれは、決して私がその医師を見下しているとかそういうことじゃなくて、
それ以上頼ってしまったら先方に迷惑だと思うから
頼らないだけです。

(略)
私は行きつけの心療内科(+精神科・神経科)の先生が
あまりにも忙しそうなので、ほとんど詳しく話も聞いてもらえないし、
どう見てもGIDについて興味があるわけじゃなさそうです。

でも、今のところ行きつけだし、私煙草がすごい苦手なんだけど
待合室に禁煙の空間がたくさんとってあるので
(っていうかリラクセーション空間が設けてあって、
待ち時間が長い代わりに巨大スクリーンの癒し系DVDとか
癒しカプセルとか使い放題なんです♪
で、それらの部屋は当然だけど禁煙♪)
待ち時間が苦痛じゃないので、
施設そのものに「信頼」をおいてるような状態です。

しかも、医師のほかに臨床心理士=カウンセラーさんもいて、
待ち時間に相談するのも先生の指示でできるので、
「先生はお忙しいでしょうけれど、
私は誰かにどうしても聞いてもらいたいことが山ほどあるんです」と訴えて
カウンセラーさんに「相談」を持ちかける中で
「ガイドライン、読んでください」と手渡したりして
徐々に「当事者サイドで構築するジェンダークリニック」みたいなことを
結果的にやってるんですよね。

(略)

「興味のない医師」っていうか
医師自身がGIDそのものを否認しているような人だと
嫌味なことを言われたりして
「行くんじゃなかった」と思わされてしまうこともありますよね。

(略)

開業医どうしが、別々の科なのに連携して
ジェンダークリニックを構成してくれるなんて
やってもほとんどメリットないだろうから
今はまだとても可能性が低いでしょうけど、
当事者からの働きかけでジェンダークリニックに近いことをやってくれる
状況、というのは作れるかも。

私、今のところ
・精神療法(ずっとサボってたのでバランス悪くなってまた通うようになりました)
→駅前のNクリニック
・ホルモン補充療法を二つに分けて
 血液検査→上に書いたI産婦人科
 薬の処方→Fクリニック
 で、薬を買うのは家の近所の調剤薬局(○ィン○ー○ン○)(^^;
・あと一つは、いちおう、ひ☆み☆つ☆

総合的な「オピニオン」を出してくれる人がいないので
「自己判断」になってしまっているけれど、
それについてはできるだけネットとかで情報を拾いながら
とにかく
「自分が納得できる医療を受ける」
ということを心がけています。
(って書いたけど、
これじゃいけないんですよね。
だから、オピニオンが出せるほどGID医療に詳しい先生(たとえば埼玉医大の先生)にも
つながりたい、と思っています。

お金と時間がものすごく大変……
だから、私の地元にオピニオンを出せる先生がいれば、と思うんだけど。
私が診断書を書いてもらった先生は、DSMとかICDだったっけ?
そういうものはいちおうしっかり身につけてはいるけれど、
「ジェンダークリニックをやってるひまはない」と
はっきり言い切られてしまいました(;_;)
なので実は、いいとこ「1st opinion」どまりなんですよ、私は)


他のスレへの返答になってしまうけれど、
GID研究会に当事者が「わらわらと集まってくる」のは、
上に私が述べたようなかたちで「自己判断」せざるを得ず、
専門的な情報を必要としている当事者が
どうしても多くなってしまうからなのでは、と思います。

できることなら「町の開業医でジェンダークリニック構築」の場合に
取り組んだ医師・病院にそれなりの便宜が提供できるような
システムっていうか制度っていうか、
設定してくれればいいのに>GID研究会(という名の「学会」)

そうして、あちこちの地域で
「精神療法は○○、内科的療法は××、(形成はどうなんでしょうね?)」
という噂が立てば、
医療機関も「仕事」でやってるのでメリットがなければやらない、ということに
報いることになるんじゃないかな……
なんて思います。

でも、そうやって並べてみて改めて気付くこと:

精神療法:需要が過剰←一人の医師が1日40〜50人も診なければならない?!

内科的療法:そこそこ需給のバランスとれてるみたい←たまたま「信頼して長期間お付き合いできる医師」がいたから、
私が「バランスとれてる」と感じるだけかも。
まじで内科のお医者さんとは「長いお付き合い」をされるよう>多くの当事者の皆さま
一人の患者の体が内科的に見てどんな状態かということを把握するのに、
たった1度の検査とかで充分とは、私には思えません。
私はたまたま1人の医師に3年以上見てもらっているので、
お酒や煙草に弱い、というのも含めて、私の体があんがい薬に対して敏感、ということなどを
(たぶん内科的センスで)しっかり把握してもらっていると思います。

形成外科的療法:圧倒的に供給が不足←だからこそ、研究会では午前中いっぱいをかけて
その面の成果を周知させようとしていたのでは……?


なんだかすっかり長いカキコになってしまいました。
既に語り尽くされていることを、また蒸し返してくどくど書いているだけ、
という気もするので、このくらいにしておきます。

(略)

ではでは(^^)/~~~

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★2・改名申請の心情陳述書

「なぜあなたはその通称名を名乗るようになったのですか?」
 幼時より自分の身体的性別に違和感を抱えたままで育ちましたけれど、今はそれが「性同一性障害」によるものであることがはっきりしたので、女性としての名を名乗りたいと思ったからです。
 (添付の「診断書」をご参照ください)
そこで、生まれた時に親からもらった「章」という字に父親の「馨」という字の旁である「香」をつけようと思い、さらに小さい頃に呼ばれていた「あやちゃん」という愛称に沿った「あやか」という読み方ができることを知り、それなら私らしい名前だと思ったので名乗るようになりました。
現在の私は、一見して男性よりも女性に近い姿です。それなのに、名前が「章」という男性名では周囲に対して無用の混乱を招くと思います。
いっとき、「章」と書いて「あや」と読んでもらえればいいかもしれない、と思ったことがありました。
けれども、実際にはそのように読んでくれた人に出会ったことはなく、けっきょく「章=あきら=男性名」という社会通念のような認識で見られてしまいます。
そのことは、本来ならば全く必要のない場面で、私の「性別」についていちいち説明しなくてはならない、という苦痛をもたらします。
せめて女性名に多く見られる「香」という字をつければ、そうした煩瑣な説明をいちいちしなければならないことも少なくなると思います。
幸い、現在の職場、また中学・高校・大学の頃からの友人たち、その他今お付き合いしている知合いからはほとんど「章香(あやか)」という名が通るようになっていますし、家族(兄・姉・弟)も徐々に私を「章香」と呼ぶようになってきました。
(郵便物など使用実績にあたる書類をご参照ください)
 ただ、これから先、社会生活を送るにあたって、戸籍に残っているせいで男性名である「章」と呼ばれることがあるのではないかと思うと、今以上の就職活動をするのも怖くなってしまいます。
 戸籍上にその名前が残っている以上、そちらで呼ばれてしまう場面は、たとえば役所や銀行、それらの機関で発行した書類を使用する場所など、まだまだあると思うと、社会生活が安定して送れるとは思えないのです。
 実際、現在アルバイトしているコンビニエンスストアでは、名札では通称名の「章香」と記載してもらっていますけれど、名札と給与振込みの宛名をコンピュータ上で連動させる方式をとっているため、通称名で口座を開設できない郵便貯金への給与振込みができない、という事故がおきました。
店長さんのご厚意で名札はそのままにしてもらいましたが、従業員登録上は現在の戸籍名のままなので、名札と登録の間に齟齬がある状態で勤務しており、そんなつもりはないのにある意味「不正」を行っていることになってしまうのが、精神的に苦痛です。
 (添付のコンビニエンスストアの名札と給与振込みの通帳をご参照ください)

