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2003年05月18日(日)
この年は本当に大変な年であった。 その半年前に、新潟県長岡市駅前通りの繁華街の四角で衣料量販店をしている 実家の店に戻っていていた。 本店は当時6億の売り上げを上げていた。 家族内のトラブルで急遽、千葉の千城台で貸しビル経営と(養老乃滝+焼きたてのパン屋) を経営委託にして、帰ってきたところであった。
仕入れに、販売に、新人の教育にと、いま考えてもよくやったと思う。 体が浮いているようでもあった。 新卒を13名入れ、その戦力化に必死であった。 衣料品は博打的要素が多い。季節要因により、在庫の調整をしたり、 流行の筋を早く見つけ一瞬で売り抜けなくてはならない。 岐阜・大阪・広島・岡山の産地を情報を頼りに現金を持って走り抜ける。 それも全く経験のない自分が、買い付けるのだ。 よくやったと思う。必死とは不可能を可能にする。 目を吊り上げ、無我夢中で必死に仕事をしていた。 何ごともコツというものがある。 それは必死さの中から初めて掴む事ができる。 ワンシーズンー3ヶ月導入・最盛・売り切りと一ヶ月単位で博打をしていく。 それが面白い!当たればの話だが。 そのシーズンが当たると後の2シーズンがその勢いで上手くいく。 外れると、回復に2シーズンかかる。 従って間違えても外せないのが面白い!
五年近く従事したが、当時の自分の頭を自分で撫ぜてやりたい気がする。 反面いろいろの経験ができた。 安いビジネスホテルをさがして、規定のホテル代の差額と出張旅費で 居酒屋とか、地元の料理屋に行くのが楽しみであった。 仕入れに、販売にゲームをしている感覚であった。 今のホテルも、その経験から顧客の立場で考え抜く事ができた。
その頃の社会的背景を書いてみる。 ー社会現象ではー ・ロッキード事件で田中角栄前首相逮捕 大型ジェット旅客機の売り込みを図るロッキード社から5億円の賄賂を受け取ったとして、 東京地検、田中角栄前首相が受託収賄罪で7月27日を逮捕。計16人が起訴された。 ・ミグ25亡命事件 9月6日、ソ連の最新鋭戦闘機ミグ25に乗ってペレンコ中尉、アメリカに亡命のため 北海道・函館空港に強行着陸した。中尉は希望通りアメリカへ亡命。 機体は自衛隊百里基地で分解、検査された。 ・総選挙敗北で三木退陣、福田内閣が誕生 ・酒田大火発生 10月29日、山形県酒田市も繁華街で大火が発生、1059棟が全焼。消失面積史上4番目。 ・東京地裁判事補の鬼頭史郎の「ニセ電話事件」が発覚。検事総長の名で三木首相に対して 「ロッキード事件に指揮権を発動してはどうか」と促した。10月23日、最高裁が事情聴取。 ・五つ子誕生 1月、鹿児島市立病院で5つ子が誕生。父親はNHK政治部の三木首相番記者。 5月12日、父親の勤務先である東京に引っ越し。
ー歌ではー 昔の名前で出ています(小林旭) 春一番(キャンディーズ) ビューティフル・サンデー(田中星児)[作詞:田中星児] ああ宮城県(吉川団十郎)[作詞・作曲:吉川団十郎] わかんねえだろうナ(松鶴家千とせ) おゆき(内藤国雄) 東京砂漠(内山田洋とクール・ファイブ) ♪ 空が泣いてる すすけ汚されて 北酒場(五木ひろし) 横須賀ストーリー(山口百恵)[作詞:阿木燿子] 嫁にこないか(新沼謙治)[作詞:阿久悠] 山口さんちのツトム君(川橋哲史)[作詞・作曲:みなみらんぼう] <NHK「みんなの歌」で放映されヒットした> 東村山音頭(平田満) 四季の歌(芹洋子) 青春時代(森田公一とトップギャラン)[作詞:阿久悠、作曲:森田公一] ペッパー警部(ピンクレディー)[作詞:阿久悠] あばよ(研ナオコ)[作詞・作曲:中島みゆき] S・O・S(ピンクレディー)[作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一] 失恋レストラン(清水健太郎)(11月発売) ースポーツではー ・[ボクシング]具志堅用高、ジュニア・フライ級世界選手権を獲得。 ・植村直己が北極圏1万2千キロメートル、単独犬ぞり旅行に成功。
・・・・・・・・ このように時代背景をみながら当時を振り返ると、当時の記憶が生々しく 浮かんでくる。
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