日々雑感
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用あって渋谷へ。しかし、見事に晴れた祝日の渋谷に出た時点で失敗だったと、駅前の人込みを見て気づく。坂がちの渋谷のありとあらゆる道を、人の波がうねりながら流れてゆく。クラクションに拡声器。皆が着る白い服が太陽の光に反射して眩しい。くらくらする。
人込みに中てられてぐったりしながら、本屋に避難。どんなに混んでいても、知らない街であっても、本屋に入るとほっとする。ついでに『フットボールの新世紀』今福龍太(廣済堂ライブラリー)を購入。
夜、風が強くなる。玄関脇にあったタンポポの綿毛は、どこかへ飛んでいったらしい。タンポポといえば、5月の札幌ではタンポポの綿毛がそこら中を舞って、怖くなるくらいだという。春の北上はゆっくり。
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