原案帳#20(since 1973-) by会津里花
★表紙へ戻る★  ★#22★  ★#26★  ★セクマイ★  ≪前   次≫   ▲目次▲

2002年01月31日(木) 夢の中から(メモ) +補足 +「病としての男」

(*後から編集→★「病としての男」へ / ★今日の金八先生へ)

@ケータイから書き込み。
今、10時半頃なので、これ書いたらお湯浴びてバイトへ行こう。

『さらば我が愛――ハロー・ベッキー』っていったかな、
大橋ミカさんがラジオで「シネマのコーナー」やってる。
京劇……
香港版「やおい」?!
「女形として成功するが、『性自認は男』ということにこだわる主人公。
ところが、幼馴染みの同僚(=男)に対する愛情が募り…」
おもしろそう! 見たい…
(劇団に映画に詳しい子がいるから、聞いてみよう)

ちゃんと寝ると、気持ちいい。
*あとから情報:「ハロー・ベッキー」はワラタ。
正しくは『覇王別姫』→Webページめっけ♪ http://www.netlaputa.ne.jp/~abmi/asianbutterfly/hkg/best50/saraba/saraba.html
)

昨日、劇団に「押しかけ鍋」をやった。
あ、1000字だ

ページのトップへ

@ばりゅちゃんから、補足


「1000字だ」と思ったけど、そんなの大嘘!!
今カウントしてみたら、たったの「236字」。
どうやら、ケータイからだとその程度の文字数しか書き込めないらしい。

寝ながら書いているうちはよかったのに、
起きだしてお湯をあびたら、却ってあんまりよくない考えに取り憑かれてしまった。

私は、「元男」だった、ということと和解したい。
そのことは認めて、生きたい。
けれど、「じゃあおまえは男だ。男に戻れ」と言われても、
(今どきまだそんなことを言うおばかさんが生き残っていればの話だと思うけど)
戻りたくないし、今の姿じゃたぶん戻れないだろう。
それに、戻ってしまったら、やっぱり、死んでしまうだろう。
そこまでして生きていきたいとは、思わない。
貫きたい愛だって、あるもん。性愛じゃないけど。

↑と書いたら、思い出した。
私の大好きなミュージシャン、あぶぅ(→ http://abuj45.tripod.co.jp/ )の曲、
今でも暗記してしまっているのだ。

喜びも悲しみも 僕のところにはある
ちっぽけな愛だけど 僕のところにはある
いつだって立って行ける 光だってあるから
照れるけど 想ってる 夢だってずっとある
動いてる人生さ 切り開いてこう

真っ白な 真っ白な 画用紙に 僕の心を描いていこう
真っ白で 何もわからない明日に 思いどおりに描いて

(阿部浩之『うずまき』より/「動いてる人生さ!」)


とてもいい思い出だ。
彼にライブ、やってもらいたいなあ……

あ、いけない、バイトに行かなくちゃ!

ページのトップへ

★「病としての男」(本文は別ページ)

★2・今日の金八先生

(『お話しましょ♪#2』に書いた内容の転載です(^^;)

見ながら……っていうか、見終わりそうになって、
書きたいことができてきたので、
ノートを開きました。

のこと
んー……ちょっと「説明的」。
でも、(私も含めて)「当事者」は
自分から「知りたい」と思っているので
下手すると「耳年増」っていうくらい
いろいろ知っていて、
ああいう「説明的」な部分を
「何を今さら」と思ってしまうけれど、
非当事者なら「初めて聞いた」という人も
多いはず。

あと、金八先生が素直に戸惑っている姿、
私には印象的でした。
当事者からは、逆に
すぐ周りにいる非当事者……っていうか「関係者」の姿が
よく見えない、ということもあるはず。
私の周りでも、もしかしたら誰かがあんなふうに
「もうちょっと待って」としか言えずに
戸惑っていたのかも。

おかま(?)の男の子
「おかま=悪役」っていうイメージになりそうで、
はっきり言ってイヤだ。
あの子なりに抱えていることはあって、
それでああいう表し方になってしまうのかも、
とは思うけど……
あの子のお話も、一度は見たい。

みゆきの赤ちゃんのこと
「想像妊娠」。
でも、「おなかの中にさびしい顔した赤ちゃんがいる」。
この言葉に、私は強く共感してしまった。
赤ちゃんは、さびしい女の子のお人形じゃない。
けれど、お人形さえも持てないまま
……「お人形」は比喩だけど……
追い詰められてしまった女の子、あるいは女は
我が子を人形と同じように
自分を慰める道具にしてしまうことだって
あるのかもしれない……

決して、「自分よりも大切」とだけ思って
愛しぬくことは「親なら当たり前」とは
言い切れない、と思う。

しかも、「自分より大切に育てている」つもりでも、
気が付いたら自分の心のひずみで
がんじがらめにしてしまっていることだって
あるかもしれないのだ。

そういうことに囚われずに
子どもの幸せを素直に実現するには
親自身が幸せになるしか
ないと思う。

追記:「金八先生」というドラマの構造
このドラマは「教育」ということをベースにして描かれている。
だから、たとえば、私にとっては私が、あなたにとってはあなたが、
それぞれに過ごした中学や高校での思い出が「自分を主人公」にして思い出されるように、
一人一人の登場人物それぞれが、それぞれ「自分にとっての主人公」である、ということを
かなり強く意識して作られている。

(長い余談になってしまうけれど、
映画『タイタニック』はもちろん若い二人が主人公として描かれてはいるけれど、
あの映画が劇場上映中のあるとき、ラジオで
「他の登場人物の過ごしているサイドストーリーも、
しっかり時間の経過などにしたがってリアルに描かれている」
と誰かが言っているのを聞いたことがあって、
ドラマには確かにそういう要素があるのだ、ということを思い出したのだった。)


「金八先生」を見ていて、私もともすれば「直」にだけ集中してしまいがちだけど、
他の子たちのストーリーも、それぞれの子がリアルに過ごす時間、
つまり「生活」を持っているものとして描かれている、ということを見過ごせない。
(『お話しましょ♪#2』には書かなかったけど、
「のぶた」と呼ばれている男の子の両親が離婚していて、本人もあれこれ傷ついたり
ヤバい悩みを抱えそうになったりしているのに、
金八先生は気づいてもいない。何の役にも立っていないのだ。
これにはすごく、やきもきしてしまう。
お父さんの再婚相手の女性は、もう完全に「児童虐待」状態になってしまっている……
かわいそう(;_;)……っていうか、身が凍りつくような気持ちにさせられる。
子役の子が本当に泣き叫んでいるように聞こえることもあり、
「たとえドラマでも、そこまでしていいんかーーー??!!」と、思わず叫びたくなってしまう)


また同時に、
金八先生のクラスは確か「30名」からなっているけれど、
いくら「有能な(?)」金八先生でも
(作者の小山内先生はできれば『有能』とは描きたくないんだろうけれど)
一人一人の子が「自分が主人公」のストーリーを持っているということを踏まえて関わるのは
30名が「限界」だと思う。

私の世代なんかは「40名学級実現!!」とか日教組が声高に叫んでいる時代だったけど、
40名でもまだまだ多すぎたのよね。
私の経験では、せいぜい教師一人あたり10名以内じゃないと、
金八先生みたいに「一人一人」としっかり向き合うことはできないと思う。
(予備校の受験のみを意識した授業とかだったら、当然話は別だけど)


まあ、金八先生自身、「みゆき」のことなんかでも、思いっきり「後手に回る」状態だったけれど、
仕方ないといえば仕方ないのかなー、と。
もちろん、みゆき本人にしてみれば「冗談じゃない!!」っていう心境だろうけど。
「1クラスに何十人も寄せ集めなくちゃいけない」って、なんだかまるで「常識」みたいだけど、
ところでそれ、
誰が決めたの?


「オマエ、なんでそんなに教師に同情的? 日教組の回し者か?」
とか思われるかもしれない。
確かに私は日教組に対して同情的だ。
だってさー、それでなくても
「生徒のことなんかかまってられるか」みたいな仕事させられているのに
当人たちだけで「職場環境改善」とか「運動」しなくちゃならなかったんだもん。
きっと、「生徒はだいじ。でも、要求を通すためには授業を止めてでも活動するしかない」
みたいな矛盾に負われていた先生、多かったと思うもん。
それで生徒を放ったらかしにしたことが許されるわけでは、決してないのだけど。
塾教師経験者は、深いため息とともに思ってしまうのだった……

私は、相性が悪かっただけなのに「日教組が悪い」だの「教師っていう職業はサイテー」だの言う人は、
許す気になれない。

(実際、無責任にそういうことを言う人が目の前にいたことがあって、
私にしてみればその無知をさらけ出す姿にこちらが恥ずかしくて仕方なかったり、
いいかげんなことを言いふらす無責任な態度に腹が立ったりしたことが、何度かある。
bouryokuokama kimochiwarui!)

あ、文字化けが。
今日は不機嫌でいけないなあ……っていうか、更年期のヒステリー?
しまった、薬飲んでなかった!! 飲もう。

っていうか、もう限りなく話が逸れてるし、
なんだか文字の色もそろそろかすんできたので、
本当に、これくらいにします……
ああ……
見えなくなる……

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月29日(火) 頻度 断片集(みたい?) →途中経過。

(書式、中途半端。ユルシテッm(^^;m)

次の
★途中経過

……ていうか、日記の書き込み頻度が、これから少し低くなってしまうかもしれません。
それに、1日の書き込み数量が平均2000字以上、ということもなくなるかも。
なんだか実は「がんばりすぎ」かも。

理由は、昼間の・オフラインの・生活をきちんとしたいから。

「匿名」さんは、なんだか1月24、25日に来ただけで、あとは来てないみたいなので
あんなに目くじら立てて怒る必要もなかった……
つまり、私の過剰反応だったんだ、とも思います。
それに、やっぱり「とあるHP」は嫌味でしかなかったと思うし。
(でもやっぱりどこなのかは書かない(苦笑))

そうそう、よろしかったら
お話しましょ♪#2
というのを作ってみましたので、おいでませ♪
もともと
お話しましょ♪
があるので、別の使い道を考えたいところなんだけれど、
残念なことに絞り込めません。

というわけで、今、29日の午前3時半。
この時間帯にオンラインにしているということ自体が異常だと思うので、
この時間はこのくらいにします。
今夜もお稽古。
明日もお稽古。
生活のサイクルを変えていく……
(ていうか、舞台をお楽しみに!)

★もらったメールの返事ができない
★睡眠時間がかなり削れてる
 (今朝はデパスで挽回……でもまだちょっとふらふら)
★お芝居の稽古はほぼ毎日!
★日本語教師要請講座再開を決定
★そろそろまた血液検査とか医療関係始めなくちゃならない
 (脱毛とか、歯医者さんとかも(^^;)
★旧作品の製本化←ちまちまとプロトタイプ作る作業
★JUST「男性問題連続講座」継続参加

自立したい。
……と思ったら、仕事でもないのに自分の生活が
「いっぱいいっぱい」になっていることに気づいた。
むしろ、いろいろやることでお金が出て行く一方。
またちょこっとお店、手伝おうかな……
安全なお店とつながってるし。()
(でもそうすると生活はまた乱れる)
今、「朝起きて夜寝る」生活ができないのが辛い。
すごく辛い。
夜の人間関係(←って決して怪しい関係じゃないけど)を切っちゃおうか……
そうすれば、とりあえず健康的にはなる。お金もかからなくなる(ある程度は)。
それが必要なのかなー……?? 自分でよくわからず。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★途中経過


どうやら「デパス」とそれによる午前中の睡眠がとてもよく効いたらしく、
バイトにもちゃんと行けたし、帰ってからしっかりご飯も作って、弟と二人で食べた。
お腹イパーイ、っていうやつ?!
……
さてさて、ところで、先輩の安全なお店()から、
なぜか突然「ちょっと手伝ってくれない?」とのオファーが??!!
も、もしかしたら、ここ、見られてる……なわけ、ないか……とは、言い切れないかも……??
で、でも、まあ、見られて困るようなこと、書いてるつもりはないし……
というわけで、行ってきまーす(^^)/~~~

この記事のトップへ
ページのトップへ

アホな計算。
1/1〜1/29までの大まかな平均字数は、約3000字弱。
(Excelと字数計算ソフトで計算してみた:
タグもまとめて数えてしまうので、大雑把だけど 「1800+総文字数/1800」を「タグの文字数」として差し引いた)

2002年01月28日(月) 朝のニュース 詩と朗読のこと 「匿名」

★1・朝のニュース
★2・詩と朗読のこと
★3・「匿名」



★1・朝のニュース

★恐怖は差別を生む。
★アメリカは国内でどたばたすべきだ。
単なる「民族(?)国家」でしかないことを示すために。
(簡単に言えば、もっと卑小であることを思い知れ、ということ。
いつまでもヘンなプライドにしがみつこうとするのは、見ていて気持ち悪い)
★イスラムの状況を、クリスチャンは決して「他人事」と捉えるべきではない。
★貨幣価値は人々の希望の量によって決まる。
希望が持てない現状が、長期化する経済的停滞の最も大きな原因だと思う。
ただし、「希望」というのは、決して「カネについての希望」のことではない。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・詩と朗読のこと

詩って、本当にいろんな楽しみ方があるんですね。

私、「朗読」大好きです。(じょうずかへたかはともかく)
いつか、やさしいお話を書いて、子どもたちに読んであげられたらなあ、
と、思います。

追記――
朝まで有線で「ニューエイジミュージック」というチャンネルを聞いていた。
とても美しく、くつろげる音楽だった。
私は、なぜか感動して、涙がこぼれた。
それから、こう思った……
<私もこういう音楽が作りたかった。
こういう音楽なら作れそうだ。
でも……
今の私には、そのための方法がない>
何が言いたいんだろう、私?

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・「匿名」

あるHP……って書くと嫌味だけど、これはわかる人にだけわかればいいので、
実際どこのHPかはあえて書かない。
(でも、こうやって先にぐたぐたと前置きして、
これから書くことが「そういうたぐいのこと」であるのを示唆するのは、
私なりの配慮のつもり……
まあ、「嫌味」なものは「嫌味」、って言われればそれまでなんだけど)
(それに、前にぜんぜん別のとこだけど「とあるHP」とか書いたら、
「そのとあるHPから来た者です」とか言って
とても嫌なことを言われたこともある……ああ、
だからこうやってぐたぐた前置きしないではいられないのか>自分
「恨み節」なのね……ああ、やだやだ(-_-;)

で? もう「ぐたぐた」はいいから。何なの?

ていうか、言いたかったことの一部をカッコの中に書いてしまったような気がする。
よそのHPのことだし、自分のことでもないので、あえてここにも書かないでいたけど、
今は自分自身がとても気持ち悪い思いをしているので、あえてここに書く。

なんだか、SimのHPの「Log」の欄に、ずばり「匿名」という名前でアクセスしている人がいるのだ。
たぶんその人なりに何か考えがあってそうなさっているのだろうけれど、
悪いけれどその真意は私には全く伝わってこないし、
私にとっては単なる「脅威」以外の何ものでもない。
なので、申し訳ないけれど、「匿名」を止めるかアクセスを止めるか、どちらかにしてほしい。

詳細な理由:
1.「匿名」にしなくても、私はあなたに対して脅威とはならないし、
もしも悲しいことに、私があなたにとって脅威となってしまっているのなら、
あなたが「匿名」でいつづける限り私が脅威であることも終わらないと思う。
だって、私には「脅威になろう」という意思が全くないのだから、
無自覚に「脅威」であることを無自覚なまま正すことはできないと思う。
2.もしもアクセスログに名前が残ることで「第三者の脅威」が発生する危険がある、というのなら、
できればなんでもいいから他の誰にもわからないハンドルでアクセスしてほしい。
他にも、私には全くわからない人からのアクセスがたくさん出ているけれど、
「匿名」つまり「誰かわからない≒誰でもありうる人」でなければ
私はちっとも気にならない。
(万が一の時には個人を特定できるわけだし←それはお互い様でしょ?)

以上、ちょっと過剰反応かとも思うし、「ほんのちょっとしたミス」とか
「そこまで言われるようなことをした覚えはない」と「あなた」が思われるとしたら
気分を害されたことに対して申し訳ないとも思うし、
意図せずにそうなってしまっていたら、それはあなたのせいじゃないので
そういう「設定」をした人に私の怒りを渡してあげてくださいね。(^^;
でもさー、ネットで「匿名」って、それがルールになっているところ以外ではご法度、って
そろそろ「常識」って考えてもいいんじゃなーい?
(「常識」っていう言葉は基本的に嫌いなんだけど、私は……
でも、対話しようとする双方が安心して歩み寄れるような「共通認識」は必要かも、と思う。
人を抑圧する手段でなければ「常識」を嫌う必要はないんだよね)

ところで
「ネットの匿名性」についての私の考え。
過去にこういうことがさんざん言われ、また今でもそれがまるで「常識」のように扱われているけれど、
それって「人類の発生当初は火の使用がとても特殊なことだった」とか
「自然状態における人間関係は『万人の万人に対する闘争』である」とか
そういうのと同じレベルの発想だと思う。

それとも、「田沼意次の政治が失敗したのは、運用するほどのマナーが浸透していない社会に
いきなり資本主義を持ち込むことになったから」とか
「共産圏が崩壊したのは、資本主義の発達していない社会に
いきなり社会主義を持ち込もうとしたから(笑)」とか(?苦笑)
(でも、まじで「まだ決着ついてない」と思ってたりして……やばいぞ、自分。
まっ、いいか、EUの成功を見届けられれば。
EU≒看板を架け替えただけで実は「社会主義的統合」……
だって「UNION」じゃないの(笑)
そういうのと同じこと、と言ってもいいかも。

オフで会って話をするとか、手紙でやりとりするとか、電話で話すとか、マスコミが騒ぐとか、
そういうこととオンラインコミュニケーションは「技術・方法・手段」が異なる。
郵便物としての「手紙」と、電話回線を使用した「FAX」ですら、
同じ文字媒体なのに書式が全く異なる、というのと同様に、
オンラインとオフラインでは
守るべきプライヴァシーの考え方が異なるのは当然だ。


でも、「何が起きるかわからない、何をされるかわからない」といって
何もかも秘匿しようとするのは、
まるで「家の中で起きていることは決して口外してはならない」という「ACの温床」
何ら変わりはしないではないか。

少なくとも私は
……っていうか私自身もあれこれ失敗してきて
「今、たまたまそう思っているだけ」なのかもしれないけれど……
「匿名でなければできないこと」はできるだけしたくない。

笑っちゃうようなことを言うけれど、「選挙の投票」でさえ「匿名である必要はない」と思うほど。
(「身近な人になら投票内容を言ってしまう」という人も多いでしょう?)
っていうか、あれっ、なんで「匿名投票」なの?

