朝早くから起き出して,中国東方航空で成都へ向かいました.成田→上海と上海→成都はおなじく3時間くらいなので,中国は近いなあというか,広いなあというか,という感じでした.いちおうお勉強のために本を持ち込んでいたのですが,エコノミーの機内食にしてはなかなかおいしい上海料理を食べたら,本を読みながら熟睡してしまいました.さて,成都空港は,上海浦東空港と同じような感じの設計で,思ったよりも都会でした.日本の地方都市の空港よりよほどおしゃれな感じです.市内へ移動してホテルに荷物を置いて,ホテルの人に聞いた店にお昼ご飯に行きました.どうもこの店が,現地の人が行く典型的よりはちょっといい感じのお店,というくらいなものだったので,同行した皆さんは軒並み怖気づいてしまい,出てくるものを片っ端から拭いたりお湯をかけたりアルコールを(!)かけたりしてきれいにしてから使っていました.出てくる料理もちょっとでも冷めていたら温めなおしてもらって食べました.しかし.清潔度はともかく(となりがビル工事現場だったのでちょと粉塵が飛んでいたのもともかく)料理自体は非常においしいものでした.四川省の料理は唐辛子と同時に山椒が聞いていて,でもそんなに辛すぎることもなく,ぱくぱく食べてしまいました.そのあと,とりあえず武侯祠に行ってみました.武侯祠は,三国時代の蜀漢の宰相・諸葛亮孔明を祭る社で,蜀漢皇帝劉備の墓もあるというところなので,三国志を(演義であっても)知っているとなかなかおもしろいところでした.劉備の像のとなりの関羽と張飛の像(それぞれに息子を従えている)とか,その隣の武臣廊・文臣廊とか,聞いたことのあるひとたちがこちらの順序に従ってならんでいたり,前出師表があったり,なかなか僕としてはおもしろかったのですが,どうも同行の人たちには受けが悪かったみたいです.しかし,三国志なんかを知ってて成都まで来る人といえば中国人か日本人だということか,日本語併記もあったので,そこだけは便利でした.欧米人が三国志を読んでるとは思えないしなあ.日本人だって横山光輝くらいしか読んでいないのかも知れませんが.
あと,杜甫草堂でまたしみじみと漢詩を聞いたりしてご飯を食べて寝ました.なんですが,このご飯が火鍋を食べました.唐辛子を大量に入れた口から火ぃ吹く感じの鍋でした.日本でも食べられるらしいんですが,どうなんでしょうか.泣きそうになっちゃったんですけど.