| 2010年09月10日(金) |
長岡アジア映画祭 5日目 |
本日は2本。どちらも香港映画。 *KJ音楽人生 これはドキュメンタリ。KJは、11歳で、ピアノのコンクールで優勝。海外へコンサートツアーに行くくらいの神童。そんな彼に、カメラを回しながら、質問を飛ばす監督。KJいわく、 人生は無意味だよ、どうせみんな死ぬんだから、ぼくは大きくなったら、世界のみんなを集めてそういってやるんだ。ぼくは死ぬよ、自殺するよ、でももう少し生きていたいけど。 はあ。 KJくん、私が最近「悟った」ことを11歳で口にするなよ! KJを開花させたのは、ロー先生という女性の音楽家だ。 彼女の教え方や、生徒への姿勢、私なりにお勉強になりました。 ありきたりだが、出会いって大切だなあ・・と。 そして十七歳のKJ。 彼はいう、音楽は人間として自分を完成するためにやるんだお父さんや先生は、勝つことを目標にするがぼくは少し違うと。 ピアノだけでなく、バイオリンもチェロも指揮もする彼。 しかし、「天才」の彼は、なんでこんなのができないのか・・と、周囲の秀才たちにいらつく。 またコンクールでの優勝を目指すクラスメートの輪にも入れない。 両親は離婚し・・父の浮気のために。 十七歳のKJは、とがっている。 これはドキュメンタリなのだが、ドキュメンタリって、こんなに監督が被写体に口出ししていいの? それから、なんで11歳から17歳までのあいだがぬけているの? なんて疑問を持ちつつ見たのだが。 一つ目の疑問に関しては、要するに日本の撮り方と香港てき撮り方が違うってことなんだろうな。 2つ目は、ネット調べたら、なんと監督に資金切れで、KJが17歳になった時にまたお金ができて撮ったんだそう。 しかし、それが編集によって実にうまく活きている。 KJ,天才であってもフツーの17歳。 いつか、彼のピアノ演奏をきいてみたい。 ちなみに、これ、香港で映画の賞をもらったのだそうな。 昨日の「稲作ユートピア」はドキュメンタリ的ドラマ。 「KJ音楽人生」は、ドラマ的ドキュメンタリ。 好一対ですな。
*冷たい雨に撃て、約束の銃弾を これも香港映画、ただし出てくる役者にはフランスの人気スターもいる。 それにしてもだ、これタイトルがダサいわ。 原題は「復仇」 まさに題の通り。 元殺し屋で今はフランスでレストランを経営している男が、マカオに住む娘夫婦と孫を殺される。 で復讐と仇討ちのためにマカオにくるというわけ。 それから先は、超がつくハードボイルド。 もう書くのが疲れたんで、あらすじ省略ですが、 やくざの抗争劇ならぬ、マフィアの壮絶な撃ち合い、次々。 でも、その撮り方がおもしろいし、独特の美学がある。 撃ち合い映画大嫌いな私であるが、ひきこまれてみてしまった。 ちなみに、ジョニー・トーという監督さん、有名な方で熱狂的ファンがいる人らしい。
本日は2本ともあたり。 おもしろうございました。
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