|
2003年05月19日(月)
著者/訳者名 :小林薫/著 出版社名 :徳間書店 発行年月 :2001年05月 販売価格 : 1,700円 (税抜) 【本の内容】 ピーター・F.ドラッカーとの40年にも及ぶ交流に基づき、 その思想のエッセンスを読みやすい形で凝縮。
【目次】 第1部 ドラッカーの魅力と先見力 第2部 ドラッカーに親しく聴く 第3部 21世紀を見透すドラッカーの眼 第4部 ドラッカーのキーワード20 第5部 ドラッカーの日本を見る眼・世界を見る眼 第6部 ドラッカー式英語の面白さ 第7部 ドラッカーの人間像
−私の感想文ー ドラッガーといっても、そう難しい難しいことを言っているわけではない。 学生時代にドラッガーの「現代の経営」訳者の野田一男教授の講義を受けて、当時「経営者の条件」「創造する経営者」「断絶の時代」「現代の経営」など数冊、読んだ。 現在も多くの本をドラッガーは書き続けている。 彼の要約書が多くでているので、私なりに纏めたいと思っていたら、 この書にであった。小林薫という名も懐かしい。 この書の印象的なところを書いてみる。
・現在が200~300年に一度の大転換期にあり、100年スパンの 期間にわたっているという。そして現在はその40~50年目あたりという。 ・彼の名言は「強みの上におのれを築け」である。 これは個人にしても、組織にしても、国としてもそういえる。 何ごとも強みがあると同時に弱点もあるが、弱点に対しては目をつぶり 強みを活かすように努めるべきである。 ・イノベーションも彼の大きなテーマである。 変化をチャンスとして捉えて、イノベーションをするのが経営だ。 ・彼は常に価値、解りやすさ、性格ー人格、知識、ビジョン、責任、自己管理、社会的責任、自己実現、尊厳を述べている。 ・知識こそ最大の経営資源であり、中心的資源であるが、彼の変わらざる主張である。このような急激なIT化による情報化になればなるほど、彼の50年をかけて主張してきたことが現代に受け入れられる。 話は変わるが、彼の「経営者の条件」がなかなか面白い。 これは最後にインターネットで調べたー書評と目次ーをコピーしておくが、焦点を成果にあわせよ、自分の時間管理からまず始めよ、貢献について、自己ー自社の強みの発見に努めよ、重要事項から始める癖をつけよ、 と経営者や上に立つもののあり方が書いてある。 この本かどうかは忘れたが、上司たるものダーテーであってはならない、潔癖であるべしというのが彼の変わらぬ主張である。
・・・・・・・・・・・・・ ー「経営者の条件」の書評ー 「エグゼクティブ」とは、何も経営幹部だけのことではない。 ドラッカーは本書のなかで、 「今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに、組織の活動や業績に対し、実質的な貢献を行うべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである」と述べている。 したがって本書で述べられる内容は、おそらくほとんどの知識労働者に当てはまるものと推測される。 本書の主題は、どうすれば成果を上げられるのか、という1点に尽きる。 ドラッカーは、この成果をあげるためにエグゼクティブがなすべきことを、時間の管理、貢献へのコミットメント、人間関係、自分や部下の強みを生かす方法、仕事の優先順位、意思決定などの視点から解説している。 GMのトップだったアルフレッド・P・スローンや、鉄鋼王カーネギー、南北戦争でリンカーンを苦しめたリー将軍らが、いかにして成果をあげたのか、興味深い分析がなされている。事例が古いのは仕方がないが、その洞察には目を見張るものがある。 目次
第1章 成果をあげる能力は修得できる 第2章 汝の時間を知れ 第3章 どのような貢献ができるか 第4章 強みを生かせ 第5章 最も重要なことから始めよ 第6章 意思決定とは何か 第7章 成果をあげる意思決定とは 終章 成果をあげることを修得せよ
もしこの本を読んでない経営者がいたら、すぐ読むことを勧める。 目から鱗のはずだ。
|
|
|