遠くから少し心配してみる。 - 2009年04月22日(水) 最近妙な、というか 本気で命に関わるんですけど、という麻酔に当たることがとても多い。 後輩には「先生変な症例ばかり麻酔してますね。」と言われ。 3日に1回ぐらいの割合で「あ、この人死ぬかも。」と思い 遠まわしではあるがご本人や家族にも命の危険を説明しなきゃならない。 確かにとてもやりがいはある。でも。 ちょっと疲れる。 来月学会があることもあり、各施設に散らばっている同期といろいろ連絡を取っていた。 つまり去年11月の京都の一件で懲りたはずなのに、 再び職場の人や同期の旅行の手配をしているのである。 喉元過ぎれば、というが、いくらなんでも忘れすぎだろう私。と自分で突っ込む。 しかし結局そういう風に纏まって動きたいと考えているのが私なので この役回りは仕方無いのだと思う。というかじっとしてられないし。 それにしても今回は近畿日本ツーリストさんに手配をお願いしたのだけれど 本当に仕事が速くて助かったのである。 前回、某J○Bで本当に痛い目を見た私だけれど 同じ大手でもこうも違うか、と思うほどしっかり手配をして頂いて。 感謝することしきりですよ、本当。 話が横道に逸れてしまった。 まぁ上記のようなこともあり、例の彼にも連絡を取ったのである。 最初は返事も無かったので関わってくれるな、ということなのかな、と思い それならそれでもういいや、と思っていたら 連絡が来て手配をお願いしたいとのことで、色々連絡を取っていた。 日程等を決める連絡のついでに、彼の今いる施設の状況を聞いたりしていたのだけど 昨日、何の気は無しに「最近精神の安定は得られていますか?」と聞いてみた。 (こうやって見ると凄い文言だ。) 彼の施設は他の施設に比べると特殊で、多分辛かろうということが容易に想像できたからある。 てっきり質問は無視されるか茶化されて終わりかなぁ、と思い眠りについたのだが 朝起きるとちょっと心配なメールが入っていた。 とどのつまり殆ど安定していないようであり。 彼が安定しないとこういう感じなんだろうなぁ、というのは想像がつくし そもそもまだ慣れてない環境だと、彼のことだから 周りに絶対それを出さないのだろうな、と思う。 遠くにいる私が聞いてあげる役割が果たせれば良いけれど。 友人として、やはり彼のことは少し心配だ。 せめてピアノを弾く余裕があれば、少しは変わるだろうに。 -
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