やはり辛い! アレクサンダーレビューは、信頼のおけるもの までもがかなり辛いです。私はここにきて、これまで積み上げて きた期待をほとんど捨てるまでに至りました。というのも、彼らが 言及している内容が揃いも揃って、非常に陥り得そうな失敗であり、 レビュアーが単なる好みだとか想像と違ったというだけで中途半端に 批評しているわけではないことが、充分に伝わってくるからです。 中でも、この映画はbunch of ideas(単なるアイディアの寄せ集め) である、という批評には、まいっちゃったな〜というくらい、 すっかり期待を削がれました。実は以前から、私は今回の映画において、 大失敗する可能性があるなら、 ・アイディアの寄せ集め ・アレクサンダーの満ち足りなさの過度な強調 ・音楽のセンスの古さ ・主張の多さ これらの点に敗因が集中するのではないか、と思っていました。 ここにきて登場したネガティブなレビューのほとんどは、まさしく これらの点に欠点があることを集中的に指摘しています。これらに加え、 もうひとつひどくバッシングされているのはアクセントです。 英語圏の人たちの感覚では、この映画のアクセントは、歴史ものに 相応しくなく現代的すぎるのだそうです。 ところで、私はかなり前にコラテラルとシークレット・ウィンドウを 見ましたよー。 マイケル・マンは好きですが、コラテラルはありふれたそこそこ映画の ひとつ、という感じでした。ジェイミー・フォックスもトム・クルーズの 演技もすごくよかったけど、設定の面白さにとらわれすぎて、何度か 無理やりな箇所があった気がするし、「誰にも話さないで」というフレコミ だったラストは、映画が開始した10分ですでに読めてしまっていました。 「ああ、最後は彼女なんだな」と! でも、脇役の味わいもいいし、 音楽や映像もスタイリッシュで、LAの景色も楽しめました。 シークレット・ウィンドウは前にも書きましたが、スティーブン・キング らしくもあり、それにしてもありきたりなオチで、ジョニー・デップの ような優れた俳優が出るには値しない凡作だと思いましたが、彼はすごく 素敵で、ファンにはたまらないであろうシーンも満載でしたね。 コラテラルじゃないけど、ジョン・タトゥーロの正体が少なくとも ひとつの可能性として、冒頭10分で浮上しました。 でも、斬新なはじまり、ジョン・タトゥーロが登場するまでの 驚くべき短さなどは、とってもよかったですね。ラストもノアール風味 でキングらしく、面白かったです。 というわけで久しぶりの映画の感想でした。
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