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2006年09月11日(月) 80万リクのドイツ代表ギャグSS

やっと……時間がかかってしまいました。タブレットが故障ぎみで(実質使えない)漫画にできなかったのが悔しいです。日記のリクなので、日記にも貼っておきます。

マージーサイドダービーはリバプールが完敗してしまいました。3点目なんて、ちょっと面白いくらいだったぞ……。
もうすっかりジェラードに夢中なわたくしではありますが、彼は一年ほど前にゲイのフットボール選手人気投票で堂々一位を獲得し、とあるインタビューで「ゲイのイコン(ゲイのピンナップボーイ)と思われることについてどう思います?」ときかれて、「あんまうれしくない」とこたえたらしい(爆)。現在はクリちゃんやジョー・コールなど強力なライバル? にその座を明け渡したかのようにみえましたが、W杯後も依然ゲイ人気が高いようです。Steven Gerrard tops gay Wanted list


"he is the Premiership prize they most want to get their hands on"だそうな。他に人気が高かったのはランパードとクリちゃん。

以前はエロい眼で見られるのが嫌だったようですが、チームメイトにからかわれたりしてるうちにまんざらでもなくなったのか、練習中に尻出し事件を起こし、その後クラウチと賭けをしてゲイバー(ストレートとのミックス)でド下手な歌をうたったり、「誰もキスとかはしてこなくていい」とゲイバーでの思い出を振り返ったりと、彼は依然としてその無防備さが人気の秘密であるという自覚がないようで、自覚がないうちはどうしようもないという感じです。あとはドキュメンタリーの中でも親友グラッティのゲイジョークにけらけらウケてたな。そうやってからかってる分にはいいんだけど、いざ男に迫られるとむすっとして突き放したりえらいビビって顔なり股間なりをパンチしたり蹴飛ばしたりでもして逃げそうな……。急にガードが固くなりそうです。

ゲイの掲示板では彼のことを
"the boy-next-door down-to-earth approach to life."
"the boy from the wrong side of the tracks"
なんだと言っており、おーまさしくそうだー、スティービーはあの普通っぽさ、庶民っぽさ、隣近所に住んでる兄ちゃん、町のあまり評判のよくない地区からやってきた男の子、クラスで一番ホットな子、みたいな感じがいいんだ〜。彼には顔や身体だけじゃなくて、喋り方や人柄、動きなどにまでセックスアピールがある、とのこと。おーまさしく!
彼は無防備なうちが花なので、あんまり周りで騒ぐと油断してくれなくなっちゃってつまらなくなりますね。ちなみに最多の投票数を獲得したことに対して、ジェラードは無言だったそうです(笑)。
ところでウェイン・ブリッジってゲイの噂があるのですね。多分違うと思うけど、好きなのでだったら嬉しいぞ。よく相談に乗ってあげるらしい生徒会長(大間違い)のテリーが親身になってきいてやろうとするのを、恩を仇で返すかのようにドサクサ紛れに襲うブリッジ。さいこう。


LJのアドレス:うさぎを巡る冒険
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Title: うさぎを巡る冒険
Author: Xin
Fandom: フットボール、ドイツ代表
Pairing: ヒルデブラント/ラーム、メツェルダー/ケール、バラック/フリンクス?
Rating: G
A/N: 日記の80万記念リクエストにあわせて。第二希望のフットボールギャグSSです。本当は漫画として描く予定のネタでしたが、ペンタブの調子が悪くて断念。ギャグ果汁100%ですので、ただ笑って忘れてくだされば最高。
リクエストしてくださったmさん、ありがとうございました! そしてやや下品なこんな話で失礼しました。



