ニューヨーク俳優修行日記
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2002年11月29日(金)

感謝祭


今日はサンクスギビング。
昨日まで4日間ぶっ通しでバイトだったので
ゆっくり休んでいる。

ターキーも食べずに、中華街に鍋を食べに行った。
ひとり約二十ドルでお腹一杯に。
やっぱりチャイナタウンは安い。
チンタオビールも飲んだ。

フルーツチャンの新作をDVDで観た。
日本の会社もサポートしている、なかなか楽しい映画だ。

そう云えば、夕べはひさしぶりに舞台を観た。
フライングマシーンと云う劇団の新作。
こちらもなかなか。

あ−面白い舞台がしたい。


2002年11月26日(火)

バイト


日曜日から、タイムズスクウェアでGMの新車のキャンペーン。
水曜日までの短期のバイト。
時給18ドルで一日10時間のバイト。
11時半から夜の9時まで、1時間の食事と
15分の休憩が4回ある。

ブロードウェイト44丁目の角にあるテレビ局のスタジオを
使っている。GMの新車ハマーのプロモだ。

二十人ぐらいのバイトを使っている。
それが全部役者ばかり。

いいだか、悪いんだか。
下らない事を云いながらやっている。

2002年11月22日(金)

demo


デモテープを作った。
要は役者である自分の紹介ビデオ。
今までの作品の中からいくつかを切り貼りして作った。
とはいえ、僕は横に座っていただけで、
エディターのお兄ちゃんがぱっぱと編集してくれた。
その時間、しめて2時間。80ドル。

今までの舞台とCM,そして、映画の一場面を利用して
約2分40秒の長さだ。

もし、デモをくれといわれたら、これをわたすわけだ。

しかし、自分の演技を見るのはいつだって恥ずかしい。
だって下手なんだもの。
本番中は俺って結構いけてる?とか思っているけど、
外から見ると全然格好よろしくない。
恥ずかしい。
こんなのでお金を撮って良いのか?
詐欺だ!
止めちまえ!
と、ありとあらゆる罵声が頭の中で飛び交う。

何度自分の演技を見ても駄目だ。
僕の場合は舞台が多いので、なおさら。
舞台の演技って、さめたブラウン管を通してみると
やっぱり臭いのだ。

でも、これをしっかり見つめて、より向上せねばな、
とか言いながら、今日はビデオを見ていた。

そのうち、サイトを作ったら、サイトで公開します。
そうです、又三良、私はまだサイトを作っていない。
ああ、時間だけが。
気合を入れて、概案だけでも来週やる予定だけど。

2002年11月21日(木)

金と芸術


金と芸術。
いわゆる芸術とお金を結びつけるのはよろしくない、と
言う人もいる。でも、お金がなければ、芸術どころではない、と
言う現実もある。そこでまあ、政府やお金持ちのパトロンが
補助を出したりもする。でも、体制に擦り寄って、何が
芸術だという人もいる。
結局、どう転んでも何かしらのイチャモンはつけられるわけだ。

僕はといえば、大層なこと言える立場にはいない。
けど、要はバランスだと思う。
しなやかに、したたかに、予想を裏切り、期待にこたえる。
鴻上しょうじがそんなことを言っていた。
バリバリの商業主義の映画/舞台を作っていたって
コアな部分ではパンクになれると思う。
(えーあくまで、誰にも媚びないという意味)
そこに行くには時間がかかるだろうけど、
やれることをやり、そのジャッジは他人に任せる。
だって、うじうじ考えてもしょうがないしね。

昨日の二つのオーディションは結果が月曜にはわかる。
どちらか取れると非常にありがたい。
先週付けで、派遣の仕事が一つ終ってしまったから。

仕事は探さなきゃ。




2002年11月20日(水)

声が...。


風邪のおかげで声が出ない。

昨日は久しぶりに髪を切った。
またまたすっきりしていい気分でいると、
2つほど広告のオーディションが入った。

今日は午前中1個目に行って来た。
すると、知り合いの女性とばったり会場であった。
最近、CMの仕事を取ったとの事でご機嫌だ。
良いなあ、と羨ましがるばかり。

彼女も随分長くこちらにいる。
そういう人がまだこの稼業を続けているだけで、
なんだか嬉しい。

午後にはもう一つのオーディション。
こちらはビジネスなのでスーツを着なければならない。

昨日の夜、今やっているショウの延長が決定された。
現在、完全に売り切れ状態なので、1月18日まで
延長するそうだ。主演の女優は代わるらしく、
割と有名所が来るらしい。ちょっと楽しみだ。

