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2005年03月25日(金) 中国のスラッシャー

ビデオクリップに使ったhoobastankの音楽について訊かれる
ことが増えてきましたが、友人によると、先日アマゾンで、hoobastankを
買った人はMLのバゴアス本も買ってると表示されたそうです(爆)。
きっと、全然知らないでhoobastankのアルバムを買った人は、
「な、なぜこの本!?」と戸惑ったかと。

ずっと前ですが、友人のサイトの解析に残っていたログで判明した
ことですが、「アレキサンダー」と「ジン」で検索をしてる人が
いたそうで、大 爆 笑 でした。アレキサンダー大王と私を共に検索バーに……!
ありがとうございます(笑)! 拙者、大変光栄です!


先日、中国の方から大変興味深いメールを貰いました。この方は丁寧に、私のビデオクリップを自分のサイトで紹介してよいか、ということを訊ねてくれたんですが、何度かのメールのやりとりの中で、とても面白いことを教えてくれました。彼女は大のアレヘファ&コリジャファンで、彼女のサイトに来る方もアレヘファ&コリジャが大好きだそうです。でも中国では、残念ながらアレキサンダーは見ることが出来ないそうで、彼女たちは、わざわざ香港にまで行って見ているそうです! スラッシャーとしての素晴らしい心意気! 拙者恐れ入った。この「わざわざ香港まで行って」というのが、どのくらい大変(距離)なことなのかはわかりませんが、やはりアレキサンダーを日米で10回も楽しめたというだけでも、私は恵まれています。

そして、私は早速彼女のサイトに遊びに行きました。中国語はまったくわまりません。でも、なんとかフィクを翻訳して読んでみました。最初はへんな誤変換に笑うのも楽しかろう、程度に思っていたのですが……

や ば い 、 こ の 中 国 語 の フ ィ ク 、 す ご い い い 。

案外想像で補完すると、意味がわかるものですね。この秀逸フィクを
読んでまず思ったことは、やっぱり歴史観を持つ大陸人のフィクだという
ことでした。アレクサンドロス史にはかなり造詣が深いようで、史実に基づく数々の
エピソードが登場します。そしてどういうわけか、ここで書かれて
いるアレクサンドロスとヘファイスティオンは、アジアの香りがします。
それも自国の文化と混同しているからではありません。的確に表現はできない
のですが、すごく書き手の眼がシビアで、アレクサンドロスを映画の主人公と
してというより、歴史の中の実在した人物として捉えており、何より
彼らが、とても「男」です。

内容は、クラテロスとヘファイスティオンの刃傷沙汰と、その前後について
書かれています。この描写が、滅茶苦茶な日本語でもリアルな感じがします。
わかった範囲でも、「ヘファイスティオンとアレクサンドロスの関係は
いつも攻撃のかっこうの的だ」ということが書かれており、クラテロスが卑猥な
表現でヘファイスティオンを罵倒しています。

この時、史実通り大王がやってきて激怒し、有名な「私がいなければ、お前は無だ」
発言をしているんですが、皆驚いてヘファイスティオンを見るが、ヘファは
頭が真っ白で奈落に突き落とされたようだ、というような描写があります。
彼は自分の部屋に帰り、睡眠薬を飲んで寝ようとしますが、心が不安定で
寝付けません。ここは比較的きれいな日本語として翻訳されてます。
先王や母后は眉を顰め、学者たち(アリストテレスらか)はきびしく忠告し、
将校たちは卑しい目で見て彼を傷つけ中傷してきたが、アレクサンドロスを硬く信じて
きたから、そんなことは気に留めなかった。だが、とうとう夢の日々は終わった、
というようなことが書かれています。
そしてヘファイスティオンは鏡の中の自分を見つめ、自分はもう見目のよい、
役に立たない品物だ、と思います。


