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2004年11月09日(火) ネガティブなアレクサンダーレビューが登場

ついに、アレクサンダーのマスコミ向試写会などに参加した方の
レビューなどが出てきました。今のところ、全体的にネガティブな
意見の方が多く、ちょっと心配になってきました。まあでも、
ある程度そういう展開は予想の範囲ではあったのですが。
これまでにも、レオファンの人が嘘のレビューを載せたりした
ことがあるのですが、今回のレビューは信憑性も信頼性も高く、
私は信じています。
このレビュアーは昔からオリバー・ストーンのファンだったのですが、
アレクサンダーは今までの彼の作品の中では一番ひどかったのでは、
と言っています。何が問題かというと、ストーリーが広がりすぎて
いて、テーマがよくわからない、とのこと。
ううーん、残念ながら、ファンが一番恐れていて、しかも起こりうると
考えていたことが、現実になってしまったのかもしれません。
また、大勢の人物が出ては消えていき、めまぐるし過ぎるそうです。
プトレマイオスによる冒頭のシーンは10分にも及ぶ、と聞いて確かに
不安になりました。

このレビュアーは、大王にブレイブ・ハートのメル・ギブソンのような
強さと指導力を期待していたが、コリン・ファレルの大王はどちらかと
いうと繊細で弱い人物だそうです。
ブレイブ・ハートは中世の情感を見事に描き出した傑作だと思いますが、
大王ファンも監督も、あのような人物像を求めてはいなかったはずなので、
これは比べられるものではない気がします。

そしてまた、ここでキング・アーサー・ライクな問題が勃発か。
映画のアレクサンダーは、泣いたり煩悶としたりをずっと繰り返しており、
なぜ孤独なのか、なぜ父は自分を嫌うのか、なぜ誰にも愛されないのか、
ということで延々悩み続け、見てると苛々してくるそうです(笑)。
ああ、これはまるでキング・アーサーが陥っていた、「斬新な英雄像」では
ないか!
ひとつ明確にしておく必要があるのは、このレビュアーは偏見を
持っていないかわりに、アレクサンダーについてはほとんど知識がありません。
もしもアレクサンダーを、アキレスやマキシマスのような強い英雄だったと
思っていたなら、この点で失望するのは当然かと思います。
オリバー・ストーンは一般的に受け入れられるものを作ろうとする
監督ではありません。大王ファンの私たちも、アレクサンダーという
人物が、一般的にヒーローになれるタイプとは思っていません。
果たしてこのレビュアーの辛い意見は、こうした違いから生じているのか、
それともどんな見方をしても、映画は期待通りには作られなかったのか、
その点がひじょうに気になります。

あとは、ヴァンゲリスの音楽はひどい、とも言っていました。
サウンドトラックを聞いた時点では、いい音楽は沢山あったので、
これは単に好みによるのか、それとも音楽が効果的に使われていなかった
のか、わかりません。

演技に関しては概ね良い、とのことですが、アクセントに関しては
さまざまな訛りが混在している有様はひどい、といっています。
監督はこれを意図してやったはずですが、結果は芳しいとはいえないの
では、とのこと。

ところで、このレビュアーに皆が様々な質問を繰り広げているの
ですが、返ってきた回答はファンを失望させるものばかりではありま
せんでした。
特に、バゴアスやヘパイスティオンとの関係のことで、半年以上に渡り
気を揉んできた私を含むスラッシャーは、ひとまず安心したほどです。
ネタバレを含みますが、ヘパイスティオンとアレクサンダーの関係について
などの詳細が明らかになりましたので書きます。
ただし、私は出来るだけネタバレを避けているので、さっとしか読んで
いませんし、より具体的なものには眼も通していません。

まず、役者のこと。このレビュアー曰く、アンジー・ジョリーはとても
いいし、ヴァル・キルマーも好演しているが、中でも最も素晴らしい
演技をしているのは、ジャレッド・レトではないか
、とのこと。
確かにジャレッドにはまとまったシーンは用意されていないが(残念!)
ヘパイスティオンのアレクサンダーへの真の愛は、彼によって完璧に
描き出されている。演技においての彼の感情はとても明確に表現され、
ヘパイスティオンがアレクサンダーを本当に崇拝していることを観客は
信じることが出来るだろう、とのこと。

しかしながら、映画においては男同士の愛を、ラブシーンを用いて
明確に表現しているシーンはない、とのこと。たとえば、宦官バゴアスとの
シーンでさえ、大王と二人がベッドに入り、バゴアスが、蝋燭の火を
吹き消す、
という形で終わっているそうです。
ただしバゴアスとは、大王は啄ばむようなキスをするとのこと!
また、バゴアスにはほとんど台詞がないけれど、戦闘シーンで大王の背後に
立っており、何度か自分の意見を進言するようなシーンがあるそうです。
史料を見ても、バゴアスは賢明な補佐官として大王を支えているので、
この描き方は嬉しいです。

一方、キスもセックスもないヘパイスティオンとの関係はどうか。
レビュアーによると、とてもロマンチックなシーンが二人にはいくつか
用意されているそうです。そのうちのひとつは、二人が自分たちの
死について語る
というもので、この時、二人はもうすぐキスをしそうに
なりますが、抱擁だけで終わってしまうらしい。

また、すごく萌えるエピソードとして、王妃になったロクサネは、
ある時アレクサンダーが自分よりもヘパイスティオンを愛している事実に
気がつき、怒り狂うそうです。それ以来、彼女はヘパイスティオンを
軽蔑し始めるそうです。


また、ヘパイスティオン死後のアレクサンダーですが、
「彼の死後、すべてのものがアレクサンダーのまわりで壊れていく。
大王は完全に奇行に走り、狂っていく」とのこと。

ああー楽しみだ! 特に、どういう経緯でロクサネが、大王の本心を
知って怒り狂うのかを知りたくてたまりません。

映画を離れて、アレクサンダーのゲームですが、デモ版をやりました。
一人興奮してデモ内でクリアしました。
こちらです
それと、ヒストリーチャンネルの大王双六もクリアしました(笑)。
何かあるのかと思ったけど、何もありませんでした。




コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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