一月にやるショウケースの台本を貰った。
これは3月にやった舞台の短縮版(10分)。
前回同様にブッキングエージェント用に公演する。
去年のショーケースからいくつかコンタクトがあったらしい。
もしかすると、カリフォルニアとオクラホマへいけるかも。
まだ、未定らしいけど。

2002年11月19日(火)

風邪だよ


風邪をひいた。
急に寒くなったせいだろう。
予防注射もしたのに。
ついてない。

さて、すごう監督の本。
実は僕も読んだ。
ミラマックス、とんでもないです。

アメリカ向けに編集をしなおす。
確かに、2時間近い映画、しかも字幕となるといわゆる
大衆は引いてしまうものがあるかもしれない。
でも、やはり良いものは良いわけで、あの映画の場合は
どちらにしても売れていたような気がする。

ミラマックスはいまやプチスタジオとなっていると思う。
もともとは外国映画や自主制作映画を紹介して名を成したのだと
思うけど、今じゃ立派に小金もちです。
毎年、オスカーではかなりの金を使っていると
噂を聞いたこともある。
それで、今の業界の中では
ちょっと変わった映画を紹介しているのかもしれない。
でも、確か彼らもディズニーの傘下だったと思う。

どうも、こちらの映画、CM,TVなどのメディアの製作者は
観客の事をとんでもない馬鹿だと思っているらしい。
実際、そういう人もたくさんいるけど、大部分の観客は
実はかなりいろいろなことを敏感に吸収する。
それが、例えば、今の日本映画、アニメに対する興味
村上春樹などの作家への興味となって湧き出ている
ような気がする。

お客をなめちゃイカンのです。
有名な演出家が言ったように、言いたい事の8割をだして、
後は観客にゆだねる。
観客は作り手が思いもよらないような解釈を見せてくれる。

今年の初の舞台でも終演後、トークセッションがあったけれど、
そこでの高校生の子供たちの感想は、それだけで、
舞台やってよかったと思えるものだった。

というわけで、ミラマックス、客をなめるな。

最近、千と千尋をDVDで見た。
うちの相方と観た。日本の文化的背景がわからないと、
とか、妖怪とか、神々、とかわかるのかなあと思っていたけど、
そんなこと全然関係なく楽しんでいた。
良い物はやっぱりいいのです。

こちらでは映画は投資の一部であるから、
儲かりそうに無い映画は敬遠されるのはとてもよくわかる。
芸術はお金とは分けて考えるべき、とも思わないけど、
行き過ぎた拝金主義はどうにも鼻につく。

げ、何を書いているのやら。







2002年11月18日(月)

アメリカ人にもてるか?


アジア人はアメリカ人により
ヨーロッパ人にもてるらしい。

アメリカ人に持てるためにはどうしたらよいか?
僕はアメリカ人の女性とは今まで一度しか付き合ったことがない。
それも、なぜか向こうが気に入ってくれて、
いつの間にやらデートをするようになった。
でも、彼女はヨーロッパで幼年期を過ごし、
フランス語、ヘブライ語を話すユダヤ人。
いわゆる、ヤンキー、アメリカ人とはすこし違う。
彼女とは今でも時々話すけど、いつも彼氏は外国人だ。

そう言えば、一度、アメリカ人の女性に告白されたことがある。
でも、やっぱり彼女もアラブ系の女性で、いわゆるメイストリーム
とは違う。

ここまで書いて思ったのは、アメリカ人女性って誰?
いわゆる金髪の女性ということ?
NYにいるといろいろな女性がいる。
いわゆるアメリカ人の女性像に当てはまる人に
又三良はもてるのか?

