昨日のエステラのヴァンパイアもののパート2です これは前編が数日前にアップされ、後編はまだ 登場していません。 前回の萌なデイヴィッド設定が更に活かされる 恐ろしく乙女でツボな展開です。 最初、すっかりヴィゴと幸せになり生意気になった ワケありの弟、オーランドと玉衝き(プール)中の デイヴィッド。 オーランド「彼に伝えるべきだよ」 突然そういわれ、思わずミスショットをしてしまう。 何の話かわからない、などと誤魔化すところが情けなくてかわいい。 「デイヴィ、よせよ、分りきったことじゃないか。カールが 欲しくて仕方ないのは見え見えだよ」 最近ヴィゴの手解きでプールもダーツも腕を上げている オーランドに、デイヴィッドは負け続けてるのだが、 それよりも対等の能力を獲得したらしいことに頭を 悩ませているデイヴィッド。オーランドは、これまで能力的に 最高位にあったデイヴィッドの心を見透かすようになってきた のだ。 するとここでデイヴィッド、 「それじゃあ、私が彼を好きで、何も私と彼を 阻むものはないと仮定したとして、私が彼のタイプ じゃないことはわかってるだろう」 などと言うのですが、これぞ、デイヴィッドficの定番(笑)! 自信がなくて気持ちを伝えられないデイヴ。確か、前に読んだ 大長編のヴァンパイアシリーズでも、まったく同じことを言って ましたね。相手は唯一彼の気持ちを知っているオーリィという 展開も一緒。「俺が裸に蜂蜜を塗って踊ったって、彼は振り向いて くれないよ」と。 もしかすると、そもそものこのficでのデイヴィッドというのは、 あのficから発想をいただいてるのかもしれません。 そしてデイヴィッドは話を打ち切ろうとする。 カールがワイルドな男らしい男を好きなのは知ってる。禁欲主義 のブロンドの吸血鬼は、まったくその正反対だ、と。 小生意気なオーリィを相手にしながら、過去のことを思うデイヴィッド。 最初にオーリィを引き取った時、彼はこの若者を好きでなかったが、 その時のことは今まで忘れたことなどない。 結局、黒髪のヴァンパイアは心を粉々にした裏切り者の忘れ形見 なのだ。けれど今となっては、オーランドのことを愛でずには いられなくなっている。 とはいえ、オーランドは最近では、ヴィゴが仕事中バーに 出掛けて騒ぎを起こしたりしており、前の晩も彼にちょっかいを かけた男を殴ったことで警察沙汰になり、兄貴としてデイヴィッドが 引き取りに行かなければならなかった。 この力関係、たまらなく美味しいです〜。 デイヴィッドがこの話題を打ち切りたいと思っていると、 オーランドは気持ちをカールに伝えるべきだと言う。 「何も失うものはないじゃないか、彼があんたに噛み付くか なにかするってわけじゃないんだから。まあ、あんたを自分のメスに したいってんでなけりゃだけど、そうなれば、あんたは噛み付き 返せばいいんだし」 この一言には大打撃を受けてプールテーブルからボールを衝き飛ばして てしまうデイヴィッド。 デイヴィッド「おーらんどっ!」 「過激なこと言った?」と悪気なさげににこりと謝り、ちゃっかり 「次俺の番?」などというオーリィがお茶目です〜。 そんでここんとこのデイヴィッドが死ぬほど可愛い。 弟に言われたことにショックを受けて喋ることもままならない。 オーランドのおかげで、熱っぽく唸り、彼の肩に痕を残すために 食らいつくカールの妄想に心がかき乱されて仕方ない! 狼男に 惹かれるようになったとはいえ、デイヴィッドのそっちの方面での 幼稚な発想はそんなところまで達したことがないである。 彼の頭が想像できたのは、優しい言葉と、愛に溢れる笑顔が限界 だったのである(喀血)! デイヴィッド…ッ! 二千年以上生きてて、 オーランドもカールもヨチヨチ歩きの頃から知っててあんたって人はっ。 というのもこれも、自制心を失うまで誰かに身も心も委ねることを、 畏れていたからである。彼は、初めての時に完全に自分というものを 与えた相手が残した傷痕を、今も引き摺っているのである〜。 叱咤激励するオーリィ。裸でエレクトしたカールの姿が頭に 取り付いてしまったデイヴィッド。 三ヶ月前彼は、カールは手に入らないという事実とやっと折り合いを つけたところだった。弟にまた無駄な希望を抱かされたくない。 けれど、オーランドの言うことには一理ある。自分は過去をあんまり 長く引き摺りすぎている。