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2002年03月29日(金)   Web勉強会へ ★★★


きのうは会社の「Web勉強会」とやらに行ってきた。

いよいよわたしも仕事として

Webという問題からも目を背けられなくなってきた。

うーん、非常に困った。

なんとなくその手のお仕事を避けてきたツケが

とうとう回ってきてしまったようだ。

確かに最近はクライアントからなにか企画を求められると

訴求ポイントとして必ずと言っていいほど

Web関連も考えなくちゃならない。

そうなるとサイトの作り方云々よりも

プランナーというかプロデューサー的な目でトータルに

Webを知っておかないと自信を持って提案できない。

それに、

いずれこの日記にもちゃんとしたカオを作ってあげたい

という、超個人的な野望を持って

同僚のKちゃんと勉強会に臨んだ。






Web世界で第一線で活躍するN先生を社内に呼んでの勉強会。

けっこう本社お金かけてるじゃーん、ちょっと見直した。

本社に行ったのは1年ぶりくらいで

相変わらずトイレが豪華だ。さすがだ、本社。

N先生の講習会は非常にわかりやすく

N先生とか言って実はそんなに年変わんないんだよなー・・・

すごいなぁーーー・・・

昔から「先生」って肩書きには威圧感を感じてしまうのだが

N先生はまったくそこらへんにいる若者風で

口調もごく普通。

それなのに教え方はめちゃくちゃうまい。

普通の話の延長線上なかんじ。






今回はプランニング中心の講習で

「なんのためのWebサイト?」

というテーマに沿って教えていただいた。

意外と盲点なんです。

「ホームページを作りたい」ってことが

目的になっちゃってることが多いんです。

確かに思い当たる節が自分にもあるし

クライアントにも言えること。

Webって一見テレビ、ラジオ、新聞なんかと並ぶ

メディアと捉えられそうだけど(わたしもそう思っていた)、

ガスや水道といった「環境」と同じように考えるべきなんだって。

だからホームページを持つこと自体に価値があった時代は過ぎて

今やもうWebであることが当たり前。

「目的」を見失うと

とんでもないめちゃくちゃなサイトが

できあがってしまうんです。

・・・ってゆーかコレがそうだったりして。

まぁ個人サイトは自由にやらせてくれってかんじだけど

それでもこれから

ホームページをちゃんと作ろうとは思っているので

いくら個人サイトとはいえ

コンセプトはしっかり持ちたいところ。

でもねぇー・・・これ以上同じ様なサイトばっか増やすのもねぇ

と、躊躇する気持ちも。

当面の課題となりそう。

わたしのホームページデビューは。






なかなか勉強になったところで

アタマの中は「あー、土曜日の今頃は・・・」

なんて上の空だったりしてる。

結局さ、勉強会としゃれこんで早く仕事を切り上げ

終わったら飲みコース?ってとこが大事なんですよ。

きのうは時間がなくてファミレスみたいなとこで

オムライスを食べた程度だけど

まぁ明日から大阪でお腹いっぱいにすることだ。

よいではないか。






しっかりしたホームページを作りたいなら

安易に作らない方がよいかもしれません。

Yahoo!に登録できるようなやつをガツンと。






大阪へ行って来ます。

目的は明確です。







2002年03月27日(水)   大阪イブイブイブ ★★



週末に向けてなんとなく浮き足気味。

前回も逃げるようにして大阪へ行ってしまった

超無責任OLのあたし。(OLじゃないけど)

どーしていつも「余裕」じゃないんでしょう。

今回も金曜の晩が勝負なんだろうなぁ〜

なんとしてでも大阪へ行きますからね。






ところで大阪へ行くのは

言うまでもなくラーメンズの大阪公演が目的なのだが

今回で3度目の大阪旅行となるわけで

いい加減大阪嫌いを克服してこよう!と思う。

そもそもの発端は

大学の卒業旅行で初めて行った

大阪のキョーレツな思い出にさかのぼる。

旅の当地でふれあった人々がモロに大阪的だったからだ。

食べもの屋の前で入ろうか迷っていたら

店のおばさんには強引に背中を押されて店内に入れられ

拒んで出ようとしたらすごく冷たくされたり、

洋服屋でただ見てるだけ(だって旅行中だもの)

のわたしに

店のおにーさんがしつこく試着を薦めるので

「見てるだけなんで」って言ったら

「あんた東京から来たん?感じ悪いのぅ」って言われて

どっちがだよ?と思ったし、

道頓堀で写真撮ってたら(おのぼりさん)

変なにーさんたちが撮ってやるよーと言って

ちゃっかりいっしょに写りやがったし(何枚も)、

同じ学舎で過ごした学友との最後の旅だというのに

よくも台無しにしてくれたな!

と、半ば一方的な思いもあり、

とにかくわたしはものすごいこわい思いをし、

二度と行くものか!と心の中で啖呵をきったほど。

ほんとにこの大阪旅行は

後々もわたしたちのトラウマとなり

同じメンバーで京都へは何度も行くけど

大阪には一切近寄らないようにしていた。

これもひとえにあのとき出会った人たちのおかげです。

だけど

いつまでも

大阪へ行かないでいるわけにもいかないじゃない。

去年の暮れの大阪行きを決断したときも

京都に泊まろう!と真剣に思っていたところを

子犬さんに説得されたのだ。

「そんなにこわくないよ〜」って。

それはほんとで

こわい思いはしなかったけど

やっぱりわたしの心の中にはあの忌まわしい・・・

嘘嘘。

意外と大丈夫だった。

ってゆーかおいしいもんをいっぱい食べたな。

そうか、グルメ旅行にしよう。

よし、ノッてきた。

どんとこい大阪。

あ、そうだった。嫌なこと思い出した。

前回いろんなもんの食べ過ぎ飲み過ぎで

こともあろうに

公演中にトイレに行くというハプニングが・・・

あれだけはほんと未だに申し訳なく思っていて

まわりのお客さんにもごめんなさいだし

舞台の上のお二人にもほんとごめんなさいと、

ライブ行く度に

あの切羽詰まった行動の一部始終を思い出してしまう。

そのせいで異常にトイレのことばっか

考えちゃう癖がついてしまって

卍でこれには困っている。

そういうのも含めてやっぱ犯人は「大阪」!






戦ってきます、

オンバトで悔しい思いをしたあなたのためにも。


2002年03月26日(火)   イラストレーターSくん ★★★


先週すったもんだしてやっとのとこ連絡のついた

イラストレーターのSくんから

ラフがあがってきた。

この瞬間ってすごいドキドキする。

わたしのオーダーはちゃんと伝わってるのだろうか?

ディレクション能力を問われてる気がする。

とりあえず、

こっちの言いたいところは全部伝えておかなきゃって、

しつこいくらいにわたしは最初の打ち合わせで

念入りにつめてしまう癖がある。

それが返って束縛をつくってしまっていることも

多々あるので、

ほんとに「あがり」を見ないと安心できない、し、

失敗したら大変。

特に今回は彼の状態がサイアクで




●携帯料金滞納で連絡がとれなかった
 =フリーランスで仕事をするの常識に欠ける

●Macが壊れた

●プリンターも壊れた

●FAXとネットが1ヶ月後にならないと繋がらない




と、まぁちょっと

不信感が涌かないわけないやいやってかんじなので

一層慎重に打ち合わせをしてしまったから

実際勢いのある若者を縛ってしまったかなーとか

ものすごく不安だったのだが。

あがってきたラフを拝見すると

予想以上によい!

