じんさんがんばってもう日記書いちゃう。昨日書いたのに消えた 分、記憶が新鮮なうちに書いてしまおう。 二度も書くのは苦痛なため、やや割愛ぎみになりますが、 Was he really Alexander's Lover....? 昨日紹介した方のサイトのコンテンツの一部です。 この方は、多くのサイトで、アレクサンダーとヘファイスティオンは 愛人同士だったのか、という議論が展開されているのを見たが、 その多くは彼らが属する社会ないしは宗教ないしは政治のアジェンダ に基づいて議論しているため、まったく理解できていない、と書いて いました。この方自身は、同性愛には好意的で、現在は同性同士が 家庭を作るなどに至る黎明期にある、というようなことも書いていました。 そして古代ギリシアの愛についてとても興味深い情報を提供してくれて います。私も現在、古代ギリシアのホモセクシュアルについての本を読んで います。 消えたものの、一度訳したのですらっと訳せるかな〜。 明らかに、古代ギリシア人はあなたが誰とセックスをするかという ことを心配はしなかった。ただ、あなたがどのような役割を選ぶか だった。これは権力と社会的地位に関することである。 もしある男が、自分より社会的地位の低い者を相手に受動的(passive)な 役割を担ったとしたら、それは問題である。(彼は、自分を女:劣ったもの の役割に至らしめている)しかし彼が支配的(dominant)な役割を 演じたなら、これは問題ではない。彼のパートナーは女かもしれないし、 少年かもしれないし、あるいは若い男かもしれない。 男同士の愛はしばしば、優れたものと考えられていた。なぜなら、 もちろん、"男は優れていた"。したがって、「劣っている女性」との愛は、 いつも「劣った愛」だった。とはいえ、男同士においてでさえ、 現代の我々が考えるような対等な愛というものはなかった。 社会的食物連鎖の中では、一方の人物は常に優位にあった。 実例として、アレクサンダーはヘファイスティオンと同年齢であったが、 彼より社会的に優位にあった。そしてこれは、彼らの社会において アレクサンダーが支配的な役割を担っていたことを意味している。 これは、彼らが心から愛し、お互いを慈しむことが出来ないことを 意味してはいない。 最後に、この方は自分も二人が愛人関係にあったと信じている、と 書いています。 passiveというのを受動的と訳しましたが、これはセックスにおける 受身と同義ではないでしょうか。腐女子としては、支配しながらも 受身になる、というのも萌えますが、これは現実的な発想ではないかも しれません。特に至上の征服者に限っては。 この時代、愛は他のすべてのものと同様、「征服」されるものの 一つでした。価値あるものを得たい場合は、何であれ「征服」によって のみそれを得ることが出来ました。征服者と被征服者の住み分けは、 自由市民と奴隷という象徴的な形で現れました。 アレクサンダーもまた、征服行為を行ううえで躊躇ったり哲学的な 葛藤を見出したりはしませんでした。 たとえばこの時代のホモの一般的な形はこういうものです。 「ある男が欲しいと思った若者を手に入れようとする場合、彼はまず、 強奪する3日ほど前に、友人ったちにそのことを宣告する。若者にも これを伝える。若者は言われるがまま、約束の日時に約束の場所で 男を待つ。二人が会うと、まず強奪者の友人が、若者に対して 強奪者が相応しいかどうかを見極める。相応しいと判断されると、 彼らはこの二人を祝福し、強奪者が若者を家に連れていくのを 戸口まで見送る。強奪者は若者を家の中に入れ、セックスをする」 更に詳しいことはまた後日。 このように、あの〜若者の気持ちとかそういう繊細なものは いいんですか。というのが、彼らが言うところの愛でした。 おそらく、愛は征服欲をもっとも喚起するものであり、征服欲こそが 愛のダイナミズムだったのではないでしょうか。 そして、こうした男たちにとっては、締まりのいい肉穴がもたらす 肉体的な快楽と同じくらい、相手を征服したという達成感や 優越感がドーパミンを分泌させ彼らをたまんねーな、という 気持ちにさせたのではないでしょうか。 このロジックはたぶんアレクサンダーには完全にはあてはまりません。 少なくとも彼のファンは別の部分に彼の魅力を見出したいと思います。 彼は征服行為そのものに喜びを見出していたというよりは、 この世の未知、謎を探求し、世界の深淵を覗くという願望達成の過程で、 自分がそれをするに値する人間(以上のもの)だということを証明する ために、征服行為を続けた、という気がします。 彼は惰眠とセックスに支配されることを嫌っていました。 これらは彼にしてみれば、あまりに世俗的な煩悩に思えました。 とはいえ、彼をそんな風に聖人のように考えすぎる のは危険なことだし、彼は時々すごく世俗的だったり、単純だったり、 理性を忘れたりもします(とくに酒を飲むと)。 たぶん、人並み以上に征服欲を持っていたことでしょう。妻たちや バゴアスに対しては勿論ですが、こうした文化の中で彼がたとえ ヘファイスティオンに対してでさえ、受動的な立場をとったというのは 考えにくいかもしれません。 なんであれ、映画がどのように作られるか楽しみです。私としては、 子どもの頃はヘパ攻で、大人になったらアレ攻なんてのもおいしいかと 思っています。
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