……ええっと、確か「投票者の思想の自由を守るため」だったような。

でも、実名で思想や政治的信条を語り合えない社会って、実はとても「幼稚」なのでは。
「敵対勢力に対しては実力行使を以ってしても対抗しなければならない」というのが、
そもそもかなり「幼稚な考え」だと思う。
少なくとも、今の日本の「選挙の投票」とかいうレベルでは。

もちろん、それが「現実」ならば、
……臆病なくせに暴力行為にだけはめっぽう強い人たちがいる、というのなら、という意味!!……
守るべき弱いものは守らなければならないけれど、
……たとえば「911」関連とかのレベルだとのんきなことは言っていられないかもしれないけれど、……

「弱いものを守るための秘匿」 と 「後ろめたいことを隠すための秘匿」 は 紙一重だと思う。

とても難しいことだとは思うけれど、
その二つを区別できるような賢さをこそ、
「常識」と呼べるものにしていきたい。

(「レベル」という言葉がたまたま出てきたけれど、これが何かの「ヒント」なのかも?
――書いてる私にもよくわからないけど)

強くそう思う。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月27日(日) 健全な日記 お芝居 メモ Bisexual

★1・健全な日記
★2・お芝居
★3・メモ
★4・Bisexual



★1・健全な日記

(ばりゅちゃんを使う。なぜなら――
ばいおくん、どうしても生活の「くつろぐ場所」に持ってきてしまい、
まともに寝るということを阻んでしまう状況を作り出すからだ。
そんな状況を自ら作り出しておきながら、ハマった自分に苛立ち、消耗し、……
わかってるつもりだけど、やっぱり、ばか>自分)

昨日TSFJというHPを訪れたけど、
そこで論じられていたことは私にとって「活を入れる」ものだった。

確かに私は精神的に「病んでいる」としか言いようのない状態だ。
でも、だからといって、ただ「だらだらしてればいい」わけではない。

念のため。「自罰的な気持ち」から自分を責め立てるように
嗜癖へと駆り立てるわけではない。
悪循環を繰り返す自分の生活ぶりに「飽きた」、「嫌になった」。
それだけ。

もしかしたら、こんな「エラそう」なことを書きながら、
明日になったらけっきょくまた「元の黙阿弥」かもしれない。
でも、幸か不幸かそのことを気にするのは私が一番……ていうか、
もっと言うと、私以外はたいして気にする人もいないと思うので、
そのことで自分を責めて身動きできなくなるようなことにはならない……と、思う。

逆に、なってしまったら、それはそれでまだまだ回復が不十分なのだろうから、仕方ない。

(実は心配してくれている人が何人かいて、↑に書いた言葉を見て
「ああそうかい。だったらもう二度と心配なんかしてやるもんか」と
思うかもしれない。
そんなことになってしまったら私はとても悲しいけれど、
こんなふうに自分のことしか考えられない私の幼稚さ、あるいは症状の重さ、を
どうかわかってもらいたい。
できることなら、そっと見守っていてほしい……)
(ついでに言えば、こんなにくどくどと拘ることが、そもそも「症状」なんでしょうね、やっぱり。
それは、わかる)

今日、ついさっき、お芝居を見てきた。
離婚した夫婦のお話だった。
私は元夫、元妻、両方に半分くらい共感したし半分くらいはわからなかった。
でも、私に見えなくなっているところを見せてくれたような気もして、
なんだか少し、安心した。

今は正直言って「わけがわからなくなっている」ような状態の私だけど、
私は今でも確信できる気持ちを、疑いなくこれからも持ちつづけたい。

私は彼女を、愛している。
「じゃおまえ、オトコじゃん、やっぱ」
というような短絡的なことを言いたい人は、私の姿の見えないところでお願いします。
陰口でもいいけど、私の耳には絶対に入ってこないよう、気をつけてね。

そうして、私は。
彼女への愛情は確信しながら、
新たな愛に燃えるのです。

バイセクシャル」という言葉をとてもマイナスの意味で使う人がけっこうたくさんいるようだけど、
すみませんがそういう人もできるだけ私の前に姿を現わさないでくださいね。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・お芝居

nano secondという演劇ユニットのお芝居を観た。
タイトルは『パドゥドゥー』という。

(前に、知りもしないでエラそうなことを書いてしまい、
なんだか業界の人たちに悪いことをしてしまったと思うので、
あまりやたらなことは書かないようにしたいと思うけど……)


チラシは色刷り・二つ折りになっていて、とても凝ったきれいなものだった。
私が昨年はじめて行ったお芝居にも入っていたし、その後観に行ったあちこちの公演でも
ほとんど必ずと言っていいくらいそのチラシは入っていた。
ただ……
チラシそのものにもとても大きな宣伝効果があったのだけど、
(Mさんはじめ、関係者の皆さんごめんなさい!
でも、あえてこれは言わせてもらいますね(^^;)

理由とか意図とかがよくわからないけれど、お芝居のタイトルに使っているフランス語のつづりが
間違っていたのだった!!→「タイトル」に関する詳細
しかも、チラシの中の文章に「細かいことにも拘る」と書いてあるし、
「タイトルはフランス語で……」とも。
……ううっ。
うさんくさぁーーーい。
(細かいことは書かないけれど、チラシにはあと1、2ヶ所、ちょっとイタすぎるミスがあった)
地元の演劇界について(少なくとも私よりは)詳しい人に
「どんなところなの?」と聞いてみたけれど、
「あんまりいい話は聞かないなー……」だって?!

で。

いったん、「そんなところだったら行くのはやめておこう」と思ったのだった。
チケット代、高いし。

でも。

実は、そのお芝居の演出兼照明の人が、学生時代からの知り合いで、
しかも私がお芝居から全く離れてしまっていた時期(=帰郷して他家へ嫁ぎ、しかも仕事ばっかりやっていた頃)にも
何度も「偶然に出会っている」のだった。
帰郷してすぐの頃に、その人が演出だったか主宰だったかしているお芝居、観たことがあった。

なんだか、「やっぱり観ておきたい……」という気持ちが、むくむくと頭をもたげてきたのだった。
もしかしたら、世間ではそういうのを「怖いもの見たさ」(ごめんなさい(^^;)っていうのかも。
でも、その人なら、「うさんくささ」も理解できる……っていうか、
たぶん「見て損しないうさんくささ」だと思ったのだった。
このあたり、わかってくれる人はもうあまり生き残っていないような気もする……(遠い目)
って、戦争体験の話か、それ???!!!

けっきょく。

お芝居を観る動機としては、はっきり言ってかなり「不適切な」気持ちで、出かけたのだった。
(それに、遅刻したし……(-_-;)

そうして、ようやく(-_-;、感想。

見て、よかった!!!!
私の個人的な事情を込めて、という副詞句をつけてしまうけど、よかったです。
お芝居そのものとして見た限りでどう、というのは、私にはあまり客観的な批評ができない。
それは、今までくどくど述べてきた事情のほかに、もう一つ、
前の記事にも書いたように、このお芝居が「離婚」を扱ったお話だったから。
それで、私は自分自身を、
登場人物の「元夫(弁護士)」「元妻(TVプロデューサー)」の両方に感情移入しながら見れたけれど、
登場人物の年齢設定がたぶん「30歳前後」で(それはセリフにも出てきていた)、しかも
もしかしたら演じている役者さんはもっと若いかもしれず、
(言いたかないけど)「40歳(1ヶ月半たったらもう1コ上ですよ(-_-;)」という私が
完全に自己移入してしまうには、ちょっと無理があったかな、ということ。
弁護士の元夫がちょっと子どもっぽく見えてしまったのは、でも、脚本そのもののせいかもしれない。

良くも悪くも「ジェンダー」をあれこれ意識してしまったのだった。

ただ、……まあ、どうせ「妄想」みたいなものだろうから、
一人でそう思い込んでいる以上のことはしたくもないけれど、……
もしかしたら、私の元パートナーも、
多くの「ウソ」(←それはむしろ私の役回りだったと思う)や
「裏切り」(←あ、こっちも私か……って、ロクなことないやーーん!)の向こう側で
私のことを愛していたのかな、と思うことができた。

男は、基本的に、バカだ。
すぐに目先のことに気を取られて、もっとだいじなものを簡単に裏切ってしまう。
でも、女は根っからうそつきだ。
自分のうそに気を取られて、もっとだいじなものが自分でもわからなくなってしまう。
そんな余計なフィルターの向こう側で、愛が送受信可能になるときが、
ほんのわずかだけれど、あるのかもしれない。

最後の「送受信」という比喩はお芝居とはぜんぜん関係なくなっちゃったけれど、
そんなことを考えさせられながら、見ていたのだった。

そのことを考えるチャンスをくれたこと、感謝したい。
ありがとう、nano secondの皆さん。

タイトルに関する詳細
お芝居のタイトルは『パドゥドゥー』というのだけど、
チラシには大きな白抜きの字で"PADEUX"と記されていた。
残念ながら、バレエ用語でもおなじみの「パドゥドゥー」は、フランス語では
"pas de deux"と表記するのだった。
英語で言い換えれば「steps(=pas) by(of?)(=de) the two(=deux)」)
日本語に直せば「二人組のステップ」。
(02/02/01追記:やったーっ!! ついに見つけた♪ 今まで検索の仕方が悪かった(-_-;
「パドゥドゥー」じゃなくて「パドドゥ」で調べればよかったんだ!
みるみるバレエ用語http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mii21/frame_a.htm』より
パ・ド・ドゥ
Pas De Deux
男女2人の踊り。 パ・ド・トロアPas De Troisは3人の踊り。パ・ド・カトルPas De Quatreは4人の踊り

以上追記)

そうして、このお芝居も二人芝居で演じられたのだった。
役者のお二人、とても大変な役をよく最後まで演じきったと思う。
中だるみとかもなかったし、きっと大変な練習を積んだことだろうし、
才能にも恵まれているんだろう。
お疲れさまでした、お二人さん

この記事のトップへ
ページのトップへ



★3・メモ


藤野千夜さん『日本語とセクシュアリティ』
っていうか、びっくりした。
何をびっくりしたのかと言うと、
「藤野千夜」という名前を『月刊言語』で発見したからだった。
(前にも取り上げた『月刊言語』2002年2月号、
「特集・言語のジェンダー・スタディーズ」・
金井景子「その男の子が、スカートをはく日のために」よりp66)

ただし、そこでも他文献の紹介、というかたちで言及されているだけだが。
以下、金井氏の文章を引用しておく。

以下引用-----------------------
日本語で「書く」あるいは「読む」という行為それ自体のなかに潜むジェンダー化の意識については、
斎藤美奈子編『21世紀文学の創造(7)男女という制度』(2001年、岩波書店)に収録されている
藤野千夜「日本語とセクシュアリティ」を参照されたい。
「僕」や「私」という一人称、「君」や「あなた」といった二人称、そして「彼」や「彼女」などの三人称が、
人物の男女別を指示するばかりでなく、書き手や受け手のジェンダー意識をあぶりだす様子が、
絶妙の筆致で解き明かされていく。
ここで繰り返すまでもなく、ジェンダーということば自体が文法用語から派生したものであったように、
歴史性を帯びたことばそれ自体が、いやおうなくその民族や国家のジェンダー意識を内蔵しているのである。

*改行=引用者による
-----------------------以上引用


ううっ、……お、おもしろそう〜〜〜〜〜!!

でも、取り急ぎ、『ルート225』を読まなくちゃ。
それが先。(今から読んで、読み終わるのは朝か……けっきょく……)

続「MSN」
よっぽどいやになったらしい。
今日、とあるHPを検索しようと思ったのだけれど、
ついついMSNのページを開こうとして、開きかけたら、吐き気がしそうな気がして、
ついつい一瞬「BIGLOBE」(以前の私のプロバイダ)に行きかけて、
でもあれもNEC製品を買うとデフォルトで無理やり加入させられるんだった、と思い出したら
それもいやになって、けっきょく「goo」で検索したのだった。
ふだんはあまり使わないのに。

あるミュージシャン
……っていうか、こんなことすると怒られちゃうかもしれないけれど、
好きなミュージシャンのHP→ABU'S Web

私が帰郷してそれまでに積み重ねたもの全てを捨てて結婚し、
でもやっぱり音楽は私そのものだから、と再開した音楽活動の中で知り合った人。
グルーヴ感が、すっごくイイのよーーーー!!
今年はこの人のライヴ、1度か2度は聴きに行きたい。

っていうか、私の好きなミュージシャンの人に何人かお願いして、
ライヴを企画してみたいなー……
そんなこともしたい、と思ってしまう、
「浮気な40歳」(←竹内まりや『心はいつも17歳』のメロディーで(^^;)
……げろ(ToT)

この記事のトップへ
ページのトップへ



★4・Bisexual

えっと、いちおう、念のため……
上のほうの記事にも書いたけど、私は事実としては「バイセクシャルということになるのかもしれない。
でも、もしかしたら何かしらの否認を帯びてしまうのかもしれないけれど、
少なくとも今の私は女として男が好きなヘテロセクシャルです。

自分でも「言い訳にしようとしているんだろう」と思ってきたけれど、
今日のお芝居を見て、むしろ確信しました。

私は、自分の元パートナーを愛しています。
それは今でも変わりません。
でも
それは、同性としての友情として成立したなら、
もっと良いものとなったでしょう。

筋が通らない言い方になっているかもしれないけれど、これが私の実感です。

心から愛しています。
でも、性的には、もう二度と「性愛」として女性の体には触れたくないです。
誰だろうと。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月26日(土) 書けない。 ― 書いた。

の記事へ
3つめぐらいの

……書いては消し、書いては消し。

このところ、そればっかり。
(今しがた書いて消したのは→こちら)
*とうとう「テキストファイルのままでFTP送信」というのまで覚えた(^^;*

良い意味で「書かないでいる」こともある。

けれど、人の気持ちとか考えて、「こう書いちゃったら誤解される」とか思うと、
とてもじゃないけどそのまま書いてしまえない。

なんだか、とても辛い。
……あーん、もう。


……めんどくさいから、仕切線だけ書いておこう。

戻ってきました。
さんざん、あっちこっちにあることないこと書いて。
書くのはなんか後が大変そうだから、とりあえずロムばっかりして。
実は今、もう「5:32」。
こんなんでお芝居や映画、観に行けるのか?

TSFJ」も見てきました。
少し書き込みもしました。
「GIDは精神疾患ではなく、身体疾患」という言い方、理解できました。
当事者以外にはわかってもらえないような気はするけど。
だから、そういう言い方を、「私が」するかどうか、
それはまたそれで問題がありそうなんだけど。

人と人との距離の問題。
難しい。
メッセに誘ってくれた人たちには、やっぱり感謝していて、
「『だから』日記に書き込みできなくなった」という言い方をするのは
あまりにも失礼だと思う。

あくまで、問題はビル・ゲイツだと思う。
たぶん、こうやって書いてることも、彼と彼の会社の統制下にあって、
あんまり彼らに不利益なことばっかり書いていると、
そんなに遠くないうちにまたぱそこんが動かなくなるんだ。
被害モーソーみたいだけど。

それにしても、人と人との距離のとりかた。
難しい。
とある「I○○」で……って、伏字にするとなんだかわざとらしくて嫌味に見えるから>とある「IFF」で、
「匿名」ということについて、私が考えるのとはぜんぜん違った考え方をする人の書き込みを見た。
っていうか、そのことでここしばらく悩んでいるような気がする。
私とは関係ないんだけどさ、本当は。

ある人が、「そのことで引っかかってしまうのは、自分のどういうところが問題なのか」
という視点で考えたら、と示唆していた。
私もそう思う。
でも、私はそれをちゃんと人に理解してもらえるような言い方で書けそうになかったので、
黙っていた。
はっきり言って、こういうこと、ここ数年の私からは、ちょっと考えにくい態度だと思う。

たぶん、それだけ成長したんでしょうね。
「相手に伝わる言い方ができそうにないから黙っている」
ちょっとストレスが溜まるけど、人の気持ちをぐじゃぐじゃにしてしまうよりはまだまし。

本が読めない。
藤野千夜さんが、読めない。
台本を通して読めない。

あ。

わかった。

ほらほら、私、もう何時間ぐらい、ばいおくんの電源を入れたままにしている?
しかも、弟が「電源入れっぱなしにするなよー」とうるさいので、
(はっきり言ってちょっとうざい。彼の職場ではぱそこんの電源管理はどうしてるの?
彼自身「SE」だっちゅーに(-_-;)
電源を入れている=私がその前に座っているか、その前で寝ているか、どっちかだったりして(^^;

たぶん、24時間以上、オンラインにしたままだと思う。

これは、明らかな「ネット依存症」だと思う。
美容に悪い。
せっかく、金曜日の夜には、某飲み屋さんで、
飲み始めてからだいぶたってから初めて「もしかしたら……僕と同性?」と聞かれたりしたんだから。
実はパスしてなくても、人として受け入れてもらえれば、それだけで十分だけど、
そのためには「それなりに自分らしい(美しさを保っている)」状態でいたいもん。

あと、こんなものを作ってみた。→お話しましょ♪#2
ただ、どうやって使おうか、まだ決めてない。

・「芸術掲示板」=「文芸部雑記帳
・「全般掲示板」=「お話しましょ♪
・「議論系(?)掲示板」=「Freetalk掲示板」……なんかちょっとネーミング悪いなあ……
・「メンタル系」=ひ・み・つ!
・「身体医療系」←こういうのも……?

でも、私はいくつもの掲示板の管理婆には、たぶんなれないでしょう。
たった一つのレスがしにくくなってしまう人だから。
(それでもカキコしてもらいたいんだけど!)

2002年01月25日(金) ベルセルク(追記あり)

14巻終了
4:55
かなりこわい……
生殖巣のない私の感覚では、
耐えられないみたいだ……
それでも、何かに駆られるように読み続ける……
化粧も落とさずに……

ふう。
なんか、つらい。
気が狂いそう……

……

----------------------------------
追記:

「原案帳用原稿メール」より:
送信者:章香
日時:2002年1月25日 8:14
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名:ベルセルク

終了
8:15

「終了」というのは「22巻まで」のこと。
手元の時計では「8:15」を過ぎようとしている、と思ったのだけれど、
送信したのが「8:14」なら、2、3分早かったんだ。

「ACは、ものごとについてあまりにも律儀すぎるのだ」
とある人が言っていた。
貸してくれた人は決して「一晩で読め」とか私に要求したわけではないので
「せっかく貸してくれたんだから一晩で読まなければイケナイ!!」
と、いつのまにか決め付けてしまった、私の問題。

せっかく貸してくれた人に悪いじゃん。
ごめんね、気にしないで。こういうの、私だけの問題でときどき起きることなの。
ちょっとさびしいけれど、あなたとは何の関係もないことだから。
(↑って、くくくっ(笑)、はっきり言ってこういうセリフまわしとか、
ビミョーに『ベルセルク』に影響されてると思うし>自分)
……そういうことがらが、全体として「逃れられない陰惨な世界」というテーマの
さらに後ろに見え隠れするような気がした。
あ、よかった、感想書けた♪

2002年01月23日(水) メモ(また凹み気味)→でも「プチ回復」♪




なんでわたしは
花園を踏み荒らしてしまうんだろう。


からだが大きいから?
おしゃべりだから?
人の気持ちがわからないから?
それとも……?