わたしの言ったことは伝わってたんだー、ホッとする。

もちろん簡単なラフを描いて「こんなかんじで」って

お願いしたのだけれど

けっこう気が利くアレンジがされていて

「大友系の世界観で松本大洋のノリで」という

わたしのリクエストを反映しつつ

Sくんタッチに仕上がっている。

まだ洗練されてない線が

返って生き生きしててよい。

あんまりできあがりすぎてると

きれいに納まっちゃって

絵としてつまんなくなっちゃうもんね。

Sくんやるじゃん。

そんないい加減な人によく仕事出したねーって

さんざん言われたけど

イラストの才能だけはお墨付きなので

やっぱ彼に頼んで正解だった。

もうちょっと生活が安定してる人だったら

いろいろ頼みやすいんだけど

なーんて堅いこと言ってしまうわたしも

日本人サラリーマン的でイヤなのですが。

この調子でイラストをあげてもらえれば

わたしは安心して大阪へ行ける。

結局はそこなんだ(笑)。


2002年03月25日(月)   趣味が合わないやいや ★

土曜日のオンバトでエレキコミックが

イギー・ポップの曲をコントに使っていたので

久々に聴いてみた。

トレインスポッティングのオープニングでも使われた

Lust For Lifeという曲。

今更イギー・ポップって気分にもならないけどね。







なーんていうお話を会社でもできれば幸せなのに。

同僚のKちゃんにはわたしの影響をモロに受けさせてしまって

申し訳ないけれど(ミッシェルとか連れてくし)

Kちゃん以外の人の音楽の趣味が違いすぎてついてゆけません。

特に、12日付けで退職したFさんの後に入った経理のAさん

の趣味はかなりぶっとんでいた。

バックストリートボーイズのコンサートとかによく行くそうだし

「3年ぶりにCD買ったんですけどー」って言うから

何買ったのかと思ったら、

「藤木のニューアルバムですー」。

だって。

わかんなーい!

藤木直人のよさも、

彼の歌も一曲もわからない!

あぁ・・・同世代だというのに

なんていうカルチャーショック。

しかもぉ・・・ロックが好きだって自負してるから

どんなの聴いてるのかと思ったら

エアロスミスとかスティングとかで

わたしが好きなバンドの名前さえ伝わらないし

それってロック好きとは言えないんじゃねぃのう?

エアロスミスの中でも

アルマゲドンの歌がお気に入りだとかで

コンサートでは泣いちゃったっていう典型的な・・・。

いや、別にわたしは

エアロスミスもスティングも嫌いなわけじゃないが

それを知っているからと言って「ロック通」を豪語するのは

間違っているということを指摘したいだけなのだ。

わたしは「ロック通」なんかじゃないし

メジャーな音楽を聴いていることが多いけど

まわりにそれを知らない人が多いだけなのに

Tさんはマイナー嗜好だからとか言われんの、超不本意!

大好きなレディオヘッドなんか大スターじゃないですか、

大御所でしょう、来日したら日本中が大騒ぎじゃないですか、

なのにわたしのまわりの人は知らないんだよ、レディヘを。

知っててくれよ、ロック好きならレディヘくらいは。

と、声を大にして言いたい。

藤木だもんなぁー・・・

・・・シュ〜ってしぼんじゃうよ、あたし。

なぜか会社で大人気の彼だけど

わたしにはよくわかんないわ。

前はわたしも「明日○○のライブなんですよー」

なんて言ってたけど

今はいろいろ言われることがめんどーで

ほとんど自分の話をしないようにしてるもんねー。

当然大阪に行くことなんて口にもしていないし

先週の日曜日のぴあ事件もものすごい誰かに言いたいけど

社内では口をつぐんでいるわ。

ぴあに並ぶという感覚を持たない人たちだから

ぜったい理解されないだろう。

なのに、

ロード・オブ・ザ・リングとかを

立ち見でも観ちゃうような人たちなんだから。

あたしのアタマじゃ理解できないやいや。

by 氣志団。

ぜったい会社の人は知らないやいや。

2002年03月24日(日)   オンバト裏チャンピオン ★★★

爆笑オンエアバトル
第4回裏チャンピオン大会
 

セミファイナル in 大阪





●決勝進出者

 1 エレキコミック
   ぶっちぎり。やっつん大好き。今立さんステキ。
   イギー・ポップだぜ!


 2 バナナマン

 3 ダイノジ

 4 はなわ

 5 ハリガネロック ユリオカ超特Q

   な、な、なんと同点!






以上。来週もお楽しみに。

























●ラズベリー賞 2名

 一人目ヒント 恐ろしく人気者なので言えない。

 二人目ヒント 出場条件をクリアしてるにも関わらず
        わたしの知らない人。

2002年03月23日(土)   続ギレ ★


きのうのつづき、どうなったと思います?






●概略

 きのう、イラストレーターのSくんに仕事依頼の電話をかけるも

 携帯の料金滞納で連絡取れず。

 同時につてを頼りにいろんな人に電話するもつながらず。

 名刺の住所だけが頼りで(住所と携帯しか載ってない)

 とりあえず速達で「連絡しろ」と送りつけてきた。






その、つづきです。

きのう出した速達はギリギリ5時の締切に入れてもらえたので

今日中には配達され

夕方にはSくんから連絡があるだろうとよんでいた。

が。

お昼過ぎ、

「Tさーん、郵便戻ってきたよー」

ガーン!

「転居先不明で配達できません」と判の押された

きのう出したあの落書きだらけの封筒が

わたしの手元に戻ってきた。

ガーーーン。

もー。

なんでー。

マジでー。

卍でー。

信じられないよ、じゃ、どこ住んでるのよー!

だって年明けに「イラスト一本でやっていきますんで」って

あいさつ来たよねぇ?

もう半分あきらめモード。

あーーーどうしよう、イラスト頼めばいける、

と、よんでいた仕事だっただけに。

今から別の策を練るしかないかー・・・。

でも悔しいかな、わたしはどうしてもあきらめきれず

ほんとはそんないい加減な人

フリーでやっていけないのよとお仕置きしたい気持ちを抑えて

最後の頼み綱のIさんに電話。

きのうはつながらなかったけど

なんとか留守電に入れることができて、

Iさんからあっさりと電話があった。






I さん「どうもー。さっき電車だったんで。どうかしました?」

わたし「Sくんの連絡先知ってます?携帯止められてるし、
    速達送ったら戻って来ちゃったんですよー。彼生きてます?」

I さん「あ、最近引っ越したんですよ、あいつ。
    あ、俺も携帯しか知らないんですよー・・・
    つながらないんじゃ連絡しようがないかー。
    ま、なんとか連絡とって電話させますよ。」

わたし「助かりますー。お願いします。」






ありがたきIさん!

ほらみなさい、仕事できる人はすぐ連絡くれるんです!

しかしIさんもSくんへの連絡方法が携帯しか・・・

一応住所とアドレスも調べて教えてくれることになっているが

今日中に連絡取れないと仕事のアップ日も迫っているし・・・

サイアクでも月朝には打ち合わせしないと。

んーーー・・・

かーなーりー

Sくんへの信用もなくなったところで

今更仕事を依頼する気になれるかっちゅーと

気持ちとしては

「おまえなんかに仕事やるかッボケ」なんだけど

かと言って代わりに

こんなに安いギャラでイラスト描いてくれる人もいやしねぇ

というジレンマがある。

ただ、Sくんけっこううまいんで

つなぎ止めておきたい人材なのだ、得な奴め。

それにしても

未だに連絡がない。

どうしましょう。






どうしましょう。






と、思っていたら、






6時頃、Sくんから電話があった。

とりあえず

「やっと連絡とれたよ〜!」と叫んでしまったけれど

なんだかSくんあんまり反省のご様子ではない。

「すいません、引っ越しちゃって」って

その前に携帯なんとかしなきゃでしょー。

友達に貸してたんですよーとか言ってたけど

?イマイチぴんとこない理由だ。

なにわともあれ

仕事にこぎつけそうだ。

そしてわたしは明日もお休みできなくなってしまったよ、

Sくんと打ち合わせしなきゃならないのだ、一刻も早く。

きのう連絡取れてればなー・・・

月曜は夜遅くじゃないと来れないってゆーし

そうすると時間的にキツくなっちゃうもんなぁー・・・

優しいじゃん、わたし。

休み無しじゃん。

いいの、来週末は大阪行くから。

大阪行くから前倒しでやらなきゃ、なの。

ぜんぜん苦じゃないですから。






苦だよ〜。

2002年03月22日(金)   卍ギレ ★


きのうは乗り物運が非常に悪い変な日でした。

まず、行きにバスが5分も遅れてきて

運転手に「おまたせ〜」と微笑まれた。

ってゆーかわたしの乗るバス停って始発駅から2番目のバス停で

始発駅も見えるところなんで

遅れるもなにも時間通りに出てくれば

絶対遅れるなんてありえないところなんで

そこでプチギレ。

運転が超遅くて全部の信号をわざと止まってる節がありプチギレ。

行きに乗った電車は踏切に人がいるとかで

線路で10分くらい止まった。

プチギレ。

帰りの電車は強風のため途中駅で45分も止まりっぱなし。

マジギレ。

しかも、

電車から降りるときグーで背中押されたんだ!