人生において、「新章」を始めても いい頃かもしれない。 と、彼が出た行動といえば…… 「あそこに男たちがいるだろう。もう一時間ばかり私たちを見てるんだ。 今から、私は自己紹介してくるよ」 ……デイヴィッド…………。 自分が生まれた時からずっと独り身の兄がいきなりそんな、と さすがに慌てるオーランド。「デイヴィ、本気じゃないよな?」 デイヴィッド「本気だとも。お前とハリーはいつだって私に もっと明るくなれと言ったじゃないか。そのアドバイスにしたがって、 これは新しい可能性を開く扉なんだ」 オーランドが面食らっているうちに、デイヴィッドはハンサムな集団に 微笑みかけ近づいていく。 今夜こそ、長きに渡る「純潔」にピリオドを打つ時だ。 今夜のお相手はカールのように理想的なタイプじゃないが、セックスは いつも楽しいものなんだから。 ……あたま弱いんですか、大将。しかし、セックスは楽しい、といってる ところを見ると、昔はかなりサカッてたんじゃないすかー。昔の男との馴れ初め を教えて欲しいです。 そしてまたオーランドファンには申し訳ないんですが、この続きの 藻花のべたべたシーンはスキップ。しかし、ここでヴィゴが悪魔な方々に 襲われて怪我をしてるんですよね。また戦いの予感らしい(ちゃんとレヴュー しろったら)。 そして遊び人カールサイド。とあるクラブです。 ダンスフロアに、自分が良く知っている禁欲主義のヴァンパイアの友達に 異様に似ている男を発見。でも、あの純潔のデイヴィッドは歓楽街の クラブになど来ないだろう。それも、サンディヘアー(砂色の髪)の セクシーな男と一緒だ。 やはり、あの熟練のダンサーは彼の知っているヴァンパイアのはずがない。 これは彼をあまりに恋しく思う結果に違いない。オーランドが覚醒して 以来、デイヴィッドの訪問頻度は徹底的に減少した。実際、この三ヶ月間 ブロンドのヴァンパイアに会っていない。最初は思う存分邪魔されず セックスし放題だったのでよかったが、ワンナイトスタンドには一ヶ月で すぐに飽きてしまった。今ではセックスの刺激はかつてほどではなく、 最近はゴージャスな愛人たちを夢見るかわりに、事態がノーマルに 戻ってくれたらと思っていた。カールはデイヴィッドが傍にいないことを 恋しく思い始めていた。 カールはデイヴィッドの生き写しに注意が引かれてならない。今じゃ乱れ た様子のブロンドは、相手の男の背後に回り、首筋に息をかけている。 二ヶ月夜の愉しみとはご無沙汰のカール、ワイルドな誘惑者は、これまで どんな愛人もなさなかった方法でカールの視線を釘付けにする。そして 大変正直でよろしいことに、レザーパンツの前がきつくなって喘ぐ。 野性の本能が解放を求め、今すぐに素敵なブロンドに対し所有権を張りに行けと 急き立てる。 けれども煩悶していると、ブロンドが男の首に食いつき血を啜りだす のを見てしまう。クラブの誰も、人間は気がついていないが、狼男である 彼にはわかる。くすぶるような魅惑的な男はヴァンパイア、それも、 ただのヴァンパイアではなく、セクシーなブロンドのベイビーは、 デイヴィッドなのだ。 ショックに撃たれてるカールの目の前で愛撫をはじめるデイヴィッドの 積極的なことといったら! 男の尻に自分を押し付け、耳元でベッドへの お誘いを囁く。 男が淫靡な笑みを返したのを見て、カールはおもっくそ意地悪く思う。 あんなことを許してやる気はない。今こそ、過去数百年間あのヴァンパイア が彼に行ってきたことの"恩返し"をしてやるのだ。 カールは近づいていき、デイヴィッドの腕を後ろから掴んで振り向かせる。 「よう」 この数千年ではじめて不意を打たれるデイヴィッド。 ところがそこは冷静に笑顔をつくりって挨拶をし、男に腕を回して 「スパイクで会ったクリスだ」 カールはというとなんだか気が気ではない。 「なあデイヴ、ちょっと二人だけで話がしたいんだ」 嫉妬を押しとどめる自制心と格闘中。 「悪いなお兄さん、俺たちは今夜は予定があるんだ」とヴァンパイアの かわりに答え、男はデイヴィッドの腰に腕を回し、首筋に鼻を埋める。 ブロンドのヴァンパイアは思わず快感にソフトな喘ぎ声を上げる。 その行為は、カールの自制心を粉砕し、文字通り男の首を噛み切りたい 気持ちにさせる。この男が人間ゆえ、ヴァンパイアの首筋が極めて近しい 恋人にのみに許された神聖なスポットだということを知らなかった、 ということは重要じゃない。