---------------------------------


「踏み荒らす」なんて考える必要はなかった。

お友だちのHPを開いて、その人の「日記」のページにある
きれいなオルゴールの音をBGMにしながら、
ちょっとの間あちこちのページをさまよい歩いた。
けれど、書き込みはしなかった。
しかけてやめたりした。
今の私は「議論」したら「もったいない」ような気がして……

やさしい音に包まれているのは、本当に心地よい。

2002年01月22日(火) "I LOVE YOU"

★1・自虐→男性性・女性性
★2・「黙っている」ということの意味
★3・"I LOVE YOU"
★4・バイトにて……

★1・自虐→男性性・女性性

なんだか、21日(月)〜22日(火)にかけて、本来ならここに書くべきことを、
よその掲示板にばっかり書いてしまったような気がする。
このところ「原案帳」が少し「構えた文章を書く場所」になってしまっているところもあるけど、
何はともあれ、ここにぜひ転載しておきたいと思うので、以下転載
(**いちおう、他の人へのレスになっているところは割愛しました。
  万が一「いやいや、載せてくれていい」とか「載せろよゴルァ」と思われる方は私までメールを(^^;**)

---------------------------------

投稿(1)
「安全な場所」より 投稿日: 1月21日(月)19時28分28秒

ここは、安全な場所。
ある事情で、そのことがはっきりわかった。


★(中略)

**自虐こいてもいいっすか?**
(↑某「ゴーマンかましても……?」とおんなじ口調だったりして(-_-;)
私というやつが「安全」だと思ってるのは、私自身だけだぞーーー!!
いくら他人に規制をかけて「安全にしようね」なんて言ったって
他人にとって私が本当に「安全」なのかどうか、なんて
誰にもわかりゃしないぞーーーーー!!
本人の私にだって、わからないんだ、ぞ〜〜〜〜〜〜〜っ!!

(最後のほうは「学校へ行こう」の「未成年の主張」みたいに引っ張りましょう(^^;)

って、叫ぼうと思ってここを開いたんですけど、……

★(中略)

実は、私、かなりしばしば誰かとシンクロしてしまうんです。
それって何か共通の「兆候」であるような気がして、
ちょっと心配になってしまったりします。

で、シンクロが解けてしまえば、
私とその人は、なんでもない他人だったりするんですよね……
そうして、そのことに気が付いて、
ちょっとさびしい気もするけれど、
適度な距離感を保ちながら「友人」になれる。
の、かも、しれません。
やだ、あんまり先回りしちゃいけないですよね。

★(中略)

弱虫な私、なんだか言えないことがまだあるみたいだけど。
無理なく吐き出せるようになったら、ね。

★弱虫……といえば、
私の「自虐」って、
「おとこのこ」のナマの叫びかもしれない、と思います。
誰かが「え? あんた、女じゃないの?」と
言ってくれるかもしれないけれど、
残念ながら私は、幼少期から既に社会的に「おとこのこ」を
背負わされていました。
それだけで、十分だったような気がするのです。
これも……今は、なんだかわかったようなわからないような
書き方しかできないけれど、
お昼寝したら気が付いてしまいました。

*参考文献『月刊言語』2002年2月号より
「男のディスクールを越えて―ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』を軸に」
(伊藤公雄:大阪大学人間科学部/社会学)

その中から、一箇所だけ引用します。
以下引用--------------------------
男たちは、「典型的な形態が戦争であるような
男性に割り当てられたゲームを、子どものように受け入れさせられるべく、
社会的に制度化されて」いるといってもいいだろう。
男性たちが無自覚に抱いて(抱かされて)いるこの幻想は、
男性たちを、他者(特に女性や子ども)に対する、
支配的で抑圧的な言動へと向かわせる。
と同時に、この縛りは、彼らから、(男らしい感情としての)怒り以外の感情
(喜びとか、悲しみ、他者との共感など)を抑圧させる。
つねに周囲に対して身構え、緊張を強いられるこうした男たちもまた、
「解放」された状態とはとてもいえない状態に置かれているのだ。
(上掲書p53より;改行・じゃっきー)
以上引用--------------------------

もともと持っている性自認がどうであれ、
(って遺伝子とか脳の構造とかホルモンシャワーとか?)
社会的に、そうしてその「最小単位」としての家庭内で、
「おとこのこ」として「制度化」されてしまったら、
誰でも上記のような抑圧を背負って生きるしかないのではないでしょうか。
何も知らない子どもでありながら、
「おとこのこ」としての縛りから自由なかたちで育つのは、
とても困難だと思うのです。

男として生きていて、なおかつ
「支配的・抑圧的姿勢をとるべし」という「制度化」の縛りから
自由でいられるのは、
男の子として扱われながら決して剥離させられてしまうことのない
母性を享受しながら生きているか、
さもなければそのことに気が付いて努力した人か、
どちらかしかいないような気がしてしまいます。

ああ……こうやって「決め付け」でものを言いたがるのは、
「男の悪い癖」なのかもしれない。
(↑っていうこのシリーズは、1〜2年前にいったん
一通りやったはずなんだけど……堂々巡りだなあ……
でも、いいや。
きっと前回よりちょっとまし。
そう思っとこ♪)

---------------------------------

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・「黙っている」ということの意味

同じ掲示板より。

---------------------------------

投稿(2)
「黙っている」ということの意味 投稿日:1月22日(火)18時39分33秒

バイト帰り。→これからお芝居の稽古

そういえば、お芝居の「練習」と言わずに、「稽古」という癖。
東京に住んでいた頃、ヒエラルキーのとてつもなく厳しい社会にいた名残。
それは「舞台の裏方」という仕事の世界でした。

さて。
私、とてもしばしば「掲示板でレスがついてないとイライラ」になってしまいます。
今はそうでもないので、逆に書きやすいから書いちゃう(^^;
なんでかなー、って。

たぶん、「黙って受け入れられている」ということが
信じられなかったり、窮屈な感じがしたり、
「実は私、後ろめたいことあるのに」と思っていたりなんだ、
ということに気が付きました。

特に厄介なのは「実は後ろめたい」と思う気持ちです。
よく考えれば、そう思わなくちゃいけないことは、
現実には存在しない……
それか、少なくとも「ここ」(そう思っているときに私がいる場所)では
そのことに気を煩わせる必要がない、と思えることもあるのですけれど、
たとえば30年くらい前のことを気にしていたり、
5年くらい前のことを気にしていたり、
先週のことを気にしていたりして、
そのことが引っかかって、本当は自分の中ではわずかな部分のことでも
「全身が悪い」ような気になってしまうのです。

今は「わかっているのにどうしようもない。私って、なんてぐちぐちぐち……
と、下向きになってしまう気がしないので、
とりあえず笑い飛ばそうと思います。
ばっかだねえ。>自分

でも、気になっているときは、何しろ「全身が悪い」ので、
自分がどの人に何を言おうと、何をしようと、
「全部悪い」ことになってしまいます。

いきなり「全部」になっちゃうのは、
ただただ「ばっかだねえ」としか言いようがないですけれど、
もう一つ気になったこと。

ちょっとまずいことをしました。
で、それについては謝って、相手は許してくれて、
それで話は終わっているはずなのに、
自分が「いやいや、相手はまだ自分のことを許してくれてないはずだ」
と思い込んでいることがあるのです。

これはびっくりです。
だって、相手が「もういいから気にしないでね」って言ってくれたのは、
ちゃんと記憶しているし、
そのことを蒸し返さないのは、
いちいち蒸し返してまたお互いに嫌な思いをするのがいやだからでしょ。

なのに、相手がそのことについて黙っていると、
「いやいや、まだ許してくれてないんだ」と思い込む。

うおおおおおお。
書いてて自分でもうざってえーーーーー!!
↑オトコの叫び? なんか「月刊言語」読んだら
表現の幅をもっと広げていいと思い始めた……

はあ。
「自分で自分のこと」とかいうんじゃなくて、
私、もうそろそろちゃんと
「怒りを向けるべき相手にちゃんと怒る」っていうの、
やってみようかな。

だってさー、
「黙って認めてくれている」っていうことがなかなかわかんないのは、
そういう環境で育っちゃったからじゃん?
覚えがあるもん。
「黙っている」ということは、「決して認めていない」という意味だった人。

それは、私の父。

ちっきしょーーーーっ、「あっち」に行ったら、
覚えてろーーーーーっ!!
ハグしてくれるまで、オレ、やっぱあんたのこと、
許してやんないからなーーーーーっ!!
うえええええーーーーん!!!!


……ちょっと、というか、だいぶ恥ずかしいけど、
子どもの私が「まだけりがついてない」といって怒ってるので、
そのまんま怒らせてみました。
この子は女の子ですけど、男言葉を使います。
だから、自分でもこの子のこと、
「おとこのこ」だと思ってました。

---------------------------------

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・"I LOVE YOU"

そうして。(同じ掲示板より)

---------------------------------

投稿(3)
"I LOVE YOU" 投稿日:1月23日(水)03時12分30秒

「愛してる」っていうことさえ
「危険なもの」とされるような事件が
あちこちで報じられた
(↑このタイトルは
ウィルスメールのタイトルだったこともある)

でも 騙されちゃいけない
「愛」はとても幅の広い感情で
安全なものにもなるし
危険なものにもなる

危険なほうが多く報じられたのは
ニュースというやつが
危険なもののほうを
より好むから

決して危険な愛が
昔より増えたから
なんてことじゃ ない


---------------------------------

「黙って認めてくれている」ということ
自分でも自分のこと
黙って認めてるじゃん
とりあえず
たった今 生きてること
とか

よくわからないのだったら
言ってあげる
"I LOVE YOU"
まず 自分から 自分へ


---------------------------------

★(中略)……ここは基本的に「共感のHUG」が続きます(*^_^*)

---------------------------------

To everybody here;
(whoever have written here or haven't)


"I LOVE YOU!"♥

---------------------------------

なんか、「詩」みたいになっちゃったので、『文芸部長』のほうにUPしちゃおっと

この投稿には、例によって私のヘンな癖、「補足」がある。(同じ掲示板より)

---------------------------------

投稿(4)
(いつもの)補足(-_-; 投稿日: 1月23日(水)03時38分42秒
1)私は、たまたま生物学的に「男の子」だったために
「父親」に対して、ふつう女の子が持つような
「生理的嫌悪感」を感じることが
かなり少ないみたいです。

これはラッキーだったと思うし、
だから(恥ずかしいことは恥ずかしいけど)
なんか「露骨」にさえ見える「ファザコン」を
表してしまえること、
決して「隠す」べきでもない、という気もするのです。

↑……でもさ
だとしたら、おまえ(>自分)、怒ってるの?
それとも甘えてるの? 父親に。

:答え
両方!
いいじゃん♪

2)whoever have written here or haven't
→ whoever has (ever) written here or hasn't
これじゃセンター試験英語は満点とれない……っていうか
平均点もアブナいかも。
(三単現の「s」忘れてるんだから)
(「経験」なら ever も入れたほうがいいかも)
さび付いたものです……
ま、いいや。
必要な時には、また勉強するでしょう。

では、はやいとこ寝ます。って、もう3時半だけど……

Have beautiful dreams for you all!

Jackie Matthews

---------------------------------

ふええ(;_;)
他にもいくつか用事があって、それやこれや+この作業で、
もう6時を過ぎてしまった。

このところ、ずっとこういう時間帯で生活している……
けっこうキツいかも。
バイトとか。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・バイトにて……

お芝居に出る、ということを言って、チラシをカウンターの後ろに貼らせてもらったら、
さすがに店長さんがちょっと不機嫌そうだった。

そ、そりゃ、そうだよね……

私がなかなかバイトに出られなかったり遅れてしまうことすら、じっとがまんして
見守ってくれているというのに。

でも、私がお芝居に出る、ということは、私が私自身であろうとすることの
大切な一環である、と思う。

なので、

「店長さん、ごめんなさい!! バイト、遅れないように、精一杯早寝早起きします!!」

できなくても過剰に自分を責めることはしようと思わないけれど、
相手に迷惑をかければそれ相応に返ってくるのだけは事実。気をつけなくては。
・感謝を忘れないこと
・それを表すこと
・それに対してできることを精一杯やること

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月21日(月) メモ(マクロフスキーの自伝と「月刊言語」を読みながら)

たとえば、
「女はふつう、女言葉を使わない」ということ。
じゃ、「女言葉」って、何?
……さあ。
何かの間違いか、男の思い込みじゃないの?

2002年01月20日(日) 「1月19日の日記」

ばんざーい! 今日(=「1月20日(日)」)はほとんどなんにもしなかったので、
心おきなく「1月19日(土)」のことが書ける。

★1・ある人との対話
★2・安全に話せる、ということこと
★3・セックスワークのこと
★4・そういえば(^^;

★1・ある人との対話

昨日は大変だった。
といっても、後から考えると、私がただ単に「過剰反応」していただけのことだったんだけど。
それに、あんまり詳しく書いてもどうかな、と思うので、なんだかわけがわからないかもしれないけれど、
具体的なことがらは抜きにして書きます。

ある人と会話した。
私ははじめ、その人のことを「怖い」と思っていたので、
思うように自分の望みとか伝えることができなかったのだけれど、
その人は私が本当に怯えているのだということをわかってくれて、
私が話そうとすることをじっくり聞く姿勢を持ってくれた。

そのおかげで、私はその人に対して、自分の言うべきことをちゃんと言うことができ、
怯えから解き放たれてとても安心した。

……ということ。
です。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・安全に話せる、ということこと
(副題「弟のこと」)

↑の記事の「対話」の中で、私は自分の口から出た言葉にびっくりした。

「父と母と私と弟……
ふつうの家族よりも年齢が離れていて、
それなのにこんなこと思うのはおかしいけど、
うちの家族は『とても年齢の離れたきょうだい』みたいだった。
その中でいちばん割を食うのは、当然『末っ子』の弟だった。
弟は、常に他の誰かの犠牲になりつづけている」


私が今、弟と同居していること、
弟がかわいそうだと思う反面、現状では私が居候してでも同居するのが
彼にとっても「救い」になっていると思う、ということ、
でも今のままでは彼はまるで「自分を押し殺して生きる」ようにしていること、
できることなら、彼を早く「解放」してやりたい、と思うこと……

そういうことが、その人との対話の中で、
まるで今までずっと考えて来たことであるかのように、
すらすらと出てきたのだった。

ううん、それは本当に、私の中でずっとくすぶりつづけてきたこと。
ただ、私が寝ていて起きられなくなっているとき、
それを見守るのか見殺しにするのかさえもわからないように、
同じ屋根の下でありながら異なる自室に閉じこもって
「息を潜める」ようにしている 弟 の存在を感じると、
「そんなむごいこと!」
という一瞬の思いによって、ため息と共にどこかに行ってしまっていたのだった。

きっと、最終的には、私が一人でも暮らすことができるようにならなければ
いけないのだろうな。
それでも同居しつづけて、緩やかなつながりを持ちつつ、
しかもお互いの自由を「無関心」ではなしに尊重すること、
それは、ちょっと難しそう……

なので、やっぱり私は、いつかこの家を出て行くことになるのだろう。
経済的には、私がこの家に住みつづけるほうが、はるかに楽だ。
でも、そういうふうに「楽だ」ということを、私は生かすことができそうにない。
ただ「働かない」だけで終わってしまいそうだ……

むごいようだけれど、
私はいつか、この家を出る。
そうしてそれからは、
私と弟は、肉親としては最も密度の高い
オンラインとオフライン、両方の人間関係を築き上げることができるだろう。

弟にケータイメールのやり方、教えてあげなくちゃ。
まだできないんだもん、あいつ。

そうして、私がそういうことまで話すことを許せる
「安全な空気」
を作ってくれた人、その人にも感謝したいと思う。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・セックスワークのこと

私は「売買春」が好きではない。
あれこれリクツを考えたけれど、
けっきょく私はそのことを「自然なこと」とは考えられない、
というのがいちばん大きな理由のようだ。

私はセックスワークについて、そんなに多くの現実を知っているわけではない。
ただ、そういう、ひとまとめにして言ってしまえば「性労働」に従事している人たちが、
(「女性たちが」とは言わない。「男性」だって「性労働従事者」であれば同様に見られる)
あまり尊厳をもって見られることがない、という状況は、
売買春が「本質的」にいいか悪いかということはいったん措いてでも、
大きな問題であるように思えてならない。

そのことについて、今の私には、昔みたいに
「当たり前じゃないの。『まともなことじゃない』んだから!」
と決め付けてしまうことはできない。

ただ、私にわかることは、私自身が「自分の尊厳を十分に守って性労働をする」ことはできない、ということ。
(あと、たぶん性労働まがいのシーンばっかり撮っているエッチビデオかなんか見ているせいだろう、
それと同じようなことを強要させられる「ふつうのセックス」も、私はいや。はっきり言って、イヤ!
なぜか多くの男たちがそういうものによってすごく薄っぺらなステレオタイプのセックスのイメージを
植え付けられているように思えて、怒りが……というか、侮蔑の笑いが、込み上げてくる。
それで女が満足する、と、そういう男たちはかなり本気で信じているらしい。
そういう男とは付き合いたくない。
女を大切にすることを体験的に学ぼうとしない男は……
でも、私、そんなにしっかり見抜けないからなあ……
何しろ、女としてはほとんど「初心者」←ってどういう意味ぢゃ?! だけど(-_-;)

もしもセックスワークが「芸術」の一種であれば、やってみたいような気がする。
男でも女でも(っていうか「芸術」だったら男女の垣根はないと思う)、
どれほど性的に興奮させ、どれほど私を崇拝し、どれほど私を求め、欲しがり、
どれほど私に満足するか……
そうして、性における美というものを、どれほど人が嘆息混じりに感激するか……
それを極める仕事だというのなら。

でも、それって、物凄い修業が必要だと思うし、
ギャラも物凄く高くなると思う。
他の芸術関連の産業よりも、最低でも25%は余計に欲しいし。

だって、いくら芸術のためって言ったって、
自分の「プライベートゾーン」を他人にさらすんだよ?!
芸術だとしたら、最も高いコストがかかるし、
それに見合った報酬をもらえなければ、絶対に割が合わない。
あたりまえじゃん、そんなの!

とても悲しいことだけれど、それを実現できている人はとても少ないと思うし、
たぶんそういう人はそうなった時点で既に
「高嶺の花」「ベテラン」「もう現実にヤリてえとは思わねえなァ」……
といった評価を下され、もはや「性労働」として成立するような仕事はできないのではないか。
(だいいち、なんで性労働っていうと20歳前後の若い子ばっかりちやほやされるの?
ま、「ちやほや」なんて言っても「首から下だけ」なんだろうけど……うっぷ)
(男どもよ、私を「裏切り者」とでも何とでも呼ぶがよい。
男に紛れ込んでそういう会話を何度聞かされたことか!
その気持ち悪い体験の恨みを、今ここで晴らしてる……のか、私は。
はあ、バカみたい……)

……と、寝言みたいなことしか言えないので、
現実に存在する「性労働」は、私にはゼッタイ不向きだと思う。
あ、お願いしたってやらせてはくれないか。こんな「生意気なこと言う女」は。
(「生意気なこと言う女はいらない」っていうのも大きな問題だと思うけどなあ……??)