サイアクだ、グーで押すな、グーで。

バナナマンの設楽さんは自分の子供ができたら

グーで押すような子にだけは育って欲しくないと

日記に書いてたぞ。

それほどヤなんだよ、グーは。

振り返ってみたら、おじさんほんとにグーにしてたもん。

親の顔が見てみたいわよッ!

卍ギレ。

帰りのバスでは運転手の話し相手にさせられた。

「今日はヒマだよ〜、どうせ誰も乗んないから

テープなんか回さないから。おねーちゃんどこまで?」

「・・・あんまり大きな声じゃ言えないけどよぉ、

バス業界ってのはバカばっかなんだ。」

「・・・だから今お客が減って苦しいときにも

バカばっかだからどうすればいーのかわかんねえんだよ。」

とか、とか。

いーの、そんなことしゃべって。

あ、バス業界って○○ばっかって言ってたもんね。

もうキレるのとおり越しちゃったよ。

きのうは変な日。






今日は今日で、

仕事依頼しようと思ってたイラストレーターに連絡が取れない。

ずーーーっと携帯に電話していたのだけれど

「お客様の都合によりお繋ぎできなくなっています」

というはじめて耳にするアナウンス。

ん?

んーーーーー・・・・ちょっと待て、ちょっと待て。

まさか

滞納してんの?

まじかよー・・・

しかも名刺に電話番号携帯しか書いてないし

FAXも書いてないし

アドレスも書いてないし

住所だけ・・・。

なっとらんよ、まったくもってなっとらん!

確かに若いコだけどさー、ビジネスなんだからさー。

大丈夫かしらー。

仕事欲しくないのかしらー?

もう信用問題でガタオチだわよ。

でもなんとしても彼にお願いしたい仕事なんで

(ギャラが安いので

新米の若者くらいにしか頼めないっていう事情がある)

こっちも必死。

なんとかそのコへのつてを頼って

いろんな人に電話するもなかなか繋がらず

とても彼までたどり着けない。

もうオロオロしてるわたしを見かねた上司Yさんが

「住所だけわかってるなら、

速達で封筒に至急連絡くれって書いて送っとけば?

ただ送ってもあいつは開けないかもしれないから

いちばんでっかい封筒に

ド派手にマジックで絵とかも描いとけば見るでしょ。」

と、最終手段を。

さっそくいちばんでっかいB3用の封筒を用意。

ところが奴の名刺は全部ローマ字で

住所は漢字わかるけど

名前の漢字がわかんねーよー、

しかも〒番号が入ってない!

超不親切、コレダメ名刺の見本ですよ。

仕方ないのでカタカナで宛名を書いた。

そして、そりゃぁ嫌がらせですかってくらいド派手に

自分の顔とかめいっぱい描いて

吹き出しつけて「連絡しろー!」って描いて

猛スピードで郵便局へ。

しかし、コンマ2遅し。

時計は5時7分。

郵便局のシャッター閉まっていたが、

人の気配はするので

わたしはシャッターの隙間から

「すいませーん!」

と叫び、気のいい職員さんになんとか速達を出させてもらった。

封筒には切手もちゃんと貼ってきたのだが

一応封筒を計って確かめるわけで

このドでかい落書きだらけとしか思えない封筒を

まじめに計量。

だってそこにはわたしの似顔絵が・・・しかも

自分で言うのもナンですが

うまいんですよ、絵が。

だから似てるんで、職員さんも

「じゃ、お預かりしますね」と言いながら

笑っていた。

寿命が縮まる思いだ。

っつーか今週寿命縮みすぎ〜。

なんだよ、なんだよ、なにが悪いんだ。

それにしてもイラストレーターの奴め、

明日連絡してこなきゃもう仕事やらねーぞ。

これぞ卍ギレ。

2002年03月21日(木)   ゴールデンラッキー ★★★

今日は本屋さんに行った。

立ち読みし忘れていた「演劇ブック」を読み、

おぎやはぎがカラー8ページも載ってる

「お笑いタイフーン」(だっけ?変な名前)を立ち読みし、

「ゴールデンラッキー」を買った。

わたしはギリギリ

この漫画オンタイム世代からちょっとズレてるので

ラーメンズの小林さんがきっかけの後追いなのだが(不純)、

きっかけはなんであれ、

めちゃくちゃだよ、この漫画!

なんだこれ!?おもしろすぎるよ〜。

大人になってから心に刺さる漫画って

あんまりなかったもんね。






小林さんの解説文にあったけど

わたしも予備校時代、

水張り用のパネルにいろんなものを貼ってた。

今でも家に当時のパネルB2×2枚、B3×3枚づつあるんだけど

さっき引っぱり出して見てみたら、

とんでもないものがベッタベタに貼ってあって

かっこいいと思って書いたと思われる洋楽の歌詞

(マイケル・ジャクソン)だったり、

ハリウッドスターの写真とか、

パルプフィクションが好きだったと思わせる写真だったり、

なんかねぇ、いーんだかわるいんだかってかんじで

センスとかを越えたパワーがあったの、パネルの裏には。

それをむき出しで電車乗ってたんだからすごいよね、

高校生って。

いかにかっこいいかんじのパネルにしてくるかってのが

当時のステイタスってゆーのかしら、

みんなこぞって「俺の、センスあるだろ?」と

言わんばかりに頑張ってた。予備校楽しかった。

このパネルいらなくてどうしようと思ってたんだけど

なんか捨てたくないなと思った。






わたしの青春時代は「稲中」のとりこで

それはそれでまたひとつの文化なのだが、

ゴールデンラッキーとかにはまってたらかっこよかったのにィ。

バカだったなぁ〜・・・

「ファンタやぁ〜」とかファンタ飲む度に言ってたもんね。

でも真剣にあのくらいアホだった、中高時代は。

アタマを使わないで単純に笑ってました。

社会に出て違う世代の人と話をすると

「俺は○○世代」みたいなのがあって

わたしの同年代はだいたい稲中にはまっている。

未だに、「あの人、『前野』似」とか言うもんね。


※『前野』似のNHKアナウンサーがいます。
 土曜の深夜のニュースを読むことがあります。
 これは3人の証言有りでそっくりです。


不条理漫画みたいなのがすでに流行ってたころに

青春時代を送っていたので

吉田戦車とかは好きで読んだけど

一流の不条理漫画とそうじゃないものが溢れていて

意外とふつうの漫画を読んでた方だったかも。

寄生獣とか。スラムダンクとか。別マとか。そーゆーの。

岡崎京子にはまったときもあった。

絵がダメだと読めない方なので

漫画の好き嫌いは多い。

古典の先生に勧められた

「あさき夢見し」って源氏物語の漫画は

はっきり言って絵がキモかった(笑)。

世界史のためにみんなが読んでた

「王家の紋章」とか「ベルバラ」とかもダメ。

人気のあった「ぼのぼの」って漫画もどーもダメで・・・。

今でも多分受け入れられない。

ダメなものはダメなの、「動物のお医者さん」とかダメなの。

って言っても、誰にもわかってもらえないの(笑)。

実はあんまり「ちびまるこ」が好きじゃなかったことも

HPだから言える・・・(笑)。

ギャグっぽい漫画で好きだったのは

大昔で忘れちゃったけど

小学生のときに読んでた

「ピンクな君にブルーな僕」というギャグ少女漫画。

通称「ピンブル」。

あれ今読んでみたい。どんな漫画だったんだっけなー。

あとは「奇面組」。








で、全面的にゴールデンラッキーはオッケーです!

今でもこんなにおもしろいこと思いつく人いる?

マンガのセンスと絵のセンスが抜群なんですよ、

このギャグにはこの絵じゃなきゃってかんじ。

このセンスがわかるわたしでよかったー。

だってわたし「おたんこナース」とかも読めなくて

「どーしてわかんないのぉ?」ってさんざん人に言われたもん。

ダメなものはダメでしょー、

漫画のトーンがダメだったんだよ、アレはっつーか、

あの作者のは。






最近見ていないけれど

「BSマンガ夜話」では

ゴールデンラッキーって取り上げられた?






