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2003年03月12日(水) 海賊王子1 と二次大戦ものRPSフィク

ついに海賊王子をアップすることになりました。
作者の了解を得て、さっそくアップです。私の拙い
日本語と、理解力不足による誤訳にはせいぜい目を
瞑ってあげてください。さっき最後の方の台詞に
誤訳があったんですよ。危ない危ない。
海賊王子



お読みいただければわかるとおり、これは
ハーレクイーンな世界ではありますが、後半になると
幾分男らしくなってきますので、チャプター1で判断
されることなきよう。とくに、デイヴに関しては
二章あたりから出てきます。はあはあ。

ところで、多少のRotK情報が出てきましたが、
これはどうやら、あんまり信憑性が高くないようです。
内容もいかにも好き勝手並べたような。だってそんな
重要なシーン、トレイラーで見せるわけないだろう、
というラストのネタバレばかりです。

kiss of fire

そして今夜のハムRPSはこちら。前から言っていたWW�兇�
舞台としたもの。思うんですが、Of Elves and Menって面白い
ものが多くないですか? いや、どーでもいいのもあるんですけど。
そして私は、どうやら普通の恋愛ベースのものより、これや
海賊王子のような、RPSの中でもAUものが好きみたいです。
誰か、幕末の日本とかでやってみてくださいよ(笑)。

これはNC17というわりにHがなくて、このいやらしくてかっこいい
デイヴを最後はハメてくれるのかと思いきや、それがなくて
残念だったんですが、充分面白いフィクでした。
その前に、カプは針ハム。イシルドゥア/ファラミアという
あってはならないようなもの。でも、マートン攻で光明を見出した
者としては、オーリィとホビッツ、ヴィゴ以外のデイヴもの
ならなんでもいい。ショーンも勘弁。結局、むしろどうでも
いい役者絡みに萌えるわけだな。

kiss of fireというタイトルは何を示すのか。実は、
煙草の擦り付けのこと。まずはじまりは、ハリー・シンクレア
(彼の名前、かっこいいよね。バビロン5の最初の艦長の名前
なんだったっけ…)がナチス軍占領下のパリにて、
レジスタンスの一員として逮捕され、両手両足を縛られて
広い部屋に座らされているところからはじまる。
彼は実際レジスタンスの一員で、仲間を売る気など毛頭ない。
そこへ現れる、マッドでクリーピーなSSの少佐デイヴィッド。
ここではドイツ人ということで、ダニエル・ウェンハイムと
なっている(読み方あってるかは知らん)。
彼に纏わりつく、煙草の匂い。窓を背に、右手に煙草を挟み、
左手でその肘を押さえる仕草。

このデイヴがたまらなくかっこいい……SSの制服を着た
金髪眼鏡のデイヴ、悶絶もの。部屋にはたったふたりだけ。
映画のファラミアのように、巧妙な尋問をとるデイヴ。
首筋にキスをし、嘗め、しゃぶり、ハリーが敏感になった
ところで、煙草を押し付けるのである。おお、鬼畜。

そしてたとえば、光の都パリ(? もっと的確な常套句がある
のかも)という理由ななぜか、とハリーにきくが、ハリーは
ガス灯が多いからとかそういったことを答え、ウェンハイム
少佐を失望させる。少佐は夢見るように、パリの人々は
恋の光を目に宿しているからだ、などといい、ハリーに
「イカれてやがる」と吐き捨てられる。
他にも、一人少佐に侮辱され続ける部下がいて、これが
醜男という記述さえなければアンボルンだと思うところだが、
部屋の外のその男を呼び寄せ、部下が椅子ごと転がった
ハリーを起こすと、
ウェンハイム少佐「私はその男を起こせと命じた記憶はないが」
といい、部下がハリーを再び床に転がすと、にっこり笑って
ウェんハイム少佐「彼をちゃんと立たせてくれ」
と命じたりする。くー! かっこいい!

