ついにアレクサンダーがベールを脱いだという感じです。 トレイラー、感動しました。オリバー・ストーンならば 案外時代ゆえの血生臭さを描いてくれるだろうとは思って いたのですが、彼を見縊っていたことを謝罪したい気持ちです。 公開されたトレイラーを見る限り、同じ書物を読み、同じシーンを 想像していたはずですが、私の大王像はこれほど生々しく、 これほど人間的ではありませんでした。完敗! 結局のところ、人類の歴史を変えたこの征服の物語も、 アレクサンダーという一人の残虐なロマンチシストの 個人的な探求物語として、かなりの割合美化されて作られる ものと思ってたところがあります。 けれどトレイラーの中の大王は、残虐で繊細な、 誇大妄想癖を抱える躁うつ病のロマンチシストそのままです。 役者たちはコリンやアンジェリーナをはじめ熱演しています。 とくにコリンのこんな迫真の演技は、彼の映画をほとんど見ているけれど、 どの作品でも見たことがありません。むしろ、映画のアレクサンダーは 「知の探究者」としてのアレクサンダーの寛容な見方を、はねつける ほどのリアリティに溢れています。私を含めファンというものは こうした見方にどうしても傾倒しがちですが、70年代から彼の 映画化を夢見ていたというオリバーが、大王との長い付き合いの中でこの シビアな態度をキープし続けたことに、感銘を受けます。 ファンはこのトレイラーを受けて騒然となっていますが、まだ しっかりとしたスチルが出てきていません。とりあえず、出てきている スチルだけでも交えて、一つ一つを訳していきます。 :::::::::::::::::::::::::::::: アレクサンダー・トレイラーB :::::::::::::::::::::::::::::: プトレマイオス(アンソニー・ホプキンス): I've known many great men in my life ... 我が人生において、偉大な者は大勢知っているが -アレクサンダーの眼 -行軍 プトレマイオス: but only one collosus 巨人(コロッサス/ギリシア神話)はただひとり -敵を倒すアレクサンダー -豹? 大王? ロクサネ? フィリッポス二世(バル・キルマー) A king isn't born,he's made 王は生まれてはこない。作られるのだ 生まれながらの王はいない。作られるのだ -愛馬ブケファラスに乗る若きアレクサンダー -兵士たちが弓を射る -鷲が飛ぶ(ゼウスの使い/化身と言われる) ヘファイスティオン(ジャレッド・レト) What would you do if you ever reached the end of the world 世界の果てにたどり着いたら、あなたはどうするつもりだ -(おそらく)ヒンドゥークシュの頂上から、オケアノス(世界の果て) を見ようとするアレクサンダー -砂漠の戦闘 オリュンピアス(アンジェリーナ・ジョリー) Never will there be an Alexander like you ... Alexander the great 決してあなた(フィリッポス)のようにただのアレクサンダー では終わらない(?)。 大王、アレクサンダー -アレクサンダーvs戦象 -WBのロゴマーク アレクサンダー(コリン・ファレル) Conquer your fear and I promise you will conquer death お前たちの恐怖を支配(克服)せよ。(そうすれば)私はお前たちが死を支配(克服)するだろうことを約束する -アテナイへの入城か、歓迎されているところを見ると、エジプトかバビロンかも -ファランクスを組んで戦う兵士たちの俯瞰図 アリストテレス Gods have a way of punishing such pride 神はそのような誇りを罰するすべをお持ちだ ![]() -スパイクつきの武装戦車 -アリストテレスが話しているのは、恐らく若きアレクサンダーと ヘファイスティオン -華々しく入城するアレクサンダー フィリッポス二世 No man or woman can be too powerful or too beautiful without disaster befalling them 困難なくして、男も女もより強大に、より美しくなることなどありえん -ゼウスか、もしくは異教の神への捧げもの -戦闘シーン -アレクサンダーの雄たけび フィロタス How dare you なんとも訳せん ![]() -誰かを追っていくアレクサンダー。予想を立ててみると、逃亡した パウサニアスだと面白い。 誰か Alexander be reasonable ... アレクサンダー、抑えて! ![]() -怒りに我を忘れるアレクサンダー。ここで、私はとある海外のフォーラムで 真に受けて恥かいちゃいました(笑)。これだと明らかに カサンドロスが大王に刺されてるように見えますが、背後の人物などが 微妙に違います。(とめようとしていた赤服のヘファイスティオンが、途 中でいなくなり、カサンドロスの後ろに立っている)おそらく、 カサンドロスに掴みかかるシーンと、クレイトスを激情から殺害する シーンを、うまくつなげているのでしょう。 ![]() オリュンピアス You are a name living forever in history そなたは歴史に永遠に横たわる名前 -ロクサネのダンス -飛んでいく鷲(とんびにも見える) ヘファイスティオン The king lives 王は生きている! ![]() ![]() -ヘファイスティオン、アレクサンダーの腕を持ち上げる。 -オリバー・ストーン・フィルム レオニダス(という噂) The first rule of war is to do what you've asked your men to do 戦における第一原則は、あなたが部下にやれと命じたことを (自ら)やることです -戦場のアレクサンダーと、(おそらく…というか希望)ペルディッカス ![]() -号令を出すアレクサンダー アレクサンダー No one not my violest enemy has spoken like you to me 誰も、我が宿敵でさえこの私にお前のような口をきく者などいなかった! ![]() -激情に駆られる大王を押しとどめるヘファイスティオンら。 -泣くアレクサンダー(背景が戦場ではないところを見ると、戦後処理中か) ![]() オリュンピアス In my womb I carried my avenger 子宮の中で、この復讐を育ててみせる(運んでみせる) ![]() -アンジェリーナ紹介 -そして、ここに一瞬登場する弓を構える男はプトレマイオスの若い頃らしい(笑)! ![]() フィリッポス I see her in your eyes ... Obey me this once 貴様(アレクサンダー)の眼の中にあの女が見える! 今日ばかりは私に従え -バル・キルマーの紹介 -民衆に迎え入れられるフィリッポス(おそらく暗殺直前)。 プトレマイオス It takes strong men to rule 統治するには強い男たちを選ぶ 統治するのは強い男たちだ -アンソニー・ホプキンスの紹介 -戦場を(ダレイオスを追って?)駆けるアレクサンダー オリュンピアス All you desire the world is yours 訳し方がよくわかりませんが、 あなたの欲するすべて、世界はあなたのもの -指輪(権力の象徴か)を掲げる手。予想としては、アレクサンダーと ロクサネ。 -森を駆ける騎馬隊 -思わせぶり激しく、オリュンピアスのように見えて実はロクサネ(ロザリオ・ ドーソン)とのキスシーン。 -人民の前に立つアレクサンダーと仲間たち -タイトル 誰かの声 You will always be remembered あなたはいつも記憶にとどまるでしょう あなたは永遠に語り継がれるでしょう この声、アレクサンダーの声という説が高いが、その場合相手は ヘファイスティオンか、もしくは自分自身のことを言っているのかも。 私の意見としては、これはヘファイスティオンの声。 アレクサンダー In the end all that matters is what you've done 最後には、問題はお前が何を成し遂げたかだ つ、つかれた。感想はまた今度
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