思い出に変わるまで
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三時に実家に着いた。 既に両親と叔母は長男の家に行ってた。 弟の嫁が実家で留守を守ってたので昨日からの話を色々してた。 相当モメてるそうだ。 父は三人兄弟の次男。 喪主は長男 あと、末に長女。 昨日の夜に既に兄弟が揃い、病院から一旦帰って来た祖母を迎え、葬儀の段取りを話し合ったそうだ。 事前に聞いた話とこれからの段取りがあまりにも常識とかけ離れ、礼儀を欠けてたので大いにモメたみたい。
数週間前、祖母を見舞い、その足で長男の家に行った際には一ヶ月生きられないと知った上で葬式の事を話し合ってた。 私もその席にいた。
年も年だし豪勢な葬儀もせず、祖母が残したお金で通夜・葬儀が出来るので身内葬にしたい。 香典はナシ、孫は7人で花代を割って出して欲しい。
そんな感じだった。 その場では父も一応了承したが、三重に住む妹にも相談した上で取り決めよう。
当日ふたを開けてみたらこうだった。 式場は町のコミュニティセンター。 長男は病院から直接火葬場に祖母の亡骸を持って行き、骨になった状態で通夜・葬儀をしようとしてた。 これには長男の嫁が祖母を家に入れたくない、と言う意思の表れ。 たまたま日柄のせいで火葬場で焼けなくて、家に入れる事になったのだが、先に焼こうとしてた事に父と妹は誰も祖母の顔を見れずに葬儀をするのか!!と怒りまくり!! そしてお経を読みに来た坊さんは四人。
どこが質素なんですか??
亡くなった知らせも祖母のイトコには連絡をしなくてよいと言う長男。 これにも父と叔母は猛攻撃。 来る、来ないに関わらずゆかりのある人には全員教えなくてはいけない。 それでも一部の人には長男は首を縦にふらなかった。
香典はもらわない。 これは身内にだけだと思ってた。 そしたら一般の参列者もでした。 これには「花代」「お供え代」でも一切拒否。 頑なに拒否する姿には縁の濃い人や一部の親戚には縁を切るとまで言い立腹された方もみえたそうです。 祖母に対して、せめてものお線香代です なぜそこまで拒否するのでしょう? 後に聞いたのですが、香典返しなどの処理が面倒くさいと言い放ったらしいです。
こんな葬儀ってありますか? 故人を偲ぶ気持ちなんてこれっぽっちも感じない。 あまりにも非常識だ、祖母が可哀そう。
そんな情報を事前に聞いたうえで参列した通夜は白々しく感じた。 もちろん、本気で祖母を偲ぶ人はいただろう。 長男も実母を亡くしたんだもん。 多少は気持ちがあるのでは??と信じたかった。 だけど、長男の嫁のすがすがしそうな顔を私は忘れる事が出来ない。
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