初日 最新 目次


Trash Box
オオカミ

My追加

2004年02月25日(水)
鋭利な刃物で刺すような言葉

実は俺は今日ある友達に
「痛い」「きつい」と言われた。


夜食を、食べた後ぐらいだろうか
会話の流れから
その人が、
「どうせ俺なんてすぐ死ぬし。
別に将来のことなんて考えんでええねん」
と言った。

たいていの場合
そんな様子を見て無視をするか
優しい言葉をかけるかするのだろうが。


俺はそんなこの人に対して
「じゃあ、今死ねばいい」
と言った。

「生きてる意味無いな。太く短くやったらともかく、
細く短くなんて最低よな」


「将来のことを何も考えずに逃げるだけ逃げて
それだけで終わる人生なのならば
今、死んだらいい」
と。

そうしたら…答えは返ってこなかった。


この後、相変わらずきついなあ
とぼやかれたのだが。
それはさておき。





俺は自分の悪い所を分かっているのに
正さないのは嫌いだ。

自信がないがゆえから言い訳を先に持ってきたりして
歩みを止めるのも嫌いだ

周りから批判をされてるのに正さないのも嫌いだ。

周りに迷惑を掛けるのも嫌いだ。

自分の事を、卑下にするのも嫌いだ。

だから、そんな事をしている人を見ると
何故正さないのかを聞くし、
どうでも良い人なのなら、放っておくが。
相手が好感を持っている人であればあるほど
そういうところは直して欲しいと思う。


自分が正しいと思う事は。
いつも相手にとっても正しい事か
分からないのだけれど。
それでも、そのためには


些細な会話をしたり、話し合いをしたりして。


直して欲しいと思おう事柄を
伝えようと努力をすることが必要だろう。


その際に気をつけている点が
相手の言い分もきちんと聞いたうえで
意思を伝える事だ。

まずは
自分の物差しでは決して計らずに
相手の考えを聞くことだ。


そして、その時に
自分の考えを決して押し付けたりは
しないようにする事だ。



何か考えがって、やることならば
それはまた別の話なのだから。


まずは相手の考えを聞き、
その後で、その物事に関して
視点を変えて、なるべく客観的に
話をするようにする訳だ。




まあ、自分の気持ちを言わない
ような人は、論外なのだが。


だから
相手が、何も考えてないで
周りからの、もしくは俺から見ての評価を
下げるような行動をとる場合のみ

もしくは自分でその事に気がついているのに
それから、逃げている場合や、
身勝手を貫こうとしている場合。
その場合のみ。


相手に、意思を伝えようと思うわけだ。


だが伝わらなかった場合。
もしくは、伝えるより先に流されてしまった場合も
もちろんある。


その時は
別のやり方を使うか。諦めるかどちらかになるのだが。



ここで俺の場合は別なやり方をとるのだ。
諦めたりはしない。



所詮他人のことなんだから、
放っておけば良いのに…といわれることもあるが。

俺にはそれができないのだ。


そして、そのやり方だが、

人とは少し発想が違うかもしれないが
決して、相手をいたわるわけではなく。


俺は物凄く攻撃的に相手に接するようにするのだ。










そう。柔らかく、根気よく
こちらの気持ちを繰り返し伝えて
それでも分かってくれなかった場合。



俺は相手にとって
鋭利な刃物で刺すような言葉で相手を罵るのだ。



逃げ道を全てふさぎ、
追い詰め、
感情も持たずに。
相手のことを一瞥し、
相手にとって一番痛い言い方をする


そして、それを相手が、消沈するか激昂するまでやる訳だ。



では何故俺がそんなやり方を選ぶのかなのだけれど。


もちろん、あたりさわりの無い言い方でとどめるのも
ひとつのやり方ではあると思う。

だが、そのやり方だと
相手が、流すのが上手かったりすると

本当に言いたいことにこぎつける前に
逃げられたりする。

また、軽くあしらって
自分の心に俺の言葉を入れないように
する人もいたりするのだ。

それじゃあだめだ。


俺は相手の心に自分の言葉を
少しでも強烈に残したいのだ。



だから、胸に刺さるような言い方で、
心が痛むことをあえて俺は言うのだ。


俺は憎まれてもいい。

相手が分かってくれたらそれでいい。







今日あげた
その人は本当は将来に凄い不安を持っているくせに
死にたいのではなくて自分の居場所が欲しいだけのくせに
先ほど綴ったようなことをいう訳だ。


何も、決め付けて言うわけではない

この人とは何度も会話をした。
正直かなり仲のいい人の部類だろう。


だが、この人は自分が、
悪いとこも駄目なとこも
分かっているくせに、

自分にも他人にも甘い人で
悪い所を正すことをしないのだ。

いや。多分できないと、
思い込んでいるのだろうが。

そして、今回のような
こういう自虐的なことを言うのだ。


彼が最初に綴った俺の言葉をどう受け止めたのか知らない。
だが、言葉の意味は捉えてくれてるだろう。

俺は、この痛みによって相手が、少しでも
悪い所を正してくれればそれでいいのだ。



それでも、分かっているのに、
分かってくれたのにこちらの言うことを
全く聞いてくれない場合もある。


自信の無さからか、
元々、直す気が無いからか
それは人によって違いはあるとおもうが。


さすがにその時は、もう諦める。





正直な話、ここまで、長々と綴っているが
最低限の常識にあてはまらない事柄以外は
伝わらなかったら仕方が無いで済ますのだ。



先に生きていく中で、俺があんなこと言ってたと。
相手が思い返してくれて、いつか分かってくれれば良いし、



先に分かってもらえないままで、終わってしまったら
それはそれで悲しいことだけど。
やはり仕方が無い。


そう思うわけだ。


だが、ある人にこの話をすると


偽善だといわれた。

相手のためという名目で
傷つけているだけだと。


そして
又ある人にはこう言われた。

あなたは優しすぎるのだと。

相手に自分の最善だと思う方法を伝えてあげようと
しているのだと。


だが、俺自身はそのどちらとして
評価してもらっても構わない。


自分のエゴだと、分かっていて
やっていることなのだから。


ただひとつあげるならば、

やはり俺は、人を嫌いたくないのだ。

嫌いなところを見つけても、
直してくれればそれで良いと思うわけだ。
そう思いたいわけだ。

だから、逆に言うならば。
仕方がないと、俺が本当の意味で思ったとき
ばっさりと。いとも簡単に、
相手との、関係を切るだろう。




<今日の一口>好感を持っている人を嫌う時ほど自分を醜いと思うことは無い


My追加