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2002年12月30日(月) TTTアラレゴ増加とベレゴンドフィク。

TTT禁断症状がでてきてます。これから2ヶ月以上待つ
なんて詐欺だよー
今日はいよいよ? アラレゴレヴューです。なんか最初から
著しくレヴューの順番を間違えてるきがしますが。サムフロさし
おいてアラレゴか。
そろそろ記憶が曖昧になってきたので早めに記録します。

<具体的なネタバレなし>
アラレゴのなにがおいしいって、前にも書きましたが、
ボロミアの死後、どんどん人間らしく堂々としてゆく馳夫と、
あくまでエルフなレゴラスの対比が濃厚になってくところです。
とくに今回は、レゴラスが人間としてのアラゴルンの苦悩と、
エルフの姫への愛に理解を示すシーンがあります。そして
なんといっても二人が喧嘩腰になるシーンまであります。
エルフと人間の対比という点ではアラゴルンとハルディア
もそうとうのものでした。

-----spoiler alert














<ネタバレ>
TTTはアラレゴといって過言ではありません!
いろんな妄想ができるシーン豊富です。
まずロヒアリムと出会うシーンで岩場に隠れるふたりの図
からしてなんだかおいしい。
「エルフの目で何が見える、レゴラス!」
と原作通りアラゴルンが尋ねるシーンもあります。

ファンゴルンでは、レゴラスが「ここは非常に古い森だ。
木がお互いに話している……こっちになにかがある!」
するとアラゴルンが背後から接近して、「何が見える?」
と思いっきり頼り切った表情。レゴラスは
「白い魔法使いが近づいてくる」といいます。

そしてアラレゴファン泣かせシーンはふたつ。
ひとつは馳夫がヘルム渓谷に移動中の戦闘で
崖から落ちるシーンがあり、レゴラスらが馳夫が死んだ
と思うというシーンから。

まず最初に馳夫がいないと気がつくのがレゴラス。
「アラゴルン!」と戦場で叫びます。そして崖の近くで
アルウェンの白いペンダントを拾うのです!
すると近くにいたオークが血反吐を吐きながら笑い、
「あの男は死んだ。崖から落ちた」と言います。セオデンが
崖から下を覗き、レゴラスは死にかけオークを掴み「嘘
をつくな」と半ギレで脅しをかけます。オークは絶命し、
ギムリとレゴラスはセオデンと並んで崖の下の激流を
見下ろします(なにやらすごい丁寧に書いてるぞ)。

この時ギャムリングが駆けつけて何か言うんですが忘れました。
するとセオデンは、死んだ者は残してゆけ、と言ったと思います。
レゴラスは目を見張ってセオデンを見ます(うつくしー)。
セオデンが彼の肩に手をおき、「来い」と。
この時の複雑なレゴラスの横顔が……まるで身請けしてくれる
はずだった男が行方不明になり、遊郭の主人に諦めろと
言われてるかのようだ。

ふざけたこと抜きにして、映画のセオデンのあくまで大事な
のは民でありローハンであり、異邦人三人は二の次なところが
とてもいいです。そしてこのシーンでは、レゴラスは大事な戦力
だから今後も利用させてもらうよって感じがして好きです。

しかし、もちろんぼろぼろになってアラゴルンは戻ってきます。
ブレゴが彼を背に乗せて。死んだと思ってたギムリが群集を
掻き分けて、「どこだ! 道をあけろ! あいつめ、
殺してやる!」などと言ってるのが微笑ましい。そして、
涙垂れそうな具合のギムリをいい加減な扱いで押しのけて
王はどこだ、という馳夫のドワーフ虐めはTTTにてパワーアップ。

そしてアラレゴベストシーンはここ。手の傷かなにかを気にして
俯きながら王の間へ急ぐアラゴルン。眼の前に立ちはだかる人物
にぱっと顔を上げると、それはじっと自分を見つめるレゴラス。
これ以上ない喜びをエルフらしくスマートに押し留め、
信じてたぞ、という余裕の絶品の笑顔を浮かべて一言。
「遅いじゃないか」。
そして極めつけは、崖から落っこちて臭いまま長いこと
馬の背にいた疲労困憊のアラゴルンに、
「まったくひどい恰好だな」
これには馳夫も負けたとばかりに笑います。

肝心なシーンは次。レゴラスはそっと、アルウェンの
ペンダントを手渡します……。はっとしてレゴラスを
見るアラゴルン。友情と理解を表わすレゴラスの笑顔。
アラレゴ的にはここで100も言いたいことがあるが今は割愛。
というより皆考えてること同じだから同人誌にするなら
早いもの勝ちか(笑)!?
ここでやっと具体的な形で「レゴラスがアルウェンと
馳夫とのことを知っていた」というアラレゴの夢が事実化します。
やっぱこれがなくっちゃー。裂け谷出発シーンでアルウェンと
レゴラスのシーンがとうとうSEE版でもカットされてしまい
ましたが、「彼をよろしくお願いします」「必ず守ってみせます」
なんて台詞があったんだとしたらどーしよー。

