世界お遍路 千夜一夜旅日記

2010年09月09日(木) アジア映画祭 稲作ユートピア

本日は一本のみ。
タイの映画で、半フィクション。
半分演技で、舞台となったタイの農村リアル、演技する人も、そこで暮らして一年をかけてとったとかいう話だから、これまた、一種リアル。
タイの貧しい農村部、借金を抱えた小作農民が立ちいかなくなってくさまを1年かけて撮っている。
自然は圧倒的に美しい。
だけど繰り返される農作業(いまだすべて手作業)
蛇やネズミやカエルがご馳走の貧しいご飯。
基本、大人は笑わない。特に女性、お母さんがもう怖いくらい。
日本の農村の女もかつてはそうであったかと・・・しかし、これ、タイの半リアルだと思うと、これまたこわい。
でも、子供の無邪気でかわいい。
しかし・・・先は見えているねえ・・・

映像の美しさに圧倒、ともう1度書く。
それだけになおさら、無残というか、何というか・・・
それにしても、淡々と2時間強。
長すぎる、眠くなったです。
でも、もしかして最後にすごい何かがあるのか、と期待していたりしたのだが、なにもなし。
だた壊れていく景色、彼らがお米を作っていたあたりには、何やらゲストハウスのようなものができつつあった。
でも一方で、ヒッピー風のおじさんが無農薬農業を始めていたりして。
それも、あの無邪気な子ども達を相手に。
バンコクでは、政治暴動1歩手前で。
いっそ、FOXTVの「24」のように、画面を三分割して、一挙にうつしたらよかったのにと思った。だって、同時進行だもん。

この映画、絶賛されているとか高い評価を得ているとかいわれているけど、いまいちよくわからん映画であった。
それでも、大昔見た、バングラデシュの毎年恒例の大洪水でみんな流されて、やっと再建なったかと思うと、また流されて・・という暗すぎて救い難い映画があったけど、あれよりましであったが。
これはアジア映画祭ではなくて、国際交流基金が赤坂でしていた映画祭だったけど。
それにしても、ユートピアって皮肉だったのね?!
まあね、それが今の世界のリアルだね。
分ってますけど、この言葉に明るさを見ようとした私が甘かった。

秋がきた。
空気も空も。
残暑ではあるが、ついこの前までの残暑とは違う。
私は、だるい。
まちがいなく、夏の疲れが出ているような・・・
しばらくは、生きているだけでいいよね、という欲のない生活をしよう。
だって、眠くて、だるくてしかたなし。
イッサも、最近はすごい寝坊をしているし、私も、寝坊はともかくデレデレします。


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