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2003年04月01日(火)
サブタイトルー死ぬまで忘れられない話 ー この本がタイトルとは違って、斉藤茂太の人柄の為か面白いのだ。 おそらく我々のスピーチの数十倍の機会が多いから、色いろの逸話を集めたのだろう。 考えてみれば、夫婦の何ともいえない機微を取り上げるのは結婚式が一番多い。 夫婦の関係ほど微妙で複雑で赤裸々で面白いものはない。 ー以下を抜粋してみたー私の感想を入れた。
・ある人がアインシュタイン夫人に、 「あなたは相対性理論をおわかりになるの?」 と訊いた。それに答えて、 「いいえ。でも,わたしはアインシュタインをよく理解していますよ」 といった。 (感想)フォード1世に、ある記者が学歴がないことを知っていて、 わざと難しい質問をした。フォードいわく「それは解りませんが、 それが解る人間はすぐ呼べますよ」の逸話を思い出した。
・結婚をしなかったわたしは、なんてバカだったんでしょう。 これまで見たものの中でいちばん美しかったのは、腕を組んで歩く 老夫婦の姿でした。 ーグレタ・ガルボ (感想)朝のモーニングショーで、離婚をしてよかったといっている 中年女タレント数人に小沢昭一が、 「歳をとってね、ばあさんと一緒に飲むお茶の味はいいものだよ」といった。 元気のよかったバカタレント何もいえなくなった。
・作家の吉川英治は、亡くなる前に奥さんの手を取って、こういった。 「7たび生まれかわっても,7たびきみと結婚するよ」 (感想)わたしの知人の奥さんが亡くなるとき 「またわたしを貰ってね!」といったそうだ。 家内には「今度生まれてきたらあなたとは結婚はしないわ!」 といわれてしまった。 結婚生活のコツは「また生まれ変わったら、この人と結婚したいと思うよう にお互い努力することと聞いたことがある。
・人間にとって昔から大事なことは、夜、家に帰ってこないとき、 どこにいるのかと心配してくれる人がいるということだ。 −マーガレット・ミード (感想)アメリカの地質学者の言葉だ。 やはり港があるから楽々遊べるのだ。
・結婚は鳥篭のようなものだ。 外にいる鳥は、入りたがり、 なかの鳥はいたずらに出ようともがく。 −モンテーニュ (感想)理想は開けっ放しの餌の充分ある篭がよい。 そうもいかないか?! 夫婦生活は最後は 明るく、暖かいことと、最後はお互いの品性である。
「結婚スピーチ 」 ー死ぬまで忘れられない話 斉藤茂太著 文化創作出版 1996年出版 長岡中央図書館 2003年03・29日 1300円 ★★★
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