「今回改名を申し出た 直接の理由は何ですか?」
 今後、今よりも多くの給与を得られるために再度就職活動をしようと思っていますけれど、戸籍の名と異なる名を履歴書などに記載すると、「虚偽の記載」ということになり、求人状況が良くない現状では、採用は決してされることがないだろうと思いました。
 繰り返しになってしまいますけれど、私は真っ当な社会生活を送りたいと思っています。
 そのためには、通称名と戸籍名が一致していることが望ましいと思い、改名を申し出ることにしました。

「その他今回の申し立てに関して参考になることが在ればお書き下さい」
1.
 「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」というものがあります。
(別途添付のガイドライン文書をご参照ください)
 私は全てそれにのっとって診療を受けたわけではありませんけれど、今年になって改訂されたものを見ると、私のようなケース(過去に結婚歴があるとか、治療の段階を順序を変えて行っているとか)でも診療の門戸は開かれている、ということになりましたし、実際に私が受けた診療は、当該ガイドラインを意識し、できるだけそれに沿ったかたちで受けています。
 診療のおかげで、少なくとも私は日常的に女性として生きるほかはありませんし、そのことをとても安定した幸せなこと、と感じています。
2.
 私には結婚歴があり、子が一人います。ただし、2年前に離婚し、子は私でないほうの配偶者だった人が引き取って育てています。
 以前は「父親が性転換者」などということが知れ渡るとそれだけで差別やいじめの口実になりましたけれど、昨今の性同一性障害者を取り巻く状況は、当事者や周囲にとって望ましい状況へと好転しつつあります。
 元配偶者が私の性同一性障害に対してどうしても納得できない、ということだったので離婚してしまいましたが、法的には縁を切っていても、これから先、私ができるだけのことを元配偶者に対しても子に対してもしてやりたいと思っています。
 通称名を名乗り続けることが必ずしも罪悪というわけではないと思いますが、私は元の家族に対して、彼らが私のことについて胸を張っていられるようにしてあげたいし、彼らのためにこそ、私自身がより有利な状況で社会生活できるようになりたいとも思うのです。

どうか改名のご許可をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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★3・断片集

     


NHK総合の「ためしてガッテン」という番組で
「更年期障害」のことを扱っていて、
興味があるので見てみた。
ていうか、私にとって他人事ではないのだ。

そしたら、更年期障害の治療として「ホルモン補充療法」というのがあることを
知らない人がかなりいる、あるいは知っていても「恐い」と思う人が多い、ということを
報じていて、びっくりした。

GID研究会の前の日に三橋順子さんとお会いする機会があって
お酒を飲みながらお話した中で、
「ブルーボーイ事件」のことを語っておられたけれど、
日本で「性転換=犯罪」みたいなレッテルが貼られていた時期が
かなり長く続いた状況を
「ブルーボーイ後遺症」
と呼んでもいいかな、という気がするけれど、
更年期障害に対するホルモン補充療法のことを「恐い(または危険)」と感じるのって
やっぱり「後遺症」のようなものなのではないか、と思った。
山瀬まみが
「ニューハーフの人とかが注射打たないとヒゲがはえてきちゃう、とか言ってる……」
と言っていたけど、なんだかちょっと正確でない言い方?と思った。

ただ、注射だと男性ホルモンもわずかながら入れてあって、
そのせいでとても元気にはなるけれど、
副作用として「男性化」(=ヒゲが生える、高い声が出なくなる、など)が
おきることがあるそうだ。

子宮のある女性だったら、卵包ホルモンと黄体ホルモンを併用すれば
子宮体癌を防ぐことができる、ということだった。

私は子宮がないのでそれ自体は関係ないけど、
黄体ホルモンで女性的なホルモン周期を味わうことができるのも
楽しいかもしれない。
でも「楽しい」であんまり薬を服用していると、今度は肝臓がいたんできて
「楽しい思い」なんかできなくなってしまうかも。それはいやだ。
それに、そこまでして「楽しい?思い」をしてどうするのさ?という気も。
ホントに楽しいか? 多くの女性はむしろ、「女性的なホルモン周期」には
悩まされていることが多いみたいなのに。
それのどこが「楽しい」?
同じ感覚を味わえないということで「仲間はずれ」っぽい気はするけれど、
いやなこと、無理なことは少ないほうがいいに決まっている。

あーあ。
私、この先何年くらいホルモン補充を続けられるのかしら?
それができなくなったときが、私の「老化」の始まりかも。
でも、それも自然なことなら、素直に受け入れたいと思う。


今、最近にしては珍しく、ヘッドホンで音楽を聴いている。
高校生ぐらいの頃は、勉強に専念するためによくやっていたけれど、
大学以降はあんまりやらなくなってしまっていた。

今かかっているのはMDで「Weather Report / Heavy Weather」だ。
なぜか、夏の夕暮れを思い出させられている。
時間が遅くなっているのに眠れないので導眠剤を飲んだけど、
それがうっすらと効き始めているのがわかる。
文字のうち間違いが多くなってきた。
ぽわー、としてきた。

今はおやすみなさい。
初めて「Heavy Weather」を聴いたのが高校生の頃の夏休みだった、ということを
思い出しながら……

[3:55 02/04/11]←実はまだ今日が始まったばかりなのに、
もうこんなに日記をつけてしまっているのでした……


まだ書きたくて、この書式からあふれちゃいました。
たいした内容じゃないけど、ぜひ書いておきたいと思ったので、
読みたい人は→ここから別ページへ

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2002年04月10日(水) 健忘 トラウマの再演としての報道?