それとも、私がけっきょく「男の性指向(あるいはファンタジー)」について、
その程度の薄っぺらなものしか想像できないのが間違っているのか。

私自身は「男だった頃」から、そんなファンタジー持ってなかったから、
わかんないのよ。(;_;)
誰か男の性について、崇高なファンタジー持っている人がいたら、教えてくれー。
(除・「実践指導」……今のところは、ね(^^;)

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・そういえば(^^;

★4・そういえば(^^;

(っていうか、けっきょく「自虐ネタ」なので、いやな書き方だし
無駄だと思うので、いちいち読まないでください)
(それにしても、↑の記事(★3・セックスワークのこと)はヒドいねえ。
「現実に性労働に携わる人のこと、知らない」とか言いながら、
なんてしたり顔なんだろう。
たぶん、私自身が「自分の傷」と向き合うのに必要だから書いているだけだと思うので、
表現に悪いところがあっても、どうかお見逃しを>現実のセックスワーカーの方々
どんな理由があれ、私はセックスワークに従事する人に対しても、
ほかの職業の人に対するのと何ら変わらず、尊厳を持って接してきたし、
これからも接していきたいと思います。
……だから、「自然なこととは思えない」なんていうのも、
「自分がやるとしたら」だけのことで、
尊厳をもって性労働ができる人に対しては、羨ましいと思うことはあっても
低く見ることは決してありません)

(ここから本文(-_-;) ところで。
昨日、「人のところに書き込みできない」とか書いてるくせに、
そのデータもまだ「最新」から落ちてないうちから、
なんかやたらとあちこちの掲示板にカキコしてしまった。
ホント、私って、何考えてるんだろう。

……

こういうときは、……そうか、わかった。
自分のこと、笑い飛ばしてやろう。

あっはっはあ。
バカだね、あんた(>自分)。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月19日(土) HPトップも「50000Hits」超えてた! 1月18日の午後

(今日の目次はここからジャンプ)

……なぜか、他人のところ(掲示板)にレスするのが怖くなってしまった。
でも、そんな時にこそ、この日記に「逃げ込めばいい」のだ。
甘やかすべきところはしっかり甘やかして、
甘やかすべきでないところを余裕持たせてやらないと。
今の私はやっぱり混乱している。まだ。……

あと、この場を借りて皆さんにお礼申し上げます。
おかげさまで
WELCOME TO JACKIE'S!」のカウントが
50000を超えました!
心から感謝いたします♪
本当に、ありがとうございます!!

のべてそれだけの方が「じゃっきー」=「会津里花」=「章香(あやか)」(=「やき。」)のことに興味を持っていただいたこと、
大げさではなく、私が生きていく糧になっていると思います。

すぐ上にも書いたように、またしても「混乱」してしまうほど、
私の心は弱ってしまっているようです。
もしかしたら、そうやって「人騒がせ」がしたいだけなのかもしれません。
でも、とりあえず本人は意識の表では決してそうは思っていないし、
むしろ一刻も早く「回復」して、
穏やかに自立した生活を確立したい、と切に望んでいます。
そんな状態でも、私がいちおう生きていて、消えてしまったりしないのは、
HPやオンラインを通して知り合った人たち、
そうしてそれをオフラインにまで発展させることに成功したかけがえのない友人たち、
のおかげなのです。

ヘンに気張るみたいですけれど、
これからも、私が今いるところから発信できることは、
できる限り発信していきたいと思います。
長くなりましたけれど(って相変わらずホントに長いよね……(-_-;)
これからも、どうかよろしくお願いいたします。

★1・1日に2日分の日記?!
★2・18日の午後から
★3・容姿コンプレックスと「自虐趣味」
★4・無力な者からの励まし

★1・1日に2日分の日記?!

と、とにかく順を追って書いていこう。

「1月18日」のところに書いてある文章は、ほとんど18日の朝までに書いてしまった。

その後、「1月18日」それはそれでいろいろあった。

それが書きたいと思ったけれど、18日の記事はあえて「ふだんの書式無視」ということにしていたので、
今更書き足せないのです。

なので、また「別のページ」にするのも面倒くさいので、「1月19日」にあたるこのページの前半には、
1月18日に起きたことを書かなければならない。

うひゃあー(^^;……(-_-; 文章の量が多すぎる。何か異常がある証拠……

でも、今のところ、本人はわかってない……

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・18日の午後から

友人たちと会った。
おかげで、私は外出することができた。
他愛もないことのようだけれど、きっかけを作ってくれたみかりんに感謝!

家にいったん戻って、炊事をした。
ごはんを炊いて、おかずも3品(でもちょー簡単に調理できるものばっかりだけど)。
弟と一緒に食べた。
和風ポトフはくたくたに煮すぎてしまったけれど、メカジキのステーキはほどよく焼けた。
食材屋さんから言伝てに「近頃お会いできなくてさびしいです」と書いてあった。
励みになった。

そうそう、これがいちばん書きたかったのだった。
ごはんを炊き始め、おかずに手をつけたところに、
私が前に勤めていたお店のママから電話がかかってきた。
内容は「誰かいい子がいたら紹介して」というものだったけれど、
私は何よりも嬉しかった、ママと話せたのが!
お店を辞めるときに、ほとんど「喧嘩別れ」といってもいいような辞め方をしてしまったので、
「いつかまたお話できるようになりたい」とは思っていたけれど、
こんなに早く、しかもママのほうから電話してくれるとは思わなかった。

私はもうお店に復帰することはできないけれど
――1度は「復帰」しようとしたけれどダメだったし、
いろいろあってママにしてみれば「仏の顔も3度」だと思う――
これからもお友だちではいたいから。
(「そんな甘いもんじゃない」とか「なめている」とかいう憶測は、どうかやめてほしい。
同じ地域に同じような気持ちを持って同じような状況を体験した人間なんて、
そうそういるわけではないから!)

劇団のお稽古に行く前に、書店に寄って本を5冊も買ってしまった。
(「積ん読状態の本が10冊以上あるけれど、あれはどうるすつもり?」という心の声は、ちょっと無視して……と(^^;)

槇村さとるDo Da Dancin'!』が今の私の気持ちにぴったりだ、と思ったので、
思い切って3巻まとめ買いしてしまった。
まあ、前から考えていたからいいだろう。

藤野千夜ルート225』を買った。この本は、一昨日の日記で紹介したとおり。

YOUNG YOU』から目が離せなくなってしまった。
なので「2月号」を買った。
あらあら、槇村さん、「ダブル連載」スタート?! がんばる人なのねー。
私もその「がんばり」を、少し分けてもらいたいわ(^^;

はっきり言って、「踊りたい!!」と思ってしまった。
これらの行動は、お店のママからの電話に誘発されているのだと思う。
お酒と煙草と「おまえけっきょくオトコ」という決め付けさえなければ、
私にあれほど合っているお仕事はない、と思う。
でも、三つともNHのお店になくてはならないものだと思うので、
そういうかたちで踊ったり接客したりすることは、私にはもうできないのだろう。
だから私は、その気持ちを、新たに演劇に振り向けたいと思っているのだ。

劇団に行った。
新しく取り組むことなので、どうしても過去のよく似たことがらと引き比べて
「〜の代わり」というような言い方をしてしまうけれど、
それでは自分をも誤解させてしまう。

稽古では、なぜか「ダンススクールがどうのこうの」という話題が出たし、
私も1年ぶりに「ターン」をやってみた。
といっても、私はほんの1ヶ月くらいしかダンスレッスンはやっていなかったので、
ターンはまだまだちゃんとできない。
でも、座長さん(なんかいちおうバレエとかダンスの動きも習得しているらしい)に教えられながら
くるくる回ってみたら、やっぱりとても楽しかった。

私には、(実は音楽もそうだったのだけれど)「体を動かす表現」が必要なんだなあ、と思った。
自分では自分のことを全くのインドア人間だと思っているけれど、
(日本にはなかなかそういうスペースのある家がないけれど)
私はどうやら「インドアで体を動かすのが大好きな人」らしいのだった。

お稽古そのものも、とても楽しかった。
少しずつお芝居の全体像が見えかけてきて、とてもスリリングだ。

2月23・24・26日、静岡市「伽藍博物堂」にて『UNIT LIVE Vol.4』上演します♪    
ついに私(里花/じゃっきー/章香/ついでに言えば団内では「やき」です(^^;)もデビュー!!

それから、車で某国道沿いの某R…H…とかいうファミレに行って、
買ったばかりの『Do Da Dancin'!』をイッキ読みしようとした。
でも、2巻まえ読んだら閉店になってしまったので(「24時間」じゃなかったんだあー?!)
残りは家で読むことにした。
(そっか、「24時間営業じゃない」から、清潔そうで空気がきれいなんだ……
夜遅くてもちゃんと「禁煙席」があいてたし)
たぶん、静岡市でいちばん接客が気持ちいいと思う、あのお店は。

で……
なんだかお店が懐かしくなってしまい、よっぽどちょっとだけ寄っていこうかな、と思ったけれど、
行きたいお店が2軒あるし、今日はお金がないので、それは諦めた。

でも、おかしいの。
それから家に帰って、なんと私はお酒を飲み始めちゃったのよー(-_-;
なんかよく知らないウォッカをジンジャーエールで割って、
「なんだかモスコミュールみたい〜♪」とか言いながら。
4杯も飲んじゃったので、今日(19日)はもう、私のカレンダーから消えていることでしょう。
ち〜ん†……じゃなかった卍

でも、18日の後半(ていうか、私もしかしたら半日早いか遅いか、ずれているみたい?!)は
とても有意義に過ごせたのでした。

もともと、今日は東京に行くつもりでした。
でも、先方の都合で、それはなくなってしまったのです。

今のところ「1年中休暇」のような状態だけれど、いつのまにか私は何かわからないものと
「戦い続ける」状態になっていたようです。
ここで1日、全く予定がなくなって、
私はまるで「本当の休暇をもらった」ような気分になってしまったのでした。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・容姿コンプレックスと「自虐趣味」

せっかく前の記事が気持ちよく終わったのにこんなこと書かなくてもいいような気がするけれど、
ちょっとだけ書いておきたいので。

(1)私には「容姿コンプレックス」がある。
本気にすることができないのでしゃあしゃあと書いてしまうのだけれど
(で、こうやって言い訳みたいなことを書くのは、そろそろ本気にしてもいいのかな、と迷っているからだけど)
私は「オトコとしてカッコイイ」のだとか。
ええと…… いや、違う。
こうやって何度も書くところを見ると、私はどうも「今ならこのように吹聴してもいい」と思っているみたいだ。
バカみたいだ。みっともない。
でも、私が男の姿をしていた頃、私はそう言われることに気を留めるのも自分に許さなかったし、
いくらそう言われても「バカにされている」と思うようにしていた。
……理由もばかげている。
私は、容姿についてホメ言葉を言われて、それを本気にして調子に乗って、
女性と恋愛関係になるのが嫌だったのだ。

若い頃の私には、友情と恋愛の区別もつかなかった。
女性との友情はおかしな「恋」でぶち壊し、
男性への恋愛感情は「これは友情」とすり替えていた。
「それで仕方ない」と思っていた。「だって男なんだから」と。

今、私は女性なのに、まだまだ男みたいな容姿をしている。
いちおうスマートな体形を維持しようと(気持ちだけは)努力しているけれど、
広い肩幅と狭い骨盤、高すぎる身長や野太い声、
どれをとっても嫌で嫌で仕方ない。

せめて……それらの欠点を補えるような自分の表し方ができれば……

私は、容姿コンプレックスがあるから、「表現」に向かう。
「ふつうに」(←この語には呪い殺したいほどの恨みがあるんだけど)言葉を使ったり何かしたりするだけで
生きていられる人とは、私は違う。
(実はその「ふつう」というのが幻想で、「ふつう」なんてことを現実に勝ち取っている人なんかこの世に一人もいない、
っていうことが言いたいんだけど)

せめて、自分が欠点だとしか思えないものでも、それを用いて人に認めてもらえるようになりたい。

もしかしたら、そんなかたちで、私は「世界を征服したようなつもり」にでもなりたいのかもしれない。

いーかげんにシロ! って自分に言いたくなるけど。

?? どっちが言いたいのかわからなくなっちゃった。
私はいったい、自分の容姿をひけらかしたいのか、それともこきおろしたいのか?

(2)「自虐趣味」
私には、自分をできる限り悪く言おうとする癖がある。

最近、鼻についてきた。いくらなんでも、ロコツに言い過ぎ。それこそ、バカみたい。
でも、この表現方法、中3の時に1909年生まれの大先輩に教えられて身についてしまったらしく、
直らない。

こうやって「自虐趣味」を「容姿コンプレックス」と並べたのは、まあ当たり前だけれど
「似たようなこと」だから。

で、今日の日記の冒頭に書いたように「他人のところにレスするのが怖くなってしまった」のは、
私のレスがどれをとってもいやらしい「自虐」にしかなりそうもない、という気がして来たからだ。

せめて自分のところだけは、許してもらいたい。

だから、こうしてだらだら書き続けている。

もしかしたら、こうやって毒を全部吐き出してしまえば、少しは清らかになれるのでは、と
期待しているかのように……

*1909年生まれの大先輩=太宰治(1909-1948)。お酒を飲んで書いたら、なおさら似てきちゃった。
私は中3の夏休みの自由研究のテーマを「太宰治」にした。
なぜか、この時は父がやけに熱心にチェックしてくれたような気がする。
それも、父から規制された思い出はみんな嫌なばかりだと思っているはずなのに、
このことだけは不思議と「いや」な気がしないのだ。
……これって、もしかしたら「気づき」のきっかけ?
だとしたら、嬉しいな。
こんなに長く、だらだらと書いた意味があるというものだ。
まだ「意味」はわからないけれど。
父に尋ねてみることもできないんだけど。
(何せ、最期に私にくれた言葉は「バカ」だからねー……うえーーん(T_T))

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・無力な者からの励まし

人を励ましたいと思った。
けれど、ろくな言葉が浮かんでこない。

そうか、わかった。

そういうときは、そっとしておくのがいちばん適切な励ましになるんだ。
きっと、「ろくな言葉が浮かばない」と感じるのは、
過剰な介入をしようとしていたり、
逆に何かつけこんで甘えようとしたり、
よからぬたくらみがあって、
ただ自分の表向きがそれに気づいていないだけなのかもしれないし。

私が案ずるより、その人はその人なりに、たくましい。
よけいな口は出さなくてもいい。

……
私は、その人に対して無力だ。
けれど、ただ一つ、その人を信じることだけはできる。
信じていて、たとえばその人が失敗したとしても、
私が信じている気持ちは変わらないと思う。
だって、その人が失敗することと私が信じることとは、
そんなに関係ないもん。
私が信じているからといって、その人が私に答える義理もないし、
そんなことしてもらおうとおらうまいと
関係ない。
(だってそもそも、その人の素性だって知らないのに)

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月18日(金) 2000超えてた……

今は、ここに、ふだんの形式は無視して書きます。

「エンピツ」の形式に原案帳を移して、ほぼちょうど2ヶ月。
早くも2000Hitsを超えました。
読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
役に立つ記事が書ければ、と思うのですけれど、
どちらかというと
思いのままに書いてしまって、読む人をがっかりさせることも多いと思います。
でも、美しかろうと醜かろうと、私は私の真実を書くことしかできません。
いくら塗糊しても、ウソを一塗りしたら、
その上に幾重にもウソを塗り重ねなければならないので、
ものごとを「言わずにおく優しさ」のない私には
やりきれません。
(?? ……私だって、かつては「秘匿」するのが得意だった。
けれど、自分で自分に対して「そんなこと、知らない」と言い聞かせていたので
そうとは思っていなかっただけです)
これからも、どうかよろしくお願いします。

---------------------------------

さて、私がなんとなく感じる行き詰まった感じ。
それをなんとかしないと、「消えちゃいたい気持ち」が募る一方だと思うので、
だらだらと感じたままを書いてしまおうと思います。
ぜんぜんまとめもせずに。
今、私は何を書こうとしているのかも、自分でわかっていません。

……

今週土曜日、「男性講座」に出る。
私は、安心して「男」ということを離れるために。
私が受けた、私が与えた、性暴力を許さないために。

でも、なぜこんなに「性暴力」にこだわるのか。
その答えは……あらら、ここには書けないのね。
ま、そういうこともあるよね。
仕方ないよね。
(私は被害者だ。それだけは確か)

やりたいことが、散らばってしまう。
あれも、これも。

小説とかSS(けっきょく「文芸部長」では「習作」という呼び名になっているけど)。

演劇。

日本語教師の資格。

主婦(?)。

漠然とした、これは……乖離?
なんなんでしょう。

人のところに書き込みしすぎ。
まず、自分のところから。

それ言ったら、まず夜寝て朝起きる生活しなさい。

今日はお湯を浴びれた。
洗濯もできた。

……やっぱり、暴力か。
それで、ずっと身動きできなかったのか。
あんなに優しい……あ、いけない。

共依存の輪を一つ切ると。

あ、もう5時……

今日はやることがあるのに。
今日「も」。

私がかろやかに飛ぶことができる日は来るのか。
私はいったい、どこへ飛んでいくのだろうか。

疲れているけど、まずお布団干しなさい。

『赤毛のアン』は本当によかった。

レス、しなくちゃ。

私のことを、ほんの少しでも気にかけてくれる人を、
HUG!!
だって、嬉しいもん。

鏡の中に、2年前より確かにきれいだけれど、
それと同じくらい確かに、
「おとこかおんなかわからない人」(Cf.大島弓子)
がいる。

私は、三浦衣良を食べにきたのか。
違う!! ぜったい、違う。
けれど、おまえのやっていることは。
そう思われてしまうくらいなら。

消えてしまいたい。
いなくなってしまいたい。

とにかく、明日まで生きていよう。
東京にいって、考えよう。





「我は汝(なれ)、汝は彼、彼は我、みぃんな一つの輪になって……」
今でも覚えている、高校時代に書いた唯一の「連載小説」の一節。
見つからないので、HTML化もできない。
でも、もしかしたら、今なら書けるかもしれない。



何も、私の心を奪うことができない。
私は、目をそらすこともできずに、私と直面している。
当たり前だ、私をごまかすものが、何もなくなってしまったのだから。

誰か、私を歌わせて!
一度きりでいいから、何千もの聴衆の前で。

ほら、踊る私の指先を見て!
その指差すものを、目で追って。



混沌の中から、私はとうぶん抜け出せそうにない。

神さまのことを悪く言わない、と自らに誓おうとした。
けれど、それは私から、祈ることすら奪ってしまったかのように見える。
まさか、私が悪口雑言を書き付けても、
神さまにだけは
私の真意がちゃんと伝わっていた、ということ……?

だとしたら、なんという皮肉。
その私の言葉で、どれほど多くの人々が、
神さまのことを誤解し、曲解していったことか。

私は、そういうタイプの道化なのかもしれない。

それならそれで、変わってて面白いのかもしれないけれど。
でも、理解はされないよね。





……
オフラインで、誰にも見せずに書いていた頃の「原案帳」と同じような書き方で。
気の向くまま。

あ。そうだ。
今からお酒でも、飲もうかなー……
だって、私の舌先に、アルコホルの焼けた味覚が
漂っているような気がするんだもん。

2002年01月17日(木) 『赤毛のアン』読了!! 「1月17日」 月刊「言語」 ある法律事務所 今日の金八先生

★1・『赤毛のアン』読了!!
★2・「1月17日」
★3・月刊『言語』で「言語のジェンダー・スタディーズ」だって!
★4・情報量
★5・ある法律事務所
★6・今日の金八先生

★1・『赤毛のアン』読了!!

