|
2001年09月23日(日)
20年前の事業百訓に書いてあった言葉だ(その時の実感として)。
全く違うものを創るとき、この感覚でないとやれなかったからだ。
常識でなく自分の信念で全く新しい業態造りにチャレンジする時、
この感覚-あるいは精神状態が必要であった。
‘本当にこれで大丈夫か、いや大丈夫だ!’という迷いの中で最後は
どうにもなれという捨て身の中で得た感覚であった。
今その感覚が残っているであろうか、考えてしまう。
もし第二の創業期と考えると、その発狂は何か?とことん考えなくてはならない。
藤田田がハンバーグを240円から130円?に下げたとき、やはり考えるだけ考えた
のではないか。そして平日としても65円に値下げの時も、そうであったと思う。
想像を絶していたからだ。そして今やそれが常識になっている。
デフレで大不況は現実、その中でこれは顧客の絶対的支持を得た。
もちろんそのための仕組みつくりも計算の上で。
今までなかったデフレの現在、思い切った発想の転換が迫られている。
全ての商売で言えることだが、思い切った値下げの感覚に切り替えなくては
ならない時期にきている。その時発狂の感覚でないとデフレの時代についていけない。
|
|
|