クリスは、8時間前にデイヴィッドと 知り合ったに過ぎない。奴にはブロンドの悪魔にキスをする資格などあろう はずがない、マル。二千年以上このヴァンパイアを知っている狼男 でさえ、そのような特権を与えられたことがない。 目は野性味溢れる黄色に変化し、牙を剥き出し、唸るカール。 「命が惜しければ、消えろ」 このカールの本能的で勝手な発想がいいですね〜。ちなみに、ヴァンパイア の首は恋人にだけ許される〜というのは、前回のパート1でもちょっと出て来ま した。イロポイですね〜。頚動脈から大出血しつつ結婚初夜を迎える ヴァンパイアなどを見てみたいです(あほ)。 人間の男は、悪魔を怒らせて命を危険に晒すまで酔狂ではないと、そそくさ と退散する。「悪かったよ、お手つきだとは知らなかったんだ」 デイヴィッドは驚きつつ、嬉しがればいいのか迷惑がればいいのか判断が つかない。カールは冷静さを取り戻し、外に出て話をつけよう、と提案。 「何をしたかわかってるか?」とヴァンパイア。 裏手の路地に来た二人。 「あんたがこの数百年に渡りやってきたことさ」 このヴァンパイアが、自分よりも一介の人間に性的魅力を見出したという 考えが、狼男を嫉妬で狂わそうとしている。彼は、他の誰かが彼の デイヴィッドを連れていくのを妨害する行動に出る必要があった。 なんと身勝手なカール。しかし、狼男だからいいか(関係ない)。 そうするとデイヴィッド、狼男がどんどん攻撃性を増してってるのを 察知し、そそくさと障壁を二人の間に設けてしまうのだ。 「私が人間ではないということを大声で言うつもりはない」 「そんな話じゃない!」動きを封じられて苛々するカール。 デイヴィッドはあの人間に彼の首筋にキスをすることを許したってのに、 俺には触れることさえ許さない、人生不公平だと悔しがるカール。 何か決定的なことを計画してるんじゃない。ただ単に、デイヴィッドが 自分のものだという印をつけるのに、肩に噛み付きたいだけだ。 十分決定的だと思うぞ、カール。 一方で「では要点はなんだ、カール?」などと言うデイヴィッド。 狼男の灼熱の視線に見つめられて、実のところ溶けてしまいそう、なんて 思っている。燃え上がっている。けれど、彼の一夜限りのお相手になる つもりはない。それには、彼はあまりにカールを愛しすぎている。 でも、今なら狼男に彼を「求める」よう仕向けることが出来るかもしれない、 と意外と野心満々なんである。 するととうとう「あんたが欲しい」と言ってしまうカール。 情熱で彼の冷たい態度を溶かしてしまえることを望みながら。今夜、 デイヴィッドが踊っている姿を見て彼は本能的に気がついてしまった。 このヴァンパイアは彼にはなくてはならない存在だ。彼に自分のものだと いう印をつけたい。たとえそれが彼に出来る一夜限りの、最後の行為でも。 「我々はいつでも望むものが手に入るとは限らない、カール」 などとクソ真面目にこたえるデイヴィッドよ〜どうする〜。本心をいえば、 悲しみを押し殺している。カールの心を読むと、まるで一夜限りの 情熱を求めており、それだけに感じられたからだ。 「なぜ駄目なんだ?」カールは仔狼の頃から野性の本能を自制する 術を身につけてきたが、今夜ばかりは嫉妬で抑えられそうにない。 「あんたはあの人間としけこんで、無茶苦茶にファックするつもりだった んだろう? なぜ俺じゃ駄目だ?」 するとついにデイヴィッド、告白してしまう。 「なぜならお前が大事だからだ」 デイヴィッドの濃青色の瞳に見つめられ、怒りや嫉妬が消えていくカール。 彼の想いが伝わり始める。 「俺もあんたが大事なんだ、デイヴ。こんな風に振舞って馬鹿みたいだと 思ってるよ。だけど、俺はあんたを俺のものにしたい……つまり、あんたが いない三ヶ月間は、違うと感じた。そして、こんな風に俺の人生を 過ごすなんてまっぴらだ。俺はずっと愚か者だったから、きっとあんたは 俺がまたいつもの悪い遊びをしようとしてるとでも思ってるだろう。 だが、誓って言うよ、俺はこれまで一度だって寝た相手を必要に 感じたことはない。 今夜お前が踊っているのを見て、何かが外れた。俺は俺が生きている 限りあんたを必要とする。まあ、オーバーだって言うかもしれないが、 でもこんな風には今まで一度だって感じたことがないんだ。