diary/column “mayuge の視点
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バイト採用決定&銀行口座開設

 今日、バイトの面接に行ってきた。

 現地の日本人向けに月二回発行されているタブロイド版の情報紙がフリーランスライターを募集していたので、さっそく応募したのだ。日曜夜にメールで履歴を送ったらすぐ返事がきて、今日面接。久し振りに襟付きのシャツにジャケットなんぞを着込んでYale Townの編集部事務所に出向き、担当者の方々と三十分ほどお話。あれよあれよという間に決まった。

 ギャラは「お小遣い程度」(担当者談)だが、お金をいただいて記事を書くというのは、やはりやりがいがある。いよいよマユゲもプロなわけである。さっそくバリバリ企画を考えよう(そしてまた引続き、安定した給料の仕事を探そう……)。

 午後は学校の申し込みへ。

 授業時間の組み方などをHiromiさんと綿密に相談し、学校側に連絡を入れてもらう。一日二時間でまずは二ヶ月($800)。こういったエージェントを通すと授業料はディスカウントの適用を受けられる(ちなみにここでは5%引き)ので、$760。入学金が$80なので、締めて$840也。LRS(学校の名前)は他と比べてあまり高くなく、しかも一日二時間のパートタイムコースとはいえ、やはり出費としては大きい。これは無駄にはできない。もう一度勉強できる機会を得たのだ。今までなれなかった「いい学生」になるよう努力しよう。

 授業料の支払いは現金か小切手。カナダでは、この「小切手による支払い」が何気に一般的らしい。小切手には「誰に支払ったか」「いつ支払ったか」「何のための支払いか」などが記入されるので、何かトラブルがあった場合、銀行に記録が残っていて証拠となるとのこと。この先、アパート住まいになれば家賃を小切手で支払うことになるのだし、この際、カナダの銀行で口座を開こう。

 そこでさっそくHiromiさんの紹介でCanada Trust(何故か通称TD Bank)へ。この銀行には日本語受付窓口があるので、小切手用の口座(Chequing Account)を初めて開く人もしっかり説明を受けられるそうだ。そう言えばこの銀行、ケータイを買った店のグラハム(二十九歳)も推薦していたっけ。あのときはまだ口座がなかったから、ケータイ料金の支払い方法を「毎月請求書をもらってRogers Videoの店頭などで払う」ということにしておいたけど、この場合毎回手数料$1がかかる。来月から口座引き落としにしよう。

 日本語窓口があるTD BankはGeorgia St.とHowe St.の角で、ちょうどPacific Centreのドーム型エントランスの向かい側のビル。一階に通常の窓口やATMがあり、件の窓口はエレベーターで上がった二階。口座開設の手続きは、目を見張るくらいきれいな日本人のお姉さん二人が対応してくれた。手続きにはパスポートの他にもうひとつ、IDが必要。マユゲは国際運転免許証を見せた。目下口座開設業務トレーニング中というYukikoさんの初々しい説明を受けながら、口座のプランをチョイス。

 結局、月のうち一日も欠かすことなく$2,000が口座に入っていれば、
 ・口座維持手数料($9.95/M)が無料
 ・ATMによる引出(こちらは24h)等の取引は月25回まで手数料なし
 ・小切手帳の発行も無料
 ・残高証明書発行無料(年一回)
というタイプに決定。その場で通帳とカードをもらい、暗証番号を登録。ついでにWeb Bankingの利用登録も済ます。

 一連の作業で約三十分。時計を見ながら「前回のお客様のときは一時間近くかかってしまいました」と照れて笑うYukikoさんは、シャープな顔立ち、オトナ系メークで女優のようにきれい。よく、「美人は三日で飽きる」なんて言う人がいるけど、こういう美人なら三日じゃ飽きないと思うなぁー、俺。

 しかーし。彼女の左手薬指には、しっかりとダイヤモンドリングがきらめいていた……。

 ガークッ……。

2002年01月23日(水)

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