★1・健忘
★2・トラウマの再演としての報道?
★3・断片集



★1・健忘

私は「頭が良い」。
って、私のモーソーかもしれないけど、
たぶんそれは事実、ということがいろいろあるので
本当にそうなんだと思う。

なんでそんな、今さら言い出しても人から嫌われるようなことを
持ち出したかというと、
どうも「頭が悪くなってきた」ように思えることが
とてもとても多くなってきたからだ。

まず、起きてる現象。

とにかく、物忘れが激しくなった。
それも、ちょっとやそっとじゃない。
かなりお年を召した方が
「わたしのごはんはまだかい?」
と、食後10分してから言うのと同じくらい。
カギの場所を忘れる。(これ、出かける時にはほとんど必ず起きるので、
別の病理が働いてるのかも)
つい今しがたまで話していたことを忘れる。
「アレ? 私今、何の話してたっけ?」
(オフラインで私とお付き合いのある人、何度かこのセリフを聞いてるでしょ?)
家の1階から2階に上がると、何のために上がってきたのか忘れてる。
(あ、これは前からだ……おかげで、私は自宅の階段でとてもよい運動ができる。
これはむしろ、以前そうだったので元に戻っただけか……
っていうか、この「運動」のおかげで私はあんまり太らない、とも思う。
予備校の頃には、教室に上がってから教材の一部を忘れたことに気付いて
引き返す、なんてざらだったし、
エレベーターを使ってしまうことも多かったけど
やっぱり階段で3〜4階分を上り下りすることも多かった……
ついでに、中1の時のあだ名が「飛脚」だった。
5階の音楽室〜2階の職員室間の自己最高記録が「59秒」。
しかも職員室で物を取って、という動作も加えて。
あれ、話がまた逸れた。
ま、これもいつものことか)

なんとなく、気付いたこと。

私が「頭が良い」というのは、厳密に言うと質的に「良い」のではなく、
ただ単に「記憶容量がばかでかい」というだけのことみたい。
それには二つの側面がある。

私の頭の中では、「ディスク内完全検索ツール」が常駐していて、
外界から何か情報が入ると、たちまちのうちに「関連事項の検索」を始めて、
あることないこと、一緒くたにまとめてどばっと思い出してしまうのだ。
しかも「サブフォルダ」とかがあるわけじゃなく、
一つのフォルダに未整理のままでごちゃごちゃになってるのが
ランダムに出てくるので、混乱することといったらありゃしない。

私はかなり過去のことでも、割としつこく覚えているみたいだ。
といっても、最近になって急に思い出してしまったこととかもけっこうあって
(はっきり言って「思い出したくなかった」こともあったりして……
トラウマの原体験だったりするんだもん。うええん(T_T))
幼稚園から小学校に上がったくらいの頃には、自分の「過去の記憶」を
「幸せだったあの頃」みたいに思い出してはため息つくようなところもあったのだ。

で。結論
中島みゆきの歌に、よく覚えてないけどこんな歌詞があった。

> ♪年をとるのは素敵なことです そうじゃないですか
> 忘れっぽいのは素敵なことです そうじゃないですか
> 涙の数だけ……
(以下忘れました。どなたか知ってる人、教えてください。
確か『悪女』とおんなじLPに入ってたはず)

確かにそうだ、と思う。
そりゃ楽しかったこととか、忘れてしまうのはもったいないような気もするけど、
自分の身に起きたことの全てを覚えてたら、
どうかなってしまうに決まっている。

全て覚えてたわけではないけど、
私はそれに近かったのかも。
だから、けっこう「どうかなってしまっていた」。
まあ、それすらもそのように決め付けられることではないけど、
そういう面はたぶんにあったと思う。

思い出してしまってちっとも抜け出せなくなるから、
せっかく「頭が良い」はずなのに、いつのまにか堂々巡り。
元ちとせの歌詞にもあった:

> ♪どこまでもまっすぐに進んで
> 同じ所をぐるぐる廻って


そうね。
地球上では「まっすぐに進む」ことと「同じ所をぐるぐる廻る」のは
おんなじことだもんね。

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★2・トラウマの再演としての報道?

4/2の報道で、
実は私、少しばかり例の「ブルーボーイ事件」を思い出していた。
(「ブルーボーイ事件」って何? という方は、ここ(医学最前線より)かここ(EON/Wより)を参照してください)
たぶん、同じような連想をした人は多いだろう。
(もしかして、特にMtF?)

でも、もしもそうだとしたら、or しても、私(たち)は安心していたい。
なぜなら、「ブルーボーイ事件」で何もかも「闇」ということにされてしまった
「性転換」「性同一性障害」(他にも、ゲイやレズビアンなんかも巻き添えを食ったと思う)は、
もう決して「暗闇の中」で怯える必要はないのだ。

私の中でずっとうずくまっていた「里花」も、まさに「ブルーボーイ事件」の判例にあるように
実刑判決を言い渡された容疑者のように、暗くてじめじめとしたところで
泣いていたのだから。
たぶん、小学校の3年か4年の頃に事件は起きて
(というより判決……事件そのものの捜査は
「東京オリンピック」に向けて
「日本は先進国だぁっ!! キリスト教圏で認められないような未開で野蛮でいやらしいことなんか、
してない(ことにしとかないと恥だ)ぞぉっ!!!!」
という(はっきり言ってうざい)歴史的流れの中の産物だったけど)
私が事件において「罪ある者」とされた「性転換者」と同じだと
小学校6年生ぐらいに自覚した、と思う。

でも、それは私の罪ではない。

トラウマの再演。
でも、私はもう、飲み込まれることはない。

神さま、私にお与えください。
必要なことと不要なこと、
この二つを見分ける賢さを。
それ以外の「余計な知識」は、もういらない。

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★3・断片集

         


過去作品集(一)、6冊だけできた。
表紙をプロの印刷屋さんに頼んだのでとても見栄えがする。
本文は自分で両面印刷したもの。
オンラインで発表済みのものばかりだし、挿絵もないけど、
これなら「\445」で売れるかも?
っていうか、製本作業、すっごく大変。
有償でないと、とても「割が合わない」気がしてきちゃうほど。

「過去作品集」はたぶん3冊か4冊くらいになって、
会津里花が過去に書いてきた作品(もちろんどれもこれも習作みたいなものだけど)は
全て手に入る。
ボックスセットにでもしようか。
……

ほんとに、私、「取らぬ狸の皮算用」が好きねー……
(動物占いだと「たぬき」だし……って、あっ、そうか、この上の記事
動物占いが当たってるってことでもあるのかも?
頼むから肝心なことを最初に忘れる癖、どうにかしてよね〜〜>自分)


「女性セブン」を買った。
それは先週の週末のこと。
要は「安藤大将(ひろまさ)くん」の記事が読みたかっただけなんだけど。

……面白い。
私、以前は「あんなの、ゴシップ好きのおばはんたちが好む、
あることないことごちゃ混ぜの興味本位な雑誌」
とか思ってたけど、
で、確かにそれは本当にそうなんだけど、
……とにかく、面白い。
役に立ちそうなこともいろいろ書いてあるし。

ていうか、そうね、実年齢がそういうものの似合うお年頃になってるんだし。
年相応って、落ち着くものね。うふ。
(「うふ」じゃねーよー! キショいぞ、おばん!!>自分)

でも、メイクは若い子向けっぽいのを買ったりしたけど、
はっきり言って「若い女性はお金をいっぱい稼いでいっぱい使いなさい」と言ってるみたいで
ちょっと辟易していた。
でも、「婦人公論」とかもけっこういいし、
こないだは「PERSON」とかいう、ちょっとグラビア誌に近いものを、
江角マキ子が出てるというだけで買っちゃったし。
江角は、身長は同じだけど性格が私とは違いすぎる。
(ちょっと似てるところもあるけど;「一人でいるのが好き」
私はそれも「時間制限つき」だけどねー(^^;)


矢井田瞳、カコイイ!!
元ちとせ、イイ!!

