台風一過で真夏日が続いて、日本の夏らしい温度と湿度になると仕事どころではない。と思っていたら、関西系の某先生から飲み会のお誘い。官僚相手ということでややヒキ気味だったのですが、ここで断ると学界で生きていけないと諦めて参加することに。「こんな世界でもコミュニティがある」とエライ東大の先生がおっしゃったそうですが、まさにそのまま。行ってみると5〜10歳年上の補佐級の官僚の皆様がおいでになって、係長級としては恐縮するしかなかったのですが、「あれが某Hさんがおっしゃっておられた方か」など個人的に押さえるポイントは押さえておきました。尊敬する後輩のSくんは「『現場』って言ったやつが負けです」と言っていましたが、そういう展開になりそうなならなさそうな。とりあえず同席していた先生方の話についていくのであっぷあっぷ。「どうしたの元気ないじゃない」とか言わないでほしいですマジで。
コネを駆使してデータを入手する現場を目撃できただけでも儲けモノ、といったところで、敬愛するH大学のT先生が「データを手に入れるために奔走したりする姿を見ていると理論をやりたくなるのよねえ」とおっしゃっていたのもムベなるかな。好き嫌いというよりは生き方の問題のような気がしないでもないですけど。そういえば、かのT先生から共同研究のお誘いがときどきあったのはどうしましょ。もう理論なんてできないんですけど。だって理論って妄想でしょ?(同級生のOくんの発言による) テーマはなんにしようかしら。
Oくんといえば、バルセロナはどうだったんでしょう。次はコペンハーゲンなんですって?