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2003年08月23日(土) 年下攻主従SFファンタジー

今トンちゃんのいびきがとてもうるさいです。
今日トンちゃんは、兄のソファの上に乗り、突然片足を
上げて放尿しました。衝撃に見舞われ、我々はなすすべも
ありませんでした。テロリストかお前は。
なぜ、トンちゃんがソファの上で悠々と小便に至ったのかは、
誰にもわかりません。ちなみに、トンちゃんは雌ですが
脚を上げておしっこします。これも謎です。
獣医さんにまで驚かれました。飼い主同様、いつも心に珍子をって
ことですかね。

首輪が一ヶ月ほど前に、yahooオークションに上がっていたと
教えてもらいましたよ! ひえ〜っ。しかも、初版だ……。
初版首輪は現存してはならないクオリティ(なんせ、マジック
一発描き)なので、これをネットに晒すぞと脅迫されたら、
要求額出しかねません(100円までなら)。

昨日はですねーついにエステラのSFものを読んだのですよ!
最初に藻花のRandomnessがあり、この後に書かれたらしいのが、
Before Randomnessという狩公もの。
うわああ〜やはりエステラの話は、人類にとって危険すぎる。
こんなものを書いてしまっては、世の女たちは皆スラッシャーとなり、
男はホモになるぞ。

前の萌え殺しヴァンパイアものの後半もUPしてないのに。
どうやらエステラ、役者としては藻花が好きみたいだけど、カプ形態
としては、自分の作った狩公カプが気に入ってるみたいですね。
本編の藻花より、こっちのが長くなりそうです(まだ完結してない)。

端的にレヴューを。まず、舞台はSFファンタジー。名称は覚えてない
んですが、二つの星かなんかの対立する国民同士で、デイヴィッドは
高位の司祭長で、カールは敵国の戦士かなんかです(しっかり読め)。
藻花ベースの本編では、二人はもう完璧な恋人同士となっていて、
このサイドストーリーは、beforeとついてる通り、その本編以前の話。
二人の出会い篇です。
まずなんだか、この世界ではoneと呼ばれるマトリックスっぽい響きの、
自分の半身、つがいとなるべき相手を皆探しているらしいです。そして、
運命的にも実際oneは存在します。

デイヴィッドの、お馴染みのエステラ萌設定はこう。
とても偉い高位のプリーストでありながら、けっこう年(36くらいか)
なんだけど、彼はまだ半身となる相手を見つけられずにいます。
彼くらいの年になると、だいたいは「不幸な少数派」として、
半身を見つけることは諦め、独身を通す意思を固めて、今後の人生に
備えるもののようで、彼もその方向に動いているころ。
つまりは彼は、 いい年なのにバ ー ジ ンなんだ。まだ女は
もちろん、男を知らないのだ。おくての聖職者なのだ。
そんな折、体調というか精神に不調が生じ、原因を探ることに。
オーランドの憶測としては、運命の相手が近くに現れ、共鳴みたいのを
してるからだとのことだけど、周囲は誰も信じない。けれども、オーランド
はおせっかいを焼いて方々を調べ上げ、(このへんよくわからないけど)
ぴったりマッチする相手をデータベースから拾い上げる。
その男は、敵国の戦士で、最近捕虜になり、奴隷市場に流される予定
になっていた。もちろん、これがカールです。

その写真を一目みて、惚れてしまったデイヴィッドは、一人輸送船で
奴隷市へ。不衛生な場所で、気持ち悪くなってゲロしてるとこがかわいすぎ。
しかも、それを肝心のカールが見ていて笑ってるんです。

早速カールは奴隷として競売にかけられる。デイヴィッドは、彼の肉体美に
惚れてセックストイとして彼を買おうとする者たちに混じり、どうしても
彼を自分のものにしたくなり参加する。
そして、ついに競り落とすことに。

いよいよ対面ということになり個室へ向かうと、カールは素っ裸で、
逞しい肉体を惜しげもなくベッド上に晒している。
デイヴィッド、大興奮。
ああ、これこそ求めていたもの! などと感動しつつ、同時に彼が思って
いることがたまらない。

駄目だ、この美しい男相手に、私は年をとりすぎてる。

ハァハァ、かわいすぎる、デイジー。
だけど、ここから言葉の応酬が開始される。あくまで礼儀正しく、相手の
誇りを尊重しようという態度のデイヴィッドに、カールは尊大で、生意気。
名前を名乗らせるのも一苦労。はっきり言って、奴隷と主人の関係だが、
精神的には立場がハナから逆転している。