この長い年月 の俺の愚かな振る舞いってもんを許してくれるなら、一度だけ 事を正すチャンスをくれ」 このような告白を聞いて平気でなどいられません、デイヴィッド。 憐れみや蔑みを想像していたのに、とショックを受ける。 見つめられて、彼をベッドに引き摺り込みたい衝動に駆られるデイヴィッド。 だが、心の声が慎重に進めることを忠告する。最後に彼が心を与えた 相手にどれほど酷く傷つけられたかを思い出す。 そこで彼は、明日の夜の7時に私を迎えに来てくれと告げる。 「そうするよ」と嬉しそうに言うカール。 デイヴィッドは霧になる前にほっぺたにキスをする。 え? 霧になるって? 彼はヴァンパイアで、霧になる能力も備えているのです。 これはパート1でも出てきました。 そしてカールはほっぺたのキスの余韻を味わいながら、彼が本当のキスを 唇にしてくれたらどんなにか幸せだろう〜と思うのでした。 一方デーモンハンターであるヴィゴが襲われたことに精神的ダメージ を受けているオーリィと、ヴィゴを守るためにハリーはふたりのもとに 来ている。なんだか敵がいるらしい(ちゃんと読め)。 その話を聞いたデイヴィッドは、深夜にカールが心配になり彼の もとを訪れる。 カールはというと、シャワーを浴びながらデイヴィッドがストリップする 様子を頭に描き、ゆっくりと自分を扱いている。 ドアベルが鳴っても無視をする。ところが、あまりにしつこく鳴るために 仕方なくバスローヴを着て出て行く。 ドアの向こうには黒髪の小さな若者が立っている。 実はこいつは敵のデーモンで、傀儡師だったりする。傀儡を使った 攻撃を受けてカールは大怪我をする。 こいつははるか昔からの因縁の敵のひとりらしく、カールに復讐の執念を 抱いている。ロード・フォーティヴラスって人の使いらしい。 しかし間一髪、デイヴィッドが現れる。とても飄々としており余裕です。 肉弾戦では劣るものの、サイコパス的な能力は甚大らしい。 それでようするに、とても余裕で敵を倒してしまう。敵は 命乞いをして助けてもらい、主君のもとへ逃げる時に、デイヴィッドが自分 の主君と同じほど強大なパワーを身につけていることに気がつくのです。 その後、デイヴィッドはカールのもとに寄る。カールは非人間的な 能力によって易々と傷口を塞ぎますが、深い傷は残っている。 すかさず、明日の大事なデートのことを思い、「明日も、まだ多少傷が 残ってるかもしれないけどな、でもその…」と縋るところがへたれです。 それを遮るようにデイヴィッド、「私がなんとなする」 と、腕の傷口に唇を寄せる。なんと、乙女の夢(男の夢か?)。 さっきまで想像して扱いていた男にそんなことをされちゃあかなわん。 がんばって舌を使う甲斐甲斐しいデイヴィッドだが、 カールは素直に勃起。「デイヴ、やめろ」 そして極めつけはこの最後のシーン。 傷から顔を上げ、眉を寄せて尋ねるデイヴィッド。「いやか?」 デイヴィッドの声の自信なげなところが愛しく感じるカール。 これまでの彼の恋人たちは皆、彼を喜ばせるためにいつだって自信満々 だった。時には空振りの時ですら、だ。 このヴァンパイアは、ようするに、その正反対だ。カールは微笑む。 「デイヴ、あんたが続けようものなら、俺はイッちまうんだよ。 思うに俺たち、もっと安全で、プライベートな場所へ移った方がいいんじゃ ないか」 もう何千年も、赤くなる能力を失っていたはずなのに、でも間違い だった、まごつくデイヴィッド……お前は、もう罪だ。確信犯だ。 彼はハリーの元へ行かなければならないので、乗せて行ってくれと提案 する。 ああーーーー! 疲れた。ほとんど、ハムシーンは訳したといっていいですね。 このデイヴィッドは罪ですよ〜。なんとなく精神的に受オーラ全開なのに 行動としてはむしろ攻っぽいとこもかっこかわいいですね。 おもいっくそカールに翻弄されてるとこがたまりませんよー。 早くエッチシーンが読みたいなあ〜。どんなシーンになるんだろう。 デイヴの過去を知ってるのはハリーだけということだから、昔の男のことを カールに話すんでしょうか。狩との関係はもちろんだけど、その 男のことが気になって仕方ないよー。 しかし、この話思い切りショーンを無視してますね。ショーンは、 今どっか旅行だか出張だか行ってるんですよ(笑)。
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