正直言って、僕にはわからないけど、チャレンジしてみては
いかがでしょうか?今度来た時に一緒にナンパでもしよう。
とはいえ僕はその道の全くの素人だけど。

僕の学校時代の友人に飲みに行く度に女を引っ掛けていた男
がいる。彼は別にかっこよくも無いけど、とにかく口が上手い。
のりがいい。下心を隠さない。
やりたいことにプライドさえ持っていた。
でも、又三良もこのカテゴリーにはまりそうだよね。

今度、ゆっくり飲みたいね、ほんとに。
ちびちび飲んでくだらない話しをして、かわいい女の子と
デートが出来たから楽しいそうだよな。



2002年11月16日(土)

デモクラス


今朝は公立の中学校でのデモクラス。
普段稽古でやっていることや、前作の一部を生徒たちの前で
実演。結構、緊張したけど、楽しかった。
反応がすごくダイレクトだ。

前作、公演中にも結構苦労した独白をデモしなければ
ならなくて、かなり緊張した。
一度目はとんでもなかったけど、2度目には集中力が戻った。
少しは成長しているみたいだ。



2002年11月15日(金)




今日、指圧に行ったら、何かいいことがあったのか?
と、質問された。
別に何もないというと、じゃあ、何かありますよ、
との事だった。

なんだか僕の体の気が良い方に向いているらしい。

こういうのは当たっても、当たらなくても気分が良い。
一日中、何か良いことがあるのかなあと思いながら、
過ごしてしまった。
あったといえば、そうだし、なかったといえば無かった。

以前に履歴を送った、演劇教育の組織から電話があり、
面接することになった。
もう一つ別の組織に連絡をとると来月に連絡があるとの事。
そして、明日は中学生向けの授業でデモンストレーションを
することになっている。

何とか、この演劇教育のサークル内で仕事があるとありがたい。

今晩何か良いことあるのかな。



2002年11月14日(木)

北の国から


まだ、観ている。
良いね。

今日はひさしぶりに夜更かしをする予定。
既婚の方々は
一体いつ自分の時間を持つのだろう。
今は舞台の後、家に帰ると既に10時。

TVでも見ながら一服していると11時。
うだうだしていると12時。

椅子に座って、
ちょっと勉強をしようかな
と云う気分になる頃には、
相方は寝る準備をしている。
寝る前ぐらいは話をしたいから
一緒にふとんに入るのが12時少し過ぎ。

ハッキリ云って、
自分一人の時間がない。
朝は何だかんだで9時半には家を出る。
早起きしようにも、最近は根性がない。

好きなことをやるためには家庭を犠牲に、
とは考えられない。
一番近くにいる人を幸せに出来ずに、
何が芸術だ。
と、思う。
もちろん、でもなあとも思う。
全てがうまく行く人生なんて、そうはない。
とにかく、二人の時間を大切にすると
一人の時間がない。
(僕だって二人でたらたらする方が楽しい)
それを押してでもしないって事は
その程度の情熱だとも言える。

僕の今の一人の時間は
彼女が寝た後のキッチンでの1ー2時間。
スロースターターな僕は切り替えが下手。
ま、愚痴っても仕方ないので、
キッチンへと向かう。





2002年11月13日(水)

Party!!!!!!!!!!!!!


ッと気張って云う程でもないけれど
初日を迎えて、終演後は皆でシャンペン。

スターであるフランシスもなんだかその辺の役者の
感じで嬉しそう。彼女と軽く乾杯をして、嬉しくなってる
自分が可笑しい。

劇場からのプレゼント、そして、カード。
やっぱり現場はいいなあと思う。

パーティでは以前から可愛いなあと思っていた女性と
お話。どうやら共通の友人がいることが判明するも、
途中で会話が途切れ途切れだったので疲れてしまった。

劇場のオーナーである、ジムとも話ができた。
彼は実は2度程僕の舞台を観ている。
コネクション、コネクションとつぶやきながら話し込む。
でも、実、芝居好きのおじさんさんと云った感じで単純に
楽しい会話だった。

12時頃には帰宅した。
パーティは楽しいけれど、やっぱり疲れる。

今日は一日休みのはずが、なぜか仕事に行くことに。
疲れた。


2002年11月12日(火)

あつい


この時期にしては異例の暑さ。
コート無しでも平気なぐらいだ。
おまけに今日は蒸し暑い。
結構、冬が好きな僕としては何とかしてほしい。

最近、カイロに通っている。
そこのカイロは指圧もしてくれる。
指圧の先生は日本人の方で、かなり丁寧に対応してくれるので
はっきり言って、彼の為にカイロに行っているようなものだ。

その彼が、今日、”冬は好きですか?”
と訊ねてきた。
何故、突然と聞いてみると、なにやら肝臓と関係があって、
しかも、僕の筋肉の反応の仕方が水タイプらしいとの事。
???
と思ったけれど、どうやら肝臓が筋肉に影響を及ぼすらしく、
その辺がどうにかナって、どうやら僕は冬がすきらしい
ということになったわけだ。
東洋医学は偉大ですとおしゃっていた。
未だに僕は良くわかってないけど。

今日はこれからオープニングパーティー。
果たして、何か良いことがおきるのでしょうか?