しかもハリーを縛った状態で、少佐はこの部下に豪華の
フランス料理を用意させ、目の前で気前よく年代ものの
ワインをあけて、だから縛られたままだっていう
ハリーにふるまったりするのである。

けれどハリーにも少佐の秘密を知る好機がやってくる。
この男は、昨夜ゲイバーかどっか(ちょっとよくわからなかった)
で知り合った金髪の男に似ている。彼は、軽口を叩いた
ハリーの股間を蹴飛ばした衝撃でこぼれたワインを拭く
ウェンハイム少佐を見つめて思う。昨日会った男と…。
そして少佐が、ハリーの手を丹念にハンカチで拭くのを
見て言う。
「お前は俺が好きなんだな」
 はじめて動揺を見せるウェンハイム。そしてハリーの
ささやかな反撃開始。「お前は昨夜あの場所にいた
だろう。仕事のためなんかじゃなく、今夜のお相手探し
だったんだ! この卑怯な弱虫め!」
動揺のウェンハイムは、ハリーに思い切り平手を
食らわしながらも、「たしかにあの場にいて、そして私は
お前が好きだ」と告白する。

ふたりの間の緊迫感が増す中、外で発砲が起こる。
突然銃を持った男たちが部屋に乱入し、銃を発砲。
最大の危機に見舞われながらじっとしているハリーを
解放し、連れ出したのはレジスタンスのメンバーだった。
「あのクソ野郎はどこだ?」
ハリーが探すが、ウェンハイムは見当たらない。
けれど、玄関へ向かうとドイツ兵は一掃されており、
ドアの前には、余裕で煙草を吹かすウェンハイム少佐が
いるのだった。

逆上し、ハリーは周囲の制止も聞かず飛びかかり、
ありったけの力でぶん殴る! 少佐は背後の壁に
頭を打ちつけ、がたがたとその場で崩れる。
これまでマッドな美形鬼畜系だったキャラが、
弱点をつかれたり反撃にあってやられる時ほど
快感な瞬間はありません。

まだ朦朧として、自分の顎がちゃんと顔にくっついて
るか確かめる少佐。

周囲の仲間はハリーをとめる。デイヴは告白する。
「私はデイヴィッド・ウェナム。最高機密扱いの
レジスタンスのスパイだ」と。そしてハリーを
抑える仲間たちには、「いいんだ。それだけのことを
私はした」という。

やがてヴァンに乗って彼らは退散。まだ怒り覚めやらぬ
ハリー「なぜ俺のような一介のメンバーに対して、
あんたのような大物が正体を暴露してまで助けたんだ」
デイヴは信じてくれなくてもいいといいながら、昨日一目
で君に惚れたんだと告白する。仲間がいるヴァンの中で
そんなこと言っていいのか、とこっちははらはらする。
ハリー「奴らを信頼させるためだったなら、なぜ顔を殴るだけ
にしなかった。煙草の火を押し付ける必要が?」
デイヴは言う。「昨夜あのバーで、君が私を見た時、その目は
まるで炎のキスみたいだった。私の心そのものへの、炎のキス」
デイヴはそう言って煙草をくゆらせているが、その煙草を
ハリーに手渡し、彼はそれを吸う。
その間にデイヴは上着を脱ぎ、ハリーはどきどきする。
そして突然デイヴはハリーの手を握り、その手の中の煙草を
自分の胸に押し付ける。
ハリー「なんて馬鹿な真似を……!」
デイヴは喘いで言う。「私の心そのものへの……」
そして彼は再び何事もなかったようにシャツを掻き寄せ、
新たな煙草を右手の指に持ち、左手でその肘を支えて、
まるであの部屋でハリーがウェンハイム少佐としての彼と
はじめて出会った時のような仕草をとる。
「それで我々のことは?」
デイヴがきくと、ハリーは身を乗り出し、彼の頭を
両手で掴んで情熱的な、ほとんど暴力的な炎のキスをする。
彼らは、仲間がおだてるように歓声を送っていることに、
長いこと、長いこと、気がつかなかった……

という内容でした。なかなか萌えどころ抑えてますよねえ。
外国の方が描くこういう小説は、海賊王子もそうですけど
ほんとに上手ですよね。海賊も占領下のパリも日本人には
書けないですねえ。

今日もまたファラミアもしくはデイヴフィクを探してみます。
そして本気でファラミア&デイヴアーカイヴをつくって
みようかという気になってきた。アーカイヴといっても、
単に私がいただいたものを一箇所にまとめて載せるに
すぎないんですが。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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