と思ったら、なぜか中森明菜『歌姫2』、買ってしまった。
現在の明菜は、たぶん「落ち着いた女性歌手の役」をこなしているんだろう。
あの子は、……「子」って言ったら不遜みたいだけど、そういう感じがするんだもん!
……あの子は、「歌になりきる子」だと思う。

『難破船』で曲終わりに涙ぐんでマイク持つ手を震わせていたのは、
もちろん「演出」に決まっていただろうけど、
役作りをしているうちにその役に入り込んでしまい、
自分がそれになりきってしまうタイプなんだと思う。

(私は明菜のファンクラブにいたわけでもないし、議事恋愛の対象にもしてはいない;
だって私、レズじゃないもん。
でも、なぜかわからないけど、私は明菜が私と似ている、という気がしてしかたないのだ。

もしかしたら、「あきな」という名が私の男だった頃の名とよく似た響きだからかもしれない)


改名について。
私は、本当のことを言うと自分の男時代の名が、嫌いではない。
だって、ひらがなで書けば「女性名」でも通るし、
父と同じ「漢字で1文字、ひらがなで3文字」というのも、気に入っている。

でも。

残念なことに、漢字で書いてそのまま「女性名」だと思ってくれる人、
今までに出会ったことがないのだ。

だから私は、せめて父の名の旁(つくり)になっている「香」の文字をもらって
より「女らしい名前」にしたいのだ。

これから先生きていくのに、より生きやすいように。


弟の体調があんまりよくない。
なんか、すごく心配。

ただ、「あなた、体の調子そんなに悪いの?」と聞きながら、
内心「私のことも少しは気にしてよ」と思ってしまってるのを感じていた。

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2002年04月09日(火) 過去の記事をUP 原案帳メール

★1・過去の記事をUP
★2・たまった「原案帳メール」



★1・過去の記事をUP

20020317★4・静岡合唱団
という記事をUPしました。

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★2・たまった「原案帳メール」

From: "章香(あやか)"
To: (Fくんのケータイアドレス=ひ・み・つ=)
Sent: (確か3月1日か2日)
Subject: 好き



@電車の中(天竜のあたり)

Fくん
私は、兄として、また姉として、あなたが好きです。
今はしがみついてしまっているけれど、
いつかは安心して見ていてもらえるようになりたいです。

では

あやか


---------------------------------

From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: (日付忘れた)
Subject: 原案帳:万葉集



英訳と写真つき
\3800+税


---------------------------------

From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Tuesday, April 09, 2002 1:31 PM
Subject: 原案帳:ヤイコと元ちとせ



突然発見。
ていうか聞いてわかったことだから「発聞」? なんかヘン。

で。

ヤイコこと矢井田瞳の歌い方と、
元(はじめ)ちとせの歌い方と、
すごく似ている。

UKでも活躍するヤイコと、
奄美の民謡をバックボーンに持つチトセ。
一見、なんの関係もないように思えるけど
(私ヤイコのこともよく知らないのに、
いきなりチトセに興味持ってしまったから、
同じくらい知ってる、っていうところがあるのかも)
節回しの共通性、
ああ時間がなくてアセ、
「辺縁系」っていう言葉が。

---------------------------------

From: "章香(あやか)"
To: jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
Sent: Tuesday, April 09, 2002 6:10 PM
Subject: 原案帳:「ゆうくん」



Kにて、以前「かぐや姫」にいた同僚のNHの子の「彼氏」、
といってもFtMっていうか「おなべ」の子とばったり出会った。
ちょっとお世話になったこともあったので、再会できて、とても嬉しかった!

でも、FtMって……
一人一人の人とは友達になれるけど、
私の中で「FtMということ」が、なんとなく未消化みたいな気がするのだった。

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2002年04月08日(月) (サボり気味) 私の好きな花 看護婦さん

★1・書けない
★2・『私の好きな花』
★3・悩み……
★4・看護婦さん



★1・書けない

書きたいことが、いっぱいいっぱいある。
たとえば、いちばん口当たりの良さそうなこと:

4月6日
新幹線で西の方に出かけた。
たまたま乗り合わせた女性が、どうやら私のことを
「純女(じゅんめ;生まれつきの女性、遺伝子XX)」だと思っていたらしい……
(私は貿易会社にいたことまで話したのに。
自分は事務職で就職したつもりだったのに営業周りさせられた、とか
ボスの命令で東南アジアに出張に出されたこととか話したら
「それってキャリアじゃない、かっこいい」と言われた……
確かに私は自分でもそう感じてしまっているので……
決定的な事実を一つだけ言ってないんだけど:
「男子社員として採用された」っていうこと)

とか

4月7日
心療内科に行ってお薬もらったりカウンセリング受けたりしたんだけど、
ちょうど地元の春のお祭だったので道が混んでいて、
弟に送ってもらったけど途中で降ろしてもらって少し歩いた。
ちょっと細かい霧雨が降っていたので傘をさしていったんだけど、
交差点の右の道から、赤ちゃんを連れた若いお母さんが傘を持たずにやってきた。
赤ちゃんがぬれてしまうのをそのお母さんも気にしているようだったけど、
ショールとかかけてもずり落ちてしまうみたいで、
とても歩きにくそうだった。
私が歩いて行くのと同じ方向に行くみたいだったので、
傘に入れてあげたら、
赤ちゃんがにこっとしてくれて、私はそれが嬉しくて
「何ヶ月ですか?」
そのお母さん「4ヶ月です」
私「じゃあ、もう首もすわって……人見知りしないんですね」
お母さん「いいえ、人見知りはするんだけど、
女の人だったらだいじょうぶなんですよ
赤ちゃんに対してパスできた!!
お母さんと赤ちゃんはお礼を言って、途中のデパートに入っていった。
これほど嬉しいことがあるだろうか!

