堀井On-Line



498, ワイルド・ダック

2002年08月24日(土)


先日の随想日記の「熊の追跡」の中の(野がもの話)の詳しい内容を、
インターネットで調べ抜粋したものだ。
あまりにも有名の話ですが、復習も含め参考のために。

野鴨の話

ーあるアメリカの地方新聞に掲載されていた実話です。
 アメリカのとある湖に、季節になると野鴨がやってきて暮らしていました。
その湖には老人が住んでいて、毎日渡り鳥に餌を与えることを日課にしていました。

鳥たちはその老人のおかげで何の苦労もなく餌を口にすることができました。
鳥たちは渡り度なので、その習性で餌を求めて湖から他の湖へ旅立つのが常ですが、
毎日老人が運んでくれる餌に慣れてきた鳥たちは考えたのです。
「なぜ、俺達は苦しくてつらい旅に飛び立たなければいけないのか?」
「この湖にいれば優雅に泳いでいるだけで餌を口に出来るではないか。」
鳥たちは、その年旅立つのをやめその湖に留まることにした。


翌年も、翌年も、老人は毎日餌を運んでくれ平穏なのんびりとした日々が
続きました。
ある年のことです、平和なのんびりとした日々に異変がおきました。
餌を運んでくれるはずの老人の姿が急に見えなくなりました。
その年不幸が起きたのです。

老人はその高齢の為に病の床につきそのまま他界したのです。
不幸は重なるものです、その年は気象に異変が起き高温日が続きました。
湖の周りの氷山は徐々に溶け出し雪崩の気配がしてきました。

動物の本能でその事態を察知した野鴨達は、
湖から逃げ出そうと一斉に羽ばたき出しました。
が、一羽として空に舞い上がった鴨はいませんでした。
鴨たちの持っていた力強くそしてたくましい野生の翼は、
飼いならされ飛ぶことを忘れているうちに、すっかり退化してしまったのです。
 翌朝、雪に埋もれたその湖からは、哀れな必要以上に太った鴨たちの死骸が
いくつもいくつも浮かんでいたそうです。

ワトソンという燃える目をした青年が、
ある朝、何気なくその新聞記事を目にしました。
青年はその新聞記事を読み終えた後、しばらく感動に震えていたそうです。
そして、「これこそ、人生の哲学だ!!」と叫んだそうです。
その青年が数人の仲間とイナカの片隅で会社を作りました。
その仲間たちは「ワイルド・ダック!!」野鴨を合言葉に「考える前に飛べ」
をスローガンに現状に甘えることなく活動し続けました。
そのワトソンこそが初代のIBMの創始者でした。
そして、その仲間たちが今のIBM帝国を築いたのです。

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「挑戦、闘い、変化、機会の開発」−4C主義の継続の必要性を
この寓話が言っているのではなかろうか。

「脱皮できない蛇は死ぬ」という諺にも似ている。
脱皮できない人間の成れの果てが「子狐」である。

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