ちなみに「漫画」ということで思い出したことが。

天才バカボンの18巻には

ものすごく難解な話が収められていたのですが

内容は忘れてしまいました。

「手」が出てくるやつ、です。

誰か知りませんか?












●余談1

 そういえば、今日って池袋サンシャイン噴水広場で

 おぎやはぎの営業活動があったらしい。

 ちょっと気になってたんだけど

 池袋かぁ〜・・・行きたくないなぁと率直に思ってしまった。



●余談2

 今日は深津絵里のドラマが最終回だから
 
 最終回くらいはちゃんと見ようと思っていたのに

 買ってきた漫画(ゴールデンラッキー)も読みたいし

 11時からのNHKの三谷幸喜の特集あるから

 備えてお風呂に入ろうとか思って

 結局見逃しちゃった。

 普段連ドラなんて見ないんだけど

 深津絵里がかわいいからというのと、

 坂口憲二がかっこいいからというだけで

 ときどき見ていたのよね、

 ほんとはあんなじゃないよ、デザイン事務所って。

 三谷さんの方は見てよかった!

 生で舞台見てみたい。
 

2002年03月20日(水)   おぎやはぎCutかよ。 ★

きのうはほんとに仕事がヒマだったので

幸い、7時には家へ帰ることができた。

7時からテレ朝でお笑いの特番があるらしいし

なにより「おぎやはぎ」が出ると聞いたから

なるべくオンタイムで見たかったのだ。






番組は島田紳助が司会で、

ゲストがお品書きから見たい芸人を注文する、

というレストラン?に見立てた形で進行。

お品書きの芸人さんは大御所の漫才の人たちと、

若手と言われる芸人さん(タレント系含め)が何組くらいだったか

けっこういたかな。

オンバト系も多かったけど

漫才寄りだった印象。イコール大阪系多し。

やっぱオンエアされる人って決まってくるよね、

お品書きの顔ぶれを見ただけで素人にも想像つくさ。

案の定、おぎやはぎはハショられてしまった(笑)。

そーかいそーかい、そんなに大阪がいいかい。

ちょっとふてくされてみたけど

あの番組内で彼らがフィーチャーされていたら

それはそれで気味が悪いしね。

でもなぁー。

あのネタ知ってるやつだったけど

すごく好きなのよ〜、

わたしがおぎやはぎにはまりだした頃のネタで

また見れるーって思ったのに・・・残念。






こぶへいが「マニアックなところで、」と切り出したとき

よっしゃ!って思ったのに、思ったのに、思ったのに!

こぶへいのマニアックって・・・。

メジャーな芸能人から比べると

おぎやはぎなんて相当距離があるわけか・・・。

・・・「いつもここから」はわたしの中では

相当メジャーなんだけどなぁ?こぶへいさん。

あのゲストの面々じゃ

TIMとか海砂利水魚改めくりーむしちゅーとか、

(いつまで「改め」って言わせるんだ)

せいぜい中川家、品庄くらいしか知らないんじゃないか。






わたしがほんとに見たかった人たちは

みんな埋もれてハショられ映像になってしまった。

せっかく普段テレビじゃあんまり見れない芸人さんのネタをと

楽しみにしていたのにな・・・

・・・一瞬8チャンのドリフも気になったんだよね〜、

ドリフなんて早く帰ったときじゃなきゃ

ぜったい見れないもの。

伊東家も特番だったね・・・あんなにヒットしてる番組だけど

そんな時間に家にいられないからほとんど見たことないんだ。






おぎやはぎは非常に残念だったわ。






ちなみにきのう発売のCutを読んだ。

ラーメンズが見開きで載っている。

その前に松本人志特集だ。

ダウンタウンは今だってふつうに好きだけど

けっこうはまっていた時期があった。

「ガキ」と「ごっつ」はかかさず見てたなー。

そうだよ、わたしも「ごっつ」の

「トカゲのおっさん」が大好きだった。

最終回のこと鮮明に覚えてる。

「トカゲのおっさん」30分くらいやった。

親友のSちゃんと、すごかったね、すごかったね、と

翌日学校で興奮したのを思い出した。

そうそう、Sちゃんはベーターの真似がとてもうまかったんだよ。

それから「ひとりごっつ」とかが始まって

起きてるときはよく見ていたけど

その辺からだっけ、一万円ライブとかやってたのって。

懐かしいなぁ・・・

まっちゃんのところだけを読んで疲れてしまった。

ラーメンズにはざっと目を通す程度で(笑)、

ちゃんと読むけどね。

だいたい内容わかっちゃうんだもの〜・・・(笑)。

喩えさせたらピカイチだよ、小林さんは。

喩え師か。おおって言わせ師か。

でもさずがCutは写真を贅沢に使ったキレイな本だな。

ラーメンズって被写体としておもしろい、

きっとカメラマンさんは撮りがいあると思う。

わたしはアイドル風なカオよりこういうカオに魅力を感じる。

写真卍でいいよ。

Cut、買っとけ。←キャー!





ちなみに予定では今日、「女心」の発売日です。

ちゃんと水曜日だし、すごい、芸が細かい。

インストアイベントやります、

ってわたしがテキトーなこと書いたりしちゃったら

大変なことになる・・・か?な?

ネットの影響力を試してみたい衝動にかられてしまうわ。

渋谷のタワレコで整理券300枚です、とか。

わたしぃ、お昼頃行ったらぁ、250番代でしたぁ。

みんな行かなくていいの?

こんなの読んでる場合じゃないんじゃねぃのぅ。






(なんであたしこんなに女心に執着を・・・って今気付いた。)

2002年03月19日(火)   2度目の浮気? ★


今日はなぜかヒマなので、ヒマな日らしく

ゴシップ系の話題をひとつ。






わたしの直属の上司で

社内唯一のラーメンズファンのYさんが

(ごくたまにこの日記にも出てくる「Yさん」のことである)

今の奥さんとは不倫の末の結婚で

離婚歴があったということに驚いたのは

去年の12月。






Yさん夫妻はお世話になっている上、

奥さんもラーメンズファンというとても楽しい人たちなのだ。

それにしても

あの優柔不断ではっきりしないYさんが不倫したなんて

Yさんも男だね〜、やるじゃん!と

ちょっと尊敬しはじめた矢先だった。






実は疑わしかったのはもう半年も前から。

Yさんが月曜日は7時には帰り、

火曜日はたいてい遅刻というパターンを繰り返していたことを

社内一事情通のFさんが

社員の勤務状況データを見て発見した。

(すごいOLの鏡!)

アンド、お局様の洞察力は鋭く

「ぜったいやってるね」と早くから言い切った。






しかし当の直属部下であるわたしとしては

いまひとつピンとこなかった。

Yさんのビジュアルはダンディで大人の男というかんじで

服装のセンスと着こなしもすばらしく

モデルでも食っていけそうな「いい男」なので

モテないはずはないのだが、

ふだん仕事でいっしょにいることの多いわたしは

いい人なんだけど

とにかく頼れない、いい加減すぎ、ちょっとアタマ悪い

とういう点が鼻について、

Yさん自体がかっこよかったことを忘れるくらい

あんまり男としての魅力は感じていなかった。






あのYさんが不倫ー?そんな器用なことできると思えない、

自分不器用ですからっつーより

そんなアタマよくないってば、

というのが感想だが、

実際今の奥さんとは略奪愛だったわけで。

ってことはYさん二度目の不倫疑惑である。

毎週月曜の夜の用事と、火曜の遅刻、

今年になって目立つ不審な電話。

奥さんからの電話は人前で出るが

最近席を外して出る電話が異常に多い。

外注さんとして仕事をしてる奥さんが

弊社内に来ているときに

かかってくる電話はぜったい奥さんからではない。

怪しいじゃん、Yさん。

二度目だよ。

そういえば出会い系サイトの「メール待ってます」、

みたいなとこに

ほんとにメールが来るか

試しに出してみたって言ってたな。

しかも「10代希望」とか書いて。

まあ、なんてずうずうしい。

アンタいくつだよってツっこんだんだったっけ。

いや、でも

あの和田アキコみたいな奥さんを裏切ったら大変なことに。






Yさんの部下であるわたしは

周辺を探ってくるようにと

お局様から命令されている。

そうとも知らず

Yさんは相変わらず

「Tさーん、ちょっち来てみそー!」

とわたしを呼ぶ。

・・・ほんとにこんな人と不倫するかぁ?