一方、アレクサンドロスは酔っ払いながらヘファイスティオンのことを
考えています。この方の書く大王はすごいカッコいいです。曖昧ですが、
たぶんヘファは調子に乗ったようだな、でも彼らしくない……というような
ことを考えています。ここで、ヘファイスティオンが、エジプトのアレクサンドリアを
建設するのにどんなに役立ったか、ということが述べられているみたいです。
日本語として翻訳された文章を見る限り、適切かつ簡潔な感じです。

翌朝になります。アレクサンドロスがテントの外に出ると、
ヘファイスティオンが素早くやってきて、ペルシア式に拝跪の礼をし、
顔をあげず、昨夜のことを詫びます。ヘファは「昨夜のことは
私に非があり、他のものに示しがつかないので、
軍法会議で自分を処罰してください」としつこく迫り、
大王の方こそ気まずくなって
ヘファイスティオンは頑固だからなあ……と弱ってしまいます。
このあたり、すごくアジアな発想に思えてくるのですがどうでしょうか(笑)。
アジア人としては、大いに萌えます。

「まあまあいいから。今から私とクラテロスのところへ行って、
和解するんだ。酒でも飲み交わして」と言う大王が斬新なようで彼らしい!
和解するクラテロスとヘファイスティオンですが、大王は史実として伝えられて
いる通り、「今度喧嘩したら、二人とも死罪だぞ」と言います。

それでもまだ悔いているヘファイスティオンを抱きしめて、大王は「私はお前を
許したぞ。これから一緒に芝居を見よう」と耳もとで言います。

う、うがーー萌える……なんか新鮮だなあ。英語のフィクも毎度日本人の
発想とは違って新鮮だなあと思いますが、中国語のフィクもいいなあ。

ところがこの後、なぜか大王とヘファは大喧嘩。理由がわからないのがもどかしい。
あわや剣を抜くか、という事態にまで発展します。大王は大泣きし、「なぜだ、
私が唯一信じることのできる最愛のお前まで、私に背くか!」と
言っています。うわー知りたい! ヘファイスティオンは
「この血の最後の一滴まであなたに尽くします」というようなことを言ってます。

生まれて初めて、心から中国語が読めたら、と思いました。
でも、最後にジャレッドの写真に添えて書かれていたコメントはしっかり読む
ことができました。

「無邪気で無垢な瞳と、白いうさぎの歯」

えーーー中国でもうさぎちゃんですか!?
自分で言い出した時は冗談だったのになあ、もうジャレ=うさぎは世界共通なんですね。

それにしても、アメリカとヨーロッパは勿論ですが、ロシアやタイ、
中国と、世界中にスラッシャーはいますね〜。
サウジアラビアとオーストリア、ポーランドのスラッシャーとも接触したことが
あります。で、このポーランドの方の従兄弟がギリシア人だそうで、以前
「アレクサンドロスについてどう思うか」と訊いたそうです。するとその
従兄弟、「ああ、奴? 奴はゲイだよ」と(爆)! すごい括り方だ……!

ロシア人はやけにコリジャとアレヘファが好きなようなので、
今度はロシア語のフィク(けっこうある)に挑戦してみたいです。
以前、タイ語のアレヘファが出てきて、その話もよかったです(英語バージョンを
読んだ)。まあしかしながら、国は関係なく美しいホモの愛に世界中で
萌えられるというのはいいことです。

昨日、トロイ遺跡を発掘したシュリーマンと、ロゼッタストーンから
ヒエログリフを解読したシャンポリオンのドキュメンタリーを見ましたが、
面白かったです。シュリーマンはかなりしょうもない奴だとわかりましたが、
一方シャンポリオンの人生は一本映画撮ってもいいくらいですね。もうなってるかな。
ナポレオンは言うに及ばず偉大ですが、シャンポリオンとロゼッタストーンを
引き合わせたのも彼だと考えると、アレクサンドロスとアリストテレスの出会いといい、
運命ってあるなあと思いました。




コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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