うさぎを巡る冒険




「あ、フィリップ」
 やっと見つけた、とばかりにフリンクスが声をかけてきて、フィリップ・ラームは立ち止まった。逃げ出すことなど、もうできない。
 振り向いた彼に、当然の権利とばかりにフリンクスが言った。
「うさぎ見してよ」
 母国でのW杯開催中、ドイツ代表が缶詰になっているホテルの廊下に、ラームはじっと立ち尽くしていた。ピッチ内外で強烈な存在感を放つチームメートは、ソフトな口調で図々しい要求をしてくることで有名だった。彼を「地味だ」なんて評するやつもいるが、とんでもない。フリンクスは中盤で守備陣の(つまり彼の)監督役を務めることが多いが、後ろから見ているラームには、チームの要のバラックを精神的に追い込んでいるのは、実はフィーゴでもリケルメでもカンナヴァロでもなく、この男なのではないかと思える瞬間がある。いつだったか、ボールをはるか前方へ容赦なく蹴り出して、追っていったバラックの背中に(たぶん本人には聞こえない声量で)「走れ、牛!」と怒鳴るのをラームは聞いてしまった。その時、メツェルダーはバラックに同情するように「牛はないだろ、牛は……」とつぶやき、メルテザッカーは明後日の方向を見ていたが、ラームは今後何があってもフリンクスに逆らうのはやめておこう、と思ったものだ。
 その問題の男に呼び止められ、彼は「あ、うん……いいよ。もちろん」と心にもない言葉を口にするしかなかった。フリンクスが言っているのは彼が眼に入れても痛くないほど溺愛している二匹のうさぎのことで、大会中はミュンヘンの実家に預けているのだが、昨日から二日間だけと自分に期限を切ってホテルに連れてきている。理解あるルームメート、ティモ・ヒルデブラントもうさぎが気に入ったらしく、今朝は「僕がパパで君がその〜ママみたいな」とやけに恥ずかしがってつぶやいていた。
「でも、うさぎを連れてきたって誰に聞いたの」
 ラームは意気消沈しながらたずねた。
「バラック」
 フリンクスはラームの後に続きながらこたえた。それならしょうがない……。確かに昨日、バラックをはじめ、何人かのチームメートに「動物好きのフリンクスには黙ってて」と釘を刺しておいたのだが、バラックはきっとラームには想像もつかない方法で口を割らされたのだろう。バラックがドイツの隊長なら、自分は上等兵かなんかがせいぜいだ。ラームは彼の隊長が今ごろ五体満足であればいいな、と思った。
「二匹いるんだってな。一匹は白いのか?」
 何の根拠もないわりに、それが当然とばかりにフリンクスが言った。
「一匹は灰色と白で、もう一匹はブラウンだよ」
 部屋に入ったフリンクスは、ケージの中の二匹のうさぎを覗き込んだ。
「抱かせてよ」
 すでに微笑みを浮かべてそう言った。
 ラームは胸が詰まる思いでケージを開けると、中から灰色と白のうさぎを取り出した。
「うさぎは簡単に死ぬんだ」そう警告してから、フリンクスの腕の中に娘を預けた。「ショックで死んでしまうこともある」
「大丈夫さ、俺は昔アライグマを飼ってたから」
 アライグマとうさぎは全然違う……と思ったが、ラームは言葉を飲み込んだ。フリンクスの家は動物だらけで、ちょっとした動物園だという話を聞いたことがある。彼も動物の扱いは心得ているはずだ、と思えば、少しは楽観的な気持ちになれた。
「で、そのアライグマはどうしたの」
「やった。人に」
 フリンクスは柔らかなうさぎの顔を、自分の頬を擦り付けた。至福の時だろうよ……ラームはふたたび胸に痛みを覚えた。心なし、ミルキーウェイの顔が歪んで見えた。
「散歩させようぜ」
 彼の返事を待たず、上機嫌のフリンクスはうさぎを抱いたまま廊下へ出た。今やラームの心臓は早鐘のように鳴っていた。「あ、ミルキーウェイ……」
「うさぎって何を食べるんだ」
 フリンクスがたずねた。
「まあ……野菜かな。ニンジンとか」
「生だろ? 俺は野菜が嫌いだからな。俺はうさぎにはなれないな」
 そんなあんたのミニ情報、どうしろってんだよ、とラームは苛々していたが、本音は口にしなかった。のんきにうさぎと戯れるのはいいが、実は明日には大事なイタリア戦が控えていた。とりあえずまだ、チームメートとの間に軋轢のようなものを作りたくはない。
「俺もうさぎが欲しくなってきたよ」
 フリンクスはラウンジのソファに座り、うさぎを膝に置いた。明らかに逃げ出したがっているうさぎの様子に心を痛めながら、ラームも横に座った。
「飼うといいよ」
「明日ペットショップに行ってくるかな」