かわいい人、とか思えるかぁ?

根本にギモンを抱きながらも

わたしには

Yさんを追跡する使命が重くのしかかっているのだ。

ヒマなので追跡しようっと。

2002年03月18日(月)   夏のラーメンズは? ★


きのう切羽詰まる思いで

なんとかゲットできたラーメンズのチケットを

先ほどぴあへ取りに行って来た。

きのうのうちに取りに行きたかったのだけれど

車を使えなかったのであきらめて

お昼休みにぶらぶらと。

社内でお昼食べなくて済む口実にもなったし。

今やっとこの手でチケットの重みを感じることができ

はじめて「やった、行かれるんだ」と実感できた。

でもね、

やっぱりトラブルの影響か

思ったよりもかなり席が後ろ!

だってあのまま10時に発券されていたら

けっこう前の方取れたと思うんだよね〜・・・

千秋楽も17日も初日(微妙?)も外したしさぁ。

うーん、まあ取れただけいいか。

でも最初は東京公演取る気なかった。

これは卍で。

体力的にキツいかと断念してた。

だけどやっぱり

前日いきなり決心して

それでもロッピーでラクに取ろうとか甘く考えていて

そしたら当日ものすごい早起きできちゃったから

急キョぴあに並ぶことにしたんだ。

こんなことってあるか?






これでしばらく落ち着いて暮らせるのだろうか。

ラーメンズって6月の予定はどうなんでしょう???

イヤになるくらい振り回されてるのはわかってるんだけど

ここのところラーメンズとかぶって

音楽関係の活動がぜんぜんできなかったから

いい加減、音楽のライブ行きたいんですよッ!

行かせてくれよぉ〜!

2月のケミカルだって行きたかったさ!

だけどチェリーブロッサムの発売が

2月かもしれないっていう頭もあったから

ケミカルのチケット取れなかったし、

重なってないとわかってからでは

ケミカルだって即完だもの〜。

6月行きたいライブがあるんで

ラーメンズ6月は動き出さないでね?

誰か知りませんか?6月のラーメンズってどうなのよ?

(広告批評の講師の日は確か・・・)

お笑いって音楽に比べると公演が直前すぎる。

だって発売も1ヶ月前とかでしょ?

音楽のライブなんて

特に洋楽は3ヶ月から半年前には決まってるじゃない、

去年のレディオヘッドなんか5月にチケット取って

10月のライブだったもの。

困るのよね、おんなじくらい音楽も大事にしてるので

先に音楽のチケット取ってしまいたいけど

いつラーメンズと重なるんじゃないかっていう心配が・・・

現に4月21日がそうだしね。

今のところ

ラーメンズ>音楽

なので、重なっちゃうと凹むのよ。

うーん、強いては・・・

レディオヘッドとだったらレディオヘッドをとるかなぁ。

その6月の行きたいライブ(ジョンスペ)にはそこまでの思い入れはないから

卍でラーメンズのなにかと重なったら凹んじゃう。

それに夏にはプライマルのアルバムが出る

ってことは来日も期待できる・・・

夏のラーメンズはどうなのッ!?

フジロックとかサマソニとかいろいろあるしさー

その辺のチケットも4・5月から始まるわけよ、

ラーメンズ次第なんだよぉ、

あとはおまえまかせだよぉ〜。

超特別公演のときに

今年はいろんなことやるなんて言っていたじゃないか。

なにをやるつもりなんだよ〜。

桜の次は何前線だ?梅雨か?5月まで桜で梅雨は早すぎるだろ?

秋雨か?紅葉か?

あー・・・ほんとに夏の予定が決められない。

夏は外してくれないかなー・・・

こっちも夏は音楽関係忙しいからさぁ。

ぜったいおんなじ気持ちの人、いるよね?!

2002年03月17日(日)   ぴあのくせに ☆-


なんてこと!

なんてこと!

よりによって発売日にコンピューターが壊れたなんて。

いかがなものかと!(宗男調)

全国ぴあパニック。

なんでしょう、

わたしギリギリまで

ぴあに行こうか、ローソンに行こうか迷って

確実に取るには

やっぱぴあかな

という選択をしてしまった。

こんなことならローソン直行すべきだった、

だってローソンの前通ったときまだ誰もいなかったもの。

こんなことってあるものなのね。






それにしても

きっと災害とか遭ったら

人間のエゴ丸出しで大変なことになるんだろうなぁと

こんな些細な事故に垣間見てしまった。

実にいろいろ。

わたしのように店員にいろいろ聞きまくる者もいれば、

大騒ぎする者、

怒って帰ってしまう者、

イライラするだけの者、

感情を表に出さずじっとしてる者、

次の方法に行動を移す者。

『必死さ』によって違うのだろうけど、

無事にチケットが取れてしまった今となっては

(いい思い出、じゃなくて)

客観的に見ることもできて

人間は極限状態(たかだかチケット売場で)に陥ると

性格(エゴイズム)が惜しみもなく出てしまうものなのだ、

と、学会で発表できそうな勢いである。






こういうツイてない日というのは

なぜか全てが裏目裏目。

お昼にはカップヌードルを食べたのだが、

先週の金曜日、「クイズ赤っ恥青っ恥」で

(12チャンマニアか!誰ピカも見たし。3/15日記参照。)

「小技の人」の酒職人の杜氏の人が紹介していた

「小技」を試してみたら、大失敗だ。

その小技というのが

「カップラーメンをおいしく食べる方法」。

なんでも、彼が言うには、

カップラーメンのお湯を少な目に注ぎ、

少し日本酒を足すと

カップラーメンの油臭さがなくなって

おいしくいただける、とのこと。

さっそく挑戦である。

「日本盛り」を入れて3分待った。

・・・。

まずいよコレ。かなり。

日本酒の匂いも味もそのまま残ってる。

ふたを開けた瞬間から嫌な予感だったけど

熱い湯気が鼻をつく酒粕の臭いだもの〜。

まーずーいー。

あの人、自分が杜氏だもん、酒好きだもん。

わたし日本酒苦手だし酒粕ってどうもダメ。

最悪だよー、食べるものコレしかないのに・・・

悲しくなってきた。

食べても食べても

酒とカップヌードルの味は一向に調和する気配もなく

バラバラに悪い方に影響し合って

気味の悪い食い物になってしまった。

でもコレしか食べ物がないのでしかたなく、

さらにお湯を足して酒を薄めてしぶしぶ完食した。

わたしの中でカップヌードルはかなり上位の食べ物だった故に

こんなにまずい食べ方をしてしまったことが許せない。

やめたほうがいいですよ、

カップラーメンの油臭さくらい何でもないですって。

だまされちゃだめですよ。






こういう日ってなーんか歯車がズレちゃってるんだよなー。

2002年03月16日(土)   ヒューマンネイチュア ★★★+


先日、『ヒューマンネイチュア』

という映画を観た。

以前から楽しみにしていた

かのミシェル・ゴンドリー氏の初監督映画だ。

わたしは彼のミュージックビデオの大ファンである。

さらに「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ監督が

プロデュースという最強製作陣なのだ。

彼らはミュージックビデオ界、CM界も鬼才であり

共にわたしの大好きなビョークのビデオの常連監督なのである。

ちなみにケミカルやファットボーイスリムなど

わたし好きなミュージシャンのビデオでおっ!と思うモノは

両監督の作品だったりする。






ストーリーはぶっとんでいた。

これからごらんになる人もいるだろうから

内容には触れないよう(うわ、そんなつもりじゃ)にするが、

こんなめちゃくちゃな設定で

成立させるなんてすごい。

ラストはこうくるかっていう、

人間の本能とエゴがテーマの壮大なストーリー。

おもしろいのでぜひごらんください。






だんだん映画畑以外の人がどんどん進出してくるようになって

映画が映画という枠を越えて

クリエイティブなものとして

受け入れられてきたんだなぁと思う。

ミュージックビデオとかやってる人の演出って

やっぱおもしろい。

色とか、スピードとか間の取り方とか、いいよね。






最近ジャンルの壁を越えて活躍する人が増えた。

枠組みの中の発想はもう限界。

たぶんこういうことって

今の日本が不況で企業合併する方法にも似ていて

ある種の分野だけではもうやりつくしちゃったから

コラボレートしたりしないと

なにも生まれなくなってきてるんじゃないか。

日本人は応用能力に長けているはずだから

もっともっといろんなことできると思う。

ラーメンズにもそういう意味の期待が大きいな、わたしは。

何でもおもしろくないとね。

わたし自身も。


2002年03月15日(金)   ラーメンズの見せたかったモノ ★★★+

きのう、

「ラーメンズだけど見せたいモノがあるからちょっと来て」

に、ちょっと行って来た。

そんな気軽なかんじで。

嘘嘘。

苦労してチケットを取って、だ。






感想?

