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2004年06月11日(金) アレクサンダーのトレイラーレビューと考察

bourne upremacyのトレイラー

また教えていただきました。このカール! かっこいい! なんかすぐ
死にそうですけど、カールという男に求めるものが揃ってるという感じ
でございます。やっぱカールはこーでなくちゃ! 
夏に向け狼の続編を書くのにやる気になってきました。夏コミという
ものが何月何日にあるのか調べなくちゃ(そんなことも知らんのか)。

今調べてきました。8/12とか13なんですね。印刷所も見なくちゃ。
では午後にアレクサンダートレイラーのことでも。

*****
ここから下は、アレクサンダーの一生に関する、私の憶測による
ネタバレが含まれています。映画のネタバレにもつながります。

アレクサンダートレイラーですが、teaser trailerとはいえ、充分に
楽しみになってきました。なんといってもポスターがかっこいいでは
ないですかー。マケドニアを象徴する太陽の十六の輻の旗に、ゼウスの
使いである鷲の影が落ちています。その下には当時ギリシアの兵士
たちが用いていた長槍(サリッサ)が広がっています。これだけで
胸踊ります。
最初の騎馬の群のシーンも素敵です。ナレーションも、アレクサンダー
の魅力を存分に伝えています。「人類の道筋を変えた――永遠に」。
手っ取り早く大王のことを紹介していますが、これがオリバー・ストーン
が提示するキーワードだとすれば、なかなか的を射てる気がします。
王、というのは当然ですが、次の「愛人」という表現がたまらない〜。
アレクサンダーを愛人と! あの踊り子はロクサナという蛮族の娘
ですが、彼女を見るコリンの顔が! ロクサナと出会う頃、アレクサンダー
はすっかりペルシアやその他蛮族の異文化にほだされており、ギリシア(
とりわけ荒々しいもののふたちの国マケドニア)の兵士たちから
ごっつい不満が出てきています。王はペルシアかぶれだと。
しかしこのあたりこそがアレクサンダーの最大の魅力といって
いいのですが、征服した国々の風習や文化を重んじ、敬い、同化する。
それが彼の理性という最強の武器であると同時に、後に部下たちを
悩ませ苦しめる、彼のついていけないロマンチシズムなのです。
歴史家の中には、晩年の彼は誇大妄想癖に悩まされていたのでは、
と言う人もいます。
脱線しましたが、トレイラーにあるこの「凄く刺激的なもの」に
取り付かれたように見入るアレクサンダー@コリンの表情。ペルシアの
衣装を着て、女たちのダンスを見てすっかりいい気分になって、ロクサナ
とセックスしてます。ロクサナという女性をみてみると、彼女による
アレクサンドロスへの影響はたいしたものではないようです。
アレクサンダーがもっとも心を開き愛した愛妾としては、バルシネという
賢女が有名ですが(10歳以上年上だった)、彼女は映画に登場しない
ようで、おそらくロクサナは「ペルシアと異文化に危険なほど傾倒して
ゆく(やがてそれは幼馴染らの死をも招いてゆく)大王にとっての誘惑」
の象徴なのではないかと思います。深読みすると、ヘパイスティオンとの
関係に一石を投じる役割を担ってるとも考えられますね。私はまだ見てない
アニメ(あの絵が恐い奴)アレクサンダー戦記では、アレクサンダーの
婚礼のシーンにてヘパイスティオンは泣くそうです(笑)。映画では
どういう感じなんだろうか。意外と、ヘパイスティオンの扱いは小さい
とも考えられますが、キャストではなかなかいい位置に名を連ねてたし。

最初に戻りましょう。ミニスカ大王が馬に乗ってバコバコ、いやパカパカ
してるシーン、すばらすい〜。コリンは獅子にへんな角のついた兜を
かぶってますが、クレイトスと大王(らしき人物)が獅子狩をしている
モザイク画がペラから出土したこともあり、時々獅子に例えられている
ので、それをコンセプトにデザインされたのでしょうか。頭から生えてる
角は、羊かも。彼は人生のある時期を転機に、ゼウス・アモンという
(色々と複雑な)神を信仰するようになり、この神の象徴が羊で、羊の
角つき兜を着用していたとどっかに書いてました。