「急だね……」
「試合後に行ってこよっと。試合前でもいいか」
「君はもう、あまりフットボールのことを考えてないみたいだね……」
 ラームはその言葉に最大限の皮肉を込めた。
 フリンクスはアルゼンチンの選手にパンチを見舞ったために、準決勝は出場停止を食らっていた。だが、皮肉ったのは間違いだった。フリンクスは膝の上のうさぎを見下ろしたまま、じっと固まった。なにか空気が最悪の感じになりつつあった。
「明日は頑張ろう」ラームは苦しげに言い繕い、「いや、頑張るよ」と言い直し、自分が墓穴を掘っていることに気づいた。「君はその、特別な立場に置かれた選手としてその……」
「なあフィル、明日の朝まで、このうさぎを貸してくれよ」
 フリンクスの言葉は、大袈裟じゃなしにラームの心に突き刺さった。激しい感情が渦巻き、言葉に詰まった。いやだ! と叫んでうさぎを取り返し、部屋に逃げ帰りたかった。ミルキーウェイは彼の娘なのだ。ティモにさえ滅多に触らせないほどだった(そのことでティモは傷ついた顔を隠そうとしない)。
「それは……」
 ラームは顔をうつむけた。ラウンジを通りがかったポドルスキとシュバインシュタイガーが、あまり素敵な雰囲気ではなさそうなふたりの様子を遠くから眺めている。
「ダメだったら仕方ないや」フリンクスはつぶやいた。「今夜はポドルスキたちの部屋でプレステをするよ。新しいソフトを買ったから。クリアするまでにはけっこう時間がかかるかもしれないけど、ま、イタリア戦のキックオフには間に合うだろう」
 ラームは名前があがった若いストライカーの方に視線を走らせた。ポドルスキはすでに涙を浮かべて彼に向って土下座をしていた。バスティはというと、財布から取り出したユーロ札の束を掲げている。千ユーロか。小さな額じゃないな。
 ラームにも代表選手としての責任がある。チームメートに泣きつかれ、袖の下を渡されなくとも、イタリアに勝ち決勝へ進むためなら何でもするつもりだった。
「わかった、明日の朝までなら!」
 ラームは顔を背けて言い切った。今、ミルキーウェイを見たら泣けてくるだろう。
「ただし、いいかい、うさぎは本当にデリケートな生き物なんだ。大切に扱ってくれよ」
「もちろんさ。ちゃんと風呂にも入れるよ」
「風呂になんか入れちゃだめだろ!」ラームは怒鳴った。「死んでしまう!」
「そうなの? わかったよ、ただベッドで眺めるだけにする。その前に、散歩だ」
 フリンクスはミルキーウェイを抱いたまま立ち上がった。
「このうさぎ、名前は?」
「ミルキーウェイ」
「はは」フリンクスは空笑いし、ホテルのエントランスへと歩き出した。胸にうさぎを抱いて庭に向うチームメートの背中を、ラームは涙を滲ませた眼で見つめていた。
 仕方ない。ベストは尽くした……どうすることもできなかったんだ。彼はうさぎの飼い主である前に、一流のプロフットボーラーであり、ドイツの代表選手だ(しかも“今大会における最大の発見”なんて皇帝ベッケンバウアーに言われて、気分がいい)。あのオリバー・カーンだって、フリンクスにマシンガントークを浴びせられても、腕を組み、眉間に皺を寄せて眼を閉じることこそすれど、文句ひとつ言わないんだから。
 ラームは部屋に戻り、うさぎのケージを掃除した。ティモが外出先から戻ってくると、思わずわっと泣き出して大きな身体に抱きついた。事情を説明すると、ティモは優しく慰めてくれた。ふたりはベッドに寝転がり、ケーブルテレビで『トイ・ストーリー』見て過ごした。
 それでも、ラームは片時もあの男にいいようにされるミルキーウェイのことを忘れることができなかった。彼はティモが転寝をしている間に部屋を抜け出し、ホテルのきれいに整備された庭に出た。
 フリンクスの姿を探して歩き回っていると、屋外用のふかふかのソファに座るクローゼに出くわした。
「何してるんだい」
「やあ、ラーム」
 クローゼはデジカメの液晶画面から顔を上げた。
「こっちの様子を撮って送ると約束したんだ。だからね」
「ガールフレンドに?」
 クローゼは顔を背けるとつぶやいた。「いや、ママに……」
「それはそうと、フリンクス見なかった?」
 ラームはどきどきしながらたずねた。
「ああ、見たよ、さっき」クローゼは言った。「何か、ものを蹴ってた」
「ものをっ!」
「まだ、テニスコートの方にいるんじゃないかな」
 クローゼが言い終わらないうちに、ラームはテニスコートの方へ走り出していた。コスタリカ戦でさえ、こんなに必死に走らなかった。恐ろしい想像で頭がぐちゃぐちゃになり、もう半分泣いていた。