想像以上。

もしかしたら賛否両論あるのかもしれないけど

特別『コント』だけのこだわりもなく

おもしろかったら何でもOKなお客なので

わたしは大満足。






内容はほんとに想像以上にいろいろで

わたしはてっきり小島さんとのコラボで

ショートフィルム中心で

舞台挨拶のようなかんじでしか

ふたりが登場しなかったら寂しいなーとか

勝手に思っていたのだ。

映像あり、スライドあり、コントあり、CMありで

ラーメンズのいろんな活動発表会みたいなかんじ。

もともとモーショングラフィックスに興味あって

teevee graphicsも好きだし

なにより線画フェチなので

あのスライドアニメーション(コマ送りの)は

すごくキレイでセンスもよかった。






やっぱ演出がうまいなーと思った。

いっこいっこの中身がおもしろいから忘れがちだけど

全体を通してのあの最初の導入。

なるほどねぇ、見事にその後の展開へつながっていて

さすが小林さんだわと納得してしまった。






詳しい感想などは気が向いたら『対談』やるかも、なので

お楽しみに。でも気が向いたら、だから裏切るかも。





RMS1ってことは2もあるのか?





今日「誰でもピカソ」見ていたら

アートバトルの審査員にみうらさんが出てて

個人的にツボだった。

『ごめん、みうらじゅん』でなぜもっと笑わない???






ちなみにステッカーはかなり嬉しい。

今後もステッカーがほしいのだけれど。






ラーメンズの公演の翌日である今日が

朝早くから出張だったので

きのうはライブの後の一杯を控えた。

なんか一杯やらないとしっくりこなくて

終わった気がしなくて

もやもやしてたので

途中でサボって帰ってきてしまった。

「仕事が残ってますので」とか大嘘ついて

3時に直帰だぜ。やるじゃん、わたし。

2002年03月13日(水)   ほっとひといき ★★

仕事が落ち着いたのでひといきついているところ。

今月はって言ってもまだ半ばにさしかかったばかりだが、

仕事もプレゼンばっかで忙しかったし、

歓送迎会とかもあって

その準備で休日にプレゼント買ったり

仕事の合間に花束買ったり、

個人的にお別れカード作ったり、

合間合間でものすごいバタバタしていたように思う。

苦手な幹事役もひとまず終了し、精算も終わってホッとしてる。






きのう付で事務のFさんが退職してしまった。

Fさんはいいコだったから寂しい。

最後に会社の廊下でみんなで花道をつくってお別れした。

けっこう感動的でしょ。

コレわたしの提案。

だって我が社の人たちって人がやめたりすることにも全く無関心。

心が痛くなるほど、どーでもいいというかんじ。

ふつう、営業に出て夕方までに社に戻れそうもなくて

最後にFさんに会えなそうだったら

声かけて営業に行くべきでしょう?最後なんだし。

そういうの、一切ナッシング。

唯一、先日移動してきた新米営業のさわやかくんだけが

お昼にケーキを買ってきてくれて

きちんとあいさつして出ていくという

超感動的シーンがあっただけで

その他の人は人としてどーかしちゃってる。

Fさんも「誰も声もかけてくれない・・・」って半分あきらめてたし、

なんかそういうのいっしょに働いてきた仲間としてつらいから

とりあえず、とってつけたようだけど

「ヒマな人、Fさんをお見送りしましょう!」って声かけたわけ。

ところが、言った瞬間無反応・・・

結局見送りしたのはわたしのいる制作チームだけで

営業チームは誰ひとり・・・ってゆーか

Fさんはどっちかというと営業チームなのに。

なんてひどい人たち。

そんな人たちに涙まで流して去って行ったFさん・・・

かわいそう。

ごめんね、わたしひとりの力じゃ

あの非常な人たちを更正することはできないのよ。

ちなみにFさんやめて正解だと思う、

あんな人たちと同じ部署だったらわたしだってキレる。

とか言って、

変人の中でどんどん強くなってしまった。

年々いろんなことが平気になっていく自分が恐ろしい。

2002年03月12日(火)   モデルでプレゼン大成功 ★★★

先日、わたしがモデルまでかって出た(やらされた)

ポスターのプレゼンとれましたッ!イエイ!

決まった案はわたくしモデルのカップル案で

まあ正統派なもの。

もういっこのわたくし扮する女王様案への

クライアント反応がとても気になり

担当営業に訊いてもらったら

「・・・」

やっぱりいまひとつ、の反応だったらしい。

ま、これも弊社のプレゼンバリエーションを

披露するための仕掛けだからね。

幅広く見せてクリエイティブ力を

クライアントにも印象づけることができたから、

はい、大・成・功!

それにしてもA案、B案、C案と3案提出して、

うちA案とB案がワンツーフィニッシュだったそうだから

弊社としても大満足、頑張ってよかった。

ここのところ同じメンバーでプレゼン2連勝中。

そして今まさに明日の大型プレゼンの大詰めを迎えている。

二度あることよ、三度あってくれ。




そんなかんじで仕事が忙しくてすっかり忘れてたけれど

今日からラーメンズの

「ラーメンズだけど見せたいものがあるからちょっと来て」

が始まったではありませんか。

やっべ、仕事に生き甲斐感じてる場合じゃねっつーの。(誰?)

以前から小島さんのショートフィルム見に行ってるので

とっても楽しみ。

けっこうわたしの好きなミュージシャンのプロモ

小島さん撮ってるんですよね。

それにしてもこの公演タイトルと逆行して

わたしは14日しっかり代休とってしまった。

だってそうでもしなきゃ仕事入れられちゃうもーん。

しかも翌日静岡に出張なんですよッ、

Yさんの代わりに急にッ(怒)。

Yさんがドタキャンするからいけないんだー!!!

でも許す!

なぜならYさんは唯一の社内ラーメンズファンだから。

2002年03月10日(日)   オシャレは橋本くん。 ★★

やっと、靴を買った。

オシャレは橋本くん。

と、ことわざ仙人が申したとおりである。






わたしは靴が大好きだ。

しかし、自分が履くとなると

一筋縄ではいかない大問題を抱えている。

足が変。

なのだ。

日本人は幅広甲高というけれど

わたしは並じゃないのだよ。

バカの大足とかなら

別に大きいサイズがあるから問題なかろうが

サイズは普通だけど

幅をクリアできる靴に出会えるまでが

「靴ほしーなー」と思った日から

かれこれ1ヶ月はかかってしまう。

まして気に入らないものは身につけないわたしは

デザインOK、サイズOK、なんてほとんどあり得ない。

どこかしら妥協しているのだ、わたしの靴たちよ。






しかし長年こんな苦労を続けていると

意外な盲点を発見した。

まず試履したい靴があって

けっこう幅も広かったとしよう。

店員は「こちら幅もけっこう広めにできておりますので

大丈夫だと思いますよ」的なことを言う。

わたしは履いてみる、

途中までしか入らない・・・。

店員「マジで?これ履けないの???」

って思っていそう。

なぜだ?