21日〜25日のこと、あれこれ書きたいし、
「原案帳メール」も実を言うと5、6通たまってたりする。

でも、薬の副作用か、集中力がやや落ちてるし、
「おりょ? 今私、何考えてたんだっけ?」ってなっちゃったりするのだ。

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★2・『私の好きな花』

離婚するほんの僅か前、
私は元パ、子ども(Uくん)と3人で新しいアパートに
3ヶ月くらい住んでいたことがあった。
結婚生活としてはいちばん幸せな時期だったと思う。
(セックスしなくていいし、失業していたので仕事もしなくて良かったし(^^;)
オンラインで文章を添削するHPがあって、
そこのお手伝いをすると少しばかりお金になりそうだったので、
応募しようと思って、作文を書いてみた。
そのタイトルが『私の好きな花』だった。
せっかくだから、以下、転載しちゃう。

-----------------------

 「花というテーマで」という課題をいただいたので、私は自分の好きな花を選んで思い出を綴ることにしようと思う。
 いちばん好きな花は、「コスモス」だ。
 小さな頃から、ちょっと繊細そうな、やさしげな姿が好きだった。
 小学校の頃、孤独を感じながら学校から帰る途中、ピンクと白が入り混じって群生するコスモスを見ると、なぜかほっとしたものだった。
 中学の時、漢字で「秋桜」という字を充てるのを知った。その時は、単純に「なぜ、秋なのに『桜』なんだ?」と思ってしまったが、今もう一度「秋桜」という字を見ると、上手な充て字だなあ、と思う。
 高校の頃、cosmosという語が「宇宙」という意味も持つ、ということを知った。
 新鮮な驚きだった。
 それからは、コスモスの群生叢(ぐんせいそう)を見ると、
 「あ。ここにも『小宇宙(コスモス)』。」
 という感じがするようになり、淡い色の叢(くさむら)に漆黒の宇宙を垣間見る楽しみが増えた。
 時は流れ、私にも新たな家族を得ることができた。
 私には小学校1年生の息子がいる。仕事が忙しくてなかなか遊んでやる時間がなかったが、最近、とても久しぶりに一緒に散歩する機会を持つことができた。
 私の「お気に入り」の川の土手を、息子と手をつないで歩くのは、とても嬉しかった。
 もう「冬枯れ」と形容すべき風景の中、私はふと、土手際(どてぎわ)に咲き残る1輪のコスモスを見つけた。
 この子にはまだ早いかな、と思いながらも、
 「コスモスには『宇宙』という意味があるんだよ。」
 と教えてやった。息子はそれを、彼なりに受け止めたようだった。
 一方、私自身は、なぜか
 「まだ遅くはない。」
 と、直観していたのだった。
 もう早くはない息子と、まだ遅くはない私のコントラストが、妙に面白かった。
 「おとうさん、やめてよ〜。」
 私はつい調子に乗って、息子の腕を掴んでぶんぶん振り回すようにしながら駆け出していたのだった。

-----------------------

子どもをぶんぶん振り回して、なんて危なっかしいけれど、
もちろん怪我しないように、それにUくん自身も楽しめる程度にしたのだった。
事実、Uくんもとても嬉しそうだった。

私は「女で父親」だ。
なぜか、この作文がそのことを如実に物語っているような気がしてしかたない。

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★3・悩み……

実は、ちょっと悩んでいます。
やりたいこと、やらなきゃならないことがいっぱいあるのに、
どれもこれも中途半端で、いっこうに先へ進まないのです。
たぶん……一つのことが終わらない(ていうか始まったばかり)のに、
次のことを始めてしまうからだと思うんですけど……
なぜか、どうしても「次のこと」がやりたくなってしまうのです。
確かNHKの番組で「性格(のある部分)を決定する遺伝子」というのがあるそうで、
ええっとどんなお話だったかな……

……(検索中)……

あ、あったあった。以下、リンク:
NHK:遺伝子の世界へようこそ
http://www.nhk.or.jp/dna/

の中の
第五集 秘められたパワーを発揮せよ  〜精神の設計図〜
http://www.nhk.or.jp/dna/tv/05/index.html


新奇探索傾向を左右する遺伝子
http://www.nhk.or.jp/dna/tv/05/TvTop_40.htm
l
というのがあって、私のいつもの癖?かもしれないけど
「あ。私、これかも」
と思ってしまったのだった。

で、そういう言い訳を使って本当は何が言いたいのかというと、
「私が飽きっぽいのは、私の遺伝子のせいなのよ〜〜♪
直せるものではないのよ〜〜〜ん♪」
……逝ってよし。>自分

でも、だからといって
「優先順位の高いものを重視して、低いものは切る」なんて、
私にはできないよぉ。
たまにやってしまうと、めちゃくちゃ冷たいと思われたりするし。

あ、そうだ、思い出した。
これまではそうやって「優先順位」とか考えなくちゃ、と思ってきたけど、
実はそういうのは馬鹿馬鹿しい「こびへつらい」でしかないということがわかったので
「優先順位なんか気にしない」ことにしたんだっけ。

なんか私、けっこう多くの人から「バカな奴」と思われてるみたいだけど、
バカのほうが楽しいから、それでよし!

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★4・看護婦さん

とある掲示板に、他の人が「看護婦さん」について書いているのを見たら
私も書きたくなってしまって。以下引用

-----------------------

元パ、看護婦でした。
(今でもそう? それとも別の資格をとった?
会話できないのでそれは不明←恨み節。ごめん)

> かわいそう〜なんて患者さんに同情してると
> 我が身がもたんそうです。

元パの周りで「かわいそう」に引き込まれて
自滅して辞めてく人の話を、1ダースくらい聞かされました。
それだけ大変、っていうことなので、
夜勤の送り迎えとかはできるだけやっていましたけど……
私が貿易会社で
「本人はOLのつもりなのに、会社にとってはできの悪い営業社員」
という状態になってから……つまり結婚する前後からは、
こちらもとてもじゃないけど
0時前に送っていったり
1時すぎ(だと思っていたら3時頃まで待たされたこともあった)に
病院の前に車を止めてずっと待っていたり……
はできなくなりました、さすがに。

> 自分の受け持ちの患者さんが交代の時間に病状が悪化してても
> それにひきずられることなく、自分の時間をすごせないと
> 看護婦は勤まらないって。
> 実は、ナイチンゲールもすごい厳しい人だったそうです。

厳しすぎて全てを支配しないと気がすまなくなっちゃう、とか……
根が優しいタイプだと、もしかしたら「過剰適応」してしまうのかも。

> いちいち誰かが死んだとめそめそしてたら勤まりませんわな。

ときどき(主に準夜勤=夕方から深夜までの時間帯に勤務=が終わって)
車に乗り込んできて
「どこでもいいから走って」
と言われて、ふと気がついたら隣の県まで走ってたこと、あったっけ……
18年くらい前のことだけど

> 私の友人(男)が以前は看護婦=白衣の天使幻想を持ってたのですが
……
> ま、幻想にひたれる人は幸せではないかと。
(追記:なんか「看護婦さん=白衣の天使に優しくしてもらうボクちゃん」って
幻想持つ男の子とかヲヤヂとか、多いらしいですね。
私には理解できないし、ちょっと「ゲロ」な気分になります。
「私の奥さん、看護婦なんですよ」とか言うと、スケベそうな顔して
「いいねえー」とか言ってくる同僚とか、
貿易の時も予備校の時もいたけど、
言われたときには意味がわからず、後になってからようやく理解できて、
おぞましい気分になることがありました)


