堀井On-Line



7973,閑話小題 〜 大相撲が面白い!(3)

2023年01月18日(水)

    * 何を今さら大相撲か
 ある意味で、相撲が壊れている事態なればこそ面白い。モンゴル出身者に
牛耳られて暫く経過するが、それが違う段階に入ったような… そして、やっと
彼らの影響から脱しつつある現在、次の有望力士は、やはりモンゴル出身者。
アジア大陸の草原で、羊の遊牧で馬に乗り、羊の肉をとってスクスクと育った
モンゴル人とは骨格からして違う。おまけに、相撲の原型はモンゴルにあると
したら、米食、魚肉食の日本とはチッと違う。その対策は、員数制限しかにが、
逆上せあがっていた当時は気づく筈はない。アマチュア相撲の全国大会で、
数ヶ月のレスラー出身者に何とまあ、負け続けて、相撲道もヘッタクレもない。
とは、いえモンゴルに門戸を開いたのは正解…?
 ー
    * 中国のゼロコロナ政策を今さら
 春節の数ヶ月前になって、これは、大変な事態である。世界は、中国により…
あと10年は、コロナ禍は続くことになる。とすると、三次世界大戦が深みに
入ることになる。全ての国家と、企業が根本から政策の変更に入りざるを得なく
なる。 とすると、独裁者が考えることは、当分は己が天下と! その結果、
隣国に対し侵攻に入る。台湾海峡と、沖縄が危ないのは周知の事実。絶好の
チャンスは武器業者と、医薬会社。どうなるかは100年前をなぞるだけ。
狂った猿の本質が、もたれ上がる。まさか、三次世界大戦の導入期を目の当たり
にするとは! 日本は、瞬間に、原子炉を再開を決定し、軍事予算を1・5倍に。
これからして、開戦はあるとみなくては! 20,30年と前倒しで秘・異境ツアー
に行っていたのが正解だったことになる。スイスの観光地の駅で、暗い表情の
アラブの避難民の集団をみたが、もしかして、自分たちにも、可能性がある
と思ったが、何か危なくなってきた。

 ・・・・・・
7631,閑話小題 〜『読書』は『行動』…
2022年01月18
   * 『読書』は『行動』…
 哲学、宗教書など、社会科学が並ぶコーナーを何時ものように、何かしら
面白そうなのを探しているうちに、<『読書』は『行動』なり…>の言葉があり、
後で借りようと想っている内に、何処にあったか、忘れてしまった。その周辺を
何度も探してみたが見つからない。 家に戻って、ネット上で検索したが、出て
こない。じゃあ、どんな論旨か記憶に頼ってもサッパリ戻ってこない。そこで、
それらしき本を数冊借りてきて探したが、ない。近々に現われるだろうが…
 都会に出て吃驚したのが、一般教養書を読んでなかったこと。夏目漱石、
森鴎外、川端康成を購入して読みだすと、何とまあ、その面白いコト。
要するに、人生の基礎工事をしてなかったことになる。
 
 25室のオープン・ハウスのような寮にいたため、誰かがドアを叩き、遊びに
くるが、孤独業が勉強。その読書には向いてない環境。とはいえ逆に、仲間の
知識は、面白い様に入手可能。月一は酒を持ち込むコンパ。大きな庭での円座の
大騒ぎの酒宴。…年数回の近郊のバスツアー。女子大生との共同でコンサーへの
参加。えらく出世をした先輩からの招待のスナック遊び。鳩山邸などの促しの
パーティでの壁フラワーなど挙げればキリがない。人生の合間の猶予期間になる。
学校は小金持ち中心のクリスチャン大学。帰ると、そこに苦学生も存在する玉石
混合の…それは恐ろしい世界でもある。日常も、非日常も小説のような物語が
展開されていた。学生時代は、当り…である。だから、読書が行動とは、良く
いったモノと理解が出来る。
 
* 以下は、56年前の日記である。懐かしいというより、自らを凝視するに良い。
 読むだけでなく、書くことも、行動になる。合せ鏡を幾重も重ねた己の姿。

 ――――
< 2002/10/27
 ある時間の断片ー7 
          1968年   9月21日
9時起床。11時に図書館に行く。
13時にコモンルームでゼミのフルメンバー16名が集合する。
そして八王子のセミナーハウスへ。
近年できたセミナー専用のコテージ付のセミナーハウスだ。

思っていたより敷地が広く建物が近代的なのに驚く。
メインの建物が逆三角形で、異様な感じだ。
宿泊は二人で一部屋のツウィンだ。
それぞれのコテージが違うデザインで何か異界に入ったようだ。
空には飛行機が飛び交いまるで欧州にいるようだ。

夜から早速議論をはじめる。
課題は「遊び」。
「見返りのない、何の目的のない遊びこそが遊びだ」
「創造の為に、その背景としてそれは必要でないか」
私の言ったのは「4つの1つとしての位置付けの遊び
ー「愛、創造、知性、そして遊び」であった。
何かポイントが外れているようだった。

終了後、レストランで石川とゼミの一年後輩の大島君と飲んでいると、
武澤先生がこられる。
その後夜半の12時半に寝る。
 ――
ー感想ー
日記を書き写していて、当時の日々がありありと思い出されてきた。
背景にベトナム戦争、大学紛争、そして高度成長期の真っ最中
でもあった。歌ももう二度とこういう時期は来ないというほど名曲が
生まれていた。

その背景を持って誰もが緊張と希望に揺れていた。
夏休みは卒論の流通革命論を書く為に一ヶ月、大阪のメリヤス問屋
に行ってきた。その後新潟県の六日町の「雲頓庵」という
禅寺に一ヶ月にも行っていた。そして自宅に帰った後の日記である。

学生時代の十数年間の総括の時期であり、
また新しい世界への旅たちの直前であった。
この卒業の直前一年は人生で一番良かったときかも知れない。
いろいろの人との邂逅と喧嘩と別れの時期でも合った。

寝ずに人生について話し合ったのが記録として日記に残っていた。
そういう意味で大学時代に恵まれていた、当時はその事に気が
付いてなかった。寮にゼミに教授クラブに友人に恵まれていた。
赤面する場面は当然カットして写している。

大学で学んだ事は、本を読む事、他人の話を聞きとること、議論を
する事、自分の壁を取り去る事、何事も勇敢にチャレンジする事、
戦略的思考をする事など数えればきりがない。
人生で一番良かった時期といえば、やはり大学生活であった。
馬小屋のような汚い寮であったが、いや長屋であった。
ー友人の間でもこの寮が凄いと話題になっていたー

父が5月に来て、翌月から仕送りを2倍にしてくれた、
あまりの凄さに同情したのだ。でも楽しい生活であった。
友人が吹き付けるようによってきて一人になれないのが悩みでもあった。
あの孤独の都会生活で最後には友人が吹き付けるように集まったのは
本当に良い青春の財産だ。 >

▼ 孤老化した使用後の現在と、雲泥の差があるが、当時は当時。
「未来とは、今である」 当時の、日記を読み、毎日、17年分のテーマ日記
の幾つかを再読するにつけ、とにかく、毎日、書きつづけてきて良かったと
実感する。他のノートもあり、こっそりと胸の内を書いてはいるが、やはり、
公開を前提にして書上げる内容が違ってくる。その方が、偽善の内容になって
いくところが絶妙である。公開すると、それが即、見抜かれるため、シリアス
かつ、露悪に成りざるを得ないのである。エゴまるだしの「このバカが!」
と思われてこそ、面白い筋立てになる。

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