そこでわかったことというのが

わたしの足の指の短さだった。

以上に短いのだ。

指というかんじじゃない。

『切り込み』みたいなもんだ。

今まで普通に生きてきたけれどこの短さは・・・

もしかしたらある種の障害?なのかもと

親にも最近わたしが気づかせた。

そう、その指の短さがどういけないのか。

それは指の長い人なら

靴を履いても靴が細くなる先の方は指が入っているものなのだ。

しかし、わたしの場合は指がぜんぜんないから

靴の先もめいっぱい甲が入ろうとする。

そりゃ当然入らないわけだ。

指だったら細いところへも

靴の形に沿って入るものが

わたしは甲だから強引に入れようとしても

甲はメタモルフォーゼできない。

無理なものは無理なのだ。

かつてわたしは自分よりも足の状態が悪そうな人でも

けっこう細い靴を履いているの見て

「なんであの人に履けてわたしには履けないんだろう」と疑問に思った。

それは『指』だったのか。






しかしこの問題、

原因がわかって納得しても先へ進まない。

わたしの靴探しは一向に楽にならないのだ。

2002年03月09日(土)   オシャンズ11 ★★★

オシャンズ11を観た。

映画好きなわたしとしては久々の映画だ。

なかなかおもしろかった。

好きな種類の話だ。

シリアスな話は苦手。

娯楽性の強いものが好き。

でもハリウッド、ドーン!

みたいな派手なのは好きじゃない、

全米全米も好きじゃない。

だからそんなわたしにしたら

珍しい映画の選択だったのだが

わたしは

『悪ぶれて、ちょっとマヌケそうなチンピラとかの男たち』

の話が好きなのだ。

(但しゴッドファーザーみたいに重くなく)

オシャンズ11もそんな話だ。

ジョージ・クルーニー扮する刑務所上がりのオーシャンと、

ラスベガスの高級カジノへ強盗に入ろうとする

仲間たち11人の話。

わたしは見せ場の『強盗』よりも

メンバーひとりひとりの性格とかを

見てる方がおもしろかった。

映画の半分は強盗仲間集めと強盗準備、

後半の半分でいざ実行、

という「つくり」なのだけれど

準備段階が念入りな分、

メインの強盗シーンにもっとどんでん返しがほしかった。

あっさりした感じは否めない。

でもそれなりにおもしろく観れたし、

近頃のハリウッド映画のやりすぎなかんじと逆行しててよかった。






この手の話でダメチンピラぶりが激しくて大好きなのが

『レザボアドッグス』。

もう4、5回は観ている。

これもチンピラが金儲けをしようと悪巧みをするのだけれど

仲間割れしたりで計画がぜんぜんうまくいかない。

チンピラひとりひとりの性格で見せている映画。

会話がおもしろい。

くだらないことですぐにもめるアタマの悪いチンピラだけど

ひとりひとりが憎めないキャラで楽しい。

監督はタランティーノ。

パルプフィクションよりおもしろい。






もうひとつ、わりと最近の映画で

『ロック・ストック・トゥー・スモーキン・バレルズ』。

これはトレインスポッティングのノリで観れる映画、

でもこっちのが断然おもしろい。

ロンドンの若者チンピラがポーカーで金儲けしようとするが

大失敗し命も狙われ・・・最悪の事態が好転する瞬間とか

いろんなことがここでこうつながったのか!っていう

どんでん返しに予想がつかない

気持ちのいい映画。

監督は新進気鋭のガイ・リッチー。






この2本は自信を持って薦められるが

映画を押しつけがましく薦められることが

なによりも嫌いなので

けして

『一生のうちに観ておかなきゃいけない映画』

なんて言わない。

それにそういう性質の映画でもない。

余った時間で観たら意外とおもしろいんじゃない?

的なものだ。

そういうとこ大切にしていこうぜ。

2002年03月05日(火)   モデルに挑戦 ★★★

きのう、ある仕事のロケハンで海へ行った。

プレゼンのカンプの撮影で、

海をバックにモデルを使うことになっていた。






・・・嫌な予感は的中し、わたしに白羽の矢が。

撮影内容は、カップルと女王様。(なんの仕事さー???)

「んじゃ月曜日は半袖のTシャツ着てきてねー」

「土日で衣装探しとくから」

っておい!






君の席とか観て大笑いしてる間に

月曜日になってしまった。

よりによって寒い。

そして海はもっと寒い。






半袖だけは勘弁してもらい、

っていっても結局ボーダー長Tいっちょうで

ぶるぶる震えながら

撮影はさくさくスタート。

(『さくさく』って使います?なんか30代の人がよく言います。)

最初は気楽にカップル篇の撮影。

これはまぁ簡単に撮り終えて

問題の女王様。






ドンキで購入してきたちゃちい女王様衣装。

赤いビロードのマントと王冠。

モー娘。の衣装よりもはるかに安っぽいやつ。

に身を包み、

こんなに寒いっちゅーのに

なぜか意外と人も多くて

そりゃみんなあたしに注目するわなぁ?

ちょっとした人だかりができてしまった。

その中で今日だけ『モデル』のわたしは

自由自在に舞ってみた・・・

なーんてうまくいくかい、モデルだよ?

素人には酷だよ。






でもねでもね

最初はギャラリーも気になるわ、道路から丸見えだわ、で

恥ずかしさが先立ってしまって

思うように動けなかったのが

あるときを境に

急に『モデル魂』に火がついちゃったみたい。

だってね、まずぜんぜん寒くないの、

ほとんど夏の格好なのによ?

撮られていくうちに

モデルの撮られ方がわかってきた!

なんてゆーの、体の重心の置き方ってのがあるんですよ。

普段仕事でモデル撮るときのことを思い出したら

「そうだ、重心を決めて立てばいいんだ!」ってヒラめいて

そこからはもう!

目線の外し方なんて

普段ファッション誌のかっこいいの読んでるから

お手のもんさ。

パシャパシャとカメラマン2人がかりで撮ってもらい

無事終了。

おつかれっした!

と、その瞬間すっごい寒さでビックリ。

すごいよねモデル魂ってやつは。

(単純に緊張してただけ・・・?)






そして写真ができあがった。






・・・いい!!!






思ったよりぜんぜんモデルしてんじゃーん。

んー、ちょっと背がない分幅があるけど、

まぁいいんじゃない?

ってゆーか、カメラの腕だよ(笑)。

いやー『自分』がスキャナで取り込まれて

みんなにフォトショップでいじられて・・・

「Tさんってこういう形なんだねー」とか言われちゃって、

出力されてB全ポスターになるってねぇ・・・

妙な感覚・・・一生ないね。






でもこんなに必死になって作ったポスターは

絶対採用されない案だとわかっていて

あえて作ってしまったクリエイターの

『エゴ』のかたまりなんです。

超堅いクライアントなので

ヤバイのを承知の上での『エゴ』なのです。






それでこそ、それでこそ、なー!

2002年03月03日(日)   ライブ君の席へ。 ★★★+


きのうライブ「君の席」へ行って来ました。

めちゃめちゃ笑った、楽しかった!!!

予想以上にちゃんとしてて、おもしろくて大満足でした。

実を言うと、

ほんとはあんまり期待してなかったんです。

3組とも忙しそうだし、まともな練習できてんのかなー?

なんて、勝手に思ってました。

まぁ、この間おぎやはぎの単独ライブ行ってからは

小木さんと矢作さんを見れるだけでも満足だし・・・とか

納得いく材料もあったんで

3組のいっしょにいる姿を見れればぜったいおもしろいだろう、

と半分無理矢理思いこんで

それにしても2回分もチケット取ってしまったのは・・・

どうなの?なーんてちょっともやもやしたりして

ものすごく怠惰なかんじで時間もぎりぎりに行くという・・・

ファンであるまじき行動をとってしまったいけないわたし

を待っていたのは、トイレの長蛇の列。

いろんなところでいつも思うのですが

トイレの数もっと計算してつくった方がよいんじゃないの?






ライブは時間通りに始まり・・・

いきなり笑った。

わたしとしては映像よりも

生身の人間だけを使ったライブのが好きなので

(映像が多いだろうと予想はしていたけれど)

まぁそれに触れるのはやめておきます(笑)、

長くなるので。

ライブはメンバー6人もいると

それぞれの関係性の作り方が

さすがだなーと思わせる内容でした。

君の席のVDVシリーズも

そこがいちばんの見せ場だったと思うけれど

ライブでやるとやっぱすごい。

あんな関係を理解して

お客さんに伝わりやすく見せるってゆーのは

感心しちゃいます。相手はプロだから当たり前か。

笑えるところもいっぱいあるんだけど

それより

よくこんなストーリー展開を考えたなーと思ってしまいました。

特に最後の病院のコントが。

だってよく考えてもあのストーリーってすごいじゃないですか?