確かに、そんな幻想なんか持ってるヒマありませんでしたね。
私自身は(主に父親の方針で……って、
別に「なんとかの箱舟」じゃないですよ!)
病院とか行ったことなかったので、
看護婦さんに憧れることもあんまりなかったので
(白衣がカッコイイと思ったし、着てみたいと思ったり
そういう仕事ができたら、と思ったりしたことはあったけど)
(↑って、しっかり憧れとるやんけー!!>自分)
元パと交流する中で、現実の看護婦さんのことを
いろいろ聞かされたのは、貴重な体験だったと思います。

-----------------------

で。
(ここからは掲示板に書いてないこと)
元パの勤めていた病院は「循環器」が「得意」だったのですね。
心臓とか、肺とか。
どうしても「生きるか死ぬか」みたいな人がよく来るので、
「集中治療室」がとても充実していたらしく、
若くて元気でやる気たっぷりの看護婦さんを充てていたそうです。
ところがところが。
どうにか集中治療室を出て、後はちょっと時間をかけて様子を見る……
(でも「生きるか死ぬか」の状態なのは変わらない)
そのための「一般病棟」は、循環器系でも
あんまり人が充てられなくて、
回復しきれずにシテってしまう(「シテ」は病院用語で「死」のことらしいです……
って、あんまり書いちゃいけないのよね、こういうことは。
でも「隠語を使わなくてはならない」って、とても危険な世界のような気がする)
そういう人をたくさん見させられる状況の中で
必ずしも「元気いっぱい、やる気まんまん」ともいえないような
看護婦さんが不足気味に充てられて……

元パは私が貿易会社で出張ばっかりさせられてた頃に
私と張り合うように仕事してたけど、
意地で辞めずにがんばった挙句に
ヒラの看護婦なのに、看護婦名簿では「婦長さんのすぐ次」に載るほどの
「古株」になってしまいました。
それって循環器病棟に配属されてから、僅か1年ほどしかたってなかったのに。


あ。
このお話。
前にも書いた。
しかも、なんで私は今でも元パのこと、自慢したりするんだろう?

循環器にいた頃の元パの疲れた顔を思い出します。
はっきり言って「ゾンビみたい」だった。
そんなに大変なんだから、いたわってあげたかった。
けれど、こちらも大変だし、張り合ってるみたいな雰囲気もあったし、
なかなかいたわってあげることができなかった。
送り迎えも、↑だんだんできなくなっちゃったし。


ただ、そのことについては、ちょっと言いたいです。
ていうか、まだ混乱してる。
私は東京でがんばって生きたいと思っていたけれど、
「結婚したいのなら地元に戻ってきてほしい。私は地元を離れられない」
と言われて、
「まあいいや。結婚退社、寿退社だと思えば」と考えて帰郷し、
「結婚したいのなら私(元パ)のほうの名字を名乗って。お墓を守りたいから」
と言われて
「まあいいや。嫁入りだと思えば」と考えて言われたとおりにして、
ところが
「私(元パ)はあなたの稼ぎだけで生活できるようになりたいの。
子育てをしっかりやりたいから」
と言われて、その他にもなんだか
私が「一家の大黒柱」にならなくちゃいけないような状況っていうのが
いくつもあって、
私にはとてもじゃないけどそんなことできなかったので
どんどん失望されて、……

で。

最後に、見捨てられたんだ。私。

そりゃ捏造に近いかたちで離婚届を無理やり作って市役所に出しちゃったのは私だし、
それまでにはっきり言って「DV」としか言えないようなこともした。
(怒鳴る、とか、床に組み伏せて身動きできないようにして自分の言い分を聞かせる、とか)
↑どっからどう見てもDVだよね、これ……
いっそ訴えてもらって、前科持ちにでもなれば「男のまま」でもよかったかも……
なにそれ??!!
ていうか、自分のことを諦めることもできたかも。
希望を持とうと思ったら、女に戻るしかなかった。
なんか、めちゃくちゃ。言ってること。


あ、だめだ。
まともに考えられない。
私はなぜ「嫁入り」のようなことをしたのに
「大黒柱」とか「DV亭主」とか、できたわけ????
あ、「できた」んじゃない。少なくとも「大黒柱」なんて失格だし、DVは犯罪じゃん。
この犯罪者め。おまえの言い分なんて、誰も信じちゃくれないよーだ。

薬が切れてきたみたいです。
だから文章長い。

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2002年04月05日(金) 言い訳(^^;

今日(っていうか書いてるのは翌4月6日なんだけど)、
何も書かないでいたのは、
オフの「生活」をあれこれやっていたのと、
「AirH"」を買ったのと、二つの理由からでした。

「明日」(っていうか書いてリアルタイムにとっては「今日」)
大阪に行きます。
帰りは7日。

↑実は6日なのに「4月5日」のページに書いてるのは、
6日の記事が「未記入」になっていれば
出先でケータイから書き込めるから

たぶん私の「沈黙」ってけっこう珍しいから、
心配してくれた人も多いのかもしれないけれど、
実は元気です。
(薬が「大ヒット」だった、ということもあるかも……
でも、それはそれで「いつかやめられるのか?」という不安が
ちょっと頭の隅っこのほうにコブのように……
ま、いっか……)

2002年04月03日(水) The First Day of Your Life TransNews 言い訳

★1・The First Day of Your Life
★2・TransNews
★3・メールのお返事遅れてしまってすみませんm(__)m

★1・The First Day of Our Life

"Good morning!
Today is the first day of the rest of your life.
Have a nice day!"


ということばを思い出した。
私がこれを最初に見たのは、予備校の講師をしている時だった。
出典:『西谷昇二の英文解釈』(西谷昇二・著、旺文社1996年)
なかなか実感が持てなかったけど、
今はなんだかわかるような気がする。

それはちょうど、
「生きる」ということを考える人は実は強く「死」を意識しているのだ、
というのと同じようなところがあると思う。

たぶん、日本語(っていうか漢語なので原典が日本か中国か知らないけど(-_-;)では

一期一会(いちごいちえ)

というのが、いちばん近い言葉なのかも。

(BGMショパン「ノクターン」変ニ長調)

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★2・TransNews

私がHTML化した「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第2版)」に
リンクを貼ってくれる、という人があらわれた。
なんだか、もしかしたら人の役に立っているのかもしれない、と思うと
嬉しくなってしまう。
TransNews( http://members.tripod.co.jp/transnews/ )
を開設しているYokoさんだ。
資料として採用してくれた。↓
資料(Materals)
http://transnews.tripod.co.jp/sub4.htm


こうやって「人に認められる」ことが少しでも出てくると、
私はそういうこととの距離もじょうずにとれないので、
放っておいたらたぶん「天狗」になってしまうだろうと思う。
「私、こんなに役に立っているのよ」とか。