カールにとっては、にっくき敵国の高位の聖職者。侮辱の言葉は尽きない。
彼は殖民星で、目の前で敵国に両親を殺されている。
そして実は、カールがこうして捕虜となり、奴隷として売られたのは、
長年連れ添った愛人のネイサンに、裏切られたからだった。ネイサンは
重要ポストを手に入れるために高潔な戦士だった彼を売ったらしい。

ともかく、カールの肉体美にめろめろなのに、デイヴィッドは経験も
ないし、手を出せない。とにかく、彼が自分のものになったことだけで
満足げ。そして、服を着せて自分の星へ連れて行くために、縛られている
彼に提案する。

「私を傷つけなければ、手錠を解いて服を着せてあげるぞ」
カールは「お前を殺したりしないと約束する」と。
お人よしなデイヴィッド(カールは内心、ナイーブなアホと思っている)
は早速手錠を外す。カールは咄嗟に、デイヴィッドの手首を
封じ込め、ベッドの上に押し付けてしまう。

公「嘘をついたな! 私を傷つけないと約束したのに!」
狩「殺さない、と言ったまでだ」

あほすぎる公には一片の同情も感じない展開。はやく最初の男になって
おあげ、カール。デイヴィッドはがんばって暴れはじめるも、その行為は
押し付けたカールの股間を刺激するだけ。あんまり気持ちよく暴れるもんで、
カールは思わず呻いてしまう。それを聞き、自分がいかにアホか
気がついたデイヴィッドが、途端に硬直し、赤くなった顔を背けたのを見て、
カールは気がついてしまう。

こいつ、男の相手なんてしたことがないんだ!

奴隷をわざわざ買いに来た男が、まだバージンなんて、と不可解に思い
ながらも、そんな情けないデイヴィッドがかわいく思える案外単純な
カールだった。駄目だ、このままじゃバカップルだ。
そして、「も、もう駄目だ、こいつの服を脱がして喰っちまおう。
脱出が最優先だが、計画変更だ」と思った矢先、見惚れてる時間が
長すぎたらしい。頭にドカッとスーツケースが飛んでくる。
デイヴィッドは魔法を使えるんですよ。SFファンタジーって設定を、
危うく忘れるところです。

なんとか純潔を守ったデイヴィッド。ここから、やや真剣な会話が始まる。
「頭大丈夫か」と、また無用に奴隷の調子を尋ねてしまうデイヴィッド。
「奴隷に大丈夫かなんて聞くのか」とカール。
「なぜ、私をそんなに憎むんだ」とデイヴィッド。カールは、両親が
殺されたことなどを話す。
実は、デイヴィッドはカールの両親が殺された植民星での大虐殺を、
当時13歳で阻止しようとした一人だった。彼は、その時の最高位聖職者
にやめるよう嘆願したが、聞き入れられなかった。このことを、
今も悔いており、常々暴虐は控えるべきだと考えている一人だった。
けれども、そんなことは何一つ知らないカールは、彼を、敵国の残虐な
連中と同じだと考えている。

そうしてあんたたち聖職者は呑気にセックスのお相手の奴隷を買ってる
わけだ、と言われるデイヴィッド。
この時の彼の態度がたまらなくかわいい……。ムカッときて言い返そう
とするが、育ちがよくウブなので、まともに言い返せない。不満そうな
顔で、「貴様」としか……。
それを見てカール、やっぱりこいつかわいい、と思うのだ。

デイヴィッドは奴隷の主人のくせして、惨敗。部屋を出ていく。
カールは、脱出計画を実行に移すべくほくそえむのだった。


これが、2までのあらすじ。ああああ〜、海賊王子、ヴァンパイアもの、
ソーサラーのファンタジーものと、全部それぞれに萌えでしたけど、
今回の設定も萌えますねえ〜。奴隷と主人の、立場の逆転。

これが、藻花な本編では本当にラブラブで、オーリにまで「そういう
やりとりは、後でベッドルームでやったら」と言われる始末なんです。
とくに、公が「私を堕落させたのは、他でもなくお前だぞ。私は以前は
お前以外は知らなかったんだから」などと言うと、狩が「おや、それは
嬉しいことを聞いたな。あんたの元恋人を虐め倒す必要がないや」などと
返します。それでも、まだ立場としては奴隷と主人なのでした。

またちょっと年下攻なんですよね。デイヴィッドが「伴侶を見つけるには
年を取りすぎてるるし…」と思ってるあたりが、も、もう(鼻血)。

3は、アーカイヴにはまだ出てませんが、MLリストで検索を
かけたら出てきたのですよ。これから読もうと思います。あと、昔
レビューした別作者のヴァンパイアものの、サイドストーリーで、
狩公と公花を発見したので、読もうと思います。

それから、海賊王子も訳したい。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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