ついさっき、『赤毛のアン』(L.M.モンゴメリ・著/松本侑子・訳/集英社文庫2000年)を読み終えた。
半年かかった…
なぜかと思ったら、注釈を全部読んだからだった。
私はつい、注釈を読みながら本を読もうとしてしまうけれど、
そうすると本の「勢い」みたいなものを読み取れず、面白さが半減してしまうのだ。
けれど、『アン』では、ちょっと事情が違った。
何しろ、11歳から16歳までの物語でしょう?
私が、現実には過ごさなかった「少女としての思春期」。
そりゃ、代わりに少女漫画で追体験したりもしたけど。
それらの漫画の基底を成す文化を、「アン」の世界は持っている……
(なんだろう、うまく思い出せないんだけど、確か大島弓子の作品とかに
かなり『アン』で出てくるような言い回しが見られたような気がする)
アンの世界そのもの、そして「世界観」、二重の意味で!
そうして、その上!
その文章の更に奥には、
訳者の松本侑子さんもそれに見入られた、と「あとがき」で言っているけれど、
私には信じられないほど豊かな「英米文学」の引用による世界が広がっていた!
実は、若い頃、英米文学は敬遠していたのだ。
まあ、理由は割とくだらなくて「訳がキライ」とかそんなことだったと思うけど。
だから、私には「引用の出典元」である、イギリスやアメリカの詩人や作家の名前さえ、
よほど有名な人たちを除いては初耳だった。
それこそアンの言いまわしみたいだけど、
「神様は私に新たな野望をくださったの!
ねえ、世界にまだ見知らぬ世界があり、それが私にとってとても魅力的であると予感できるのって、
なんて素敵なんでしょう!」
とても良質な意味で、「教養小説」だと思う。
女性として生きることに希望を持たせてくれる作品だと思う。

よかった、時間をかけて読んで……

今もまだ、アンが眺めていた景色が目の底に残っているみたい……

なお、松本侑子さんのHP
『赤毛のアン電子図書館』というのがあります。
興味のある方はぜひ!

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・「1月17日」

1/17, 5:46。
当日のことを、今でも私は覚えている。
私にとっても、直接被災してはいなかったけれど、「パニック体験」だったことは確かだ。
たまたま、あのときと同じ時間に目を覚ましていて、
軽くだけれどフラッシュバックするのがわかった。
はじめ、なぜか「和歌山で地震」というニュースが、
5時頃からスイッチが入るようにタイマーセットしたラジオから聞こえてきた。
でもそれは「岡山」の聞き間違い? 大阪? 淡路? 芦屋?……
なんだか「あちこちで地震が起きた」ということになってしまい、
もしかしたらこれはただならぬことなのでは、と慌ててテレビをつけた。
まず目に入ったのは、倒れた高速道路だった。
次いで、広がる火災。
私の意識は、冷静になって考えれば自分とは直接関係ないはずの
(1度しか行ったことがなかったはずの)
阪神・淡路地域に引き寄せられ、ただただパニックに陥ってしまった。
街が一つ、消え去るのを見た。
……

あれから、7年たった。
ちょっと、複雑…
というのは、あの日の私と今の私は、立場も姿も、ことごとく異なるからだ。
今の私のほうが、はるかに私らしいと思うけど。
もしかしたら、私なりの「復興」を遂げたのかもしれない。

改めて、復興と教訓を、胸に刻みたい。
昨年の12月「ルミナリエ」に連れて行ってもらったまどかちゃんに、
感謝を込めながら……

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・月刊『言語』で「言語のジェンダー・スタディーズ」だって!

もうかれこれ3年ぐらいとっている雑誌「月刊『言語』」(大修館書店)の2002年2月号が届いた。
早速封筒を開けてみたら、びっくり!
今月号の特集は

特集・言語のジェンダー・スタディーズ

なんだって!!

さっそく読んでみよう。
とても興味のある内容だ。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・情報量

それにしても、ここ一両日は書くことが多い。
すごい情報量だと思う。

……っていうか……今日、もうこの後すぐにバイトなのに……
(ノートパッドによる時刻:10:50 02/01/17)

この記事のトップへ
ページのトップへ

★5・ある法律事務所

私の知り合いに弁護士がいる。
学生時代に一つ下の学年で、同じゼミにいた女性だ。
その人の勤務するある法律事務所は、数年前に日本のテロ事件として有名なある宗教組織から
攻撃の標的とされ、所属する一人の弁護士が一家もろとも惨殺されたことで有名なところだ。

その事務所から、事務所の近況を知らせるニュースが届いた。
そういえば、これ、1年に1度くらいしか届かないので、
どうも「年賀状がわり」のような気もするけど……

ニュースの冒頭に、この事務所の有能な弁護士の方が一人、裁判官になったということが書かれていた。
そのことが、最近の「司法制度改革」の流れによるものだ、ということも。
さらに、一歩進めて「陪審制の導入」にも、その事務所は言及していた。
私も、(もちろんそれが絶対とか完璧とか言わないけれど)陪審制の導入には
大いに賛成の立場をとりたいと思う。
少なくとも、日本人が日常の中で、法律で守られること、法律ではどうしようもないこと、
そういったことを強く、しかも広く意識するきっかけになるのではないかと思うからだ。
私やあなた自身が裁くのだから。

さて、私の友人の弁護士のことを少し付け加えておこう。
彼女が若くして司法試験に合格し、順調に司法修士生を終えて所属先を決めるにあたって
その事務所の名を挙げたとき、周囲はそろって「あそこだけは危ないから止めろ」と
止めたものだった。
でも、彼女は周囲の心配などどこ吹く風、といわんばかりに成長し、
今では守るべきものをどこまでも大切にする力を持った、
たくましい中堅弁護士として活躍している。

でも、私は、彼女が私と同じように「萩尾望都ファン」であることを知っている。
なぜか、それで親近感を持っているからか、
私は彼女がどんなにたくましくなってしまったように見えても、
決して少女の頃のほわっとした優しさを持ちつづけていることを
信じて疑わない。

……ていうか、前にも同じことを何度か書いているけれど、
彼女(の属する法律事務所)から何か連絡が来るたびに、
私はそれを思い出してしまう。
私の住んでいる地元ではないので、直接何かを依頼するというようなことはまずないけれど、
活躍は常に期待しているし、見守っていきたい。
同じゼミを過ごした者として、素直にガンバレ!って言いたい。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★6・今日の金八先生

今日の金八先生……なんか、これコーナーにしてしまいたいくらいだけど、
私はそれほどページを作る手際が良くないので、それは諦めるとして。

鶴本直が「立石メンタルクリニック」にかかって「自分になりたい」と希望し、
それに対して医師がかなり正確な返答をしているのが、
なんかすごいと思った。

特に「ガイドラインの改訂」まで触れていて、中途半端な取材ではない、と
心強い気持ちになった。

また、直が「20歳からホルモン療法、最低2年間それを続けてから手術」ということを聞いて、
ひどくがっかりしているところ、私も同じ気持ちを味わったことがあるので、共感した。

直のことだけに気をとられてしまってはいけないと思う。
とか言いながら、私も登場人物の名前を覚えきれないけど、
(だから予備校教師辞めたのさっ(;_;)……負け惜しみ)
兄が麻薬でずだぼろになってしまった弟のことも、とても切実だと思った。

私は何であれ、「自分が(精神的に)自分でなくなるもの」を体に入れるのはいやだ。
自分の体の中で「自分を自分でなくしてしまうもの」が作られていたことですら、許せないのに。

男性ホルモンとかニコチンとか、人によっては別に何とも思わないようなものでも、
今の私には耐えられない。
まっ、私はもう「男性ホルモン」からは解放されているのだけれど……
(ちょっと行き過ぎ……女性としての適正値さえも下回ってしまい、
おかげで生きてく元気がなくて……まったく……)←それじゃ意味ないじゃーん!!

「自分になる」ということ、改めて大切だと思った。

っていうか、この流れで書いたら、思いっきり艶消しっていうかしらけちゃうことなんだけど、
今日もバイトに行けませんでした……
確かに昔から、「〜に行けませんでした」っていうことになってしまうのが多い私だけど
(ええっと、あれは……うわ?! 小学校の頃からの癖だった!! ううーん……直したい……)
それで自己評価を下げながら、低い自己評価のせいでまた身動きがとれなくなる、
とかいう「悪循環」……煩悩地獄みたい……は、本当になんとかしたいと思う。
不登校の「ナオミ」が、不登校の原因を作った子と接する機会を持った場面、
私にとっても他人事ではないと思う。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月16日(水) 結局、鬱。 居場所 藤野千夜さん新作!

★1・結局、鬱。
★2・居場所
★3・藤野千夜さんの新作!

★1・結局、鬱。

だーってさー。
気分的には少し良くなっていても、やっぱり問題解決ができてるわけじゃないんだもん。

いちばん大きいのは、やっぱり、カネよ、カネ。

「就職なんかゼッタイしないんだあぁっ!!」とかぶち上げても、
現実がこれじゃあ、たぶん幾多の「働かざるもの空べからず」信仰を持つ人々から
「そういう罰当たりなことを言っておるから、資本主義の神様から本当に撥が当たっておるのぢゃ」
(1字訂正:「撥」→「罰(ばち)」)
と思われてるでしょうねー……

といっても、こんな皮肉な言い方で(これもまた多くの人を「煽る」言い方に違いない)
わかるとおり、
私は資本主義もけっきょくは「信仰」でしかない、と思っているので、
そういうことを言われても「ごめんねー、私はその宗教、信じてないの」
としか言えないんだけど。

「働く」という言葉によって、私はどれほど裏切られ、傷つけられてきたことか。
こんなふうに感じてしまうこと自体、もうどうしようもない「病理・病態」なのかもしれない。

そうだ。
もう一つ、なんか私が鬱っぽくなってしまう、という事情があった。

こんな愚痴っぽいことじゃなくて、ここに書く記事を二つぐらい書きかけたのに、
なんだかIE5.5が動かなくなってしまったのだ。
記事は「断片集」形式で、短いものを3つか4つ、ちょこちょこと書き足していたものだった。
それで、バックアップしていなかった……
動かなくなった窓にべたっと貼りついたまま、それらの記事は「強制終了」の藻屑となってしまった……

ま、どうでもいいことだけどさ。
……
あーもうっ。(←悔しがってる(^^;)

「JUST」(日本トラウマサバイバーズユニオン)の「男性講座」、出るか出ないか。
1度出てみて、とても有意義だった。
けれど、その後すごく調子悪くなった。
これがどういう意味で、次をどうすればいいのか、自分ではわからないのに、
こういうときに限って誰に聞いたらいいのかわからない。
それでもう2週間も悶々としているみたいだ。
きっと、多くの人が「そこまで調子悪くなっちゃうんだったら、やめておきなよ」
と言ってくれるだろう。
確かに、そうだなあ、と思う。
けれど、けれどさ……
何かが私を惹くのだ。

私がもっと、いや、あとほんの少しでも、軽やかに生きていける、
そのためのヒントになるような何かが。

それとも、悪魔の囁き?

……なんか、まだ書きたいことがあるような気がするけど、
いったんこの記事は〆ます。
だって、もしまた「固まる」ようだったらイヤだもん。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・居場所

私の居場所はどこ?
私は 居場所を求めて ぐるぐる ぐるぐる あちらこちらを
飛び回る。

「ここにいてもいいよ」
という人がいる。

でも、それらの言葉はみんな、
いつか日に当たると消えてしまう朝露のように
日に当たると灰になってしまうヴァンパイアのように
むなしく消え去ってしまうのでした……

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・藤野千夜さんの新作!

一昨年『夏の約束』という小説で芥川賞を受賞した小説家、藤野千夜(ふじの・ちや)さんが、
2年ぶりに新刊を刊行した。

---------------------------------

『ルート225』藤野千夜(上製・288P)
定価1500円(税別)
1月上旬発売(←っていうことは、もう発売されてるのね?!)
理論社刊

「微妙なズレのパラレルワールドに迷い込んでしまった姉と弟の物語。
 最新の藤野作品はせつなくなるほど魅力いっぱい!」

---------------------------------

写真でちょっと見たことがあって、テレビでちょっと動いているところを見たことがあるけれど、
詳しくは知らない。
でも、どうやら、この人は「MtF」であるらしい。
2月1日(金)午後7時〜8時、新宿南口のルミネ2・青山ブックセンターでサイン会も開かれるそうで、
私は残念ながら行けないけれど、
いつかお会いしたいと思う。

ともあれ。
藤野千夜さん、新作刊行おめでとうございます
早く読みたいです。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月15日(火) 「底尽き体験」

★1・『怪談』=「底尽き体験」かも

★1・『怪談』=「底尽き体験」かも

昨日の朝、突然『怪談』をUPして、
それから半ば死んだように眠ってしまい、
気が付いたら何も食べずに眠っていたので今度はおなかがすいて動けなくなり……
馬鹿みたいだけれど、明らかにこのままではいけない、と感じた。

その感じ方は、覚えのある感じ方だった。

私、おかしな癖がある。
どんどん、どんどん、一言で言えば「自虐」(これが実は「自己虐待」の略語、とか言われたら、
改めてひどく落ち込みそうだけど(-_-;)に走り、
どんどん身動きできなくなってどうにもならなくなる。

で、そういう状態の中で、「ふっ」と何か作品ができることがあるのだ。
それは、ある時は曲だったし、またあるときは詩だったし、小説だったこともある。
(『反(ANTI)』なんかそうだったみたい(^^;)

それは、もしかしたら私が落ち込みの「底」をふっと触れた、ということの証なのかもしれない。

それとも、私が「底」に残した「書置き」なのかもしれない。

そうして、私は浮かび上がる。
たいてい、落ち込みの原因となったことがらは、何も解決しているわけではない。

それでも、過ぎていく時間の海の中でばた足やかき手をする元気は、いちおう回復するようだ。

そういうことがあるので、私は自分の作品をいつも「記念」だと思ってしまっているようだ。
なんの記念でどういう意味があるのか、いちばんよくわかっているのは私だ。
なので、人が見てもちっとも面白くなくても、私自身にはとても味わい深かったりする。

それで、自分の作品については評価が甘いのかもしれない。
ちょっとたちの悪い「親ばか」のように、ほんの僅かに貶されるだけで怒ってしまったりする。
(↑こんなこと書いたら「批評」できないじゃんねー、バカ>自分)
いちおう、どうやら私が感じているほどどの作品も本当は面白くないらしい、ということは
薄々わかっていたりするんだけど。

私は、私の生み出した作品を愛する。

それらは、みんな「私という作品」の二次創作だ。

なんか、スゴい言い方になっちゃったけど……

後注:
ホント、スゴい言い方になってしまったけれど、
どうか多くの人に批評してもらいたいと思います、私の作品。
確かにちょっと前、自分の作品の最初につけられた感想が
あまりにも否定的だったのでキレちゃった、なんていう「前科」もありますけれど(^^;
あれは「生まれ変わる」ほどの目に遭った頃だったので、
そういうことは今後まずないと思いますm(__)m
どうか、私の作品に対して、ご意見、ご感想、ご批評、
なんでもいいからお願いします!!

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月14日(月) 私は「やおい作家」? 怪談(書き直し)

★1・私は「やおい作家」?
★2・怪談(書き直し)
★3・……

★1・私は「やおい作家」?

なんだか、執筆中(ってなかなか進まないんだけど)の『Survival第2章』、
何気に読み返してみたら、まるで「典型的なやおい?」とでも言いたくなるような内容。

別に狙ってるわけじゃないし、私「やおい」のことはあんまりよく知らないんだけど?
なんでこうなっちゃうんだろう?

……ま、いいや。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・怪談(書き直し)

(ある掲示板で、「怖かったから」ついつい書いてしまった記事)

以下転載---------------------------------

……それは私がまだ幼稚園の頃のことでした。

私は2階の広いほうのお部屋の床の間に飾ってある祖父と祖母の写真、
殊に祖母の写真が怖いと思っていました。
だって……どこに行っても祖母の目はいつでもこちらを見て 
いて、
決して離れないんだもん。

それなのに、私はその部屋に一人っきりで寝かされておりました。
弟が隣で寝ていたはず……? 記憶にありません。

どういうわけか、私はなかなか眠れず、なんとかして寝たふりだけでもしようと
目をつぶっておりました。

すると、どこからか「ギシッ」という音が聞こえてきたのです。

ああ、あれは階段の音だ……
私はそう思いました。
私の家は古くて、階段の建てつけが悪くなっていて、
下から3段目、それから5段目か6段目、そうして上から2段目……
確かそのくらいが、いつも踏むと「ギシッ」という音を立てるのです。

でも、誰が階段を上ってくるんだろう?

……まさか……おばあさん?
今日、怖いのをごまかそうと思って、ふざけて逃げ回るような真似をしたから、
それを怒っているんだ、きっと!

私は、どきどきしてしまいました。
怖い。
誰が上ってくるんだろう?
怖いよう……

「ギシッ」
また音がします。
これはきっと真中へんの段だ。

「ギギィッ……」
ああ、これは上から2段目……

そうして。
音が止みました。
どうやら、足音の主は階段を上りきって、
私の寝ている部屋の入り口の扉の前に立っているようです。

誰なんだろう……?

私はできるだけ誰にも気づかれないように
(だって部屋の中にはもう祖母の写真があって、私を見ているから!)
そおっと掛け布団を引き上げて、顔をほとんど覆い隠してしまいました。

そうして、布団すれすれのところから僅かに目を出して、
薄目を開けて扉のほうを見てみたのです。

「……すうっ……」
扉が静かにすべる音。
扉の向こうには……

誰もいないのです。

私はそのことに気づいて、本当に怖くなってしまいました。
いやだよう。
誰なの。
私に何をしようとしているの。

体を強ばらせてじっとしている私の耳に、今度は
「ギュッ」
というような音が聞こえてきました。

それは、畳を踏みしめる音でした。
「ギュッ……ギュッ……」
足音は、とてもゆっくりと一歩一歩踏みしめながら、
こちらに向かってくるのです。

こちらに来る!
誰なの。
見えないよう。

姿のない足音は、だんだん私の頭のほうにやってきます。
私は、薄目を開けているのを気づかれてはいけない、と思って
ぎゅっと目をつぶりました。

「……ギュッ……ギュッ…………」

ちょうど、頭のすぐ上のところで立ち止まったようです。
なんだろう。
なぜ立ち止まっているんだろう。

私は何かされるのかと、いっそう体を強ばらせていました。

「……ギュッ……」

足音がまた聞こえてきました。
どうやら、頭のところでは何もしないようです。

足音は私の右のほうからやってきたのですけれど、
頭のところから今度は左のほうへ回り始めました。

こうやって私のまわりを回るのは、いったいなんだろう。
何かのおまじないだろうか。

私はそう思っていました。

「……ギュッ…………」
足音が、また立ち止まりました。

今度は、私の足元です。

そのとき、何の拍子かわかりません、
私は突然、目を開けてしまったのです!

