夏目久美の生きてりゃ上等!



夏目久美の生きてりゃ上等!


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●KUMI NATUME●
2002年10月11日(金)    喧嘩売りたい気持ち。



 今日。後半年で。ガンで亡くなる筈だった人の体験を聞く。

 妻。そして娘は16歳。長男。

 今まで。ガンと闘って来て生還して来たのに。

 「また、後半年か。」と。死魔に取り付かれる。

 今度のは、絶望。リンパ。


 半年後、見事に生還。

 お医者様に「有り得ないことですが。消えてます。」と。


 涙でた。


 ガンにはめっぽう弱い。それで死ぬ、壮年の人には。

 個人的トラウマで。めっぽう弱い。泣く。


 だから。あそこにも。(近所のおっちゃんとか。笑)ここにも。

 そういう人が居てくれて。

 うちの船長Yちゃんとか。

 私は、そういう人をめっぽう尊敬する。

 「叶わないことなんて。ない。」

 といい切る。そんな人が大好きで。


 その反面で。

 今日、うちの母が。

 長年、『本当はこんな気持ちだったんじゃないの?』

 と思ってた事を。初めて言った。


 母「お父さんには、叶わなかった事。その責任の一端は自分にも有る。」

 との、後悔。


 『やっぱりな。』という気持ちが、私の中に。

 長い間、そうなんじゃないかと思ってた事だったから。


 
 私らは、お医者様でも何でもないし。

 末期の急性白血病で、3日で帰らぬ人となった父に。例えお医者様だとしても。

 「何が出来る」

 とは。当たり前な事なんですけれども。

 だけど。

 知ってるから。

 そういう人達が。

 「命、後半年」とか言われた人達が。

 どうやって。末期ガンに勝ったか。

 知ってるから。



 だから。

 母じゃなくて。

 「何でよりによって、急性かな。3日かな。あの馬鹿は。」

 と。

 父に。

 喧嘩売りたい気持ちがむくむくと、出て来る。



 生きてたら。

 他の事で色々あったとしても。(確実に有るのよ。爆笑)

 喧嘩売りまくるのに。

 私が。


 せめて、「後、半年」だろう。

 時間、なさすぎだろう。それ。


 
 もし、あれから。どこかで生まれ変わってて。
 (過去日記、宮崎駿監督話、参照。笑)

 会ったら。

 確実に、喧嘩売ります。

 

 今度は、買えよ。父。


 私、こういう事の喧嘩は譲らない。

 他で滅多に喧嘩しないぶん。そういうんで凝縮してます。


 何で生きてるかって話。

 


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