NONBIRI My Life

2004年09月03日(金) ほめる

夕方、暗くなってから二階で洗濯物を干していると(最近、ちょっと世の中から遠ざかっています、私。すみません・・・。)
一階でみーちゃんが大きな声で私を呼んだ。
「ママ、来て来て、大変なのよ」
「何、どうしたの?」階段をおりながら聞いた。
「虫がね、窓のところにいるの。見たことないやつ。
こんなカミキリムシみたいな、大きくてこわいやつ。」
現場につくまで頭の中でその虫をくるくると想像する私。
ムカデ?カミキリムシ?
私は頭のなかで想像する。
ゴキブリのように黒々と光り、長い触覚をもって毒々しくて大きな虫。
そして、一階についた。
「どこ?」
「あそこ、あそこ」
・・・いない。
「あそこだってば」
いました。
それは指先より小さい蛾でした。
すごいモノを想像していただけに、ホッとしました。
「あれは刺したりしないから大丈夫だよ」
つかまえようとしたけれど、出来なかったのでそのままにしました。
その後、どこに行ったのかはわかりません。


さて、この前、姉のみさチョフにぶどうを送ったのですが、
それが届いたよ、という電話を夕べ、もらいました。
そのついでに、あのみーちゃんのかんしゃくの話をしました。
そしてやっちゃんが「マイマザー」と言った話も。
みさチョフは、私が「欠点でも見方を変えると長所に・・・」と言うと
電話のむこうで「うん、うん」とうなずいて、
「マイマザー」に「ぷぷっ」と笑ってから、
「うーん、みーちゃんは根性があるね」と言いました。
その時はあまりピンときませんでした。
みさチョフが気をつかって言ってくれた、という感じ。

だけど、今日の夜、音楽教室でがんばったよという話を
やっちゃんに報告している時に、
その言葉を思い出して、私からみーちゃんにむけて言ってみたのでした。

「みーちゃんは根性があるもんね」

何というのか、気持ちよかった。
そうか、こう言えばいいんだ、という感じ。

「わがままだ、かんしゃくもちだ、どうしよう」
そうやって悩むことも大事だけど、ほめるって気持ちいい。

同じことを繰り返したら、その時はまた同じように悩めばいいや。
今度は私も、手を出したりしないように、賢く叱れるようにしよう。
何度も何度も挑戦。それでいい。


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