diary/column “mayuge の視点”
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ムースランの旅・PART��

「ウィスラー〜カムループス〜ヴェルモント」

               ◇

第三日、カムループスへ

 今日も朝からハイキング。



 せせらぎの音を耳にしながら、ひんやり気持ちいい空気が漂う森の中を1.5キロほど歩くとNairn Fallsの展望台に出る。氷河が削った岩盤の間を轟音とともに落下するダイナミックな滝だ。



 ここで朝のミーティング、新しいメンバーが紹介される。ウィスラーでシンガポール三人衆がジャンプオフ(バスを降りてその街にとどまる)した代わりに乗り込んできたのは、四人のオージーの若者。こうして気ままに乗り降りできるのが、ムース・ランの特徴だ。

 続いて氷河湖までのハイキングを挟み、ルート99を北進。なんとこの道では、ブラックベアーがバスの前を横切るというハプニングも。「Oh, No!」。うたた寝をしていて見逃してしまったメンバーからは悔しそうな声が聞かれる。

 カムループスのホステルは、かつては裁判所の建物だったというだけあってその面構えは重厚そのもの。法廷として使われていた部屋が、現在は食堂になっているのが面白い。


威風堂々、カムループスのホステル

 当番のメンバーたちが作ってくれたスパゲティを平らげた後は、一風変わったアクティビティー、屋内ロッククライミングに挑戦。話題のスパイダーマンになったつもりで、壁に取り付けられた突起に手足を掛けて登っていく。でも体が重いぞ?ちょっと食いすぎたか…。


よじ登るmayuge

               ◇

第四日、ヴェルモントへ

 クリアウォーターのビジターインフォにて。

 こちらの事務所横には、BC州野生動物の代表格ともいえるムースの大きな銅像が建っている。ドライバーのコリーによると、このムース像の背中に17名の人が乗ったという珍記録があるらしい。それを聞いたメンバー、もちろん黙ってはいられない。まずはお調子者のマイケルがよじ登ると、好奇心旺盛のメンバーたちは我も我もとそれに続く。しかし我々の場合どうやっても8人が精一杯。これにどうやって17人も乗っかったんだろう? 謎だ…。



 再びバスに乗りルート5を北へ。この辺りは山間の一本道だ。すると突然コリーが用心深く車を停めるではないか。

「ナニナニ?」

 また熊である。道に平行して走る線路の上をブラックベアーがのそのそと歩いていたのだ。通り過ぎていく他の車に注意しながら、一同バスを降りて熊を見学。貨物車が落としていった穀物などを求めて野生動物が線路に現れるのは、どうやらよくあることらしい。実はこれで、三日連続野生の熊を目にしたことになる。ハイウェイのすぐ横だというのに、やっぱりいるんだ…。


線路上をさまよう熊

 午後一時過ぎにはヴェルモントの山小屋風ホステルに到着。この街ではホースバックライディングが楽しめるのだが、節約を考えて宿に居残る者もいる。かくいう自分もその一人。コリーは「Relax & Enjoy the scenery!」と言い残し出かけていったが、つまりそれって他に何もないってこと?

 それでも元気なオージーガールズチームは、バスに積まれている「コリーのおもちゃ箱」の中からバレーボールをちゃっかりゲット、ホステル前にあるネットを使って"即席アクティビティー"を始めた。明るい性格のアニーに誘われて自分もバレーボールに参加。みんな体を動かすことが好きなんだな。それにしても俺ってバレーボール下手だなぁ…。

2002年05月13日(月)

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