アラゴルンは、エルフ語で何か言いますが、字幕は出ません。
感謝の言葉でしょうが、もしかすると「余計なことを」とか
「お前からか…?」とか「なんだっけこれ」かもしれない。

そしてこの姿をエオウィンが見ています。彼女の思ったことも
「いやだ…男同士で見詰め合って萌だわ…」とか
「え!? 馳夫さんたら、女の人がいるんじゃなかったの!?
ゲイだってことを隠してたのね…くやしいっ」かもしれない。


このシーンでレゴラスからペンダント受け取りますが、
なんか男同士だって考えると珍しいシーンですよね。そんで
馳夫がエモーショナルなシーンを演出するためにそっと、
引き摺るようにレゴラスの手から受け取るんですが、これが
間違ってレゴラスの手を名残惜しげに握りそうに見えるんですよ。
普通こういうシーンはそういうのがつきものでしょう。たぶん
PJから「ノー! ヴィゴ! 君が愛していてそれをくれた
相手はレゴラスじゃないから、もっとあっさりね」
とか言われたに1万円賭ける。

それからアラレゴとしておいしいもう一箇所は、
とても心揺さぶられて私は思わず涙した角笛城の合戦間際シーン。
兵士たちが農民やstable boy(厩舎係りの少年)に武具を配給
しており、その武器のお粗末さや平民の怯えをみて落胆している
アラゴルンやレゴラス。アラゴルンは「彼らは兵士じゃない」
というと、レゴラスは思わず言います。「見ろ、彼らの怯え
切った表情」そして確か彼らを見ていられない、みたいな
ことを言ったと思うのですが、すると場がしゅんとなり、注目
が彼に移ります。
レゴラスは馳夫にだけわかるように、エルフ語でいいます。
「300の平民が、1万の兵士を相手にするんだぞ」
エルフ語で返す馳夫。
「だが彼らも、エドラスに残ったよりは希望があるだろう」
レゴラス「彼らはみんなここで死ぬぞ」
するとアラゴルンは人間の言葉で思わず怒鳴ります。

「ならば私は彼らのひとりとしてここで死ぬぞ!」

死を口にした友への驚きと失望、そして思ってもみない
怒りに目を見開くレゴラス。この台詞に、アラゴルンが
もう人間のひとりなのだという自覚が顕著に現われています。
深読みは同人誌にまわすとしても、「お前はエルフだから
帰りたければ帰れ」の気持ちもあったかもしれません。
そしてどこかで、「お前はなにも私と無駄死にする必要は
ない」という労わり(愛だろ)の気持ちもあったのかも。

この衝突はこの後、馳夫が鎖帷子を着てベルトを締め、
剣を取ろうとした時に引き継がれます。
剣を手探るがない、さっと差し出した相手は、レゴラス。
謝罪するレゴラス。この時の台詞は聞きとりにくかった
こともあってすっかり頭から抜け落ちました。
とにかく馳夫の表情が絶妙だったことは覚えてます。
「謝ることなどなにもない」と言ってたと思います。












他にもおいしいシーンはありますが、全部書かずに
とっておく方がいいので書かずにおきます。
とにかく戦闘シーンで異邦人三人はかっこよかったですよ。
むしろアラゴルンとギムリのでこぼこコンビがよかったです。
セオデンにとってはあの三人で文字通り百人力です。

明日はその他のレゴギムなどと、エルフの参戦のこと。
できればセオデンのこと。

昨日、このファンフィクションを読みました。
こちら
なんと、ベレゴンドの話なんです。とはいっても、霊廟での彼の
戦いと、その後の王の大岡裁きのシーンだけでオリジナリティには
欠けてましたが、作者がずっとベレゴンドは忠義に厚くノーブルだと
思っていた、などと書いていて、やっぱりベレゴンドのファンも世の中には
いるのね、と咽んでいたところです。
ベレゴンドが主人公で、ほとんど他は出てこない話なんて世界に一本だけでは(笑)。

ファラミア愛も激しかったです! 同僚と対峙しても、一番のロイヤリティは
ファラミアにあるのだ、と決意したり、ファラミアを救うためとはいえ、
デネソールにまで剣を向けられるか? とか、
最後には、「ファラミアは生きている。そして今後またファラミアを守る
ことができる」とかいう描写がありました。

霊廟で同僚のふたりを殺した、というシーンが、実は彼らとは
馴染みがあり、最初の一人は友人、そして二人目の老練な兵士は祖父だった、
その祖父が「裏切り者」と叫ぶあたりは、とってもおいしかったです。
あと、ガンダルフが出てきて「もう自分の役目は終わった」と頭を抱えて
崩れるところなんかがリアルで(インキャラで)いいなあと思いました。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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