日々雑感
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2003年04月30日(水) 違和感

午後、近所の喫茶店へ。隣りのテーブルに関西弁で話すグループが座る。

関西弁の響きはむしろ大好きであるのに、それが集団になったとたんに違和感をおぼえるのはなぜか。たぶん問題は「関西弁」ではなくて、違う言葉を話す「集団」がそこにいるという点なのだ。「違うもの」がこちら側に背を向けていることに反射的に身構えてしまうところ、また、「背を向けている」と感じてしまうところ、思いがけず排他的な自分に気づいて怖くなる。

ある社会の中でマジョリティであること、マイノリティであること、どちらかの立場からもう一方の立場を眺めること、いろいろ考えてしまう。単にその人たちの声が大きかったので気になった、ということかもしれないが、それでもやはり。例えば、それが実際に大阪や京都だったら全然違ったふうに感じたはずである。

夜、銭湯。脱衣所にて「私、仕事が趣味だから」と携帯電話で話す人あり。それっていいなと今日は思う。


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