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2006年10月30日(月) フリー・スピリット


最近はいいぞ。リバプールもブレーメンも圧倒的な試合をして勝った! スコアははっきりと覚えていないのですがリバプール3-1、ブレーメン6-1でしたっけ。マインツは好きなだけに(あの青年監督の苦悩の横顔が……)かわいそうでしたが、クローゼは惜しくもハットトリックならず。何が嬉しいかというと、リバプールもブレーメンもすばらしーサッカーをしていたことです。リバプールの小僧のゴールに至るパス回しとかすごかった! シャビ→ジェラード→クラウチ→ルイス・ガルシアと、相手を翻弄して繋ぐパス! クラウチとカイトのゴールもよかったですしね〜シャビのプレーも冴えてきた感じがします。クラウチも小僧も25%男などと言われて、難しいゴールに限って決めると言われているみたいですが、昨日の試合もその通りでした。ターンオーバー制は必要とはいえ、今後もこのメンバー、このフォーメーションでお願い、という感じ。ホームでこんなにできるんだから、アウエーでも頑張って欲しい。
ブレーメンはサテライトで観ましたが、マインツ相手に大暴れ。こちらも理想的なサッカーを展開。面白いほど繋がるパス、よくコントロールされたシュート、わくわくするようなワンサイドゲームでした。マインツの一点は見事なFKでしたけどね。ブンデスリーガは下位と上位チームの実力の差が大きい気がします。
ブレーメンはヨーロッパの強豪になって行くのでしょか。昔ブンデスリーガを深夜の民放で見ていた頃はブレーメンなんて何とも思っていなかったのですが、フリンクスやクローゼのおかげで見始め、ジエゴにはまり、今後のチームの成長が楽しみです。

アベック弾の方は、fさんにこちらのビデオを教えてもらいました〜。アベックの魅力がコンパクトに詰まっている4分強をお楽しみあれ。


試合後のインタビューで、シェヴァがイエロー貰ったの見てなかったので俺も貰ってしまったんす、と語っていたバラックですが、その時カルバーリョのことを「リッキー」と呼んでいた! カルバーリョのことをリッキー呼びしてたの私だけじゃなかったんだ(じーん)。その後のシェフチェンコのインタビューを見て、どうしてフィクで自分のことを「ミー」と言わせなかったんだろうと痛く後悔。

今日「天国の口、楽園の終わり」を見ました。ガエル・ガルシア・ベルナルも出てる映画ですが、なかなかよかったです。スペインや南米映画らしくナレーター入りの映画でしたが、スペイン映画けっこう好きかもしれません。

時々私はアメリカかぶれだと誤解されるのですが、確かに西洋文化に惹かれることは間違いないんですが、「ヨーロッパもいいですよ」なんて言われると誤解されてるな、と感じます。国そのものにロマンチシズムを抱いていないので、「アメリカが好き」「イギリスが好き」というふうには考えません。イタリア旅行へ行った時に20年近くイタリアに住んでるという素敵な現地ガイドさんに会いましたが、彼女にツアー客のおっさんが「じゃ、生まれ変わったらイタリア人がいいですか」ときかれ、「そういうことじゃないですね」と言っていたのを思い出します。
私はmassというものに興味があって、だから群像劇が好きです。最近の自己分析によれば(笑)、とても秩序を重んじる母の元で育ったために、『秩序』に対する反発が強く、秩序を乱したり、疑問視したりするものに興味がわきます。子どもではないので、秩序の重要性や、理由なき反発が無意味だということはよく知っているつもりですが、それが転じて多様性というものに価値を置くようになったと思われます。多様性こそが秩序の天敵だからです。つまりmassに興味があるのは、大衆には多様性がつき物で、人が大勢集まるとそこには秩序を乱す要因が必ず出てくる。それは結果的に秩序そのものに対する疑問に繋がるかもしれません。その状況とどう向き合っていくか、折り合いをつけていくか、という姿こそが群像劇だと思います。だから私は指輪が好きだし、M&Cが好きだし、アレキサンダーが好きだし、またサッカーが好きというわけです。人が集まれば必ずそこには『秩序』を乱すものが存在します。そういう存在に人は自然と惹かれる傾向があると思います。指輪ではアラゴルンがそうだし、M&Cでいえばマチュリンも、アレキサンダーならヘパイスティオンは確実に秩序を乱してましたが、見方を変えると大王自身が秩序や既成の概念に対する反逆児だったような気がします。サッカー界だとキング・カントナやガッザなどはまさにそんな存在ですが、最近でも問題児は散見できます。逆にクローゼみたいな秩序を重んじる真面目な人間に対して抱く敬意も別に存在します。少なくともクローゼのような真面目な秩序重視型の人間を尊敬できる点では、私は自分がバランスがとれた人間に思えます。
私がよくアメリカを舞台にしたエセ小説を書くのは、アメリカ万歳! だからではなく、massが存在するからです。ご存知の通り移民の国ですから当然文化の対立がある。サンフランシスコでの2ヶ月に満たない滞在期間中に、世界中からやってきたさまざまな民族、宗教、人種、セクシャリティの人々と会いました。滞在していたビッグママの家には、アジア人も黒人も白人もアラブ人もいました。私がこの国を舞台にした映画や小説が好きなのは、そうした多様性を求めているからです。それ自体が素晴らしい、グローバル化して何もかも混在しているのが良い事だ、とは言いません。ただ現実にそういうことが起きている場面を、切り取って見せられる、または自分が見せることが好きなんです。
なのでヨーロッパでもアジアでもアフリカでも、素敵だと思えれば好きです。でも正直なことを告白すると、あんまり日本には惹かれない。その理由は簡単で、日本は『秩序』をとても重んじる『和』の国だからです。その良さを否定するつもりはないし、世界でもこんな誠実な国民はいないと思うし、素晴らしいところもたくさんあるのは海外に出ることが比較的多いからこそわかるんですが、一方で『秩序を乱す存在』に対してはとてつもなく厳しい、冷たい態度を取ることがある。イラク人質事件時の国民の反応はその最たるものでした。

こんなふうに考えていくと、人がいうリベラルだとか保守とかいった政治的立場なんてものは、結局は育った環境で決まってしまうものでしかない、というような気がしてきます。当然どちらがいいとか悪い、といったことじゃないんですよね。
ところで、少し前のニューズウィーク日本版でデーブ・スペクたーが言ってたfree spiritが日本にはない、というのはその通りだと思います。フリースピリット、いい言葉だ〜。
もちろん、フリー・スピリットと私が生身の人間を使ってエロいホモを書いてることとは全然繋がりないですけどね(爆)!

今日書いたようなことは日記本(まだ出すか未定ですが)に書こうと思っていたのですが、こちらに書いてしまいました。まあいいや、書籍版でもう一度書き直そう。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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