でも、(まだ理屈でしかわかってないみたいだけど)「天狗」っていうか「慢心」してしまうのって
実は元になる「自己評価」があまりにも低いせいで、
「こんなに卑しい自分が、これだけのことができた! なんてエラいんだ」
という気分になってしまって、
それがみっともなくて人から顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまうのだろうと思う。

実はこれ、某元野球監督の奥さんが逮捕された報道を見ていて気がついたのだった。
派手な格好したり、すごく強気なことを言ったりするのって、
本人ははたから見ているよりもずっと自分のことを低く見ているから、
「評価に見合った姿」をしようとして、
なんか、どっかにずれていってしまうのだろうと思う。

私もねー、それ、自分がアブナいと思うのよー(-_-;
「こんなにくだらない私という存在が、これだけのことができた!
私、更生して昔とは比べものにならないほど(?!)エラくなったんだー」
って、ちょっぴり思いそうになっている自分がいる。

お願いだから、それだけは踏みとどまってね。
そうでなくても、けっこうみっともないんだから。>会津里花さんへ

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★3・メールのお返事遅れてしまってすみませんm(__)m

ちょっとお知らせ(っていうか、また「言い訳」(-_-;)

こちらへおいでくださる皆さん、いつもありがとうございます。
この間、私はなんだか何かに憑かれたかのように
(そのヒト?は名前が『わかほりさん』っていうらしいの……(爆))
この症状が出てるときの私は、
せっかく大切なお友達から素敵な内容のメールをもらったりしても、
優先順位がめちゃめちゃに壊れているせいで(フロントグリルが全壊、とか?)
そのお返事が1週間後とか2週間後とか半年後とか(←をっ、をいっ!!(-_-;)に
なってしまうことがあります。
私って、けっこうお返事の内容書くのにたっぷり時間取ってしまうんですよ……
できるだけ、その人が私の目の前にいるつもりで。
(それを忘れると、とても残酷なことを知らないうちに書いちゃったりするし(;_;)
うう、「人間性悪説」か……←ここでは「性悪」は「しょうわる」と読みます(^^;)

でも、受信トレイを毎日必ず2、3度は見ていて、
そこにはそういう「大切なメール」が残してあるので、
毎日その人たちのことを思いながら
オンラインにつながっているのです。

どうかそこのところ、ご理解いただけると
嬉しいです。

ほんの少しずつでも、お返事は必ず書きますから。
(あと、差し迫った事務的な連絡とかだと、あんがいお返事は早い……
だって、気持ちを込める必要、ないんだもん(^^;)

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2002年04月02日(火) 大変なことに(医療事故)

★1・Bad News....

@ケータイ

具体的なことは書かないけど、
っていうか分かる人には分かっちゃうだろうけど、
大変なことになった。

えっと、落ち着こう。
そっか、早口でしゃべると焦ってしまうから、
ゆっくり分解して。

「大」「変」な…=「大分」「変」なことになった。

うん、くだらないけど、
少し、
落ち着いた。

★1・Bad News....

----------------------------------

と、夕方にケータイから書いたけど、
帰宅してからメディアで確認しようとした。

うちでとってるのは「日経」と「朝日」。
父のポリシーで伝統になってしまっていて、
父自身は死んじゃったのに、今でもそのままなのだ。
(地元紙はどうせ窒息しそうなほど視野の狭い愚痴とか
どこのスーパーが安いとかしか
出てないのでいちいちとらない……そんな情報だったら、
他にいくらでもニュースソースはあちこちにころがってるもん。
しまった、話がそれた)

朝日……あった。

以下転載--------------------------
(http://www.asahi.com/national/update/0402/001.html)

性転換手術後に急死、美容整形の女性も 大阪の形成外科

 大阪市北区堂島2丁目の美容・形成外科「わだ形成クリニック」(和田耕治院長)で2月、女性への性別適合(性転換)手術を受けた30歳代の男性の容体が手術後に急変、搬送先の別の病院で死亡していたことが1日、わかった。同クリニックではその直前にも、美容整形手術を受けた女性が同市内の病院に救急搬送されたあとで死亡している。大阪市は立ち入り検査を実施。大阪府警天満署も2人の遺体を司法解剖し、関係者から事情を聴いている。

 西日本に住んでいた男性の遺族らによると、男性は自分の性に違和感を抱いて別の性になりたいと願う「性同一性障害」の症状に悩み、2月25日に同クリニックで手術を受けた。だが、手術後に容体が悪化。翌26日早朝、同クリニックからの119番通報で、同市内の病院に救急搬送されたが、約1時間後に死亡した。肺に水がたまる肺浮腫を起こしていた。

 和田院長は遺族に対し「腰椎(ようつい)麻酔に加え、男性の恐怖心を取り除くために静脈に麻酔薬を少しずつ入れて、意識を薄れさせた。手術後に男性が呼吸困難に陥った。原因は分からない」などと説明したという。

 天満署は搬送先の病院からの連絡で、男性を司法解剖した。大阪市も3月中旬、同クリニックの診療体制を調べるため、職員が医療法に基づいて立ち入り検査した。

 性別適合手術は、国内では「性同一性障害」の患者に対し、埼玉医大と岡山大の2施設が公に実施している。医療倫理の観点から、学会のガイドラインと学内倫理委員会の承認に基づいて手術されているが、それ以外の施設で実施されている実態はわかっていない。

 同クリニックでは、あごの美容整形手術を受けた女性が、1月14日に同クリニックからの119番通報で大阪市内の別の病院に救急搬送され、約3週間後に死亡した。和田院長は同市の検査に対し、「患者は睡眠中に呼吸が停止する『睡眠時無呼吸症候群』だったのではないか」と話し、手術との因果関係を否定したという。

 同クリニックは和田院長が経営する診療所で、96年に開業。市への届け出によると、医師は院長1人で看護師は4人。入院はできない。和田院長は「一切、お話しできない」と話している。(03:04)

毎日……なし

(探し方が悪いらしい。
上の朝日の記事も自力じゃ見つけられなかった(;_;))

読売……あった。以下、そのまま転載:
以下転載--------------------------
(http://www.yomiuri.co.jp/04/20020402ic07.htm)

性転換手術など受けた患者2人が死亡…大阪の形成外科

 大阪市北区の美容・形成外科「わだ形成クリニック」(和田耕治院長)で、女性への性転換手術を受けた男性ら患者2人が手術後に呼吸困難に陥り、搬送先の病院で死亡していたことが2日、わかった。天満署は2人の遺体を司法解剖し、手術に問題がなかったか調べている。

 調べでは、性転換手術を受けたのは東京都内の会社員(35)で、心と体で性が一致しない「性同一性障害」の症状に悩み、2月25日、手術を受けた。手術後間もなく容体が急変し翌日、別の病院に救急搬送されたが、約1時間後に死亡した。

