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2003年12月22日(月) パリ、パリ、パリ。

●今日はこないだまでの仕事資料の整理とか、読みかけの本を読んだりとか、掃除したりとか、まあ、あれこれで終わった。
 一日中、次の仕事の電話を受けていたせいか、すっかりパリの哀しみから逃れ、もう涙も出なくなった。早いなあ、まったく。喜ばしいことでもあり、ちょっと寂しくもあり。(こういうモードの切り替えが早くなるのは、仕事好きなせい?)

●パリはクリスマス色に溢れていた。ギャラリーラファイエット(有名デパート)の電飾なんて、もう笑っちゃうほど。わたしたちは仕込みの大変さを思い、「ご苦労様」って思いながらしばし眺めた。とにかく、デパートの壁全体が電飾で覆われているんだもの。ウィンドウショッピングの末、ホテルの夜を楽しむためのシャンパンとチーズを購入。

 2日目に行ったシャルトルは、パリから急行で1時間余の美しい街。有名なノートルダム寺院のステンドグラスが素晴らしい。ここで出会った青の聖母子像は、近いうちにEtceteraのページで紹介するつもり。

 ルーブルで様々な出会いをし、モンパルナスからオペラまでセーヌを渡って何度か散歩し、オペラを2本観て。あっという間に3日間は終わり。

 どうせ3日間、たったの3日間、会えるのは3日に限られていたのだから、ご機嫌に過ごしてくればよかったのだが、ちっぽけなわたしはそうもいかない。再会の瞬間から、3日後の別れの瞬間に怯えていた。楽しくもあり、寂しくもあった3日間。

●明日から仕事再開。来年のための準備作業をひたすらやって、パリで頑張る彼に並ぼう。



※HP"Etcetera"に「ルーブルで出会った、もうひとりのマグダラのマリア」をアップ。


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