2002年11月11日(月)

スピルバーグ


今日はスピルバーグが舞台を観に来たらしい。
凄いぞ、フランシス。
やっぱり有名人が出てると違うね。

明日はいよいよプレビューが終わり、初日だ。


2002年11月08日(金)

まとめ


昨日の日記を読んでみた。
31歳とは思えないまとまりの無さだ。
まとめろよ、おい。っと突っ込みたくなる。

そんなわけで、今日もまとまりが無いだろう。

久しぶりに授業の見学。
ムーブメントの授業なのに、ジーパンを穿いている不届き者がいた。
まだ、随分と若い生徒たちだけど、常識無いのは困るよな。
後ろから、どついたろかっと思った。
今見学しているところは、劇団の主宰がムーブメントを
教えている演劇学校。

一クラスに15人ぐらい。
一学年に2−3クラスある。
年齢層は下は18から上は40歳ぐらいまでか。
とはいえ、やはり若い子達が多い。
僕だって、まだ31なんだから若いと思いたいけど、
18歳のあの無意識にあふれ出るエナジーを感じると
やっぱり僕もそれなりに歳をとっているんだと思う。

彼らは演技、スピーチ、即興、ムーブメントなどのクラスを
とっている。学校の主宰者の1人にマイク・ニコルスがいる。
有名な監督・演出家だ。
(卒業を撮ったんだっけ?)

日本では余り演劇学校は無い。
劇団の養成所はあるけどね。
大学にも演劇科は無いし。
国立劇場で養成所を作るらしいと聞いたけど、
お金持ちの国なのだから、一つぐらい国立の舞台芸術学校が
あったっていいやね。

学校に行けば、芝居が上手くなるのか?
といえば、そんなことも無いけど、まあ、しっかりした学校
作れば、全体レベルの底上げにはつながるような気がする。
僕を教師に雇ってほしい。(身のほど知らず)

夜は舞台。
明日は学校で教えるのでこれから準備だ。
やる気なしお君状態です。

京極堂を読んでいる。
長い、長すぎる。でも、途中で止めるのは癪なので
飛ばし読みをしている。

やっぱり、まとまりが無い。



2002年11月07日(木)

静かな日常


このところ、日々が淡々と過ぎていく。
起床、仕事、食事、劇場、就寝。
起床、仕事、食事、劇場、就寝。
起床、仕事、食事、劇場、就寝。

まあ、良いのだけれど、そう言えばスピーチの練習もしていない。
割と定期的に発音の練習をしないと、
すぐに口とか舌の筋肉が鈍る。
顔の筋肉も動かさなければ、やっぱり鈍る。
筋トレが必要なわけだ。

何をするかというと、顔をくしゃくしゃにしたり
広げてみたり、舌を色々動かしてみたりする。
そして、その後、簡単に喉を暖めて、
基本的な母音の練習と、子音の練習。
そして、センテンスの練習。
早口言葉などを練習する。
理想は毎日30分ずつぐらいやること。
以前はやっていた。
再開しなければ。

訛りをなくすには毎日朝晩一時間ずつ、練習して
5年はかかるといわれた。
すでに8年いるけど、まだ訛りはある。
お金ができたら、スピーチの先生につく予定。
ちなみに一回のレッスン料は1時間で50ー80ドルが相場。

高い。

しかし、忙しいとつい怠けてしまう。

一緒に芝居をしている日本人の役者と話した。
やっぱり、日本語でも芝居がしたい、と。
日本語で読むといろいろな情景がすーっと湧いてくる。
気持ちも入りやすい。
じゃあ、なぜ、僕らはここに?
って感じの話。
彼は僕よりもずっとこちらが長いので
色々話すと楽しい。

