師の言霊
J.O.



 恋人

 しばらく二人 別々にくらそう
 結局 君をなだめられなかった

 ぼくは待ってるよ 君のことを
 ずっと待ってるよ ずっとだよ

 切符を買う細い指を 何も言えず見ていた
 
 恋人たちは みんなこうなのかな
 もう会えないと 思いたくないだけ

 ぼくは待ってるよ 君のことを
 ずっと待ってるよ ずっとだよ

 改札をぬけたあたりで ぼくは無理に笑った
 
 一番好きな君と 決めたことさ
 そろそろ行くね 本当はいやだけど


<ゆっくり風呂につかりたい 1991>
この歌を遺恨の歌と取るか。
それとも前向きの歌と取るか。
どっちともつかない自分の気持ちとおんなじです。
素直にいこう。いきよう。

2001年おつかれさま。
2002年よろしくね。

2001年12月27日(木)



 今年もこうして二人でクリスマスを祝う

今年もこうして二人でクリスマスを祝う
いろいろあった一年がもうじき終る

たとえぱ去年の今頃を思い出してみる
何も言わずに君が小さく笑う

窓の外に白く
聖なる夜に深く
音もなく舞う雪がつもりはじめる

一番大切なものを見失わないように
ゆっくりとゆっくりと
過ぎゆく時間をながめてる

ぽくのそばで白く
聖なる夜に深く
少しつかれた君がねむりはじめる

今年もこうして二人で神様に祈る
いつまでもいつまでも
一緒にいられますように


<Gleam&Squeeze 2001>
KANちゃんクリスマスソング第2弾。
シングルで1999に出されているこの作品。
何でもない壮大なラブソングだったはず。でしたが。
とばし曲でしたが。

いまは心につきささります。
神様に祈ります。
いつまでもいつまでも。
一緒にいられますように。

ということで今年の聖夜。
皆様楽しくお過ごしくださいね。
(2日間限定でこの曲MIDIがTOPに流れます。内緒ね。)

2001年12月24日(月)



 KANのChristmas Song

君にもう1度会えるのならば
それはきっと素敵な Christmas time

ぽくは12時に話しをやめて
小さな声でうたうよ Christmas song

待ちあわせ 5分おくれ やっぱりぼくが先みたい
背のびして君をさがせば
街にSilent night,holy night 鐘が鳴る

だから今日ぐらい 笑顔でいよう
だって今夜は素敵な Christmas night


こんなに待たされるのは 慣れてないわけじゃないけど
今夜ひとりは目立つのに
君はSilent night,holy night おそすぎる

だけど今日ぐらい 笑っていよう
だって今夜は素敵な Christmas night

おめでとう Jesus
               Christmas time


<TOKYOMAN 1993>
もうずいぶんと古い歌になってしまって。(笑)
KANちゃんのクリスマスソング第1弾す。
KANちゃんらしいほのぼのSongです。
当時はケンチキCM曲。
おりんさんの掲示板で。
この詞のその後はどうなるのか,カキコミありました。
彼女は来るのか。来ないのか。
どちらでもKANちゃんは絵になりそうなので。
どっちでもいいってことで。(笑)

2001年12月23日(日)



