DOTFAMILYの平和な日々
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2010年07月22日(木) デジタル・カメラ: DOTFATHER編

テクノロジー音痴のダンナが、退職してからデジタル・カメラを買った。4月の事である。

「君の卒業式の写真を撮ってあげよう!今の内に買っておけば、卒業式までには使えるようになるだろう。」

ダンナは退職祝いに友人から電気屋さんの商品券100ドル分を頂いたので、それを使って買おうというわけである。もちろん、最近随分安くなったとは言え、デジタル・カメラが100ドルで買えるとは思わない。たとえカメラが100ドルでも、予備のバッテリーやメモリー・カードも必要だ。早速ダンナはインターネットでデジタル・カメラを調べ始めた。

愚夫「ねぇねぇ、デジタル・カメラって高いんだね。500ドルから800ドルくらいするよ。」
愚妻「それは普通の人が使うカメラではないでしょう。色々な機能が付いた高性能のカメラ。」
愚夫「でも、色々な機能が付いてた方が便利じゃない?」
愚妻「例えばどんな?」
愚夫「いや、それはわからないけど。」
愚妻「それじゃ、500ドルのカメラってどういう機能があるの?」
愚夫「色々書いてあったけど、意味わからなかった。」
愚妻「意味がわからない機能があったってどうせ使いこなせないから、もっと普通の人用のにしなさい。」

という訳で、ダンナは260ドルの普通のカメラを買うことにし、早速電気屋さんに買いに行った。そして・・・一人で買物に行くといつもそうであるように、電話がかかってきた。

愚夫「アクセサリーもいるよね?」
愚妻「どんな?」
愚夫「予備のバッテリーとか・・・」
愚妻「あ、それはあった方が良い。」
愚夫「メモリー・カードとか・・・」
愚妻「そのカメラ、何枚くらい写真入るの?」
・・・(店員さんに聞いている。)
愚夫「500枚くらいだって。それ以上だとメモリー・カード使わないとダメだって。」
愚妻「カメラに写真500枚も入れたら、整理するのに大変じゃない。それ以上はいらないよ。」
愚夫「でも、旅行とかに行くとメモリー・カード必要になるんじゃない?」

誰がどこに旅行に行くんだ?そもそも、旅行に行くときに便利だからとノートブックPCを買ったヤツは誰だ?旅行先で毎日カメラからPCまたはCD/フラッシュ・ドライブに写真を移せば良いではないか!そもそも、そんなにたくさん写真撮るか?

ダンナはこれまでカメラを持っていなかった。より正確に言うと、我が家にはカメラもビデオ・カメラもずっと前からあったのだが、彼がそれを手に取ることはなかった。ダンナにカメラを持たせておくと、写真が一枚も無いという結果になるからである。ダンナは「俺が写真を撮ってやろうってんだから、みんなそこに並べ!」という感じでしか写真を撮らない。従って、旅行に行くとスナップ写真なんか一枚も写さない。どこかに行く度に、私がカメラとビデオ・カメラを両方抱えて回るのである。私は写真を写すのが下手なのだが・・・やっぱ欲しいじゃない、子供の写真。

日本からダンナの親戚がやってきて、1週間ほど滞在した時、私が仕事で忙しかったためにダンナは一人で出かけたのだが、その時はデジタル・カメラを持って行った。ラスベガスへも遊びに行ったのだが、写した写真は1週間で合計3枚であった・・・そういうヤツに予備のメモリー・カードが必要かい?

愚妻「いらないと思うよ、メモリー・カード」
愚夫「・・・いる。カメラ・ケースもいるよね?」
愚妻「ケースに入れておくと使う時にさっと取り出せなくて不便じゃない?」
愚夫「・・・いる。後ね、後ね・・・」

勝手にしろ!

という訳で260ドルのカメラを買うのに500ドルも使ってきたダンナであった。

そして月日は流れ・・・

6月に入って私の卒業式が間近に迫ってから、おもむろにカメラを取り出し、説明書を読みながらバッテリーのチャージを始めた。他にも何かごそごそとやっている様子であった。そして・・・

愚夫「ねぇねぇ、試し取りしてみたんだけど、これってカメラの画面で見れるはずだよね?」
愚妻「見れる。」
愚夫「このカメラ、見れないんだけど、壊れてるのかな?調べて見てくれない?」
愚妻「説明書、読んだ?」
愚夫「・・・うん。」

っつうか、説明書読む必要があるか、その程度のこと。あちこのボタンを押しまくれば良いだけの事じゃないか!

もちろん、全然全く壊れていなかった。ボタン1つ押しただけで、ダンナが試し取りをした写真を見ることができた。ついでに、ダンナが写した私の写真も削除しておいた・・・あんな写真写すんじゃない!

さて、私の卒業式の写真は・・・出かける前に家の前で写してもらった一枚だけであった。


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