ねぇ?

おもしろかったなぁ。

小木さんの小脇にポーチ(セカンドバッグ)姿、

パンツのウエスト上がりぎみもいい。

全体的に小木さんがフィーチャーされてたような印象です。

矢作さんびいきのわたしとしては

「おぎやはぎサイコー!」に尽きます。

本当はラーメンズがいちばん好きなんですが。

それぞれの役割がぴったりで

やっぱ小木さんでしょー、

というのはみんな思っていたことなんじゃないかしら(笑)。

なんだろう?バナナマンは想像がつくおもしろさなんだけど

おぎやはぎってフシギ!

独特の間というかテンポで

ひょうひょうとたんたんとマイペースさが最高ですね。

6人もいると

小木さん→大ボケ

片桐さん→ボケ

日村さん→中ボケつっこみ

設楽さん→中ボケ

矢作さん→つっこみボケ

小林さん→しめ 

みたいなかんじかな(笑)。

小木さんは誰がなんと言おうと完璧なボケで

小林さんがキュッと締めてくれるというか

水先案内人みたいなかんじで

ボケすぎた状況をもとに戻す役割をしていたような。

それが顕著に表れてたのが

例の「女心」の。

あの役設定はもうぴったりすぎ。

あれすごい笑いましたよね〜。

まず会場に入って席に置いてあるチラシのいちばん上に

「女心」作詞・作曲 小木博明

って文字が飛び込んできて

えー!?はぁ?卍で?

と、本気にしてしまいましたしね。

いかがわしそうな

「プロデューサー 矢作 兼」

「スーパーバイザー 設楽 統」

っつーか、スーパーバイザーってなに?

「ペガサスレコード ポップス企画営業部 担当 小林」って

わたしはてっきり本物のレコード会社の人だと・・・

まさかあれがネタだったとは!

もう頭の中にあの歌がぐるぐる・・・

2回も見ると覚えてしまうものよ。

もとの歌詞もすごい歌謡曲ってかんじだったけど

変えられちゃった歌詞がぶっ飛んでましたね。

あれから何バーム食べたのかし〜ら〜♪

バームって!

1年に1個バームクーヘン食べないよぉ!

「年輪」って意味とズレてるじゃーん!

もう止まらない勢いでしたよね。

バームクーヘンを筆頭にどんどんドイツ色は強くなっていき

セリフで万引き主婦と警官にまで到達するとは

誰にも予想不可能ですって。

この歌のコンセプトはなんなんだ。

Aメロ、スナック Bメロ、ドイツ

サビ、スナック セリフサビ、万引き主婦

って言ってるプロデューサーの矢作さんの口調が

なんともいかがわしく似非っぽくてよかったです。

それにそれに

小林さんが小木さんのオリジナルの詞を誉めちぎって

「まさに詞を書くために生まれてきたってかんじですね!」

って言うと

「いやーわたしとしては

そんなつもりで生まれてきたわけではないんですよ。」

と真顔で言った小木さん!あんた最高だよ!

スナックのママがアゲハチョウにしか見えなかった、

とたんたんと言う小木さんも(笑)。

そしてクライマックスは

あの変えられちゃった詞をイメージするシーン!

まさか!こうくるか!

もう会場も揺れるくらい大爆笑でしたね、

日村片桐ショーは。

日村さんって歌ものほんとにうまいと思います。

ノリとかうまいんだー、コレが。

あのひよどりみたいな衣裳も場末っぽくてよかったです。

字余りの歌詞を早口で言わなきゃいけないところって

よく海援隊の「送る言葉」とかをみんなで歌うのに

次の歌詞を言ってあげるやつ、みたいですごいしっくりいってて

それはそれでほほーぅ!と感心してしまいました。

セリフの万引き主婦と警官のやりとりなんて

すっごいうまくて!

最初に紙の上だけで話してるときは

一体どんな歌になるんだ?ってかんじだったけど

これもなるほどね〜と。

最後の「会いたい」の間がけっこう短いのがおかしかった。

それに聴けば聴くほど

けっこうイイ歌じゃありませんか?

なんだかんだで今日掃除しながら口ずさんでしまいましたよ。

なにも見ないでフルコーラス歌えちゃうわたしってやばい?






最初のお通夜のコントも6人の関係がおもしろかった。

しかも課長の娘さんの大山シンニックヤモイシャ???

すごいネーミングセンスが黒人ぽくて

ほらケニヤのマラソン選手とかにいそうなかんじで(笑)。

あのコントってよく考えてみると

「すごい人の役」を2軍の人たちがやってるんですよね、

小木さんと片桐さんが恋敵、日村さんが弁護士。

他の3人は小木さんの同僚で。

そうそうウケたのが

いいもん見せてやろうか、

じゃーん!

「ヴァレンチノの財布」。

えーー・・・すごいの???

若者向けじゃないんじゃないのぉ?

とまどった小林さんの顔もよかった。

矢作さん好きなんだよなー・・・声色が。

それに矢作さんは全てにおいて

せこい、ずるい、金に汚い役が多すぎ!

詐欺師っぽいんだものー、いかがわしくてうさんくさそうな

「似非なんとか」ってゆーのがはまり役。

でもすごい好きなんですよねぇ〜、和むんですよねぇ〜。






そういえば

わたしメインはラーメンズなので

こういうテンションってフシギでした。

お客としてもこんなに緊張感なく、時間ギリギリなんて(笑)。

あんまり考えないで笑えたし

大爆笑ばっかりだったのが新鮮でした。

一ヶ所すっごい考えちゃったのが

「壁に貼ってもいやがらないスターは?」というクイズ。

それって・・・もしかして。

ポスター?

ラーメンズが衣裳を着ているってゆーのも

すごく斬新なかんじ!

ニッキーズのときも「衣裳だー」とか感動しちゃったけど

それでも小林さんなんて

衣裳であってもリーマン(懐かしくて恥ずかしい)役で

スーツとか、あんまり衣裳っぽいものって見られないので

医者の手術服(ってゆーの?緑の)はとても新鮮でした。

片桐さんはふつーにブリーフ姿になれる人だし、

ブリーフで思い出したけれど!

「よしひこ」のコント!

片桐さんは

「女にイヤと言われてやめるような『よしひこ』じゃねぇんだよ!」

と言って小木さんを襲おうとして脱いでしまいました。

・・・小林さんは一生やらないだろうなぁ、ブリーフ一丁なんて。

ラーメンズの衣裳姿は貴重ですよね。

服といえば「すぐ言うゲーム」の小林さんの服は超意外、

珍しくかわいいかんじ?若いかんじでした。

ラーメンズのライブに慣れちゃってると

いろんなことが新鮮ですね。

わりと映像と盛り込んだつくりのライブって多いのかな?

うーんまぁそれはノーコメントですが。

けっこうお笑い色の強いライブでしたね。

なんて思っちゃうのも、

ふだんラーメンズを見てるからなのだろう。

それにしてもわたしの予想を裏切るおもしろさでした。

いったいいつ練習していたの???

ほとんどアドリブはなく

台本に忠実なかんじでしっかりしたつくりでした。

やっぱプロだなー・・・。

だって君の席2のタワレコのイベントのときなんて・・・

ネタがけっこうぐしゃぐしゃだったしさ(笑)。

残念だったのはエンディングトークがなかったことと、

アンケート書く時間がぜんぜんなかったこと。

6人のフリートークも楽しみにしていたのでちょっと残念でした。

また6人でやってほしいですね。

どうやらこのチームを「君の席」と言うみたいだし。

このコラボはおもしろいんでこれっきりはもったいないなぁ。

小木さんのバック転には驚きました!

おぎやはぎってふたりとも運動神経抜群なんですよね!

小木さんのせいか、お客さん男の人多かったです、

しかも男同士の人とかけっこう見ました。

女のあたしも小木さんサイコーだったよ!





今日の日記はライブ「君の席」を観た人じゃないと

理解できないと思います。

特に思ったことを整理せずにだらだら書いちゃってるので反省。



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