 ときどき雲と話をしよう

 相当がんばり過ぎたね 少し休もう
 丘にすわり 雲と話をしよう
 
 しかたないこと 頭ではわかっている
 でもからだの空気がぬけたみたいさ
 
 ここ2,3日は絹雲と話が合う
 たとえばそんな日々さ 君を失ってから
 
 相当がんばり過ぎたね 少し休もう
 丘にすわり 雲と話をしよう
 
 晴れた空には高く
 雨の夜には重たく
 みんなまとめて君だった
 すべてを愛してた
 
 結局ぼくは いつも何かにおわれて
 君をつつむ大きな空にはなれなかった
 
 相当がんばり過ぎたね 少し休もう
 丘にすわり 雲と話をしよう
 
 声にならない痛みも
 越えられないさみしさも
 かかえてたのは君だった
 どこかで気づいてた

 結局ぼくはいつも何かにおわれて
 君を守る大きな空にはなれなかった
 
 相当がんばり過ぎたね 少し休もう
 丘にすわり 雲と話をしよう
  
 もうそろそろ君のこと忘れよう 


<Superfaker/single 2001>
原曲は「ゆっくり風呂につかりたい」に入ってます。
ライブの時限定で。
ランダムに各地で唄うロングバージョンの歌詞を。
お届けします。

さっきチャットで「この歌聴け!」と言われたので。

自分もやっぱり。
大きな空にはなれなかったのかな。
なったつもりで。
なりきれなかったのかな。
またシリアスな文章を…。

2001年12月17日(月)



 まゆみ

まゆみ 最近の君はどう
     ぼくはね 少しふてくされてるよ
まゆみ つまらない時のために
     なんとなく なんとなく
     うたなんかをつくってみたんだよ

まゆみ 君は都会のすみで
     こっそりとわらってた小さな花で
まゆみ ぼくは見てるだけだけど
     知らない誰かが
     つみとってくのも少しこわいんだよ

  可もない 不可もない そんな生活に
  話したい 伝えたい いつも言いだせなくて
  これじゃない あれもいや それは深刻で
  だましあい なぐさめあい 心もたないよ

まゆみ 君は時々 つもる悲しみを
     いったい どこへ流すの
まゆみ たまには 大きな声で
     さわいだり さけんだり
     ぼくにあたったりしてもいいんだよ

決して自分のことせめたりしないで

  可もない 不可もない そんな性格に
  好きじゃない 悪くない 責任とれなくて
  あれがいい それはいや これも深刻で
  帰りたい でも帰れない
 
  ひとはだれもみな
   それぞれの悲しみを抱きしめ

  いつも夢を見てるよ
  きっとだれかに
  小さな叫びがとどく日まで

まゆみ 一番 澄き透ってて
     美しい水って 何か知ってるかい

まゆみ 恋をして せつなくて
     がまんして がまんして
     こぼれた涙がきっとそうだよ

こんなことしか言えないぼくを許して


<TOKYOMAN 1993>
発売当時は三ツ矢サイダーCM曲。
だから耳に残っている人も多いこの曲。
KANちゃんの歌って一般的にはベタなんだけど。
でもそんなものを一蹴する一言があるんだよね。

この詩で言えば最後の一言。

「こんなことしか言えないぼくを許して」

これでまさに。
KANちゃんの世界です。
いやいや,名曲です。

2001年12月15日(土)



 Songwriter

 I'm a Songwriter and welcome you to my song
 眠れぬ晩の思いつきで言葉がまだないのです
 La la la la la la la・・・・
 こんなメロディはどう

 I'm a Songwriter ただ訳もなく
 過ぎ去りし日々を静かに掘りかえすのです
 愛した人を
 必死だった恋を
 自信に満ちた青き時代を

 恋すれど恋 月わかれ 涙凍る
 美しい思いを できるだけきずつけぬように

 遠い あの空のむこうに
 そう 置き忘れてきた純情は数知れず

 I'm a Songwriter 何のあてもなく
 迎えるべき運命に言葉送りたいのです
 愛すべき人に
 まだ見ぬ君に
 自信も声も枯れた自分に
 
 問いかけよ問い 道わかれ されど問う
 転んでも叫んでも 答えなど何処にもないのに
 
 遠い あの雲のむこうに
 そう 広がるべき未来の景色未だ見えず
 
 I am a Songwriter ピアノをたたき
 繰り返す表現のみが唯一存在の意義です
 La la la la la la la・・・・
 こんなメロディはどう
 