……そこには、黒い人影がありました。
「姿が見えない」と思ったのは、どうやら私の気のせいだったようです。

でも、それが誰だったのか、私には今でも思い出せないのです。

ただ、その黒い人影と、一瞬、目が会ってしまったような気がします。

私は慌てて目をぎゅっとつぶりました。
黒い影は、そのまま少しの間、そこに佇んでいました。

「……ギュッ…………」

黒い影の足音は、三たび歩き始めました。

「……ギュッ……ギュッ……」

そうして、階段の手前の扉のところに来ると。
……

それっきり、何の物音もしませんでした。
私はしばらく、耳をこらして、その黒い影がまた階段を踏み鳴らしながら
降りていくのを確かめようと思っていたのですけれど、
いくら待っても何の音も聞こえませんでした。

……次に気が付いた時は、もうカーテンの隙間から白っぽい明け方の光が
漏れて入ってきていました。


---------------------------------

本当にあったお話です。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・

……

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月13日(日) 指摘その後

★1・指摘その後 *本文は別ページへ
★2・消息
★3・礼拝と、親戚
★4・心じゃなく、体?
★5・ゲイ・フロント関西「TG自助グループの約束事」

★1・指摘その後 *本文へ
(いやその、別ページに飛ぶ必然性はあんまりないんだけど、
なんか成り行きで……ていうか、昨日の記事を加工したので……
ご不便をおかけして申し訳ありませんm(__)m)

ページのトップへ

★2・消息

昨日の夜から今朝にかけて、「携帯電話が通じない・ネットアクセスができない」という
環境にいたので、もしかしたらご心配かけてしまった人がいたかも。
すみませんでした。

で……
昨日、実はある友人が訪ねてきて、私があんまり鬱々悶々としているので、
見るに見かねたらしく、半ば無理やり私を外に連れ出してしまったのです。
そうして、行ったところは、私にとって昨年思い出深かった場所……
ちょっと大げさかもしれないけれど、私にとって「究極のリゾート」とも言えるし、
かけがえのない別荘とも言える、そんなところだったのです……
(実際にどこなのかは、ちょっと秘密(^_-)☆)

ただ、これも詳しいことは書けないけれど、
その場所は、昨日が私の母の「命日」である、という点でも、
行くのに相応しい場所だった、と付け加えさせてください。

おかげで私はだいぶ立ち直ったし、
少なくとも今夜からの行動には立ち向かっていけそうになりました。

心から、感謝を込めて。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・礼拝と、親戚

(「2・消息」のつづき……)ただ、今朝、そこから帰ってきたら、もう午前10時半をまわっていた。
私は教会へ行ったけど、すごく遅れてしまったので
こそこそと入っていき、すごすごと帰ってきた。
一足先に行っていた親戚や弟とは、言葉も交わせなかった。

でも、今日はそれでも仕方ないと思う。(ごめん、「F」! ごめんなさい、叔父さん、叔母さん!)

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・心じゃなく、体?

うーーー……おかしい。
せっかく気持ちが回復したと思ったのに、また寝てしまった。
お昼過ぎから、夕方まで。
いったいどうしたというのだろう。
それとも、まだ現実的に「このままでは人を裏切ってしまうことになる」
ということに直面できないのか。
全体に、体がだるい。

……

なんだか、とても悪い想像をしてしまったりして。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★5・ゲイ・フロント関西「TG自助グループの約束事」

ゲイ・フロント関西「TG自助グループの約束事」

という文章を、ある人が紹介してくれた。
「暗黙の了解」とはいえ、いつでもそれを守るのはあんがい難しそう。
ただ、ある意味それを広く「暗黙の了解」=「常識」としていくことが、
私も含めてGID当事者の「生きやすさ」を実現していくことなのだろう、と思う。
当事者間でお互いの「生きやすさ」を築いていけることが、
非当事者の中での「生きやすさ」の「礎(いしずえ)」にもなると思う。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月12日(土) 鬱止め(ウツドメ) 一周忌 運勢 指摘

★1・鬱、止まらず…… おまけ
★2・一周忌
★3・当日の運勢
★4・指摘*別ページへ

★1・鬱、止まらず……

なんか、サイアク。 劇団の練習、けっきょく今日も「おサボリ」。ばかみたい。みっともない。
しかも、「お話しましょ♪」に書いたのをそのままコピペするけど:


管理婆(かんりーば)=じゃっきー 題名:ご案内……xxxx(-_-;xxxx  
投稿日 : 2002年1月11日<金>15時26分
 

臨時ニュースを申し上げます(-_-;

昨夜遅くより、当掲示板の管理人、通称「管理婆(かんりーば)」こと会津里花さん(年齢不問、性別不詳、敬称つけちゃった。ゴメン)が「SimCommunity」内のサブコミュニティ「T's Community」でお借りしているHPへのアクセスができなくなりました。

本人の調べによると、「T's Community」全体で知っている限りのどのHPへアクセスしようとしても不可能であるため、コミュニティ全体にわたるアクセス障害であるとの可能性もあるとみて、引き続き調査……しても私にはどうすることもできないので、固唾を飲んで見守ることにしました。

本人談話:
「あっ、そうか、ときどきアクセスしてみるとかコムマスターさんにメールを送ってみる、とか、やれることはいくらかあるし、それを『引き続き調査』っていうんじゃないの。
ねっ、これ、このまま載せるの?
やだっ、やめてよぉー、私考えるのがすごくとろいの、ばれちゃうじゃーん!(以下聞いててもしょうがないので略(-_-;)」

なお、新たな事態が判明し次第、順次お知らせしてまいります。


というわけで、ご心配をおかけしておりますが、
どうか今しばらくお待ちください。
その間こちらでお話してもいいし、
文芸部雑記帳
http://www61.tcup.com/6114/jackiematthews.html
』をラウンジ代わりにしてもいいし、
『文芸部長』の本体のHP(下記URL)を眺めていただくのも、こちらはぜひぜひお願いしたいところです。
よろしくお願いいたします。

会津里花m(__)m
.

http://www1.odn.ne.jp/~ccp05090/

管理婆(かんりーば)=じゃっきー  題名:「Sim」とそっくりな「ODN」開設(-_-; 投稿日 : 2002年1月12日<土>00時31分

……ええっと、ええっと。(?_?)
何がなんだかよくわからないんだけど…… σ(^^;?
なんか、あれこれやってるうちに、『文芸部長』と同じODNのサーバに
WELCOME TO JACKIE'S!』ができてしまいました。

もしかしたら、これ、「ミラーサイト」っていうやつ?
それにしては、なんだかえらく体裁が違うけど……

http://www1.odn.ne.jp/~ccp05090/simjackie/welcome_to_jackies.htm

最近は「まあ、そんなこともあるだろうな」程度に思えるようになってきたけど、
以前はサーバが何かの障害で動かなくなると
「私のせい?!」とか言って過剰反応してたものでした。

あの頃と比べたら、私は落ち着いてきたのだろうか。
でも、……

だったら、なぜ、家から出られなくなってしまったの?

つらい……

この記事のトップへ
ページのトップへ

お ま け ☆彡

  / ̄ ヽ
 |^◇^ ヽ りゅん☆ミ
 (     )
  ''ゝ'''ゝ´

★2・一周忌

そういえば。
じゃなくて。
だからさ。
っていうか。

母の一周忌じゃん、今日。
(今は午前3:13ぐらいだけど)

死にゆく母の隣に何十年ぶりかで「添い寝」しながら、
私は母の、長期入院患者によくある臭いを嗅ぎ取っていた。

今、私はなんだかそれと同じ臭いが自分から発せられているのを感じる。
それは、「死臭」なのだろうか。

……なあんて、そんなこと、あるわけないじゃん!
ね。
あはは。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・当日の運勢

---------------------------------

明日(2002年01月12日 Saturday)のあなた(1961年03月18日生まれ女性)の運勢は

総合運 65点
あなたの運勢の雲行きは少しあやしくなっています。あせって行動しても
うまくいかない時なのでしばらくチャンスがくるのを待つことにしましょ
う。目上の人への態度には要注意しましょう。物事は穏便に努めましょう
。礼儀を慎み、周囲の人たちに感謝の心使いで生活を送ると、あなたにや
る気とこれからのチャンスを与えてくれるようです。目上の先輩は、チャ
ンスを今、あなたに与えようかと考えているようです。

恋愛運 88点
優しく暖かな運気です。今日のあなたは、とても落ち着いた気持ちになっ
ているでしょう。誰にでも心から素直に優しくしてあげることができるで
しょう。あなたの周囲のひとたちも、なにかあるときっと助けてくれるは
ずです。

仕事運 97点
あなたの知らない一面が、星の力によってパワーを生み出そうとしていま
す。ラッキーポイントは外に出ることです。外気の空気を吸って、あなた
の体に刺激を送ってみましょう。刺激によってあなたの力を開く道筋を作
り出す一面を得ることとなるでしょう。

---------------------------------

……なんていうか……
「仕事は絶好調、恋愛もまあまあ、だけど総合すると最悪!」っていうこと?

フクザツ……

ていうかあ、何かの「記念日」とか「忌み日」とかの運勢をわざわざコピペなんて、
ちょっと「典型的」すぎる、っていうか、はっきり言って「ベタ」だよねー!!

眠りに落ちるまで、『赤毛のアン』でも読もう。
このお話を読んで眠ると、夢見がいいもん。
(なぜか『アン』を語る時だけ口調がちょっと違う……(^^;
でも、ほとんど100年近く前に出された本なので、
いくぶん時代がかった感じになるのは仕方ないのかも(^^;)
4:05記す

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・指摘*別ページへ

2002年01月10日(木) 第4回GID研究会 執行一実さん 金八先生

★1・第4回GID研究会のお知らせ
★2・執行一実さんの記事
★3・泣いたり、ふざけたり。
★4・金八先生
★5・friends*別のページへ

★1・第4回GID研究会のお知らせ

**この記事は主催者のご承諾を得て掲載しています**

1999年以来、その年度における
GID(Gender Identity Disorder;性同一性障害)
についての研究や実践の成果と今後の課題を討議する学会が、毎年3月に行われています。

本年も例年どおり開催されますが、今年の場合、一点だけ例年とは異なり、
岡山での開催となります。(昨年まではいずれも東京だったとのことです)

ただ、私はそれでも参加しようと思っています。
昨年参加して、私自身がとても勇気づけられたし、
GIDに限らず「人間の行うこと」としての限界も、それなりに感じ取ることができたからです。

「GID」ということを考えるとき、
もちろん自分自身の生き方を全うするのがいちばんなのでしょうけれど、
それが自分一人ではないのだ、ということを、オフライン
(または「生身」とか「現実に」とかいう言い方をしてもいいのかも)知ることは、
少なくとも私にとって大きな意味を持ちますし、
他にもGIDということを苦しむ多くの人にも、
逆にそれを「希望」とする人にも、
同じように意義深いものとなる可能性があると信じます。

それで……

できれば、私、一人で行くのは心細いので、
一緒に行ってくれる人、大募集で〜〜〜〜〜す!!!!

第4回GID研究会(性同一性障害研究会)

■日   時: 2002年3月23日
■会   場: 岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム岡山)
〒700-0024 岡山市駅元町14−1
TEL 086-214-1000
■会   長: 岡山大学大学院医歯学総合研究科
精神神経病態学教室教授 黒田重利
■参 加 費: 3,000円
■事 務 局: 岡山大学大学院医歯学総合研究科精神神経病態学教室内
     (担当 佐藤俊樹)
〒700-8558 岡山県岡山市鹿田町2−5−1
TEL 086-235-7242 FAX 086-235-7246
E-mail: t_sato@md.okayama-u.ac.jp


今年は特に、「インターセックス」や「クラインフェルター症候群」などの
身体的な性分化異常とGIDの関連にも光を当てた研究や実際の治療例などがあったと思うので、
何か報告があるのでは、と楽しみです。
私自身はどうやらISやKSの「当事者」ではないようなのですが、
自分のことを考えるのにとても大きなサジェスチョンを受けることができたと思うし、
できることなら勇気ある当事者の参加も希望しています。

また、なにしろ行き先が「岡山」なので
交通の便とかも今から考えなくてはならないのでしょうけれど、
詳細はメールまたは掲示板で検討していきましょう。


メールは→会津里花 jackie-matthews@syd.odn.ne.jp へ
掲示板は→お話しましょ♪http://www.cafe7.net/bbs1/mkgif.cgi?Jackie へ

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・執行一実さんの記事

私が自分のことでどたばたしている間に、世の中は確実に時計の針を一目盛、進めていた。
実は、私はこの人に一度だけだがお会いしたことがあるのだ。
(実はその後もいろいろとお会いしたりしたかったのだけれど……
なんか、割と瑣末な理由で疎遠になってしまった。
というのは、この方と私と、携帯電話の機種だか会社だかがとても相性悪くて、
いくら電話しても、お互いに全然聞こえなかったのです(;_;))

ともあれ、記事をしっかり読んでほしい。
私も、まだよく読んでいないので、もう一度読みたいし。

以下転載---------------------------------

私・主義
「自己責任」時代の暮らし方

(2002.1.7 毎日新聞朝刊)

戸籍で認められたい

「友人の女性を紹介したいんだけど……」。そう言って一人息子が連れてきた「女性」は、スカートをはき化粧をした男性だった。
「驚きましたよ」。長友サチさん(82)=東京都世田谷区=は、長男斎さん(55)=同新宿区=に、パートナーの執行一実さん(45)を紹介された3年前を思い出す。ノド仏があった。声も低い。女の勘がただの友達でないことも知らせた。強い抵抗感を感じた。
 斎さんに誘われ、仕方なく3人で食事や買い物に出掛けるようになった。「普通の女性との結婚を望んでいた」サチさんだったが、執行さんの優しさや思いやりに触れ、次第に人柄に好意をもち始めた。「男と女でも不幸な夫婦は多いし、本人たちが幸せならそれでいい。息子にはもったいないお嫁さんと思います」と、今は2人の「結婚」を受け止める。

性同一性に障害

 執行さんは「性同一性障害」。幼いころから、好きな男性のそばにいると胸がドキドキした。女性とも付き合ったが、性交渉に嫌悪感を覚えた。それでも「みんなと違う自分」を悟られないよう、必死に「男」を演じた。ゲイかもしれないと思い、ゲイ・バーに行ったこともあったが、違和感が付きまとった。
 早稲田の大学院を出て30歳で大手予備校の河合塾に就職した。
「仕事に熱中することで、だれにも言えない心の闇を無理やり封印していた」
 自分が性同一性障害と知ったのは40歳の時だった。医療行為として国内初の性同一性障害者の性転換手術が報じられ、本当の自分を悟った。「闇の向こうに明かりが見えた」と感じた。何か行動を起こさなければと、まず、ヤミ治療で女性ホルモンの注射を始めた。一気にではなく徐々に女性になろうと思ったからだ。胸は膨らみ、体はふっくら丸くなった。化粧をし、女性の服装で教壇に立った。

差別には勝算

 ただドン・キホーテになるつもりはなく、「勝算」はあった。勤め先が教育機関ということと、上司たちも大学紛争を経験した世代で、ともに人権や差別には敏感だと思った。さらに講師として「どこでも食っていける」と自信があった。
 カミングアウト(公表)して直面するであろう偏見にも、「去るなら去れ」と開き直った。不安よりも、中途半端で生きる精神的なダメージの方が、限界に近かったからだ。
「女でしか生きられない自分を認めて」。化粧を始めてから約1年半、精神科医の診断書をもらい、上司に説明した。

交際も隠さず

 斎さんと出会ったのはそんな時。「女装の友人」として付き合い始めた斎さんも、やがて「女性らしい」優しさと賢さにひかれていった。ただ「女性」と認めるまでは時間がかかったという。
 斎さんが男性を愛したのは初めてだったが、今は「姿形でなく心根にほれた。一生のパートナーです」と言う。執行さんに「将来結婚するためにも、だれにでもきちんと説明できる生き方をしよう」と、正規の治療を勧めた。友人にも積極的に紹介した。
 「私との交際を隠さない彼の思いに、正々堂々生きることで応えたい」。執行さんは現在、正規の治療を受け、来年2月にも性転換手術を行う。
 2人の夢は結婚だが、国内法では性同一性障害による戸籍訂正を認めた例はなく、今のままでは結婚できない。結婚や戸籍など「制度」がすべてでないとも思う。それでも、執行さんはあえて戸籍上の結婚にこだわる。
「普通の男女は結婚する、しないの二つの選択肢があるが、私たちにはその選択肢すらない」と訴える。
 執行さんは手術後、戸籍の性別が変わったら、戸籍の本名を一実に改名すると決めている。その時、心の闇から本当に解放されると信じている。

■□■

 現行の法制度では結婚できないが、それでも執行さんは恵まれていると思った。斎さんはもちろん、その親せきも障害を認めてくれている。上司も理解してくれたし、実の母親も受け入れてくれた。しかし国内に数千人いるとみられている性同一性障書者の大半は、差別や偏見を恐れ、公表をためらって暮らす。生活は不便だろうし、抱える精神的苦痛は想像もつかない。制度だけでなく、彼らの生き方をきちんと受け入れる時期だと思う。



ファイル
●性同一性障害

 自分の肉体の性に違和感を覚える性同一性障害者は、女性では約10万人に1人と推定されているが、男性の場合、約3万人に1人とされ、女性より多い。日本初の性転換手術は98年10月、埼玉医大で当時30代の女性に行われた。その後、岡山大でも実施。性転換手術は後戻りできない手術のため、日本精神神経学会の治療ガイドラインは、精神療法、ホルモン療法と段階を踏んだ後に手術を行うよう規定している。
 戸籍の性別が変更できないため、就職や結婚など生活に支障をきたしており、住民票や俣険証などの提示が必要な場合は、外見と性別表記が合わないため、性同一性障害であるという事実を告白せざるを得ないのが実情だ。最近、性転換手術経験者が戸籍の訂正を求めて家裁への申し立てを行った。
 米国の多くの州やドイツ、イタリアなどでは、性別表記の訂正を認める特別法を制定。フランスやスペインなどは法律では決められていないが、裁判所が判決で、出生証書の性別表記の訂正を認めている。

---------------------------------以上転載

改めて、執行一実さんの勇気ある、賢い行動を称えたいと思う。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・泣いたり、ふざけたり。

とある掲示板への書き込みです。
本当は、基本的に「クローズド」の掲示板とかに書き込んだものをこちらに転載するのは
もうあんまりしないほうがいいんだ、と思っているんですけれど、
自分で「ジサクジエン」とか言ってるけど、……言い訳かもしれないけど……
ええいっ、うるさいっ!!>自分
わかってもらえたら…… 見苦しいかもしれないけれど。

---------------------------------

>>1 (……じゃなくて、左のリンクから「セレニティ・プレア」に飛べます;自作です、いちおう……)

バイト、またコケてしまいました。

なんだか、昨年の1月と同じようにしたい、と誰かが言ってるみたいで、困りました。
1月9日から11日までは、母のそばで寝ていなくてはいけないんです。
母の死の直前の、3泊4日です。

(中略(-_-;)

母は1日ごとに弱っていくのがよくわかりました。
8日にはまだ、目を開けていたと思います。眠っているときが多かったけど。
9日には、目をつぶっているときが多くなった。
声をかけると目を開けた。
10日には、私か弟が声かけないと目を開けなくなった。
夜中、ときどき呼吸が止まりかけてはまた再生する、というのが始まった。
なぜか、遠雷が聞こえた。それは決して怖くなかった。
11日、ほとんど目を開けなくなった。
呼吸が途切れる回数が増えた。
12日の午後、家族や親戚が見守る中、母は静かに息を引き取った。
こときれるとき、最期に長々とため息のように息を吐いて死んだ。

一周忌が間際なのに、こんなに弱ってていいんか、自分?

