おひさまの日記
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2009年12月31日(木) よい年をお迎えください

やー、大晦日だなー。

なんなんだ、この実感のなさは。
ああ、今年も終わるな…とか、
新しい年がやってくるな…とか、
そんな感慨深さ、ほとんどなし。

今日も、明日も、仕事なんだもの、郵便局。
仕方ないけどさ、郵便局なんだから。

子供の頃は、もっと、こう、なんて言うんだろう、
季節の変わり目とか、こういう行事に、
感慨深いものがあったんだよな。
しみじみ感じていたし、それを重んじる空気の中にいたと言うか。
もっと文化を味わっていたと言うか。

いかん、いかん。
おせちも正月料理も作ってない。
風邪で寝てて大掃除もしてない(abuとアンナがしてくれた)。
年越しそばもなし。
アンナのお年玉もさっき用意した有様。
気を利かせてピン札を用意してやることもできなかった、とほほ…
アンナ、ごめんよ、子供の頃からそういうものを、
親が背中で見せて、子供にも体験させてやることが、
すっごく大切だと頭ではわかってるんだがよ…

それでも、NHKの「ゆく年来る年」だけはどうしても見たい!
オープニングで鐘が「ゴーン…」と鳴ると、ああ新年だ…としみじみする。
せめて、あれだけは見よう。
今はアンナが紅白歌合戦見てるからな、後で合流しよう。

今年はここ何年かの底辺を這うような生活の中でも、
これからやってくる「なにか」を感じながら過ごす年だった。
そう、兆しの年だった。
いつもの生活に追われ、生活のために動き回る日々だったんだけど、
その中でも感じる「なにか」があって、
私の目は確実に遠い、見えない、でも、感じる未来を見るようになった。

だから、目の前の毎日は何も変わらない日々だったんだけど、
「なにか」に向けての選択が少しずつ始まった。
選択が始まって、そのための行動が始まって、
今、少しだけ「なにか」に触れ始めたような気がする。

もう行くしかない。
「なにか」が待ってる方向へ。
それ以外の方向に行ったって、自分が自分じゃなくなることは、
イヤっていうほどわかった。
何の保証もないその方向へ。

言うなればこうだ。

「そうささやくのよ、私のゴーストが」

来年はなぁ、うん、こわいけど、頑張ろうっと。
なんとかなるさー。
なんとかなるためにあれこれするさー。
勝負の年、なんて、大げさなことは言いたくないけど、
やっぱ、勝負の年なんだろうな。

好きなことをするのがこんなにこわいなんて。
好きなことをするのにこんなに勇気がいるなんて。

子供の頃ならこんなふうに感じなかっただろう。
ただひたすらに突き進んだだろう。

それでも、せずにいたらもうダメになってしまうんだもの、
やってみよう、好きなこと。
そう決めたのだから、いっそのこと思いつくことはみんなやってみよう。

やってする後悔と、やらないでする後悔は、
やってする後悔の方がうんといいって、誰かが言ってた。
と、自分を勇気づけてみる(笑)

来年が、みんなにとっても、素敵な年になりますように。

ひとりじゃない。
どこかの誰か、みんな、あなたと同じこと考え、思ってる。
同じこと悩み、苦しんでる。
そして、そこから旅立つ時が来る。

みんなの飛躍の年になりますように。
心から、そう思う。

よい年をお迎えくださいね。
来年もよろしくお願いします。


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