<TIGERSONGWRITER 1998>
めずらしい人生に次ぐKANちゃん半生振り返り曲。
自分もピアノが弾けたなら。
自分も曲を詞をこの手で作り出すことができたなら。
自信に満ちた青い時代に。
自信も声も枯れた自分に。
ピアノを叩いてみたいんです。

ということで。
DTMと鍵盤購入を決意です。

2001年12月11日(火)



 涙の夕焼け

もう次の電話で君と別れることになると
わかっているのにひきとめる言葉みつからず

そう そのあと君はきっと何処かに
涙ふいてかけつける場所があることぐらいはぼくは知ってる

夕焼けを見てたら 悲しみはふくれだし
涙など出るのかと思ったら それより先に沈んでた

もう今夜中には君のほうから
たまりかねて電話がくるはず
どうしても君と別れたくない

そう いつでも君を最優先に考えてたぼくには
これ以上の優しさって何かわからない

夕焼けを見てたら 悲しみは倍になり
涙など出るのかと思ったら あっと言う間に沈んでた

もう 最後の言葉今頃君は考えているのかと思うと
おくれてきた涙は止まらない

どこまでもみっともなくても
どうしても君と別れたくない


<MAN 1996>
発売当時,コンビニでこの曲が流れて。
すると女子高生が口ずさみはじめて。
ほくそ笑んだ瞬間。

あとの方なんかホントにストレートで。
どこまでもみっともなくても。
そう歌うことでしか,救われないんだね。
自分もこうやって。
誰にむけた言葉かわからない想いを。
切々と語ることが唯一存在の意義です。

2001年12月08日(土)



 星屑の帰り道

うつむかないでいこう とりあえず笑おうよ
こんな星屑の夜に 美人がだいなしさ

ときどきはこうして ぐちなんか言いあおう
ひとしきり気がすんだら うたでもうたって帰ろう

ああ 君とぼくとは恋人じゃないから
何でも話せるね 別れること恐れずに


うつむかないでいこう とりあえず笑おうよ
話すことなくなったなら だじゃれでも言うから

ときどきは遠慮なく 涙みせてもいいよ
ぼくが気にかけるのは ハンカチを出すタイミング

どうしてぼくたちは恋人じゃないんだろう
そんなこと思ってた 星屑の帰り道


星たちがじれったそうに ぼくらを笑ってる



<東雲 1994>
なんか初々しい唄です。
恋愛だねえ。
この頃が一番楽しいよね。

ちょっとしたことが幸せなんです。
でもそれはだんだん慣れていくんです。
特別なことがごく普通になること。
それは幸せなことだと思っていました。
見方が変わっても。
ずっとあなたを同じに想い続ける環境が。
永遠に続くと思っていたから。

唄のコメントじゃない…。

2001年12月07日(金)



 星空がcrying

少し無理して 休みをとって
君の案内で 横浜

二年通った学校の道
歩くの早いとふくれた

そう 今でも忘れないよ
ほっぺたもくちびるも
残念だよね 好きだったのに

恋をした 恋をした
きっとぼくだけが
夢見てた 夢見てた
ひとりきり

なんだかふしぎと
涙がでない

ぼくのかわりに星空が crying
ありがとね crying


君にふられて 風にふかれて
思い出の坂を歩けば

外人墓地 またひとりぽっち
きずつきなれたつもりでも

ねえ ずっと忘れないで
ここでうたった歌
残念だよね 好きだったのに

恋をした 恋をした
やっぱぼくだけか
夢見てた 夢見てた
ひとりきり

はじまりの駅まで 歩いてもどろう

ぽっかりとあいた穴うめに
明日から何かはじめようか

ぼくのかわりに星空が crying

ありがとね crying


<弱い男の固い意志 1993>
☆シリーズ。
でも曲数はないです。
はじまりの駅まで戻れたら。
どんなに楽なんだろう。
でも歩いてもどるのか。
ゆっくりまったりということかい。
そうだね。
(独り会話)

2001年12月03日(月)
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