今週はオーディションもなさそうだ。




2002年11月06日(水)

あーあ〜あh


北の国からを見た。
いいですね。
子供の頃を思い出す。
別に良い子供時代を送ったわけではないけれど。

というか、この番組を観ていたころは僕はいじめられっ子だった。
でかいから。
ただそれだけのことでいじめる子供は残虐だ。
だからというわけでもないけど、いじめっ子は大嫌いだ。
徹底していじめたくなる。(矛盾してるけど)

知り合いからオーディションの連絡。
アメリカの劇団だけど、日本人のデザイナーもいて
日本が好きな演出家がいる劇団。
ためしに履歴を送ってみることにした。

今日はCMのオーディション。
喘息の薬だそうだ。
2行の台詞を2回行った。
しめて、45秒ぐらいかな。

先日、注文した結婚指輪が届いた。
新たに相方にプレゼント。
今度は無くさないようにとちくりといやみを言った。
普通はなくさないよなあ。

注文した風の谷のナウシカの英語版も届いた。
すごいぞ、宮崎。

京極堂夏彦の本を読み始める。
面白い。


2002年11月05日(火)

体が基本


鈍ったからだを鍛えるべく、ジムに行く。
おかげでからだが筋肉痛だ。
役者である以上、最低限のボディコントロールは持ち合わせていたい。
渡米後は、何とダンスが好きになり、
今も時々モダンダンスやタップのレッスンをとる。
以前にも書いたけど、大体値段は一回13ドルぐらいだ。
30歳を超えたけど、ダンスがうまくなりたいと思う僕は
何なのだろう。
といってもたいした努力もしてないけど。
いや、これからがんばる。(笑えるけど)

ジムの方は現在一ヶ月87ドル払っている。
あまりに高いので近いうちに辞めるだろう。
今朝もジムへいってきた。
朝の7時半頃に行ったのだが、結構、人がいる。
みんな、雑誌を読んだり、音楽聞きながら体を動かしている。
このエネルギーとジムに渦巻くセックスエナジーを
自家発電にまわしたら、さぞかし電力節約できるだろうなあ。

日本ではどうか知らないけど、こちらでは
ジムは異性とのきっかけを求める人気のスポットらしい。
ジムと犬の散歩。
僕にはそんな幸運はないけど、確かにみんな結構めかし込んでいる。

昨日は久しぶりの稽古。
今日は一日ぶりの公演。
明日は???。






2002年11月04日(月)




このところ、特に書きたいとも思わないので
なんだか少し休みがちか?

僕とは逆にismの方はマメに更新しているようだ。
見るたびに表紙が違う。

さて、僕の方は少し生活が落ち着いてきた。
取りあえず、今は舞台もただただ歩くだけだし、
ここはちょッと気持ちを落ち着けて、
気を身体の中にためなければ。
12月から6月まではたぶんひたすら稽古の生活になる。

今、自分は役者として何がしたいのか?
気合いを入れて井戸におりないとダメかな。



2002年11月01日(金)

ハロウィン


昨日はハロウィーンだった。
僕は夜は舞台だったので、パレードも見れなかった。
終演後は、そそくさといえに帰り、変身の続きを読む。

ハロウィンだけあって、いろいろな格好の人々が歩いていた。
ハロウィンには子供たちは仮装して、近所の家を回る。
”Trick or Treat”といって玄関で挨拶。
もちろん、みんなtrickはたまらないので
キャンディーをあげる。
確か、ずいぶん前にハロウィン中に間違って射殺された日本人が
いたような気がする。

NYでは当然のことながら、大きなパレードがある。
そして、いろいろな人が仮装パーティーを催す。
この時期は町のウィンドウはかぼちゃで埋まる。
大きなかぼちゃの灯篭を作るのだ。
中身はどうもパンプキンパイになるらしい。
でも、こちらのかぼちゃは日本ほどに美味しくない。
もっとぱさぱさした感じ。
だから、パイもいまいちだ。

Punch Drunk Loveの余韻にまだ浸っている。
変身。
そして、風の谷のナウシカも最近全巻買って読んだ。
イヨネスコ。
不条理。
海辺のカフカ。

自分の中では微妙につながっている。
自分の頭が少し開いているのがわかる。




      

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