◆ にゃんコラム ◆
My Liv

2004年05月17日(月) ��152…癒しの君



ペットは偉大なるセラピストであるという。猫や犬を飼うことによって、どれほど人の心が癒されるか、彼らと共存することがどれほど大切なことか――これは実感である。猫や犬の体に触れたり撫でたりするだけで、血圧が安定し心身の疲労が回復するということは、すでに科学的に実証済みである。

最近は、アニマルセラピーも注目され、老人ホームで孤独に過ごすお年寄りや、心の病に苦しむ人たちに猫や犬と触れ合う場をつくり、なかなかの効果をあげているそうである。
痴呆の老人に猫の世話をさせたところ、目覚しく回復に向ったという報告もあるし、心の傷のために歩くことができなくなっていた少年が、猫を抱くようになってしばらくしてから歩けるようになったという話もある。

動物は人間に貢献しているのである。両極端の習性をもちながら、人の側で暮らすことを運命づけられたような猫と犬には、特に存在の意味を感じる。人に何かを学ばせる為に遣わされた使者かもしれないと思ったりする。もしも、この世に人間しか存在せず、他の動物が一切いないとしたら……。そんな世界はあまりにも味気なく、また恐ろしくもある(^_^メ)
猫のやわらかい体を撫でる、抱きしめる。きれいな目を見つめる。忠実な犬のひたむきな気持ちを、真摯に受け止める。そうすればいつもやさしい気持ちになる。信頼関係は、人がその気になれば、本気で愛してその動物と付き合えば、必ず築かれて行く。裏切るのはいつも人間の方だ。

動物はきれいな目をしているといつも思う。純粋でけがれのない眼差しをしている。トシとともにくたびれて、人間関係やストレスで曇り濁っていく人間とは違う。いつも本音で生きている彼らは、そういう意味では、いくらトシをとっても純粋だ。人間ももっと単純に、もっとシンプルに生きていければいいのだけど……。きょうも疲れを癒してくれるのは、愛しの我が君である。


 < Back  INDEX  Next >


ライム [HOME] [メビウスの猫]

My追加