ある大学院生の日記

2004年06月26日(土) 眉山1日目

朝はちょっとゆっくりしてから,車で眉山へ移動しました.眉山市の役所の人が迎えに来てくれたのですが,パトカー先導だったのにはびっくりしました.乗った車自体はただのワゴン車だったのですが.成都から眉山までは蛾眉山に続く高速道路が通っていて,驚くほどまっすぐでした.成都は盆地の中にある町なので,眉山までそんなに山がないというのはたしかにそうなのですが,しかしあんなにまっすぐつくらなくても,と思いました.用地収容なんておそろしく簡単な(というかそんな概念がない)のだろうと推測されました.眉山に着いたらさっそく財政局の人とごはんを食べました.なんだかあんまり辛くはなくてほっとしたのですが,あやしげなフルーツジュースが出てきてちょっとどぎまぎしました.飲んだほうがいいのかなあとおもって飲んでみたのですが,そんなに甘いものでもなく,ジュースっぽくはなくてがっかりしました.

さて,眉山は蘇東坡蘇軾ともいう.東坡肉を思いついたひとらしい.)の出身地ということなので,彼の父蘇洵と弟蘇轍をともにまつった三蘇祠に行ってみました.眉山市としては蘇軾の出身地ということで売り出したいらしく,三蘇祠も補修工事の真っ最中のようでした.蘇軾についてはそんなによく知らなかったのでおもしろくておもしろくてしょうがない,というわけにはいかなかったのですが,とりあえずいろいろとみていると,蘇軾の手紙として展示されているもののほとんどが複製でした.本物は台湾の故宮にあるらしく,北京から運ばれていった貴重な文物のひとつだったことが分かるのですが,いやしかしそうはいってもなきゃしょうがないでしょう,というところです.とはいえ,達筆としてもしられた蘇軾の石碑は本物がずらずらとおいてあり,それはそれでおもしろかったです.

郵便局で記念切手を買ったのですが,やはり蘇軾の特集でした.中国人にとっては非常に知られた存在であるようです.日本でも漢文の授業で習ったような気がするのですが,なんせ宋の詩人なのでちょっと扱いが軽かったような気がします.違いましたっけ.「漢文唐詩宋詞元曲」っていうくらいですし(?).蘇軾といえば赤壁の賦らしいのですが部分的にも思い出せません.中国の皆さんスイマセン.

夜はあしたのコンファレンスの登録をして,眉山市の方々と四川料理を食べました.一部やっぱり辛くてびっくりしました.はあ.宿は銀鵬酒店というところだったのですが,中国基準の3つ星でしたので,まあそんなところかなあというところです.水が赤いくらいでさわいじゃいかんですよ.


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