 もう1人はあごの美容整形手術を受けた大阪市内の飲食店経営の女性(39)。1月13日に手術を受けたが、翌日になって自力呼吸が困難になり、搬送先の病院で2月4日、死亡した。

 搬送先の病院からの通報で2人の遺体を司法解剖した結果、肺に水がたまる「肺浮腫(ふしゅ)」の症状があった。同署は専門家に鑑定を依頼、手術と死亡との因果関係を調べている。

 同署の事情聴取に対し、執刀した和田院長は会社員について「腰つい麻酔をしたうえで、静脈に麻酔薬を少しずつ入れて意識を薄れさせた。原因は分からない」とし、女性については「(睡眠中に呼吸が停止する)睡眠時無呼吸症候群だったのではないか」と説明。いずれの手術も「ミスはなかった」と言っているという。

 同クリニックは1996年開業。医師は和田院長1人で看護婦は4人。

(4月2日11:23)

以上転載--------------------------
日経…… あった。切り抜いて「オフライン原案帳#18」に貼っておこう。
(って、あんまり意味ないし、趣味悪いような気もするけど)
あと、なぜか「NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/
」には出てこない。
ま、ふだんできるだけニュースは追っかけないことにしているし、
私の探し方がヘタだし。
(それなのに追いかけはじめたら、たぶん私はどこかおかしくなってるはず……あ、おかしくなってきた(-_-;)
なので、新聞紙にインクで印刷されてるのを書写します(^^;
以下転載--------------------------

手術後に2患者急死
大阪の形成外科 府警が事情聴取 院長、ミスを否定

 大阪市北区の美容・形成外科「わだ形成クリニック」(和田耕治院長)で、一月から二月にかけ整形手術や性転換手術を受けた二人の患者が術後に容体が悪化、死亡していたことが、二日までに分かった。

 和田院長は府警天満署の聴取に対し「手術のミスではない」と関連を否定しているという。

 市保健所と天満署によると、一月十三日、大阪市平野区の飲食店経営の三十代の女性が同クリニックであごの手術を受けた後、容体が悪化し、別の病院に救急搬送されたが、二月四日に死亡した。

 東京都内の三十代の男性は自分の性に違和感を抱く「性同一性障害」に悩み、二月二十五日に約五時間半、手術を受けた。しかし、容体が急変し、大阪市内の病院に運ばれたが、翌二十六日早朝に死亡した。

 搬送先の病院からの通報を受けた天満署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、遺体を司法解剖した。子音は特定できなかったが、二人とも肺に水が溜まる肺浮腫の症状を起こしていた。

以上転載--------------------------
なんか、いろいろ言いたいことがあるんだけど、
ちゃんとまとまらない。

ただ、私は祈ろうと思う。

神さま、
あなたの大いなるお心は、現代の人間の視野をはるかに超えていらっしゃいます。

死んでしまった人が(それぞれ、ご自分の)神さまのもとで
安らかに過ごされますよう。

お二人の死が、性同一性障害者の生きる道にとって
決して無駄ではないものとなりますよう。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

そうして、私を生き長らえさせてくださってありがとうございます。
私がこうやって生き長らえることが、
どうかわずかでも人の役に立つものとなりますよう、
お導きください。

イエス様の名によって、私の信じる神さまへ。
アーメン。

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2002年04月01日(月) 著者近影 ワダツミの木 釈明

★1・著者近影
★2・(無題)
★3・ワダツミの木
★4・釈明



★1・著者近影

「証明写真」の自動販売機(?っていうんだっけ?)で撮った16枚のうちから
いちばん汚れてないの。↓
2002MarJackie
Jackie in Mar. 2002

なんか、「そうにらむなよ。わかったから」って言いたくなるような顔ね。
こわ。

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★2・(無題)

もう、いやだ。

誰か、助けて。

元パは、何の根拠も示さず、ただ
「ダメだ」
という。

違う、
「やめて、いやだから」
と言った。

私が書こうとしている本の中に、
彼女と子どもが出てくる、という
そのことに対して。

たぶん、これ以上電話をかけるとかなんとかしたら、
正真正銘の「ストーカー」なので、
もうできないし、
彼女が確かに苦しい気持になってしまっているのはわかるので、
したくもない。

でも。

私はそうして、見捨てられるのだ。

最愛の人には、必ず。
どうせこんなの「白黒思考」でしかない。

わかった。

彼女のことが絶対にわからないような書き方、してやる。

(といっても、私がHPとかあちこちの掲示板に書いてることを総合すれば、
誰のことだかわかってしまうだろう。
そういうの、元パはいちばん嫌う)

未完

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★3・ワダツミの木

上の記事で、もしかしたらとても心配されてしまった人がいるかもしれません。
(あるお友達は本当に電話をかけてくれました。
私、それですごく救われた。
本当にありがとう。本当に)

だいじょうぶです。

少し、HPの活動について「再構築」しようかな、と思います。

とりあえず、元(はじめ)ちとせの『ワダツミの木』を何度も何度も聞いていました。
奄美の節回しが、とても心地よいです。
「日本のソウル」なんていうと陳腐だけど、
民族のバックグラウンドがあってしかも「現代」というセンに乗っている、
とてもセンスの良い、
私はリスペクトしたい歌だなあ、と思いました。

私、「島唄」のレパートリーが増えるの、好きだもん。

恒例「今泣いたカラスがもう笑った。カァ」でした。

(たぶん次に本気で失踪したら、もう二度と帰ってこないだろな……)
だから、人騒がせなこと書くなっちゅーの!!
(っていうか、どうやら私は人に「心配してもらいたい」らしいです。
ごめんなさいm(__)m)

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★4・釈明

(とある掲示板に書いたこと……)

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もしかしたら私のことまだ誤解してる人がいるかもしれないので
(って今こんなところに書くことじゃないかもしれないけど)
いちおう、ちょっとはっきり書いちゃいます。

私は、出生時は「男の子」として生まれ、
男になるように、と育てられ、
ある程度それはできるようになったけれど、
心の底ではいつも「それは間違っている」と思ってきました。
元パには悪いけど、……っていうか、
元パは絶対に聞こうともしてくれなかったけれど、
私は彼女にこそ、私が本当は女性だということを
理解してほしかったのです。

退職金を全部はたいて手術も受け、
今の私は戸籍上は「長男」のままですけれど、
社会的には女性として生きるしかないのです。
「そんなお金があったら養育費にまわせ」と思われる方も
多いと思います。
それはいくらでも私に言ってください。
辛いけれど、何度でも聞きます。

でも、この体が手に入らなかったら、
たぶん私は(あんまり自殺したいとは思わないようになっていたので)
きっととんでもない犯罪者にでもなっていたことと思います。

男として育てられ、
自分でも「間違っている」とは思っても
そうしなければ生きていくことはできない、と信じていたから、
男になろうと努力したので、
かなりそういう人間になってしまったのは事実です。
悔しいけれど。

でも、どうか私を「男に戻す」試みだけは、
止めて下さい。>all

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