(中略(-_-;)

母は確かに、私のことを本当に見ていたかどうか疑わしいところのある人でした。
もしかしたら、私をお人形の代わりにしていた、そういうタイプだったのかもしれない。
けれど、(実はお互いに)ぼろぼろになりながらも、
なんとかして私のこと(GID)を認めようとしながら、
そうすることで、私がせめて祖父と同じように自ら死んでしまったりしないように、
苦しみながら、でも、私を受け入れてくれた人だった。
私は母のお人形をやっていたと思うけれど、
それでも私は母のことを憎んだり恨んだり、できないのです。

私は、性的侵入の加害者だったことがあります。
こんなに苦しい思いをしているから、許してほしい、と思います。
なぜあんなことをしてしまったのでしょう。
なぜあんなに小さな頃から、あんなに多くの子どもたちに、
今思えば性的侵入としか思えないようなことを、したのでしょう。
正直なところ、自覚もなく「いたずら」や「いじわる」をした自分が
なんだかかわいそうで仕方なくなってきてしまいました。
でも、被害の記憶に怯える人たちが、私を許せるのでしょうか。
「わかったから、せめてそばに近寄らないでほしい」と
言われるのではないでしょうか。

ぼろぼろ涙がこぼれるのを、止められないの。

小紋のHP、すごくきれいだと思って眺めながら、
それでも涙が出るの。

私の寂しさを、私はどうやって埋めたらいいんでしょう。
埋めないで、ただ感じるのみでいられるのでしょうか。

(中略(-_-;)

どうしよう。
バイト、2度もコケてしまった。
ついさっき、(書き込みはじめる直前)店長から電話があって
行けないって言いながら、それだけで泣いてる。
泣けばいいってもんじゃないんだよ。
あの人と、あの人に、迷惑がかかる。
なんなのよー。

3月23日、岡山に行きます。
その前後、もしかしたら西日本をうろうろできるかもしれません。
けど、今と同じ状態だったら……
って、ああ、もう、何もかもまぜこぜじゃない。

---------------------------------

ところで。
少し落ち着きました(は、早いな>自分;いーもん、
「今泣いたカラスがもう笑った」ってちっちゃい頃よく言われたもん!
そーか、オイラ泣き虫だったんだ)
そしたら、少しこんな気が……

「自他の境界線」って、よく自分のこと考えるのにキーワードになります。
他人に自分の心の領域(ATフィー○ドっていうんだっけ?>エヴァネタ)を
侵犯されるのと、
他人から自分の「プライベート・ゾーン」
(=体の、他人に見られたり触れられたりするのがイヤ!と感じる領域)を
侵犯されるのと、
なんだか似ているみたい。

……
でも、今はこれ以上考えられない。

私は自分の性的侵入の加害体験を、はっきりと自覚するのに30年もかかったんです。
それとも、6歳の頃のできごとを「加害」なんて捉える必要、ないのでしょうか。

あれ、なんだかこれ、スレ違い、板違い……
って、ここは2chそのものじゃあ、ないよ>自分

---------------------------------

自分で書いてて、なんだかあまりにもイタい。遺体。
自分ではあんまり使わない言葉だけど、さすがに「逝ってよし。>自分」と言いたくなる。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★4・金八先生、他

とある掲示板に書き込もうかなー、と思ったけど止したこと。

油屋の顔なし。
……で、ございますm(__)m

さっき金八先生見てまた泣いたら、かなりすっきりしてきました。
TS仲間の人からも電話かかってきて、おしゃべりしてたら気が紛れたし。

金八先生・今日のお話を見て:
(原案帳メール)
---------------------------------
送信者:章香
日時2002年1月10日 21:55
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名:原案帳


今、金八先生を見ながら涙を流している。
泣ける男がたくさん出てくる。

麻薬の恐ろしさ。

病との戦い。――その丘を越えちゃだめ!

先輩たちのシリーズは、私は見ていない。
けれど、あの子たちが「本気で演技している」ってわかる。

子どもは育つ。
時には、大人の予想よりも遥かにに速く、そうして、高く……

---------------------------------

私は速記とかタッチパッドの速打ちとか習得しているわけじゃないので、
書ききれないことが多いです。
金八先生が、生徒たちを「守る」ために火の中へ飛び込んだところ、
(画面がなくて文字だけだと文字通り「平面的」になっちゃうけど)
「男の力って、ああいう使い方すればいいんだ」
と思わされてしまいました。

私自身も塾だけど生徒と接する仕事をする機会があったので、
リアル現場があんな奇麗事で済まされるはずはない、とわかってて見ていても
共感してしまうところは多々あります。

ここ数日間、ここの記事があんまりおかしな内容なので
心配してくれる人がいてくれるらしく、
電話がよくかかってきます。
(ああ、でも、電話以外に人とコミュニケートする機会がないんだわ……
せめて「声」だけでも、文字のみ、「意味」のみのコミュニケーションとは
大きく違う……そこにはぬくもりがある……)

この記事のトップへ
ページのトップへ

★5・friends*別のページへ(とうとう字数オーバーでした(-_-;)

2002年01月09日(水) 朝の夢 ネスケとか キリ番

★1・朝の夢
★2・↑よりもっと早い時間の夢
★3・断片集(ネスケとか検索システムとか……)
★4・やだっ、自分でキリ番ゲットなんて(^^;(1800番ゲットォ!)

★1・朝の夢

起き抜けに夢を見た。
一昨年……じゃなくてさき一昨年の暮れ以来、ときどきそういうことがある。
内容は夢なので荒唐無稽、というか設定もストーリーも破綻しているけど、
妙に意味深いような気がするのだった。
今回も三本立てだよ(^^;其の壱其の弐其の参

・其の壱
私が目を覚ますと、まだ8時頃だった。
それで、母に
「これくらいの時間に起きれば、まだふだんなら出かける時間に間に合うでしょ?」
と言うと、母は
「うーん、ちょっと間に合わないかなー?」
と言って笑った。
母の姿は異様に若く、つんつるてんのワンピースを着て、
落ち着きがない。
顔立ちも母とは別人のようで……
っていうか、本当に母とは別人の顔だったような気が。
でも、それじゃあいったい誰?

・其の弐
私がなかなか起きられずにいると、
俳優の岡田真澄氏がなぜかベッドサイドに現れ、
何か話していった。
たぶん私が「作家になりたい」とか言ったような気がするけれど、
そしたら岡田氏は
「あなたにとってすばらしい小説とは?」
とかなんとか尋ねてきた。
初め私はあんまり面白くもない答えをしたけれど、
岡田氏が
「小説の味わいは『毒』ですね」
と言うので、私が
「ああ、『読(どく)は毒』、っていうことですね」
と答えて、手元の新聞にメモするつもりで毛筆で書きつけた。
なんだか夢だということに気が付いたらしく、
私はこのできごとを覚えておかなくちゃ、と思った。
それで、岡田氏に
「失礼ですけれど、あなたは『岡田真澄』さんですよね?」
と確認したら、
「そうですよ」
と笑って答え、さっきの新聞紙に、とてもゆっくりとていねいに、
私から毛筆を受け取ってサインをしてくれた。
最初、筆を逆さに持ってサインしようとして
書けないのに気づいて持ち替えたとき、岡田氏が左利きなのに気がついた。
持ち替えた毛筆は、なぜか朱になっていた。
岡田氏は(というより「も」)とても若々しく、
前に私が持っていた印象のように、ジョージ・ハリスンそっくりだった。
(でも後から思い出すと、やっぱり岡田真澄氏は岡田氏で、
ジョージ・ハリスンのそっくりさんとはいえない。
あと、そういえば「左利き」かどうかも定かではないわ。
あくまで夢の中での「思い込み」。
でも、私は若い頃にそういう印象を持ってしまったのだった。
……あ、そういえば、私、ああいうタイプってすごく憧れちゃうかも?!
……うう、今ごろ気づいた。きゃあ、恥ずかし(#^^#))

・其の参
私が近所を歩いていると、
そのへんの中学生が3人、私のほうを見てにやにやしている。
ちらっと見て、かまわないから無視して行こうと思ったけど、
視界の片隅にメモのようなものが見えて、それに見入ってしまった。
「会津里花、実は……」
というようなことを、メモを見て言う者があった。
私は「あーあ」と思い、その場を離れた。
でも、なぜか職業柄「勉強、がんばりなよ」というようなことを
「声かけ」してしまった。(私は塾教師、というか「教室長」だったことがあるから)
中学生たちは案の定、にやにやしたままその場を離れていったけど、
それでも中の一人がちょっとまじめな顔で「うん、がんばる」というような
アイキャッチを返してくれて、なんだかほっとした。
(この夢は、その前か後にまだなんだかその中学の校庭裏を
通り抜けた、とかなんとかいう続きがあったはず……
でも、もうよく覚えていない)

話が夢のそのまんまなので
(といっても、ある人が「絶対に脚色して思い出している」と言っていたような気がするけど)
はっきり言って笑うしかない……ていうか笑うことさえできないような内容だけど、
書いてしまうことができるのって、なんとなく「すっきり」な気分だ。
もしかしたら「確信犯」? そ、そんな。自覚はないもんっ。

ああ、ヘルパーさんが来た。
少し慌しい……実は多くの家庭、サラリーマンやOLのいる家庭ではお馴染みの雰囲気……に、なってきた。
(でも「調子が悪いから」とかいって引き続きこもらせてもらい、この原稿を書き上げている。
許して、Izさんっ(^人^;)

なんだか、ホンモノの作家みたい。私。(ハイハイ、勘違いは眠ってる間だけにしてね>自分)(-_-;

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・↑よりもっと早い時間の夢

メールボックスを開いたら、こんなメールが入っていた。

送信者:章香
日時2002年1月9日 6:55
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名:原案帳REV


夢の中で、汚い声で叫ぶ私。
もう一人の私がそれを聞いて、
とても怯えながらも
「やっぱり」などと納得している。

母が息を引き取るときの音が聞こえる。

狂気と死は、あんがい私のすぐそばにあるようだ。

東京のアパートで、私は確かに狂っていった。

朝の夢」を書いた時には、すっかり忘れていた。
年月が入れ替わってごちゃごちゃnなっている。
母が亡くなったのは昨年で、「東京のアパート」に住んでいた頃ではない。

まだまだだなあ。

……ていうか……

今はなんだか「狂気を演じる」のをやっていたいらしい。
いわゆる「ジサクジエン」ってやつか。
はあ。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・断片集(ネスケとか検索システムとか……

ネスケ:
ためしに使ってみた。(この記事も最新のNetscape Composerを使っている)
午前中、本人は寝たまま、の最新版(6.2)をインストールした。
IEより固まることも少ないようだし、表示も上品な感じがする。
強いて言えば「機種依存文字」弱いらしい(「文芸部長」のトップのタイトルもフォントが変わっている(^^;)。
古いバージョンのほうが見えてたので、「HG楷書」とかいうのはやめたのね。
たまにはこうやって、使うツールを変えてみるのも気分転換にはいいのかも。
(も一つ、ちょっと気になること……
IE関連だと「Frontpage」は有償でめちゃ高いのに、ほとんど使い勝手の違わない「Composer」は無償だ……
やっぱりMicrosoftの「独占」ていうか「独裁」って、深刻な状況なのかも……)

検索システムの恐怖:
1) ある人から、検索システムによっては検索を防ぐ機能を飛び越えて探られてしまうことがある、
というようなことを聞いた。
それで早速、ちょっと有名な検索システムを見つけて(これも検索で探したんだけど(^^;)
ためしに自分の名前でやってみた。
・会津里花……MSNとかでは出てこないようになっているし、「kensaku.org」でもそこまで来れないのに、
文芸部長」まで含めて160件以上ヒット!!
・Jackie_Matthews……わあ、すごーい、アメリカのJackie Matthewsさんまで出てきた!
私とは何の関係もないのに……
というわけで、改めてインターネットの検索機能って怖い、と実感した。
アメリカのマンらしきさんのメルアドを思わず記憶させてしまうって…… おいおいおい〜〜〜!!(やばいぞ自分!)
この記事のトップへ

「自分の文章」を「検索」で編集する、ということ:
つい最近も書いたけど、「年なし、性別なし」と「原案帳」の過去ログを「テーマ別」に編集しようと目論んでいる。
でも、正直なところ、もう記事として1200件以上に上っている(もっとある)のをいちいち読んだり、
ましてオフ出力で編集してからまたオンラインも同じようにやる、……なんて、
やってられなーーーい!!
ということは、ローカルファイルの中で、上の記事「〜恐怖」で取り上げたような
「ファイルの外から本文内のキーワードを検索」
みたいなことができれば、編集作業はとってもラクなはずだ。
今、私の文章のテーマは、ざっと分けても(っていうか分類に困ってる(-_-;):

・GIDのこと
 (これは更に・メンタル、・身体環境、・トランジット、・日常生活、……
 くらいのサブカテゴリーに細分化させたほうがいいだろう)
・メンタルヘルスのこと
 (これも、下の「家族のこと」と絡んでしまうし、
 ジェンダー全般のことが入ってくるから上の「GID」に統合されるべきことがらも
 多いかもしれない)
・家族というもののこと
・人間関係や友人のこと
・文学(含漫画)のこと
・音楽のこと
・演劇のこと
・政治や宗教、経済こと
・日常生活のこと

となってしまうし(まだあるかも?)、しかもそれらのテーマを併せ持った文章も多い。
重複するキーワードを持つものは、それはそれでどちらからでも飛べるようにして、
とりとめもなく書き散らしている内容を、一連なりにつなげてみたい。
それは、「読者に読みやすいように」というよりも、私自身がそういうものを読んでみたいのだ。

ていうか、そうでもしないと自分の考えていることが分からなくなってきてしまっているみたい。

この記事のトップへ
ページのトップへ

さんざん持ち上げといてアレなんだけど、なんかネスケだと
CGIの枠の中の表示で枠の外に文字が潜ってしまったり
文字変換の速度についてこれなくて変換中の文字が消えちゃうとか、
それなりに不具合があった。
しかも、この日記のプレビューウィンドウを開いたら、それがやたら重たくて、
「固まっている」に限りなく近い状態になってしまったようだったので、仕方なく閉じてしまった。
なのでここだけIE。

★4・やだっ、自分でキリ番ゲットなんて(^^;(1800)

とか言ってるうちに、なんと自分で
1800番
を踏んでしまいました。
(ま、まあ、書いてる本人がいちばん踏みやすいんだろうけど……)
この日記フォームで始めてから2ヶ月ほどなので……

って、1ヶ月に900カウント?!

け、けっこう多い……
……それだけ私が「人騒がせ」っていうこと、なのよ、ねー……(-_-;

とは言え、面白がったり心配したりしながら読んでくださる皆さん、

(v^ー') <アリガトウ

(そうそう、Jackie_Matthews Logによれば
現在 49865 hit!!(since 2000 01/02 15:13)
だそうで、WELCOME TO JACKIE'S!のほうももうじき5万Hitsなんですね。
2年間、本当に多くの人々にさまざまなかたちで支えられてきました。
本当に、……本当に、ありがてえこってすm(__)m)

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月08日(火) 風邪引いた……

★1・風邪引いた……
★2・ソリティアをやりながら

★1・風邪引いた……

ふう……
しんどい。
食べられない。朝から今まで寝ていた。

心にショックがある。
人との関わりは、難しいものだ。
自分にも非がある。
それは強く反省する。
けれど、相手は非を認めているのか。
私はまた同じような目に遭うのはいやだ。
けれど、もしもそれを自覚できない相手であれば、
無邪気にまた同じことをしてくるかもしれない。
ならばそういう相手とは関わらないようにしたほうが
いいのでは。

「こちらにも非がある」ということが
時に相手の個性とのぶつかり合いで
不可避に起こることがある。
私にしてみれば「こちらの非は相手のせいで起きた」
と言いたいくらいだ。

けれど、それを言うのは不毛であるような気がする。
もしもその相手とこれ以上関わろうと思ったら
その部分には触れずに関わるか、
それが困難なら、離れるしかない。

弱々しく見える外観や表し方をしているのに、
実はとても力強くて
時にはこちらが(相手が)凌駕されてしまうような
人がいる。
私もそうだ。
自らのパワーを自覚できていないのだ。

「侵入」は、本当に恐ろしいものだ。
私が一定の注意を払っても
(ある程度以上の距離に顔を近づけない、とか)
相手にとっては「二人きりでいる以上それは侵入だ」
ということになってしまう場合もある。

同様に、相手は配慮も含めて行ったつもりでも、
私自身にとっては自分の自由に対する侵入、としか
思えないことがある。

一般論にすりかえて書くのはやめよう。

真理とは、常に現実的、具体的なものなのだ。

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・ソリティアをやりながら(断片集?)

(タイトルは『オリビアを聞きながら』のパロディです……(^^;)

土曜日の夜……日曜日……月曜日……火曜日、が、日付の上で終わったところ。
なんだか、不思議な落ち着きが私に訪れている。
考えてることは、そこはかとなくあれこれ浮かんでは消えるけど……

年なし、性別なし』はサーバから削除した。
あの頃の文章は、今は自分でもあまり見たくない。
いずれ、整理して「テーマ別」にまとめられれば、と思う。
それは『原案帳』についても同様。
といっても、こちらはSimCommunityのほうにある過去ログもそのままだけど……
ローカルにもODNのサーバにもコピーしたので、
だんだん移転して、検索もできるようにしたいけど……
なまじ検索してしまうと「エッ、そうだったの?!」とか
「知らなくていいこと」まで明らかになってしまいそうなので、怖い。
たぶん、自分の都合の良いようにトリミングしてしまうんだろうな……
(オトナって汚いからイヤっ!!)……>自分(-_-;

性虐待の被害〜加害の連鎖」について、
もしかしたらすんでのところでまた実体験してしまうところだったのかもしれない。
そこまで自分を責めなくてもいい、と言ってもらえるだろうけれど、
私の頭からはそのことが離れない。
ここを読んでいる男性は、どうか注意してほしい。
たぶん、日本人でも、特に女性を偏見なしに理解する恵まれた環境にあった人以外は、
かなり多くの人……特に上の世代になればなるほど、
「女性が危険だと感じること」に対して鈍感だと思う。
しかもそれ、本当は「女性」についてだけ言えることではなく、
男性についても同じことなのだ。
っていうか、性的に強い者は、弱い者に対して
侵入しない
という配慮をより注意深くする必要があるのではないか。

**この先、もしかしたら「フラバ注意」かも(-_-;**

唐突な喩えで読んでる人は面食らっちゃうかもしれないけれど
オトナの男が少年に自らの性体験を教えてやる場合。
笑っちゃうかもしれないけれど、それが「Iメッセージ」だったら少年は安全に聞いていられるだろうけれど、
「おまえは〜するんだ」というような言い方ばっかりされたら、
性体験がほとんどない少年はいったいどう思うだろうか。
まして、それをオトナが少年に対して実際にやらせる、とかしたら……げろげろ〜〜(ToT;;

「何も知らないようだから、それを教えてあげないと」とかいう衝動は、
いったいなんなのだろうか。
それは、もしかしたらオトナの女性から少年に対して行われる場合もあるかもしれない。

なんか、何書いてるのかよくわからなくなっちゃった。
やめやめ。

何よ〜〜〜!!
他にもあんがい楽しいこと考えたのに、もう思い出せなくなっちゃったじゃないのーー!!
ぷんぷん。って、自分に怒ってどうすんの?!

