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2003年05月17日(土)
月刊誌の「文芸春秋」の6月号の特集の『日本の不安』のなかで、 評論家の福田和也氏が寄稿しているテーマ「日本は『核武装』しかないのか」 が、なかなか説得力があった。 ー要旨はー アメリカの核の傘は幻でしかない。 盗人猛々しい北朝鮮の核の脅しの一番のターゲットになっている状態の 日本にとって、核武装も視野に入れなくてはならない時期ではないか。 他にもロシア、中国など核に囲まれ、アメリカの核の傘でいいように隷属 国家扱いされている現状を考えると、核武装が今の日本の独立国家としての 第一歩である。 日本への他国の核攻撃に対して、アメリカそのものが核攻撃の危険に晒された時に はたして核攻撃をするだろうか? それはファンタジーでしかない。 核所有国に囲まれたわが国が、最も核攻撃を受ける可能性の強い国だと いう事実を直視して、どうすれば核攻撃を受けないで済むかを徹底的に 議論すべき時にきている。 想起すべきは、第二次世界大戦を終わって55年間、 大国間で平和が保たれたこと、その平和を日本はじめとする西側諸国が 享受できたのも、麗しい平和のお祈りのせいではない。 核の均衡の上である事実を直視しなければならない。 日本も自力でその力のバランスとしての核を持つべきだ。
ーー以上が大筋である。 今の日本が真に独立するためには原爆保持が第一歩である主張に説得力がある。 現実にスターリン型の国家が近くにある事実を受け入れざるを得ない。
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