アレクサンダーが槍を抱え突撃してくシーンは、ダレイオス王に
向かって走ってるのかもしれません。このシーンで、周囲の兵士たち
が各々見事な演技をしていて、これを確認した時「期待できるかも」
と感じました。転がったり剣を構えたりする歩兵などがリアルではないですか。
「王」のタイトルのシーン、どこに入城してるかわかりませんが、
手を掲げる大王の前を並列して進むのが騎馬仲間かな。
「探求者」のタイトル、この言葉自体に感動しました。そこんところは
オリバー・ストーンを信頼しておりました。「なぜ?」という物事への
探究心(懐疑主義)は、子どもの頃アリストテレスに学んだのでは、と
書いてる人もいました。そのあたりを映画で描いてくれるといいな。
期待しすぎか。
この雪山のシーンでは何をしてるのかな。世界の果てでも見通そうと
思ってるんでしょうか。彼はインドの向こうあたりで世界が終わってると
信じてました。つまり世界征服を本気で信じていたわけです(地球が丸い
ことなど知るはずもありません)。

「征服者」のシーンの演説にも期待が膨らみます。アレクサンダーの
演説の巧妙さも有名です。多くの権力者は演説上手ですよね。機知に
富んでいる人を彼も愛したのだろうと思います。あるいはヘパイスティオン
の魅力はそのあたりにあったのかも。

そして最後の行軍のシーンのコリンの表情。このあやしい笑みは何を
意味しているんでしょうか。気になって夜も眠れません。


アレクサンダーに関しては、ヘパイスティオンとの関係が受とも攻とも
言いがたいのですが、大王受は大いに考えられます。↑こんな人ですし、
定説となっていることに、ヘパイスティオンの方が背が高かった、という
ことがあります。それと、アレクサンダーは若い頃の一時を除いて、
生涯を通じ無髭でした。トロイもですが、古代のギリシアでは男の
美しさが大切にされていて、当時の価値観からしても髭のある者には
「美しい」という表現はあまり用いなかったみたいです(当時に限らず
かな)。ただし荒々しく男っぷりのいいことで有名なマケドニアの男たち
はたいてい髭も濃かったらしい。マケドニア人のアレクサンダーは
父王の逆鱗に触れて髭を落とされて以来、無髭を通しました。その方が
見栄えもいいと思っていたそうです。事実、彼は美男子で有名でした。
髭がどうのというのは、やっぱり当時風に考えると、背も低かったと
いうし金髪だし、髭もなく自分の美しさを知っていた男となると、
普通に考えると「自分の女性的な部分」も愛していたのでは、と思って
しまうわけです。まあでもわかりませぬ。
一方ヘパイスティオンも、映画でどう書かれるかまっったく想像がつかない
んですが、彼もまた落ち着いたイメージがあります。人柄もよく温厚で、
武人というより文人肌、物静か、優れた武将だけど戦はあまり…。

彼はガウガメラの戦いにて腕に槍を受け負傷します。映画では象が
兵士を踏み潰しまくるシーンがあり、この混乱の中血だらけで倒れている
ヘパイスティオンを、アレクサンダーが馬で駆けつけて抱きかかえるとか
いうシーンがあるらしい。ハァハァ! そしてすでに公開されてる
スチル写真に、腕に縫合の痕があるヘパイスティオン写真があります。

少年のような爽やかな印象を与える目元。そして何より、大王への妄信的
な忠誠心/愛情。イメージとしては大王と意見を対立させることなんて
なかったぽいです。もし大王が「お前はこの10センチ四方の箱に収まる」
といえば、彼はなんとかその箱に収まろうとしたんではないかと思います。
しかも本気で収まると信じて(笑)。
映画でどう描かれるのかなあ。私の希望としては、対等な百合。
モー二人は二人だけの世界。プトレマイオス(@アンソニー・ホプキンス
あるいは若い頃役のエリオット・コーワン)などがまごついたりする姿を
見たい! アレクサンダーが語る誇大妄想に、うんうん
と頻りに頷いて聞き入り、関心し、共感し、嬉しがることを言って更に
大王の妄想を助長させて、「私も地の果てまで一緒に行ってそれを見たい」
と言うヘパイスティオン。眼には崇拝が…最後に「あきれうすv」と囁く
のも忘れません。ば、ばかっぷる…! 

んまーとは言ってもハリウッド映画ですので、二人のキスシーンが
2回見れたら、だいたい満足。よくやったと言ってあげたいです。
本当はベッドシーンも入れてほしいのだけど。もっといえば、二人
がそれぞれ女とセックスしてるシーンがあり、二人の間にセックス
をにおわすものがなくても、大王にとってヘパイスティオンが誰より
大切だと伝わってくるなら、それでもいいです。あとは自分で妄想
しますから! 任せてくださいよ!

ばかっぷる妄想を楽しみつつ、広告作らなきゃ。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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