スミマセン。まだ壊れてるの直ってないみたいです。
風邪引いてて頭痛いし、明かりをつけずにぱそこん見てたから、
目も痛いです。

すみません。本当に、すみません……

(そうだ、確かGID関連のことも何か思いついたのだった……
ああ、そうだ、ガイドラインのことだった。
とても消極的な意図で作られている現行のガイドラインに固執すると、
これからいっそう増えていくであろうGIDがらみの現象や当事者の個別性に
ついていけなくなってしまうじゃないか、というようなことだった……
今はまだ、個別の症例を多くの人が検討していくべきなのだ。
確か、そんなことだったと思う)

そういえば、バイト休んでしまったのだった。
申し訳ないことしたと思うし、
こんなことばっかりやってたらクビになってしまっても文句言えないと思う。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月07日(月) 自分だけの掲示板……?

……っていうのを、増やしてしまおうかな。
自分でテーマ別に分けちゃう、とか。
……でも、管理しきれないじゃんね。

2002年01月06日(日) Serenity Prayerふたたび

★1・Serenity Prayerふたたび
★2・生きづらさとの和解
★3・停滞

★1・Serenity Prayerふたたび

「原案帳用原稿メール」より:

送信者:章香 
日時:2002年1月6日 0:23
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名:


セレニティ・プレアはりつける

送信者:章香 
日時:2002年1月6日 0:23
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp

「揺り返し」のようだ。
とても、辛い。
私がしたこと、されたこと…
「どちらのほうがより悪い」ということではない。
ただ、とにかく、そのようなけとを引き起こしたり、巻き込まれたりしたことが、辛くて仕方ない。
今は、「人」を恨む気にはなれない。

神さま、あなたはときどき、お茶目なことをされるのですね。

送信者:章香 
日時:2002年1月6日 1:36
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp

神さま わたしに お与えください
変えられないものを 受け入れる おちつき を
変えられるものを 変える 勇気 を
そうして この二つを 見極める 賢さ を

(以上、東海道線車内にて)

この記事のトップへ
ページのトップへ

★2・生きづらさとの和解

以下、IFFへの投稿より。
(久しぶりの投稿……「会員制」だし、
あんまり中に書いていることを外に出すのはよくないのだろうけれど、
いちおうあくまで「自分のこと」で、他の人の投稿なんかと絡まない、ということを
自分で「検閲(?)」してから転載しているので、間違ったことをしているとは思わない。
ただ、ひところよりも減ったけれど、私は他の人の書き込みを見て何かを感じ取り、
でも、あくまで「Iメッセージ」……つまり自分のことに引き付けて書く、という
癖、っていうか性質がある。
そういう中で、もしも私がインスパイアされた誰かのことを揶揄するとかいう意図があればそれは問題だけど、
そういうことをしてしまった時にはここには転載しないようにしている。
ていうか(当然だけど)転載とかのはるか以前の問題だよね。
たとえ手遅れになろうと、そういうときには私はできる限りのフォロウをしようとするし、
もしも私にできることがもうないのだったら、私はそのことから手を離して、
一人でのたうちまわります。っていうか、そうしたいです。
あと、転載しようと心に決めるのにはそれなりの
理由(「わけ」とか「リーズン」とか読んでくらはい(^^;)があるのだ、
ということを汲み取ってもらいたいです。
もちろん、久しぶりにIFFに投稿したのも、これはまたこれで意味のあることだと思うし、
「06:34」というのも私自身にとっては「私小説的」かもしれないけれどそれなりに意味があると思う。
だから投稿のヘッダーとかまで一緒に転載しちゃうの)

↑(?_?)ごたごたうざいよね? 言い訳がましいのは、ちょっと神経質になっているからかも。

以下転載↓---------------------------------

生きづらさ 投稿者:じゃっきー [東海] 投稿日:2002/01/06(日) 06:34
私は私の生きづらさと、和解したい。

昨年暮れに「グランドツアー」とかいって東京〜大阪〜神戸、と
まわってのべ30人くらいの人と会ってお話することができた。
まるっきりお金になったりするわけではないので
仕事をしていた頃とは感覚がだいぶ違うんだろうけれど、
それでも私のバイタリティが戻ってきているような気もする。
(ただ「戻る」のはゴメンだけどね(^^;)

でも、そうしてせっかく会って話して、
それらのことがとても良い内容だったりしたのに、
その後私は「何か」に拘ってしまうのだ。

なんなんだ。だいなしじゃないか。
とても素敵な友だちができそうなのに、
あまりにももったいないじゃないか。

私の生きづらさは、まだ終わっていない。
ううん、むしろ、これからがいちばん大変な場面を迎えるのかもしれない。

「幸か不幸か」うちの両親はどっちももういない。
シャドウ・ボクシングでもしろっていうのか。
敵が見えない。
きっと、自分の中にいる「いないということ」が
最大の「敵(?と構えないようになりたいね)」なんだろう。

私は、女として新しい性・生を踏み出そうとしている。
まだ社会的に「自立」はしていないので、
「繭の中」にいるようなものかもしれないけれど。
でも、しなやかでたくましく、かっこいい女性を目指したい。

そのためには、私の中の「男性性」との和解が、
不可欠だと思う。
今日(昨日)、強くそう思った。

(これまではどちらかというとびくびくしていた。
「おまえ、けっきょくオトコじゃん」と言われるのが……
でも、誰もがそうであるように、
私もある程度ずつ「女であり、男でもある」。
たまたま両極端の表し方をしているだけだ。)
極端は疲れる。
なので、作られた「らしさ」に翻弄されることなく、
私なりの「女/男」を生きたい。
今はまだ、片方の極端が破滅的なものにしか見えなくて、
なかなか近づけずにいるけど……
それが私を生きづらくさせているのなら、
早く和解したい。
楽に生きたいもん。

ところで、これ、書き込めるかな。
やってみよ。
えいっ―

---------------------------------↑以上転載

この記事のトップへ
ページのトップへ

★3・停滞

焦る必要はないのかもしれないけれど、
前の記事
>そのためには、私の中の「男性性」との和解が、
>不可欠だと思う。

とか
>作られた「らしさ」に翻弄されることなく、
>私なりの「女/男」を生きたい。
>今はまだ、片方の極端が破滅的なものにしか見えなくて、
>なかなか近づけずにいるけど……
>それが私を生きづらくさせているのなら、
>早く和解したい。

とか書いているのを自分で見て、
正直なところ、「まだ言ってんの?(-_-;>自分」という気がする。

人によっては「問いかけの立て方そのものが誤っている」と指摘するかもしれない。

でも、けっきょく同じ問いかけが返ってきてしまうのだから、仕方ない。
まだまだ先は長いのかもしれないけれど、
答えを探してうだうだし続けるよりほか、どうしようもない。
っていうか、知らないうちにそうなっちゃうんだから。
もう「ノーコメント」って感じ。まあ、いっか。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月05日(土) 若い人たち / ミニツアー

★1・若い人たち
(追記」つき)
★2・ミニツアー

★1・若い人たち

昨日の午後、YSさんと会った。
彼女は「ジェンダーと人権」についてレポートを書き、
アメリカとの関わりから英語を駆使してその問題に取り組みたいという。
そうして、それは私のことに触れたからだ、とも言う。

なんだか、とっても嬉しくて、また心強いと感じたのだった。

夕方から、Mさん、pさんの二人と会った。
今抱えていることがらを、ちょっと明るく語った。

私は「共依存相手」とのことをpさんに話した。
なぜかとても心が軽くなるのを感じた。
そうか。
そのことを話すのは、オンラインでもさすがにはばかられていたことだったのだ。
それを、オフラインで、「共依存」ということについてはとても親和性のある
pさんに話すことができて、とても気が楽になるのを感じたのだ。

Mさんは鬼束ちひろの歌が大好きだ。
Mさんがその誠実さを精一杯込めて歌うのを聞いていて、
私もなんだかじーんとしてしまった。

若い人たちは、「見えない未来(このさき)」にそれぞれの目標や生き方そのもので、
新しい道を指し示してくれているように思えた。

『明日があるさ』のウルフルズバージョンに

♪近頃の若いやつらと言うけれど
オレの頃よりだいぶまし

という歌詞がある。
何かで初めてこれを耳にしたとき、
私は「ホントにそうねー」と感じたものだったけれど、
今日会った3人を見ていても、本当に、本当に、そう思う。

もちろん「若さ」っていうのは「無謀」という言葉とも類義語なので、
年長の者から見ていて「うわ、あぶなっかしい」と見えることはあれこれある。
でも、それに対して「そういうやり方はよくない結果につながることが多いから
やめたほうがいい」とか言う規制をかけるのは、
私はできるだけやりたくない。
世の中の雰囲気を荒んだものにするようなことは止めてでも、と思うことがなくはないし、
命に関わることなら積極的にやめなさいと言うこともあるかもしれないけれど、
自分のことを振り返ってみるがいい。

「若さ」が「無謀」というニュアンスを持つのは、
それが必須だからじゃないのか。
自分だって、今から思えば「痛い目に遭うに決まっている」としかいえないようなことを
ひたむきに、真剣に考えて実行してはコケてきたじゃないか。
「そうするしかない」と、そのときの自分は選択したのだから。
それは、自分の人生にとっても大切な経験だと思えるし、
それを他の人から取り上げてしまうのは、もしかしたら相手に対して
とても狡賢いやり方で陥れるようなことになってしまうのではないか?

年寄りは、賢い。
でも、その賢さゆえに、若い人よりもとても愚かなのだ。
それを忘れてはいけないと思う。

(なんかババくさい、っていうかジジむさい、っていうか、
年よりじみたことを書いてるけど、気が付いたら2日もの間、
ホルモン剤を飲んでいなかったのだった……
精神的な不調もそこから来ているのかも。
なので、昨夜、できるだけ早めに、デパス1錠とプロセキソール1錠飲んで、
さっさと寝てしまったのだった。
おかげで、寝起きの私は少し調子がいい)

この記事のトップへ
ページのトップへ

追記:
そうそう、覚えていられるのなら「誓い」としたいこと。

安全に語れる場所で、元パートナーのことや、
自分自身が過去に経験したさまざまな悪夢のようなことを
語りたい。
でも、安全ではない場所で語るのは、
できることなら、
もうやめたい。

ありていに言えば、(残念ながらこの日記も含めてだけど)
「元パネタ」は今年はやめたい。
なんだか、年末によその掲示板でそれを書いて、
何人かの人たちから嫌われてしまったのではないか、と感じる。
それが実は私の思い過ごしであったとしても、
気になる程度がちょっと正常じゃないように感じるので、
何かしらの病理なんじゃないか、と思うし、
それで人を傷つけるのは、本当に、本当に、本意じゃない。
できることなら、気が付く範囲でしかないのは仕方ないけど、
人を傷つけないでいたいもん。

それに、私は「元パにまでこの言葉が届けば」みたいなつもりで書いてきたけど、
それってもう少しで「ストーカー」みたいになってしまうような気がするし。

追記」のトップへ
ページのトップへ

★2・ミニツアー(麻布十番商店街)

「原案帳用原稿メール」より:
送信者:章香
日時:2002年1月5日 11:22
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp 
件名:躁転

躁転は、まだほとんど自覚できないので、けっこう恐い。
後から考えれば、昨日(01/04)の記事の量(多過ぎ)から、「キケン」を察知できたのかもしれない…
なんて、今更言っても遅いよね。
ていうか、


送信者:章香
日時:2002年1月5日 17:54
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp 
件名:麻布十番商店街

今、麻布のフラバ…じゃなかったスタバ(STARBUCKS)にいます。
麻布って、その昔馴染みがあったけど、その頃には麻布十番商店街に来たことはなかったので、
十数年たって商店街に足を踏み入れることができて、とても感動!
…それにしても、ここ、3階のテラス!
寒さに耐えながら笑い話をするこの雰囲気、滅多にない、…
っていうか、たぶん
「一生に一度の体験」
になった、と思う。 

送信者:章香
日時:2002年1月5日 18:05
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp 
件名:麻布十番商店街 つづき

麻布のスタバは、とてもいい雰囲気……
まるで「図書室」みたい! なんか、不思議。
ぜひ「一人でも、一度来てみたい」と思った。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月04日(金) 過去のこと / 「グランドツアー」追記 / 今週末

★1・過去に関する原案帳
★2・「追記」
★3・さらに「追記」
★4・今週末



★1・過去に関する原案帳


こんなものをUPしてしまった。

『過去に関する原案帳』19660331・材木置き場の小屋


はあ。
まだまだ、回復の道のりは遠い……

---------------------------------

余計なことなんだろうけれど、

「GIDサバイバー」

という言葉が浮かんできてしまった。
「性虐待」ということから考えてみると、GIDは
性にかかわることがらを「トラウマ」と捉えざるをえないようなできごとに
さらされていることが多いのではないだろうか。
たとえば「オカマと呼ばれた」とかいうのも、そう。
あと、もしかしたら、私のように
「男である自分の体に常に陵辱され続けた」
というような、かなりたちの悪い妄想に苛まれてしまうことだってあるかもしれない。
リクツではこんな言い方は誰にも分かってもらえないような気がするけれど、
「男の子だったら当然の性衝動」がどうしても許せない、と感じてきたMtFは、
あんがい多いのではないだろうか。

「にわたま」ではないけれど、「性虐待に遭ったから性自認があいまい」なのか、
「性自認があいまいだから性虐待に遭いやすかった」のか、という問題もあるかも。
すごく残酷なことを書いてしまうけれど、
男の子でも「まるで女の子のようにかわいい」外見だったりしたら、
年長の男や女に性的な幻想を抱かせてしまうかもしれない。
じっさい、(最近少しわかりかけてきたけれど)私自身、とても小さい頃はかなり「かわいかった」らしく、
うちの近所ではちょっと珍しいくらい小ぎれいにさせられていたので、
「異質」ということもあって他人の性的興味の目につきやすかったのではないか、
という気もする。

両親も姉も私のことを「女の子みたいにかわいい」と言わなくなったのは、
もしかしたら私が小学校に上がってからだったかも。
それは、本当は私があんまり「かわいい」と上記のような「性的興味」にさらされやすい、
ということに大人たちが気づいて反省したからなのかもしれない。

けれど、なんだか皮肉なことに、
私は「女の子みたいにかわいい」と言われていた頃のほうが
言われなくなってからよりもずっと幸せだった……つまり、
認められていて、安全に守られていた……
と感じていたように思えて仕方ないのだ。
(そういうふうに思った最初は、確か中学に上がった頃だった)

やあーね。
お正月早々、なんだかクラくて。


この記事のトップへ
ページのトップへ




★2・「追記」


どういうわけか、元旦と2日の記事を、今しがた書いた。

2002年01月01日(火) (実は1/4追記)年頭にて
2002年01月02日(水) 「今年最後」の抱負

1日はバイト、2日には姉夫婦が訪れて一緒にお昼を食べ、その後はテレビをずっと観ていたので、
2日間ともここを更新することがなかったのだ。

事態はあんまり良くない。
正直、(前にも書いたけど)「マタヤッチャッター」って感じ?
っていうか、きっと何人かの人を傷つけたんだろうな、と思うと
悲しい。

「自分を大切にしたかったら、もう余計なことを書いたり関わったりするのを止(や)めたら?」
という、とてもやさしい忠告をしてくれる人も、よくいるのだけれど、……
私はなぜか止(と)められない。

「人と関わる」という「嗜癖?!」を、やめることができないのだ。
こればかりは「嗜癖」であろうとなんだろうと。
煙草や会社とは、わけが違う。


この記事のトップへ
ページのトップへ




★3・さらに「追記」


そういえば、と思い出して「年末グランドツアー」の記事を、今しがた書いた。

2001年12月14日(金)のうち
★2・Yさんの車
★3・Harrisさんと会う
★6・Duoへ
2001年12月15日(土)のうち
★2・プチオフ会
★5・純子さん
★6・ジュネ

うーん、やっぱり日を置いてしまうと、「記事の鮮度」が落ちる……
っていうか、「記憶の鮮度」が落ちる、と思う。
とてもいい体験をしたというのに、その後の日々の中で成り行きによってそのことの記憶が
少しずつ抜け落ちていってしまうのだ。
もったいない。もったいなさすぎる!!

私信:のりこさーん、「長身同盟」つくろうね! 「カッコイイ女同盟」でもいいよ!!
……って言えるほど、私はカッコよくないけどさ。


この記事のトップへ
ページのトップへ




★4・今週末(なんか忙しそう(^^;)


本日の予定〜♪:


PM(ってもうすぐじゃん、急がなくちゃ!):
ある若い友人と、かなり久しぶりに会う。(サンマルクでお茶♪)


夕方:
みねみね&phanaと会う。(どっかで飲み……かな?(^^;)
明日の予定を確認しておかなくちゃ。


明日の予定〜♪:


「ツアー」というほどじゃないけれど、東京へ行きます。
でも、夜は帰ってしまうと思う……(+o+;
ちょっと忙しくしすぎ?
ちょっとついてけない?
がおお〜〜〜〜!!
……とかいって、少し気分を調節するのでした。


この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月03日(木) メモ

@トリコ
裏技メモ for 20020105

「安全な場所で語る」ということ。
悲しいことに一足遅かったようだ。
実害を出してしまった。

真剣に、「回復のための安全な場所」を確保すべき時が来ているようだ。

2002年01月02日(水) 「今年最後」の抱負

二度以上誓いたくないこと:


キリスト教について、罵詈雑言を吐かない。
このことを誓いたい、と思ったのは、教会に行ったからではなくて、
らせん劇場『ふぁいなるくりすます』を観たから。
でも、きっと、教会でクリスマスを過ごすことができたとしても、
私は同じように誓いたい、と思ったでしょう。

ある人が私に
「自分が大人になれないのを許してくれないからと言って怒っている」
と言っていたけれど、私はその言葉にsurrender(降伏)しようと思います。

私はたぶん、ふつうに教会に行くことができるクリスチャンよりは
信仰にうすいし、信仰を裏切る言動を繰り返しているけれど、
キリスト教に全く触れたことのない人と比べれば
よく知っているほうだと思います。

そういう人間が、ともすれば「キリスト教の弱点」ともとれるようなことを衝くのは
人を惑わすばかりなのだろう、と気が付きました。
私のそういう言葉は、
最も賢い方にのみ、その真意まで受け止めてもらえるのだろうと思います。

同じ弱さや蒙(くら)さを持つ人間どうしなのに
私の危険な愚痴をぶつけてしまうのは、
私が非難する「対立」を、むしろ煽るばかりなのだろうとも思うのです。

「誓い」は、無闇とするべきではありません。
なので、こう書くことも危険かもしれない、と思います。

ただ、できるだけ、言いたいことがあったら直接神さまに言おうかな、
と思いました。

この記事のトップへ
ページのトップへ

2002年01月01日(火) (実は1/4追記)年頭にて

(喪中なので喜ばしいご挨拶はできませんけれど)
今年もどうかよろしくお願いいたします。

実は、1/1に書きたいこと、「年頭の抱負」みたいなことを……
と思ったのだけれど、実際にはなんとなく過ぎていったその日に
書きかけたのは、次の短い文だけ:

----------------------------------
ふぁいなるくりすますは聖書的に正しく描かれている!

「今年の抱負」
昨年あった良いことを伸ばすこと。
昨年あった悪いことを繰り返さないこと。

----------------------------------
(「原案帳メール」=ケータイからPCへ送ったメモ)

4日目に入り、実は波乱含みの年越しだったんだ、と気が付いて、
正直なところ、けっこう怖気づいています……


★表紙へ戻る★  ★#22★  ★#26★  ★セクマイ★  ≪前   次≫   ▲目次▲