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2003年03月11日(火) フェネコール様続編。

作者から返事も貰い、海賊王子をUPする前に。

いやあ〜やっぱり、フェネコール様のシリーズ(違)は、
人の心を打ち震わす何かに満ち溢れていますね。
とうとうpriceの7,8を読みました。噂によると今回は
フェネコール様の活躍はおろか、台詞すらも拝めないとの
ことで、ファンとしてはとても不安だったのですが、
不安は的中しつつも、やはりこの作者に手抜かりは
ありません。要所要所に散りばめられたフェネコールファン
への思い遣り。そのうえで、これほどまでに罪深い展開を用意して
きたにもかかわらず、今回は真面目なノリで一貫する作者の
潔さにも乾杯。

今回は、フェネコール様の勘違いと大変な妄想に
巻き込まれた憐れな三人、ファラミア、ボロミア、ハルディア、
別名スリー"ir(アー)"の、「さあて帰るか」シーンに終始して
いますので、出来るだけで手短にレヴューしたいと思います。

まず前回のおさらいとして、最後はハルディアが裸一貫で
飛び掛ったところで終わったのですが、案の定、フェネコール様
は肩を刺されてボロミアに向けていた剣を手放し、
はずみで倒れ、しこたま頭をぶつけて昏倒します。
この時点でフェネコール様ファンクラブ会員20万人を
敵に回してしまったハルディア。しかしこのエルフにぬかりは
ない。即行、いそいそと服を着始める。
(このficの既読者は、私が冒頭のデネソールのくだりを
完全にすっ飛ばしていることに注目)

デネコール様はこの後ずっと昏倒して横たわってるのだが、
私としてはもちろんうつ伏せのひどく惨めなスタイル希望。

傷ついたファラミアに駆け寄るボロミア…。腕の中に
抱いてどんなに優しくしようとも、今は穴という穴から
血を流す(そんな描写はない)弟に痛い思いをさせるだけ。
しかも弟は、父への自分の背信を責めており、フェネコール様に
連れ去られたのも、父の許しを得たことだと思っている。
また、この大事な兄と友人をこんな妄想ごっこに巻き込んで
しまったこと、そして、自分の恥ずかしい素質全開のの
姿をふたりの前で披露してしまったこと、簡単に服従して
しまったことへの負い目などで死にたい気分のファラミア様。
「さあ、行こう」というボロミアに対し、
ファラミアは「兄上とは一緒には行けません。私は、
里を離れておの男のお嫁に参ります……」
そんなことを言う弟を慰め、「あの男はお前をさらったのだ!」
と、安心させるボロミア。

ファラミア「父の仕業では……?」
ボロミア「もちろん違う!」
ファラミア「では、これからどうすれば?」
ボロミア「我々は帰る。そしてお前は休め。だが、今度ばかりは
     決して私はお前の傍を離れん」
ファラミア「屁根公が……」
ボロミア「アレは私に任せておけ」
ファラミア「同盟は……」
ボロミア「不必要だ。これまでそうだったように、
ハラド軍に対しては自分たちでなんとかなる
」

そうだったのですが兄上。なんとかなることだったんですね。

ところで、ファラミアは21歳だそうで。30くらいだと
思ってたんだけど〜。あと、描写の中に、フェネコール様
の太い指とか、汚い爪とかいう説明があり、ファンを
身悶えさせてくれます。

一方でハルディア、そんなやりとり、とりわけファラミアの
酷い姿を見て、ボロミア同様、屁根公に対しマジで物凄い
なんかをしてやりたい気に駆られる
も、そこは我慢我慢。

ハルディアはファラミアに尋ねる。
「我らと共に馬に乗って行けるか? 恐らく楽なことだとは言えない。
辛いだろう」
ファラミアは家に帰りたくないと思う。父は怒るだろうし、それに
あのハラドの大将が……あ! あの大将!
今になり彼は気がつくのである。

ファラミア「大将のことは?」
するとボロミア、許しがたい発言。
ボロミア「あ! あの、生き物のことを忘れていた」
大丈夫です、ハルディアがちゃんと見張っています。
ボロミア「私はあやつを殺してやりたいが、まずは連れ帰って
囚人として扱うべきだろう。そして父に引渡し、できるだけ
最悪な地下牢へぶち込んで、自分が行ったことで苦しみまくらせる。
あやつがお前をめちゃくちゃぶったことや、あやつがお前に……」

