夏目久美の生きてりゃ上等!



夏目久美の生きてりゃ上等!


BACK INDEX NEXT

●KUMI NATUME●
2006年02月18日(土)    護る立場の革命者。





 面と面を向き合って話をしていて
 気がつく様々な事。

 ネット回線繋ぐのなんて簡単だ。

 現実で足を運ぶのが、重いで。





 皆悪い人では無い。
 しかもバリバリ健康なのを前提な事。



 それでも様々な問題点が起こる。



 その悩みやイラだちを聞いて居た。




 自分は兎も角。

 若い、若い、後輩が伸び悩み。

 上へ言うべき悩みも全部自分に言って来る。

 これがどういう事か解る?

 と問いかけて来る。


 「あんたん所では、どうだった?

  あんたが心底尊敬している、
  KさんやNちゃんは、
  どうやった?


  何かあった時、真っ先に飛んで来て。
  相手が弱っている時、
  いつものその子じゃない時。
  何かあった時。
  いつもそんなじゃなかった?」




        …こうでした。

  過去日記クリック→ 『ふざけんじゃないわよ。』




  「自分が忙しいのを言い訳にして
  掛け声ばかり、口ばかり立派な事を言っていた?


  皆、いっぱいいっぱい。時間なんか無い。
  たった5分でいい時もある。

  問題は、その5分でさえも
  …いつも後回しにされるあの子らや。

  人には『その時じゃないといけないタイミング』がある。

  それを何度も何度も外されると。
  …1度や2度じゃないで。外されると。

  誰もその人を信用なんかしなくなる。

  だから『何かあったら言って来て』と
  口ばっかりで言われても
  誰もその人には何も言えなくなる。

  そして最後はその子らに
  『何も言わないから』と皮肉る。


  言わなくさせてるのは、本人だという事に。
  気がついて無い。」






 思い出す過去の自分。


 「ああ、そっか。」

 と、自分の身で思い当たる体験とかがあって。




 目の前の人は、多分そういうのも自分で経験して来てて。

 それでもやって来て、何が大事か知った人で。


 だから今回、変えようとして動いたのかと。


 「後輩を潰させない。育てる。」と決意したんだな、と。


 歳を取るのは体験が積み重なる事。

 その智恵を、どう活用するのかという事。




 「自分の悪い癖は自分が盾になって、
  自分で抱え込みすぎる事」



 そういう所は、私も実はあるから。(笑)
 それがどんなに危険か今はもう知っていて。


 「そのやり方だけだと、駄目。
  行き詰るだけでなくって、
  行き詰まりっぱなしになる。(笑)」

 と、私は同意した。





 今振り返ると。

 20歳そこそこの私には、今より足りない事ももっとあって。

 どんなに我武者羅に頑張れていたとしても。

 先は長いから、空回りする事もあるから、
 勢いで頑張るだけでは駄目だと。知っている。






 縦の関係で。

 護るべき立場の人が、
 後輩を護らなくなったらお終いだ。


 今までの過去からの、
 世代を超えた流れが止まる。


 自分が育ててもらった
 彼ら彼女らの行動そのものが。
 全て伝統。


 後輩に返して行く。護って行く。

 自分の遊びのフリーな
 プライベート時間くらい、削ってやる。





 じゃあ、何で?止めているのか?

 って事になるとね。



 それは、自分が↓出来ていないから。


 自分が辛い時。弱い時。
 先輩の話を聞きに行く。




 これが大事。



 (だからと言うて…、
  病的な行動レベルな人には、
  素直に病院も紹介してあげるのがベストですよん。)



 言う人は選ばないといけないけどねっ!(笑)

 幸い私は。人運だけは並外れて有るので、平気。

 百戦錬磨を乗り越えているいい先輩達は、
 ざくざくおります。





 辛い時。自分の中だけで1人でいい格好しようと、
 そのまま動いていたらね。

 その自分のやり方を、そのまんま後輩に押し付ける事になる。





 「自分も辛いのに動けているのだから
  お前も出来るだろう。」
と。




 無意識の内に、後輩の話を後回しにするようになる。

 育てる立場側の行動がそうだと。

 形だけ立派な事を言い続けて、命令して行き続けると。

 後輩は離れて行くようになる。



 実際現状がそうなって居て。
 人の足が重くなり続けていて。




 そこでひょんな事でやって来て
 しばらくたつこの人が、


 「自分の前の所では、こうとは教わってない!」


 見るに見かねて、とうとう声をあげた。




 人に会い、人に会い、人に会い。

 悩んでいる人を励まし、笑わせ、兎に角人と会う。

 地道に見本のような行動していた人が
 何故足が遠のいたのか?

 その原因はどこにあるのか。

 自分が出来もしない癖に
 その人をないがしろにして来たのは
 どこの誰のどういう態度か!?

 自分だけが頑張っているという、
 いらないプライドを持って居るのは誰か?

 その態度は既に「長の立場」では無い。

 やれないなら返せ。降りろ。

 自分がした行為を棚に上げて
 後輩に「やれ!」と言い続けて
 ソイツがはたして聞くのか!?

 見抜いて居た。



 他では通用する権威で縛る計算のやり方は、
 唯一通用しない所。


 ここはそんな所。


 だから。他ではいい、特に問題も無いよくありがちな事すら。

 ここでは…唯一そういう所が厳しい。









 私はひょんな事で、ここでは1番新参者。

 その人よりも新参者。


 夏目「しばらく風当たりがキツくなるよ?」

 と。

 そんな事は承知の上で「否」と言い切ったのだろうと
 予測しながら聞くと。



 「そんなんはどうでもええ!」


 (やっぱり!!!爆笑)


 「後輩が育たない状況は変えて行く!」
 




 あー。もー。これはなあああ。(汗)



 この人が私に惹かれた原因が
 この当たりにありそうだな。(苦笑)

 (逆もしかりですか…?)



 さらりと自己紹介の場で、
 私の過去をちょろっと言ってみました。




 「親姉妹の中で10代で孤立してやり始めた事が
  実を結び、
  今では立派に家族みんなでやってます。
  結果も出て、みんな今では幸せです。(にっこり)

  今はその頃に比べてヘタレてますけど、
  このままずっとヘタレて行く訳にもいかなくなり、
  来ました。」


    ↑嘘じゃない。(汗)
 


 静かな革命の再来。それが今の現実。






 BGM Tim Jensen 「rise」
    Def Tech 「Quality Of Life」





MAIL HOME BBS



My追加



Design by shie*DeliEro
thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for HTML→CHIPS!