「フリンクス!」
 彼はフリンクスの背中を発見し、猛スピードで近づいた。今まさに、フリンクスは振り上げた脚を下ろそうとしていた。ラームはトップスピードで走りこむと、その背後から軸足目掛けてハードタックルをきめた。フリンクスの全体重がラームの上に落ちてきた。
「今のは一発退場だな。間違いない」
 その様子を二階の部屋の窓から眺めていたノイビルが、シュナイダーに言った。
「完全に脚を狙った汚いファウルだったな」
 シュナイダーは同意した。
「何するんだ、フィリップ」フリンクスが怒鳴った。「うさぎが怖がってるじゃないか」
「俺のミルキーウェイは?」
 ラームは痛みのことなどすっかり忘れていた。地面を慌てて探すと、そこにはうさぎのかわりに、サッカーボールが転がっていた。
「あそこにいるよ」フリンクスは不満げにベンチに座るうさぎを指差した。
「もしかして、サッカーボールを蹴ってたのか?」
「そうだよ。俺が練習しちゃ悪いってのか。明日の試合に出られない俺には、練習する資格もないってのか」
「いやそんなことは……」
 でもわざわざホテルの庭でボールを蹴らなくても、と思ったが、ラームは自分の非を率直に認めた。フリンクスはボールを蹴っていただけだ。
 ラームは謝罪すると、どうかしていたんだと反省しながら部屋へ戻った。
「ボールだったとは、意外だったよ」
「え? そう?」だって彼はフットボール選手だし……事の顛末を聞かされたティモはつぶやいたが、ラームは聞いていなかった。
「クローゼも、ものとか言わずに、普通にボールって言えばいいのに」
「まずもって、それがそもそも間違いだよな」
 ふたりはそれから『トイ・ストーリー2』を見た。ラームが思いがけず、カウボーイ・ジェシーの歌のくだりで涙を拭うと、ティモがその肩におそるおそる腕を伸ばしてきた。ミルキーウェイとジェシーのことを思うといたたまれなくなり、ラームは肩を抱かれて泣いた。
 ティモがベッドで転寝を始めると、ラームはふたたびあの男がミルキーウェイに何か無理を強いているのではないか、という妄想に取り憑かれ始めた。もしかすると、「うさぎを風呂に入れるのを試してみよう」なんてキチ○イじみたことを考えるのではないか。
 ラームはベッドから跳ね起きると、エレベーターホールへ向った。
 一階のロビーへ降りていくエレベーターの中で、彼の不安は根拠もなく膨らんでいった。
 ラウンジでメツェルダーとケールに出くわした。どういうわけか、メツェルダーは額を床に擦り付ける勢いでケールに向って土下座していた。メツェルダーの土下座姿はやけにハマっていた。
 異常な光景にうろたえている暇はなかった。ラームにとって最優先事項はミルキーウェイだ。
「ね、ちょっと。フリンクスを見なかった?」
「フリンクス?」メツェルダーが顔を上げた。「見たぞ。さっきトイレにいた」
「どこのトイレ? そこの?」
「何かものを流してたよ」とケール。
「ものをっ!」
「今行けば、まだいるんじゃないか」
 ラームはケールの言葉を最後まで聞かず、レストルームに向って走り出していた。男性用のトイレから、ちょうどフリンクスが出てきた。
「フリンクス!」
 今度ばかりは、フリンクスも身構えた。先刻、後ろからの悪質なファウルをくらったおかげで、彼の中にはラームへの不信感が芽生えつつあった。ちょうど、そのラームからの借り物であるうさぎは早々に返却し、貸し借りなしの状態を取り戻そうと思っていたところだった。彼はシャツの下に入れたうさぎを抱きしめた。
 うさぎを取り出そうとした時、
「何を流したんだ!? あんた、何を流したんだ!?」
 ラームが怒鳴った。意表を突かれ、フリンクスは沈黙した。彼が言葉を失うことなど滅多にないことだった。柄にもなく頬を赤く染め、彼は視線を外すと言った。
「そんなこと聞くなよ……」
 ラームは彼のシャツの襟から顔を出しているうさぎを発見した。うさぎは飼い主を見つめて瞬きした。
「フィリップも失礼なことをきく奴だな」
 ふたりの様子を眺めていたケールが、メツェルダーにつぶやいた。
「ウンコにきまってんだろ」


                    おわり(最悪でごめんなさい)

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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