と弟の前でもっとひどい言葉攻めに及ぼうとし、兄上は黙る。

かくして彼らはいよいよ都に戻ることになる。ボロミアは、
ハルディアに「私の馬は丈夫だから、屁根公の体重を支えられるだろう。
ハルディアはファラミアを頼む」と友人にハアハアさせることを
提案し、ふたりはファラミアをハルディアの馬に乗せる。
ハルディアはしかしハアハアはせず、ファラミアに優しく接してくれる。


するとボロミアは、床に頭をぶつけてまだ昏倒している縛られた
フェネコール様を引きずってくる。
ボロミアの行動がいちいち面白い。
しかし見事な巨躯と後世にも謳われるフェネコール様を引きずるのは、
ましてや馬に乗せるのは実際はムリではないかと思われる。
私は一度風呂場で倒れた祖母を救出しようとしたことがあるが、
持ち上げるはおろか、引きずるのもムリだった(かといって見捨てた
わけではない)。

ボロミア「ファラミア……」
ハルディア「彼は疲労し、傷つけられ、眠っている」
ファラミアが友人の腕の中で気絶もしくは眠っているのを見て
やるせなくなったボロミア、
あ! やった! 蹴っ飛ばした!
兄上は素早く猛烈なキックを足元のフェネコール様にお見舞いし、
フェネコール様は気絶しつつも不平をぶつぶつと漏らすのだった。
意識がなくても迷台詞を残そうとするフェネコール様に感銘を受けずには
いられません。

そして、尻が痛い痛いと苦しみつつ(尻の痛みにて覚醒)、
ハルディアの腕の中に安息を見出すファラミア21歳。

だが! ここで思いもよらぬ展開が待ち受けていた!

ハルディア「何かが来る!」
ボロミアの馬も恐怖を顕にする。
それはなんと、待ち伏せしていたオークどもだった。
一気にオークの軍勢に取り囲まれるどこまでも被虐っぷり
満開なスリー"ir(アー)"。
ハルディアとボロミアは戦うために馬を降りる。
一方のファラミアは、馬がエルフの乗り手を失って
恐怖を示し、その背から落ちてしまう。
ファラミア様、危機一髪。

しかし、私がこのficでオチの次くらいに笑ったのはこの
場面の描写。
たちまちにオークに取り囲まれるファラミア様。手には
ハルディアに渡されたナイフを握っているが、いかんせん
体力がない。オークの汚い爪に引っかかれ、フェネコール様に
よってぼろぼろにされていた衣服の裾までもチラ〜リはだけ、
セクシーな胸が顕になると、なんとこのオークども、
熱い息をハァハァさせて欲望に
満ちた目でファラミア様を見るのである!


オークどもまで欲望の虜にするファラミア様の魔尻!
こりゃあ、フェネコール様が乱心あそばされた
のも仕方ないですね。
おい! 作者! 一度頭の中洗ってこい!

ファラミア(アア〜ッ! ダメ! なんて罪深い媚態…!)
この世に生れ落ちたことすらも後悔しそうなファラミア様だが、
ちゃんとボロミアとハルディアの救援が間に合う。

ボロミア「よかったよかった、オークどもは引き上げた」
一安心する三人だが、安堵も束の間、この章の最後には、
眠れぬ夜を強制する恐るべき衝撃のラストが待っていた…。

ボロミア「あれ? 屁根公は?」
馬の背に、あの男の姿はない。
あ!

三人は驚愕する。なんと、
地面には、オークらが退却した森の方へと
フェネコール様が引きづられていった跡が
残されていた……。


つまりはそういうことである。これが、
危機に見舞われたフェネコール様を
救出すべく集った、ファンクラブ会員20万人から
選ばれた精鋭たちによる作戦だったことは
言うまでもない。
明白すぎる事実である。

ちなみに、欲望に滾る目でファラミア様の乳首を熱視
していたオークに扮していたのは、もちろん私です。


けっこう長いですね。今回はフェネコール様が昏倒していた
ので、素晴らしい迷台詞がきけませんでしたが、ボロミア
の行動は天然ボケ率も高くてよかったのではないでしょうか。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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